2009年06月05日

美少女ゲームライブラリー⑨~いただきじゃんがりあん

今回取り上げるゲームはバグゲーとして悪名高いいただきじゃんがりあん(すたじおみりす)通称痛じゃんです。こういったある意味伝説に残ってしまうゲームをなぜかピンポイントで購入していたりする所がぼくのエロゲー運の強さ?が現れていて自分ながら恐くなるのですが、なぜ購入(しかも発売日当日買い)したかと訊かれると、南向春風氏の白目キャラに惹かれたとしか言いようがありません。

さて製品を買いわくわくしながらパッケージを開いたとき、最初目に付いたのは3.5インチのディスクだったわけですが、元々このゲーム当初の予定日を2ヵ月ほどオーバーしての発売ということもあり突貫作業で完成させたのが偲ばれて、自室のパソコンの前で一種ほのぼのとした気分にさせられましたのは事実です。
プレイ出来ないバグを指摘しても「仕様です」のひとことで突っぱねてしまうメーカーもこの業界には存在しますので、律儀にもわざわざ修正ディスクを封入してくれたことに感謝していたくらいなのです、この時点では。

だってそうですよね。普通ディスクが入っていれば、大体のバグは直っていると思うのが当たり前なのです。まさかこのディスクが修正ディスクなどではなく起動ディスクで、いまだ修正されていないバグがROM中に数限りなく蠢いているとはさすがに思いもよらなかったのです。

それからぼくと痛じゃんとの格闘が始まりました。もちろんぼくの敵は幼馴染や中国娘などではなく不正終了攻撃を始めとする理不尽なバグの数々。ちょっと難しい形でチーでもしようものなら即座に保護エラーで即座に終了ですから一瞬たりとも気が抜けません。例え単純な役であるピンフでも最後の待ちが2筒・3筒・3筒・4筒・5筒というようないわゆるリャンメン・カンチャンの待ちでテンパイするのはご法度。4筒でロンでもしようものならCPUがリャンメンで上がりなのかカンチャンで上がりなのか認識できず、不正終了してしまいますので。
つまりいかに頭の弱いCPUを刺激せずに上がるかがプレイヤーに求められるわけですが、そのような縛りプレイをしているため流局の連続。相手も全くといっていいほど上がらないので8本場とかも珍しくありません。そんなこんなでようやく最初のヒロインを打ち破ったところ、強制的にエロシーンが発生しない方を選ばされる始末。もしかして妹の鈴音の陰謀かと思ったりしましたが(誰ともHしない選択肢を選んでいると最後妹エンドに飛ばされるのです)しばらくして公開された修正ファイルを導入したところ、選択肢が選べるようになったのでただのバグと判明しました。そして不正終了の数も減っていったのですが、もうこの頃になると、まともなプレイなどするのがバカバカしくなってきていて、いかに不正終了させずにゲームをプレイするかではなく、逆にいかにCPUを混乱させて一般保護エラーに持ち込むかがテーマとなってきました。そう宇宙麻雀との格闘です。ドラ積み込みのはずがドラ表示牌を積み込まれたり、ニ盃口を上がったはずなのになぜか一盃口の点数しか支払われなかったりするCPU側の抵抗の中、チートイツならどの牌でも上がれたり、子の役満が36000点だったり、役なしで上がったりする技はこうして発見されていきました。

その頃ROM付き雑誌の修正ファイルのコーナーには毎月痛じゃんの修正ファイルが半ば連載のような形で掲載されていましたから、まだまだぼくでは発見できなかったバグが大量にあったはずです。後にも先にもバグ確認作業を個人で行ったゲームはこれ一本きりですが、それだけに全部のバグを自力で発見できなかったのは口惜しい限りです。というかあの頃は相当に暇を持て余していたのですね。今の状況を考えると本当に羨ましい限りです。

最後に、ショップ特典のテレカがエロゲーに付いていることを始めて知ったのも実はこのゲームが最初なのです。このゲーム以降エロゲーは必ず特典テレカ付きを購入することが習慣になってしまい、今や持っているテレカの数は160枚以上に・・・さすがに最近はテレカ付きの購入を控えるようになっていて、ここ最近は増えていないのですが、なぜこんな無駄なことをしていたのか自分でもよく分かりません。

そんなエロゲーのいろいろな楽しみ方を教えてくれた痛じゃんをリリースしたすたじおみりすも、そしてこのゲームを買った某ショップも今は存在しません。このゲームと格闘していた日々を思い出すと郷愁を感じてしまうとともに、果たしてこれからいつまでエロゲーをプレイしていられるかも考えてしまう今日この頃です。  

Posted by 7月の魚 at 11:42Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年05月31日

ミステリーの世界

批評空間で久々に新規POVの追加審査が行われているようです。
かなり前からトップページに載っていたにも係わらず今の今までそんな審査が行われていることに気が付かなかったように、前ほど批評空間に通わなくなってしまったぼくですが、前回POVの整理大会が行われた際はそこそこ係わり発言もした記憶があります。今検討されているスリルとサスペンス満載のゲームで元タネとなっているミステリーの世界POVの説明文はぼくの例文が原案になっているのですが、今改めて読み返してみると若気の至りが端々に感じられる青臭い説明文に恥ずかしくて顔が赤くなってしまいます。まあそれだけ審査に情熱を傾けていた証といえるかもしれませんが。
現在は追加審査に積極的に係わる状況でないのでただ静観するのみですが、サイトがよりよい方向に動くことを願うばかりです。

2週間ほど前に俺たちに翼はない(Navel)が無事終了し、それに続いてFlyable Heart(ユニゾンシフト)も終了しました。俺たちに翼はないに関しては開始早々から読み進めるのが本当に辛くて一体どうなるかと思わせましたが、第2章に入ってホッと一安心。知性と恥性を兼ね備えた王テキストは相変わらず健在でした。彼の笑いはあらぬ方向から飛んでくるところがあるので、時折カウンターパンチのように急所を抉ることがあります。特にトゥルーエンドに入ってからの明日香との掛け合いなどは口に含んでいたウーロン茶を思わず吹き出しかけたほど。ただシナリオについては非常に苦心して考えられた跡は見られるものの手放しで褒めるというほどではなく、また長い月日を掛けた割には辻褄の合わない箇所もあってストーリーテラーとしての彼の限界を感じてしまうところはありました。それでもこれだけ楽しませてくれたテキストは滅多になくぼく的には充分満足です。欲を言えば全編に亘って第2章のような笑いのあるテキストを読みたかったといったところでしょうか。

一方のFlyable Heartは正直いってぼくにはハズレ。俺たちに翼はないとほぼ同時進行したためかもしれませんが、共通パートのコメディ場面は空回りするばかりで退屈の極み。一方個別パートに入っても伏線がすべて明かされないためどうにも消化不良。個別パートに於いて謎をすべて明かさず、最後のルートで収束させるという手法はシナリオに軸足を置いたゲームでよくあるのですが、個別パート単体においてそれなりの面白さを保っていないと最後のルートのヒロイン以外が死んでしまうという欠点があります。このゲームの場合、折角名の通った絵師を起用しているわけですから、大多数の攻略ヒロインの魅力を損ねるような手法は取るべきではなかったでしょう。ましてシナリオがそれほど面白みのあるものではなかっただけに・・・
はっきりいって、ぼくはこのゲームの攻略ヒロインから全くといっていいほど魅力を感じることができませんでした。それだけを取り上げても前作より明らかに劣るといってよく、言いたくはありませんが絵師の無駄遣いを地でいったゲームといっていいでしょう。

2本とも、プレイ当初の触感は悪かったのですが、より悪かった俺たちに翼はないの方が中途から面白くなったのに対しFlyable Heartは最後まで面白くならないままという対照的な結果となりました。俺たちに翼はないはともかく3月発売組では評価の高かったFlyable Heartがぼくにとって存外の結果に終わったのはいわばミステリーの世界といえますが、となると4月発売組で評価の高い死神の接吻は別離の味も果たしてぼくに合うかどうか心配になってきました。取りあえず冒頭プレイした感触では悪くないように思えるのですけれど・・・  

Posted by 7月の魚 at 11:23Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年05月21日

先月(4月)の結果

GW前にしてはやや小粒なメンバーという印象だった先月のレース。下馬評では大本命だった馬(ゲーム)が果たして期待に応える走りを見せたか?それとも思わぬ穴馬の台頭があったのか?果たして結果は。

第4R(4月)着順

1着 ◎姫狩りダンジョンマイスター(エウシュリー) 中央値 81点 平均値 81点
2着 ▲死神の接吻は別離の味(ALcot シトラス) 中央値 80点 平均値 78点
3着   私の知らない妻の貌(アイル) 中央値 79点 平均値 75点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

断然人気の姫狩りダンジョンマイスターが期待通り1着に走ってくれました。前走の戦女神ZEROから比べると、タイム(中央値)はやや落としましたが、それでも1着を守ったのは流石といったところ。GWという長期休暇に遊ぶにはピッタリの馬(ゲーム)で好条件が揃っていましたし、この厩舎(メーカー)からすれば勝利は宿命づけられていたといってよくプレッシャーもあったと思いますが、ファンの期待に応えて一安心といった心境でしょうか。もはや安定株といっていい厩舎だけに次走にも当然期待です。
ゴール直前に1着馬に差されたものの今月のレースを終始引っ張った死神の接吻は別離の味が僅かの差で2着に入りました。ミドルプライスらしくこじんまりまとまった秀作のようでシナリオの評価もなかなかですが、ヒロインの可愛さがかなりの破壊力で、それが満遍なく高い評価を集めた理由かと。注目度は低く、売り上げも苦戦している中での成績は大きく称えられていいと思います。
直前の想定表からは除外していた私の知らない妻の貌の3着入線は驚きで、アイル本流のリバ原ラインとはいえここの所は出走賞金額に到達するのにも一苦労だっただけに、ここまで得票を集めるとは思いませんでした。寝取られ+凌辱という典型的なアイルお得意の路線ですが、廉価作品ということで手を出しやすかった点とヒロインを実質1人に絞ったのが成功の要因かと。凌辱系はこういったピンポイントに狙いを絞った方が、評価を集めやすい傾向にあるようです。


今月は有力馬の出走が少なかったのですが、その中でそれなりに注目を集めていた馬たちの成績はというと・・・

エロの良さでそれなりの成績だったシスタ×シスタ ですが、コメントはというと意外に厳しい評価が多くファン(プレイヤー)の満足度はそれほど高くなかったよう。ミドルプライスといってもキャラ2人で容量が少ないのが最大の不満で、騎手(原画)がいくら良くてもこれでは辛いというのが大半の意見。時代がコストダウンを求めている中でエロゲーだけがそれに顔を背けるのは良くないといったところでしょうか。
パブリッシングなどの展開からいえばもう少し賞金が伸びても良さそうなマジスキも意外に得票が集まらず肝心の成績も入着には今一歩といったところ。厩舎的にこのあたりの着順で満足していて貰っては正直困ります。日常シーンは相変わらず退屈のようですしご都合主義についても相変わらず。好感の持てる主人公を創造するのが苦手な呉氏に萌えゲー路線は合っておらず、何処へ行くの、あの日のような路線に戻って欲しいと思っているのは記者だけでしょうか。
穴人気を集めながら入着が精一杯だった桜吹雪 ~千年の恋をしました~。ただこちらはコメントについてはそれほど悪くなく調教師(ライター)が同じだったるいは智を呼ぶの再来を期待したファンの選球眼が厳しくなったためかもしれません。終盤の走りが中途半端というより尻切れトンボに感じるのが不満の原因ですが、ヒロインの魅力が足りなかったのも大きかったように思います。それでもシナリオ・テキストについてはそれほど悪くなかったようなのでこれで見限るのは早計かもしれません。
今月最大のサプライズはシークレットゲームの着順。1着馬に迫るのはこれしかいないと考えての自信の対抗印だっただけに掲示板にも載らない走りには正直落胆しました。地方(同人)時は高い評価を得ていましたが、追加要素が少なく値段だけが高くなってしまっては不満が大きくなってしまうのも止むを得ないかも。リトバス→リトバスEXのように追加シナリオが充実していれば土台はしっかりしていただけにフルプライスでも評価は落ちなかったでしょう。あとなまじ地方や海外(CS)で好走していただけに、その分裏切られたという印象が強くなってしまったこともあるのでしょうか。
はらみこも期待を裏切った印象が強く、借金姉妹2の成功から純愛路線に変更したセレンの試みもやや今回は空回りした印象。前作でもシナリオは決して良いとはいえずキャラクターが成功の要因だったのですが、今回はヒロインに前作ほどの魅力がなかったよう。原画は相変わらずなのですが、もう少しシナリオか萌えを強化しないとこの路線では厳しいかもしれません。
夏色さじたりうすの凡走は予想通り。雰囲気は悪くないといっても肝心の部活動がラストに絡んでこないようではこの評価も止む無し。この厩舎もこれだけ馬場掃除が続くといくら騎手(原画家)に腕利きを迎えたとしても今後も期待し辛いでしょう。
気配から好走か馬場掃除か掴めなかったヘリオトロープ それは死に至る神の愛でしたが結果は馬場掃除の方。調教(体験版)で心配していた主人公の酷さもさることながら、世界観の良さを活かしきれなかった調教師(ライター)の責任は大。どうやら今月別厩舎(ブランド)で続編が出走するようですが、例えライターが変わったとしても期待しづらいかもしれません。
直前の見解がほぼ的中してしまったのがツンな彼女 デレな彼女でこの馬を買ってしまった人にはご愁傷様としかいいようがありません。萌えゲーで萌えられないヒロインが存在するというだけでかなりのハンディですが、主人公がこれに輪をかけて酷くては救いようがありません。これまでの実績が示す通り今後もこの厩舎に好走を期待するのは止めておきましょう。
想定表には入れていませんでしたが姫とボインの馬場掃除も予想通りで騎乗馬が全くといいほど走らないという佐野俊英伝説にまた1ページが加わることになりました。彼が先頭でゴール板を駆け抜けるシーンがいつの日か表れるのでしょうか?G.J?厩舎に所属している限り永遠に無理そうですが。


最後に今レース序盤悪い意味で話題をさらった河原崎家の一族2 完全版ですが、馬(ゲーム)のデキとは関係ない点で足を引っ張られてしまっては騎手や調教師は救われません。まあ一番救われないのは実際に買ってしまったファンなのでしょうが・・・大昔から競馬(エロゲー)を見続けている身からすると名門elf厩舎のこの失態は悲しいことで、もしこのまま厩舎が消えてしまうとすれば本当に寂しいことです。

というわけで、先月よりも出走馬のレベルは高くなかったといえる今回のレース。それでも1着・2着の馬に限っては充分威張れるタイムで走ってくれました。予想もほぼ的中しましたし次のレースもこの調子で当てたいと思っています。
  

Posted by 7月の魚 at 16:30Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年05月16日

僕の積みゲーリスト③

前回・前々回に続いて、ぼくにプレイされる機会を今や遅しと待ち続けているエロゲーたちを紹介します。中にはリストに加わってから5年以上も出番を待ち続けている古強者もいたりして自分でも恐ろしくなるのですが、果たして彼らが陽の目を見る機会は訪れるのでしょうか。

(タ行)
W.L.O.世界恋愛機構 (あかべぇそふとつぅ)
「G線上の魔王」もまだクリアしていないのに買ってしまっていること自体、積みゲー体質が染みついていることを自覚せざるを得ないのですが、こちらは前者と違いディスクレス起動が可能なので先にプレイする確率は高いかもしれません。ただ噂に聞く限りは大変長い作品らしく、このゲームを始めてしまうと他のゲームが出来なくなってしまう可能性が大。となると途中で飽きてしまったりだれたりして結局クリアまで至らないかもしれません。それでも優先度は上位の評価で。
優先度 ★★★☆

闘神都市III(アリスソフト)
アリスの年末大作の中では巷の評価はそれほどでないゲーム。ヤリ込み度が物足りないのが一因のようですが、個人的にはクリアまで時間が掛からない分幸いかもしれません。ただ例えクリアしたとしても完全に売る時機を逸していて買取価格は暴落している現況。これでは貴重な時間を使ってクリアするメリットはなく他のゲームよりプレイする価値は低いといえます。腰を落ち着けてプレイする環境にならないとこういったゲームに手をつけるのは難しいでしょう。
優先度 ★

(ハ行)
桜吹雪 ~千年の恋をしました~(Silver Bullet)
4月発売組で本命だったのは前に紹介した「死神の接吻は別離の味」ですが、それだけでは寂しいということでつい一緒に買ってしまったのがこのゲーム。当初はディスクレス起動が出来なかったのですが、その後パッチが出て可能になり優先度は上昇。個人的に当たりだった「るいは智を呼ぶ」のライターということで、批評空間での評価がそれより低いといってもまだまだ期待値は衰えていません。
優先度 ★★★

ばにしゅ! ~おっぱいの消えた王国~(アリスソフト)
バカゲーということでそこそこ期待していたゲームだったのですが、発売後の評判が良かったことと値段の手ごろさからいつかプレイする日が来ると信じて購入。もちろんいまだプレイする日は訪れていませんが、短時間で終わりそうなだけに時間の余裕があった時にさっとプレイしてしまう可能性もあり。ただ現状ではその確率は低いと言わざるを得ませんが。
優先度 ★☆

Flyable Heart(ユニゾンシフト)
現在主にプレイしているゲームの一本。このメーカーのゲームの例に漏れず共通パートはかなり退屈。しかも伏線の大部分が個人パートで明かされないため中途ではかなり欲求不満が溜まっています。これから相当巻き返してこない限りこれまでプレイしたユニゾンシフトのゲームと同様の評価に落ち着いてしまいそうですが、取りあえず半分程度までは進行させたのでリタイアする確率は低いということで優先度は高め。正直早く終わらせて違うゲームに移りたいというのが現在の心境です。
優先度 ★★★★☆

Princess Party (Circus)
地雷承知で特攻したCircusのミドルプライスゲーム。一時Flyable Heartの替わりにプレイしたことがありましたが、現在の批評空間での評価が間違っていないことを確認しただけに終わりました。ディスクレス起動も不可能で取り得は短いということくらい。それでも折角途中までプレイしたのでもったいないということもあり、買取価格が暴落しないうちに売り抜けたいという一点だけで終わらせてしまう可能性もあり。
優先度 ★★☆

星空のメモリア(クロスネット)
3月発売の中で本命に推していたゲームで巷での評価も上々。それだけ早くプレイしたいという気持ちもあるのですが実のところ3月購入組の中ではなぜか優先順位は低め。批評空間で見る限りプレイした評価に余りばらつきが余りないため、良作では有っても新鮮味という点で今一つという印象が拭えないのが理由。それでも今年中にはプレイしたいと思っていますが・・・
優先度 ★★

(マ行)
Mywayなキミ(エロゲーホンポ)
恐らく現在手持ちの積みゲーの中で一番知名度が低いと思われるゲーム。紹介記事の文句に釣られてつい手を出してしまったのですが、正直失敗。ライターの文章が独特(というより酷い)すぎて読むに耐えられず序盤で放棄と相成りました。インストール容量が231MBという今どきのゲームには珍しくHDに優しい仕様となっており、これなら永遠にHDへ常駐させておいたとしてもほとんど不都合は感じないでしょう。
優先度 ☆

MinDeaD BlooD ~麻由と麻奈の輸血箱~(BLACK CYC)
「ひなきんBOX」同梱ゲームの一本。評価が高いとはいえファンディスクであり、本編をプレイしないことには始まらないということで、プレイする見通しは全く立っていないといっていい状態。まあ正直コレクションとしての購入でしたので仕方がないのですが・・・
優先度 ☆

MinDeaD BlooD~支配者の為の狂死曲~(BLACK CYC)
このゲームも「ひなきんBOX」の同梱品。批評空間での評価は高く良作ゲームであることは疑いないですが、こういったタイプのゲームはほとんどプレイしていないので手をつけるにはかなりの覚悟が必要ではないかと思っています。現在の状態ではなかなかそこまでの覚悟が出来ないということで、もうしばらくこのまま積んでおく予定にしています。
優先度 ★

夢幻廻廊(BLACK CYC)
前二者と同じく「ひなきんBOX」の同梱品で評価も同じように高いゲームですが、設定はMinDeaD BlooDシリーズよりも好みでなく魅力は薄い。もしプレイしたとしてもMinDeaD BlooDより確実に後となるはずでプレイする機会は事実上ないといっても過言でないかも
優先度 ☆

メリ☆クリ(Whirlpool)
昨年のコミケで手に入れたのですがWhirlpoolのゲームを購入するのは実のところ初めて。このメーカーの看板絵師であるてんまそ氏は好きな原画家の1人でありブランド処女作から購入候補に上がっていたのですが、いつもライターの名前がネックになって見送っているのです。ならばこのゲームも当然見送りとなるはずですが、fripSideのヴォーカルCDが同梱されているのが目当てでつい買ってしまいました。そんな購入理由ですから当然インストールすらしていませんしプレイするにしても当分先の話です。
優先度 ★

(ヤ行)
ゆきうた(Survive)
昨年10月にVista対応版が発売されたのを機に購入。原画のフミオ氏の絵は現在ほど垢抜けておらずあくまでライターの藤崎竜太氏目当てでの買い。ただ内容はまた聞きしていて大体知っているため、評価の高い作品とはいっても他の積みゲーを差し置いてまでプレイする気にならないというのが正直なところ。
優先度 ★☆

(ラ行)
Like a Butler(AXL)
評価の高い「恋する乙女と守護の盾」ですら合わなかっただけにそれより評価が芳しくないこのゲームがぼくに合うとは思えないですが、予約購入してしまった以上プレイするしかありません。序盤はツッコミどころ満載とはいえなかなか面白いかったのですが徐々にトーンダウン。何よりメインヒロインである幼なじみの魅力が薄いのが痛い。今後プレイを続けるとしても中途挫折してしまう可能性は高いかもしれません。
優先度 ★★☆

らくてん(Stellar)
発売当時設定からそこそこ興味のあったゲームでしたが、発売月が超激戦だったということもあって見送り。それ以後間もなくしてワゴンで新品が半額程度の価格になっていたこともあり即購入。現在はもっと安価で購入できますが当時は安い買い物をしたと思ってました・・・。このメーカーだけに抜きゲーかと思いきやそれだけに特化したゲームではなくシナリオも考えられていて巷の評価も悪くない。それだけにプレイしたいのですが、クリア後中古ショップに買取に出してもタダ同然の値段でしか引き取ってもらえないということで結局先送りに。面白そうな設定だけにいつかはクリアしてみたいものです。
優先度 ★☆

リトルバスターズ!エクスタシー(Key)
今持っている積みゲーの中で一番の大物。というのも規模が大きすぎて全くゴールが見えずぼくにとってはまさにトライアスロンのようなゲームなのです。最初は律儀にミニゲームまでプレイしていたものですから一人クリアするのに一ヶ月は優にかかる始末。それでも折を見てぼちぼちと進め何とか5人までクリアしましたが、まだ新ヒロインのシナリオまでたどり着けません。ディスクレス起動不可のゲームで現在DVDドライブを他のゲームに占領されてしまっているということもあり通算6度目の中断中。復帰は早くて来月からというところ。
優先度 ★★☆

りとる・ピース Vol.1(Studio e.go!)
りとる・ピース Vol.2(Studio e.go!)
この2つのゲームは発売日こそは違いますが、2つの作品のうち前編がVol.1に収録、後編がVol.2に収録というe.go!最晩年の混乱ぶりが見て取れる訳の分からない形式をしており2つ合わせてのコメントが適当かと。現在社長で看板絵師の山本和枝氏を含めほとんどのスタッフは抜けてしまい事実上ブランドは解散したといっていいですが、黒歴史の多いe.go!の中でも最大の黒歴史がこのゲームではないかというくらい評価の低いゲームがコレ。ただここまで評価が低いと恐いもの見たさで覗いてみたくなっていることも事実。どうせ内容も少なくすぐ終わってしまいそうですしね。
優先度 ★★

レコンキスタ(コットンソフト)
「みずいろ」以来ねこ&コットンのゲームはすべて予約購入しているのですが、唯一予約せずその後新品のワゴンセールで購入したのがこのゲーム。実は批評空間ではコットンのゲームの中で僅かながら評価が一番高いゲームなのですが、ぼく自身は設定に興味が持てなかったのが買い控えの理由でプレイも先送りに。もしかしたら「アンバークォーツ」のように学園ものと偽装されていたら予約購入して早めに手をつけていたかもしれなかったけど今となっては・・・。
優先度 ★

というわけで棚卸し作業も終了。物置のどこかに有るはずなのに行方不明になってしまっているゲームは除外して、あくまでゲームディスクが存在していてすぐにインストールが可能なものばかりを取り上げてみましたが、まだまだどこかにぼくも気づかないゲームが存在しているかもしれません。
それはともかく毎月二本ずつ消化していくとして、全部無くすにはおおよそ2年はかかる計算になる積みゲーの数。これで毎月のように新作ゲームを買っていては減るわけがありませんね。今月は新作を買うのを我慢して消化に励みたいと思っています。(何か先月も同じようなことを言っていた気が・・・)  

Posted by 7月の魚 at 09:50Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年05月11日

僕の積みゲーリスト②

心配していた胃カメラの結果、2箇所あったポリーブはいずれも良性。胃潰瘍も見られないということで医者の見解ではストレスから来る慢性胃炎ではないかとの御宣託。仕事が忙しいためのストレスなのか、それともエロゲーが思うように出来ないためストレスが溜まったのか判断に苦しむところなのですが、この積みゲーの量を見る限り後者の可能性が大かも・・・
ということで、積みゲーリスト第2回のスタートです。

Garden(CUFFS)
昨年悪い意味で話題になったこのゲームをなぜ予約購入したかは昨年末のコラムで話したので深くは触れませんが、今後プレイする機会が訪れるかどうかはあくまでCUFFS&トノイケダイスケ氏次第。予定では今月末に待ち続けている瑠璃シナリオの進捗状況が発表されるのですが、正直いいニュースが聞けるとは思ってません。傑作だったかそれとも期待はずれだったか結局は謎のまま朽ちていくことになるでしょう。
優先度 ☆

君が望む永遠(age)
ぼくの積みゲーの中では恐らく最古参と思われるゲームですが予約購入したわけでなく某ショップの開店セールの時に恐らく1500円くらいの値段で購入。エロゲーに親しんでいる人なら知らない人はいない名作中の名作ですが逆に内容が知れ渡りすぎて新鮮味がなく今更プレイする気にどうにもなれず現在に至るという次第。現在より明らかに余暇が有った時にもプレイしなかったゲームですので、恐らく今後もプレイすることはないでしょう。
優先度 ★

キラ☆キラ ~カーテンコール~(OVERDRIVE)
本編についてはプレイ済みで高い評価を与えているのですが、このファンディスクについてはライターが変更されていて当初は興味がなく発売日は見送り。その後ワゴンに大量に並ぶことになりいつかプレイする機会が訪れるかもしれないと思い購入したのですが、当然ながらそんな機会は訪れていません。それでも早々にワゴン送りになった割に内容は悪くなさそうなので、なるべくプレイしたいとは思っています。出来れば本編の内容がまだ頭の片隅に残っているうちに。
優先度 ★★★

恋する式 (WHITE CYC)
ぼく的に椎咲雛樹氏は好きな原画家の一人ですが、地雷臭漂うこのゲームをさすがに単品では購入しなかったでしょう。ただ良作と名高いMinDeaD BlooDや夢幻廻廊とセットでになっていたということで(ひなきんBOX)予約購入を決断。ほとんどお布施のつもりだったのですが実際その通りで、序盤プレイしてみたのですがかなり退屈。結局放置してしまったのですが、当然ながら原画はいいので再開する可能性が全く無いとは言い切れません。後余談ですがこのゲームの主題歌が何気にぼくの好みでそれでモチベーションがそれほど低下しない要因ともなっています。
優先度 ★★☆

こいとれ(銀時計)
一時、どこのショップでもワゴンの定番商品となっていたこのゲームですが、ぼくも1000円で購入しました。批評空間等の評価でもそれほど悪くない・・・というより充分良作の範疇に入っていてこの値段なら充分お買い得のはずなのですが、いまだにプレイしていないようでは全然お買い得ではないと言われれば全くその通りで面目ありません。Heaven’s Cageのシナリオが一部好事家の間で評価の高かったなかひろ氏の作品で、最近星空のメモリアの成功で表舞台に躍り出た氏の出世作という意味でいつかはプレイしてみたいものです。
優先度 ★★

コンチェルトノート(あっぷりけ)
このブログで10月の本命に推した責任を取ったわけではありませんが、前作の評価から何となく購入。といっても前作と違い予約特典にサントラが付かなかったことから、積極的というわけではありませんでした。いまだにショップでの中古買取が高値安定していうように良作かつ人気がある作品ですが、それだけにいつでも売れるからと踏んでいていまだにシュリンクすら破いてません。まあオダワラハコネ氏がそれほど好きな原画家でないことも理由の一つなんですが、買取価格が下落し始めたら慌ててプレイし出すかもしれません。まあ余りに素晴らしい作品ですと永久保存ということになりかねないわけですけれど。
優先度 ★★

(サ行)
シスターまじっく!(脳内彼女)
今年3月発売組ではマイナーながら意外に評価の高かったこのゲームもなぜか予約購入していたりします。シチュエーションが好みなことと初回特典の主題歌CD目当てなのですが、抜きゲー担当は現在別のゲームが担っていることもあってまだ手を付けていません。それでもその抜きゲーが終わり次第始める予定ですのでそれほど遠い話ではないかと思うのですが。
優先度 ★★★

死神の接吻は別離の味(Alcotシトラス)
発売翌日雨の中を走り回って購入しただけあって(後日いつでも買えることが判明しましたが)思いいれのあるゲームでしたが、現在までの評判もかなり高く血眼になって捜した甲斐があったと思っています。というわけで現在の積みゲーの中では優先順位が一番高いゲームで出来れば今週中にも開始したいと思っています。すぐにクリアできそうな短編というのも手軽に始めやすい理由の一つ。
優先度 ★★★★

G線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)
昨年のベストゲームの一つに数えられる一本ですが、一度起動したきり全く動かしていない状況。ディスクレス起動出来ない点も大きいですが、予約してから半年以上待たされたため当初の熱がすっかり冷めてしまったのが大きいかもしれません。いつか始めるとは思うのですが、腰を据えてプレイすべきゲームと考えていることもありなかなか始めるのを踏み出せないでいます。
優先度 ★★

水平線まで何マイル?(ABHAR)
このゲームもそれほど強く欲しいと思って買ったゲームでないので、シュリンクすらいまだ破いていません。発売直後から中古買取価格の下落が激しくワゴンで未開封品が大量に並んだため、プレイ後売ることは出来ないと諦めてしまったのです。最近よくよく調べてみるとENGAGE LINKSほど酷い買取価格にはなっていないので早々に見切ったのは誤りだったかなと思ったのですがもはや手遅れですね。まあそれでも素晴らしいデザインのパッケージを愛でられただけ良しとしています。
優先度 ★☆

世界を征服するための、3つの方法(CROWD)
CROWDの性転換ものということで妙に郷愁が湧いて予約購入。それほど期待していたゲームでなかったので、巷での評価がそれほど悪くなかったことにほっと一安心。といってもディスクレス起動は不可能なので、現在DVDドライブを占領しているゲームが片づかないことには始められません。まあこんなことを言いながらプレイする機会がないまま、積みゲータワーの奥に埋もれてしまうのがいつものパターンなのですが・・・
優先度 ★★☆

そして明日の世界より――(etude)
このゲームもHDにインストールしてからかなりの時間が経つのですが、一人目の青葉ルートの途中で停車したまま一向に前に進みません。終末に向かう日々を丹念に描写しようという意図は分かるのですが、変化がほとんどなく退屈な日常が続くため何度も寝落ちしてしまい、続ける気力が湧かなくなってしまいました。ただ批評空間で高い評価を得てるように、どうやらフィナーレで感動の展開が待っているらしいので、何度も発進させてはいるのですがいまだHシーンまでたどり着けず。ぼく的に魅力的なヒロインが見当たらないのも一因なのでしょうが、いつかAmazing Graceを聴ける日が果たしてやってくるのでしょうか?
優先度 ★☆

ということで棚卸し第2回目も終了。何か長期連載になってしまいそうな悪寒が漂ってきましたが、これ以上延び延びにして月末に入ってしまいまた積みゲーが増えてしまわないよう早く終わらせたいものです。  

Posted by 7月の魚 at 20:50Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年05月08日

僕の積みゲーリスト①

今度のGW中に1本くらいはエロゲーを消化しておきたいという野望は無残にも潰え去り、積みゲータワーの高さは現状のまま。GW中休日はほとんど無いなど多忙ぶりは今でも辛いものですが、6月からはなお酷くなる悪寒。今後加速度的にタワーが高くなっていくことは必至な状況ですが、それを少しでも進行させないためにも絶えずエロゲーを買っていないと落ち着かないというエロゲー過食症状態を直さないといけません。

現状存在している積みゲーの数を洗い出し購入当時どんな心境でゲーム買っていたか?そしてなぜ積みゲーになってしまったかを洗い出すことによって、いかに自分が無駄なエロゲーを買ってしまっているかチェックして反省していこうという企画。まあ他の方には参考にならないでしょうけど、まあどんなゲームが倉庫に存在しているか見てやって下さい。


(ア行)
あかね色に染まる坂(Feng)
購入したのは発売して1年ほど多ってからワゴンセールで、確か3000円はしてなかったはず。最初は予約して買おうと思っていたゲームでしたが、マスターアップ直後ほとんど間をおかず発売という電撃作戦に予約が出来ず(基本的にぼくはマスターアップ発表があってから予約するのです)そのまま見送りとなった経緯があり、どうせ買っていたのだからという軽い気持ちと値段に釣られて購入。取説だけ読んだが箱の中身が貧弱という印象しかなかった。その後アニメで内容を知ってしまいそのまま放置に。
優先度(今後プレイする可能性) ★

天ツ風 ~傀儡陣風帖~(NineTail)
発売日翌日。某エロゲー店に別のゲームを引き取りに行った際、店内を見て回るとこのゲームがなぜか品切れで、気になっていたゲームでもありここで買わないと一生買えないのではという不安に苛まれ別の店で購入。その後主要メンバーが親会社から独立したなど紆余曲折があったようで某ショップのワゴンに大量に出回りぼくの不安は杞憂に終わりました。もちろんただの一回もプレイできていませんが、今後仕事を辞めるくらい思い切ったことをしない限り崩す機会は訪れないかと。
優先度 ★☆

Under The Moon(シュガービーンズ)
ぼくのお気に入りイラストレーターの一人である東条さかな原画による乙女ゲー。主人公(ヒロイン)であるアーシェの性格がどうも可愛くない。乙女ゲーは当然ながらヒロインが一人なわけで、それがダメだとヤル気が失せるのですね。2人ほどクリアしましたが結局放置。ディスクレス起動が不可能なのも足が遠のいた原因で今後再開する可能性はないとはいえないにしても、優先順位は高いとはいえないでしょう。
優先度 ★★

Under the Moon ~つきいろ絵本~(シュガービーンズ)
本編の感触からぼくに合わないことを知りつつも、東条さかなということで発売日ショップに特攻したファンディスク。前作の後日談ということでボリュームもそれほどなくすぐにクリアできるのは良。ただ当然ながら本編をクリアしたルートのキャラしか攻略できないので2人終えたところで中断。取りあえず本編が進まないことにはこちらもプレイできません。
優先度 ★★

アンバークォーツ (コットンソフト)
今年1月発売組では実のところ一番期待していたゲーム。当初思われていたのと本編の内容が違っていたことから総じて不評なのですが、製品に入っていた片岡とも氏の短編をチラ見してそんな予感はしていたのでぼく自身はノープロブレム。ただ批評空間等でさんざんその事が書かれたため、メーカーの作為よりそちらの方でモチベーションが削がれてしまいました。発売日からしばらくネット絶ちしていれば高いままプレイできたのでしょうけれど現在の状況とディスクレス起動が不可能な点からプレイする確率は低いです。
優先度 ★☆

いじわるMyMaster(シュガービーンズ)
こちらも東条さかな原画の乙女ゲー。Under The Moonより主人公が可愛くなっています。ただUnder The Moonより先にプレイしてはまずいだろうとプロローグだけ見たあと放置してそのまま。今後小公女セーラみたいな展開が待っているかどうか気になるところですがこのライターから想像するに心温まる展開にはならないでしょう。ただそれでもくるみ(ヒロイン)の幸せを心から祈ってますが。
優先度 ★☆

ウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)
キャラのゲームを購入するのは4作目になりますが世間の評価と違って今までで一番遊べなかったゲーム。2周目で飽きてしまってそのまま放置。前作の王賊が一気にクリア出来たのとは対照的でした。その原因はヒロインが可愛くなかったからでしょう。可愛くないヒロインのために他のゲームのヒロインをうっちゃっておいて塔に登る気になれません。もし年金生活者でもなって暇が出来れば数多く塔に登る面白さも出てくるかもしれませんが、現在の生活環境が変わらない限り無理。多分2度とプレイする機会は訪れないと思います。
優先度 ★

AVキング(elf)
新・御神楽少女探偵団がなかなか面白かったので予約購入。非常に優秀なバカゲーですが攻略が面倒。それに輪をかけたのがAV撮影のパートでこのゲーム売り上げを伸ばすには自分で撮影するのがベターなのですが、この撮影が時間が掛かるためサクサク感に乏しい。面白いゲームでもありイベントも余り埋まっていないのでぜひ再開したいのですが、残念ながら時間がない。もったいないことです。
優先度 ★☆

ENGAGE LINKS(Alcot)
昨年購入したエロゲーの中で大いに後悔させられたものの一つ。昨年末のコラムで取り上げたため今回は深くは取り上げませんが、これほど気に入らない点が多すぎるゲームは珍しい。システムの貧弱さもその一つで、ヒロインの台詞の際微妙にウィンドウが上下するのが余りにうざったいので動かないようにしたいのだが出来ないし、台詞の色も変えられない。起動してしばらくすると疲れ目に襲われるのは、テキストのせいだけでなくそれも遠因ではないかと・・・恐らくアンインストールしてしまったら二度とインストールすることはないでしょう。
優先度 ☆

俺たちに翼はない(Navel)
現在一番クリアに近いところにあるゲーム。鷲介編が終わり満足し一旦中断しかけたのですが再び再開。正直現在進行中の隼人編は面白いとはいえないのですが、エンドも近づいてきて話の核心が見えてくる章なのでこんなものなのかもしれません。序盤は毒だけ強くて話はつまらなく本当にどうなることかと思ったのですが、鷲介編に入って王テキストの変わりなさにほっとした次第。ラストも近そうなので一刻も早くこのリストから消去できるよう頑張りたいと思っています。
優先度 ★★★★★

というわけでア行だけで一回目が終わってしまいました。この調子ではいつ終わるかと心配になってきますが取りあえず後2回で棚卸しは終える予定。もしかして倉庫の奥深くからとんでもなく古いゲームが飛び出してきてVistaではもう動かすことが不可能になってしまったゲームも存在するかもしれませんが、そんなゲームは(なるべく)除外して今すぐにでも崩せるものだけを挙げて行きたいと思っています。まあ実際は崩すのは不可能なんでしょうけどね・・・  

Posted by 7月の魚 at 14:45Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月30日

悪くはないが長所はと訊かれると・・・

4月始めにクリアしていながら延び延びになっていた祝福のカンパネラの長文感想がようやく書きあがり批評空間に投稿しました。締め切りなんてものは無いとはいえ「クリアしてから投稿するまでこれだけタイムラグが生じるならいっそ長文感想なんか書くのを止めてしまえ」という声が頭の中で囁くのですが、染み付いた習性というものはなかなか止められないもので・・・まあ当分はこんなペースでのんびり行きたいかなと思ってます。

さて現在主にプレイしているのは、相変わらず俺たちに翼はない(Navel)Flyable Heart(ユニゾンシフト)です。Flyable Heart(ユニゾンシフト)についてはネタバレコメントを目にしてしまいヤル気が削がれてしまったので一時ディスクドライブからDVDを取り出し半ば放棄状態となっていたのですが、代わりにドライブに投入したゲームが批評空間の評価通りのダメゲーで結局またFlyable Heartがドライブに舞い戻ってきたというわけです。まあ幸いアルツハイマーが進行してきたせいかネタバレコメントがどんなだったか忘却の彼方へ飛んでいってしまったのでモチベーションの方は少なからず回復しているのですが、それはともかくこのゲームメーカーの人気投票を見るとメインヒロインの不人気ぶりが際立っていますね。ビジュアル的には一番絵師が力を入れたと思わせるものがあっただけにこの結果は意外といえるかもしれませんが、Dr.モロー氏にネタとして目を付けられてしまった時点でヒロインとしての命運は尽きてしまったのかも・・・というわけで結衣の攻略順は当初の配置から変更することにします。どうやらすずのは全ヒロインを攻略しないとルートが解凍いないようなので、桜子→菜百合→くるり→結衣→天音→すずのが現在思い描いているオーダー。というかまだ一人も攻略していないのかよというツッコミは止め(略)

そんな紆余曲折あったFlyable Heartよりはるかに進んでいるのが俺たちに翼はないですが、といってもこれもまだクリアにはもう少し時間が掛かりそう・・・というわけで今月末買ってきたゲームをインストールするスペースを作るため、ぼちぼちと進めていた絶対女子寮域(HighSox)を終わらせることにしました。何分ボリュームがないゲームなのでその気になればあっという間に終わってしまうのです。と、まあそんなことを言っても批評空間でのデータ数が示すとおり、あまりにマイナーなゲームで誰も興味はないとは思いますけれど・・・

シナリオについてはそれほど悪くはない。ただ主人公の女装があっさりヒロインにばれてしまうため、女装ものに付き物の「女装することに於ける主人公の葛藤」という点が全くない。正直これでは女装ものにする意味は無かったと思います。あとこのゲームはエロゲーには定番の「ヒロインに降りかかるトラブルを解決していく」というのがテーマになっているのですが、解決までの道程がいかにもあっさりし過ぎ。この内容でフルプライスというのはやはり割高感を感じてしまう。もし値段がミドルプライスならもう少し評価が高くなっていたかもしれません。
ルート的にはメインヒロイン格の梗花が一番シナリオに力が入っていて評価もそれなり。一方春海と楓のシナリオははっきりいって悪い。特に春海は不快しか感じさせないヒロインで最後までその印象を払拭させられないまま終わってしまったためより印象が悪かった。まあメインヒロインがツンデレ担当だったので同じタイプの彼女が食われてしまったのかもしれませんが。

というわけで現在批評空間で付いている点はおおよそ妥当といったところでしょうか。時間があればルート別にもう少し長い感想を書きたいとは思っていますが、それほど執筆意欲が書きたてられるゲームでないのは確か。それより積みゲーを崩すことを優先させたほうがよほど建設的かなとも思っています。  

Posted by 7月の魚 at 11:21Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月25日

雨の中、エロゲーを求め彷徨う

先日来ずっと胃痛に悩まされていたのですが、今週決心して消化器科に行き検査してきました。生まれて初めて胃カメラによる検診を行ったのですが、15分ほどの検査時間が1時間あまりに感じられるほど長くそして辛い時間を過ごす羽目になりました。まあ数年前行った大腸ファイバー検診に比べればずっと楽でしたが・・・何といってもあの検査をもう一度受けるくらいなら大腸ガンで死ぬほうがマシというくらい痛い目に遭いましたので。
そんな胃の検診結果ですが、取りあえず一番可能性が高いと思っていた胃潰瘍でないことが分かってほっとしています。後は2ヶ所ほどあったポリーブが悪性でないことを祈るだけですが、まあ多分大丈夫でしょう。

そんなわけで取りあえず異常はなさそうなのですが、胃痛の方は相変わらず一進一退といったところ。まあこんな不完全な体調で夜勤をしているようでは完全復調など望めるわけがないのですが、そんな状態でもエロゲーに関しては相変わらずで月末になるとなぜか新作が気になり体が震えてくる始末。金曜日は仕事の関係でショップに行けなかったのですが、今日は夜勤明けという芳しいとはいえない体調にも係わらず新作を買いに寄り道をすることにしました。
といっても先月大量買いをしたため、今月は当初新作を買う予定はなく当然予約もしていません。ただ昨日夜勤をしていたときなぜかふとあるソフトが欲しくなってきて1本だけ買うことに決めたのです。

ところが一番初めに行った某大手ショップでは開店早々にも係わらずどこを捜してもそのソフトは置いておらず、どうやら金曜日で売り切れになってしまった模様。その大手ショップではポイントがかなり余っていたので、どうせなら現金(げんなま)を払わなくて済むその店で買いたかったのですが売っていないものは仕方ありません。と傍から見れば、どうせ最初はそれほど欲しくなかったのだからそのまま真っ直ぐ家へ帰ればいいだろうと思うのでしょうが、売り切れとなるとなぜか無性に手に入れたくなるのも人間心理なわけで、そのまま地下鉄に乗ってめもらるクークが舞台の街まで足を伸ばす破目に・・・

そんな苦労にも係わらず、なかなか目当てのソフトを捜し当てることは出来なかったのですが、5軒目に行った場末の(失礼)エロゲ屋でようやく1本だけ新品を見つけることが出来ました。そのソフトの名は死神の接吻は別離の味(ALcot シトラス)なのですが、こうまで品薄状態ということはどうやらALcotの前作ENGAGE LINKSの余りの不評ぶりにどこのショップも入荷数を抑えたような雰囲気。もちろんぼくがショップの仕入れ担当だったとしても最小限の発注しかかけないと思うし責められることではないですが、本当にきょうは疲れました。雨の中駆けずり回ったせいか家に帰ってから妙に体がだるく、それこそ死神の接吻が迫っているような気が・・・どうか琥珀さん(ヒロインである死神の名)ぼくを連れて行かないでください。ぼくはポリーブが良性であることをいまだ信じているのです・・・  

Posted by 7月の魚 at 14:22Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月19日

先月(3月)の結果

登録馬(発売ゲーム)多数で今年初めての多頭数となった先月のレース。混戦を見事に制した馬(ゲーム)はどれだったのでしょうか?

第3R(3月)着順

1着 △BALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' (戯画) 中央値 90点 平均値 88点
2着 ◎星空のメモリア (CROSSNET) 中央値 83点 平均値 79点
3着  シスターまじっく!(脳内彼女) 中央値 80点 平均値 79点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

記者は印を落としたものの世間的な評価では一番得票数を集めたBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' が人気に応えて完勝。タイム(得点)もレコードかと思うくらい速く今年の年度代表馬はほぼ決まりかといえる走りで、前後編と分けた分割商法による不安も一蹴する結果には脱帽しました。しかしこうしたSTG系の馬(ゲーム)は、調教の気配が記者にはさっぱり分からないため本当に評価が難しいです。
やや冒険かと思いつつも本命に抜擢した星空のメモリア は2着に入って、何とか予想記者としての面目を保ってくれました。タイム的には他のレースに回れば1着になってもおかしくないだけの時計で走っていて、相手が悪かったとしかいいようがありません。雰囲気が良かったのは間違いないところですが、それだけでなく笑い・感動などが高レベルにまとまっていたことがこれだけの評価を集めた要因でしょう。
3着のシスターまじっく!は印が回らなかったものの注目はしていた馬だったので走られてもそれほど驚きはなかったです。デビュー戦好走と同じ妹攻め(責め)に戦法を転換したのが功を奏したといえますが、ただこのメンバー相手に馬に絡むだけの走りを見せるとは思いませんでした。今後この厩舎(メーカー)はこの極端路線で頑張ってもらいたいものです。

他も今月は好走した馬が目立ちました。その中で主なものの短評をというと・・・

序盤のレースをリードしたのが、全くノーマークだったももえろ濃霧注意報!でブルゲ血統でこれだけ走る馬が輩出されたのはTreating2U以来というから本当に久しぶりの好走。抜き主体のバカゲーならばわざわざ新ブランドで行う必要もないし、調教師(ライター)も真剣出し!ロワイヤルと同じ人物ということで軽視してしまったのですが、掲示板を確保する走りには本当に驚きです。この走りが本物かそれとも偶然なのか次走を注目してみたいと思います。
同じく序盤なかなかの走りをみせたのがFlyable Heart。前々走のななついろドロップスと同じ学園ものに回帰して再び浮上したのですが、最終的にこのあたりの着順に収まってしまうのは、ユニゾンシフト血統の底力のなさでしょうか。それでも騎手(原画家)の力を十二分に発揮させた演出や設定は巧みで萌えゲーとして秀逸な走りだったといえるでしょう。
ややボーイズがかった馬体(絵柄)に性転換ものということで出走賞金数がギリギリしか集まらなかった世界を征服するための、3つの方法ですが、偏差値が一ケタという安定した走りは特筆されます。嗜好が合うマニアの人気で上位に食い込んだというのはシスターまじっく!と同じパターンですが、そんな人の期待を裏切らない走りだったことは事実で大きく評価しないといけないでしょう。
新馬(ブランド)初戦の走りが旧たっちーファンの期待を裏切ったつるみく厩舎ですが、大阪CRISISでは叩いて変わり身を見せてきました。変態に特化した凌辱ゲーは一歩間違えるとバカ色が強くなってしまうのですが、今回は巧くバランスが取れたよう。主人公設定の良さに触れているコメントが多いのが注目で最近の良主人公を求める流れは凌辱ゲーでも同じなのかなと思ったり思わなかったり。
大槍葦人騎手のエロ特化ゲーということで注目だった聖剣のフェアリースですが、まずまずの成績だったものの連対圏内までは今一歩といったところ。ただシナリオ面での不足が伸び悩みの原因といえるので新ラインがエロ重視ということが世間的に周知徹底されれば次走以降はもう少し走れそう。個人的にこの騎手とエロ特化ゲーは手が合うと思っているので大いに注目しています。
あかべぇブランドで前人気は高かったW.L.O.世界恋愛機構ですが、やや期待を裏切る結果に。いくらダメ主人公を改造させるというのが主眼のゲームとはいえ、良主人公で売ってきたあかべぇ血統のファンには敷居が高すぎたかも。それでも序盤さえ乗り切れば質の高い(クドい)いちゃラブが楽しめるようですし、多大な期待を掛けなければそれなりに楽しめるかもしれません。
いつもというかマンネリというか相変わらずのメイビー&SQUEEZ血統ですが、もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆もキャラ多数でシナリオ無用といういつものバカ抜きゲー。おおよそ戦法が分かってきたので一般ファンには手は出しづらいでしょうが、この走りがたまらないという人には神ゲーといえるかもしれません。シナリオに期待する人がわずかでもいる限りこのあたりの成績を脱することは難しいでしょうが、今後もこの血統にはこの路線を歩んでもらいましょう。
全く人気が無かった馬ならともかく、穴人気を集めていた以上この成績では凡走といっていいボクの手の中の楽園。世界観はいいものの攻略順を間違えてしまうと全く楽しめなくなってしまう点やサブヒロインに光が当たらない作りがマイナス材料となったよう。キャラ箱はおとボクの遺産を最近急激に食い潰している印象が強いので次走こそはファンの期待に応える走りを見せてもらいたいものです。


好タイムで駆け抜けていく馬が多い中、後方を追走するだけの馬場掃除に終わった馬も少なからずいるわけですが、そんな馬を買ってしまった人にはご愁傷さまとしか言いようがありません・・・

恐らくCanvas3 ~白銀のポートレート~に期待していた人は少なかったでしょうが、その少ない期待を当然のように裏切ってしまうのが今のF&Cの力といえるでしょうか。3と付いているもののCanvasのアイデンティティを失くしたシナリオは空虚で、賞金数の低迷が示すとうりもはや名門血統の面影はゼロ。今回はサーカスとのニックス(配合)だったのですが、ここまで血が澱んでしまうとどんな新しい血を入れても悪い結果しか生まれず今後も当分上級馬が輩出されることはないでしょう。
最近のソフトハウスキャラの出走馬からすると信じられない程の成績だったのがDAISOUNANで、もしかして馬群に揉まれてDAISOUNANしたのではと揶揄されてしまいそう。もともとゲーム性のみでこれまで高い評価を受けてきたメーカーだけに、肝心のゲーム部分でコケてしまってはこの結果もやむを得ないかも。騎手がいつもの佐々木珠流氏から変更されたのも若干マイナス材料だったようです。
サーカスのバカゲーということで嫌な雰囲気は漂っていましたがやはり馬場掃除に終わってしまったのがPrincess Party ~プリンセスパーティー~。バカゲーとして余りに中途半端で、決めぜりふの「青春、禁止!」がほとんど意味をなさないようではこの結果も当然か。どうやら二走目(続編)があるらしいですが、これでは変わり身も期待できないでしょう。
デビュー初戦ながら、じっくり仕上げられ気配は良かったAreasも大惨敗。ファンタジー風味で世界観も壮大ということで上手くまとまれば好走もあると思っていたのですが、明らかに設定倒れだったよう。やはりこの調教師(ライター)陣でこの設定を扱うのは難しかったということでしょうか。
記者が穴で推したecho.は後方のまま、まったく見せ場なし。もともと戯画PBということで不安はあったのですが、こうまで惨敗するとは思いもよらなかったです。音楽や雰囲気・設定は良くてシナリオが破滅的につまらないという評価は戯画マイン血統の特徴をそのまま表しているといえるでしょう。


というわけでBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' の圧勝に終わった今回のレース。他の馬も走破タイムは速く、出走馬のレベルはかなり高かったよう。恐らく馬券を取った人も多かったと思いますが、こんな走りを4月の出走馬たちもして欲しいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 21:27Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月15日

驚きの新作

一昨日から原因不明の胃痛に悩まされています。
風邪で多少高熱でうなされても、メシだけは普段どうり食べられるというのがぼくの自慢だったのですが、今回ばかりは全くといっていいほど食欲がない。最初はただ口がまずいだけかと思いカレーなら香辛料の力で食事が咽喉を通っていくだろうと家の近くにある牛丼の松屋で注文してみたのですが、半分ほど食べたところで吐き気に襲われるという始末。折角注文したのだからもったいないと思い泣く泣く全部片したのですが、家に帰った途端全部吐いてしまいました。
というわけで、ここ2日仕事を休み家でじっとしています。幸い熱は下がったのですが食欲が全く無い上に無理に食べたりすると途端に嘔吐してしまうので体力も気力も湧きません。

それでもベッドの横にパソコンを移動させてまで取りあえずエロゲーをプレイしてしまうあたりがぼくのどうしようもないところで、ほとんどエロゲーの決死隊みたいなものです。たださすがに長時間プレイする体力はないので20分ほどプレイしたら電源をスリープ状態にさせた後、深く目を閉じ体を休めることがほとんどですが、電源を落とすのを忘れそのまま寝落ちしてしまうこともままあります。


さて話は替わるのですが、最近3Dゲームで著名なTEATIMEからTech48という新作が開発中であることが発表されました。HPを覗くとゲーム世界と現実がリンクするというキャッチコピーがまず目に飛び込んでくるのですが、どんなゲームかというとUSB端子にカメラを取り付けることによってそのレンズがゲーム中で女の子の目となることで、プレイヤー側からだけでなく画面上の女の子の方からもコミュニケーションを取ってくるというもの。まあ興味のある方は実際にHPに行かれることをお勧めしますが、ふと思ったのはもしプレイしていて寝落ちしてしまったら気づいて優しく起こしてくれるのかということ。プレイヤーが病気に臥せっていたら心配してお粥でも作ってくれたりしたら感激してしまいますし、そしていつまで経っても目を覚まさなかったら異変を覚って119番してくれたりするなら厚生労働省もビックリのすごいゲームということになりますね。

まあぼくのパソコンでは貧弱すぎてまずプレイすることは不可能でしょうが、そんなことを考えたりするのも体が弱っているせいで決して頭が弱っているわけではないのです。しかしいつまでも休んでいるわけにはいかないのでほんと早く直さないと・・・  

Posted by 7月の魚 at 20:40Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月11日

ヤリこみゲーをプレイする資格はない

先月は欲望の赴くままにエロゲーを買ってしまい、大量に積みゲーを増やしてしまったため、今月のエロゲーの購入はやや遠慮しなければならないと思っています。幸い予約していたCross Days(Overflow)も予定通り延期されましたし、他に予約しているゲームもマスターアップ報告がいまだ無いところをみると、もしかしたら今月はエロゲーを買わないで済むかもしれません。

といっても今月発売のソフトに魅力が無いというわけではなく、批評空間でも期待値が高い姫狩りダンジョンマイスター(エウシェリー)は充分食指が動くのですが、残念ながら現在のぼくの状況ではRPGやSLGのような時間の掛かるゲームを腰を据えてプレイすることは到底不可能なのです。
実際、評価の高いウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)も二巡目中途で放棄する羽目になってしまい、結局どこが面白いか分からないままですし、いつかプレイすることもあるだろうと思って買った天ツ風 ~傀儡陣風帖~(NineTail)闘神都市III(アリスソフト)も手つかずのまま。こんな状況でヤリこみ度の高いエウシェリーのゲームを買ったとしても、積みゲーの山が一つ増えるだけですし・・・

本来SLGやRPG系の大作ばかり買っていた方が懐には優しいのです。例えばアリスソフトの年末出す大作を買えば、翌年1本もゲームを買わなくても済むと言われていたくらいなので間違いなくエロゲーに費やす金額は少なくて済みます。同じ金額を出すならば出来るだけ長く遊べた方がプレーヤーのためになるはずですが、ぼくの場合ボリュームが少なくて直ぐクリア出来たりするとなぜか嬉しくなったりしているようでは、ヤリこみゲーをプレイする資格はないといっていいでしょう。

さてそんなわけでもないですがFlyable Heart(ユニゾンシフト)についての話です。本来ならばもう1人か2人はクリアしていてもいい頃なのですが、共通パートが長すぎて未だに誰の個別ルートにも入れない始末。そうこうするうちに先日批評空間でネタバレコメントを目にしてしまい少しやる気を失ってしまいました。といってW.L.O.世界恋愛機構(あかべぇそふとつぅ)はもっと長いとのうわさですし、容量も多大なものになりそうでそもそもHD内にインストール出来ない可能性も大。こうなったらHD内で宿便と化しているゲームを無理無理クリアして容量を稼ぐことにしますか・・・

他のゲームをクリアしている内に、Flyable Heartのネタバレコメントがどんなだったか記憶の奥底に沈んで思い出せなくなってしまうかもしれませんしね。  

Posted by 7月の魚 at 17:28Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月07日

カンパネラは心に響いたか

夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)と比べると進行が遅かった祝福のカンパネラ (ういんどみる)ですが、最後に取っておいたアニエスもクリアして無事終了。後はおまけシナリオ(と思われる)のトルティア姉妹を残すのみとなりました。といっても世間的に一番人気があるのはトルティア姉妹なのでメインディッシュが残っていると言われてしまうかもしれませんが。

当初はトップバッターに二番手のヒロインを持っていき、最後にメインヒロインをプレイするという(ぼく自身の)法則から、カリーナ→チェルシー→アニエス→ミネットという攻略順を考えていたのですが、途中で気が変わってアニエスとミネットの順番を入れ替えることにしました。この決断はぼく的には成功で、最初期待値が低かったアニエスがこのゲームの雰囲気には一番合っていたかと思いました。アニエス役の声優さんはぼく的にここの所ハズレのキャストばかり掴まされていて、どうもアグミオン症候群(苦手声優)になりかかっていたのですが、これでその意識は解消できそうです。

さてこのゲーム巷の批評では「甘いゲーム」と語られることが多いのですが、まさしくその通り。ただこのゲームの場合「甘い」というのが恋人同士の甘い関係が繰り広げられるというプラスの意味を指すだけでなく、すべてに亘って「甘さ」が付きまとってしまっているというマイナスの意味を指してしまっているのが問題で、いわゆる泣ける展開や感動といったものを期待してしまうと裏切られることは必定。もちろんういんどみるのゲームにそんなものを期待する方が間違っているといえますが。

ただそれにしても序盤から中盤にかけての冗長さは明らかに苦痛で、クエストも全くといっていいほど機能しておらず無意味。一番痛かったのが主人公のアイテム技師という設定が全く活かされていなかったことで、このあたりの展開についても「甘い」としかいいようがない。
雰囲気としての甘さだけでなく作品作りにまで甘さを出してしまったのが、このゲーム一番の問題点ではないかと・・・

それでもキャラ萌え一本に特化した作品という意味では、元気少女アニエスの健気さとトルティア姉妹とゴーレムの漫才に和まされた以上、それほど悪い点は付けられないとは思っています。


さて次にプレイするゲームをどれにするか決めなければいけないということで、新作組の中からFlyable Heart(ユニゾンシフト)と積みゲー組の中から俺たちに翼はない(Navel)の二本を選択しました。といっても実のところ俺たちに翼はないについては発売当初プレイして余りの毒々しいテキストに開始早々放棄していたりするのですが、まああの毒が王テイストといえるので一度発進して慣れてしまえばギブアップしてしまうことはないでしょう。それよりFlyable Heartの方が心配で、このゲーム起動する際ディスクが必要となるので余りに詰まらないと他の起動ディスク要のゲームにドライブを占領されてしまうかもしれません。そうした形で積みゲー化してしまったゲームはゴロゴロあるのです・・・  

Posted by 7月の魚 at 19:19Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年04月01日

優先順位を決める方法

夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-が思いのほか早く片付いたので、次にどれを手につけようかと思案中です。特に先月のように新作を6本も買ってしまうと、優先順位を決めるのも一苦労で相変わらずの優柔不断さに自己嫌悪してしまうという次第。。
それならいっそ公平に新作には手を付けず、これまで溜めこんでいる在庫を先に始めるというのも一案かもしれません。今までの在庫分だけだなく、今年に入ってから積みゲーの列に加わった俺たちに翼はないアンバークォーツLike a Butlerといったところも今や遅しと出番を待っている状態ですから。

こうした積みゲー処理の優先順位を決める際ぼくの場合、某大手ショップの買取値段を参考にすることがままあります。例えば買い取り拒否になっているりとる・ピースをクリアしたとしても、ショップで引き取ってくれないわけですから邪魔になるとしたら、廃棄してしまうしかない(まあ捨てたりしませんが)。それと同じ理屈で買取金額が暴落してしまっているENGAGE LINKS らくてんといったゲームもショップへ持っていったとしても野口英世一枚分にも満たない額しか報奨金(買取り金)が戻ってこないわけですから、クリアする価値は相当に低い。どうせ無い時間を工面してエロゲーをプレイするわけですから少しでも高い報奨金を受け取りたいと思うのは人間の心理として当然なわけです。
それと同じ理屈で今後大暴落することが予想されるゲームを早めにクリアして、まだまだ買取金額の高いうちに売り抜けてしまうという考えも成り立ちます。このあたりはネット等の評判を参考にして高値安定しているゲームを後回ししても、先にクリアしてしまいたいものです。ただぼくの場合プレイする速度が遅すぎるので、もはや売り抜けられなくなっていることがほとんどなのですが。

まあ名作級のゲームだったりするといつか再びプレイしたくなる日が来るかもしれない(売るのが惜しい)と思って物置に安置するわけで、出来れば売ったりしなくて済むゲームが在庫の中にたくさんあればと祈っているのですけどね。  

Posted by 7月の魚 at 06:15Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年03月28日

ふしあわせのみつけかた

クリアしたものの延べ延べになっていた真・恋姫†無双(BaseSon)メアメアメア(mana)の長文感想を昨日批評空間に投稿しました。といってもメアメアメアについてはここのコラムで前に書いたものの焼き直しのような内容ですし、真・恋姫†無双にいたっては果たして感想と呼んでいいものか定かでないような代物で読むに耐えないものかもしれません。
愚痴になるのですがもう少し早めに長文感想を書き上げられればプレイ後の余韻も強かったはずで、もう少し力の入った感想になったんでしょうけれど・・・

というわけで、現在主にプレイ中のエロゲーは祝福のカンパネラ (ういんどみる)夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)といったところです。祝福のカンパネラはようやく3人目に突入したところでぼくにしてはまずまずのペースといったところ・・・といって面白いかと訊かれるとどうにも微妙であり、ぼくの心の鐘は残念ながら鳴り響かなかったようです。全シナリオをクリアしないうちに評価を先走るのはいけないのですが、今の判定では精々60点台がやっとといったところでしょうか。はぴねすがまずまず嗜好に合ったゲームだっただけにそれなりに期待していたのですが、今のところはやや裏切られた印象が強いです。
一方の夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-は正直シナリオには期待しておらず、べっかんこう氏の絵力による萌えエロ一本に絞っての買いだったので、期待値と実物の差は余りありませんでした。現在の進行状況はというと1ヶ月早く始めた祝福のカンパネラ よりも進んでいて、メインであるフィーナルートを残すのみ。世間的に評価の高いシンシアシナリオがどうにも心が動かされない一方、エステルのエロシーンの方は琴線に響きまくりという結果は、ぼくのオーガスト観を如実に表しているわけですが、果たしてトリを飾るフィーナはメインヒロインに相応しいだけの痴態をみせてくれるのか?ぼくの興味はその一本に絞られています。

さて、そんなわけでして今年に入って買ったエロゲーは数々あるのですが、実はまだ一本もクリアしていないのです。そんな状況にも係わらず欲望の赴くままに今月エロゲーを6本も買ってしまいました。毎月クリア出来るエロゲーはというと1本かせいぜい2本という状況からして、昨日届いたゲームのほとんどは恐らくクリアされないまま放置されるのでしょう。それでもエロゲーを買っているだけで、なぜか幸せな気分になれるので一向に構わないのです。

そういえばフォーチュンクッキーもいまだに積んだままにしています・・・  

Posted by 7月の魚 at 13:48Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年03月20日

先月(2月)の結果

有力ソフトの発売が少なく、本命戦と思われていた2月のレース。人気馬(ゲーム)のファンディスクが断然の売れ行きだったようですが果たして人気に応えてくれたのでしょうか?

第2R(2月)着順

1着  みここ!(しとろんソフト) 中央値 80点 平均値 77点
2着 ▲ばにしゅ!おっぱいの消えた王国(ALICE SOFT) 
                     中央値 80点 平均値 76点
3着 ◎夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト) 
                     中央値 79点 平均値 75点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

どの馬(ゲーム)も一長一短あり団子状態のまま直線に入ってくるという目まぐるしい展開の中、最後ハナ差抜け出したのはみここ!でした。この馬は前予想でも全く軽視していてこの好走には本当に驚かされました。C:drive血統に好走例が無かっただけに無印にしてしまったのですが、結果から見ればバカゲーとしての実績は積んできただけに変わり身に注意しなければいけませんでした。ただお笑いだけでなくそれ以上に評価されたのがバカップルっぷりで、笑いといちゃラブとの絶妙なバランスがこの結果をもたらしたのでしょう。
続き僅かの差で2着に入ったのがばにしゅ!おっぱいの消えた王国。アリスの安馬(廉価ゲーム)は近走不振続きだっただけに、単穴評価を付けながらも内心は不安たっぷりだっただけに好走してくれてホッとしています。バカ一本に賭けるという一般ユーザーを半ば拒否したすき間産業のようなゲームだけに万人ウケはしないでしょうが、それだけに好みの合う人の評価は高かったようです。
そして、このレース(月)で圧倒的人気(売上)を集めた夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-ですが、何とか3着に食い込み面目を保ちました。オーガストというよりべっかんこう氏の特長である萌えエロについては相変わらずですし、シナリオも短いながら新ヒロインについてはまずまずのデキはあったよう。問題は内容の割に値段が高すぎると見られた点かもしれません。


今レースは上位が団子状態で電光掲示板(5着)に載った馬はほとんど差がなく面白いレースでした。そんな上位入着組を含めて、いい脚を見せた馬の寸評はというと・・・

序盤からレコードペース並みの大逃げを見せたタペストリーは終盤バテた形で着を落としましたが、前半戦のレースを引っ張りファンを沸かせたと言う意味では充分手応えはあったといっていいでしょう。主人公の死という重いテーマに相応しくない設定の軽さが終盤の失速に繋がったのでしょうが、逆にその軽さを評価するファンも多くいたという事実も忘れてはいけないところ。ただ標準偏差値の荒さが示すように、先月の俺たちに翼はないに続き本当の馬の地力が分かりづらくなってしまったのが記者的には残念に思いました。
前走の走りからそれほど期待はしていなかった彼女×彼女×彼女 ドキドキ フルスロットルはやや驚きの好走。騎手(原画)のエロさは相変わらずなだけに、評価の芳しくなかったシナリオの占める割合が少なくなって逆におかずとしての密度が上がった効果かもしれません。
厩舎(メーカー)の実績からすればやや期待はずれの成績といっていいLike a Butlerですが、調教(体験版)の動きが素晴らしすぎた反動が出てしまったのかもしれません。それでも着順から見ればまずまずの成績は収めておりこの安定感がAXL厩舎の持ち味といえるでしょう。
出走賞金額が少ないながらも評価は上位ランクの魔法少女ラヴィリオンも期待以上の好走といっていいでしょう。全体的に地味な印象は否めず凌辱としても薄めなようですが丁寧な仕上げが評価されたようです。厩舎所属のメンバーがガラリと入れ替わり不安を感じていたのですが出直し初戦だったこと考えれば出足は上々で今後の出走馬もそれなりに期待が持てそうです。
タペストリーとは逆にスタートで大きく出遅れたDEVILS DEVEL CONCEPTですが、その後遅れを取り戻しまずまずの位置まで巻き返してきました。バトルものとして期待はずれだったり、テキストのクセが強すぎたりしたのが序盤苦戦した原因だったようですが、キャラが良く描けているなど光る点も多くそれが最後方から一気に捲り上げてきた要因でしょう。これ以上の上位進出は難しいかもしれませんが、あがべぇブランドの力の一端は見せたといっていいと思います。


今レースは期待はずれだった馬は少なかったのですが、それでも残念な成績に終わった馬もちらほら。

前走好走で注目度は高かったさらさらささらは馬群の後方に大きく沈んでしまい、アトリエかぐや厩舎出走馬中最悪の結果に終わってしまいました。エロは今までの出走馬と比べれば極薄といってよく、シナリオについても評価は低い。まあ新たに加わった調教師(ライター)の顔ぶれからシナリオに期待し辛いとは思っていましたが、まさかエロまで期待はずれになるとは思いもよらなかったといったところでしょうか。
すくぅ~るメイト Sweets!も大凡走。自由度がウリの3Dゲーで自由度が無く、エロも期待外れではこの結果も止むないでしょう。それ程期待されていなかったにも係わらずここまで大きく沈んでしまうとは思いもよらず、FDでファンを無くすような馬を出走させているようでは厩舎の今後の見通しは暗いと言わざるを得ません。
誰もが凡走すると思っていて、やはり馬場掃除に終わったのがふわりコンプレックス。シナリオに期待出来ないのは当然としても麻雀としても遊べないのが致命的。まあこの結果はあまりに予想通りだっただけにファンのダメージは少なかったでしょうけれど・・・


というわけで今回は思わぬ馬に走られて予想は惨敗。日頃は人気を裏切ることの多いバカゲーの1着2着入線は驚きといってよく多分少頭数とは思えないくらいの高配当が飛び出したのではないでしょうか。次のレースは多頭数の上、何が来てもおかしくなさそうなメンバー構成で予想をするのが難しく気が重いのですが、何とか早めに公開したいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 00:04Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年03月13日

アグミオン症候群

原画買いやヴォーカルソング買いは頻繁に行うぼくですが、未だに声優買いというのはしたことがありません。
といっても音声をオフにしてプレイするエロゲー原理主義者でないわけで、出来れば演技の上手い声優が起用されるにこしたことはなく、またそれ以上に艶技の優れた声優が出演していると得した気分になることは事実ですが、だからといってエロゲーを評価するに際して声が占める割合というのはそれほど高いわけではありません。

よって声優の好き嫌いなんていうのは無いはずなのですが、なぜか苦手な声優さんというのが存在したりします。
そんな苦手な理由とは声質や演技の巧拙といったものではなく、ついふとしたことで中の人の素顔を知ってしまったというような理由でもありません。どちらかというとエロゲーを数多くプレイすることによって作られてしまった後天的なものです。
というのはぼくの嫌いな(ハズレ)タイプのヒロインを立て続けに何本も演じたりすると、その声に対する印象が悪くなり結果その声優の演じるヒロインに良い印象を持たなくなるというものです。

そんな苦手な声優さんの一人が安玖深音さんでこの人気声優に因んでこの症状をぼくはアグミオン症候群と呼んでいます。数多いエロゲー声優の中でも萌えゲーの出演回数の多さでは5本の指に入る程の人気を誇る彼女の声が苦手となると、エロゲーをプレイする楽しみを半分放棄してしまっているといっても過言ではないくらいで一刻も早く直さなければならないのですが・・・

そんな彼女の声が苦手になった原因のゲームはと探ってみると、2007年4月に発売されたひとゆめ(StarLink)の榊原美玖かもしれません。しかし苦手さを決定づけたのは同年11月に相次いで発売されたそして明日の世界より――(etude)の日向夕陽と明日の君と逢うために(Purple)の若宮明日香のダブルコンボだといえるでしょう。
こう取り出してみると、3つのゲームに共通するのは幼馴染&天然系ということです。基本的にぼくは天然系ヒロインがあまり好きでないのですが、安玖深音さんが演ずるとより嫌悪感が強調されてしまうようなのです。まあファンにはそんな演技がたまらないのでしょうけれど・・・

このアグミオン症候群を解消させるには、そんなトラウマを解消させるような(ぼくにとって)萌えるヒロインを彼女に演じてもらうしかありません。実際彼女と同じように声が苦手だったある声優さんがいるのですが、あるヒロインの声を聴いた途端一瞬でトラウマは解消されました。その例に倣えば彼女の出演本数からして解消することはさして難しくないように思われるのですが、あれから1年以上経つというのに萌えよりも苦手意識の方が上回るばかりで一向に解消されません。

しかし今回絶好の機会が訪れました。それが先月末発売の夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)です。安玖深音さん演ずる朝霧麻衣は無印版で絶大な人気を誇った鉄板の妹キャラであり実績も充分。これを逃せばもう一生苦手意識が抜けることはないと思われるくらいです。
ただ心配もあって無印版では麻衣以外にぼくの触手・・・いや食指が動くキャラは無くて、いわば相手に恵まれての1着入線。今回は強力なライバルとしてエステルや翠が存在するわけで、翠はぼくが好きな典型的タイプのキャラですしエステル演ずる佐本二厘さんはツンデレを演じれば鉄板といっていい声優で信頼感は充分。今まで我が世の春を謳歌していた麻衣といってもこの二人が相手となると分が悪いような気がしてなりません。

もし麻衣がこの二人を差し置いてトップに居られる程の萌え力をゲーム中で発揮してくれたならば、その時ぼくが長期に患っているアグミオン症候群がようやく解消される時かと期待しているのです。  

Posted by 7月の魚 at 09:50Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年03月05日

メインヒロイン一点突破の難しさ

先月末新作を購入してきたのですが、取りあえず旧作をクリアさせるのが優先ということで12月購入のメアメアメア(mana)と1月購入の祝福のカンパネラ (ういんどみる)を専らプレイしています。
2本のこれまでの評価は対照的といえるのですが・・・(批評空間での評価はメアメアメアが中央値66点、祝福のカンパネラ が中央値74点)

ぼくは基本的にエロゲーは同時進行させるのが常となっています。これは評価の高いもののみ単独でプレイしているとつまらないゲームは全くプレイされず不良在庫としてHD内に残ってしまうことが必至だからです。それで面白いゲームの箸休めのつもりで評価の高くないゲームを同時にプレイするわけですが、評価が高くないといっても重いゲームや大作ゲームでは箸休めとしては相応しくなく出来れば頭を空っぽにしても問題なく進行するような軽いゲームが最適・・・メアメアメアはそんな条件にぴったり合うゲームということでの選択です。

元々メアメアメアについては最初からゲームのデキの方についてはほとんど期待してなくて、特典であるヴォーカルソングの存在が無ければ間違いなく見送りだったくらいの期待値だったのですが、現在までの評価は箸にも棒にもかからないというほど悪いゲームではありません。抜きゲーとしてみれば少なくとも及第点は付けられるでしょう。
そんなこのゲーム最大の問題点とはメインヒロインであるイルの性格設定にあると思います。折角恥ずかしがり屋で世間知らずのツンデレサキュバスという複雑な属性を持つキャラクター設定をしたのですが、いわば器用貧乏になってしまいどっちつかなヒロインとなってしまいました。プロローグでのイル登場からHシーンの流れは秀逸で今後を期待させるものがあっただけにより失望感が強いです。

そんなパンチ不足なメインヒロインならばサブヒロインで補強というのがよくある作戦なのですが、このゲームの場合サブヒロインのルートを重視しないいわばイル一本かぶりな構成にしてしまったため、どうにも欲求不満さが溜まってしまいます。もしサブヒロインのルートもイル並に充実させていたとしたら、もう少し点数は高くなっていた可能性は高いです。性格設定(属性)自体がイルほど複雑でなく単純なためか、サブヒロインであるナナや瑠璃らの方がイルより魅力的に写るからです。

というわけでこのゲームが低評価に推移している原因はライターの力不足によるものといえるでしょう。もしライターに筆力があればイルを一点突破するだけの力を持つ魅力的なヒロインに描けたでしょうし、でなければサブのルートを充実させて土台強化といった対応も取れたわけです。そのどちらも出来なかったところにこのライターの限界があるかもしれません。

さて抜きゲーとして重要な原画については水準に達しています。何か某原画家に雰囲気が似すぎているところがあるし、時々妙に構図が崩れている原画が見られるのですが、まあこれはぼくの気のせいなのでしょう。このゲームの主目的だったヴォーカル曲についてはI’veの名を一躍広めた恋愛CHU! を思わせるところもあり満足。予約特典であるサントラが手に入っただけでもこのゲームを買った主目的はほぼ達しられたのですから、ゲームのデキを云々するのは野暮というもので途中放棄に到らなかっただけで良しとしなければなりません。
それというのも主目的であるはずの祝福のカンパネラの進行が遅々として進まず半ば挫折気味なのですから。序盤まずまず面白かったのはメアメアメアと同じだったのですが、まさか失速してしまうのまで同じとは思いもよらなかったです。
まあ失速した理由に関しては違うのですけれど・・・  

Posted by 7月の魚 at 13:21Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年02月26日

積みゲー処理のチャンス?

昨日真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~(BaseSon)をクリアしました。本格的にプレイを始めたのは先月末くらいですから、ぼく的にはクリアしたスピードは早めです。
クリアにさほど時間がかからなかったということはエロゲーとしてそれなりに面白かったということですが、反面プレイヤーに立ち止まって考えさせるようなストーリーではなかったという言い方も出来るでしょう。
また攻略キャラ数が多くHシーンが数多くあったのですが抜きゲーというには物足りなかったこともクリアが思いのほか早かった一因です。これはぼくがフェラシーンが好きでないことが理由でしょうが、他にも好みのキャラが各国1~2人くらいしか居らずまたそういった好みのキャラに限って艶技がよろしくないというのも大きいように思われます。
それにしても採算を度外視したかどうかは分かりませんが、良くこれだけのエロゲー声優を集められたものです。アニメの銀河英雄伝説が数多くの著名男性声優を起用したことから銀河声優伝説と揶揄されることがありますが、このゲームはまさにエロゲー版銀河声優伝説ではないかと。というとこのゲームに出ていないエロゲー声優は一流でないということになるわけですか?(んなことはない)

それはともかく並みのエロゲー3本分はHD内部を占拠する真・恋姫†無双がクリアできたことで、今月末に家に来る新作をインストールするスペースが早々に確保できました。というか、もしこのゲームが宿便のように長期間常駐したらほとほと困り果てることになるわけで早々に消去出来てホッとしているわけですが、今月末にやってくる新作は今のところ一本だけなので折角確保したスペースも余ってしまうことになりそうです。

そういえば一昨年も昨年も2月末はエロゲーを1本しか買ってないのですね。ぼく的には先月大盤振る舞いしたから今月は購入本数を控えようという意識はさらさらないわけでただの偶然かもしれませんが、商売の世界で昔「二八」と言って二月と八月は商売が奮わないと言われていたようなことが、エロゲーの世界でも同じように言われているのかもしれません。
実際メーカー側もGW前や11月~12月末ならともかくわざわざ2月末に目標を定めてゲームを発売しようということが少ないのは事実でしょう。実際昨年2月にはToHeart2 AnotherDays(Leaf)超昂閃忍ハルカ(アリスソフト)といった大物ソフトの発売がありましたが、2本とも事実上年末からの発売延期組(ハルカは公式発表はないですがアリスソフトの昨年末リリースが無かったところを鑑みても、年末発売を目標に制作されていたのは間違いないと思われる)であり、当初から2月末発売を目標にしていたわけではなさそう。一昨年も絢爛豪華な1月発売組と比べて2月発売のゲームはマイナーな印象を拭えない。処女はお姉さまに恋してる(キャラメルBOX)以降、空白地帯だった1月に有力ソフトが発売されるようになった反面、2月発売組が寂しくなってしまったような気がします。

それでも今年は夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)が当初から2月を発売目標に定めて予約数も好調と聞きますし、もし肝心のゲーム内容も好評だったとすれば後を追うように2月にも有力ソフトが発売されるようになるかもしれません。

それはともかく、ぼく的には購入予定数が少ないのを奇貨として今月は少しでも積みゲー処理に時間を費やさなくてはいけないわけなのですが・・・明日ショップに行くと予約したゲーム以外の新作までふらふらと買ってしまうんでしょうね。多分、きっと・・・  

Posted by 7月の魚 at 18:05Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年02月18日

先月(1月)の結果

有力ソフトが割拠しての少数激戦が予想された本年度幕開けのレース。じっくり仕上げられたはずの本命馬が実力的にやや抜けた印象でしたが、実際の結果はどうだったでしょうか?

第1R(1月)着順

1着 ◎俺たちに翼はない(Navel)  中央値 85点 平均値 77点
2着 △輝光翼戦記 天空のユミナ(ETERNAL) 中央値 80点 平均値 78点
3着 △スズノネセブン!(クロシェット) 中央値 80点 平均値 77点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

年頭のレースを見事1着で駆け抜けたのは人気だった俺たちに翼はないでした。じっくり過ぎるほど間隔を開け、しかも調教(~Prelude~)を有料で公開するなど凡走の許される雰囲気で無かっただけに、結果が出たことに厩舎(メーカー)はホッとしていると思います。それは舞い散る桜のようにとはやや傾向が異なっていただけに賛否両論といった評価ですが、これだけ高い中央値を確保しているということはそれだけの出来にはあるという事でしょう。
王テキストの特長である笑いについては相変わらず高水準だったようで、その点の期待は裏切らなかったというのが評価が高止まりした原因かもしれません。
それに続き離されながらも2着に食い込んできたのが輝光翼戦記 天空のユミナで、直前になって印を落としたのが悔やまれます。ツッコミどころの多い設定はバカ風味と割り切ってノープロブレムにしたとしてもメインヒロインに惹きつけるものがないのは正直辛いかと思っていたのですが、ゲーム性重視なテンポの良いシナリオが生きてその点はマイナス材料にはならなかった。年末出走(発売)のRPGが軒並み凡走だっただけに、これもそうでは?という先入観も働いてしまったのはいけませんでした。やはりもっとじっくり調教(体験版)を見るべきだったと反省しています。
僅かな差で3着のスズノネセブン!。これは調教でなかなか好感触だったのですが、前走が直線(終盤)失速しただけに心配していました。それだけにこの走りは充分すぎるほどでしょう。評価のほとんどが70~80点台に集中していることを見ても、ずばぬけて素晴らしいというゲームではなかったが万人受けする良作だったことが窺えます。


惜しくも馬券圏内に入れなかった馬(ゲーム)から主だったものを挙げていくと・・・

今月1番の驚きといえるのがトキノ戦華の好走。この段階でe・go!厩舎の馬が出走賞金額を確保出来たことは最近ではなかっただけによりその走りが目立ちました。ここの和風ゲーは侮れないかもという勘は働いたのですがまさか現実になるとは思いもよらなかったというのが正直なところ。しかもゲーム性が評価を受けている点も驚きでこれならもう少しプレイする人が増えても良さそうですが、事実上中古に出回るのはゼロな上、評価が高くこれから需要が増えてくるとなるとワゴンに並ぶのも期待薄でお手軽にプレイ出来ない以上これから大幅にデータ数が増えることは無さそうです。
ぼくが対抗視したアンバークォーツは発走直後に思わぬ事実が発覚してしまいそれに足を引っ張られてしまったのが馬券圏内に食い込めなかった要因でしょう。侃侃諤諤(かんかんがくがく)だった厩舎側の戦略についてはまた別の機会に語りたいと思いますが、そんな不安定材料があったにも関わらずこの順位に収めてきたのはさすがといったところです。
祝福のカンパネラについてはほぼ予想通りの結果といえるかもしれません。雰囲気重視でシナリオにさほど期待ができないのは当然として後は爆発力のある萌えキャラが居るかどうかが好走のカギだったのですが、前作の準以上のキャラは現れなかったよう。それでもはぴねす!と同程度の成績を確保出来たのはラシックス(声優)の効果が大きかったとしか考えられません。
神無月昇鞍上(原画)ということで注目だった魔王と踊れ!2でしたが、前走よりはやや成績は上向いたもののやはり入着圏内にはほど遠い結果に。準備不足なまま発走(発売)に踏み切ったとしか思えないデキでは好走は遠い夢というもの。特にゲーム性が重視される距離(ジャンル)だけにもう少しじっくり臨戦過程を整えてから出走して欲しいものです。

そして残念な結果に終わった馬はというと・・・
ここのところ失速が目立つメイビーの出走馬だけに心配されていたぱいタッチ!はやはり凡走。シチュエーションが完全にマンネリに陥っている上、メイビー躍進の立役者である箒星氏が調教(シナリオ)から離れてしまい笑いも不足となってはこの成績も当然の結果かもしれません。
昨年乗りに乗っていたあかべぇブランドということで注目だった才気煥発才色兼備の君たちへは大きく期待を裏切る結果に。やはりあかべぇブランドにショタ主人公というニックスは不適合だった。バカゲーとしても中途半端だったところを見ても調教師(ライター)の力不足がこの成績に終わった原因といっていいでしょう。

というわけで人気馬が結果を出してくれた先月のレース。馬券でいうと5点目のフォーカスに的中馬券が引っかかってくれたのですが少頭数だっただけに威張れません。今月も出走馬は少なそうなだけに◎ー〇くらいでずばり的中させてみたいものです。  

Posted by 7月の魚 at 12:30Comments(4)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年02月16日

長文感想が書けない言い訳

さかあがりハリケーンプリマ☆ステラの長文感想をようやく批評空間に投稿出来ました。ゲームをクリアしたのは2週間ほど前になるわけで、もっと早く感想を書き上げなければいけないのですが、ぼく自身の怠慢のせいで伸び伸びになっていました。
前にも述べたはずですが、本来ゲームの感想というものはクリアしてから間をおかず書くべきものだと思っています。というのも、人間の記憶というものは曖昧で時間が経過するたびにあやふやになってくるからです。よほど面白くかつ印象の強いゲームならば多少時間が経ったとしてもシーンや台詞などを明確に覚えているかもしれませんが、大多数のゲームは脳内の奥隅に追いやられて思い出せないようになっているでしょう。まして既に他の新たなゲームを進行させているならなおさらです。現在進行形でプレイしているゲームの方が当然記憶が強いはずですから。

このブログで不定期に掲載していた懐ゲー企画で紹介したゲームはすべてぼくの頭に強くこびり付いているものばかりですが、時が経っても記憶が取り出せるのは印象が強かったゲームであるのは当然のこととしてそれよりもまだエロゲーをプレイすることが新鮮だったという方が大きいでしょう。そう考えると当時よりエロゲーの年間プレイ数は飛躍的に多くなったのですが半面ぼくの心の琴線に触れるゲームは少なくなってきているといえます。これは昔と比べて今のゲームの質が悪くなってきたわけでなく、単にぼくがエロゲーのし過ぎですれてきただけだと思います。

それより批評空間の人気ユーザーPOVを見て前々から漠然と感じていたことなのですが、ブログを始めたユーザーは時間が経つにつれ段々批評空間に載せる感想数が少なくなっていくというのを自分自身で実感している次第。ブログを始めて1年近くになるのですが、確かにブログの更新と批評空間の投稿を両立させるというのは難しいかも・・・です。まあブログに書く感想をそのまま批評空間に載せてしまえばいいわけですが、理想を言うとブログの感想はリポート的なものにして、批評空間に投稿する感想を全体的な批評にするというのがベターではと思っていたのです。

しかし現在の状況は相当に厳しい・・・多分そんな感じでブログ執筆者が一人一人批評空間から消えてしまっていったのではと思うのですが果たして実際のところはどうなのでしょうか?  

Posted by 7月の魚 at 04:56Comments(4)TrackBack(0)美少女ゲーム