2011年03月10日

テンションが続くか心配

年頭に公約していた優先的に攻略する・・・いやしたいゲームのうちさくらビットマップ(HOOK)桜花センゴク~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)については取り合えずクリアしたわけですが、正直精神状態が不安定な時期にプレイしてしてしまったため何か損をしたような気分になっています。
例外もあるのですがエロゲーというものはやはりテンションが高いときにプレイしたほうがより楽しめるはずで、何より気分が落ち込んでいるときに抜こうなんて神経にならない。折角エロゲーをプレイしているのに抜きを放棄してしまっているようではお金をドブに捨てているようなものです。
まあこれがエロシーンなんて飾りでしかないようなゲームなら別ですが、クリアした2本を見れば萌えだけでなくエロシーンもなかなかの仕事ぶりを見せていただけに、それをただ流し読みしただけではエロゲーマーとしての沽券に係わるのではないかと。

まあ終わってしまったことは仕方ないわけで曲がりなりにも積みゲーが減ったことには変わりない・・・ということで引き続き公約していたうちの残り3本のうちのどれかを崩そうかと思ったのですが、ここにきて気分が変わってしまいました。
本来残る3本のうち一番優先順位が高かったのはぐらタン(コットンソフト)だったのですが、どうせ起動ディスクを要するゲームを崩すならシュリンクをわざわざ破りインストールしなければならないぐらタンを崩すより、以前からハードディスクに常駐しているゲームを崩したほうが良いかと思ったわけ。

そのゲームというのがG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)だったというわけですが、良作としての評価を不動としているゲームだけあって読み進めてみると確かに面白い。最初考えていたのと違ってどうやら魔王の正体を推理する(暴く)ゲームではなかったようでその点はやや拍子抜けしてしまったのですが、序盤の引き込みは充分過ぎるほど楽しめただけに後はこのテンションでの面白さが最後まで続くかどうか。まあ批評空間の評価から尻すぼみに終わってしまうような恐れはまずなくて、ぼくのテンションが続くかどうかの方が心配なわけですが・・・

さてそんな良作ゲームと同時に崩し始めたのが今年1月発売の黙って私のムコになれ!(ensemble)です。これは崩すのを取りやめたぐらタンの代打(原画家が同じコットンソフト繋がりなので)ということで始めたわけですが、こちらは批評空間での評価は散々といってよくどれくらい酷いのか興味津々といったところ。まあそれくらいの覚悟がないとプレイできないわけですが、こちらの方もぼくのテンションが続くか心配です。まあ前者のゲームとは全く逆の意味ですが。  

Posted by 7月の魚 at 06:20Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2011年03月06日

熱い展開とその反動

先月末発売された新作については批評空間の評価を見る限り前評判の高かったゲームを含め軒並み好評価のようです。
やや大物感に欠いた1月発売組と比べると格段の差といってよく、ようやく今年のエロゲー戦線も本格化なったかといったところですが、果たして好スタートを切ったゲームたちすべてが自分にとって良作なのかどうかは実際にプレイしてみないと分からないわけで。
もちろんどのゲームもこれだけ高い評価を得ているだけにそれなりに見所はあるだろうとは思うのですが、ぼく的に最近今ひとつエロゲーにのめり込めなくなってきている状況なわけで、まず自分自身の環境を整える方が先決といったところ。
まあ現在ぼくが専らプレイしているゲームはというとそのほとんどが昨年発売されたものばかりなわけで、まずそれらを崩さない限り出番は回ってこないわけですが・・・
そんなわけでいまだ世間一般からすると周回遅れのプレイを行っているぼくが、今月に入りようやく崩し終わったゲームが桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)です。


昨年10月発売組の中ではかなり評価が高くて思わぬダークホースとなったこのゲームですが、実際プレイしてみて評価が高いのも納得がいきました。
ヒロインすべてが戦国武将という明らかなネタゲーの設定で、一見三国志を舞台としてアニメ化もされるなど話題となった恋姫†無双シリーズの二番煎じとも思われたこのゲームですが、ネタゲーとは思えぬほど設定が練りこまれており感心させられました。特にメインヒロインである織田信長ちゃんルートは終盤軽いどんでん返しもあって小さくない驚きをぼくに与えてくれました。
ただ惜しむらくは他のヒロインのルートがほぼ同じような展開になってしまったこと。熱いシナリオもそれはそれで面白いのですが、それが何本も続くと最初は面白く感じられた熱い展開が逆に暑苦しさへと変ってしまうのですね。そう考えると1本くらいネタ風味の強い軽いルートがあっても良かったかもしれません。

そういった意味でぼくが不思議に思ったのは攻略ヒロインになぜ伊達政宗ちゃんが居るのかということ。メインヒロインである織田信長ちゃんを軸とするなら、時代的に織田信長の年代とはややずれている伊達政宗はヒロインとしてあまり相応しくないと思うのです。まあぼく的に主人公に懐く典型的な後輩ヒロインと独眼流政宗のイメージがどうにも結びつかなかったというのも理由の一つなわけですが。
それはともかく、ぼくが考えるにはやはり徳川家康ちゃんをヒロインに抜擢したほうが良かったように思うのですね。木下藤吉郎ちゃん以上のギャグメーカーである家康ちゃんがヒロインなら暑苦しい展開になりようがないわけで、一種の清涼剤というべき軽いシナリオが楽しめたのではないかと。まあこれはぼくがこのゲームを当初ネタ色の強いゲームと思い込んでいたから余計にそう感じるだけかもしれませんが。

といっても、このゲームが想像以上に楽しめたことはまぎれもない事実です。ややマニアックな戦国ネタにクスリとさせられる場面もありましたし、単に恋姫†無双を真似たわけでなくライターがそれとは違う味を出そうとした点は大いに評価したいと思います。ただ非常に魅力的な原画陣を揃えながら全くといっていいくらい抜けなかったのはぼく的には誤算でした。というのも熱い展開が続いたためかどうにもヒロインが現実の戦国武将に重なって見えて仕方なかったからで、この点でもライターが戦国らしさに拘った反動といえるかもしれませんね。  

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2011年02月25日

久々に疲れを癒す

ここのところ溜まっていた心身の疲れを癒すため温泉に出かけてきました。
温泉といっても普段は近所にある塩素消毒がガンガンに効いているスーパー銭湯に行くのが常なわけですが、今回は大奮発して源泉掛け流しの温泉へ電車を使っての泊りがけの旅行。別に泉質や効能など調べていったわけではないですが、ゆったりと露天風呂に体を沈めていると多少は疲れが取れた気になってきます。ただ湯温がちょっと高めで長時間入っていると逆上せてしまうのが難でしたが。

そんなわけで多少はリフレッシュ出来たかなと思うわけですが、ただ貴重な休日を旅行に費やしたおかげで積みゲーの消化は滞ることに・・・さすがに旅行先までノーパソを持ち込んでエロゲーをプレイする気はなかったのですが、よく考えると旅館に泊まっても取り立ててすることなんて無かったわけですから普段と違った環境でエロゲーをプレイするというのも一興だったかもしれません。

さて今月発売の新作ですが、当初予約していたソフトが次々と延期してしまい先月同様少し寂しい購入本数となってしまいそう。それではちょっと物足りないと急遽1本新作を購入しようかとも考えているのですが、先月も同じように数合わせで買ったものが批評空間でネガティブ評価を食らいまくっているという始末(といえばどれを買ったか大体想像がつくと思いますが)でちょっと腰が引け気味になっています。
まあこれまで掴んだ地雷の数を考えればもう一つくらい刀傷が増えても実際に大した意味はないのでしょうが、今月に限っては旅先で結構散財してしまったので懐具合が寂しく無駄金はなるべく使いたくないのです。
まあそう言いながらもいざゲームショップへ行くと結局は買ってしまうのでしょうが・・・

というわけで今回もまた取りとめのない更新に終わってしまいましたが、次回はもう少しまともな話が出来ると思いますので・・・まあそれには少しでも積みゲーを崩していかないといけませんけどね。  

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2011年02月22日

落ち込んでいる時には

最近精神的に不安定で体調も芳しくなくエロゲーもほとんど進んでいなかったのですが、ようやくさくらビットマップ(HOOK)がラスト間近となりました。
半分うつ状態のときにプレイするには最適といえるゲームで、各ヒロインとのイベントも暗さとはほとんど無縁のものばかりで、嫌みなキャラクターも登場せず何かのどかな気分にさせてくれる萌えゲーでした。平坦でほとんど起伏もないシナリオは以前プレイした_summerと同様ですが、こんな気分の時にはこういった心を癒してくれるゲームも悪くないと思い直しました。

もうベテラン声優といっていい松田理沙嬢がメインヒロインの小春を担当しているのですが、どちらかというと天然系ヒロインを苦手とするぼくも彼女が担当するヒロインに限ってはそんなに嫌みに感じないというのも幸いしてどのヒロインにもほぼ同じように萌えることができました。もちろん誉める部分ばかりではなくて欠点も少なからずあるわけですが今回はどうも欠点をあげつらう気分になれないわけで、暖かな気分にさせてくれたことで良しとしたいと思います。

まあいつまでも落ち込んでいるわけにもいきませんし、今週末には予約していたエロゲーがわんさかやってくるわけでペースアップしていこうと思います。というわけで今回は短いですがこのあたりで。  

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2011年02月15日

2月の発売予定表から

出走頭数は先月とほぼ同数ながら、前評判の高い馬が揃ってハイレベルなレースが楽しめそうなムード。一見人気どころが実力的に抜けているような雰囲気ですが、厩舎の実績を見るとあながち絶対とはいえない気も・・・。思わぬ穴馬が飛び込んでくる可能性も考えておきたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

あまふたサンドイッチ!!! (M de Pink)
抜き血統の馬に乗せたい騎手といえばまず思い浮かぶINOが手綱を握るし、前走のしすたー・すきーむ2もソコソコ走っただけに注意は必要だが、調教師がCheerio!Arabicaというアクの強い馬を手がけてきたイ也となると不安は大きい。INOのエロ騎乗(絵)との親和性は乏しそうだし期待されるような抜き脚質の馬かどうかも疑わしい。一部のコアなファンには絶賛を受ける走りを見せるかもしれないが、実際の着順となると余り期待するのは難しそう。
期待度 ★★

▲アルテミスブルー(あっぷりけ-妹-)
最近のあかべぇ銘柄の中では優等生的存在のあっぷりけ姉妹。これまで今ひとつ見栄えのしない母系が多かった厩舎だったが、今回はあしたの雪の丞で有名な井上啓二をトレーナーに迎えて注目度はかなり高い。調教(体験版)はやや重さを感じさせたが奥の深そうな馬だけに実戦で大きく変ってきそうな予感。ファンに嫌われることの多い女性主人公がどう響いてくるかどうか不安も厩舎サイドの意気込みを買って単穴に推す。
期待度 ★★★★

With Ribbon(Hulotte)
騎手が池上茜ということでこれまでの実績から手拍子で消しと判断してしまいそうだが意外に調教の評判は悪くない。母親探しアドベンチャーというあおりも目新しくて、スタートでの走りが最後まで持続出来れば好走しても不思議ではない。ただ調教師は今回がデビュー戦ということもあり大きな変わり身の期待を持ちづらいのも事実。ラシックス(声優)の顔ぶれは豪華だがそれだけにエロ方面の期待に乏しく、単調な萌え主体の競馬しか出来ない可能性は高い。
期待度 ★★★

学園BETRAYER(Potage)
往年の名騎手山本和枝とあきらがタッグを組むというと旧いファンには感涙ものだが、馬の動きを見ると時代の流れを感じて唖然とさせられることになる。実際ほとんど注目されていないし、このままだと出走賞金(データ数)を確保できるかも微秒。ちぇりーそふとであきらとコンビを組んだちゅんくが調教師として控えるのは心強いが半面期待されるような凌辱ものにはならない可能性もあり初期のちぇりーそふとファン以外には厳しい内容となりそう。
期待度 ★

〇巨乳ファンタジー外伝(Waffle)
父や兄の走りからもうマイナー厩舎の馬だとバカに出来ないWaffle厩舎の最新馬。父の巨乳ファンタジーだけ走ればこのメンバー相手でも充分頭を狙えそうな雰囲気を漂わせているし、同脚質に強力なライバルがいないのもこの馬には幸いとなりそう。ヒロインが増えたことで内容が薄くなってしまう可能性があるのが心配のタネだが実績を買って対抗視。
期待度 ★★★★

△グリザイアの果実(FrontWing)
この厩舎で一方の主軸を担うフミオの最新騎乗馬。ほしうたは期待ハズレの結果に終わったが、今回トレーナーに名の通った面々を集めて巻き返しを狙う。その中で一番注目を集めるのが久々にこの厩舎の馬を手がけることになった藤崎竜太だろう。ただ調教ではあまり氏らしいアクの強さが出ていなかった印象で、このあたりは多人数トレーナー制がどんな影響を与えるか未知数。それでも木緒なちや桑島由一らの実力は藤崎氏に引けを取らないものを持つだけにまともに走ってくれればそれなりの結果は残してくれるはず。
期待度 ★★★★

三射面談(BISHOP)
バカ凌辱で有名なBISHOP厩舎の最新馬。馬名(タイトル)を見る限り相変わらずその路線を貫いているのは頼もしいが、今回起用された騎手のカガミはバカ凌辱系とは余り手が合わなさそうなのはやや心配。どうやら主戦の水島☆多也から代わった影響が出そうな予感が強く今回に限ってはやや評価を下げてみた。
期待度 ★★☆

スイートロビンガール(チュアブルソフト)
この厩舎の主戦騎手であるぎん太と比べると今回手綱を握る関谷まさみは相当に幼馬(ロリ)寄りで、ファン層の違いから実戦でどこまで走れるかは読みにくいところはある。そんな幼馬ヒロインとおじさん主人公との恋愛というのは一般向けとは言いがたい部分があるだけに余計予想が難しい。さて今回再び多人数トレーナー制に戻ったがどの調教師も一押し欠けるところがあり、同脚質のリトルウィッチの所属馬のような走りが出来るかどうかは疑問かもしれず人気馬が崩れての押さえまで。
期待度 ★★☆

聖戦姫ヴァルキュア・シスターズ(catwalkNERO)
デビュー初戦こそまずまずだったもののそれ以降尻すぼみの成績に終わっているcatwalkNEROの最新馬。主戦騎手の亀井を鞍上に配し調教師も筑摩十幸を起用とデビュー戦の内容を再びという意気込みは買えるし、変身ヒロイン凌辱というコンセプトも定番ながら騎手と手が合いそうでなかなか魅力的に仕上がっていそう。ただ近走目新しさを出そうとして裏目に出るという競馬が続いているだけにイマイチ信頼感に欠けるのは確か。不気味さは漂わせているが馬券購入の軸に挙げられるかとなるとやや厳しいか。
期待度 ★★★

蒼穹のソレイユ(SkyFish)
この厩舎の看板母系だが一時出走を見合わせ立て直された影響がどう出るかがカギ。いつも持ち時計なりに走る厩舎だが、今回SLGということで同じ眼で見るのはやや危険な気がしないでもない。騎手の蔓木鋼音は相変わらず魅力的だが調教を見る限りでは買い材料はそれくらいで決め手に欠ける印象。今回のメンバー相手では正直厳しい競馬となりそうだ。
期待度 ★★☆

◎猫撫ディストーション(WHITESOFT)
一部に熱狂的なファンを持つ元長柾木氏が久々にトレーナーとして復帰ということから注目を集めている。余りに長いブランクからカンが鈍っていないか心配されていたが、調教を見る限り独特の癖のある走法(シナリオ)は健在。人を選ぶ馬であることは間違い無さそうだがある程度の能力を持つことは間違いない。嵌れば年度代表馬級の圧勝が期待できそうだし、外れれば馬群後方のまま馬場掃除ということも考えられる。記者は能力を信じて本命に抜擢する。
期待度 ★★★★☆

ひなたテラス(戯画)
走る馬も輩出するがそれ以上に駄馬を生み出す戯画の最新馬。こういった萌え主体の戦法で挑むと特に駄馬の確率は高いが調教師の名を公表しないところを見ると特に疑ってかかる必要がある上、騎手のネームバリューがこれまでの戯画の馬と比べて劣るのも不安。調教はこの厩舎らしくあまり長いところを走っていないので掴走みにくいもののそれほど動きは悪くない。といっても山積になっている不安材料を払拭できるほどの強調材料はなくここは黙って消し。
期待度 ★☆

姫様限定(Princess Sugar )
萌えに凌辱に大忙しの金目鯛ぴんくだがどの馬に乗ってもそれなりの騎乗を見せるのは心強く、今回こういった萌え専科の馬に乗るのは久々となるが不安は少ない。心配なのは調教師の方でこれまでの実績から尾之上咲太がまともな上流階級の生活を描ききれるわけがなく、結果的にエセお姫様ヒロインが闊歩することになってしまいそう。他厩舎で走ったプリンセスラバーのようにエロ邁進の展開になれば活路はありそういった意味で対応できる騎手を起用してのレース後半追込狙いというなら脱帽するしかないが、正攻法の競馬となると苦しい戦いが待っていそう。
期待度 ★☆

△Flyable CandyHeart(ユニゾンシフト)
好走したFlyable Heartの2頭めの直仔(FD)。騎手はいまだこの世界に居るのが不思議なほどの名手いとうのいぢで、姉の君の名残は静かに揺れても走っているだけに能力に関しては間違いなさそうだが、代を経ると徐々に活力がなくなってくるのがこの世界の常。姉のような成績を残せるかというと難しいかもしれず連下までの期待。
期待度 ★★★☆

フラグへし折り男(はむはむソフト)
前走のド田舎ちゃんねる5が好評を博したはむはむの最新馬。プロモーション活動は活発も肝心のレースとなると不発というイメージを払拭できただけに注目が集まる。萌え脚質の馬につきもののいわゆる鈍感主人公を逆手に取った血統(設定)は面白い。ただこれまで主戦騎手だった池田淳から鞍上が変わり崩れが見られるのは不安。今回の強力メンバー相手で戦うにはもう少し人気上位の騎手を配してほしいところで入着があれば御の字か。
期待度 ★★☆

まかぱらっ!(CLOCKUP)
はましま薫夫騎乗だと走るがそれ以外となると途端にだらしなくなるのがCLOCKUPの馬。今中光太郎の付添だった印象の睦弦が今回独り立ちとなるが、トレーナーに変化がない以上成績もあまり期待できないと見るのが妥当。馬名的にバカ系に走ればそれなりの着順にはまとめられるかもしれないが、それでも上位入線となると至難の技。ここでも苦しい戦いが待っていそうだ。
期待度 ★★

△ラブラブル(SMEE)
HOOKの傍系厩舎ながら前走の大駆けで一気に注目を集めるようになったSMEEの最新馬。トレーナーとして名を連ねていたおるごぅるが欠けた影響がどう出るかだが調教を見る限りは心配なさそう。騎手がひなたもも&あめとゆきに替わったのもバカと萌えの両立を目指すなら悪くない選択。この相手でも大崩れはなさそうな雰囲気だし時計の掛かる展開なら主役を演じる可能性も充分。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)
2頭ほど人気どころが回避したがそれでも上位は混戦。前レースと違って時計の速い決着が予想される。本紙の本命は猫撫ディストーション。元長征木が調教師ということで過大に評価されている可能性はあるが奥行きの深さはピカイチ。今年前半の話題をさらうであろう活躍を期待する。本命馬が崩れるとしたら抜き脚質の浮上が考えられそれなら実績上位の巨乳ファンタジー外伝の出番。アルテミスブルーは本命馬と同戦法ということで共倒れの心配はあるが調教師が強気を買って3番手評価。他に厩舎の実績が心配もグリザイアの果実も気配の良さではひけをとらない。実績馬の直仔であるFlyable CandyHeartに前走走ったラブラブルも虎視眈々と上位を窺い面白いレースが楽しめそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 12:49Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2011年02月03日

収支はマイナス

前にコラムで述べたとおり1月発売のゲームで目ぼしいものとなると本当に少なくて、昨年12月1本もエロゲーを買っていないこともあり本来なら購入欲に飢えているはずのぼくでもどうしても買おうというゲームは見当たりませんでした。そう言いながらも発売日翌日ショップをうろつくうちについ適当に1本買ってしまったのですが・・・

まあよく考えると昨年11月も買ったエロゲーはといえばキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)だけですから、この3ヶ月間で買った新作はというとたった2本ということになります。これくらい新作を買う量が少ないのは最近ではほとんど記憶がないくらいですが、そのおかげで積みゲーが減ってきたのは確かです。
年頭に公約したゲームのうちさくらビットマップ(HOOK)桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)も始めましたし、昨年購入したゲームのうちまがりなりにも手を付けたものは20本を越えました。

その中で文句なしに当たりといえるものはというと輝光翼戦記天空のユミナFD(ETERNAL)リアル妹がいる大泉君のばあい(ALcotハニカム)くらいでしょうか。そしてそれより劣るもののそれなりに満足したといえるものがアッチむいて恋(ASa project)処女がお姉さまに恋してる~2人のエルダー(キャラメルBOX)。そして前に挙げたキッキングホース★ラプソディあたり。これらのゲームを見るとそのほとんどが続編&FDとミドルプライス作品というのが辛いところで、昨年ぼくがあまり良作に巡り会えなかったことを表している気がしないでもないですが、ご存知の通り購入したもののいまだ積んだままにしているゲームも多々あるので一概に昨年は良作が少なかったと決め付けられないかもしれません。

ただ昨年プレイしたエロゲーの中で明らかな地雷作といえるものが多かったのも事実です。
その中で飛びぬけて酷かったものが色に出でにけり 我が恋は(ういんどみる)ですが、他にもこんそめ! ~combination somebody~(Silver Bullet )bitter smile.(戯画)と購入してしまったことを早く忘れたくなるようなものも掴まされているようでは、全体的な収支は明らかにマイナスといえるでしょう。

というわけで今年は出来れば収支をプラスに持っていきたいところですが、1月発売作のうち適当に購入した1本というのがいわゆる地雷作らしくて幸先が悪いとしか言いようがありません。まあ衝動買いというのは一概にこういう結果を産むことが多いのですが、昔はこんな買い方をしても結構当たりを掴んだのですけれど・・・  

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2011年01月28日

イチャラブだけでない何か

前回に引き続き今回も最近クリアしたエロゲーの中からキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)についての所感をだらだらと述べてみたいと思います。

ライターが保住圭氏ということでこのゲームの一番の特長がイチャラブにあるのはおおよそ分かっていましたし実際高次元のイチャラブを堪能することが出来ました。それにイチャラブの他にもそのルートで結ばれなかったヒロインと主人公の間の微妙な関係も丁寧に描ききっていたことも嬉しい誤算でした。のばらルートでの他の2人(志乃&聖)のいつも裏目に出てしまうお邪魔っぷりも面白かったのですが、それに加えてぼくは志乃や聖ルートで見せてくれたのばらが主人公に対して見せる何ともいえない微妙な表情にも心動かされました。友情と愛情との間で揺れ動く微妙な関係というのはぼくが一番好みとするシチュエーションなのですが最近そういったゲームをあまりプレイしていなかったこともありより楽しむことが出来ました。

ただぼく的に少し残念に思ったのはタイトル名にもなっているキッキングホースラプソディの活動内容がほとんど本編で語られなかったこと。主人公たちはアルバイトとしてこのキッキングホースの活動をしているわけですが、これによって助けられた恋人たちから報酬を得ているわけでもなさそうで、どのようにこの活動が運営(経営)されているのかどうにも不鮮明なのです。
まあパトロンである水穂の道楽で行っているということにすれば一応説明はつくのですが、とするとややご都合主義との謗りはまぬがれません。それなら大学等のサークル活動のような一種のボランティア活動で行っているというような設定にしたほうがよかったのではと思うのですね。(のばらの家庭の問題が絡んでくるため単純にはいかないかもしれませんが)
それにキッキングホースとしての活動がお邪魔団との抗争にほぼ限定されているというのもゲーム世界観としては少し浅く感じられるところ。このお邪魔団との抗争がゲーム全体に漂うコメディらしさを演出しているといってしまえばそれまでですが、ぼくの感覚ではお邪魔団との絡み以外にもキッキングホースとしての活動を描けば世界観も広がったと思うのですね。このあたりは物語全体がコメディとイチャラブ成分にあまりに満ち溢れていたために起きた弊害といえるかもしれません。

まあこのあたりはぼくの趣味であり総合的に見てこのゲームが良作であることについては疑う余地はありません。それに保住圭氏の実力を再認識したという意味でもぼく的には大いに価値がありました。こういった良作を立て続けにリリースするALcotハニカム恐るべしといったところですが、本家ALcotの方は近作でどうもパッとしていないのが不思議といえば不思議であり3月発売予定の新作にはハニカムに負けないよう大いに奮起して貰いたいものです。  

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2011年01月23日

ヘタレ主人公の犠牲者

昨年末から本格的に崩し始めたゲームがようやく終わりを迎えつつありますが、今回はその中の1本であるbitter smile.(戯画)についての所感を述べてみたいと思います。

このゲーム。丸戸史明氏と組んだ原画のゲームが立て続けにヒットとなったねこにゃん氏が初めてシナリオを担当するということで発売当時話題となっていました。原画家とライターの両立を果たしたというのはエロゲーの世界では余り例はありませんが、中には都築真紀氏のような成功した例もあるわけで丸戸氏からライター成功のエッセンスを受けているはずのねこにゃん氏がどのようなゲームを生み出すかぼく的にも注目していました。

そんなこのゲーム。大阪の下町を舞台に幼なじみヒロインと繰り広げる少しほろ苦い青春AVGという煽りどおり魅力的な幼なじみヒロインが登場します。いかにも大阪らしい勝気で何かと主人公に世話を焼くメインヒロイン桜子にダメさでは主人公とタメを張れるダメ系お姉ちゃんの要さん。そして主人公に懐いているように見えながらその毒舌で主人公を痛ぶるみいという轟木3姉妹と無口&不思議系ヒロイン宮津橋勇樹という組み合わせは定番ながらそのビジュアルさも相まってなかなかの魅力を秘めているわけですが、それをすべて台無しにしてしまったのが主人公でそのヘタレ&ダメ度合は近年のエロゲーでも最強格といえるのではないかと思えるくらい。
ただこの主人公のヘタレ度が強烈に感じるのはこれまでぼくがプレイしてきた戯画(丸戸シナリオ)のゲームと比べてしまうからかもしれません。つまりこのゲームの主人公の口調や他の登場人物との間で見せる掛け合いが丸戸氏の文体を模しているため、つい丸戸氏の主人公と比較してしまうわけですね。まあ丸戸氏の主人公もダメさや若干の痛い部分を秘めているのは確かなのですが肝心なところでは決めてくれるのでヘタレさをほとんど感じさせないのに対して、このゲームの主人公は全てに亘ってダメ&ヘタレさを貫いているためより一層ヘタレさが目に付いてしまうわけです。

そんな主人公の犠牲になってしまったのがメインヒロインの桜子といえるでしょう。桜子の主特性は世話焼きなわけであるわけですが、主人公があまりに人間としてのレベルが低いためどうも上手くこの世話焼きさが発揮できていない。つまり本来幼なじみヒロインの世話焼き部分を萌えとして感じられるのは主人公はともかくプレイヤーでも気づかないようなことに対して気遣いしてくれるところにあって、プレイヤーでも気づくような人間生活としての初歩の部分に気遣いされても萌えには繋がらないのですね。つまりプレイヤーに「そんなことまで世話を焼かれるなよ」と始終ツッコまれてしまうようでは主人公失格なわけです。

ただこういったダメ主人公でも相手役のヒロインやその展開によっては面白いストーリーになるはずで、ぼくがその相手役として期待したのは毒舌鋭いみいでした。本来その役を果たすはずの勇樹はその不思議思考が強烈すぎ萌えとは逆方向に突っ走ってしまったため、図らずもみいの両肩に懸かってしまったわけですが残念ながらこのみいシナリオが正直投げっぱなしとしかいえない最悪なもの。どうもこのみいシナリオを担当するはずのライターが投げてしまったため仕方なくねこにゃん氏が引き継いで仕上げたらしいのですが、シナリオ全体に突貫工事ゆえの手抜きさが漂っていて泣けてきます。本来なら主人公のヘタレ&ダメさを桜子とは別のベクトルから正していくという意味からみいの毒舌が設定されたはずなのに、それが全く活かされないまま話が終わってしまったのでは全くの設定倒れといっても過言ではないでしょう。

唯一シナリオとしてそれなりにまとまっていたのが要さんルートですが、これも桜子ルートと同じ妊娠ネタを持ってくるあたりライターの引き出し部分のなさを表しています。これを見る限りねこにゃん氏のライターとしての限界をみせてしまったわけで、これを見る限り原画家が本職のねこにゃん氏にゲームの企画だけならともかくシナリオから他のライターの尻拭いまでさせてしまったというのは戯画自体の人材不足を露呈してしまったといえるでしょう。企画&設定自体は悪くなかったのですからもし腕利きのライターがねこにゃん氏を支えていたとしたらもう少しゲーム自体の評価も上がっていたかもしれません。  

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2011年01月21日

1月の発売予定表から

ここ最近、好メンバーが揃うことが通例となっている年頭のレースですが、今年は有力どころに回避(延期)が続いてやや寂しい頭(リリース)数となってしまいそう。抜けた存在が無く混戦ムードは間違い無さそうですがレベルの高いレースが見られるかとなると難しいかも。そんな想像を良い意味で裏切られるような上級馬の出現に期待したいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

△AQUA(SORAHANE)
調教師&原画家の顔ぶれを見ると地方(同人)でそれなりに実績を残していて、中央デビュー初戦といっても気圧されるようなことはなさそう。ただ戯画PBからの出走だけに前評判ほど買いかぶれないのは確かだし、ヒロイン数の少なさから馬格(ボリューム)を欠きそうなのも心配。同じ調教師であるゴスデリ(Lose)もそれが響いて入着どまりの成績だっただけに一抹の不安が漂う。押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆

アネカノ(chococo)
この馬も新厩舎(ブランド)からのデビュー。Purpleを主軸に萌え脚質の馬を担当してきた北川晴が調教を統括しているだけに一介の和姦抜きタイプの馬とも思えない。それだけにもしエロとの両立が出来れば一気の浮上も考えられるが、調教を一見した限りはそこまで買いかぶれない気も・・・。姉ヒロインもので付き物の主人公へタレ化さえ起きなければ好戦も可能かもしれないが何せ今回がデビュー戦。常識的に考えれば一度叩いてからの狙いか。
期待度 ★★☆

アクロウム・エチュード Canvas4(F&C FC01)
厩舎の主翼を担ったこの血統も今回で四代目。初代に騎乗した☆画野郎や二代目の七尾奈留と比べると今回の騎手(原画)陣は数こそ揃えたものの実績・能力ともに劣る面々。調教師もほしフルでファンの不興を買ってしまった定池真実らが主体となればとても手が出せない。恐らく今回も馬場掃除に終わりそう・・・というより出走賞金(データ数)が足りるかの方を気にしたほうがいいかも。
期待度 ★

▲妹ぱらだいす!(MOONSTONE Cherry)
MOONSTONEが大胆にエロ脚質に転向したということで注目されたいちゃぷり!がサッパリの成績だっただけに注目度は薄いが、今回調教師に屑美たけゆきを迎えて巻き返しに虎視眈々。実際前走不振の主な原因は調教師の不甲斐なさにあっただけに騎手の能力を前面に押し出して抜き主体に戦えば善戦も可能な雰囲気。こういった和姦抜きゲーで走った馬はそれほど居ないが、今回は相当に時計が遅くなりそうな雰囲気。これなら充分対等に渡り合えそうだ。
期待度 ★★★

朧小町(Concerto )
CLOCKUPを皮切りに色んな厩舎を渡り歩いてきた騎士二千が今回は新厩舎から出走。これまで調教師に恵まれていない印象の騎手だが今回もそのジンクスは変らなかったようだ。血統(設定)も凡百の萌え脚質にありがちなもので代わり映えしない印象。これではとても買えない。
期待度 ★☆

極道の花嫁(GALACTICA)
この馬も新厩舎からのデビューとなるが実質はBaseSon(タクティクス)一門となるだけに馬の傾向は比較的読みやすい。この一門の馬に過去所属していた娘太丸が乗るというのはオールドファンにとっては感慨深いものがあるが、主戦はあくまでかんたかであり彼の手綱さばきの方を注目したいところ。ただそれをサポートする調教師の手がけた馬となると走ったものがほとんど無く仕上げに不安は残る。それにBaseSon自体恋姫†無双以外は最近ほとんど走っておらず常識的に考えれば見送るのが妥当か。
期待度 ★★

△小夜子(BLACK CYC)
この厩舎の礎となった闇の声系で上田メタヲ氏も復帰し手綱を握るとなると期待せざるを得ないが冷静に考えてみるとこの血統は知名度と比べ意外に走っていない。過去の馬と比べ切り口を変えてきており同じ印象で見るのは危険かもしれないが、この厩舎も一時ほどの信頼感に欠ける印象。今回相手は相当楽になっているが本命では買いづらく展開に恵まれての連対なら。
期待度 ★★★

〇操心術0(Studio 邪恋)
催眠もので定評のある厩舎で調教師もこの血統の仕上げに自信を持つおくとぱす。前走は複数調教師ということもあって足を引っ張られた格好だが、おくとぱす一人で調教を担当するとなると見限れない。おもらしに一家言もつYUKIRINの鞍上起用はややマニアックな気もするが、嵌れば好走を見せたゴニン!?の再現も考えられるところで危険を承知でもう一度追いかけてみたい。
期待度 ★★★☆

そらいろメモワール(Ex-iT)
かなり前から登録していたがようやく態勢が整いゲートイン。調教師が凡走に終わった明日はきっと、晴れますようにのコンビだけにほとんど期待できる要素はなさそう。好素材を活かしきれなかったその教訓を糧に出来るかどうかだが正直厳しそうな雰囲気。それに出走賞金が足りない可能性もありここは見送りで。
期待度 ★★

黙って私のムコになれ!(ensemble)
好走を見せたデビュー戦とは対照的に馬場掃除に終わってしまった2走目と今ひとつ信用に欠ける印象のある厩舎で今回どちらの顔を見せるか悩ましい。記者的にデビュー戦で走った要因は調教師である籐太の貢献が大と見ていて、今回彼が調教を担当しないというのは大きな割引材料。騎手の武藤此史とあんころもちのW布陣は豪華に思えるが騎乗(画風)は異なっていてうまく協調できるかは半信半疑。調教の動きも活発さに欠けていて強気には押せない感じだ。
期待度 ★★

発情エクソシスト!(LiLiTH)
古参ながらこれまで目立った馬を輩出していないLiLiTHだけに期待しにくい。ただ姉系の馬の騎乗に定評のあるすめらぎ琥珀を再び鞍上に配し、鹿毛(褐色)肌ヒロインという狭いファン層に絞って訴える戦略が当たれば意外な好走があるかもしれない。ただ安馬(ロープライス)だけに内容の薄さは否めず、出走賞金が足りるかどうかも不安。いくら抜けた馬がいないとはいえこの馬にまで出番が回ってくるかどうか。
期待度 ★★☆

◎BLOODY†RONDO(3rdEye)
騎手が蒔田真記と榊MAKIということはめろきゅーからの分かれということになる。めろきゅーの代表馬といえば藤崎竜太調教師のドラクリウスだが、この馬も同じ吸血鬼ものということで期待させる雰囲気が漂っている。調教師は藤崎氏から替わったが桑原文彦はかって藤崎氏とコンビを組んだこともあり満更縁遠いわけではない。最近サーカスの馬を手がけることが多く実績が上がっていない桑原氏だが今回傾向の全く違う馬を手がけるだけに大きく変わる可能性はある。今回のメンバーが相手なら連対以上の成績も充分可能で未知の魅力を買って本命に抜擢。
期待度 ★★★☆

星の王子くん(Leaf)
QP:FLAPPERが再びLeafの馬の手綱を握るとあって注目を集めていたが調教の動きは惨々。へたれ主人公が必要以上に持ち上げられる様は見ていてあまり気持ちのいいものではない。Routesではそれなりの成績を残した永田和久氏だがこの調教の動きを見る限りブランクの長さが影響していると見られても仕方ないかも。相手的にダントツの本命に押されても仕方ないくらいの能力を秘めているが今回はちょっと買えない感じだ。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
血統・実績や潜在力だけを見れば星の王子くんが抜けているが調教の動きがサッパリ。となると何が来てもおかしくない混沌なレースとなりそう。新厩舎ながら不気味さが漂うBLOODY†RONDOを本命に抜擢したがもちろん絶対的な存在ではない。前々走の好走が光る操心術0の変わり身に、一回叩いて抜きどころのコツを掴んだ雰囲気を持つ妹ぱらだいす!もほとんど差はない。厩舎の実績を考えれば小夜子の台頭も充分考えられるし、地方での戦績から前評判の高いAQUAも時計が掛かれば恐い存在だが少頭数だけに余り点数は広げられずいずれにしても難解な組み合わせだ。  

Posted by 7月の魚 at 12:04Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2011年01月11日

記憶力の悪さに気付く

年末から年明けにかけては以前から手をつけていたクラ☆クラ ~CLASSY☆CRANBERRY’S~(アトリエかぐや)bitter smile.(戯画)を主にプレイしていたのですが、それ以外に気楽に遊べるものということで祝祭のカンパネラ!(ういんどみるOasis)もこっそりプレイしていました。

このゲーム。タイトル名を見て分かるようにアニメ化もされた祝福のカンパネラ -la campanella della benedizione-のファンディスクであることは明白なのですが、プレイを始めて気付かされたのはどうにも話がちんぷんかんぷんで理解できないのです。
といっても前作はもちろんプレイ済なわけで単にぼくが内容を忘れているだけなのですが、プレイを終えてからそれほど時間を経ているわけでないのに話をさっぱり覚えていないというのは、余程印象の薄いストーリーだったかそれとも単にぼくの記憶力が低下しているためか・・・常識的に考えれば後者なのでしょうが。
まあ最近放映されたアニメを予習の意味を兼ねて見ていれば良かったのでしょうが残念ながら見ていないし、今さら前作をプレイする気にもならない。というわけでほとんど話の分からないままショートシナリオを始めていったわけですが、意味の分からないままプレイしていても面白くなるわけがない・・・というわけでひとまずショートシナリオは中断してこのFDのもう一つのコンテンツであるクイズゲームの方を始めることにしました。

元来ぼくはクイズゲームが好きな方で、このFDを買ったのもミニゲームとしてクイズがあったからなのですが、困ったのは祝福のカンパネラ関連の問題を出されると全くといっていいほど当たらないことです。
特にヒロインの好感度がMAXになると発生するクイズはそのヒロインに関するクイズが出題されるので苦戦の連続。まあ別に全問不正解だったとしても大勢に影響はないのですが、それでも正解数に応じて高ポイントが貰えるので正解するにこしたことはないわけで・・・この時のために事前に作っておいた2択アイテム(そういえば主人公のアイテム職人としての腕がまともに役立ったのはこれが初めてのような気がする)を利用してヤマカンでの正解率を上げるわけですが、何か間違っている気がしないでもありません。

結論的には、それほど楽しめたわけでないゲームのFDを買うほど愚かなことはないというわけですね。まあぼく的にお気に入りヒロインであるアニエスの可愛い姿が再び見られたということで、それなりに満足しているのですが(苦笑)果たして他のヒロインのショートシナリオもプレイするべきか否か悩んでいます。何か自分の記憶力の無さを思い知らされるだけのような気がしますし・・・  

Posted by 7月の魚 at 05:39Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2011年01月05日

今年崩したいゲーム

新年明けましておめでとうございます。今年は1本でも多く良作に巡り合えますよう祈っています。

さて昨年最後の更新で今年発売予定となっているエロゲーの中で、ぼくが注目しているものを紹介したのですが、今回はそれとは逆にぼくの積みゲーコレクションの中で手付かずとなっているものから優先的に崩したいと思っている5本を紹介したいと思います。

さくらビットマップ(HOOK)
数多い積みゲーの中で今一番崩したいと思っているのがこのゲーム。HOOKのゲームは唯一プレイしている_summerに対する印象からその後足が遠のいていたのですが、今回メイン原画家の一角に鈴平ひろ氏が起用されるとなれば話は別です。鈴平氏の描くヒロインはぼくが思うに知的さと硬質さが漂っているのですが、これはこれまでのHOOKヒロインに欠けていた部分だと思うのですね。もちろん松下まかこ&らっこ氏の描くヒロインもほんのりとした暖かみがあって萌えという部分に関しては高いものを持っているわけで、やや異質な鈴平氏がそこに加わったことによりこと原画に関しては隙のない布陣が完成したといえるのです。あとはシナリオがどうかといったところですが、まあこれだけ原画が良ければよほど足を引っ張らない限り無問題・・・というわけでこれが崩す第一候補です。

ぐらタン(コットンソフト)
昨夏以来パソコンのドライブ内を天空のユミナ&FDのディスクがずっと占領し続けていたため、ゲーム開始毎にゲームディスクを要求してくるゲームはプレイしづらい状況でした。今年に入ってその足かせから開放されようやく起動ディスクを要求してくるゲームを崩せるというわけでまずはコットンの新作(というには薹が立っているが)であるこのゲームをチョイス。コットンのゲームはレコンキスタアンバークォーツの2本も積んであるのですが、この2本はプレイ前に迂闊にもネタバレ記事を読んでしまいモチベーションを失ってしまったため優先度は低く、それならこのぐらタンを先にプレイしようというわけ。主題歌や前評判を見る限り今作はコットンらしいコメディが楽しめそうな予感がしています。

フェイクアズール・アーコロジー(あっぷりけ -妹-)
あっぷりけのゲームはコンチェルトノート黄昏のシンセミアといった大物がいまだ積んだままとなっているのですが、それらを差し置いて妹であるこちらを選択。このゲームはぼくにしては珍しく体験版をプレイして購入を決めただけにもともと期待は高かったのですが、この月は他にも期待しているゲームが多かったためプレイが延び延びとなっていたのです。まあ設定などはそれほどぼくの好みではないだけに仕方ない部分もあったのですが、それでも今年早々同ブランドから新作がリリースされるというニュースを聞き、発売までにはプレイしなければと思うようになりました。まあライターは全くの別人ですから関係ないといってしまえばそれまでですが、再び高まったモチベーションが萎まないうちに崩そうと思っています。

WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~(Leaf)
このゲームが今年崩せるかどうかはLeafの動向次第といっていいでしょう。まだ発売日の決まっていない本編が今年発売されれば発売日までには崩すでしょうし、でなけば崩すのはもっと先ということになりそうです。とにかく早く発売してくれることを祈るしかありませんが心配なのはLeafというメーカーの進行管理が意外にお粗末なところ。まさかの発売日未定や延期が続くようでしたら崩すのは来年ということになってしまいそうです。                 

桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)
前評判の高い有力ソフトが出揃った昨年10月発売組の中で意外なダークホースとなったのがコレ。一見ネタゲーのように見えながらシナリオも面白かったのが高評価に繋がったよう。といっても全体的に見れば中央値が80点に届くか届かないかといったところですから素晴らしい評価とまではいかないかもしれませんが、高い得点が出にくいコメディ色の強いゲームでここまでの評価をキープしていることは誉められていいところ。もともと好きな原画家のゲームですし大幅に優先順位を繰り上げて崩そうと思っています。


そんなわけで今年もまた積みゲー崩しに追われそうな予感というより追われること確定といってもいいですが、この5本を皮切りに1本でも多く崩せたらと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 06:09Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年12月30日

来年注目されるゲームたち

明日は大晦日・・・ということで今年最後の更新となりそうなわけですが、今回は来年発売予定の話題作の中からぼくが個人的に注目しているゲームを取り上げてみたいと思います。いつものように競馬用語に置き換えてのネタ記事風味になっていますので、若干というかかなり分かりにくい文章となっていますがその点はご容赦のほどを。

まず来年早々に登場する馬で密かに注目を集めているのが猫撫ディストーション(WHITESOFT)です。厩舎開業初戦のりとるらびっつ ~わがままツインテール~がほとんど注目を集めないまま馬群に消えていったことを考えるとほとんど買えない馬と判断してしまいそうですが、トレーナー(ライター)に元長柾木氏の名前があるとなると別問題。sense off(otherwise)未来にキスを(同)といったカルト的人気を集めた馬たちから数えておおよそ十年ぶりとなる競馬(エロゲー)界への本格的な復帰となるだけにその走りに注目が集まるのは当然でしょう。長いブランクを問題にせず鉄砲駆けするか?そしてこれを機に本格的に競馬界に復帰するか見所は尽きないところです。
同じレースに出走を予定しているアルテミスブルー(あっぷりけ-妹-)のトレーナー井上啓二氏も勝 あしたの雪之丞2(エルフ)以来の登場となりますからおおよそ8年ぶりの復帰戦となります。あしたの雪之丞は騎手の知名度だけで名が知られていると思いがちなのですがトレーナーの手腕ぶりも大きく、でなければあの時代とはいえこれだけの時計で駆け抜けることはできなかったでしょう。今回は騎手の手腕に関しては前走よりも劣るだけに負担はやや大きくなってきますが、それだけにトレーナーとしてやりがいもあるはず。実戦での走りが楽しみな1頭です。

そして次のレースに出走を予定しているのが、戯画血統(PB)というよりいまや競馬界を背負っているといっていいオーガストの新馬穢翼のユースティアです。雰囲気的にやや重厚な走り(シナリオ)らしくこれまでのオーガストの馬たちとは毛色(傾向)が違うようですが、オーガストの違った面が見られるということで楽しみも大きいです。恐らく海外(CS&アニメ)でも走るプランとなっているでしょうから、胸を張って海を渡れるような走りを見せて貰いたいものです。
昨年名伯楽のTADA氏が厩舎の一線を退いたことで今後の動向が注目されていたのがアリスソフトですが、11R(月)出走のしゃーまんず・さんくちゅありの走りがお世辞にも良かったとはいえないだけにこの厩舎の看板血統の一つである大帝国が凡走に終わるようだといよいよ先行きに暗雲が垂れ込めてくることになります。それだけに厩舎サイドも力が入っていると思われますが、それだけに出走時期が気になるところ。現在はGW前のレースに照準を合わせているようですが、この時期に出走したアリスの馬となるとよくばりサボテン以来のこと。といってもこの馬は安馬(低価格)でありそれ以外となるとあの夜が来るまで遡らないといけません。果たして本当にこの時期の出走となるのか、それとも夏休み前までじっくり仕上げての出走になるか気にかかるところではあります。
もう1頭出走時期が気になっている馬がWHITE ALBUM2 ~closing chapter~(リーフ)。足慣らしという感覚での出走だったWHITE ALBUM2 ~introductory chapter~が今年初めの出走だったことから恐らく年末か遅くとも年明けには登場するだろうと思っていたのですが、いまだレース登録(発売日情報)がなく、また同厩舎の星の王子くんが近々発走するところを見ると競馬場に姿を見せてくれるのは当分先となるかもしれません。これだけ出走が伸びる要因となると常識的にはトレーナーの問題と考えるのが筋ですが、もしかすると騎手のなかむらたけし氏の劣化の関係でその立て直しに躍起となっているという可能性も考えられるところ。とにかくこれ以上ファンを待たせないためにも厩舎はスケジュール管理をしっかりしてもらいたいと思います。

もちろんこうした注目を集めている馬だけでなくマイナー血統の馬の大駆けにも期待したいところで、来年も今年以上にいいレースが見られたらいいなと思っています。
では良いお年を!  

Posted by 7月の魚 at 02:59Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年12月24日

ヘビーローテーション

昨日から大晦日まで怒涛の8連続勤務というアラブ馬顔負けのヘビーローテーションが待っているのですが正直体力が保つか心配です。幸い今期はインフルエンザ&そしてそれより恐いノロウィルスには今のところ罹っていませんが、勤務の終わった頃には体力が落ちてウィルスに侵食されてしまいそうな悪寒。気力だけで頑張るには限界がありますので、何とか少しでも体力を温存しておかないといけません。

そんなわけで今日の新作ゲーム発売ですが、発売日直後の恒例となっているエロゲーショップ行脚については断念することにしました。幸いといっては何ですが今月は予約もしていませんし大晦日過ぎてから評判の良さそうなゲームを1~2本見繕って買おうかと思っています。といってもアクチ付きのゲームはあまり買う気が起きないですしこのまま見送って来年の新作に的を絞った方がいいかも・・・どうせ慌てて買ったとしてもインストール&プレイするのは当分先になるでしょうし。

ただ今年上半期(1~6月)買った本数と比べて、下半期(7月~12月)買った本数は約半減しているのですね。積みゲーがあまりに増えてしまったのが新作を買うのを躊躇する主な要因なのでしょうが、何かエロゲーを買っていないとエロゲーに対するモチベーションが落ちてきたような気がして心配になってきます。まあ現在プレイ中のゲームがどれも良作とはいえない顔ぶれなのがモチベーションを低く感じてしまう原因なのかもしれませんが。

というわけでこの連続勤務を乗り切ったら現在プレイ中のゲームを中断して巷で評判の良さそうなゲームをプレイしようかと思っています。一応準新作といってもいいキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)を第一候補としていますが他のにするかどうかはその時の気分次第。何といっても積みゲーの山にはごろごろ良作の山が眠っていますので。  

Posted by 7月の魚 at 00:29Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年12月20日

あえてスキップを使う

エロゲーの機能として最も便利なもの内の一つがスキップ機能です。

特に必要なものは既読スキップで、この機能が無かったりするといくら他の部分が優れていたとしても評価が低くなることになります。まあ現在のエロゲーで既読スキップが無いようなものは存在しないといっても過言ではないでしょうが、中には既読・未読判定がいいかげんだったりするゲームがあるので注意が必要です。読んでいないテキストが飛ばされたり読んだはずのテキストを再び読まされたりといったゲームが少ないながらもいまだ存在するのは事実ですから。

それに比べると未読(強制)スキップ機能についてはぼく的にはほとんど必要ないかもしれません。まあ使うとするならば体験版を前もってプレイしていた場合くらいでしょうが、最近では体験版のセーブデータをゲーム本体のセーブデータに上書きすることによって既読判定してくれるという親切なゲームも現われてきているので、そういった方向で使用されることも少なくなってくると思われます。

それでも稀に未読スキップ機能を使用したい衝動に駆られることがあります。それはそのルートに於ける攻略ヒロインがぼくの嫌いいや好みの合わないタイプだったというケースがほとんどです。ぼくがプレイするゲームのほとんどは萌えゲーと云われるタイプのゲームなわけで、萌えどころか不快にさせられるようなヒロインが登場するようなルートなんてスキップしたくなるのも当然なのです。特に最近歳をとったせいかヒロインに対する好き嫌いが激しくなり、未読スキップを使用したくなることが多くなっているのです。

ただ実際に未読スキップを使用することはほとんどありません。これは飛ばしてしまってしまったルートがそのゲーム中一番デキが良かったりしたら目も当てられないからで、こういった恐れが少なからずある以上やはり未読スキップを使うのは慎まなければならないと思うのです。まあぼくが貧乏性であることの方が理由として大きいかもしれませんが、それでも要らない子と思っていたヒロインがだんだんと可愛く見えてくるという意外性を味わいたいという気持ちも少なからずあるのです。

そんなわけでぼく自身は未読スキップをタブーとしているのですが、そんなぼくが未読スキップを使用してしまった数少ないゲームがクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~(アトリエかぐや) です。このゲームの一番のセールスポイントが原画家である八宝備仁氏の美麗CGを活かしたHシーンであることは言うまでもないわけで、八宝備仁氏のCG原画集を買ったと考える人ならば全ルートを強制スキップしてイベントCGだけを鑑賞するといったプレイもありでしょう。たださすがにぼくはそこまで割り切っていないので、取り合えず各ルートを少しずつプレイしています。
一番最初にプレイしたメインヒロイン格の美雨はやや天然がかっていてぼくの好きなヒロインのタイプではありませんが何とかスキップを使わずにエンドを迎えることが出来ました。続く世枝瑠も何とか最後まで続けられたのですが、3番目に始めた杏夏だけはどうしても耐えられずに未読スキップを使ってしまいました。というのもこの杏夏というヒロイン、設定もぼくの苦手なタイプなのですが、おっぱいがあまりに畸形いや大きすぎてとても人間のものとは思えなかったからで例え杏夏のHシーンを見たとしても抜けないことが明白だったからです。
まあ有り難いことにこのクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~というゲーム、シナリオにそれほど期待できないことは同ライターの彼女×彼女×彼女(ωstar)やこれまでの2つのルートを見ても明白ですから安心してスキップできるというもの。嫌々杏夏を相手するよりも(ぼくの好みのヒロインである)翼や紫子ルートに早く入ったほうがよほど建設的ですし、副次的効果として全ヒロインを攻略すると入れる(らしい)サブキャラのおまけルートもプレイすることが出来るのです。

ここまで割り切れる例というのも少ないのですが、ぼくが抱えている積みゲーの量を考えると他の燻っているゲームにもこれくらい思い切ったことをしなければいけないのかもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 02:28Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年12月12日

12月の発売予定表から

今年もはや最終レースを迎えました。どうも最近的中率が悪くてあまり当たり馬券(ゲーム)を掴めていない気がしますが、最後くらいはキッチリ当てたいと思っています。といってもメンバー構成を見るとどこからでも入れそうな一戦でいくら考えても結論が出ない気もしますが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

◎アザナエル(NitroPlus)
ちよれんの中では一番の安定感があるニトロの最新馬でスマガでの実績が光る下倉バイオ&津路参汰コンビが満を持して送り出してきただけに期待は当然。スマガと馬の脚質(傾向)がやや違う感じもするも色々な血統(設定)の馬を手がけてきた厩舎だけに不安はないはず。メンバーはかなり骨っぽいが最後には抜け出してくると信じて本命視。
期待度 ★★★★☆

△あかときっ! -夢こそまされ恋の魔砲-(エスクード)
こういったゲーム性重視の血統ではそこそこの実績を残すエスクードの馬だけに不気味さが漂う。光姫満太郎ら所属騎手(原画家)でなくわざわざフリーの犬洞あんらに鞍上を託した点をどう読むかがカギだが、調教(体験版)の評判はなかなか良さそう。ただ調教師の藤原休樹の戦績は決して芳しいとはいえず調教の動きがそのまま実戦で発揮されるかというと半信半疑なところも。血統的に最終レース(年末)出走(発売)というのはプラスに働きそうでそれを生かして善戦しそうな感はあるが。
期待度 ★★★☆

俺の彼女(ツレ)はヒトでなし(ホエール)
みなとそふとの姉妹厩舎(別ブランド)で相変わらずラシックス(声優)の布陣は鉄板。鞍上に人気騎手の高苗京鈴を迎えて旗上げ緒戦ながら充分勝負になりそうな気配。ただタカヒロが前に所属していた厩舎の線からの起用と思われる調教師がこういった血統の馬を手がけていなさそうなのがどうにも不安。調教を見た感じはそれなりに走りそうだが直線(個別パート)に入ってその走りを保てるかは微妙かもしれない。
期待度 ★★★

神楽幻想譚 ~妖かしの姫~(でぼの巣製作所)
この厩舎定番の血脈(シリーズ)でゲーム性も大きく変わったという感はしない。調教師が寺岡健治から代わったところを見るとこれまでよりやや凌辱に軸足を傾けたように思えるが、それでも持ち時計を大きく詰められるかというと疑問は残る。山本和枝の実績は尊重するがそれでもこのメンバー相手に買えるかというと難しいというのが結論。
期待度 ★★☆

△最終痴漢電車3(アトリエかぐや)
前ほど信頼感に乏しくなってきたアトリエかぐやの馬だがそれでも凌辱系で騎手がM&Mとなるとやはり注目度は高い。この血脈としてはおおよそ7年ぶりの出走で父(前作)を知っているファンがそれほど居るとも思えず直仔としてのアドバンテージはほとんど無いといっても過言ではないが、痴漢ものというと大抵根っこはバカゲーでありそういった意味ではファンの期待からそれほど離れたものにはならないはず。ただダーク凌辱ではないだけに時計が掛かる展開にならないと首位争いは難しくヒモ狙いが妙味。
期待度 ★★★☆

三極姫 ~乱世、天下三分の計~(げーせん18)
一歩ずつながら着実に時計を詰めてきているげーせん18の最新馬。今回はこれまで数々の厩舎が手がけてきた三国志を舞台に戦う。これまでにないマイナー武将まで登場させたのは目新しいが、その分中味が薄くなるようでは本末転倒。この厩舎特有のバグも心配であり、時計を詰めているといっても入着まではまだ遠い成績だけにここでも厳しい。
期待度 ★★

〇少交女(たぬきそふと)
世相なんてどこふく風とばかりに2歳馬(ロリ)戦線を突き進んできたたぬきそふとだが、さすがに世間の風は冷たく今回は無理にやや等身を上げてきた感は否めない。年来のファンにはそのあたりを変節と受け取られてしまう可能性があってこれまでの実績を鵜呑みできないかもしれないが、調教を見る限り内容についてはそれほど変わりなさそう。主人公の変態ぶりにツッコミを入れながら抜きを楽しむといういつものコンセプトさえ健在ならこの相手でも充分勝負に持ち込めるはず。
期待度 ★★★★

世界征服彼女(Navel)
血統から考えるとバカゲーが濃厚。調教を見る限りかなりテンションが高い会話が続き、調教師である東ノ助が担当した俺たちに翼はない AfterStoryに近い雰囲気。ただ俺つばは王雀孫が手がけた馬であり東ノ助が一から馬を仕上げるのは今回が初。ラシックスは豪華だし騎手の知名度は高いが内容がそれに相応しいものになっているかは正直未知数。俺つば以外の馬はほとんど走っていない厩舎だし俺つばの実績だけを鵜呑みにして買うのはやや危ない気も。
期待度 ★★☆

D.C.Dream X’mas(サーカス)
ここの所凡走続きのサーカス厩舎だが、ことダカーポ血統となると一応警戒せざるを得ない。問題は馬に身が入っているかどうかで、どれだけ新要素が加わっているかが好走のカギとなる。この厩舎らしく調教は非公開なので取材で判断するしかないが、ミニゲームが入ってないところを見るとそれなりに脚捌き(シナリオ)に力を入れてそう。ただⅠ&Ⅱとを無理にインブリードさせたことからからどうしても内容は薄くなってしまうし今回は相手関係も強力。常識的には入着が精一杯だろう。
期待度 ★★☆

Tiny Dungeon ~BLESS of DRAGON~(Rosebleu)
Navelからの独立組なだけに同レース出走の馬にだけは負けたくないだろうが、前走それなりの走りをしながら肝心なところでレースを止めてしまった内容から巻き返しに躍起といっても不安たっぷり。今回馬体価格を多少下げたところに反省心を感じさせるものの、ならばなぜ前走同じ価格で出せなかったのかという疑心が出てくるのは当然といえば当然。これだけのマイナス材料を抱えていてはまともな競馬は出来ないだろう。
期待度 ★☆

のーぶる☆わーくす(ゆずソフト)
毎回注目を集めながら入着までにはいつも一歩足りないというゆずソフトの最新馬。前走の調教師の顔ぶれに今回J・さいろーが加わったが氏も脚捌きに重点を置く調教をするタイプでなく、これまでの馬と脚質はさほど変わらないだろう。ただJ・さいろーといえばエロといちゃラブには定評があり、前厩舎所属時代から定評のあるこぶいち&むりりんの萌え騎乗とは手が合いそうな雰囲気。それでも馬券圏内まで食い込めるかと問われると正直微妙であくまで時計が掛かっての狙いが妥当な線か。
期待度 ★★★

▲初恋サクラメント(Purple software)
最近凡走続きですっかり人気を落とした感のあるPurpleだが、今回は調教師に今が旬のなかひろを迎えただけに明日の君と逢うために以来の好ムードが漂う。騎手がまだ手慣れていない感がするのは難だが、もう一人の所属騎手よりは巧みだしこの厩舎得意の演出をもってすれば他厩舎の騎手にも引けはとらない。相変わらず攻略不可そうなサブキャラが複数見られそうなのはマイナスもそれを充分カバー出来そうな態勢。この気配なら本命馬と充分太刀打ち出来そうだ。
期待度 ★★★★

Hello,good-bye(Lump of Sugar)
毎回調教師を変えてくるLump of Sugarで今回はタユタマFDで起用したてつじん一本に依頼。萌木原ふみたけとのコンビはなんとプラチナウインド以来となるから本当に久々の復活戦となる。そのプラチナウインドはまずまずの成績を残したが、何せ一昔以上前の馬だし馬体価格無料という特殊な条件での出走だっただけにあまり参考にならない。それ以降のてつじん氏の実績はというとパッとしないし調教の動きも微妙。今回からアクチを導入するだけに厩舎としてはかなり力を入れてきている気配だがそれがどうも空回りしてそうな予感。今回に限っては強く推せない。
期待度 ★★☆

プリンセス☆ストライク!(あてゅ・わーくす)
厩舎専属騎手の天河慊人とタッグを組むのは2歳馬の騎乗が魅力の〆鯖コハダに月嶋ゆうこというのは確かに面白い。ただ過去お嬢さまもので凡走している厩舎だけにプリンセスものでは目新しさに乏しく変わり身は厳しそう。調教はそこそこ動いているようだがそれでもこの厩舎にしては走った前走からなおも上積みを求めるのは辛いか。
期待度 ★★

よついろ☆パッショナート!!(SkyFish)
蔓木鋼音ら名うての騎手を乗せてきた実績を考えると、F&C末期にデビューしたひなた睦月一本に依頼した今回は勝負気配が何となしに薄く感じる。この厩舎が男女入れ替わりものを手がけるというのは面白そうに思えるが調教師一人でどこまで仕上げられるかは蓋を開けてみないと分からない。邪推かもしれないが蒼穹のソレイユの仕上げに手間取った厩舎が繋ぎに出走させた感もあり血統を額面通り受け取れなさそうな雰囲気。前走の大駆けには驚かされただけに軽くは扱えないかもしれないが調教の気配も冴えないだけに消しで。
期待度 ★☆

△Let’s快盗!ヌすみ系!?(SQUEEZ sweet)
SQUEEZの兄弟厩舎となるが血統を見ると本家筋のメイビーのようなおバカなノリがなかなか面白い。どうやら箒星やあかざがメイビーから抜けたようで、あのノリを受け継ぐのは今後この厩舎となりそうだ。調教が公開されてないため気配に関しては何とも云えないが某人気アニメをそのまま移殖した血統はバカ全開でかなり笑わせてくれそうな予感。SQUEEZとメイビーのいい所どりを果たせれば馬券圏内に飛び込んで来られても驚けない。今回の穴馬はコレか。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)
最終レースだけに上位拮抗のメンバーも海外(非18禁)を席巻したSTEINS;GATEの出現で厩舎が勢いに乗っているアズラエルが一歩抜け出ている。逆転なら萌え系の有力馬より少交女の方が可能性は高そう。なかひろ起用で勝負気配の初恋サクラメントも目一杯の仕上がりで不気味。絞ればこの3頭の争いだが穴馬も虎視眈々と上位を窺っているだけに注意は必要。パロディと抜きのニックスが魅力のLet’s快盗!ヌすみ系!?にそれ以上に抜きに力を入れる最終痴漢電車3がその候補。もう1頭挙げるならこの時期走りそうなあかときっ! -夢こそまされ恋の魔砲-の一発大駆けを警戒したい。  

Posted by 7月の魚 at 10:22Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2010年12月04日

萌えゲーのHシーンで忌まれること

エロゲーに必ずあるものといえば当然のことながらHシーンなわけですが、このHシーンには2種類存在しています。
それはヒロイン以外に男役が描写してあるか否かですが、男役の全身が描写されている例は萌えゲーの場合あまり記憶にありません。
特にHシーンに男役の顔が描かれているとプレイヤーの評価が途端に悪くなってしまうことが多いようです。これはプレイヤーにとってはヒロインのあられもない姿が見たいのであって、男が喘いでいるシーンなんて見たくないというのが本音なのでしょう。悪く言えばお気に入りなヒロインを寝取られたような気分に陥ってしまうといったところかもしれません。

この感情は視点の意味を考えれば容易に説明できます。一般に萌えゲーに於いてヒロインの相手役となるのは大抵主人公なわけですが、プレイヤー=主人公とするとプレイヤーは鏡でもない限り自分(主人公)の顔が見られるわけがないのです。だから構図的にHシーンに映るのはヒロインの姿以外となると精々自分の下半身が描かれるくらいでしょう。それが上半身や顔が描かれるというのは構図的におかしい。つまり自分以外の誰かがヒロインを抱いていると思うしかないわけで、それが一種の寝取られと感じてしまうのでしょう。

ただぼく的にはHシーンに男役が描かれていてもそれほど苦には感じません。これはぼくが多少なりとも寝取られ耐性があるということと、ぼくが乙女ゲーのプレイ経験が多いことが挙げられるでしょう。
乙女ゲーは女性プレイヤーを対象にしているということもあって主人公は当然女性ヒロインなわけですが、まず間違いなくHシーンには相手役の男だけでなくヒロインも描かれています。もちろんHシーンにヒロインの裸体が描かれてないゲームなんて乙女ゲー好きのぼくでもさすがに購入することはありませんが、こうして考えると男性プレイヤーよりも女性プレイヤーの方が心が広いと感じてしまうかもしれません。
といってもこれは一種の勘違いで、乙女ゲーには純愛ルートだけでなくヒロインが凌辱まがいのことをされてしまうバッドルートが必ずといっていいくらいあるからで、男性向け凌辱ゲーのHシーンにはヒロイン以外に男役が描かれていることが多いように乙女ゲーに女性主人公が描かれていても不思議でないわけです。

つまり凌辱ゲーと萌えゲーではそもそもHシーンを見る上での視点が違うということになります。凌辱ゲーでよく使われている第三者視点の構図を萌えゲーに使ってしまうと違和感が出るのは当然なのです。まあそれでもゲームのデキさえ素晴らしければそんなHシーンの構図なんて些細なことなのでしょうけれどね。  

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2010年11月24日

久々の連休で・・・

盆以来久方ぶりに連休が取れて、明日からまとまった休みに入ります。まあ喜んでばかりいられないわけでその代償に連休終了後は正月までの間ほとんど休みなしという強行軍が待っているわけですが・・・取り合えずは溜まった疲れを取ろうと思っています。

さて疲れ以上に溜まっているのが積みゲーで、今週末も少なからず新作を購入する予定ですので夢にまでみた大台(100本)も視野に入ってきた感じ。今年発売のゲームで買った本数はというと31本で月平均約3本といったところですが、そのうち曲がりなりにも手を付けたゲームはというと13本で半数にも満たない数。クリアした数となるとそれよりぐっと少なくなるし、他にも旧作をワゴンなどで買ったりしているわけで積みゲーが溜まっていくのも仕方ありません。
その積みゲーの溜まる一因となっていたのが天空のユミナ&FDだったのですが、本編終了後引き続きプレイしていたFDも終了し後はおまけシナリオをクリアするのみ。といってもまだダンジョン最下層まで潜っていないので完全に終わったとはいえないのですが、ここまで延々と繰り返してきたダンジョン捜索もさすがに飽きてきたので、そろそろ店じまいしようかと思っています。
その飽きてきた要因とはこのFDが思ったほどヤリコミ要素が少なかったことで、まず戦闘に参加していないキャラクターにも経験値が入るため、使えないキャラのレベル上げに勤しむ必要がないこと。おまけシナリオをクリアしていくだけでレアスキルが手に入るため、レアスキルを求めてダンジョンを捜索する必要がないことなどが理由として挙げられますが、とにかくこれ以上時間の掛かるダンジョン捜索に勤しまなくていいと考えると寂しい半面、これで他の積みゲーに手が付けられると思うとホッとしたという気持ちも大きいです。

そんな積みゲーと同じく溜まってきているのが、クリアしたゲームの感想を批評空間に投稿することです。確かに批評空間には前ほど足を運ばなくなりましたし感想を投稿するのも億劫になってきたのは事実ですが、それでもこれまで続けてきた投稿を辞めるのも忍びない。
といっても、クリアしてから長時間たったゲームの感想を書くというのも苦労するわけで、ただでさえ年齢のせいか記憶力に自信がなくなってきているわけですから、まだゲームの内容を覚えているうちに何本か感想をアップしておきたいところ。
何か自分で宿題を課したような気がして、これでは休みといっても落ち着かないような気がしないでもないですが、明日からの連休の間に2~3本は感想を投稿したいと思っています。まあそう言いつつこれまでの習慣でなぜか刻みの塔(天空のユミナFDのダンジョン)に潜っていたりしているかもしれませんですが。  

Posted by 7月の魚 at 13:03Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年11月19日

11月の発売予定表から

前(先月)レースに比べるとややメンバー的に寂しく感じる今回。それでも人気馬の実績・能力は前レースに匹敵するだけに好時計での決着が望めそう。最終レース(12月)のことも考えて投入資金は少額に留めておきたいだけに人気薄の馬を買いづらい雰囲気はありますが、それを承知で穴狙いをするかどうか難しいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

失われた未来を求めて(TRUMPLE)
新規開業となるが、厩舎(ブランド)解散に追い込まれたABHARの人脈を受け継いでいて騎手(原画家)の深崎暮人氏の手腕も確かだけに注目度は高い。といってもABHARの過去2走(作)は今ひとつで、調教師(ライター)陣が一新されたといっても新たに起用されたメンバーの近積もパッとしない。騎手の力だけで上位馬に割り込めるだけの競馬が出来るかとなると疑問は残る。
期待度 ★★☆

風ヶ原学園スパイ部っ!(Sputnik)
血統(設定)はなかなか惹かれるものがあるが、こういった活劇探偵もので期待通り走った馬というとあまり記憶がない。デビュー戦のecho.の大コケぶりでは一気の変わり身も難しそうだし、追い切り(体験版)の動きを見る限り騎手もまだまだ手慣れていない様子。今回も厳しい競馬となりそうだ。
期待度 ★☆

〇キッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)
リアル妹がいる大泉くんの場合の走りがいまだ印象に残るALcotハニカムの最新馬。といっても今回は調教師&騎手の顔ぶれから見るとSirius厩舎の流れでいちゃラブ路線となりそう。保住圭氏の手がける馬にしては手の込んだ血統でかなり気合が入っていると見る。調教もなかなかの動きだし仕上がりも上々。これなら首位逆転も充分可能と見る。
期待度 ★★★★

さくらのしっぽ(Fizz)
前々走こそ入着を果たしたものの前走のさくらテイルはさっぱりの成績。その直仔(FD)ということで期待しづらいのは当然。調教師の顔ぶれは父(本編)からガラリと変わったが、厩舎のカラーを考えると成功するかどうかは微妙。というより例え試みが成功したとしても馬券に絡めるかというと疑問で、常識的には馬場掃除に終わりそう。
期待度 ★☆

◎紫影のソナーニル(ライアーソフト)
桜井光師が手がけるスチームバンク血脈(シリーズ)もはや5代目。代を重ねるごとに初心者には手を出しづらい内容になっているのは難だが、そこが逆に古くからのコアなファンには堪らないともいえる。恐らく前走よりも本賞金(データ数)は集まらないだろうが、それでも発走除外となるまでには至らないだろうし手堅く走る血統だけに凡走は考えにくい。実績を考えれば首位は固そうだ。
期待度 ★★★★☆

△しゃーまんず・さんくちゅあり(アリスソフト)
今まで安馬(廉価版)で力を出してきたよーいちろー氏が初の高馬(フルプライス)挑戦でどこまで手腕を発揮できるかが一番のポイント。前走後厩舎上層部に異動があったことが影響する可能性もあり、実績充分な厩舎といっても未知数な部分は大きい。主戦(メイン)騎手の能力は確かだし毛色(シチュ)的にも大外しはなさそうだが、今回に限っては押さえ評価に。
期待度 ★★★☆

JINKI EXTEND Re:VISION(戯画)
TV(アニメ)化までされたジンキが競馬(エロゲー)界に堂々参戦。綱島志朗氏がそのまま騎乗するというだけでも話題充分で、ラシックス(声優)が変わってしまったことについては正直仕方ないところ。ただジンキに思いいれのあるファンには狂喜乱舞かもしれないが、それ以外の層を惹きつけるにはやや追い切りが物足りない。綱島氏がどこまで調教に絡んでいるかも微妙だし、厩舎的にも買いかぶれぬ感じ。
期待度 ★★

先パイ・乙パイ・過去に戻りパイ(OLE-M)
メイビー系の馬で長く手綱を握る望月望氏だが馬には恵まれずほとんど着外続き。凌辱よりもバカ脚質の馬に騎乗する悲しさかもしれないが、そういう点では今回の騎乗馬もほとんど同タイプ。メイビーアニメや一見目新しそうな日焼けパッチシステムが導入されても結果はほとんど変わらず。変わり身の材料は全くといっていいほど見当たらず、ただコースを1周回ってくるだけということになりそう。
期待度 ★☆

黄昏のエレジーア(Psy-chs)
凌辱一本で走るもののイマイチ成績が上がってこないPsy-chsの最新馬。その上今回は前走の直仔(続編)で前走の走りからどこまで変わり身を見せるかは疑問。藤井一葉氏の騎乗は凌辱にしては清純さが漂っていて異色ながら独自のファン層を持っているが、騎手の力量だけで馬券圏内まで食い込めるほどかというと一寸難しいだろう。
期待度 ★★

なないろ航路(Journey)
人気どころの騎手を集めた萌え脚質の馬。ただ厩舎(HP)を取材した雰囲気では意外にエロにも力を入れてそう。となると騎手的に思い浮かぶのはま~まれぇどの馬たちだが、調教師はと見るとサーカスの流れを汲んでいる。まあどちらの色が強く出たにしても脚捌き(シナリオ)に期待できないのは明白で常識的には苦しい競馬となりそう。人気騎手の競演といっても「船頭多くして・・・」の結果になりそうでここは消し。
期待度 ★★

▲人間デブリ コンナジブンニダレガシタ?(elf)
古豪厩舎エルフの巻き返しを予感させた媚肉の香りの市川千紗&土天冥海氏コンビの最新作。エルフのここ数走の出走馬はとみるとかなり成績が不振だが、これは厩舎の方針に問題があってのことで馬自体の能力はかなり高かった。それだけにまともに走れば今回は充分期待できそうだが、やや騎手の腕が微妙になってきている感もあり前走ほど動けるかはやや心配なところ。それでも実績的には抜けたものがありあっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★

△VenusBlood -EMPIRE-(DualTail)
毎回いつも上位を賑わすDualTailの出走馬。今回は人気を博したVenusBlood-DESIRE-の直仔で当然期待も高いが、問題はここの馬は脚質(ジャンル)的にいつも出足が悪く本賞金(データ数)が集まらないところ。能力的には人気馬に匹敵するものを持つだけに天ツ風のように化ける可能性はあるが、知名度を考えると人気馬に比べてやや劣り押さえ評価に。
期待度 ★★★☆

△美脚隷嬢優奈(CrossOver)
オーバードーズでの実績から比べるとやや期待ハズレだったともいえる前走だったが、今回は鞍上にジェントル佐々木氏を迎えて美脚性奴会長 亜衣の再現を狙う。といっても血統構成が美脚性奴会長 亜衣とほとんど同じだけに戦法が見破られて(飽きられて)しまっている可能性も一考。ジェントル佐々木氏騎乗の馬にほとんど凡走例がないのは心強いが、それだけを頼りにしていると痛い目を見る可能性も。
期待度 ★★★

母乳が染み出る愛娘 愛美(オーバードーズ)
調教師が変わってしまった前走は案の定凡走に終わってしまっただけに巻き返しに躍起となっている。特にライバルのCrossOverが同枠に並ぶだけに勝負気配は漂う。実際毛ヅヤ(CG)は上々で騎手は無名ながらなかなか期待できそうな雰囲気。ただ調教師が多人数でどこまで意思疎通できているか不安だし、不振だった前走の調教師がそのまま起用されている点も不安。多少変わったとしても入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

魍魎の贄(TinkerBell)
この厩舎が手がける触手血統には定評があるだけに淫妖蟲以来の大駆けを期待したいところ。ただ調教師は秋華氏から小峰久生氏に変わってしまったし、その小峰氏が実績を欠くのは気がかり。厩舎自体淫妖蟲・悦以降凡走続きということもあって、巻き返しにはもう少し時間が掛かりそう。
期待度 ★☆

恋愛催眠 ~ツンな彼女がデレる催眠~(C:drive)
同趣向で騎手・調教師も同じということもあり、直仔(続編)ではないものの前走の催眠生活 ~校則だから仕方ない!?~と似た傾向になりそう。その前走は期待を裏切ってしまう結果となっただけに期待感は乏しい。実績を見る限りこの調教師は血統を十分引き出せないところがあり、今回も催眠要素を生かせないまま終わってしまいそう。
期待度 ★★

(本紙の見解)
上位馬の能力は互角で脚質も違うだけに比較は難しい。近走安定している紫影のソナーニルに名門厩舎の人間デブリ コンナジブンニダレガシタ?しゃーまんず・さんくちゅありあたりが実績的に上位を争うが、ここに割って入りそうなのがキッキングホース★ラプソディ。絞ればこの4頭の争いだがスタート互角に出られればVenusBlood -EMPIREも差はない。あと1点なら美脚隷嬢優奈だが次のレースのことを考えればあまり手を広げたくないところ。  

Posted by 7月の魚 at 09:38Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2010年11月15日

アクチ導入を決断させた理由

先月発売のエロゲーはぼく的にかなり目移りするラインナップだったのですが、内容とは別の野次馬的意味で注目していたゲームがお嫁さん候補があらわれた!コマンドは?(Sugar pot)でした。
もちろんリアル妹がいる大泉君のばあい(Alcotハニカム)を始め最近立て続けにヒット作を出しているおるごぅる氏の事実上の引退作という意味でも注目していました。ただぼくが野次馬的興味を持って見ていたのは、このゲームがアクティベート付きということだったからです。

といってもアクチ付きのゲームが珍しくなくなってきた昨今の風潮からこれだけを取り上げて注目したわけではありません。ただぼく的にはこのゲームにアクチが付いていることについてかなり違和感を感じていたのは事実です。というのもアクチというものはそれなりに実績を持つメーカーでないとなかなか導入に踏みきれるものではないというのがぼくの常識だったからです。
これまでアクチを導入したブランドというとあかべぇそふとつぅ系列にユニゾンシフトやNavelといった著名ブランド。lightやOverflow・CROWDといった古参ブランド。次回からの導入を決めているLump of Sugarやフロントウイング・OVERDRIVEといったブランドを含めても分かるようにそれなりに実績を積んできているメーカーがほとんど。ところがSugar potといえばこれまで出したゲームはといえばWIZARD GIRL AMBITIOUSはぴ☆さま!といったお世辞にも良作とはいえない面々。姉妹ブランドを含めても話題に上ったゲームなんてほとんどないわけで、そんなメーカーが経費のかかるアクチ導入なんてよくも決断したものだと驚いてしまったわけです。
前にも説明したことがあると思うのですがメーカーがアクチを導入する意味なんて中古市場にゲームが出回るのを防止することくらいしかないわけで、はぴ☆さま!の未開封新品がワゴンに常駐している現状を考えるとアクチなんて導入してもほとんど意味ないように思えて仕方ないと思うわけですが・・・

ではなぜSugar potはわざわざ資金を投入してまで今回アクチを導入したのでしょう。よほど資金が有り余っているならともかく前作や前々作のデキを考えると笑いが止まらないほど儲かったとはとても思えません。となると今回わざわざ初期資金を投入してまで中古市場への流通を阻止しようとしたのはこのゲームにメーカーとしては前作前々作にないほどの期待をこの新作にかけていたことに他ならないでしょう。まあその期待値の高さはメーカーの努力の結果というより単におるごぅる氏の名声に頼っただけのような気がしてなりませんが・・・
こうして考えると一メーカーに今まで経験したことのないアクチの導入を決意させるほどの力を持つおるごぅる氏の引退を惜しまずにはいられないわけですが、ただこれまでの批評空間のデータ数を見ると氏がシナリオを担当したにしては寂しすぎるわけで結果的に見るとメーカーの思惑どおりには行かなかったようです。
まあ発売直後のアクチに関する不手際を考えると、まあこのメーカーがアクチを導入するなど10年早いと云われても仕方ありませんけどね。  

Posted by 7月の魚 at 23:15Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年11月06日

6月発売組のハズレ作

今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。
職場では忘年会の日取りが次々と決まったり注文していた年賀状が届いたり来年に向けての準備が着々と進んでいる気がします。
そんな今年を振り返ってみると、仕事の方は相変わらず忙しくてエロゲーは溜まる一方と昨年から全く代わり映えしない状況でした。主力でプレイしているゲームはいまだに6月に購入したゲームで相変わらず時代から取り残されたエロゲー生活を続けているのですが、これはぼくが6月発売されたゲームを7本も購入してしまったことが祟っているためで、恐らくこのままだとこの6月発売組を全部片付けているだけで今年が終わってしまう気がしています。

もちろん大量購入した理由とは(ぼくにとっては)期待できるゲームが揃っていたからなのですが、残念ながら7本全部が当たりというわけはなくて、今のところ期待に応えてくれたといえるのは処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~(キャラメルBOX)だけ。未プレイ組では批評空間で高評価を得ているDEARDROPS(OVERDRIVE)はそれなりに期待できるとしても、評価の低い天の光は恋の星(ETERNAL)クドわふたー(Key)は余り期待出来なさそう。まあこの2本は購入した中でのぼくの期待はソコソコといった感じですからショックはあまりありません。問題は現在プレイ中の残り2本にあります。

まず1本目がbitter smile.(戯画)で、原画ねこにゃんといってもライターが丸戸史明氏だった時代とは違うわけですからもともと期待は薄かったのですが、序盤をプレイする限りその期待値をもはるかに下回るデキで半ばプレイを投げかけています。その主な原因は主人公の酷さで、同じねこにゃん原画でも丸戸氏でない姫さま、お手柔らかにっ!(これは主人公よりヒロインの方に問題があった)やさかあがりハリケーンではまずまずの良主人公だったので余計に酷さが目立つのです。
まあ制作陣の話ですと幼なじみ萌えに力点を置いたとのことですので、ぼく的に幼なじみヒロインは大好物なわけですからこれから巻き返す可能性はありますけれど・・・それでもこの出足の悪さから考えると4人のヒロインのうち誰か一人でも合格点を付けられるデキだったなら他のルートが酷くとも満足としなければいけないでしょう。

そしてもう1本のハズレゲームがこんそめ(SilverBullet)で、こちらは前者と違い体験版をプレイした上でこの月のダークホースと踏んでいたこともあって落胆の度合いが激しい。期待ハズレの要因はこちらも主人公の酷さで、序盤ではあまり目立たなかった主人公のヘタレ度が中盤以降だんだんと酷くなるという頭の痛い展開。一般に探偵ものに於けるヘタレ主人公というものは避けるのが定石のはずで、ライターがなぜこのような主人公を設定したのが全く理解できない。その上この主人公、頭の巡りが悪くて必ずといっていいほど最悪の選択肢を選びたがるのですね。もしかして過去この街で探偵業を営んでいたというおばの有能ぶりを浮き立たせるために主人公の能力をわざと低くしたのかもしれないのですが、明らかにこれはやり過ぎでしょう。大体この主人公の能力を見る限り、探偵には全く向いてないといっても過言ではありません。
そんな主人公の拙い設定と合わせたかのようにシナリオもほとんど投げっぱなしの消化不良に終わっています。同ブランドの桜吹雪~~千年の恋をしました~も似たような傾向があったのですが、今作はその欠点がより強調された感じがします。まあぼくも全部のルートをクリアしたわけでないので即断は出来ないのかもしれませんが、今まで5人中4つのルートすべてが同じ展開に終わったところを鑑みるとどうも大きく巻き返すことはなさそう。

まあ大量買いをする限りはこのような凡作及びそれ以下のゲームを掴まされるのは覚悟の上なのですが、端から疑ってかかっている戯画はともかくSilverBullet系列のゲームもこれからは疑ってかかったほうが良さそう。まあそう言いながら同ブランド最新作のSacred † Vampireもなぜか手元にあったりするのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 05:29Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年10月29日

選ばれなかったヒロイン

今回は今年上半期を代表するエロゲーの一つであるおとボク2こと処女はボクに恋してる~2人のエルダー~(キャラメルBOX)について所感を述べてみたいと思います。
このゲームが良作であることについては異論はありません。前作の評判から発売前からかなりの期待をされていたわけですが、そのプレッシャーに押しつぶされずこれだけ面白い作品を産み出した制作陣には素直に拍手したいと思います。特にお嬢さま学園の雰囲気が楽しめる共通パートは前作もそうだったのですが相変わらず面白く本当に楽しめました。それに比べて各ヒロインの個別ルートに入ってからは途端に味気なくなってしまうのですが、これは前作もそうだったことからまあ仕方ないところかもしれません。
そんな個別ルートを終えぼく的に一番お気に入りのヒロインだったのは香織理さんでした。立ち位置が前作の紫苑さまに似ているように思えたことからぼくの前予想ではかなり低めの順位だったのですがこれが意外に好感触。逆に前作の貴子さんと同じツンデレタイプということから一番期待していた淡雪は全体的にはやや期待ハズレといったところでしょうか。それでも雅楽乃とのコンビはなかなか微笑ましく主人公(プレイヤー)のお姉さま心をかなりくすぐってくれました。

さてそんな攻略ヒロインと同じいやそれ以上に魅力的なサブキャラがこのゲームには存在します。それが生徒会長である初音さんなわけですが、このゲームの不満というより最大の謎がなぜ彼女が攻略ヒロインではなかったのかということです。
ゲームの容量的にこれ以上攻略ヒロインが増やせなかった事情はあるにせよ、それでも彼女が攻略ヒロインでないのはどうにも不自然に感じる・・・というのもぼくが思うに(彼女のファンには申し訳ないのですが)史よりも初音さんの方がヒロインとして相応しく思えて仕方ないからです。
というのも、こういった主人公女装ものはヒロインに女装が知られてしまうというシーンがクライマックスになるわけですが、主人公の千早が男性と分かったとき一番緊張感を与えるシーンが生まれそうなのは初音さんだからです。千早が男性と知って彼女がどこまで冷静を保てるか見ものであり葛藤に悩むことになるはずだったのですが、そのあたりが全く描かれなかったのは惜しいとしかいいようがありません。

では初音さんを攻略ヒロインとして選ばなかった理由というのは何だったのでしょう。攻略ヒロイン6人が初音さんより全員魅力があったならばまだしも、ぼくの見る限り史よりも初音さんの方がよほど攻略ヒロインに相応しいと思うのです。これは史の個別ルートがパッとしなかったこともあるのですが、史のキャラクター的に攻略ヒロインよりも非攻略キャラの方が輝くのではと思えるからで(実際脇役として史の千早へのツッコミは物語のアクセントとなっている)、そんな史を制作者がヒロインとして選んだというのはよほど初音さんをヒロインとして選びたくなかった何かがあった考えるのが自然です。

これはぼくの想像になるのですが、初音さんには彼女に思いを寄せるキャラ(沙世子)がいたためではないかと思うのです。沙世子が初音さんに恋愛感情を密かに抱いていることを千早は知っていて、それを無視して千早と初音さんを結びつけるというのは一種の略奪愛となり、そういったドロドロした関係はおとボクの世界には相応しくないとライターは考えたのかもしれません。
ただ今回も全般的に各個別ルートの甘さが気になっただけに、ライターにはおとボクの甘い世界を多少壊してもいいから、一種の三角関係の解決を要求されるシナリオに挑んでほしかったと思うのです。もしそれがあったとしたら前作以上の高評価を受けていたに違いなかったでしょう。少なくともぼくには・・・
  

Posted by 7月の魚 at 06:17Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年10月23日

10月の発売予定表から

先月までとは打って変わって好メンバーが揃い久々にレベルの高いレースが楽しめそうな予感。今後年末にかけて面白そうな馬(ゲーム)が続々登場しそうなだけに、限られた資金を大事に使って確実に当たり馬券を掴みたいところですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

淫辱都市/堕天の贄(CLOCKUP)
前走で期待どおりの走りを見せたCLOCKUP厩舎だが本来メインのはずの凌辱系となると凡走ばかり。今回は凌辱オンリーの戦法でなくバトルも加味されるようだが、同騎手同調教師のZwei Worterルーンロウドが入着ギリギリの成績だっただけに最近のバトルものに向いた流れがあるにしても余り買いかぶれない。今回も入着ギリギリといったところか。
期待度 ★★☆

桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)
これまでの実績から考えると信じられないほど動かなかった前走からどこまで巻き返せるかがポイントとなるApRicoTの最新馬。調教師の籐太氏は前走のゆにばる!を除けば動きの良い馬を手がけているし見直してみたい気もするが、歴史もののパロディとなるとこれまで名の通った馬が居るだけに比較されてしまうと正直厳しいかもしれない。それでも萌えゲーと見れば素材はなかなか。前走大敗の要因となった足を引っ張るようなキャラさえ居なければ変わり身の可能性も。
期待度 ★★★

△お嫁さん候補があらわれた!コマンドは?(Sugar pot)
最近の成績が抜群なおるごぅる氏の事実上の引退レースとなるだけにかなり人気を集めそう。鞍上はアリスソフトで看板騎手の一人だった黒田晶見(ちょも山)氏と一見弱点は見当たらないように思えるが、厩舎の実績を見るとかなり寒くしかもアクチ付きというハンデもあってどこまで走れるかは未知数。能力的には上位もここはやや控えめな評価に。
期待度 ★★★

〇俺サマのラグナRock(あかべぇそふとつぅTRY)
久々に中央(商業)で騎乗するみやま零氏を始めなかなか魅力的な騎手たちが手綱を握るだけに注目を浴びるが、こういったゲーム性の高い脚質の馬はイマイチ実績を欠くあかべぇ血統だけにやや不安を感じさせるところ。調教(体験版)はかなりいい動きを見せているが、この走りを本番でも見せられるかどうかは半信半疑。それでも素材(設定)は面白く上位クラスの能力を秘めている。本命馬を負かすならコレか。
期待度 ★★★★

◎キサラギGOLD★STAR(サガプラネッツ)
古豪厩舎サガプラの最新馬。2走前からの路線変更が実を結んだナツユメナギサの快走で気を良くしたのか今回もほぼ同血統のようでそれなりに期待は出来そうな雰囲気。今回騎手がやや手薄でほんたにかなえ氏一人にやや負担が掛かってしまう感がするのは気がかりも、以前いたサガプラの馬と違い騎手の力量にすべてを掛けるタイプとは違うだけに杞憂に終わるのではと楽観視。調教も今回のメンバーとの比較では一歩上の動き。これなら軸馬として信頼しても良さそう。
期待度 ★★★★☆

くれよんちゅーりっぷ(SCORE)
完全なロリ一点勝負の戦法は潔いが結果に結びつくかどうかは別問題。厩舎の実績はと見ると前走の走らなさっぷりは酷いものだったし、姉妹厩舎の人気血統(シリーズ)の最新馬も凡走だっただけにとても手が出ない。主人公教師もので抜きタイプの馬で走った馬となるとほとんど見当たらないし順当に消しで。
期待度 ★☆

恋と選挙とチョコレート(sprite)
新人騎手でありながらこれだけ注目を浴びるというのも珍しいが、その華(美)麗なフォームを見れば納得。ただ厩舎がセレンからの分かれでセレン自体こういった血統の馬を全く手がけていないというのは気がかり。ラシックス(声優)や入場曲は豪華なものの、今回デビューの調教師がそれをどこまで生かせるかとなると正直心もとない。調教の動きも活発というほどでなく入着があれば上々といったところかもしれない。
期待度 ★★☆

祝祭のカンパネラ!(ういんどみるOasis)
肝心の成績の方がサッパリだった父(本編)のデキからほとんど期待できないのは確かだが、TV(アニメ)にも取り上げられただけに知名度は高い。これでエロ方面に力を入れるともなれば大きな変わり身もみこめるが、厩舎がそこまで開き直るかとなると疑問かも。常識的に考えれば今回の相手では厳しいと見るのが妥当なところか。
期待度 ★★

Sacred † Vampire(Silver Bullet)
調教で目立つ動きを見せるものの実戦(製品)では末脚甘いSilver Bullet厩舎の馬で、中央・地方(同人)と数多く騎乗しながらイマイチ目立つ成績のないにの子氏の騎乗ではとても馬券に絡めそうに思えないが、相変わらず調教の動きは目立っている。ただ毎回それで裏切られている上に調教師が沖水ミル氏となると直線(終盤)バテる可能性はいつも以上に高い。入着以上の期待となるとちょっと厳しいか。
期待度 ★★☆

絶対★妹原理主義!!(脳内彼女)
一躍脳内彼女の名を世間に広めた絶対★妹至上主義の直系となるだけに、この厩舎の馬にしては珍しく注目を集めている。といっても調教を見る限り直近の出走馬と同傾向の戦法でこの厩舎のファンには安心して買えそう。ただそれ以上支持が広がるかというと脚質的に難しく、いつもどおり着実に入着は果たすものの馬券に絡むには一歩足りないといった感じ。今回は相手が揃っているだけによほど人気馬が総崩れする展開にならないと出番が回ってこないかも。
期待度 ★★★

聖なるかな外伝・精霊天翔 ~Crystal Friends~(XUSE)
ここ2走の成績だけ見れば名門XUSE厩舎復活と思いたくなるが、そう言い切れないのは賞金数(データ数)が余りに寂しすぎるから。今年初めにこの馬の兄が出走したが賞金はギリギリ。となると今回も賞金の上積みには期待できず発走除外の可能性は大きいかも。まして直仔(FD)は代を経る(何度も出す)と活力が衰えるもの。どこまで余力が残っているか心配で強気には推せない。
期待度 ★★☆

恥感~少女は悦楽行きの電車に乗って~(アイル)
アイルの安馬(廉価版)路線もスッカリ軌道に乗った感があるが安定度はある反面、時計が速くなると苦しむケースが多い。今回は定番の痴漢ものでありやや個性に欠ける気がする。今回は速い時計の決着が予想されるだけにこの馬にまで出番が回ってくる可能性は低いか。
期待度 ★★☆

Chu×Chuアイドる2(UNiSONSHIFT)
同じユニゾンシフトの所属馬でもいとうのいぢ氏と違い織澤あきふみ氏が鞍上だと入着にも届かないケースがほとんど。父(Chu×Chuアイドる)や半兄のFDChu×Chuぱらだいすもほとんど見せ場を作れなかっただけにメンバーの揃った今回も苦しい競馬が予想される。今回単独で調教(シナリオ)を担当する緋川佳氏がよほど奮起しないと入着にも手が届かないかも。
期待度 ★★

△普通じゃないッ!!(ALL-TiME)
これまでほとんど実績を残していないALL-TiME厩舎の馬だけに期待できる要素は少ないが、騎手のさだヲ氏の手腕は悪くないし調教師の須永成人氏はアトリエかぐやでなかなかの成績を残している。転厩初戦のCandy Dollはあまり走れなかったが2戦目の今回は変わり身が期待できそうな雰囲気。抜きゲータイプの馬に強力なライバルが居ないこともこの馬に有利となりそう。この馬が馬券に絡めば高配必至なだけに穴で狙ってみる。
期待度 ★★★☆

▲魔物娘たちとの楽園~スライム&スキュラ~(Vanadis)
異種人類ヒロインとの和姦ものというストライクゾーンの狭い脚質(ジャンル)ながら知名度が上がるにつれ成績が上向いている魔物娘血統(シリーズ)第3仔(弾)。知名度が上がったといっても脚質が脚質なだけに果たして賞金が確保できるか微妙だが、上げ潮ムードは確かであり連対を窺うだけの力を付けていることは確か。これまでと違いヒロインも2人と増量し厩舎も力が入っており本命馬には煩わしい存在となりそう。
期待度 ★★★★

△恋神 ‐ラブカミ‐(PULLTOP)
厩舎創設メンバーが抜け心機一転再出発といったところ。騎手は新人二人で前任者と比べるとやや劣るのは否めないし、調教師に木緒なち氏が居るのは心強いが多人数なだけに整合性等を考えると不安は残る。調教も悪くないものの本命馬に比するとやや劣る印象は否めず正直厳しい競馬が予想されるが、素材(設定)はこの厩舎の一番得意とするところ。実戦に入ればそれなりに格好は付けてくれる可能性は充分あり。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
上位拮抗のレースでどこからでも狙えそうな一戦だが実績からキサラギGOLD★STARを中心視。調教も動いており老舗厩舎サガプラに初の栄冠をもたらしてくれると見た。あかべぇ血統とSLGという組み合わせが気になる俺サマのラグナRockに着実に持ち時計を詰めている魔物娘たちとの楽園~スライム&スキュラ~が次位を争うが、お嫁さん候補があらわれた!コマンドは?恋神 ‐ラブカミ‐も能力的には本命馬に劣らないだけに首位に迫る可能性も。大穴を狙うならこれまでになく動きの目立つ普通じゃないッ!!の大駆け一発。  

Posted by 7月の魚 at 05:19Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2010年10月15日

アクチ付きゲームの期待値は

ぼくがアクチ付きのゲームを買うことはめったにありませんが、例え購入したとしても直にプレイすることはめったにありません。
というのもプレイを終えたとしても中古ショップへ買い取りに出せるわけでなく、といって捨てるのも忍びないいうわけで結局部屋の片隅を占領し続けるわけですから、別に慌ててプレイしなくても中古として売れるゲームを先に崩した方が得策だからです。

そんなぼくがアクチ付きのゲームとしては、珍しく早くプレイを始めたのが俺たちに翼はない AfterStory(Navel)です。これは本編で相変わらずなクオリティの高い笑いを見せてもらっただけに、王雀孫氏独特の笑いの世界を早く堪能したいと思ったからですが・・・

このFD、本編であった4つの章(物語)の各短めなアフターとこれまた短いショートストーリーで構成されています。フルプライス近いゲームにしては容量的には正直物足りないと云わざるを得ませんがぼく的には本編で楽しませてくれた笑いさえ堪能できれば充分と考えていました。実際本編でも第1章は読んでいて苦痛としか思えませんでしたし本当に楽しませてくれた部分は全体の半分も無かったわけですから、値段だけを取り上げるのも野暮というものですので。

ただFD全部を終えてからの感想はというと正直期待ハズレといっても過言でないと思います。というのもぼく的に期待していた笑いの部分が少ない。ぼくの期待していた笑いというのは王雀孫氏特有のウンチク味とキャラクター間で繰り返される会話のキャッチボールだったわけですが、どうも笑いの傾向が若干変わっているようなのですね。このあたりがライターに王氏以外にもう一人別の人物が加わった影響かもしれませんが、ともかくぼくの食指に合う部分が少なかったことは確かです。
まあよく考えればこのFDは各章の主人公とヒロインが結ばれてからのアフターの方がメインなわけで、どちらかというと笑いよりもイチャラブ成分の方が多め。ぼくがこのゲームに対して求めていたのとは齟齬があったわけで趣味に合わなかったのも仕方ないかもしれませんが・・・

ただこうした辛口の感想をしてしまうのもぼくがプレイ前に抱いていた期待値が相当に高かった影響があるのでしょう。特にこのゲームはアクチ付きであり他の中古ショップで引き取りが可能なゲームと比べて良作へのハードルは高いわけです。それが並み程度のデキではグチりたくなるのも仕方ないところ。
ぼくがアクチ付きのゲームを買うのに躊躇してしまうのはこういうわけで、平均点程度には収まるこのゲームですらここまでガッカリさせられるということは、もしこれよりはるかに劣る凡作以下のアクチ付きゲームを掴まされたことを考えたら口惜しくてエロゲーを買う気力を失ってしまうかもしれません。

メーカーももしアクチを付けるならば少なくとも良作以上の評価を得られるような自信作を出して欲しい。でなければアクチなんて付けないで欲しい。エロゲーを今後もプレイし続けていくためにそうぼくは願って止まないのです。  

Posted by 7月の魚 at 01:30Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年10月09日

エロゲーを止める方法?

今月1日からタバコの大幅値上げが行われたこともありこれを機会に禁煙を決意された方も多いと思われますが、ぼくの周囲でははや挫折した人もちらほら。
まあ禁煙を推奨しているはずの病院でも医師や看護師の喫煙率は意外に高いですし(さすがに内科系の医師で喫煙する人は少ないですが)これだけタバコの害が周知されていても止められないのは仕方ないことなのかもしれません。
ぼくは今でこそタバコは吸いませんが前はかなりのヘビースモーカーでした。エロゲーをプレイする時もタバコは片時も離さないような状態でしたが、よくよく考えればパソコンにタバコの煙は天敵のはずですしエロゲーマーにとってはタバコは「百害あって一利なし」ですね。

そんなタバコと違いいまだ止められないのがエロゲーです。タバコが呼吸器官に害を及ぼすようにエロゲーもぼくの貴重な余暇や睡眠時間を削っているわけで充分体に害を及ぼしているといえるのかもしれません。
そのくらい色々なものを犠牲にしてプレイし続けているエロゲーですが、一般的にはエロゲーの習慣性というものはそれほど高くないように思われます。というよりぼくの周囲を見る限りタバコと違いエロゲーというものは何の苦労もなしに止められるものらしいです。

まあエロゲーを15年以上し続けているぼくでさえいわゆるクソゲーというものを3本連続掴まされればほとほと嫌になってくるくらいですので、短気な人ならそれを機会に止めてしまっても不思議ではありません。大体世間にはエロゲーより面白い娯楽というものは多数存在しているわけで、わざわざエロゲーを長い年数プレイするにはいわゆる一般的な娯楽以外のモチベーションが必要になるのではないかと思うのですね。

ぼくの場合今ではエロゲーをプレイするより買うことのほうが趣味と化してしまっているので、どちらかというとメーカーのHPを見たり等あれこれと検討しているほうが楽しいのです。そしてこちらの方が重要なのかもしれませんが、このブログを始める切欠がエロゲーだったわけでいまになって止められないという事情もあります。

もちろんエロゲーをプレイすることが苦痛となるなら当然止めることになるのでしょうが幸いそんな気分にはなっていませんし、この調子ならいましばらくは付き合いを続けていくことになりそうです。それに例えエロゲーを購入するのを止めたとしても今ある積みゲーを崩すだけで2年以上は掛かりそうですし・・・  

Posted by 7月の魚 at 00:56Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2010年10月03日

交替選手が明暗の分かれ目に

昨日は久しぶりに瑞穂までグランパスの試合を見に行ってきました。
現在グランパスはJ1の首位を快走中なわけですが、繁華街はそれが嘘のように全く盛り上がっていません。実際スタンドも相手がベガルタ仙台という馴染みの薄いチームだったとはいえ満員には程遠い入りだったですし、もし優勝が決まるかもしれないゲームにこの入りだったらどうしようと・・・

(ここから寸評)
現在首位を快走中の名古屋と残留争いの仙台という対戦とあって名古屋の圧倒的有利が予想された通りキックオフ直後から名古屋が圧倒的に仙台を攻めまくる。
名刺がわりのダニルソンのミドルに始まってケネディがフリーで放ったヘッドがゴール隅をかすめるなどいつ名古屋にゴールが生まれてもおかしくないムードだったが先制点は意外にも仙台に入る。右サイド菅井の突破に阿部があっさり交わされ、そこから生まれた絶妙のクロスをFW赤嶺がスルーしフリーで待っていたリャン・ヨンギにあっさりゴールを決められてしまう。この得点以降サイドの攻防で後手を踏んだ名古屋はいいクロスをケネディに供給できずゴールをどうしても割れない。ならば中央突破と金崎がドリブルで侵入するも反則スレスレで対応する仙台守備陣の守りに手を焼き仙台の思い通りの展開のまま前半を終えた。
後半はほぼ互角の立ち上がりで名古屋の攻勢に慣れた仙台守備陣は落ち着いて攻撃に対処できるようになり名古屋サポーターのイライラは最高潮に達するところだったが、それを変えたのは一つのプレー。ペナルティエリアに侵入したケネディを仙台の渡辺が引っ張ったとしてPKが名古屋に与えられたのだ。主審の見ていた位置が遠く正直幸運ともいえるPKだったが、これまで仙台がケネディ相手にはボールと関係なく体をぶつけて止めるなどフェアとは言い難いプレーで決定機を阻止していたことを考えると名古屋に幸運が与えられてもおかしくないプレーだったといえるかもしれない。何はともあれそのPKをケネディ自身が決め名古屋が同点に追いつく。
それでも全体の流れはそれほど変わらず名古屋が攻めるものの仙台のカウンターも鋭くどちらに次の得点が入ってもおかしくないムードだったが、それを変えたのは仙台手倉森監督の采配だった。
守備強化のためボランチの千葉を入れるという作戦は中盤のバイタルエリアを名古屋に使われていただけに一見妥当な作戦に見える。ただ前線で体を張っていたFWの中原を外してしまったことで仙台に攻め手が無くなってしまったのだ。これを見た名古屋のストイコビッチ監督はマギヌンに代え小川を投入すると続いてこの日やや精彩を欠いていた玉田を外しDFの千代反田を入れ闘莉王を前線で張らせるというパワープレーを敢行。これが実ったのは88分。仙台のミスパスをカットした小川がそのまま前線に上がり混乱する仙台守備陣をあざ笑うかのような見事なヘディングシュートを決めたのだ。歓喜する名古屋イレブンに対しガックリとピッチに崩れ落ちる仙台イレブン。この後仙台はフェルナンジーニョ・平瀬といった攻撃の札を切ってきたが仙台には反撃する気力はもう残っておらずこれ以上スコアが動くことはなかった。

仙台の思い通りの展開で進んでいたゲームだったが、手倉森監督の采配がすべてを変えてしまった。中盤のスペースを金崎や中村にさんざん使われていただけにそのスペースを埋めるために千葉を入れるという作戦は一見納得できる。ただFWの駒を一枚削ってしまうのはあまりに弱気すぎた。これが残り時間が10分切っていたのなら納得はいくがまだ20分近くも時間も残っていたのだ。実際同点に追いつかれてからでも仙台の攻撃は名古屋を慌てさせていた(事実今日の名古屋の守備陣は安定さを欠いていた)し、仙台に次の得点が生まれてもおかしくなかった。もし中原の疲労を考慮して代えるなら同じ長身FWの平瀬かキープ力のあるフェルナンジーニョだったし、千葉を入れたいのなら代えるのは富田(もしくは斉藤)だった。
一見劇的とも思える勝利にもそれなりの必然というものがあるものだ。交替選手の小川が得点に絡んだのとは対象的な仙台手倉森監督の弱気な采配。勝ち点1を守ろうとしてすべてを失うというのはよくある話だが、仙台はここで勝ち点を失ったツケを最後に払わなければいいのだが・・・そして名古屋の勢いは本物だ。この勝利を見る限り念願のJ1優勝にかなり近づいたといっても過言でないと思う。  

Posted by 7月の魚 at 12:09Comments(0)TrackBack(0)サッカー