2009年02月10日

Cross Days発売延期の一報を聞いて

2月27日発売予定だったCross Days(Overflow)でしたが、4月24日に発売延期となりました。
ぼく的には前作のSummer Daysは非常に楽しませてもらった・・・といってもギガパッチ祭りを楽しんだという厭味のつもりで言っているわけでなく作品自体を楽しんだという意味・・・ので今回の新作も楽しみに待っています。あの発売直後のネガティブ要因さえなければ作品自体もう少し評価されていたのではないかとぼく的には思っているのですが。

といってもメーカーがしでかした未完成商品のばら撒き行為については当然道義的に許されることではありません。正直Overflowに対する一般ユーザーの信用は地に堕ちたといっていいでしょう。今回のCross Daysにしても誰一人として最初予告していた発売日である2月27日に発売されると思っていなかったということ自体がOverflowのユーザー信頼度はゼロに等しくなっていることの証左であり、また例え発売日に商品がショップに並んでいたとしても、まともに動くかどうか信じられなくて様子見をする人がほとんどなのではないでしょうか。誰しも未完成品と分かっているものをを購入するのはイヤでしょうから。

未完成品を購入してしまいいつ公開されるか分からないパッチを待ち続けるというのは、例えるなら大陸へ出征していった息子の帰りを待つ岸壁の母のような心境といっていいくらいです。毎日のように舞鶴港いやメーカーのHPへ日参し公開されているかどうかを待ち続ける苦難を思えば、いっそ戦死の便りが届いたほうが肩の荷が降ろせるような気持ちになるかもしれません。メーカーが倒産してしまえば心配する必要もなくなるわけですし。


それはともかくぼく自身はどうかというと、Cross Daysをはやくも予約してしまっています。3年前あれほど痛い目にあったというのに懲りない奴だと思われるかもしれませんが、どうせ今でも積みゲーが溜まりに溜まっていて購入後即プレイなどとても出来ないのです。例え発売日に購入したとしても手を付けられるのは早くて2ヶ月後くらい。その頃には多分修正ファイルも出揃っていることでしょう。悪名高いSummer Daysでも4ヶ月も経て取りあえず全CGは見られるようにはなったのですから、同程度の惨状だったとしても2ヶ月も待てばプレイ出来るようになるのです。それにもし発売日前に予約しておかないときっと買うのを止めるに決まってますから。いわゆる背水の陣というやつです。

ただ発売して1年以上経過するというのにいまだに完成品がプレイ出来ないGardenのような例もあるので安心は出来ませんけれど。というよりCuffsも修正作業が進行していないならいっそ戦死し・・・(以下規制)  

Posted by 7月の魚 at 09:58Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年02月04日

お嬢さまにはそれに釣りあうだけの相手を・・・

前回のコラムでお話したとおり先月末届いた新作をインストールするためにさかあがりハリケーンHimeのちHoneyを終わらせてみたのですが、HDから消去してみたところ確保出来たスペースは祝福のカンパネラ1本分にも満たない有様。HDを喰う量だけでゲームの規模を語るのは危険なのですが、2本とも思った以上に規模の小さいゲームだったようで・・・

それで仕方なくおまけシナリオを残すのみとなっていたプリマ☆ステラをクリアして容量を稼ぐことにしました。これも前に話したとおり良作の抜きゲーはちびちびとしかプレイしない(出来ない)主義なので、残りわずかだったとはいえ一気に消化してしまうことは苦渋の決断だったのですが、choco chip氏の新作も今月発売予定ということで薹(とう)が立った旧作をクリアしてしまうにはいい頃合だったのかもしれません。

さてそのプリマ☆ステラの感想ですが、批評空間で高得点を獲得しているとはいえシナリオに過大な期待をかけるほどのゲームではありません。抜きゲーにしてはシナリオがいい程度に考えておいたほうが無難でしょう。
最近目立つようになってきたお嬢さまものの中の一本ですが、同じ日にリリースされたプリンセスラバー!と同じくなんちゃってお嬢さまもの。設定は相変わらずツッコミどころ満載でライターの富豪生活に対する想像力の欠如が偲ばれるのですが、このゲームがプリンセスラバー!以上に痛いのはヒロインが一向にお嬢さまに見えない点。お嬢さまゲームでヒロインがお嬢さまに見えない(感じられない)ようでは何をいわんかといったところ。
実際ぼくも開始しばらくしてタップしかけたのですが、かぐやのゲームはエロシーンが主眼だからと思い直してプレイし続けてみると、意外に継続プレイが気にならなくなってきました。
これも多くの人が指摘しているとおり、主人公の設定が良かったためでしょう。なんちゃってお嬢さまにはもったいないほどの良主人公といってよく、ほとんどハーレム状態といっていい設定もこの主人公なら仕方ないと思わせるほどの説得性があります。
つまりこのゲームが成功した理由は、ひとえにライターが良主人公を産み出したためといっていいでしょう。確かにお嬢さまものならば普通の学園恋愛もの以上に主人公に魅力がなければならないはず。少なくとも情けなさを売り物にするようなダメ主人公では、奇特というより悪食なヒロイン一人くらいならともかくヒロインすべての心を掴むようなことになることは考えにくいですから。

そんなわけで大多数の萌えゲーとは異なり、主人公の存在がヒロインを惹きたたせたといっていいこのゲーム。かぐやが今までの路線から若干軌道修正して挑んだ結果は成功といっていいと思いますが、果たして今月発売の新作さらさらささらはどうかというとぼく的にはやや不安があります。
というのも今回加わったライターの玉沢円氏と尾之上咲太氏がこれまで担当した作品というと大抵がダメ主人公でしたから。
よって折角付いた良主人公のイメージを覆してしまわないかと・・・まあ大多数のかぐやファンならエロさえ充実していれば文句はないのでしょうけれど。
  

Posted by 7月の魚 at 20:34Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年02月02日

テンションを持続させる難しさ

ようやくさかあがりハリケーン(戯画)をクリアさせることが出来ました。序盤の展開からかなりの手応えを感じたのですぐに終えられるかと思ったのですが、存外時間が掛かったのは個別パートに入ってからの失速が原因でしょう。
前作の姫さまっ、お手やわらかに!でバカゲーへの急激な方向転換を目指しましたが結果は失敗に終わり、今回はいわば背水の陣。丸戸級のシナリオをとファンよりもメーカー首脳陣からの期待が強かっただけに、ライターに掛かる負担は強かったことと思います。もし序盤のテンションが最後まで持続させることが出来たならば、同じ学園を舞台にしているこの青空に約束を―級の評価を集められたかもしれないのですが・・・
もしかしたらライターも主人公の巧と同じく学園祭を開くところまでしか展望を持っていなかったのかもしれません。だから学園祭を開催したところでいわば持ち駒を使い果たしてしまったのではないでしょうか。バカゲーからの軌道修正については成功したかもしれませんが、世間一般の評価で本家と差が付いている理由は、そのままライターが持っている引き出しの数の差といえるかもしれません。
それでも個人的な評価としては、この青空に約束を―と同等かやや上の評価。つまり良作のボーダーラインははるかに越えていると思います。よくよく考えればこの青空に約束を―も個別パートに入って失速してしまったルートもままありましたし、そのあたりは本家をそのまま踏襲したという強弁も成り立・・・たたないか。


さて、さかあがりハリケーンを終了させましたが、それだけでは1月末購入ゲームをインストールするスペースが不足気味ということもあって、昨年夏からHD内に常駐していたHIMEのちHoney(ASa project)もクリアしました。さかあがりハリケーンと同じようにゲーム規模がさして大きいといえないゲームがなぜ半年近くもHD内に常駐し続けたかというとお察しのとおりゲームのデキが芳しくなかったからです。
前作クリア当時とはぼくの余暇時間に違いがあるため単純な比較は出来ないのですが、アサプロのデビュー作であるめいくるッ!は10日余りでクリアしてしまったのですから、面白さについてはお世辞にも進歩したとはいえず逆に退化してしまった印象は否めません。作品についての詳しい長文感想ははや批評空間に投稿してしまったので、これ以上は差し控えますが・・・
荒削りで高い評価は与えられなかったものの光るものを感じさせたデビュー作のデキから鑑みて今回は問答無用のデフォ買いだったのですが、次回はかなり熟慮しないことにはGOサインを出せないでしょうね。  

Posted by 7月の魚 at 10:55Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月30日

美少女ゲームライブラリー⑧~WHITE ALBUM

久方ぶりになる美少女ゲームライブラリーですが、今回取り上げるのは今月初めからアニメ放送が始まったWHITE ALBUMです。
始めてプレイしたこみっくパーティーの面白さに触れ、今までプレイしていなかったリーフのゲームを片っ端から買ってきてまず手を付けたのがこのホワルバですが、正直ゲームとして面白かったかと訊かれると首をひねらざるを得ません。古いゲームなので仕方ないとはいえフラグ管理の稚拙さに到っては噴飯もので、お世辞にも完成度が高いとはいえないでしょう。

穿った見方ですが、このゲームはまず音楽ありしで作られたのではないかと思われるふしがあります。歌謡曲などでは普通詞がまず作られそれに合わせて曲が作られるものなのですが、まれに曲が先に作られその節に合わせて詩を付けることがあります。
このWHITE ALBUMも、もしかすると同じように作られたのではないかと思うのです。まずBGMが作られそれに合わせるかのようにストーリーが作られたのではないかと・・・そう思いたくなるくらいこのゲームの曲は素晴らしいものがあります。このゲームが発売されてから10年近く経ちますが、いまだにこのゲームに匹敵する音楽はそうはありません。それほどの名曲揃いなのです。また、BGMの素晴らしさに比べヴォーカル曲ではそれほど印象に残る作品を残していないリーフ音楽陣がこのゲームに限ってはPOWDER SNOWというエロゲー史に残る名曲を産み出していることを考えても、音楽陣のこの作品に対する力の入れようが分かるというものです。

もともとリーフ首脳陣が音屋くずれ・・・いや音楽畑出身であることは深く知られています。TO HEARTという高橋・水無月コンビの三部作で知名度を高めたリーフですが、首脳陣の趣味が出まくっている点を考えればこのホワイトアルバムこそリーフ本流の作品ではないかと・・・。ただそれでもこのホワイトアルバムはゲームが主で音楽が従というゲーム本来の役割分担が全く逆になっているといういわば実験的作品であり、いわゆるビジュアルノベル三部作の成功が無ければここまで冒険したゲームをリリースすることは出来なかったのではないでしょうか。
それにしてもゲーム部分についてはもう少し何とかして欲しかったところ。制作陣の主眼が音の部分にあるならヒロインとして由綺と理奈をもっとより以上に全面へ押し出すべきだったと思います。芸能界が舞台の由綺&理奈ルートと主にキャンパスが舞台となるはるか&美咲先輩ルートが乖離してしまっているのがこのゲーム最大の弱点といえます。ぼく的にはテーマソングの良さから一押しのヒロインは河島はるかなのですが(ぼくの場合リーフのゲームに於いてはテーマソングがお気に入り=ぼくの一押しヒロインとなるケースがほとんど)正直彼女のルートは余りに冬弥とはるかが結ばれるのが余りに自然(当然)すぎて逆にこのゲームの本筋である恋愛の痛さという部分から外れてしまっているような気がします。


ほか欠点部分を論っていくとまだまだキリがないのですが、そういった部分を含めてもぼく個人としては非常に印象が残っておりまた愛着のあるゲームであることは事実です。それはエロゲーに対する音楽の重要性といった部分が主ですが、それを知らしめてくれただけでもこのゲームをプレイした価値は大きかったとぼく自身は思っています。  

Posted by 7月の魚 at 09:41Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月25日

「一気にクリア」は誉め言葉?

批評空間で「面白さの余り一気にクリアしてしまいました」というコメントを読み、妬まし・・・いや羨ましく思ったぼくですが、2~3年くらい前までは一気にクリアしてしまうことはさほど珍しいことでもありませんでした。
と、いっても最近のエロゲーが不作続きなため一気にクリア出来るゲームが無くなったからと決めつけるのは間違っていて、これはあくまで前と比べて多忙となりエロゲーに費やす時間が少なくなったからでしょう。
現在エロゲーをインストールしプレイを始めてから3週間くらいでクリア出来ればなかなかのペースといってよく、半月程度でクリアしたならば相当早いペースだったといえます。ではそんな早いペースでクリアしたゲームが面白かったかと訊かれると必ずしもそうは言い切れないのが辛いところ。そんな早いペースでクリアしたゲームは大抵ボリュームの点で問題がある場合がほとんどだからです。それでもつまらないゲームならば早々に放棄してしまうに違いなく、取りあえずクリア出来たというからには凡作~良作程度の評価は出来るといえるでしょう。

ただこれらはあくまでシナリオに軸足を置いたゲームにのみ言えることで、エロ重点を置いたゲームとなると話は変わってきます。例えばぼくが抜きゲーをプレイしたとして、つまらない(嗜好に合わない)ゲームですとHシーンを読みとばしてしまうためさほど時間が掛かりません。逆に嗜好が合うと(どうしても)読み飛ばすことができないため当然時間が掛かることになります。物資のあり余っていた昔ならいざ知らず、現在の戦力ではHシーンが終わった後は弾薬が尽きてしまい決まってセーブして終了することに。

なぜこんな話をしたかというと、前に借金姉妹2をプレイするため前編というべき1の方を早々にクリアしたという話をしたのですが、なぜその後2をプレイしているという話をしないかというと、面白くなく箸が進まなくて話が出来ないわけでなく嗜好が合いすぎて一向にスピードが上がらないのです。つまり話をしないわけでなくしたくても話が出来ないといったわけ。
ヒロイン1人エロ1~2回といった純愛AVGならともかく、借金姉妹2は純愛志向が強いとはいえ元が凌辱ゲーなわけですからHシーンは豊富。Hシーンを見るごとにセーブ→終了させていたらいつ終わるか分かったものじゃありません。まして他に腐るほど積みゲーの在庫を抱えていて借金姉妹2だけに係わっていられない状況ですので、現在では体力に余裕のある日限定でプレイする羽目に。まあこれもデキが期待以上だったからこその嬉しい誤算なのですが。


つまりエロ重視なゲームの場合「一気にクリアしてしまいました」というのは制作者側にとっては必ずしも誉め言葉と受け取られないのではないかと思ってしまった次第。まあ精力絶倫なプレイヤーなら問題ないことかもしれませんけどね。  

Posted by 7月の魚 at 11:39Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月16日

先月(12月)の結果

手薄なメンバーで低いレベルでの混戦を予想していたのですが、思わぬハイレベルな争いとなってしまった先月のレース・・・予想の方もほぼ壊滅状態といっていい惨状ですが、反省の弁とともにレース回顧を。

第12R(12月)着順

1着  △MapleColors2(クロスネット) 中央値 85点 平均値 81点
2着   D.CⅡP.C.~ダ・カーポⅡ~プラスコミュニケーション(CIRCUS)
                         中央値 84点 平均値 81点
3着  △真・恋姫†無双(BaseSon) 中央値 82点 平均値 81点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

前作の評価はなかなかでしたが、それだけに2走目のポカが恐いと見てやや評価を落としたMapleColors2の走りには参りました。前予想のコメントで挙げていた新要素が欲しいとの希望通り今回導入されたカード集めが見事にはまった上に、前作の未来に匹敵するヒロインこそ居なかったものの全体的にヒロインの魅力が底上げされたことがこの高評価に繋がったのでしょう。批評空間のコメントもほぼ絶賛の嵐で年度代表馬の有力候補と言ってよいかもしれません。
それより驚いたのがD.C.ⅡP.C.~ダ・カーポⅡ~プラスコミュニケーションの激走。海外(コンシューマー)からの転戦(移植)な上、使っていたラシックス(声優)が使えず大幅変更という悪材料もあり全くのノーマーク。それが本編より好走するとは思いも寄りませんでした。新ルートのデキが良く単なるリメイクに終わらなかった点が高評価の大きな理由かもしれません。記者の評価ではD.C.シリーズは終わってしまった馬(ゲーム)という認識があったのですが・・・どうも改めなければならないようです。
そして3着に入ったのが真・恋姫†無双。これも印こそ付けたものの、前走(作)からこれほど大幅に時計(評価値)を縮めてくるとはこれまた予想外。大幅にキャラクターが増えたためシナリオが激薄になるかと思いきや、魏・呉・蜀それぞれルートを設けて各キャラとのストーリーはイベント風に纏めるという作戦が功を奏してその懸念は解消。魅力あるキャラクターに対してシミュレーション部分が物足りないという点に関しては相変わらずなようですが、その欠点を補って余りある作りはまさに一大歴史ロマン・・・いや一大ネタ&キャラゲーという評価も過言でないかもしれません。

他にも別のレースに回れば連対圏内も充分狙えたと思える馬(ゲーム)が続々、今回のレベルの高さを証明しているわけですが、何か言い訳に終始してしまいそうな気も・・・

記者が穴馬の中で一番注目していた暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~は惜しくも複勝圏内には届かなかったものの、この成績ならFDとして考えれば充分好走したといえるでしょう。本編で解決されていなかった伏線の回収といった意味では期待はずれだったようですが、コストパフォーマンスの良さと笑いの点で充分お釣りが来たようです。ただ解決されなかった伏線と新たな謎の存在から再度続編(FD?)がありそうで、こうなってくると本当にコストパフォーマンスが良かったかと考えると一抹の疑問が残るのは否めないかも。
バグの多さが足を引っ張ると思われていたむすめーかーでしたが、意外にファンは寛容だったようでそれほどのマイナスには繋がらなかったようです。エロゲー版プリンセスメーカーのノリですがファンには想像以上にツボに入ったらしくロリゲーとしては最高評価といっていいくらい。ただこれが厩舎(ブランド)デビュー戦ということもあっての温情票が幾分目立ったので本当に真価が問われるのは次走といったところでしょうか。
今まで馬場掃除を繰り返してきたしゃくなげ厩舎ということもあって馬券検討の際、最初に切り捨てていたオト☆プリでしたが、もう少しで馬券に絡むのではないかというくらいの大変身。今流行の女子校潜入ものということもありやや食傷気味ではと思ってしまったのですが、ヒロインがヅカ風味というのがアクセントになっていたよう。コメディ風味のテキストも好評だったようですが、この好走の原因を調教師(ライター)に実績のある沢柾機が加わったお蔭と見てしまうのはやや記者が掛けるメガネのレンズに色が入ってしまっているためでしょうか。次戦は鳴海鈴音から主戦騎手(原画家)である双龍に戻すのか、そして再度橘ぱんと沢柾機の二頭態勢で挑むのかが再度好走するかどうかのカギと見ています。
記者が〇印を付けた学園催眠隷奴も今回は相手が悪かったよう。ただ評価の高かった前走の姫騎士アンジェリカより時計を落としているように上積み部分が乏しかったのが時計を詰められなかった原因でしょうか。それでもコメントはそれほど悪くないように抜きゲーとして考えれば充分な成績かと思います。
ゆきうたの成績から考えれば凡走としか言いようが無いほしうたですが、厩舎やライターの近積から考えればこんなものかもしれません。キャラ設定は痛いヒロイン大集合といったところでしたが、シナリオは総じて凡庸だったよう。唯一評価されているルートも収束が物足らないという評価ではこの走破時計も当然といったところでしょう。それでも比較するのがうたシリーズで無ければそれほど時計は悪くないといえるかもしれません。
今レースのメンバー中唯一シナリオに特化した内容ということで記者が単穴に挙げた永遠の終わりには成績から見ると全くの期待はずれといっていいでしょう。調教(体験版)が最後まで公開されず臨戦(制作)過程が順調でないことは窺えたのですが人によっては投げっぱなしと受け取っても仕方ないほど収束での後味の悪さは尋常でないよう。。ただこのゲームが人を選ぶ内容であることは設定から見れば容易に想像できるだけに好走を期待した記者が間違っていたのでしょう。
そして記者の本命だったダンジョンクルセイダーズ2も凡走。ダンジョン探索ゲームが好きなため調教確認しての自信の印だったのですが、どうも世間のニーズと乖離してしまっていたようです。確かに積みゲー処理に忙しいエロゲーユーザーにとって時間のみかかる作業ゲーに高い評価を与えるわけがないですね。これは読み違えを反省しないといけません。


最後に馬場掃除に終わった馬から3頭ほどピックアップしてみます。
メアメアメアの敗因はシナリオに期待させるような所を見せながら、結局ただの抜きゲーに終わってしまった点。特にメインヒロイン以外のキャラに思い入れがあった人にとっては失望感のみが残ったのではないでしょうか。ヒロインの可愛さは良かっただけにシナリオがもう少し何とかなっていればといったところですが、調教師の実績を見る限り期待する方が間違っていたというところでしょう。
こっすこすの大変身で注目されたザーメンセキュリティ2009ですが、もとのCLOOKUP厩舎の成績に戻ってしまった感じ。絵柄的に抜き部分に期待できなさそうという予想が当たってしまったのと肝心な笑いも微妙だったよう。一発ギャグだけでフルプライスのエロゲーを一本完成させるというのも存外難しいことだと思い知らされました。
そして今月一番注目されていた君が呼ぶ、メギドの丘では大惨敗。最近主人公がダメなゲームは評価が低いのですが、このゲームも例外でなかったよう。というかRPGとダメ主人公というのは明らかに食い合わせが悪いだけにこれは設定のミス。やはり勇者様というのはカッコ良くないとゲームとして成り立ちませんよね。シナリオはともかく心配されていたRPG部分もまずまず評価されているだけに主人公がもう少し何とかなっていたらといったところでしょう。


というわけで、今回は出走馬がハイレベルで時計が速くなる中、続編ものが上位を占めることになりました。予想は大惨敗と言っていいのですが、エロゲーファンには良作が多かったということは嬉しい結果といえるのではないでしょうか。次のレースも早い時計での決着が見られるようなレースになるよう期待しています。  

Posted by 7月の魚 at 18:55Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月13日

最新CDから見るG-WAVEの今後

ぼくがエロゲーを買う理由の一つとしてヴォーカル曲の存在があることはまぎれもない事実で、初回特典等エロゲーの音楽CDは出来る限り手に入れるべく努力しています。
そんなぼくですから、年2回発売されるG-WAVEは蒐集曲を手軽に増やす機会ということで必ず購入しているのですが、今回の曲目を見る限りやや小粒感が漂うのは否めませんでした。
ゲームのヴァリュー的に考えると超昂閃忍ハルカこそ収録されているもののそれ以外に上半期を代表する大物ゲームは入っておらず、それに次ぐ存在といえるのも11eyes -罪と罰と贖いの少女-くらい。アーティスト的に考えてみても、今までコンスタントにG-WAVEに楽曲が収録されていたElementsGardenも今回はなくエロゲーソング界を代表する歌姫といえる榊原ゆいが歌うヴォーカル曲もなし。これでは2008年の上半期を彩ったという煽り文句が泣くというものです。
ただこれも最近ゲームソング事情から考えれば止むを得ないといえるかもしれません。G-WAVEが最初に企画された当時は収録音源などより取り見取りだったかもしれませんが、現在エロゲーのヴォーカルソングは単体で商売になることが認識されてきているようで例えG-WAVEから収録の依頼があったとしても断られるケースが増えてきていることが簡単に想像できるからです。

よって以前とは比較にならないほど減ってしまった選択肢の中から楽曲を選ばなければならなくなったG-WAVE担当の苦労が偲ばれるのですが、そんな中からゴールドバッハの恋愛予想摘まれし花の如くなどの好曲を発掘してきたのはさすがといえますし、榊原ゆいや佐藤ひろ美の歌曲こそありませんでしたが、代わりといっては何ですが前回収録が無かった片霧烈火・霜月はるかの曲が復活したのは嬉しい限りで、出来るだけの仕事は充分行ったといえるのではないでしょうか。

ただ今後のG-WAVEを考えると収録されるゲームが先細りしてくるのは否めなくなってくるのではないかと思います。現況を考えるとこれからますます大手エロゲーメーカーの協力が得られにくくなってくることは目に見えているからです。
現在G-WAVEは特定メーカーと結びつくことによってその繋がりで楽曲を提供して貰っている印象が強いのですが、これからはマイナー曲の発掘にもっと力を入れた方が良いのではないでしょうか。本当なら2008年の上半期を彩ったという煽り文句どおり印象に残ったゲームの中からヴォーカルソングを選択して欲しいと思ってはいるのですが、それが無理なら楽曲の硬直化は避ける意味でもマイナーなメーカー&アーティストをどんどん取り上げて貰いたいと思っています。昨年脳内彼女&磯村カイを発掘したように・・・  

Posted by 7月の魚 at 19:23Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月07日

調教ゲームと抜きの親和性

大晦日の夜積みゲーの箱を整理しつつ眺めていたら、なぜか無性に借金姉妹2がプレイしたくなってきました。といっても折角リミテッドエディションを買っていたわけですから、1の方を先にやらないのはあまりにもったいないというわけで、前戯のつもりで始めたわけですが・・・

このゲームの魅力を一口にいえばヒロインである宮森姉妹の魅力に尽きます。
それだけにプロローグ部分から姉の香純に奴隷契約を結ばせるまでは、手に汗握る気持ちでプレイしたものでした。ただ調教選択に入ってからは、どうにも食傷気味で2周目ともなるとほとんど既読スキップで飛ばす羽目に。

これは個人的な事情なのですが、ぼくと調教ゲームとの相性はかなり悪いのです。
というのも調教シーンでのCGは差分はあっても大抵同じ物が使用されるのが、ぼく的に癪に障るのです。特に借金姉妹の場合はフルプライスのゲームより単価設定が安いので、CG数がなお少なく第一印象以上の魅力をこのゲームに感じることは出来ませんでした。

調教ゲームというものはその設定から抜きゲーに分類されるとぼく的には思っていたのですが、数少ないながらこうしたジャンルのゲームをプレイしてみるところによると、もしかしたらその考えは間違っているかもしれません。そう思ったのは調教ゲームのHシーンには作業という側面が強いことにあるのではないでしょうか。パラメーター管理型の調教ゲームならなおさらですし、借金姉妹のような単なる選択肢を選ぶだけのゲームにしても使い回しのCGやテキストを流す場面が多々あると、その印象が強くなってきます。つまり調教ゲームと抜きの親和性は必ずしも高くないのです。

というわけで初期に期待していた抜きゲーとしての評価については期待はずれだった借金姉妹だったのですが、だからこそ借金姉妹2への期待は逆に膨らみました。というのも設定やヒロインのキャラが良かっただけに最初からノベルとして作られていたならもっと面白くなったでしょうから。まして恋愛ゲーとしてリメイクされるとなればなおさらです。
エロゲーのスピンオフ企画というのには余り良い思い出はないのですが、この借金姉妹に関しては多分例外に終わることでしょう。まだ2のプレイを始めていないのですが、これだけの期待感を持たせてくれただけでも1のプレイをする意味はあったと思っています。


というわけで松の内までにと思っていたさかあがりハリケーンはまだ終わっておらず、いまだ二周目の半ばといったところ。今までの感想では、このゲームのキモは共通ルートまでで個別に入るとどうも面白みに欠けるといった印象なのですが、エース格の奈都希や準エース格の涼は温存してあるので、まだまだ充分期待してます。というか、この二人がエースということでいいんでしょうね・・・?  

Posted by 7月の魚 at 21:46Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2009年01月01日

エロゲーの今年一年を占う

明けましておめでとうございます。

試行錯誤しながら始めたこのブログも、なんとか年明けを迎えることができました。
昨年6月を過ぎたあたりから仕事の負担が急に増したため、折角始めたブログですが止めてしまおうかと思ったことも二度や三度ではありませんでした。それが更新回数を減らしながらも続けられることが出来たのは来て頂いてる皆さんのおかげです。


それでは改めまして実質このブログのメインコンテンツと化している冗談企画エロゲー競馬予想から、予想紙記者的視点で今年のエロゲーの動きを語ってみようかなと・・・

①今年も続くか、あかべぇそふと旋風?

昨年生産馬(発売ゲーム)が軒並み好調だったあかべぇそふと。もともと注目馬だったG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)だけでなく、暁の護衛(しゃんぐりら)るいは智を呼ぶ(暁WORKS)コンチェルトノート(あっぷりけ)も好走と文字通りエロゲー競馬を席巻。一時の社台旋風を思わす好調ぶりは他大手の生産馬が不振気味だっただけにより目立ちました。
その勢いに乗ってか、今年の世代からも注目産駒が続々登場します。年明け早々出走予定の才気煥発才色兼備の君たちへ(あっぶりけ妹)に続いて、翌レース(月)にはDEVILS DEVEL CONCEPT(暁WORKS)が出走予定とスタートダッシュに向けて余念がありません。
特に注目されるのはW.L.O.世界恋愛機構(あかべぇそふとつぅ)でしょう。エース騎手(原画家)の有葉が騎乗ということもあってその走りには期待が集まります。この馬(ゲーム)の走りがあかべぇそふとの勢いを加速させるか、それとも失速させてしまうのか注目してみたいと思います。

②久々に丸戸史明氏の出走は有るか?

著名調教師(ライター)にありがちな出走間隔を開けるタイプではなく毎年1頭(1本)は出走(登場)させてきた丸戸史明氏ですが、昨年は珍しく出走がありませんでした。となると、いよいよ今年こそと期待されるのですが、今のところ登録(発売予定)はありません。とすると出走があるとしたら早くても今年夏以降になるでしょうか。レースに出れば好走するのは当然といってもいいくらいなのですが、果たして出走は有るのかどうか?確かにエロゲー競馬(業界)に留まる器でないことは確かでライトノベル等他方面への進出も噂されるだけに、もし今年出走がないとなるとますますその噂が現実味を帯びそうです。

③期待される新たな薬物(声優)の出現は?

最近競馬(エロゲー)において無視できなくなってきたのがドーピング薬物(声優)の効果。北都南や海原エレナ、青山ゆかりら前から知られていた銘柄はもちろん、最近は安玖深音、佐本二厘、榊原ゆいなどが人気となっています。各厩舎(ブランド)が使用(起用)する風音(未来羽)、みる(青川ナガレ)の数は驚異的といっていいし、木村あやか、井村屋ほのかも相変わらずの人気を誇っています。
ただ薬物というものは使用頻度が高くなるとその効果が落ちていくのも事実。厩舎だけでなくファンも新たな薬物の開発(登場)を望んでいると思われます。それで記者の独断と偏見で今年使用頻度が高くなりそうな薬物を予想してみると、絶対幸せ宣言で初登場後、中堅厩舎(メーカー)で着実に使用されるようになってきた有栖川みや美。アトリエピーチが製造元(所属)というのがやや気がかりもFlyable Heartでの主役抜擢で今後萌えゲーへの使用が多くなりそうな小倉結衣。回数は少ないながらFORTUNE ARTERIALの印象が強い姫川あいりあたりが注目銘柄でしょうか。
記者は薬物が競走馬の成績に大きく係わるという意見についてはやや疑いの目で見ているのですが、ブリンカー等の矯正器具(ヴォーカル曲)と同じく、今や競馬(エロゲー)に無くてはならない存在であることは確かだと思っているだけに、効果のある新たな薬物の登場には大いに期待したいと思っています。

④KeyとType-Moonの今後は?
当予想はあくまでエロゲー競馬の予想なのですが、それでも無視できないのがKeyとType-Moonの動き。どちらも全年齢へとシフトしつつある印象で、今後はエロゲーから離れていく印象が記者的にはあるのですが果たしてどうなるのでしょうか。それよりもKeyはともかくType-Moonに至ってはここ3年以上出走がないだけに果たして今年中に出走が出来るのかの方を心配しなければならないかもしれませんが。因みに本競馬は全年齢ゲームについては出走資格がありませんのであしからずご了承下さい。


というわけで、まあこんな冗談企画が中心のブログですが、今年も一年よろしくお付き合いお願いいたします。  

Posted by 7月の魚 at 10:53Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年12月28日

来年もよろしくお願いします

風邪が流行っているようです。

26日会社帰りにエロゲーを引き取りに行くため、バスに乗ったのですが、ぼくの隣に座った明らかに病院帰りと思われるおばあさんが酷い咳を繰り返すので閉口しました。
電車ならそっと席を離れて、隣の車両にでも移動する所なのですが、乗車率100%近いバスの中ではそれもままならず、結局20分近くもゴホゴホ攻撃に晒され続けるはめになりました。
1日経って特に体が変調ないところを見ると幸い移される事はなかったようですが、出来れば風邪持ちの方は公共交通機関に乗車する際マスクを付けていただきたいものです。

というわけでもないですが、26日は予約したエロゲーのみ受け取った後はワゴン巡りや寄り道をすることもなく、真っ直ぐ家に帰りました。本来風邪を貰わないためには人混みのある場所に近づかないことが一番なのです。一昔前ぼくがパチンコに狂っていたころは風邪を引く回数が尋常でなかったのですが、パチンコ屋通いを止めてからは余り風邪を引かなくなったところをみると、この時期に閉鎖空間に長時間立ち寄るのがいかに危険であるかわかります。

といっても、人には危険なことは分かっていても行かなければならない事情というものがあります。今日は有馬記念ですし、また恒例の一大イベントも始まります。
皆さん体調には気をつけましょう。


片恋いの月えくすとらがようやく終わりました。本編の伏線消化がされないであろうことは予想通りだったのですが、まさかここまでエロに特化したFDになっているとは思いもよらなかったです。ぼく的にはそれなりに満足なデキでした。

これでさかあがりハリケーンのプレイに集中できそうです。ボリュームはそれほどない作品らしいので、なんとか年明け早々には終わらせたいなと・・・
まだ序盤なのですがなかなか快調な出だしで期待出来そうな感じがしています。


多分、これが今年最後の更新となりそうです。
では、来年またお会いしましょう!  

Posted by 7月の魚 at 06:19Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年12月23日

エロゲー5つの地雷

今年もいよいよ押し迫ってきました。というわけで、今回はぼく自身のエロゲー総決算をしてみようかと思います。
今年発売した数多くのエロゲーのうち購入したものは37本。そのうち今日時点でクリアしたものは14本と半数以上が未消化のまま残っています。
この37本というのは完全新作ゲームだけの数字で、昨年発売されたゲームをワゴン等で買いあさったものや新作ゲームの中に同梱されていた旧作ゲーム及び廉価版ゲームなどは含まれていないわけですから実際にはもっと多いはずですが、一応毎月3本程度は新作を購入しているといっていいでしょう。

それくらいエロゲーを購入していれば玉石混合いろいろなゲームが含まれているわけですが、エロゲーというものは玉より石のほうが圧倒的に多い世界なので当然駄作の方がおおいはずです。
もちろん駄作といっても単にシナリオがつまらなかったものの他に、本来あるべき筈のルートが含まれていなかったり(Garden)インストーラーがなかったり(まじかるプリンス)HシーンにCGが存在していなかったり(魔法少女アイ惨)というような触れると即死状態に陥る核地雷までいろいろ存在しているのですが、来年こそはこのような駄作を掴まされないようにしなければなりません。

もちろん評価の定まっていない新作を予約購入するわけですから、掴まされる回数がゼロというわけにはいかないでしょう。それでも振り込め詐欺に遭った人の話を聞いて同じ手口に合わないよう気をつけるというように、なぜ地雷ゲームを掴まされてしまったのか振り返ってみることは今後のためにも決して無駄なことではありません。

それでは今年発売されたゲームの中から、5本を選出してなぜぼくが予約購入するに到ったかその心境を分析してみたいと思います。


・Garden
このゲームは確か昨年10月くらいの発売予定で予約はその前月くらいにしたのではないかと思われます。そしてぼくが予約した途端発売延期が発表されたのですが、その大幅な期間に正直当惑するとともに何かそこはかとない不安を感じたものでした。そして発売月が1月という激戦区。この月に買う予定のゲームはさくらシュトラッセFORTUNE ARTERIALプリズム・アーク らぶらぶマキシマム!の3本でGardenの購入優先順位はそれより明らかに下。実のところぼくがGardenを予約したのは10月末に買うゲームが無かったための口寂しさからという消極的理由だったのですから、もし最初から1月発売だったとしたら予約することはなかった筈。つまり1月に延期されたということは即ち買う必要がなくなったということです。
だから予約票などゴミ箱にポイしてしまえば良かったのですが、折角予約してしまったのだから購入しなければと固定観念に囚われというか情けをかけてしまったのがぼくの間違いだったわけです。延期といういわば裏切り行為をされたのですから情けなどかける必要など無いのに。

教訓・・・買う必要の無くなった予約票を捨てる勇気を持つこと。

・つよきす2学期
ぼく的にはこれより酷いゲームなど家にごろごろしているわけで、クリアするだけの気力が続いたわけですから地雷と呼ぶのは不適当かもしれません。それでもこのゲームに対してそれほど期待をかけていなかったにも係わらず実際のデキがその期待値より低かったのも事実。よくよく考えればこのゲームに費やすお金があれば他に買うゲームがいくらでもあった筈。
ではなぜこのゲームを購入してしまったかというと、前作についてはシナリオが素晴らしかったためではなく(どちらかというとストーリー自体はそれほど良くないといえる)キャラクターの良さからの高評価だったわけで、出来上がっているキャラクターを動かす以上ライターが変わったとしてもそれほど笑いのレベルは変わらないと踏んでしまったわけです。その判断が甘かったのに気づいたのはプレイを始めて間もなくのことでした・・・

教訓・・・ライターが変わってしまったスピンオフ作品に期待するな。

・水平線まで何マイル?
このゲームについてはDVDのシュリンクすら破いていないので、もしかしたら意外にぼくの嗜好に合っている可能性はあります。それでもこれだけ低評価が集中するのはゲームとしてのデキが悪かったのは容易に想像できるところ。
実際このゲームに対する事前評価はぼくの8/18の記事を参考にしていただけると分かるようにそれ程高いものではありませんでした。ではなぜこんなゲームを予約してしまったかというと、某ショップがこのゲームに力を入れていてこのゲームを予約購入したときのサービスが良かったのですね。そうぼくはサービスには非常に弱いのです。ワゴンを廻っていて本日限り20%オフなんてパッケージに貼ってあるといつプレイ出来るか分かったものでもないゲームをつい買ってしまうのです。

教訓・・・サービスするということはワケあり商品でないかと疑え。

・ENGAGE LINKS
このゲームは取りあえずインストールしました。起動もしてます。だから水平線まで何マイル?と違って自信を持って地雷といえます。それくらいつまらないゲームで2~3分テキストを読んでいると徒労感で体がだるくなってきます。プレイして眠たくなるゲームは有りますが、ものの2~3分テキストを読んだだけで2~3時間プレイした如く疲れが溜まったような感覚に襲われるゲームなどそうはありません。
それくらいの地雷なゲームをなぜ購入したかというと、主題歌が良かったからですね。ただ主題歌だけが目当てならこのゲームの場合ゲームに同梱されているわけでなく予約特典なわけですから、ゲームを買わず主題歌CDだけをヤフオクで落とすといった手もあるわけです。というかなぜそうしなかったのだろう・・・気が触れていたとしか思えません。

教訓・・・いくら特典が目当てとはいえ体験版くらいはやっておくこと。


えっ5本といったのに4本しかないって・・・いや26日発売予定の某ゲームを予約していますが、このゲームが多分きっといや確実に地雷と諦めていますので。

そうなのです。最初から過大な期待をかけ半ば諦めの心境でいた方が、いざ本当に地雷に触れたときのショックが少ないのです。

教訓・・・エロゲーというのは本来つまらないものだと思っておくこと。その方が地雷を踏んだときのショックが少なく、当たりを掴んだときの喜びも大きい。
  

Posted by 7月の魚 at 11:57Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年12月20日

先月(11月)の結果

今回は予想の後に結果を発表することになってやや違和感があったかもしれず申し訳なく思っています。
さてアリス恒例の年末大作に他のソフトが挑む図式だった先月のレース。果たして人気通りの結果に収まったのでしょうか?

第11R(11月)着順

1着 ◎漆黒のシャルノス(Liar Soft) 中央値 84点 平均値 79点
2着 ▲さかあがりハリケーン(戯画) 中央値 80点 平均値 77点
3着 △姪少女(たぬきそふと)  中央値 75点 平均値 75点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

前作のデキからまず凡走はないと見ていた漆黒のシャルノスが多頭数のレースをあっさり抜け出す結果になりました。独特な世界観が持ち味の桜井作品も前作に引き続く成功でエロゲー界での地位を確かにしたといえます。このメーカー独特の意味のないゲームパートは相変わらず話の腰を折るばかりだし、ちっともエロくないHシーンは果たしてこれが18禁ゲームなのかと自問自答するはめになること請け合いなのですが、そういった欠点を消し去るだけの魅力が桜井作品にはあるのでしょう。それに調教師(ライター)はもちろんのこと、今回の騎手(原画)も馬(作品)にあった非常に良い仕事をしたと記者的には思っています。
さかあがりハリケーンは重い印を打ちながらも心情馬券的なものが理由だっただけに2着に入ったのはうれしい限り。同じねこにゃん騎乗作品ということで丸戸作品と比較されるのですが、調教師(ライター)の木緒なち氏らもわざと丸戸氏の手法を真似するかのような仕事をしただけに、ある程度そういった批評をされるのは仕方ないでしょう。パルフェがショコラの二番煎じならいわばこのゲームはこの青空に約束を―の二番煎じといえるかもしれません。それでもこれだけ高い評価を集めたのは、丸戸作品に負けないだけの魅力をこのゲームも持っていたといえるでしょう。
そして3着は僅かの差で姪少女が入りました。高い評価を受けた娘姉妹の続編的作品だったのですが、会社の束縛を受けなくなっただけにより野之原幹氏の趣味が色濃くなる・・・より変態性が強くなるであろうと予想していたのですが、ほぼ的中。それだけにより変態のハードルが上がってついて行けなくなった人も出できたのが前作より走破時計(評価)を落とした結果に繋がったのではないでしょうか。それでもこの着順は充分な結果だと思います。


他、入着級だった出走馬(ゲーム)のレース回顧はというと・・・

マイナーシリーズで、しかも発売間もないというのに意外に賞金(データ数)が集まった操心術3。どうやらシリーズ中一番のヒットといっていいでしょう。どうやら抜きゲーというよりバトル系のストーリーらしく意外にシナリオを評価する意見が多い。ただバトルものにありがちな投げやりなラストらしく大きな期待をすると裏切られるかもしれません。
同じくシリーズものでこちらは前予想で取り上げた姦染3 ~首都崩壊~も好走といっていいでしょう。こちらもシリーズでは一番のデキのようですが、やはりラストで力尽きてしまったよう。それでも抜きゲーとしての評価はなかなかのようで、ベテラン騎手(原画家)ジェントル佐々木騎手の手腕が如何なく発揮されていたようです。
アトリエかぐや第三路線である毎日がMはやはり主人公完全Mゲーという特殊嗜好が堪えたのか、こちらは意外に走れず。それでも入っているコメントは意外に悪くなく時計を4~5点は上乗せしてもいいのではと思うほど。上位入着馬の顔ぶれを見ると今月は抜きゲーの当たり月だったといえるかもしれません。

スタートが良く一時は首位を窺う勢いも見せていたヨスガノソラは、その後順位を後退させていったものの事前の期待値から考えれば充分善戦したといえるでしょう。シナリオは予想通りそれほど評価の高いものではなかったようですが、キャラ萌えが素晴らしかったようで特に妹の穹に人気が集中。萌えだけで入着が確保できるわけですから妹属性侮れずといったところです。
逆にスタートは酷評続きで大きく出遅れていた闘神都市IIIは、冷静な評価が増えるにつれて順位を持ち直してきました。といってもこちらは事前の人気から考えると持ち直してきたといっても物足りない着順で、ファンの期待を裏切ったといえるでしょう。特に年末年始をこの一本で遊び倒せるといった感覚で買った人の失望感は隠せなかったようです。
記者が穴で推していたココロノも期待はずれの結果に終わりました。狂気をテーマにしたゲームでシナリオについての評価は絶賛の声もちらほらある代わりに酷評意見も多いという典型的な人を選ぶゲームだったよう。ただマイナー騎手(原画家)の騎乗(仕事)ぶりがやや足を引っ張ったイメージはあります。ただシナリオで評価を集めているゲームは騎手の能力など関係なしに1着になってしまうことが多いだけに、騎手の腕が言及されるということはそれだけシナリオに力が無かったといえるのではないでしょうか。


今月は出走馬が多かっただけに凡走した馬も数知れず。その中から主な馬を取り上げてみます。

騎手、調教師の知名度は高かったちぇいすと☆ちぇいすっ!は入着すら果たせず。Floraliaで名を上げた藤原将氏ですが、彼の本領は萌えエロでありシナリオに期待されては辛いものが有ります。それにしてもこのメンバーの馬(作品)にしては賞金(データー)数が寂しい限りで商業的に成功したとは思えず、この成績では同厩舎(ブランド)で再出走するのは難しいかもしれません。
らぶデス3の高スペック仕様については予想していたのですが、その予想以上のスペックの要求ぶりはまるで某政府の地デジ買い替え促進キャンペーンを見ているようでした。この厩舎もシナリオについての技術は磨く意思が無いわけですから、ある程度のスペックでもストレスなくプレイ出来る技術くらいは磨いて欲しいものです。
1着か大敗かしかないということで穴予想したSIN 黒朱鷺色の少女ですが結果は大敗の方。ライターの成績(過去作)からシナリオが不安視されていましたがそれが的中。演出を凝った反動か動作が重くなってしまったためプレイヤーにストレスを与えてしまった上、バトルものに肝要な戦闘シーンが酷評されているようではこの走破時計も仕方ないところかと思います。
過去作と比べて賞金数の伸びが良く商業的には好調だったらしいあいれぼてすが、走破時計については相変わらず低迷。萌えゲーの割りにエロは充実していたようですがシナリオについては冴えない動き。この厩舎はこのまま騎手(原画家)の能力だけに頼るレースを続けていくのでしょうか?
人気騎手望月望を起用したにも係わらず走破時計はもちろん賞金数すら低迷してしまったおっぱいの王者48。おっぱいに拘るのはいいにしても攻略キャラを多くしてしまっては印象が薄くなってしまうのは当然のこと。メイビーもそろそろこうした方針を改めてもらいたいものですが、SQUEEZの次回出走予定馬(ゲーム)を見る限りどうゆら期待薄でしょうか。
シュミレーションパートがあまりに某ゲームと似ていたため一種お笑い馬(ネタゲー)と化していた戦極姫。シナリオについては全く評価されていないというより無いといっていいらしいのですが、歴史ゲームを模しているのでしたらそれも仕方ないのかも。何しろプレイヤーの行動次第でいくらでもストーリーいや歴史が変化してしまうのがこの手のゲームなのですから。ただそういったジャンルのゲームをプレイしたいのならちゃんとしたものを選んだ方がいいかと思うのですけどね。


というわけで、闘神都市IIIの走りは意外だったもののほぼ予想通りの結果に終わった前月のレース。予想は当たってホッとはしているのですが、穴馬と予想していた馬が軒並み凡走してしまっただけにもう少し厳選して穴を見つけ出さなければと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 21:24Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年12月10日

積みゲーの不良債権化が進む

一昨日から左耳が化膿してズキズキと痛み夜まともに眠れません(泣)

夜眠れないならばそれだけエロゲーをプレイする時間が増えるのではないかと仰られるかもしれませんが、化膿のためか発熱もあるというのに仕事は休めないような状態・・・家に帰ると少しでも痛みを抑えるため耳に抗生物質を塗り氷のうを当てているような体調でエロゲーをプレイするほど心身に余裕はありません。

そんなわけで一向に新作に取り掛かることが出来ません。前々回の更新で話したとおりティンクル☆くるせいだーずについては、ようやく終わらせることが出来たのですが・・・サブキャラのエンドまで埋めるかどうかは思案中。というのも中途の悪寒どおりどうやら理事長以外にHシーンはない模様で、かなりモチベーションが削がれてしまったので。巫女さん目当てでプレイしてきたぼくからすれば、片恋いの月えくすとらでの某ヒロインのエロなしなんて甘いものです。それに片恋いの月えくすとらはHシーンだけは充実していますから。

やれシナリオが退屈とか厳しい意見の多いクル☆くるですが、紫央&エミリナ&メリロットさんらが攻略出来たとすればそんな意見もかき消されたと思うのですけどね。それくらいサブキャラに魅力のあるヒロインが揃っているのです。


さて11月に買った新作がまだ1本も手を付けられないのは当然・・・として、10月購入組ですら手を付けたのは前に話題が出た片恋いの月えくすとらのみ。着々と積みゲーの不良債権化が進んでいます。また大作に手を付けるとどれだけ時間を費やすか見当もつかないので次はぼく的に以前から楽しみにしていてかつ意外にボリュームが少ないと噂のさかあがりハリケーンを始めようかと思っているのですが、数ある積みゲーの中で一本なぜか無性に崩したくなっているゲームがあって思案中といったところ。

まあとにかく耳の痛みを何とかしないとエロゲーのプレ・・・いや仕事に差し支えるので早く直したいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 22:43Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年11月30日

買う前にチェックしておかなければいけないこと

世間が金曜日発売の新作で盛り上がっている最中、積みゲー処理に勤しむ自分は何なのかと自問自答したくなってくるのですが、努力の結果ようやくクル☆くるもラストの聖沙ルートを残すのみとなりました。といってもサブヒロインのイベントをほとんど見ていないので完全制覇はいつのことになるのやら・・・取りあえずプレイする際の意欲が下がるので一昨日届いた新作の悪評をこれ以上流布させるのは止めて欲しいと思う次第なのですが。

そんなクル☆くるですが、一番心配していたパソコンスペックの低さによるプレイ時のストレスはあまり感じずに済みそうです・・・もちろんサクサク進むという具合には行きませんが・・・そんなわけで来月発売予定の君が呼ぶ、メギドの丘でも多分プレイ出来るであろうと思っていたのですがその考えは甘かった。昨日リーフのHPでペンチマークの新バージョンが公開されていたので、ぼくのパソコンで動くかどうか試してみたところ数値は2000を越えるのがやっと。メーカー推奨の5000には遠く及びません。情報が初公開されて以来楽しみにしていたゲームだったのですがまず確実に見送りとなりそうです。というか、テストを行わずに見通しだけで買っていたかと思うとゾッとします。

まあ実際リーフのプログラム技術というのは今までの実績を見る限りかなりお寒いものがあるわけで、これだけ知名度が高いメーカーにしてはバグもかなり多い。そんなメーカーが出す初の3Dゲームなわけですからかなり実験的要素が強いはずで、いわば普通のパソコンではまともに動くほうが不思議といっていいかもしれません。まあさすがに一昨年のサマーデイズのような騒ぎにはならないとは思いますけど、初期のバグに関しては少しは疑ってかかったほうがいいかもしれません。

というか新ペンチマークを公開して今になってプログラムをいじっているような調子で、本当に年末発売に漕ぎつけられるのかどうか・・・折角のアリスとの合同キャンペーンも片割れが一向に発売されないようだと効果も霞んでしまうと思うのですが。  

Posted by 7月の魚 at 11:39Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年11月26日

また明後日には積みゲーが

今月初めにクリアしたてとてトライオンの感想を批評空間に投稿していないことを最近ようやく気づきました。
本当ならばクリアした勢いそのままに感想を書いたほうがそれだけゲームに対する思い入れが率直に述べられるはずなのですが、取りあえず簡単な感想を投稿しておきました。
しかし人間年を取るというのはイヤなもので、まだクリアして1ヶ月もたっていないというのにはや細部の記憶がおぼろげになってしまっていて愕然としてしまいました。10年くらい前にプレイしたゲームはかなり細部まで思い出せるというのに・・・

さて月末になり明後日にはまた新たなゲームが自宅に届けられてくるわけです。というわけで本来ならハードディスクに空きを作るためにも最低2つは在庫を無くさなければならないはずなのですが、てとてトライオン以降は一本もクリアしておらず、また目処もたたないような状態。今もっぱらプレイしているのはクル☆くるなのですが、これがボリュームがあるというよりひたすら長くていまだゴールテープの影すら見えません。現在天使とソバが終わったところなので、メインヒロインだけ考えてもまだ半分。サブヒロインを考えたらいつ終わりが来るのでしょうか?ただ何となくですがサブヒロインにはHシーンがない悪寒。としたら片恋の月えくすとらなんか及びもつかないほどの怒り大爆発ですが・・・

それはともかく11月は期待の新作が多く発売されるので、何とか時間を作って少しでも早く取りかかれればと思っているのですが・・・多分このままでは無理かも(泣)  

Posted by 7月の魚 at 19:05Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年11月20日

先月(10月)の結果

月末発売されるゲームの当たり外れ予想の的中率を振り返っている企画。先月は絶対的本命が居ない混戦の中、見事結果を出したのはどの馬(ゲーム)だったのでしょうか?

第10R(10月)着順

1着   ◎コンチェルトノート(あっぷりけ) 中央値 80点、平均値 77点
2着   美脚性奴会長 亜衣(オーバードーズ) 中央値 75点、平均値 79点
3着   みちくさ(TAKE OUT)中央値 78点、平均値 74点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

思い切って本命に抜擢したコンチェルトノートが期待に応えてくれてほっと一安心。調教(体験版)の様子からまず凡走はないとの読みでしたが見事結果を出してくれました。心配されていたフローチャート方式も違和感なく受け入れられたようですし、シナリオも中々良かった様子。ここのところのあかべぇブランドの走りっぷりは一頃の社台旋風を思わすものがあるだけに今後もこの系列ブランドから目が離せません。
2着の美脚性奴会長 亜衣は想定に入っていなかった馬(ゲーム)で意外といえば意外だったのですが、属性ピンポイントな抜きゲーというパターンは先月のこっすこすと同じでもしかしたら読み切った人がいたかもしれません。騎手(原画家)もベテランとはいえいままでそれほど注目を浴びる存在でなかったジェントル佐々木氏だったというのもこっすこすと同じ。こういった属性ピンポイントな抜きゲーは人を選ぶかわりに同好の士には高く評価されるのでしょう。といっても賞金(評価数)はまずまずで時計(得点)もなかなか。ゲームとしてのデキが良かった点について疑う余地はないでしょう。
そして3着がみちくさ。この馬(ゲーム)が食い込んできたのは本当に驚きでした。調教師(ライター)の古月拓海氏はぎゃくたまのライターですが知名度はそれほど高いとはいえず、厩舎(ブランド)のTAKE OUTはいままで鳴かず飛ばずの成績。とても好走するとは思えなかったのですが・・・。田舎を舞台にした爽やかなストーリーというのが評価を集めた理由のようで、癒しを求める最近の嗜好にマッチしたよう。廉価作品だけにこれからプレイする人が増えてきそうな馬(ゲーム)です。


さて、その他の出走馬(ゲーム)の寸評ですが・・・
上記の馬たちに続いたのがキスよりさきに恋よりはやく。ループもののようですが評価されているのがシナリオではなく萌えなところが、この厩舎(メーカー)らしいところ。時計的にこの厩舎の持ち時計一杯は走っていて充分好走といえるでしょう。デビューから着外(地雷)といえる成績がなく安定感のある走りをずっとしてくれているだけに、この厩舎のファンは今後の出走馬も安心して追いかけていけるのではないでしょうか。
前人気を集めたVolume7は入着どまり。カタハネ級の走りを期待していたファンの期待は裏切ったといえるかもしれません。騎手(原画)については相変わらず安定していたようですが、ラストが今イチとの評が多かったようにシナリオが期待通りでなかったよう。それでも次回に期待が繋がる走りだったようで次走に注目です。
ぼくが単穴に推したVenusBlood -CHIMERA-は心配通り本賞金が足りず除外。ただ天ツ風 ~傀儡陣風帖~ほどの実力はなかった様子で例え足りていたとしても連対圏は無理だったでしょう。この厩舎(ブランド)も今回のレースで主力スタッフが離脱してしまうよう。最後のレースで有終の美を飾れなかったのは残念でしょうが、新天地でまた地力を発揮してもらいたいものです。
a103netさん期待の明日の七海と遭うためにもまずまずの走りでした。七海ファンには満足なデキだったようですが、やはりボリューム不足は否めなかったよう。それでもこの価格帯のファンディスクにしては充分善戦しており、人気作の面目は保ったといえるのではないでしょうか。
もう一つ人気作の直系ファンディスクである片恋の月えくすとらは走破時計(得点)だけを見れば全くの期待外れ。その要因といえるのが攻略できると期待されていたサブキャラのHシーンが無かったこと。その怨嗟の声がこの評価に如実に現れたといえるでしょう。ただそのサブキャラに期待していなかったファンの評価は悪くないよう。Hシーンも多く本編のドタバタを気に入っていたファンには充分な内容かと思います。

最後に期待を裏切った馬場掃除組の寸評を・・・
上田メタヲ氏が抜けてその前途に不安が漂っていたBlackCyc。ファンにはこれまで通りの走りをアピールしたかったはずですが今回のBefore Dawn Daybreak はアピールどころか不安が現実化してしまう結果に。作り込みが甘く設定を生かしきれていないとの評が目立ち、それと共に上田氏独特の狂気も薄れ厩舎(ブランド)独特の味わいも消えてしまった感じ。ぼくは心配ないと踏んでいたのですが読みが甘かった・・・。脅威の好走率を誇っていたこの厩舎ですが、この凡走はダメージがでかそうで次走も同じような走りですと厩舎の存亡にも係わってくるかもしれません。
冬のロンドの走りはほぼ予想通り。原画は良いがシナリオはお粗末というF&Cの血がそのままこの馬(ゲーム)にも受け継がれたようで評価もF&Cの出走馬(ゲーム)とほぼ同様。デビュー一戦目から明らかな手抜きと言われるような走りでは今後出走してきたとしてもとても買えないでしょう。
ファンタジー組2頭も心配されていた通り凡走。まずENGAGE LINKSですがファンタジーものにおいて重要な主人公の目的意識や戦闘描写が酷評されているあたり、不得手な距離(ジャンル)に挑んだ厩舎(ブランド)の意気込みは空回りしてしまったといえるでしょう。デビュー戦は見事な好走を見せてくれたのですが、あの走りをいつ思い出してくれるのでしょうか・・・
初出走厩舎しかも魔法少女ものということで不安が漂っていたのですが、それがピタリと当たってしまったのがWIZARD GIRL AMBITIOUS。ライトノベル風味の設定はどうやらプレイヤーには嫌悪感しか与えなかったようで、テキスト・シナリオは酷評の嵐。まあ、予想通りだったといえないこともないのですが、それにしても無残なデビュー戦となってしまいました。腕利きとはいえ多人数のフリー騎手(原画家)を集めたあたり専属騎手を育てようという厩舎のポリシーを感じさせず、この走りですとひょっとしてこのままこのデビュー戦限りで解散となってしまうかもしれません。
そしてこのレース一番注目を集めていたというより好奇な目で捉えられていたのがそれは舞い散る桜のように 完全版。ハードルレース並みの負担重量(ハンデ)を抱えていることからまともな感想は集まらないと思っていましたが、評価はほとんど炎上ともいえる惨状で哀れさすら漂っています。標準偏差値のバラツキの高さからその走りを推し量ることは難しいのですが、どうやら追加内容は期待ハズレだったことは間違いないようです。


というわけで今レースは全体的に時計(評価)も遅く、出走馬(ゲーム)のレベルはそれほど高くなかったといえるのではないでしょうか。その中で1着のコンチェルトノートの走りは目立ったように思えます。また美脚性奴会長 亜衣の好走が示すように1点突破主義的抜きゲーにはこれからも警戒が必要でしょう。これらの結果を教訓にこれからも予想を研鑽していきたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 16:05Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年11月06日

セコい話

前にお話したかもしれませんが、ぼくは基本的にプレイを終えたエロゲーは処分することにしています。個人的に殿堂入り(批評空間で付けた点数で85点以上)したゲームは残しておくのですがそのようなものは年間2~3本といったところですので、ほとんど手元に残さないといっていいでしょう。
その処分方法はというと、最近は専ら中古ショップに引き取ってもらうようになりました。狭い部屋が片付いた上に次に買うゲームの資金が出来るわけですから文字通り一石二鳥といっていいでしょう。だから本来ですとどんな値段でも引き取ってもらえれば御の字といったところなのですが、そこは人間ですから少しでも高い値段を提示してもらいたいもの。それで最近は日焼けや箱傷みがないよう安置し、なるべく某ショップが毎月末尾5の日に実施する「中古の日」を狙って引き取りに出すことにしています。
というわけで、昨日10本ほどゲームを抱えて某ショップへ行ってきました。本来ならばもう少しお嫁に出すものがあったのですが、前日下調べして500円以下の査定額のゲームは持っていかなかったりするのでいつも大体その程度の本数に収まってしまうのです。
そんなこんなで、ぼくが買い取りセンターに着くとはや待ち客でいつ順番が回ってくるか見当もつかない状態。取りあえず順番待ちの札を取って待っていると次々と訪れる客の群れ。不景気になると質屋が流行るといいますが、こんなところを見ると確実に不景気の波が訪れていると思っているとようやくぼくの番号が呼ばれました。
10本ほど査定に出すと掛かる時間は1時間弱。なるべく待ち時間は少ないほうがいいわけでぼくが査定額の少ないゲームを無理に持って行かないのはこんなところにも理由の一端があるのですが、それはともかく査定終了の時刻を待って買い取りセンターに行き査定額を見ると前日調べていた金額より明らかに少なかったのですね。
どうやら不景気の波は客だけでなくショップの方にも訪れているらしく「中古の日」に合わせたのかどうか分からないけれど買取査定額を減少させたようなのです。後で調べてみるとぼくが引き取りに出したうちの3割以上のゲームが前日より買取額が下がっていました。中には2割も下がっていたゲームがあって、これなら「中古の日」を待たずに前日行った方が待ち時間も少なく済む上に査定金額も多かったという罠。なにかどっと疲れが出たような気がしました。

まあ今月買うゲームの資金と置くスペースが出来たことを思えばそんなに悪い取引ではなかったわけでセコい話をしてどうも済みません。これもみんな不景気が悪いんや・・・  

Posted by 7月の魚 at 17:24Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年11月04日

話は可愛いけれど値段は・・・

8月発売組のうち一番先行していたてとてトライオンをようやくクリア。といっても、それだけでは10月発売のゲームをインストールするスペースが足りなくて、急遽容量が少なくてあっという間に終わると巷で噂になっているさくらんぼシュトラッセを始めることにしました。
幸い世評は本当で、時間が取れなくいぼくでもさほど日数オールクリアすることが出来ました。喜んでいいのか悲しんでいいのか微妙なところなのですが、ここは素直に喜んでおきましょう。本編のヒロイン4人(3人と1匹?)のエンド後が語られるショートストーリーはどれもタイトル名のさくらんぼのように可愛らしい一品でそれなりに楽しむことはできました。
ただこのさくらんぼは高級ブランドの佐藤錦だったらしくメインヒロインのアフターのみつまり4粒しか入ってなく、一瞬のうちに胃袋の中で消化されてしまい世評どおりボリュームのなさは否めません。ぼくはイベント販売で手に入れたので主題歌曲を含む特典CDが封入されていたのですが、もしショップで買ったとしたならば間違いなく不満たらたらだったでしょう。正直このゲームの価値の四割は特典CDである「さくらんぼCD」にあるといっても過言ではないですから。
もちろんショップならイベント販売価格よりは安く手に入ったことでしょう。といってもいくらショップとはいえ四割もディスカウントした値段で売っていたとも考えられず、やはり内容の薄さを責められるのはやむを得ないかも・・・こういった事がたびたびあると、エロゲーのファンディスクというものはメーカーがファンのためにプレゼントするものではなくて、ファンがメーカーのためにお金をプレゼントするいわばお布施のようなものではないかと揶揄したくなってきます。まあそんなメーカーばかりではないでしょうが、10月発売された2本のファンディスクのデキは果たしてどうだったのでしょうか?

今のところ批評空間の評価ではやや明暗分かれているようで、手元にある暗の方のパッケージを複雑な思いで眺めているところなのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 16:51Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年10月27日

美少女ゲームと長く付き合っていくために

毎月どの程度エロゲーをクリア出来るか自分で把握できていますか?

現在ぼくが消化できるエロゲーの数はというと、仕事が多忙になったため前よりかなり減って月産2本程度。ここにリトバスEXやクル☆くるのような規模が大きいゲームに当たってしまうと、最低ノルマともいえる2本も怪しくなってくる始末。
こんな状態でありながらもエロゲーを買う数は前と変わらないどころか増えているくらいですから、積みゲーはますます増えていくばかり。今月も今週と来週合わせて3本家に届くのですから、当然収支はプラス(マイナス?)でとうとう積みゲーは30本の大台に達してしまいました。
ここまで積みゲーが増えてきたわけですから、本来ならばモチベーションを上げてクリアに励まなければならないはずなのでしょうが、どうも逆のようで最近どうもエロゲーに対するモチベーションが下がってきているのです。
長年エロゲーと付き合ってきてこのような事態が訪れるとは想像だにしていなかったのですが、この憂うべき状況はすべて増えすぎた積みゲーが原因と考えることが出来そうです。

人間というものはどうしても新製品に目が行くもので、よほど気を引くもので無い限り同じ機能の商品が二つあるとしたならば後から発売された製品を選びがちです。エロゲーでも同じ原理が働き、どうしても古いものより今日届いた新しいゲームのほうを優先してプレイしてしまうわけで、その結果一旦何かの理由で残ってしまったゲームはいつまでたってもプレイする機会が訪れないまま朽ち果てていくはめになるのです。そんなゲームたちの中に巷で名作といわれている赫炎のインガノックG線上の魔王等があるわけでそんなゲームたちのことを考えると心が痛んで仕方がなく、そんな辛い思いをするならいっそエロゲーを買うのを止めてしまおうかとつい考えてしまうのです。

まあそれよりも積みゲーの処理ばかりを優先して考えてしまうばかり、前ほどじっくりエロゲーを楽しむことができなくなったことの方がモチベーションが下がる原因として大きいかもしれません。
積みゲーが無かったときは、気になったシーンを読み返してみたり良かったルートを再度最初からプレイしてみたりといったことが出来たのですが、現在は積みゲー消化に気を取られるあまりエロゲーの楽しみの一つである良かった探しや逆の意味でのあら探しなどはほとんど出来ない始末です。年末期待されているゲームであるMapleColors2闘神都市Ⅲなども、もし購入してプレイを始めたとしたら懸かりきりになってしまうことは必至で時間的余裕を考えると買ったしてもプレイすることは叶わないでしょう。時間のせいでプレイ出来ないゲームが出てくることは悲しいことですし、何より積みゲー消化に追われてゲームを楽しむという余裕が欠けてきているという現実に気づきやや愕然としてしまいました。積みゲー消化と言うけれど実際には消化などされてなくて、咀嚼もせず吸収もされずただ体外へ排泄されるだけでは本当にエロゲーを楽しんでいるとはいえないのではないでしょうか。

このことはすべて肥大する積みゲーの量に起因することでしょう。自覚は無かったのですがどうも最近ではエロゲーをプレイすることより買うことの方に快感を覚えるようになってしまったような気がしないでもありません。そういった愚行がエロゲーに対するモチベーションの低下に繋がってしまうのです。エロゲーというものと今後長く付き合っていくためには自分の時間や体力にあった適正な量を買うということに気を配らないといけないのでしょう。もはやぼくは手遅れになってしまったかもしれませんが・・・  

Posted by 7月の魚 at 18:08Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2008年10月19日

先月(9月)の結果

ゲームの当たり外れ予想が的中しているか振り返っている恒例の企画。大物新馬対古豪の対決かと思われた先月のレースでしたが、どうも思惑どおりにはいかず結果は波乱のようで・・・

第9R(9月)着順

1着  ▲スマガ(NitroPlus) 中央値90点、平均値83点
2着   こっすこす(CLOCKUP) 中央値90点、平均値82点
3着  △ピリオド-SWEET DROPS-(Littlewitch) 中央値80点、平均値78点


※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

まず1着のスマガですが不安をものともせず好時計での勝利は見事というしかありません。エロゲーの既成概念を壊すような作風で名を上げてきたニトロプラスが今回もいい意味で今までのエロゲー魔法少女ものにない独特の味のある作品を出してきてくれたようです。記者も人気馬2頭を蹴散らすならコレと思ってはいたのですがここまでの時計(評価)をたたき出すとは思ってもいませんでした。
そして波乱の立役者になったのが2着のこっすこす。これは想定表にも載せていなかった馬(ゲーム)だっただけにまさに驚き。厩舎(ブランド)のCLOCKUPというと目立つ成績の馬(ゲーム)といえば凌辱学園長くらいであとは馬場掃除の凡走続き。しかも人を選ぶバカゲーときてはとても買えないと思ったのですが・・・。原画がやや人を選ぶ画風なだけに興味を持ったファン以外は買わなかった利点はあったとしても、そういったファンが軒並み高得点を付けたからこそこの成績を上げられたのでしょう。走破時計もかなりの高水準で他の月なら文句なしの1着だったのではないでしょうか。
続く3着はやや離されながらもピリオド-SWEET DROPS-が飛び込んできました。これは記者も穴として注目していただけに、この成績でもさほどの驚きはありません。ただコメントがほぼ100%騎手(原画家)のファンというあたりに今後の広がりという点で今後に不安は残りますが・・・記者的には原画家の画風が微妙に変わってきている点も気になり、次走(シュガーコートフリークス)の仕上がりには目を光らせたいと思っています。

さて3着までに入らなかった主な馬(ゲーム)の寸評ですが、残念ながら期待を裏切ったものが多かったようで・・・
ビジュアルアーツ系凌辱メーカーとして知名度を上げてきたFrillも孕ませ王 ~ハラマセキング~でようやく連対圏内を窺うところに食い込んできました。今回は設定とシチュエーションが良かったようですが、それでいてこのあたりの時計に止まってしまうあたりが底力に欠く(Key以外の)ビジュアルアーツ血統の限界といえるかもしれません。
とっぱら ~ざしきわらしのはなし~は当初の期待値からすれば充分好走の部類かも。妖怪ヒロインゲームはどうも癒しゲーになってしまうようですが、これもその例に漏れなかったようで雰囲気を楽しめたファンからの高評価が目立つよう。体験版でダメ主人公が周知されたため、それを嫌う層が避けたのが良かったのかもしれません。
大物新馬のデビューで人気の一角と目されたティンクル☆くるせいだーすはやや期待はずれといっていいかもしれません。ただ記者的には期待が強すぎただけで能力的にはそこそこ走っているとは思うのですが・・・。かなりの大作でプレイ時間が長い割りに通常会話シーンが退屈なのがファンから嫌われた要因でしょうか。攻略ヒロイン数と比べてサブヒロインがかなり魅力的で著名声優を起用したサブヒロインの中からもう一人くらいメインヒロインに昇格していれば少しは評価的にプラスになっていたかもしれません。

そして凡走組の寸評を。
FairlyLifeの評価の低さは、LikeLifeの世界再びと期待していたファンだけでなく、HOOKが近走二作で築き上げてきた雰囲気を望んでいたファンの期待をも裏切ってしまったのが原因ではないでしょうか。ぼく的には調教(体験版)時点でそこはかとない不安を感じていたのですが、批評空間で「このキャラが不快」POVコメントの多さを見れば不評の原因が分かるのではないかと思います。
そしてぼくが◎を付けたAliveZと〇を付けたしゅぷれ~むキャンディ はシャレにもなりませんが枕を並べて討ち死という結果に・・・。
まずアリスブランドということで信頼を集めたAliveZですが、AmbivalenZの続編風味ということを差し引いてもここまでの凡走は予想できませんでした。エロゲーにおける伝奇ファンタジー風味ものは主人公がダメだと評価が低くなってしまうのですが、これもその例に漏れずというわけで・・・ただ最近のアリスは年末商戦に力を入れてくるようでそれ以外だと結構期待はずれなものも目に付いただけに、後になって考えればこの結果も読めたかもしれません。次走予定の闘神都市IIIは当然変わり身を見せてくれるはずです。
そしてしゅぷれ~むキャンディ の走らなさすぎはあまりに酷く、記者の予想を信じて買ってくれたファンにとても顔を合わせられません。調教(体験版)が公開されなかったため、つい血統や馬体(設定)を見て惚れこんでしまったわけですが、蓋を開けてみれば出遅れ後方のまま。このゲームも主人公の酷さが目立つようで、もしかしたら王道とはそういった意味で付けられたのではないかと思ってしまうほど。これでは注目されながらいまだ出走の目処が立たないサクラの詩の期待値も下げざるを得ないかもしれません。


というわけで先月の予想は惨敗といっていいでしょう。辛うじてスマガの評価を落とさなかったのが救いですがそれも慰めにはなりません。次回は何とか巻き返したいですと言いたいけれど今月のメンバーはと見ると・・・(溜息)取りあえず的中目指して頑張ります(汗)  

Posted by 7月の魚 at 14:38Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム