2014年08月08日
攻略ヒロインの弱さが難点に
ここのところ、ほとんどクリアすることが出来ずにいた積みゲー崩しですが、不思議な事に1本クリアすると立て続けにクリアしてしまうもので、かなり前から崩しにかかっていたお嬢様はご機嫌ナナメ(ensemble)も無事エンディングを迎えることが出来ました。といってもおまけの七波アフターがまだ残っているのですが、正直七波お嬢さまはどうしても攻略ヒロインとして見られなかったので、まあ暇なときにプレイできればいいかなと思っています。
ではなぜ七波お嬢さまがなぜ攻略ヒロインとして見られなかったかというと、最大の理由はぼくの属性のストライクゾーンからかなり外れた位置にいたからに他なりません。テンション低めのやる気のない喋り方。天才と何とかは紙一重と言いますが、こういったタイプのヒロインを攻略対象として見るのはぼくには正直厳しい。それに主人公は七波に長年ずっと仕えてきたわけで、いくら環境の変化が激しくまた七波お嬢さまのアプローチが強烈だったとはいえ、急に恋愛関係になるというのはやや唐突なような気がしてならないのですね。つまり七波はメインヒロイン格でありながらサブとして光るタイプなように思えてならないのです。
ただこのゲーム。七波お嬢さまだけでなく、他のヒロインもどうもぼくの食指が動きにくいキャラばかりで弱りました。虚勢を張るのがどうにもうざい音羽や、序盤から兄ラブ全開でぼくの妹観からかけ離れている花は、ぼくの萌えゾーンから一番遠いタイプ。詩綾はルートに入った途端にアレだし、唯一属性的に合いそうな透夏もシナリオの不出来さが足を引っ張ってどうにも萌えるというところまでいかない。前に「攻略ヒロインの過半数が当たりならば萌えゲーとして良作」と言った覚えがあるのですが、その例に照らし合わせればこのゲームは萌えゲーとして考えると失敗作といわざるを得ないのです。
そんなこのゲームですが、では面白くないかと訊かれれば決してそんなわけではない。世間的に評価の低いアイドルルートも箸にも棒にもかからないほど酷いというわけでなく、コメディとして考えればそれほど悪くない。そしてメインルートというべきシリアスさを漂わせる七波&花ルートにそのシリアスさを根底から覆してしまうような詩綾ルートはこのゲームの主眼なだけに標準以上のデキといっても過言でないです。
ただ話の大部分を占める経済ネタや株ネタがどうも上っ面でしか語られておらず、よくよく考えると不自然さが鼻につく点は難といえば難です。ただぼくはこの点に関しては多少首を捻ったとしても大きなマイナスを付ける気分にはなれませんでした。というのも七波ルートはあくまで悪役である鶴美との対決がメインであり経済や株というのはギミックにすぎないと考えるからです。もちろん株に関して深い知識に基づいてストーリーが展開された方がいいにこしたことはないのですが、それで面白さが犠牲になるくらいなら、多少真実と違っていたとしてもエンターティメント性を重視した方がエロゲー的にはベターだと思うからです。
そう考えると、このゲームを萌えゲーとして見ていたぼくが間違っていたことが分かります。誰もが認める悪役鶴美に涼子、海千山千のショウエイとサブキャラに魅力的な人材を抱えていてしかも積極的にストーリーに関わってくるとなると、このゲームがヒロイン萌えよりもシナリオに軸足を掛けたフシは感じられるのです。
ただシナリオを重視したという割にはアイドルルートはそれまでの伏線をぶん投げてしまっているし、他のルートを含めてもシリアスよりもコメディ寄りといっていい展開。特にそれが顕著なのはヒロイン萌えを犠牲にしてもギャグに走った詩綾ルートですが、不覚にもこのルートで大いに笑わせてもらったのは事実。
ただそれでももう少しヒロイン萌えに重心を移しても良いような気はするのですね。イチャラブに関しては保住圭氏が担当したと思われるアイドルルートでは特に描かれていたような気がするのですが、萌え感の乏しいヒロインとのイチャラブを見せられてもぼくはさほど嬉しいと感じないのです。そういった意味でのバランスを考えると良作というにはやや足りないといった評価が妥当なゲームではないかと思うのです。
ではなぜ七波お嬢さまがなぜ攻略ヒロインとして見られなかったかというと、最大の理由はぼくの属性のストライクゾーンからかなり外れた位置にいたからに他なりません。テンション低めのやる気のない喋り方。天才と何とかは紙一重と言いますが、こういったタイプのヒロインを攻略対象として見るのはぼくには正直厳しい。それに主人公は七波に長年ずっと仕えてきたわけで、いくら環境の変化が激しくまた七波お嬢さまのアプローチが強烈だったとはいえ、急に恋愛関係になるというのはやや唐突なような気がしてならないのですね。つまり七波はメインヒロイン格でありながらサブとして光るタイプなように思えてならないのです。
ただこのゲーム。七波お嬢さまだけでなく、他のヒロインもどうもぼくの食指が動きにくいキャラばかりで弱りました。虚勢を張るのがどうにもうざい音羽や、序盤から兄ラブ全開でぼくの妹観からかけ離れている花は、ぼくの萌えゾーンから一番遠いタイプ。詩綾はルートに入った途端にアレだし、唯一属性的に合いそうな透夏もシナリオの不出来さが足を引っ張ってどうにも萌えるというところまでいかない。前に「攻略ヒロインの過半数が当たりならば萌えゲーとして良作」と言った覚えがあるのですが、その例に照らし合わせればこのゲームは萌えゲーとして考えると失敗作といわざるを得ないのです。
そんなこのゲームですが、では面白くないかと訊かれれば決してそんなわけではない。世間的に評価の低いアイドルルートも箸にも棒にもかからないほど酷いというわけでなく、コメディとして考えればそれほど悪くない。そしてメインルートというべきシリアスさを漂わせる七波&花ルートにそのシリアスさを根底から覆してしまうような詩綾ルートはこのゲームの主眼なだけに標準以上のデキといっても過言でないです。
ただ話の大部分を占める経済ネタや株ネタがどうも上っ面でしか語られておらず、よくよく考えると不自然さが鼻につく点は難といえば難です。ただぼくはこの点に関しては多少首を捻ったとしても大きなマイナスを付ける気分にはなれませんでした。というのも七波ルートはあくまで悪役である鶴美との対決がメインであり経済や株というのはギミックにすぎないと考えるからです。もちろん株に関して深い知識に基づいてストーリーが展開された方がいいにこしたことはないのですが、それで面白さが犠牲になるくらいなら、多少真実と違っていたとしてもエンターティメント性を重視した方がエロゲー的にはベターだと思うからです。
そう考えると、このゲームを萌えゲーとして見ていたぼくが間違っていたことが分かります。誰もが認める悪役鶴美に涼子、海千山千のショウエイとサブキャラに魅力的な人材を抱えていてしかも積極的にストーリーに関わってくるとなると、このゲームがヒロイン萌えよりもシナリオに軸足を掛けたフシは感じられるのです。
ただシナリオを重視したという割にはアイドルルートはそれまでの伏線をぶん投げてしまっているし、他のルートを含めてもシリアスよりもコメディ寄りといっていい展開。特にそれが顕著なのはヒロイン萌えを犠牲にしてもギャグに走った詩綾ルートですが、不覚にもこのルートで大いに笑わせてもらったのは事実。
ただそれでももう少しヒロイン萌えに重心を移しても良いような気はするのですね。イチャラブに関しては保住圭氏が担当したと思われるアイドルルートでは特に描かれていたような気がするのですが、萌え感の乏しいヒロインとのイチャラブを見せられてもぼくはさほど嬉しいと感じないのです。そういった意味でのバランスを考えると良作というにはやや足りないといった評価が妥当なゲームではないかと思うのです。
2014年08月04日
地方と全国の差を実感する
今年に入ってまだサッカー観戦に行けていないぼくですが、昨日は久々にサッカー観戦三昧する予定でした。というのも港サッカー場で午前11時からFC刈谷対ヴィアティン桑名。そして16時からマルヤス岡崎対MIOびわこ滋賀のダブル観戦が可能だったからです。
ただ日頃の疲れからか目覚めた時には、もはやFC刈谷のキックオフ時間が間近に迫っていました。これから慌てて車を飛ばしても後半ようやく見られるくらい。いや港サッカー場の周囲には駐車場が少ないから、車の駐車場所を捜すのに苦労しそう。(近くにありよくお世話になる稲永スポーツセンターの有料駐車場の状況をネットで調べたら満車だった・・・)
というわけで泣く泣く(といっても自分のせいなのだが)FC刈谷の試合は諦め、JFLのマルヤス岡崎の試合のみ観戦することになりました。FC刈谷が全社の東海予選の試合で、マルヤスがJFLというのは非常に複雑な気持ちなのですが、同じ愛知県のチームということで頑張って欲しいという気持ちはあります。初のJFLで苦戦を強いられながらセカンドステージに入ってから2連勝とようやく雰囲気に慣れてきた感もするマルヤスが、格上とはいえ現在4連敗中で監督をセカンドステージに入り監督を交替(解任?)したMIO相手にどんなサッカーを見せるかというのが見所でした。
(ここから観戦記)
チーム状態が対照的といっていい両チームの対戦となったが、キックオフ直後から主導権を握ったのは連敗中のMIOびわこの方。前線中盤のプレスが効いてマルヤスに思うようにパスを回させない。そして奪ったボールをMF松永やセカンドステージから加入した濱岡がサイドに展開し面白いように決定機を量産。特に効果的だったのは右SB吉崎の攻撃参加。対面のマルヤスの左SB香川はその対応に苦戦し、ケガ(あれだけサイドをやられていたので戦術的交替かもしれない)もあってか途中交替。さしずめ前半はほとんどマルヤス陣内で行われるハーフコートゲームの様相で、もしMIOのFW斎藤や岡本に決定力があれば前半で勝負は決まっていたかもしれない。
ただよくよく考えればこれはマルヤスの想定内だったともいえる。というのも東海社会人リーグでのFC刈谷との試合でも押されながらもGKやCBの粘りで無得点に抑えて、カウンターか日下のFKで勝つというのがパターンだったから。いわば強い相手に勝つ術を知っているチームなのである。
ただ今日はそんなマルヤスの狙いどおりには進まなかった。というのも前線の築館がほとんどボールキープできず、カウンターする暇を与えてくれなかったこと。そしてMIOの濱岡がキレキレだったことだ。このベテランMFは要所でボールを奪取ししかもほとんどボールを取られないから、FWの岡本やサイドMFの尾形・谷本らが安心して前線に顔を出しマルヤスの体力を啄ばんでいく。そんな展開が続いては、自陣近くで反則を与えMIOにセットプレーのチャンスを与えてしまうのは必然のこと。60分香川と交替で入っていた若山が自陣近くでイエロー覚悟で与えたFKの折り返しを岡本に押し込まれてとうとうMIOに先制点が入る。こうなると攻めざるを得ないマルヤスだがやはりパスは回らない。そうこうするうちに再び与えたFKを斎藤に頭で合わされ万事休す。ロスタイム日下が微妙な判定で得たPKを決め1点差に迫ったが同点に追いつくには残り時間があまりに少なかった。
シュート数で倍。CK数で3倍MIOに上回られているように、マルヤスには必然といっていい敗戦だった。点差こそ最少得点さだがこれは再三好守を見せたGK木下の貢献が大だった。CBも奮闘はしていたがフィード能力に難があったのか、ほとんど前線に効果的なボールが送れなかった。それに東海リーグでは武器となっていた球際の強さがほとんど見られず、ルーズボールがほとんどMIOに奪われていたのが印象的だった。そしてセットプレーから失点というのは典型的な負けパターンでマルヤスは改めて東海リーグと全国との差を知らされたのではないか。ただマルヤスにとって幸いなのは今年はJFLから地域リーグへの降格がないこと。今年はJFLの雰囲気に慣れることに勤しんで、これからの躍進に繋げて欲しいものだ。
ただ日頃の疲れからか目覚めた時には、もはやFC刈谷のキックオフ時間が間近に迫っていました。これから慌てて車を飛ばしても後半ようやく見られるくらい。いや港サッカー場の周囲には駐車場が少ないから、車の駐車場所を捜すのに苦労しそう。(近くにありよくお世話になる稲永スポーツセンターの有料駐車場の状況をネットで調べたら満車だった・・・)
というわけで泣く泣く(といっても自分のせいなのだが)FC刈谷の試合は諦め、JFLのマルヤス岡崎の試合のみ観戦することになりました。FC刈谷が全社の東海予選の試合で、マルヤスがJFLというのは非常に複雑な気持ちなのですが、同じ愛知県のチームということで頑張って欲しいという気持ちはあります。初のJFLで苦戦を強いられながらセカンドステージに入ってから2連勝とようやく雰囲気に慣れてきた感もするマルヤスが、格上とはいえ現在4連敗中で監督をセカンドステージに入り監督を交替(解任?)したMIO相手にどんなサッカーを見せるかというのが見所でした。
(ここから観戦記)
チーム状態が対照的といっていい両チームの対戦となったが、キックオフ直後から主導権を握ったのは連敗中のMIOびわこの方。前線中盤のプレスが効いてマルヤスに思うようにパスを回させない。そして奪ったボールをMF松永やセカンドステージから加入した濱岡がサイドに展開し面白いように決定機を量産。特に効果的だったのは右SB吉崎の攻撃参加。対面のマルヤスの左SB香川はその対応に苦戦し、ケガ(あれだけサイドをやられていたので戦術的交替かもしれない)もあってか途中交替。さしずめ前半はほとんどマルヤス陣内で行われるハーフコートゲームの様相で、もしMIOのFW斎藤や岡本に決定力があれば前半で勝負は決まっていたかもしれない。
ただよくよく考えればこれはマルヤスの想定内だったともいえる。というのも東海社会人リーグでのFC刈谷との試合でも押されながらもGKやCBの粘りで無得点に抑えて、カウンターか日下のFKで勝つというのがパターンだったから。いわば強い相手に勝つ術を知っているチームなのである。
ただ今日はそんなマルヤスの狙いどおりには進まなかった。というのも前線の築館がほとんどボールキープできず、カウンターする暇を与えてくれなかったこと。そしてMIOの濱岡がキレキレだったことだ。このベテランMFは要所でボールを奪取ししかもほとんどボールを取られないから、FWの岡本やサイドMFの尾形・谷本らが安心して前線に顔を出しマルヤスの体力を啄ばんでいく。そんな展開が続いては、自陣近くで反則を与えMIOにセットプレーのチャンスを与えてしまうのは必然のこと。60分香川と交替で入っていた若山が自陣近くでイエロー覚悟で与えたFKの折り返しを岡本に押し込まれてとうとうMIOに先制点が入る。こうなると攻めざるを得ないマルヤスだがやはりパスは回らない。そうこうするうちに再び与えたFKを斎藤に頭で合わされ万事休す。ロスタイム日下が微妙な判定で得たPKを決め1点差に迫ったが同点に追いつくには残り時間があまりに少なかった。
シュート数で倍。CK数で3倍MIOに上回られているように、マルヤスには必然といっていい敗戦だった。点差こそ最少得点さだがこれは再三好守を見せたGK木下の貢献が大だった。CBも奮闘はしていたがフィード能力に難があったのか、ほとんど前線に効果的なボールが送れなかった。それに東海リーグでは武器となっていた球際の強さがほとんど見られず、ルーズボールがほとんどMIOに奪われていたのが印象的だった。そしてセットプレーから失点というのは典型的な負けパターンでマルヤスは改めて東海リーグと全国との差を知らされたのではないか。ただマルヤスにとって幸いなのは今年はJFLから地域リーグへの降格がないこと。今年はJFLの雰囲気に慣れることに勤しんで、これからの躍進に繋げて欲しいものだ。
2014年08月02日
灰汁の薄まった結果は?
前々から課題にしていたエロゲーの内、ようやく‘&’ -空の向こうで咲きますように-(暁WORKS)をクリアすることが出来ました。
今年上半期の話題作の1本であるハロー・レディ!を始める前に、順番としてその前の作品を崩しておくべきだろうと思い手を付けたのですが、正直それほど期待していたわけではありませんでした。というのも批評空間で原画さえき北都・シナリオ衆堂ジョオ&日野亘ラインの作品では評価が一番低かったからです。まあそれでも中央値76点をキープしているのですから充分といえないこともないのですが、ぼく的に終盤の展開がどうにも評価できなかったコミュ -黒い竜と優しい王国-より中央値が低いということでネガティブ的イメージが強く働いていたことは確かでした。
あと若干不安に感じていたのが、このゲームが明らかに中二病的要素を漂わせていたところ。この系統の作品はぼくの感触ですと、当たり外れが激しいという印象が強い。当たりを引けばまだしも逆の目が出てしまうと本来こういったタイプの作品と肌が合わないだけに目も当てられない結果となってしまいそう。
まあるい智は面白かったし、コミュもそこまで大ハズレといった程でなかったのでそこまで大きな不安といった程ではなかったのですが・・・
結果はそんな予想をいい意味で裏切ってくれるものでした。日野&衆堂ラインの出世作というべきるいは智をよぶと比べると爆発力としては劣るかもしれませんが、キャラクターの魅力という点を考えれば勝るとも劣らない。これは原画家であるさえき氏の貢献度大といえます。タバサいや束沙の変身ぶりはさえき氏の力量を証明するものだし、梨子と妹たちのビジュアルは胸熱。ただそれだけではなくて、過去の仲間たちとの抗争や和解。道具に対する想いなどが織り交ざりキャラクターの魅力を引き立てています。そして過去作と同じくそんなキャラが繰り広げる会話のキャッチボールは相変わらず面白い。いや魅力あるキャラが多数いた分を考えれば一番上といっても言い過ぎではないくらい。これは前2作と比べてアクが薄れたことと無関係ではないかもしれず、これまでの暁WORKSファンにとって物足りないと思った部分がぼくにとっては歓迎だったということかもしれません。
もちろん褒められる部分ばかりでないことも確かです。
その大部分を占めるのが主人公であることは間違いないところ。中二病的作品にあるまじき役立たずぶりはプレイヤーと主人公を同一視して楽しむ人にとっては辛いかもしれません。一応主人公の変態紳士っぷりが同一視の妨げになるので、気にならないといえば気にならないのですが、それにしても友人のマッチョ法師貢一郎の方がよほど主人公らしい思考と言動をしていたことを考えると、真の主人公は貢一郎だったのかもしれません。
まあ中国の古典小説は一概に木偶の坊が主人公を務めることが多いのでその先例に倣ったといえないこともないですが・・・
そしてぼく的に引っかかったのが、このゲームのカギである道具の扱い方。
RPGのアイテムに強弱があるように道具に使える使えないものがあるのは仕方ないのですが、主人公の道具が新たな道具を産み出すといった半ば反則的なアイテムだった点で、謎解き要素は薄れ力技で押し切るタイプの作品になってしまったのが残念。(そしてそれをあっけなく盗まれる主人公の間抜けっぷりもキツイのですが・・・)少なくとも回数制限とか徐々に道具の性能が劣化していくなどの工夫があっても良かった。
そしてその力技の最たるものが八重ルートですが、まあ元が中二病的作品なわけですから力技で押し切られる展開だったとしても文句は言えないのかもしれません。
まあこれは愚痴なようなものでぼく的には充分楽しめた作品でした。その要因はやはりキャラの魅力で「攻略ヒロインの過半数が当たりなら良作」という目安に沿えば、梨子・束沙・麗の3人が(シナリオは別として)当たりだった時点で勝ったようなもの。他の作品ならばまず嫌いなタイプのヒロインのはずの麗ですが、原画・声優の貢献もあって充分魅力あるヒロインに仕上がっていたのも嬉しい。そう考えてみるとこのゲーム。中二病・燃えゲーの殻を被った萌えゲーといっても差支えないかも・・・
そんなわけでこの勢いに乗ってハロー・レディ!をプレイしたいと思います。
今年上半期の話題作の1本であるハロー・レディ!を始める前に、順番としてその前の作品を崩しておくべきだろうと思い手を付けたのですが、正直それほど期待していたわけではありませんでした。というのも批評空間で原画さえき北都・シナリオ衆堂ジョオ&日野亘ラインの作品では評価が一番低かったからです。まあそれでも中央値76点をキープしているのですから充分といえないこともないのですが、ぼく的に終盤の展開がどうにも評価できなかったコミュ -黒い竜と優しい王国-より中央値が低いということでネガティブ的イメージが強く働いていたことは確かでした。
あと若干不安に感じていたのが、このゲームが明らかに中二病的要素を漂わせていたところ。この系統の作品はぼくの感触ですと、当たり外れが激しいという印象が強い。当たりを引けばまだしも逆の目が出てしまうと本来こういったタイプの作品と肌が合わないだけに目も当てられない結果となってしまいそう。
まあるい智は面白かったし、コミュもそこまで大ハズレといった程でなかったのでそこまで大きな不安といった程ではなかったのですが・・・
結果はそんな予想をいい意味で裏切ってくれるものでした。日野&衆堂ラインの出世作というべきるいは智をよぶと比べると爆発力としては劣るかもしれませんが、キャラクターの魅力という点を考えれば勝るとも劣らない。これは原画家であるさえき氏の貢献度大といえます。タバサいや束沙の変身ぶりはさえき氏の力量を証明するものだし、梨子と妹たちのビジュアルは胸熱。ただそれだけではなくて、過去の仲間たちとの抗争や和解。道具に対する想いなどが織り交ざりキャラクターの魅力を引き立てています。そして過去作と同じくそんなキャラが繰り広げる会話のキャッチボールは相変わらず面白い。いや魅力あるキャラが多数いた分を考えれば一番上といっても言い過ぎではないくらい。これは前2作と比べてアクが薄れたことと無関係ではないかもしれず、これまでの暁WORKSファンにとって物足りないと思った部分がぼくにとっては歓迎だったということかもしれません。
もちろん褒められる部分ばかりでないことも確かです。
その大部分を占めるのが主人公であることは間違いないところ。中二病的作品にあるまじき役立たずぶりはプレイヤーと主人公を同一視して楽しむ人にとっては辛いかもしれません。一応主人公の変態紳士っぷりが同一視の妨げになるので、気にならないといえば気にならないのですが、それにしても友人のマッチョ法師貢一郎の方がよほど主人公らしい思考と言動をしていたことを考えると、真の主人公は貢一郎だったのかもしれません。
まあ中国の古典小説は一概に木偶の坊が主人公を務めることが多いのでその先例に倣ったといえないこともないですが・・・
そしてぼく的に引っかかったのが、このゲームのカギである道具の扱い方。
RPGのアイテムに強弱があるように道具に使える使えないものがあるのは仕方ないのですが、主人公の道具が新たな道具を産み出すといった半ば反則的なアイテムだった点で、謎解き要素は薄れ力技で押し切るタイプの作品になってしまったのが残念。(そしてそれをあっけなく盗まれる主人公の間抜けっぷりもキツイのですが・・・)少なくとも回数制限とか徐々に道具の性能が劣化していくなどの工夫があっても良かった。
そしてその力技の最たるものが八重ルートですが、まあ元が中二病的作品なわけですから力技で押し切られる展開だったとしても文句は言えないのかもしれません。
まあこれは愚痴なようなものでぼく的には充分楽しめた作品でした。その要因はやはりキャラの魅力で「攻略ヒロインの過半数が当たりなら良作」という目安に沿えば、梨子・束沙・麗の3人が(シナリオは別として)当たりだった時点で勝ったようなもの。他の作品ならばまず嫌いなタイプのヒロインのはずの麗ですが、原画・声優の貢献もあって充分魅力あるヒロインに仕上がっていたのも嬉しい。そう考えてみるとこのゲーム。中二病・燃えゲーの殻を被った萌えゲーといっても差支えないかも・・・
そんなわけでこの勢いに乗ってハロー・レディ!をプレイしたいと思います。
2014年07月24日
安馬に触れない事情
7月12日から6日間当直勤務という異常なシフトをこなして疲労困憊のこの頃・・・
舌の根が乾かないうちで申し訳ないのですが、今月の予想記事についてはお休みしようかと悩みました。半月過ぎてそろそろ記事をアップさせないといけない頃だというのに、追い切り(体験版)もあまり見られていなかったですし、厩舎(HP)巡りもほとんど出来ていませんでした。
それでもマラソンと同じで一回脚を止めてしまうと、そのままリタイアしてしまいそうで恐いのです。ライフワークというのはおこがましいのですが、このブログに関しては出来る限り続けて行きたいと思っていますので・・・
ただ今回の記事の内容については読む方によってはこれまでよりクオリティが落ちていると感じられる方もいるでしょう。それについては頭を垂れるしかありません。
それはさておき今月は出走(発売)本数が少なめなのも助かりました。まあファンにとっては選択の余地が狭くなるだけに喜ばしいことではないのかもしれないのですが・・・
それでも最近安馬(低価格ソフト)が多く発売されていますし、それを含めれば決して少ない本数といえないこともないのです。ただ予想記事を書くにあたって、低価格ソフトを取り上げようとすると正直扱いに困るのですね。メーカーのHPに行ってもCGが少なかったり、体験版もなかったりと記事にするには内容が足りないことが多いのです。まあ低価格だからあまり内容を明かしてしまうわけにはいかないのでしょうけれど、情報量が少ないまま記事を書いてしまうとどうしても似たようなものになってしまって面白くないのです。
だから注目されている低価格ソフト以外はこれまであまり取り上げてきませんでした。低価格ソフトを追いかけているファンにとっては申し訳ないのですけれど、事情をお察しください。
では今回はこんなところで。
舌の根が乾かないうちで申し訳ないのですが、今月の予想記事についてはお休みしようかと悩みました。半月過ぎてそろそろ記事をアップさせないといけない頃だというのに、追い切り(体験版)もあまり見られていなかったですし、厩舎(HP)巡りもほとんど出来ていませんでした。
それでもマラソンと同じで一回脚を止めてしまうと、そのままリタイアしてしまいそうで恐いのです。ライフワークというのはおこがましいのですが、このブログに関しては出来る限り続けて行きたいと思っていますので・・・
ただ今回の記事の内容については読む方によってはこれまでよりクオリティが落ちていると感じられる方もいるでしょう。それについては頭を垂れるしかありません。
それはさておき今月は出走(発売)本数が少なめなのも助かりました。まあファンにとっては選択の余地が狭くなるだけに喜ばしいことではないのかもしれないのですが・・・
それでも最近安馬(低価格ソフト)が多く発売されていますし、それを含めれば決して少ない本数といえないこともないのです。ただ予想記事を書くにあたって、低価格ソフトを取り上げようとすると正直扱いに困るのですね。メーカーのHPに行ってもCGが少なかったり、体験版もなかったりと記事にするには内容が足りないことが多いのです。まあ低価格だからあまり内容を明かしてしまうわけにはいかないのでしょうけれど、情報量が少ないまま記事を書いてしまうとどうしても似たようなものになってしまって面白くないのです。
だから注目されている低価格ソフト以外はこれまであまり取り上げてきませんでした。低価格ソフトを追いかけているファンにとっては申し訳ないのですけれど、事情をお察しください。
では今回はこんなところで。
2014年07月21日
7月の発売予定表から
クラシック戦線も終わり本格的な夏競馬に突入。地方の大レース(コミケ)が控えているとあってやや頭数が揃わない傾向にある夏競馬だが、今年は想像以上に頭数が揃わず寂しいメンバー構成となった。それでも上位どころに限ると潜在能力は相当なもの。他にも面白そうな馬が顔を揃え少頭数にしては面白そうなレースとなりそう。人気馬を負かすような伏兵の走りにも期待したいところだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アストラエアの白き永遠(FAVORITE)
トレーナー(ライター)なかひろの名を一躍世界に広げた星空のメモリア以来、久々にFAVORITEの馬を氏が担当するということで注目を集めている。司田カズヒロの騎乗(原画)は相変わらず素晴らしく、それだけで萌えの要件をクリアしてしまうほどだが、そこになかひろの技術を加えればまず凡走は考えられないというのが注目される要因だろう。実際追い切り(体験版)も魅力たっぷり。異能力系なだけにファンの好き嫌いは当然出るだろうし、細部の仕上げ(設定)に少し甘さを覗かせるトレーナーの欠点が表面化しないかは気になるが、それを含めても能力は断然。このメンバー相手なら堂々主役を務めるだろう。
期待度 ★★★★☆
学園カースト 用務員 下衆山の逆転支配生活(catwalkNERO)
VA系の中でも凌辱一本で進むcatwalkNEROだが、厩舎(ブランド)開設当時の勢いが見られないのが寂しい。今回も得意とする中世を舞台としたプリンセス凌辱でなく、学園を舞台とした凌辱調教系。こういったタイプはヒロインよりも主人公のキャラクターが好走のカギとなることが多いが、最初からヒロインを篭絡させているようでは馬名(タイトル)の逆転の名が泣く。これではヒロインを堕としていくカタルシスは感じられそうにない。前走までと比べると騎手(原画家)の手腕に若干翳りが見られる気がするのも気になるし、今回も大きく期待できそうもない。
期待度 ★☆
隠恋ぼ ~二人だけのヒミツの時間~(マーブルCandySoft)
古参厩舎ながら流行と見るとすぐに似たような血統の馬を走らせるフットワークの軽さがCandySoftの特徴。この馬も最近やや流行の兆しがある幼馬(ロリ)イチャラブ系の馬。騎手の田辺京は今回初騎乗となるが、別世界(漫画)では幼馬を中心にそこそこ経験はある。ただやはり初騎乗ゆえの固さが見られる追い切りを見る限り、まだ馬の扱いは手馴れていない印象。トレーナーは幼馬で実績ある面々を揃えるだけに全くの凡走は考えにくいが、幼馬の調教については専門知識が要求されるだけに、厩舎が幼馬に対しどれだけ真剣に向き合っているが問われる。そう考えると初戦は様子見するのが無難なところか。
期待度 ★★☆
彼女はエッチで淫らなヘンタイ(ensemble SWEET)
最近、流行の萌えゲーに濃い抜きをニックスした血統だが、ここまでストレートな馬名だと萌えの欠片もないように感じられる。お嬢さまヒロインオンリーのensembleの姉妹厩舎だけにこの馬も当然お嬢さまヒロイン中心の競馬。良家のお嬢さまが実はMで淫乱というパターンは一見面白そうに思えるが、すべてのヒロインがMとなると走りに幅が出ず単調な競馬となってしまう可能性が高い。騎手も本家ensembleと比べるとやや格落ちの顔ぶれで、萌えと抜きの両立を目指したにしてはやや中途半端に映る。トレーナーの実績も物足りないだけに大きな期待を掛けるのはどうか。
期待度 ★★
G.I.B. ガールズ・イン・ブラック(Whirlpool)
安定して入着は果たしているものの、それ以上の成績となると大きな壁がある印象のWhirlpool。近走トレーナーを次々と変えているが結果は上向いてこない。今回起用の若瀬諒は最近手がけた馬が凡走ばかりで、とても変わり身は望めそうもない。追い切りの動きもパッとせず、ウリのはずのドタバタが明らかに空回り。馬体(CG)は過去の淡い色調のものから変化が見られるものの、萌えという点だけに絞れば充分な感触。それだけに走り(シナリオ)の上滑りが惜しまれる。これでは掲示板に乗るかどうかも疑わしく、狙いから外して構わないだろう。
期待度 ★☆
偽骸のアルルーナ(でぼの巣製作所)
大ベテラン山本和枝の騎乗と気軽に遊べるRPGがウリのでぼの巣製作所だが、厩舎開設以来全盛期のエゴ当時の輝きを見せてくれないのが寂しい。その要因は進化が全く感じられないRPG部分にあるのは明白だが、取材する限り今回は意外に楽しめそうな雰囲気。馴染みのあるコンボシステムに武器合成が当たればこれまでの沈滞したムードを吹き飛ばしてくれそうな走りも。トレーナーが玉沢円というのは不安で、頼れるリーダーのはずが実はダメ主人公となってしまわないか心配だし、これまでの戦績が戦績だけに買いかぶりは禁物も大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★☆
ギャングスタ・アルカディア ヒッパルコスの天使(WHITESOFT)
昨夏からおよそ1年ぶりの出走となるWHITESOFTの最新馬。血統(設定)や起用するトレーナーの顔ぶれをj顔ぶれを見ればもう少し走っても不思議はないはずだが、入着どまりに終わってしまうことを考えればやはり厩舎の体質に問題があると考えても仕方ないだろう。今回はギャングスタ・リパブリカの直仔(FD)で、消化不良気味だった父の補完的位置づけとなる。素質は感じさせながら成績はもう一つだった父の無念を晴らすべく活躍を期待したいところだが、何せ厩舎の実績が実績なだけに素質が開花せず終わってしまう可能性は強い。実際猫撫ディストーションも期待された直仔の成績は父と変わらず入着どまりに終わっているだけに、再度同じ轍を踏んでしまいそうで大きな期待を掛けると再度裏切られる可能性が過ぎるだけに押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
この大空に、翼をひろげて SNOW PRESENTS(PULLTOP)
新生PULLTOPを印象付けたこの大空に、翼をひろげての直仔(FD)。ただ今回で直仔も2頭目なだけに、果たしてどこまで材料が残っているかどうか不安だ。肝心の内容は父(本編)のメインヒロインだった小鳥のアフター的内容。父に登場したヒロインの中では一番走り(シナリオ)の内容が良かった小鳥だけに確かにイチャラブは楽しみだが、決して安くはないお台を考えると、どこまで内容に見合っているかは不鮮明。少なくとも兄(FLIGHT DIARY)と同じ印象で狙うのは危険が伴いそう。実績を考えるとあっさり勝たれても不思議はないが、ここは押さえ程度の狙いに留める。
期待度 ★★★
△熟バレー シゴキ扱かれる熟れた人妻達(アトリエかぐや)
数多い騎手を抱えるアトリエかぐやの中で熟年ヒロインを得意とするみゃぁん。デビュー当時と比べると確実に騎乗レベルが上がってきているのは頼もしい。今回はママさんバレーが題材ということで、バカ寄りになってしまうのがどう出るか。もし抜きと笑いが両立できれば面白いが、かぐやの馬にそこまで期待するのは虫が良すぎるかもしれない。それでも抜きに高いレベルのものが見られれば好走は可能だろう。ややヒロインが奇乳すぎるのは気がかりも、今回少頭数なだけに時計が掛かれば一角を崩す可能性も。
期待度 ★★★
△新世黙示録 Death March(Xuse)
過去の遺産を食いつぶし尽くしたXuseが久々に走らせた前回が大惨敗。追い切りの動きが冴えなかっただけに案の定の結果といえないこともないが、名門厩舎を知る古いファンにとっては寂しい結果に終わってしまった。それだけに巻き返しもそう簡単ではないが、今回永遠のアセリアや聖なるかなを手掛けた高瀬奈緒文が久々にXUSEに復帰。といっても大がかりに調教に関わるといった本格的なものではなさそうだが、数々の長距離(遊べる)馬を育てているだけにプラス材料。追い切りの感触が今ひとつなのは心配だが、武器を合体させて強力化させるという血統(設定)は面白そう。大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★
▲ちぇ~んじ! あの娘になってクンクンペロペロ(May‐BeSOFT)
メイビー久々の新馬は相変わらずバカ系漂う内容。復活を印象づけたへんし~ん!!! ~パンツになってクンクンペロペロ~と同血統で、看板騎手あかざが騎乗。トレーナーもバカ系に強いはやさかうたねた前走に続いて担当というのも心強い。ファンの好き嫌いが強く出るTS系でエロに悪い影響が出ないかどうか心配も、その点は動画(アニメ)が補強してくれると見て楽観視。あとはもう一つのウリであるバカの程度だが、取材する限りはシチュだけで充分笑いが取れそうな雰囲気だけに、後はどこまでTSを生かした頭の悪さがもたらす笑いをどこまで続けられるかだけ。今回人気馬を除けばどんぐりの背比べといったメンバー構成。この馬にも充分チャンスはある筈。
期待度 ★★★★
超昂天使エスカレイヤー・リブート(アリスソフト)
名馬の多いアリスソフト厩舎の中でも最高評価を与えていいうちの1頭が父(本編)だが、この馬は完全な直仔(リメイク)。過去の実績を考えれば軽く扱えないが、なにせ父が10年以上前の馬だっただけに現代競馬の流れにどこまでついていけるかどうかは未知数。最近ほとんど使(起)用されていなかった父の使用していたラシックス(声優)が今回復活したのはプラス材料だが、直仔にしてはお台(販売価格)が強気なのも気になる。ファン(ユーザー)の目線を意識している厩舎だけにその点は杞憂に終わる可能性は強いが、旧馬体(CG)と新規部分との違いが目立つようだとやはり苦しい。馬券に絡む走りが出来れば上出来だろう。
期待度 ★★★
ねこまっしぐら ねこみみカフェにようこそ (こねこソフト)
ねこねこソフトから初の姉妹厩舎が誕生したが、まさか今流行の萌えエロ系の馬を走らせるとは思いもよらなかった。時代の流れといえばそれまでだが、片岡ともや海富一といった厩舎を引っ張ってきた面々でなく池波智香や御導はるかを起用といった時点で、過去の名馬の片鱗すら思い浮かべられなくても当然といえば当然。ねこみみ少女とのイチャラブといった題目から考えても、まともなシリアス系にはなりそうもないのは明白。それでも若手トレーナーといっても全くの新人でなく片岡ともに揉まれてきたと考えれば、それなりの力は持っているとみて良さそう。実際追い切りの動きもまずまずだったが、ただ騎手があんころもちや司ゆうきでないだけに、同型馬と比べてやや魅力に欠ける点は否めない。あえて狙うだけの説得力に乏しいだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
△ひとりのクオリア&ふたりのクオリア(10mile)
一部に絶大な人気を誇る笛が久々に騎乗するということで注目されていたが、一向にゲートに入る気配もなく期待も薄れつつある現在、まさか出走に漕ぎつけるとは思いもよらなかった。追い切りもなく正直出たとこ勝負といった点は否めないが、笛が奏でる独特の騎乗は相変わらずで雰囲気だけなら最上級クラスといっていいくらい。ただ笛&J‐MENTのコンビで走った馬といえばカタハネのみで、他は軒並み評判倒れに終わっている。お台やヒロイン数を考えると馬体重は少なそうで、騎手の能力だけで何とかしてしまいそうな予感もあるが、あまりに未知数な部分が多くて穴でねらうのが精一杯。
期待度 ★★★
〇フラテルニテ(CLOCKUP)
バカからダーク凌辱まで幅広いタイプの馬を走らせるCLOCKUP厩舎だが、一番実績が高いのがはまじま薫夫が騎乗した時。今回ダーク系血統ということで、好走したeuphoriaの走りの印象が強いだけに不気味さが漂う。しかも調教方法まではまじま薫夫が関わるということで、雰囲気は最高。トレーナーも最近こそパッとしないもののブサイク時代の活躍が光る和泉万夜にeuphoriaの指揮を執った阿久津亮なら不安は少ない。追い切りの動きも今後に期待を持たせるもので一介の穴馬には留まらない能力を秘めてそう。本命馬に唯一真っ向勝負できるにはこれくらいで対抗に押す。
期待度 ★★★★☆
メルトピア(side‐B)
SLGというと遊べるといった点がメインで、走りについては二の次といった印象が強いが、この馬は血統もなかなか魅力的で奥が深く感じられる。騎手も中央初挑戦ながら他分野で活躍しているようになかなかの腕達者のよう。おとぎ話を軸とした走りにはピッタリといった雰囲気。ただ追い切りを見る限りもう一つの題目である爽快とはお世辞にも言えないよう。厩舎デビュー戦ということもあって仕方ないのかもしれないが、動きの重さに脚元不安の心配もつきまとい入厩当時の期待感はもはや失われたといっていい。実際こういった長距離血統はデビュー初戦は手さぐりで挑む事が多く、エウシェリーといった一流厩舎でもデビュー勝ちを収めたわけではない。ここは様子見が無難だろう。
期待度 ★★
星織ユメミライ(tone works)
VA系厩舎の腕利き騎手とトレーナーを集め、まるでVA系の力を総結集したかに思えた初恋1/1があえなく刃群に沈んだことを考えると、この馬の前途にも暗雲が垂れ込めているといっても過言でない。騎手はVAの看板騎手の一人である恋泉天音を始め唯々月たすくや武藤此史といったフリーの名手を集め、騎手だけ考えれば恐らくナンバー1。ただトレーナーを見ると魁の抜けた穴をにっし~と白矢たつきで埋まられるとはとても思えない。これでは前走から多少上積みがあったとしても、馬券に絡むまでの走りまでの走りを期待するまではどうか。
期待度 ★★☆
恋愛リベンジ(DE@R)
女性不信の主人公が半強制的に恋愛させられるといった血統はそれほど珍しいものではないが、追い切りを見る限りかなりバカ寄りとなっている点に独自性が感じられる。ただ笑いという点を考えると、ゲラゲラ笑ったり思わず噴出したりする笑いでなく、あまりのバカバカしさに苦笑いしてしまうタイプのもの。騎手は今回デビュー戦ながらなかなか乗れる雰囲気を醸し出しているが、今回デビュー戦だけにそれだけを頼りに狙うにはかなり勇気が必要。萌えと笑いのい両立が難しいとなると常識的には見送る手か。
期待度 ★★
(本紙の見解)
頭数は少ないが決してレベルは悪くなく少数精鋭といったメンバー構成。それでもアストラエアの白き永遠の実績が一枚抜けている。久々になかひろが調教を担当ということで、溜めていた力を一気に吐き出しそうだ。それでも他馬も足元を掬おうと虎視眈々。その筆頭がフラテルニテで、ダーク系だけに嵌った時の強烈さは本命馬以上。直線一気に抜け出してきても不思議でない。バカに定評あるトレーナーがTS系に挑むということで注目のちぇ~んじ! ~あの娘になってクンクンペロペロ~も侮れない存在。安定ある抜きを考えれば、時計が掛かるようだと浮上する可能性は充分。他にもXUSEが本格RPGを久々に走らせるということで注目の新世黙示録 Death Marchに、雰囲気だけなら超一流のひとりのクオリア&ふたりのクオリアや熟バレー シゴキ扱かれる熟れた人妻達の食い込みも警戒したいところ。他にも穴馬は多く少頭数にしては意外に難解なレースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アストラエアの白き永遠(FAVORITE)
トレーナー(ライター)なかひろの名を一躍世界に広げた星空のメモリア以来、久々にFAVORITEの馬を氏が担当するということで注目を集めている。司田カズヒロの騎乗(原画)は相変わらず素晴らしく、それだけで萌えの要件をクリアしてしまうほどだが、そこになかひろの技術を加えればまず凡走は考えられないというのが注目される要因だろう。実際追い切り(体験版)も魅力たっぷり。異能力系なだけにファンの好き嫌いは当然出るだろうし、細部の仕上げ(設定)に少し甘さを覗かせるトレーナーの欠点が表面化しないかは気になるが、それを含めても能力は断然。このメンバー相手なら堂々主役を務めるだろう。
期待度 ★★★★☆
学園カースト 用務員 下衆山の逆転支配生活(catwalkNERO)
VA系の中でも凌辱一本で進むcatwalkNEROだが、厩舎(ブランド)開設当時の勢いが見られないのが寂しい。今回も得意とする中世を舞台としたプリンセス凌辱でなく、学園を舞台とした凌辱調教系。こういったタイプはヒロインよりも主人公のキャラクターが好走のカギとなることが多いが、最初からヒロインを篭絡させているようでは馬名(タイトル)の逆転の名が泣く。これではヒロインを堕としていくカタルシスは感じられそうにない。前走までと比べると騎手(原画家)の手腕に若干翳りが見られる気がするのも気になるし、今回も大きく期待できそうもない。
期待度 ★☆
隠恋ぼ ~二人だけのヒミツの時間~(マーブルCandySoft)
古参厩舎ながら流行と見るとすぐに似たような血統の馬を走らせるフットワークの軽さがCandySoftの特徴。この馬も最近やや流行の兆しがある幼馬(ロリ)イチャラブ系の馬。騎手の田辺京は今回初騎乗となるが、別世界(漫画)では幼馬を中心にそこそこ経験はある。ただやはり初騎乗ゆえの固さが見られる追い切りを見る限り、まだ馬の扱いは手馴れていない印象。トレーナーは幼馬で実績ある面々を揃えるだけに全くの凡走は考えにくいが、幼馬の調教については専門知識が要求されるだけに、厩舎が幼馬に対しどれだけ真剣に向き合っているが問われる。そう考えると初戦は様子見するのが無難なところか。
期待度 ★★☆
彼女はエッチで淫らなヘンタイ(ensemble SWEET)
最近、流行の萌えゲーに濃い抜きをニックスした血統だが、ここまでストレートな馬名だと萌えの欠片もないように感じられる。お嬢さまヒロインオンリーのensembleの姉妹厩舎だけにこの馬も当然お嬢さまヒロイン中心の競馬。良家のお嬢さまが実はMで淫乱というパターンは一見面白そうに思えるが、すべてのヒロインがMとなると走りに幅が出ず単調な競馬となってしまう可能性が高い。騎手も本家ensembleと比べるとやや格落ちの顔ぶれで、萌えと抜きの両立を目指したにしてはやや中途半端に映る。トレーナーの実績も物足りないだけに大きな期待を掛けるのはどうか。
期待度 ★★
G.I.B. ガールズ・イン・ブラック(Whirlpool)
安定して入着は果たしているものの、それ以上の成績となると大きな壁がある印象のWhirlpool。近走トレーナーを次々と変えているが結果は上向いてこない。今回起用の若瀬諒は最近手がけた馬が凡走ばかりで、とても変わり身は望めそうもない。追い切りの動きもパッとせず、ウリのはずのドタバタが明らかに空回り。馬体(CG)は過去の淡い色調のものから変化が見られるものの、萌えという点だけに絞れば充分な感触。それだけに走り(シナリオ)の上滑りが惜しまれる。これでは掲示板に乗るかどうかも疑わしく、狙いから外して構わないだろう。
期待度 ★☆
偽骸のアルルーナ(でぼの巣製作所)
大ベテラン山本和枝の騎乗と気軽に遊べるRPGがウリのでぼの巣製作所だが、厩舎開設以来全盛期のエゴ当時の輝きを見せてくれないのが寂しい。その要因は進化が全く感じられないRPG部分にあるのは明白だが、取材する限り今回は意外に楽しめそうな雰囲気。馴染みのあるコンボシステムに武器合成が当たればこれまでの沈滞したムードを吹き飛ばしてくれそうな走りも。トレーナーが玉沢円というのは不安で、頼れるリーダーのはずが実はダメ主人公となってしまわないか心配だし、これまでの戦績が戦績だけに買いかぶりは禁物も大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★☆
ギャングスタ・アルカディア ヒッパルコスの天使(WHITESOFT)
昨夏からおよそ1年ぶりの出走となるWHITESOFTの最新馬。血統(設定)や起用するトレーナーの顔ぶれをj顔ぶれを見ればもう少し走っても不思議はないはずだが、入着どまりに終わってしまうことを考えればやはり厩舎の体質に問題があると考えても仕方ないだろう。今回はギャングスタ・リパブリカの直仔(FD)で、消化不良気味だった父の補完的位置づけとなる。素質は感じさせながら成績はもう一つだった父の無念を晴らすべく活躍を期待したいところだが、何せ厩舎の実績が実績なだけに素質が開花せず終わってしまう可能性は強い。実際猫撫ディストーションも期待された直仔の成績は父と変わらず入着どまりに終わっているだけに、再度同じ轍を踏んでしまいそうで大きな期待を掛けると再度裏切られる可能性が過ぎるだけに押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
この大空に、翼をひろげて SNOW PRESENTS(PULLTOP)
新生PULLTOPを印象付けたこの大空に、翼をひろげての直仔(FD)。ただ今回で直仔も2頭目なだけに、果たしてどこまで材料が残っているかどうか不安だ。肝心の内容は父(本編)のメインヒロインだった小鳥のアフター的内容。父に登場したヒロインの中では一番走り(シナリオ)の内容が良かった小鳥だけに確かにイチャラブは楽しみだが、決して安くはないお台を考えると、どこまで内容に見合っているかは不鮮明。少なくとも兄(FLIGHT DIARY)と同じ印象で狙うのは危険が伴いそう。実績を考えるとあっさり勝たれても不思議はないが、ここは押さえ程度の狙いに留める。
期待度 ★★★
△熟バレー シゴキ扱かれる熟れた人妻達(アトリエかぐや)
数多い騎手を抱えるアトリエかぐやの中で熟年ヒロインを得意とするみゃぁん。デビュー当時と比べると確実に騎乗レベルが上がってきているのは頼もしい。今回はママさんバレーが題材ということで、バカ寄りになってしまうのがどう出るか。もし抜きと笑いが両立できれば面白いが、かぐやの馬にそこまで期待するのは虫が良すぎるかもしれない。それでも抜きに高いレベルのものが見られれば好走は可能だろう。ややヒロインが奇乳すぎるのは気がかりも、今回少頭数なだけに時計が掛かれば一角を崩す可能性も。
期待度 ★★★
△新世黙示録 Death March(Xuse)
過去の遺産を食いつぶし尽くしたXuseが久々に走らせた前回が大惨敗。追い切りの動きが冴えなかっただけに案の定の結果といえないこともないが、名門厩舎を知る古いファンにとっては寂しい結果に終わってしまった。それだけに巻き返しもそう簡単ではないが、今回永遠のアセリアや聖なるかなを手掛けた高瀬奈緒文が久々にXUSEに復帰。といっても大がかりに調教に関わるといった本格的なものではなさそうだが、数々の長距離(遊べる)馬を育てているだけにプラス材料。追い切りの感触が今ひとつなのは心配だが、武器を合体させて強力化させるという血統(設定)は面白そう。大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★
▲ちぇ~んじ! あの娘になってクンクンペロペロ(May‐BeSOFT)
メイビー久々の新馬は相変わらずバカ系漂う内容。復活を印象づけたへんし~ん!!! ~パンツになってクンクンペロペロ~と同血統で、看板騎手あかざが騎乗。トレーナーもバカ系に強いはやさかうたねた前走に続いて担当というのも心強い。ファンの好き嫌いが強く出るTS系でエロに悪い影響が出ないかどうか心配も、その点は動画(アニメ)が補強してくれると見て楽観視。あとはもう一つのウリであるバカの程度だが、取材する限りはシチュだけで充分笑いが取れそうな雰囲気だけに、後はどこまでTSを生かした頭の悪さがもたらす笑いをどこまで続けられるかだけ。今回人気馬を除けばどんぐりの背比べといったメンバー構成。この馬にも充分チャンスはある筈。
期待度 ★★★★
超昂天使エスカレイヤー・リブート(アリスソフト)
名馬の多いアリスソフト厩舎の中でも最高評価を与えていいうちの1頭が父(本編)だが、この馬は完全な直仔(リメイク)。過去の実績を考えれば軽く扱えないが、なにせ父が10年以上前の馬だっただけに現代競馬の流れにどこまでついていけるかどうかは未知数。最近ほとんど使(起)用されていなかった父の使用していたラシックス(声優)が今回復活したのはプラス材料だが、直仔にしてはお台(販売価格)が強気なのも気になる。ファン(ユーザー)の目線を意識している厩舎だけにその点は杞憂に終わる可能性は強いが、旧馬体(CG)と新規部分との違いが目立つようだとやはり苦しい。馬券に絡む走りが出来れば上出来だろう。
期待度 ★★★
ねこまっしぐら ねこみみカフェにようこそ (こねこソフト)
ねこねこソフトから初の姉妹厩舎が誕生したが、まさか今流行の萌えエロ系の馬を走らせるとは思いもよらなかった。時代の流れといえばそれまでだが、片岡ともや海富一といった厩舎を引っ張ってきた面々でなく池波智香や御導はるかを起用といった時点で、過去の名馬の片鱗すら思い浮かべられなくても当然といえば当然。ねこみみ少女とのイチャラブといった題目から考えても、まともなシリアス系にはなりそうもないのは明白。それでも若手トレーナーといっても全くの新人でなく片岡ともに揉まれてきたと考えれば、それなりの力は持っているとみて良さそう。実際追い切りの動きもまずまずだったが、ただ騎手があんころもちや司ゆうきでないだけに、同型馬と比べてやや魅力に欠ける点は否めない。あえて狙うだけの説得力に乏しいだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
△ひとりのクオリア&ふたりのクオリア(10mile)
一部に絶大な人気を誇る笛が久々に騎乗するということで注目されていたが、一向にゲートに入る気配もなく期待も薄れつつある現在、まさか出走に漕ぎつけるとは思いもよらなかった。追い切りもなく正直出たとこ勝負といった点は否めないが、笛が奏でる独特の騎乗は相変わらずで雰囲気だけなら最上級クラスといっていいくらい。ただ笛&J‐MENTのコンビで走った馬といえばカタハネのみで、他は軒並み評判倒れに終わっている。お台やヒロイン数を考えると馬体重は少なそうで、騎手の能力だけで何とかしてしまいそうな予感もあるが、あまりに未知数な部分が多くて穴でねらうのが精一杯。
期待度 ★★★
〇フラテルニテ(CLOCKUP)
バカからダーク凌辱まで幅広いタイプの馬を走らせるCLOCKUP厩舎だが、一番実績が高いのがはまじま薫夫が騎乗した時。今回ダーク系血統ということで、好走したeuphoriaの走りの印象が強いだけに不気味さが漂う。しかも調教方法まではまじま薫夫が関わるということで、雰囲気は最高。トレーナーも最近こそパッとしないもののブサイク時代の活躍が光る和泉万夜にeuphoriaの指揮を執った阿久津亮なら不安は少ない。追い切りの動きも今後に期待を持たせるもので一介の穴馬には留まらない能力を秘めてそう。本命馬に唯一真っ向勝負できるにはこれくらいで対抗に押す。
期待度 ★★★★☆
メルトピア(side‐B)
SLGというと遊べるといった点がメインで、走りについては二の次といった印象が強いが、この馬は血統もなかなか魅力的で奥が深く感じられる。騎手も中央初挑戦ながら他分野で活躍しているようになかなかの腕達者のよう。おとぎ話を軸とした走りにはピッタリといった雰囲気。ただ追い切りを見る限りもう一つの題目である爽快とはお世辞にも言えないよう。厩舎デビュー戦ということもあって仕方ないのかもしれないが、動きの重さに脚元不安の心配もつきまとい入厩当時の期待感はもはや失われたといっていい。実際こういった長距離血統はデビュー初戦は手さぐりで挑む事が多く、エウシェリーといった一流厩舎でもデビュー勝ちを収めたわけではない。ここは様子見が無難だろう。
期待度 ★★
星織ユメミライ(tone works)
VA系厩舎の腕利き騎手とトレーナーを集め、まるでVA系の力を総結集したかに思えた初恋1/1があえなく刃群に沈んだことを考えると、この馬の前途にも暗雲が垂れ込めているといっても過言でない。騎手はVAの看板騎手の一人である恋泉天音を始め唯々月たすくや武藤此史といったフリーの名手を集め、騎手だけ考えれば恐らくナンバー1。ただトレーナーを見ると魁の抜けた穴をにっし~と白矢たつきで埋まられるとはとても思えない。これでは前走から多少上積みがあったとしても、馬券に絡むまでの走りまでの走りを期待するまではどうか。
期待度 ★★☆
恋愛リベンジ(DE@R)
女性不信の主人公が半強制的に恋愛させられるといった血統はそれほど珍しいものではないが、追い切りを見る限りかなりバカ寄りとなっている点に独自性が感じられる。ただ笑いという点を考えると、ゲラゲラ笑ったり思わず噴出したりする笑いでなく、あまりのバカバカしさに苦笑いしてしまうタイプのもの。騎手は今回デビュー戦ながらなかなか乗れる雰囲気を醸し出しているが、今回デビュー戦だけにそれだけを頼りに狙うにはかなり勇気が必要。萌えと笑いのい両立が難しいとなると常識的には見送る手か。
期待度 ★★
(本紙の見解)
頭数は少ないが決してレベルは悪くなく少数精鋭といったメンバー構成。それでもアストラエアの白き永遠の実績が一枚抜けている。久々になかひろが調教を担当ということで、溜めていた力を一気に吐き出しそうだ。それでも他馬も足元を掬おうと虎視眈々。その筆頭がフラテルニテで、ダーク系だけに嵌った時の強烈さは本命馬以上。直線一気に抜け出してきても不思議でない。バカに定評あるトレーナーがTS系に挑むということで注目のちぇ~んじ! ~あの娘になってクンクンペロペロ~も侮れない存在。安定ある抜きを考えれば、時計が掛かるようだと浮上する可能性は充分。他にもXUSEが本格RPGを久々に走らせるということで注目の新世黙示録 Death Marchに、雰囲気だけなら超一流のひとりのクオリア&ふたりのクオリアや熟バレー シゴキ扱かれる熟れた人妻達の食い込みも警戒したいところ。他にも穴馬は多く少頭数にしては意外に難解なレースだ。
2014年07月07日
バカゲーとして生きるより
先週、久々に連休が取れたので、積みゲーを一気に崩してしまおうと画策したのですが、結局崩し切ったのは1本のみ。まあプレイ済のゲームを再び始めたり、久々に批評空間の自分のデータをじっくり触ったりした(ついでに感想を1本投下した)こともあるのですが、それはともかく本来優先して崩すはずだったつよきすNEXTや’&’ -空の向こうで咲きますように-ではなくバカ燃えハートに愛をこめて!(プラリネ)というのがなんともいえないところ。
まあこれはこのゲームがあまり深く考えるタイプでなく頭を空っぽにしてプレイできることが挙げられるでしょう。
まあバカゲーと呼ばれるタイプのゲームは一概にサクサクと進められるものが多いことは確かですが、それでも巧妙なセリフのやり取りで笑わせるゲームやネタがマニアックで深読みしたりネット検索しないと分からないものですとどうしても時間が掛かります。ただ幸い?このバカ燃えハートに愛をこめて!は勢いで押し切るタイプのバカゲーであって深く考える必要が全くないのが有難い。まあ有難いと言ってしまうのは皮肉かもしれませんが、長い共通パートに比べ代わり映えしないヒロイン個別ルートのことを考えれば内容が乏しいことについては間違いないところ。
ただこのゲームで一番問題と感じたのはプレイしていてただの一度もクスリとしなかったことでしょう。こうした勢いで突っ走るタイプのバカゲーはぼくの嗜好に合わないのは確かですが、それにしても全く笑えないというのではバカゲーとしての鼎の軽重を問われます。制作者がプレイヤーを笑わせようと躍起になっているのは分かるのですが、どうも肩に力が入りすぎて空回りしている印象は否めません。
ではなぜ笑えなかったのか?これは色々原因は推測できるのですが、ぼくが考える最大の原因は敵キャラである充爆者たちでしょう。
とにかく彼らの存在があまりに薄いのです。その格好にはインパクトがあるのですが、格好以上のインパクトがないといっても過言でないのですね。バカゲーの場合、主人公がギャグ担当なら敵キャラはそれ以上のギャグを持って挑むか、出なければ反対に真面目さを全面に押し出しすかどちらかなのですが・・・
これが充爆者の場合、どうにも中途半端なのですね。作戦はふざけたバカバカしいものもあれば、真正面から主人公たちに敵対したりとどうも一致しない。主人公のおバカな罠にすぐ引っかかったりするところを見れば、頭の悪い主人公以上におつむが弱いことは分かるのですが、レベルの低い同士が掛け合いを続けても寒い空気が流れるだけなのです。まあこうした寒いギャグが好みという人もいるでしょうけれど。
ぼくは折角充爆者側にヒロインの一人である愛(あんこ)がいるのですから、なぜ彼女をギャグメーカーとして活用しなかったか不思議でなりません。誰が見てもあんこは愛が変装(というより仮装)しているわけですから、彼女の稚拙な変装をネタにすれば根が真面目な愛のことですからかなり笑いが取れたと思うのですね。こうした充爆者側のキャラを全く生かさなかったおかげで、単に主人公たちの暑苦しくも寒いギャグが延々と続くことになってしまったと思うのです。
ただこんなゲームにもいい点があって、ヒロインに関しては皆かわいく感じられます。これは原画家であるRiv氏とMAKOTO氏の貢献大ですが、個別ルートに入ってのイチャラブに関してはなかなかのものでした。特に主人公と千菜美のバカップルに関するやり取りはバカバカしくも微笑ましく感じられました。そう考えると無理にダラダラと詰まらないギャグを続けるのではなく、ギャグは抑え気味にしてイチャラブコメディに走ったほうがもう少し評価が高くなったかもしれませんね。
まあこれはこのゲームがあまり深く考えるタイプでなく頭を空っぽにしてプレイできることが挙げられるでしょう。
まあバカゲーと呼ばれるタイプのゲームは一概にサクサクと進められるものが多いことは確かですが、それでも巧妙なセリフのやり取りで笑わせるゲームやネタがマニアックで深読みしたりネット検索しないと分からないものですとどうしても時間が掛かります。ただ幸い?このバカ燃えハートに愛をこめて!は勢いで押し切るタイプのバカゲーであって深く考える必要が全くないのが有難い。まあ有難いと言ってしまうのは皮肉かもしれませんが、長い共通パートに比べ代わり映えしないヒロイン個別ルートのことを考えれば内容が乏しいことについては間違いないところ。
ただこのゲームで一番問題と感じたのはプレイしていてただの一度もクスリとしなかったことでしょう。こうした勢いで突っ走るタイプのバカゲーはぼくの嗜好に合わないのは確かですが、それにしても全く笑えないというのではバカゲーとしての鼎の軽重を問われます。制作者がプレイヤーを笑わせようと躍起になっているのは分かるのですが、どうも肩に力が入りすぎて空回りしている印象は否めません。
ではなぜ笑えなかったのか?これは色々原因は推測できるのですが、ぼくが考える最大の原因は敵キャラである充爆者たちでしょう。
とにかく彼らの存在があまりに薄いのです。その格好にはインパクトがあるのですが、格好以上のインパクトがないといっても過言でないのですね。バカゲーの場合、主人公がギャグ担当なら敵キャラはそれ以上のギャグを持って挑むか、出なければ反対に真面目さを全面に押し出しすかどちらかなのですが・・・
これが充爆者の場合、どうにも中途半端なのですね。作戦はふざけたバカバカしいものもあれば、真正面から主人公たちに敵対したりとどうも一致しない。主人公のおバカな罠にすぐ引っかかったりするところを見れば、頭の悪い主人公以上におつむが弱いことは分かるのですが、レベルの低い同士が掛け合いを続けても寒い空気が流れるだけなのです。まあこうした寒いギャグが好みという人もいるでしょうけれど。
ぼくは折角充爆者側にヒロインの一人である愛(あんこ)がいるのですから、なぜ彼女をギャグメーカーとして活用しなかったか不思議でなりません。誰が見てもあんこは愛が変装(というより仮装)しているわけですから、彼女の稚拙な変装をネタにすれば根が真面目な愛のことですからかなり笑いが取れたと思うのですね。こうした充爆者側のキャラを全く生かさなかったおかげで、単に主人公たちの暑苦しくも寒いギャグが延々と続くことになってしまったと思うのです。
ただこんなゲームにもいい点があって、ヒロインに関しては皆かわいく感じられます。これは原画家であるRiv氏とMAKOTO氏の貢献大ですが、個別ルートに入ってのイチャラブに関してはなかなかのものでした。特に主人公と千菜美のバカップルに関するやり取りはバカバカしくも微笑ましく感じられました。そう考えると無理にダラダラと詰まらないギャグを続けるのではなく、ギャグは抑え気味にしてイチャラブコメディに走ったほうがもう少し評価が高くなったかもしれませんね。
2014年07月02日
久しぶりの2周目
先月中旬くらいから罹ったカゼが一向に直りません。
年齢のせいなのか、それとも仕事に追われて体力が落ちているのか原因は分かりませんが、深夜や明け方になると必ず咳が止まらなくなるのが辛い。まあ元気ならばワールドカップでも見ようかという気にもなるのですが、あいにく心身ともそんな余裕がないわけで仕方なく医者に行くことに・・・
カゼで病院に行くなんて恐らく学生の頃が最後で大抵は自力で直していたわけで、さすがに今回はその域を超えていたと判断したわけですが、それにしても病院って高いですね。治療費と院外薬局で貰った薬を合わせて樋口一葉1人いなくなるなんて半端ないです。
まあそのおかげか、それとも快方に向かう時だったか分かりませんが、ようやく酷い咳に悩まされることはなくなりました。ただ病院に行ったのが先週金曜日だったため、新作を買いに行きそびれてしまいました。いや実のところ見送るつもりは全くなく、発売日当日でなくても予約してあるから後日引き取りに行けばいいと思っていたのですが、よくよく調べてみると予約し忘れていたことが判明!週明けになって慌てて購入しに行ったときには売り切れていて後悔する羽目に。
といっても大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)をクリアして以来1か月近く経つのに、他の積みゲーをただの1本も崩し切っていない現況では在庫が増えなくて助かるといえば助かるわけですが・・・
ではなぜ他の積みゲーが崩せないかというと、体調が悪かったり仕事が馬鹿みたいに忙しかったりと要因を挙げれば事欠かないのですが、どれか一つと云われれば大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-を再プレイしているからでしょう。
暇を持て余していた時ならともかく、最近になってぼくが2周目をプレイしたゲームというと、ほとんど思い浮かべることが出来ません。強いて言えば乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-(Navel)ぐらいですが、あのゲームは既読部分はシーンごとスキップする機能が付いているので、お気に入りのシーンだけ選んで読み返してみるだけでした。それが大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-ではスキップを使用することなく最初からプレイしているのですから完全に2周目を回っているといってもよいでしょう。
それだけぼくにとって大図書館の羊飼い(本編&FDとも)がお気に入りゲームとなったことは間違いないのですが、ではどこがほかのゲームと比べて優れているかというと一言では言い表せないのが辛いところです。これに関してはぼくのボキャブラリーのなさを嘆くしかないのですが、一つだけ間違いなしに言えるのが本編とFDの2つをプレイしてぼくが不快に感じる場面が一度もなかったことが挙げられます。それは魅力的なキャラクターの存在あってこそなのですが、他でもテキストで首を傾げるようなシーンもなく軽快に読み進められますし、時折挟まれるコメディシーンの頻度も適切。ぼくのような疲弊した社会生活を送る人間にとって、こうしたゲームをプレイすることは明日の活力になるといっても過言でないと思うのです。
というわけで気が付いたらまたを大図書館の羊飼いを語ってしまうことになってしまったのですが、このままだとオーガストの回し者と呼ばれかねないのでそろそろほかのゲームもクリアしないといけません。というわけで次回あたりでクリアしたゲームの所感でも語ってみる予定・・・といっても現在プレイした段階ではかなり腐してしまいそうな気がしないでもないのですが。
では今回はこんなところで。
年齢のせいなのか、それとも仕事に追われて体力が落ちているのか原因は分かりませんが、深夜や明け方になると必ず咳が止まらなくなるのが辛い。まあ元気ならばワールドカップでも見ようかという気にもなるのですが、あいにく心身ともそんな余裕がないわけで仕方なく医者に行くことに・・・
カゼで病院に行くなんて恐らく学生の頃が最後で大抵は自力で直していたわけで、さすがに今回はその域を超えていたと判断したわけですが、それにしても病院って高いですね。治療費と院外薬局で貰った薬を合わせて樋口一葉1人いなくなるなんて半端ないです。
まあそのおかげか、それとも快方に向かう時だったか分かりませんが、ようやく酷い咳に悩まされることはなくなりました。ただ病院に行ったのが先週金曜日だったため、新作を買いに行きそびれてしまいました。いや実のところ見送るつもりは全くなく、発売日当日でなくても予約してあるから後日引き取りに行けばいいと思っていたのですが、よくよく調べてみると予約し忘れていたことが判明!週明けになって慌てて購入しに行ったときには売り切れていて後悔する羽目に。
といっても大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)をクリアして以来1か月近く経つのに、他の積みゲーをただの1本も崩し切っていない現況では在庫が増えなくて助かるといえば助かるわけですが・・・
ではなぜ他の積みゲーが崩せないかというと、体調が悪かったり仕事が馬鹿みたいに忙しかったりと要因を挙げれば事欠かないのですが、どれか一つと云われれば大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-を再プレイしているからでしょう。
暇を持て余していた時ならともかく、最近になってぼくが2周目をプレイしたゲームというと、ほとんど思い浮かべることが出来ません。強いて言えば乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-(Navel)ぐらいですが、あのゲームは既読部分はシーンごとスキップする機能が付いているので、お気に入りのシーンだけ選んで読み返してみるだけでした。それが大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-ではスキップを使用することなく最初からプレイしているのですから完全に2周目を回っているといってもよいでしょう。
それだけぼくにとって大図書館の羊飼い(本編&FDとも)がお気に入りゲームとなったことは間違いないのですが、ではどこがほかのゲームと比べて優れているかというと一言では言い表せないのが辛いところです。これに関してはぼくのボキャブラリーのなさを嘆くしかないのですが、一つだけ間違いなしに言えるのが本編とFDの2つをプレイしてぼくが不快に感じる場面が一度もなかったことが挙げられます。それは魅力的なキャラクターの存在あってこそなのですが、他でもテキストで首を傾げるようなシーンもなく軽快に読み進められますし、時折挟まれるコメディシーンの頻度も適切。ぼくのような疲弊した社会生活を送る人間にとって、こうしたゲームをプレイすることは明日の活力になるといっても過言でないと思うのです。
というわけで気が付いたらまたを大図書館の羊飼いを語ってしまうことになってしまったのですが、このままだとオーガストの回し者と呼ばれかねないのでそろそろほかのゲームもクリアしないといけません。というわけで次回あたりでクリアしたゲームの所感でも語ってみる予定・・・といっても現在プレイした段階ではかなり腐してしまいそうな気がしないでもないのですが。
では今回はこんなところで。
2014年06月23日
6月の発売予定表から
夏のローカル競馬(コミケ)が始まる直前はどうしても売上の伸びが落ちるため、いつもなら頭数が揃い激戦となるはずの第6R(月)。梅雨のじめじめした雰囲気を吹き飛ばすような好レースを期待したいところですが、意に反してやや寂しいメンバー構成となってしまいました。独立後に古巣に復帰という異例の過程を経て挑む本命馬の動向に注目していますが、多数出走する和姦抜き系の馬で上位に食い込んでくる馬がいるかどうかも気になるところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アウトベジタブルズ(ソフトハウスキャラ)
鞍上が佐々木珠流なら安心というイメージがもはや過去のものとなりつつあるキャラ。走り(テキスト)が持ち味といったタイプの厩舎でないだけに、売り物のゲーム性に翳りが見られては凡走続きとなっても仕方ない。今回追い切り(体験版)はまずまず動いたが、あまり馬自身に奥行きが見られずこじんまりとしている印象。それだけに長距離(ヤリコミ)を走るだけのスタミナに欠ける可能性は高く、大きく変わり身を見せる印象はない。ヒロインの能力を管理して怪盗ランクを上位に持っていくというのが主眼となりそうだが、もう一つくらいファン(プレイヤー)を刺激するような材料を持ち合わせていないとまた入着どまりに終わってしまいそう。
期待度 ★★☆
鏡の国のお姫様が学園生活と恋を始めました(Felicia)
厩舎デビュー戦でむつみまさと&秋乃武彦といった実績ある騎手(原画家)を起用しながら見せ場なく惨敗。今回トレーナー(ライター)と騎手をガラリと替えてきたが、デビュー戦と比べてやや魅力に欠けるのは否めない。ただのお姫さまヒロインでなく鏡の世界から抜け出てきたいう配合(設定)がポイントとなるが、果たしてそれをどう生かしてくるのか全く見当が付かないといったのが正直なところ。地球に漂流してきた他星系のプリンセスといったありきたりの配合と同じ展開になってしまうようではどうしようもない。騎手は今回は初騎乗となるが、取材する限りは印象はそれほど悪くない。といってもデビュー戦と比べてネームバリューは明らかに落ちているだけに、立て直しまで期待するのはさすがに厳しい。一変までは望めなさそうなムードだ。
期待度 ★☆
△恋がさくころ桜どき(ぱれっと)
好走したましろ色シンフォニー以来久々に和泉つばすが競馬界に登場。取材する限りはその手腕に衰えはなく萌えに関しては充分すぎるだけの力はある。問題はトレーナーとして初めて見るみなせ未来の実力。追い切りを見る限りは全く箸にも棒にも掛からないといったわけでなく一安心。ただ噂されているおるごぅる氏の変名かどうかと云われると記者的には正直判断がつかない。それはともかく、この厩舎の血統の特徴といってもいいが純粋な萌え系にしてはヒロインのクセが強そうなのがどう出るかは心配。ファンタジーな血統が雰囲気に生かせそうなのは強みだが、期待と不安が半々といったところでこの馬を軸で買うのは勇気が必要。
期待度 ★★★☆
恋DOKi(ETOILES)
最近試行錯誤が続きすぎて厩舎の方向性が見えなくなりつつあったETOILESだが、今回は直線的に萌えで押す構えでその点に関しては潔ささえ感じる。過去の実績を考えるとやや衰えを感じさせる雨音颯のフォローに稲垣みいこ・水上凛香といった萌えに強い騎手をサブで配してきたのもこれまでになく厩舎が力を入れているように感じる。トレーナーもこの厩舎では初登場となるベテラン大三元で、過去起用してきたトレーナーの顔ぶれを考えれば実績は高い。ただALcot時代の実績を考えるとここ最近手がけた馬はほとんど走っていないのは心配だ。主人公をモテモテにさせる道具という配合はありきたりだが、そのキーパーソン役のみくが存在感を見せられればまさかの大駆けもあり得る。ただ近走があまりに不振なだけにやはり見送るのが現実的な選択か。
期待度 ★★☆
▲こいなか 小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ(eRONDO)
デビュー戦としてはまずまずの成功を収めたらぶらぼのスタッフが、新たに厩舎を立ち上げて心機一転挑む。らぶらぼの脚質を考えれば走りで勝負する馬でなく、エロ中心の作戦で挑むのは明白。田舎娘らしい純朴さがやや欠けるように感じられるのはマイナスも、巫女服Hや青姦など田舎を舞台としたエロに関してなら充分期待できそう。らぶらぼでもあったコマンド選択によるHシーンの変化は今回も健在で、こういったタイプの馬にありがちなHシーンに入るまでの面倒臭さについて心配なさそうなのは心強い。後は得られるスキルが事実上無用なものとなってしまわないかだけ。他のヒロインが魅力的すぎてメインヒロインが噛ませ犬になってしまわないか気がかりも、好勝負できそうな材料は揃っているだけに連下には食い込んできそう。
期待度 ★★★☆
しゅきしゅきだいしゅき!! (Iris)
幼馬(ロリ)一本で戦うIrisだが、前走のないしょのないしょ!に続いて走り重視でなく幼馬ヒロインを相手としたエロ重視の作戦。ただ幼馬ファンの評価が高かったないしょのないしょ!だが、あまりに犯罪臭が強すぎて一般のファンには引かれてしまうところがあっただけに、そのあたりの匙加減をどうするかが課題。過激さが薄れてしまうと玄人筋からそっぽを向かれてしまうだけに悩みは尽きない。ヒロインの数が1人増えたのはプラス材料も、同型馬の存在も気がかりで馬券購入圏内に突入となると少々厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
新・他の男の精液で孕んでもいいですか…? 浮気Hがあまりに気持ちよくて挿入されただけですぐにイっちゃうカタブツ女子校生(アトリエさくら)
馬名(タイトル)が長すぎて、まるでTV局の2時間ドラマを思わせるアトリエさくらの馬たち。といっても厩舎を取材しても材料が乏しく、馬名で内容を想像するしかないというのは記者としてやや辛い。それはともかくNTRに特化する厩舎だけに内容は察しられるが、NTRで一番ポイントとなるのはヒロインの魅力。堅物なヒロインの堕ちる過程を安馬(低価格)で表すのは正直厳しい。騎手の腕も悪くないはずだが、馬体(CG)を見る限り手が合ってないように感じられるのも不安。時に大駆けを見せる厩舎だけに軽視は禁物も今回は推せない。
期待度 ★★
スクランブル・ラバーズ(Aries)
戌角柾や有子瑶一といった腕達者を起用しながら全く成績が上向いてこないAries。トレーナーを替えるなど試行錯誤していて今回北川晴を新たに加えてきたが、多人数起用なだけに精々ヒロイン1名のルートを担当するのみでは好影響を与えるところまではいかないか。偶然!ヒロイン4名が同じクラスに転校してきたというスタート部分だけで走りの内容はお察しだが、萌えさえ充分ならそれなりに戦えるはず。ただこれまでの厩舎の成績が成績。萌えだけで押し切るには厳しそうで、多人数トレーナーを掌握するプロデューサーの実力も未知数。大きな期待を掛けるまではどうか。
期待度 ★★
◎セミラミスの天秤(キャラメルBOX)
騎手のり太とトレーナー嵩夜あやのおとボクコンビが古巣キャラ箱から出走するというだけで話題性充分の馬。決して華のある血統でなく一目でファンを惹きつけるような馬でないのは確かだが、走りで勝負するタイプなだけに現時点で萌えが多少不足していてもさほど気にする必要はなさそう。追い切りは短いところしか追っていなくて今後どのような走りをしてくれるかは不鮮明だが、高い能力を秘めていそうな予感はする。問題はそれを出し切れるかどうかだが、トレーナーの能力を考えれば全くの凡馬に終わってしまう可能性は少なそう。このメンバーなら当然主役を務められる器だし、あっさり直線抜け出してきても不思議はない。
期待度 ★★★★
△それゆけ!ぶるにゃんマン えくすたしー!!! (DigitalCute)
STG系ではまずまずの評価だったそれゆけ!ぶるにゃんマンHARDCORE!!!の直仔(リメイク)。父とは一転して高馬として走るだけにどれだけ新要素を加えてくるかがポイントだが、海外(CS)で走った父が好評だっただけにそれなりに態勢は整えてくる筈。攻略キャラもかなり増えて楽しみは多いが、それでも直仔で高馬というのはさすがに気になる。STGなだけにヤリコミ要素が多いとは思えず、ルートもほぼ一本道が予想されるだけによほど馬体を上積みしてこないと馬群に揉まれ終わってしまいそう。これまで全くの凡馬を出していない厩舎の実績は買えるが、どこまでこうしたマイナス点を払拭させるかどうか。
期待度 ★★★
ちっちゃらぶアパート(Galette)
こちらも厩舎デビュー以来幼馬専門に出走させるGaletteの最新馬。トレーナーの顔ぶれがガラリと変わったのは気になるが、調教を主に担当するのがものべのの詠野万知子なら幼馬ファンの期待を大きく裏切ることはなさそう。同型のライバルよりもややマイルドに仕上がっていそうだし、これまでの厩舎の成績を考えると入着は充分狙えそうだが、それ以上の成績となると何か隠し球が必要。ただ幼馬との抜きがメインとなる配合でどこまで走りに期待できるかとなると疑問が残る。人気馬が大きく崩れた時には浮上しそうだが、真っ向勝負となるとやや苦しそう。
期待度 ★★★
にいなちゃん Lovely Life(ぷちぱるふぇ)
ヒロインの名前が馬名に入っているだけに、メインヒロインである妹に特化した馬であることは明白。それだけに幼馬の色が濃く見えるが、トレーナーの実績が幼馬中心でないだけにどこまで幼馬ファンを満足させられるかは分からない。ヒロインとデートしたい場所を選ぶという選択があるのは最近の馬にしては珍しいが、裏を返せば過去の同配合の馬と同じように走りに大きな期待が寄せられないともいえる。同型馬のように幼馬一本に絞っていないというのも幼馬ファンには嫌われそうで、まずは本章金を確保できるかどうかが問題となりそうだ。
期待度 ★☆
ハーヴェストオーバーレイ(戯画)
この厩舎では珍しい近未来SF血統。ライン的にあまり期待できそうに思えないだけに、目先を変えてきたのは納得。主戦トレーナーと思われる砥石大樹はこういった血統を得意としていて、シュクレや彼女はオレからはなれないよりは期待出来そうに思わせる。ただこの厩舎でいつも凡走の原因となってしまうのがヘタレ主人公で、どうも調教でその臭いを感じさせるのが気にかかる。ヒロインはまずまず良さげに感じられるが、元々バルド血統以外だらしない厩舎だけに大きな期待となると厳しいか。
期待度 ★★
△P/A Potential Ability(Empress)
往年の名馬DISCIPLINEの走りがいまだ語り草となっている聖少女だが、それだけ最近の成績がだらしないともいえる。今回初めてベテラン和泉万夜と組むが、なんと恋愛ADVというこの騎手とは手が合わなそうな血統なだけに全くの未知数。凌辱とエロを得意とするトレーナーだけに恋愛ADVと思わせて実は・・・という展開もあり得るし、少なくとも聖少女を起用する以上並みのエロでは終わらないだろうが、それが好走に結びつくかどうかとなると別問題。挑戦者精神は買えるし不気味さは感じさせるが、穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
△漫喫ハプニング(WAFFLE)
他厩舎でバカ血統を好走させてファンの多いはやさかうたねが古豪厩舎WAFFLEから登場。ラッキースケベを正面から扱うというのもバカ系の馬に許された特権のようなものなので、その点に対するツッコミは無用。逆にツッコミどころが多ければ多いほど成功したといえる。騎手のまはん。は最近力を付けてきた印象で、抜きに関しても充分な印象。メインヒロインとその父親との絡みがポイントで、そこでどこまで笑いが取れるかが好走のカギ。厩舎がこういったタイプの馬を走らせたことがないのは気になるが、今回メンバーが軽いだけに展開に恵まれればチャンスも。
期待度 ★★★
ゆめみがちーく!(studio blanket)
凡走に終わったらぶ魔女のスタッフが再び新たな厩舎を立ち上げて出直した雰囲気。らぶ魔女と同じエロ色強めの恋愛系という流行の血統で挑むが、らぶ魔女が惨敗に終わっているだけにあまり期待できそうもない。騎手はほぼ今回が初騎乗といってもいいが、追い切りを見る限り手馴れていない感が漂う。ただそれより主人公がいくら抜き色が強い馬といってもダメすぎる印象。買える材料が全くといっていいくらい見当たらず、これではとても狙えないだろう。
期待度 ★
ラブリレーション(I.D.)
これまで初恋を馬名に入れてきたように、純愛色が強い馬を走らせてきたI.D.だが今回はエロ色が強くやや様相が違っている。これまでの3戦がすべて見どころなく惨敗に終わっている事からこの路線変更も当然かもしれないが、それが吉と出るかは微妙なところ。といっても元々騎手の龍牙翔はエロでも充分力を発揮できるだけに悪くない。ただトレーナーは凡走してきたこれまでと変わらないようでは、例えエロに軸足を移してきたとはいえそう簡単に変わり身を見せられるとは思えない。ヒロインは可愛いしシチュ豊富そうなのは買えるが、最近この脚質の馬は増えているだけにそれだけで狙えるほどの魅力は感じない。
期待度 ★☆
〇レミニセンス Re:Collect(てぃ~ぐる)
トレーナーの衣笠彰梧といえば、血統の魅力と出脚の鋭さのある馬の仕上げに定評があるが、直線でいつもバッタリ止まってしまうのも相変わらず。今回その父(本編)の払拭を狙っての出走だが、暁の護衛でも結局はまとめきれなかったように、今回も完璧に仕上げてきているかというと疑問だ。それでも馬自体の雄大さは魅力だし、ヒロインをはじめとする人物構成や走りも上級馬の風格を漂わせている。それなりに格好は付けてくれそうなだけに馬券検討からオミットするのは考えられない。能力を考えて対抗視する。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
少頭数ながら今ひとつ決め手のある馬が少ないだけに素直に実績どおり買いたい。本紙の本命はセミラミスの天秤。名馬おとボクとはやや毛色は異なるが、実績あるスタッフが手がけるだけに凡走は考えにくい。逆転ならレミニセンス Re:Collectで、いつも末の甘さに問題ある厩舎の馬だがメンバー的に格好は付けてくれるだろう。同型多く迷いそうな和姦抜き系の中ではこいなか 小田舎で初恋×中出しセクシャルライフがスタッフの実績的に頭一つリード。本命馬が崩れれば大きく浮上しそう。凡走多いバカ系の中でまずまずの安定性を誇るはやさかうたねが手掛ける漫喫ハプニングに、騎手魅力の恋がさくころ桜どきも圏内を窺う。穴で狙うなら厩舎がこれまで凡馬を走らせていないそれゆけ!ぶるにゃんマン えくすたしー!!! か。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アウトベジタブルズ(ソフトハウスキャラ)
鞍上が佐々木珠流なら安心というイメージがもはや過去のものとなりつつあるキャラ。走り(テキスト)が持ち味といったタイプの厩舎でないだけに、売り物のゲーム性に翳りが見られては凡走続きとなっても仕方ない。今回追い切り(体験版)はまずまず動いたが、あまり馬自身に奥行きが見られずこじんまりとしている印象。それだけに長距離(ヤリコミ)を走るだけのスタミナに欠ける可能性は高く、大きく変わり身を見せる印象はない。ヒロインの能力を管理して怪盗ランクを上位に持っていくというのが主眼となりそうだが、もう一つくらいファン(プレイヤー)を刺激するような材料を持ち合わせていないとまた入着どまりに終わってしまいそう。
期待度 ★★☆
鏡の国のお姫様が学園生活と恋を始めました(Felicia)
厩舎デビュー戦でむつみまさと&秋乃武彦といった実績ある騎手(原画家)を起用しながら見せ場なく惨敗。今回トレーナー(ライター)と騎手をガラリと替えてきたが、デビュー戦と比べてやや魅力に欠けるのは否めない。ただのお姫さまヒロインでなく鏡の世界から抜け出てきたいう配合(設定)がポイントとなるが、果たしてそれをどう生かしてくるのか全く見当が付かないといったのが正直なところ。地球に漂流してきた他星系のプリンセスといったありきたりの配合と同じ展開になってしまうようではどうしようもない。騎手は今回は初騎乗となるが、取材する限りは印象はそれほど悪くない。といってもデビュー戦と比べてネームバリューは明らかに落ちているだけに、立て直しまで期待するのはさすがに厳しい。一変までは望めなさそうなムードだ。
期待度 ★☆
△恋がさくころ桜どき(ぱれっと)
好走したましろ色シンフォニー以来久々に和泉つばすが競馬界に登場。取材する限りはその手腕に衰えはなく萌えに関しては充分すぎるだけの力はある。問題はトレーナーとして初めて見るみなせ未来の実力。追い切りを見る限りは全く箸にも棒にも掛からないといったわけでなく一安心。ただ噂されているおるごぅる氏の変名かどうかと云われると記者的には正直判断がつかない。それはともかく、この厩舎の血統の特徴といってもいいが純粋な萌え系にしてはヒロインのクセが強そうなのがどう出るかは心配。ファンタジーな血統が雰囲気に生かせそうなのは強みだが、期待と不安が半々といったところでこの馬を軸で買うのは勇気が必要。
期待度 ★★★☆
恋DOKi(ETOILES)
最近試行錯誤が続きすぎて厩舎の方向性が見えなくなりつつあったETOILESだが、今回は直線的に萌えで押す構えでその点に関しては潔ささえ感じる。過去の実績を考えるとやや衰えを感じさせる雨音颯のフォローに稲垣みいこ・水上凛香といった萌えに強い騎手をサブで配してきたのもこれまでになく厩舎が力を入れているように感じる。トレーナーもこの厩舎では初登場となるベテラン大三元で、過去起用してきたトレーナーの顔ぶれを考えれば実績は高い。ただALcot時代の実績を考えるとここ最近手がけた馬はほとんど走っていないのは心配だ。主人公をモテモテにさせる道具という配合はありきたりだが、そのキーパーソン役のみくが存在感を見せられればまさかの大駆けもあり得る。ただ近走があまりに不振なだけにやはり見送るのが現実的な選択か。
期待度 ★★☆
▲こいなか 小田舎で初恋×中出しセクシャルライフ(eRONDO)
デビュー戦としてはまずまずの成功を収めたらぶらぼのスタッフが、新たに厩舎を立ち上げて心機一転挑む。らぶらぼの脚質を考えれば走りで勝負する馬でなく、エロ中心の作戦で挑むのは明白。田舎娘らしい純朴さがやや欠けるように感じられるのはマイナスも、巫女服Hや青姦など田舎を舞台としたエロに関してなら充分期待できそう。らぶらぼでもあったコマンド選択によるHシーンの変化は今回も健在で、こういったタイプの馬にありがちなHシーンに入るまでの面倒臭さについて心配なさそうなのは心強い。後は得られるスキルが事実上無用なものとなってしまわないかだけ。他のヒロインが魅力的すぎてメインヒロインが噛ませ犬になってしまわないか気がかりも、好勝負できそうな材料は揃っているだけに連下には食い込んできそう。
期待度 ★★★☆
しゅきしゅきだいしゅき!! (Iris)
幼馬(ロリ)一本で戦うIrisだが、前走のないしょのないしょ!に続いて走り重視でなく幼馬ヒロインを相手としたエロ重視の作戦。ただ幼馬ファンの評価が高かったないしょのないしょ!だが、あまりに犯罪臭が強すぎて一般のファンには引かれてしまうところがあっただけに、そのあたりの匙加減をどうするかが課題。過激さが薄れてしまうと玄人筋からそっぽを向かれてしまうだけに悩みは尽きない。ヒロインの数が1人増えたのはプラス材料も、同型馬の存在も気がかりで馬券購入圏内に突入となると少々厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
新・他の男の精液で孕んでもいいですか…? 浮気Hがあまりに気持ちよくて挿入されただけですぐにイっちゃうカタブツ女子校生(アトリエさくら)
馬名(タイトル)が長すぎて、まるでTV局の2時間ドラマを思わせるアトリエさくらの馬たち。といっても厩舎を取材しても材料が乏しく、馬名で内容を想像するしかないというのは記者としてやや辛い。それはともかくNTRに特化する厩舎だけに内容は察しられるが、NTRで一番ポイントとなるのはヒロインの魅力。堅物なヒロインの堕ちる過程を安馬(低価格)で表すのは正直厳しい。騎手の腕も悪くないはずだが、馬体(CG)を見る限り手が合ってないように感じられるのも不安。時に大駆けを見せる厩舎だけに軽視は禁物も今回は推せない。
期待度 ★★
スクランブル・ラバーズ(Aries)
戌角柾や有子瑶一といった腕達者を起用しながら全く成績が上向いてこないAries。トレーナーを替えるなど試行錯誤していて今回北川晴を新たに加えてきたが、多人数起用なだけに精々ヒロイン1名のルートを担当するのみでは好影響を与えるところまではいかないか。偶然!ヒロイン4名が同じクラスに転校してきたというスタート部分だけで走りの内容はお察しだが、萌えさえ充分ならそれなりに戦えるはず。ただこれまでの厩舎の成績が成績。萌えだけで押し切るには厳しそうで、多人数トレーナーを掌握するプロデューサーの実力も未知数。大きな期待を掛けるまではどうか。
期待度 ★★
◎セミラミスの天秤(キャラメルBOX)
騎手のり太とトレーナー嵩夜あやのおとボクコンビが古巣キャラ箱から出走するというだけで話題性充分の馬。決して華のある血統でなく一目でファンを惹きつけるような馬でないのは確かだが、走りで勝負するタイプなだけに現時点で萌えが多少不足していてもさほど気にする必要はなさそう。追い切りは短いところしか追っていなくて今後どのような走りをしてくれるかは不鮮明だが、高い能力を秘めていそうな予感はする。問題はそれを出し切れるかどうかだが、トレーナーの能力を考えれば全くの凡馬に終わってしまう可能性は少なそう。このメンバーなら当然主役を務められる器だし、あっさり直線抜け出してきても不思議はない。
期待度 ★★★★
△それゆけ!ぶるにゃんマン えくすたしー!!! (DigitalCute)
STG系ではまずまずの評価だったそれゆけ!ぶるにゃんマンHARDCORE!!!の直仔(リメイク)。父とは一転して高馬として走るだけにどれだけ新要素を加えてくるかがポイントだが、海外(CS)で走った父が好評だっただけにそれなりに態勢は整えてくる筈。攻略キャラもかなり増えて楽しみは多いが、それでも直仔で高馬というのはさすがに気になる。STGなだけにヤリコミ要素が多いとは思えず、ルートもほぼ一本道が予想されるだけによほど馬体を上積みしてこないと馬群に揉まれ終わってしまいそう。これまで全くの凡馬を出していない厩舎の実績は買えるが、どこまでこうしたマイナス点を払拭させるかどうか。
期待度 ★★★
ちっちゃらぶアパート(Galette)
こちらも厩舎デビュー以来幼馬専門に出走させるGaletteの最新馬。トレーナーの顔ぶれがガラリと変わったのは気になるが、調教を主に担当するのがものべのの詠野万知子なら幼馬ファンの期待を大きく裏切ることはなさそう。同型のライバルよりもややマイルドに仕上がっていそうだし、これまでの厩舎の成績を考えると入着は充分狙えそうだが、それ以上の成績となると何か隠し球が必要。ただ幼馬との抜きがメインとなる配合でどこまで走りに期待できるかとなると疑問が残る。人気馬が大きく崩れた時には浮上しそうだが、真っ向勝負となるとやや苦しそう。
期待度 ★★★
にいなちゃん Lovely Life(ぷちぱるふぇ)
ヒロインの名前が馬名に入っているだけに、メインヒロインである妹に特化した馬であることは明白。それだけに幼馬の色が濃く見えるが、トレーナーの実績が幼馬中心でないだけにどこまで幼馬ファンを満足させられるかは分からない。ヒロインとデートしたい場所を選ぶという選択があるのは最近の馬にしては珍しいが、裏を返せば過去の同配合の馬と同じように走りに大きな期待が寄せられないともいえる。同型馬のように幼馬一本に絞っていないというのも幼馬ファンには嫌われそうで、まずは本章金を確保できるかどうかが問題となりそうだ。
期待度 ★☆
ハーヴェストオーバーレイ(戯画)
この厩舎では珍しい近未来SF血統。ライン的にあまり期待できそうに思えないだけに、目先を変えてきたのは納得。主戦トレーナーと思われる砥石大樹はこういった血統を得意としていて、シュクレや彼女はオレからはなれないよりは期待出来そうに思わせる。ただこの厩舎でいつも凡走の原因となってしまうのがヘタレ主人公で、どうも調教でその臭いを感じさせるのが気にかかる。ヒロインはまずまず良さげに感じられるが、元々バルド血統以外だらしない厩舎だけに大きな期待となると厳しいか。
期待度 ★★
△P/A Potential Ability(Empress)
往年の名馬DISCIPLINEの走りがいまだ語り草となっている聖少女だが、それだけ最近の成績がだらしないともいえる。今回初めてベテラン和泉万夜と組むが、なんと恋愛ADVというこの騎手とは手が合わなそうな血統なだけに全くの未知数。凌辱とエロを得意とするトレーナーだけに恋愛ADVと思わせて実は・・・という展開もあり得るし、少なくとも聖少女を起用する以上並みのエロでは終わらないだろうが、それが好走に結びつくかどうかとなると別問題。挑戦者精神は買えるし不気味さは感じさせるが、穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
△漫喫ハプニング(WAFFLE)
他厩舎でバカ血統を好走させてファンの多いはやさかうたねが古豪厩舎WAFFLEから登場。ラッキースケベを正面から扱うというのもバカ系の馬に許された特権のようなものなので、その点に対するツッコミは無用。逆にツッコミどころが多ければ多いほど成功したといえる。騎手のまはん。は最近力を付けてきた印象で、抜きに関しても充分な印象。メインヒロインとその父親との絡みがポイントで、そこでどこまで笑いが取れるかが好走のカギ。厩舎がこういったタイプの馬を走らせたことがないのは気になるが、今回メンバーが軽いだけに展開に恵まれればチャンスも。
期待度 ★★★
ゆめみがちーく!(studio blanket)
凡走に終わったらぶ魔女のスタッフが再び新たな厩舎を立ち上げて出直した雰囲気。らぶ魔女と同じエロ色強めの恋愛系という流行の血統で挑むが、らぶ魔女が惨敗に終わっているだけにあまり期待できそうもない。騎手はほぼ今回が初騎乗といってもいいが、追い切りを見る限り手馴れていない感が漂う。ただそれより主人公がいくら抜き色が強い馬といってもダメすぎる印象。買える材料が全くといっていいくらい見当たらず、これではとても狙えないだろう。
期待度 ★
ラブリレーション(I.D.)
これまで初恋を馬名に入れてきたように、純愛色が強い馬を走らせてきたI.D.だが今回はエロ色が強くやや様相が違っている。これまでの3戦がすべて見どころなく惨敗に終わっている事からこの路線変更も当然かもしれないが、それが吉と出るかは微妙なところ。といっても元々騎手の龍牙翔はエロでも充分力を発揮できるだけに悪くない。ただトレーナーは凡走してきたこれまでと変わらないようでは、例えエロに軸足を移してきたとはいえそう簡単に変わり身を見せられるとは思えない。ヒロインは可愛いしシチュ豊富そうなのは買えるが、最近この脚質の馬は増えているだけにそれだけで狙えるほどの魅力は感じない。
期待度 ★☆
〇レミニセンス Re:Collect(てぃ~ぐる)
トレーナーの衣笠彰梧といえば、血統の魅力と出脚の鋭さのある馬の仕上げに定評があるが、直線でいつもバッタリ止まってしまうのも相変わらず。今回その父(本編)の払拭を狙っての出走だが、暁の護衛でも結局はまとめきれなかったように、今回も完璧に仕上げてきているかというと疑問だ。それでも馬自体の雄大さは魅力だし、ヒロインをはじめとする人物構成や走りも上級馬の風格を漂わせている。それなりに格好は付けてくれそうなだけに馬券検討からオミットするのは考えられない。能力を考えて対抗視する。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
少頭数ながら今ひとつ決め手のある馬が少ないだけに素直に実績どおり買いたい。本紙の本命はセミラミスの天秤。名馬おとボクとはやや毛色は異なるが、実績あるスタッフが手がけるだけに凡走は考えにくい。逆転ならレミニセンス Re:Collectで、いつも末の甘さに問題ある厩舎の馬だがメンバー的に格好は付けてくれるだろう。同型多く迷いそうな和姦抜き系の中ではこいなか 小田舎で初恋×中出しセクシャルライフがスタッフの実績的に頭一つリード。本命馬が崩れれば大きく浮上しそう。凡走多いバカ系の中でまずまずの安定性を誇るはやさかうたねが手掛ける漫喫ハプニングに、騎手魅力の恋がさくころ桜どきも圏内を窺う。穴で狙うなら厩舎がこれまで凡馬を走らせていないそれゆけ!ぶるにゃんマン えくすたしー!!! か。
2014年06月15日
いつの間にか始まってたWC
ワールドカップが始まりました。
ワールドカップを現地で見に行くためにその軍資金作りで3年間仕事をして、直前仕事を辞め現地へ旅立ち、大会終了後また日本に帰ってきて就職するというサイクルを続けているという人がいると大昔聞いて羨ましい思いをしたものでした。いつかはそんな生活が送れたらと思ってみたことも1~2度ではないですが、現実にはそんな行動を起こせる勇気もなくテレビ観戦で我慢する日々を過ごしていたこれまでの日々。
それでも出来る限り生で観戦するというのをモットーにし、サッカー雑誌の大会特集号というようなムック本を買い事前の予習を欠かしていなかったこれまでの大会だったのですが、今回に限ってはそんな勉強をする暇もなく生観戦もいくつできるかどうか。というより例えテレビの前に座っていたとしても日頃の疲れから寝落ちしてしまいそうな悪寒。(実際、メキシコ対カメルーン戦は完全に途中落ちてしまい、いつの間にかスペイン対オランダのハーフタイムが終了していたくらい・・・)
まあこれは1週間前くらいからカゼを貰ってしまって薬を飲んでいる影響もあるのでしょうが、それでいて仕事も休めない状況ではとてもサッカーを楽しむところまでいきません。実際今日も酷い咳で夜中に自分の咳こむ音で目覚めてしまったくらいですので。(そのおかげでコロンビア対ギリシャの試合が見られたのですが・・・)
そんなぼくの乏しい知識ですが、パッと見で注目したいチームがスイス。ドイツの知将ヒッツフェルトがインラーやべーラミ、リヒトシュタイナーら油の乗った中堅とシャキリ、シャカ、ドルミッチらブンデスで売り出し中の若手を組み合わせどのようなチームを作ってきたか興味があります。まあ前評判ほど成績が奮わない印象がある欧州中堅国ですので過剰な期待は禁物かもしれませんが、フランスを押さえてグループ1位抜けすればベスト8も充分狙えると思っています。
では今回はこんなところで。
ワールドカップを現地で見に行くためにその軍資金作りで3年間仕事をして、直前仕事を辞め現地へ旅立ち、大会終了後また日本に帰ってきて就職するというサイクルを続けているという人がいると大昔聞いて羨ましい思いをしたものでした。いつかはそんな生活が送れたらと思ってみたことも1~2度ではないですが、現実にはそんな行動を起こせる勇気もなくテレビ観戦で我慢する日々を過ごしていたこれまでの日々。
それでも出来る限り生で観戦するというのをモットーにし、サッカー雑誌の大会特集号というようなムック本を買い事前の予習を欠かしていなかったこれまでの大会だったのですが、今回に限ってはそんな勉強をする暇もなく生観戦もいくつできるかどうか。というより例えテレビの前に座っていたとしても日頃の疲れから寝落ちしてしまいそうな悪寒。(実際、メキシコ対カメルーン戦は完全に途中落ちてしまい、いつの間にかスペイン対オランダのハーフタイムが終了していたくらい・・・)
まあこれは1週間前くらいからカゼを貰ってしまって薬を飲んでいる影響もあるのでしょうが、それでいて仕事も休めない状況ではとてもサッカーを楽しむところまでいきません。実際今日も酷い咳で夜中に自分の咳こむ音で目覚めてしまったくらいですので。(そのおかげでコロンビア対ギリシャの試合が見られたのですが・・・)
そんなぼくの乏しい知識ですが、パッと見で注目したいチームがスイス。ドイツの知将ヒッツフェルトがインラーやべーラミ、リヒトシュタイナーら油の乗った中堅とシャキリ、シャカ、ドルミッチらブンデスで売り出し中の若手を組み合わせどのようなチームを作ってきたか興味があります。まあ前評判ほど成績が奮わない印象がある欧州中堅国ですので過剰な期待は禁物かもしれませんが、フランスを押さえてグループ1位抜けすればベスト8も充分狙えると思っています。
では今回はこんなところで。
2014年06月03日
オーガストに救われて
つい少し前は「ワークホリック」という言葉とは、相当縁遠い存在だったぼくですが、先月まともに休めた日が3日きりで、9日間連続出勤なんて日々を過ごしているのですから、どうやらぼくも立派なワークホリック患者といえるでしょう。
そんな状態ですから休日も疲れを取るのが精一杯。まともにエロゲーをプレイする時間もなくて先月購入した新作は買ってきた時のまま積んでいるという有様。3月に購入した新作もまともにプレイしているのは大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)だけという悲惨な状態ですから、お世辞にも積みゲーを崩すところまで頭が回りません。
こんな状態が続いているとエロゲーに対するモチベーションを失ってもおかしくないところですが、幸いそこまで悲惨な状況に陥っていないのが幸い。というのも唯一プレイしている大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-がお気に入りゲームのファンディスクとしてお手本のような作品に仕上がっているからです。それに現在のぼくのように少しの時間しかゲームをプレイできないプレイヤーにとって、プレイ時間に合わせて少しずつヒロインのアナザーを楽しめるというのは非常にありがたいのですね。しかも本編でどのルートを最初に攻略するか大いに迷ったように魅力的なヒロインが揃っているわけで、コンテンツすべてが楽しめるといっても過言でないくらい。そして相変わらずエロにも手を抜かずいい仕事をしています。
こんな褒め言葉が次々と湧き出てくるということはもはや立派なオーガスト信者と言われても仕方ないのですが、かく言うぼくもまさかオーガストのゲームをこれだけ絶賛するようになるとは月は東に日は西にをプレイした頃を考えるととても想像出来なかったです。まあ今考えると初期のPrincess Holidayでも充分光るものを感じさせてくれたメーカーでしたので不思議でないのかもしれませんが、それにしてもエロゲー界を牽引するメーカーの一つにまで隆盛するとは思いもよらなかったというのが正直なところです。
そんなわけでエロゲーから足を洗うのはまだまだ先の話となりそうですが、それでも5月発売された新作は結局すべて見送ってしまったので購入意欲に関しては落ちているのかもしれません。まあ今年に入って9本も購入しているわけですから購入ペースを考えればそれほど落ちていないと思うのですが、ただ期待作が揃う6月発売組をすべて見送る事態となると本格的に心配しなければいけません。まあこれ以上積みゲーが増えてしまうことを考えると多少購入意欲が落ちた方がいいのかもしれませんけれど・・・。
それより現在ぼくの部屋を侵食しているのは積みゲーではなくていつのまにか増えていく積み焼酎の存在。エロゲーの方は一向に進まない状況と違って焼酎の方は驚くほどのハイペースで処理できているというのにそれでいて焼酎の瓶が増えていくということは、以前のエロゲーのように処理する以上に焼酎を購入しているということに他ならない。
とよくよく考えると、最近多量に焼酎を飲むことが多い・・・というより帰宅した日はほぼ飲んでいるといっても過言でないので、布団の上で横になった瞬間気を失ってしまい結果エロゲーをプレイする機会が失われるという状況。まあ仕事の事を考えると「飲まなきゃやってられねえ」という心境なので仕方ないのですが、何とか積みゲーたちのことを考えると少しは崩す方にも身を入れないといけません。
取りあえず今年の話題作から崩していこうということでハローレディ(暁WORKS)とひこうき雲の向こう側(FLAT)あたりからと考えていたのですが、その前に同ライターの前作をプレイするのが先ということで、長期在庫していた‘&’ -空の向こうで咲きますように-につよきすNEXT(CandySoft)を始めることにします。
それでは今回はこんなところで。
そんな状態ですから休日も疲れを取るのが精一杯。まともにエロゲーをプレイする時間もなくて先月購入した新作は買ってきた時のまま積んでいるという有様。3月に購入した新作もまともにプレイしているのは大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)だけという悲惨な状態ですから、お世辞にも積みゲーを崩すところまで頭が回りません。
こんな状態が続いているとエロゲーに対するモチベーションを失ってもおかしくないところですが、幸いそこまで悲惨な状況に陥っていないのが幸い。というのも唯一プレイしている大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-がお気に入りゲームのファンディスクとしてお手本のような作品に仕上がっているからです。それに現在のぼくのように少しの時間しかゲームをプレイできないプレイヤーにとって、プレイ時間に合わせて少しずつヒロインのアナザーを楽しめるというのは非常にありがたいのですね。しかも本編でどのルートを最初に攻略するか大いに迷ったように魅力的なヒロインが揃っているわけで、コンテンツすべてが楽しめるといっても過言でないくらい。そして相変わらずエロにも手を抜かずいい仕事をしています。
こんな褒め言葉が次々と湧き出てくるということはもはや立派なオーガスト信者と言われても仕方ないのですが、かく言うぼくもまさかオーガストのゲームをこれだけ絶賛するようになるとは月は東に日は西にをプレイした頃を考えるととても想像出来なかったです。まあ今考えると初期のPrincess Holidayでも充分光るものを感じさせてくれたメーカーでしたので不思議でないのかもしれませんが、それにしてもエロゲー界を牽引するメーカーの一つにまで隆盛するとは思いもよらなかったというのが正直なところです。
そんなわけでエロゲーから足を洗うのはまだまだ先の話となりそうですが、それでも5月発売された新作は結局すべて見送ってしまったので購入意欲に関しては落ちているのかもしれません。まあ今年に入って9本も購入しているわけですから購入ペースを考えればそれほど落ちていないと思うのですが、ただ期待作が揃う6月発売組をすべて見送る事態となると本格的に心配しなければいけません。まあこれ以上積みゲーが増えてしまうことを考えると多少購入意欲が落ちた方がいいのかもしれませんけれど・・・。
それより現在ぼくの部屋を侵食しているのは積みゲーではなくていつのまにか増えていく積み焼酎の存在。エロゲーの方は一向に進まない状況と違って焼酎の方は驚くほどのハイペースで処理できているというのにそれでいて焼酎の瓶が増えていくということは、以前のエロゲーのように処理する以上に焼酎を購入しているということに他ならない。
とよくよく考えると、最近多量に焼酎を飲むことが多い・・・というより帰宅した日はほぼ飲んでいるといっても過言でないので、布団の上で横になった瞬間気を失ってしまい結果エロゲーをプレイする機会が失われるという状況。まあ仕事の事を考えると「飲まなきゃやってられねえ」という心境なので仕方ないのですが、何とか積みゲーたちのことを考えると少しは崩す方にも身を入れないといけません。
取りあえず今年の話題作から崩していこうということでハローレディ(暁WORKS)とひこうき雲の向こう側(FLAT)あたりからと考えていたのですが、その前に同ライターの前作をプレイするのが先ということで、長期在庫していた‘&’ -空の向こうで咲きますように-につよきすNEXT(CandySoft)を始めることにします。
それでは今回はこんなところで。
2014年05月23日
5月の発売予定表から
春の競馬(エロゲー)シーズンも佳境に入る頃ですが、今回は頭(本)数こそ揃ったものの絶対的存在を欠いて難解なレースとなりそう。人気どころが少なからず不安要素を抱えていて、思いがけないノーマークの馬が浮上する可能性も充分考えられる。これだけ難解だと馬券は見送るのが賢明かもしれませんが、それでも購入したくなってしまうのが競馬ファンの性(サガ)。正直当たる自信は全くないのですが、果たしてどんなレースになるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
△愛姉妹IV 悔しくて気持ち良かったなんて言えない(シルキーズ)
エルフ&シルキーズ厩舎ではそれほど成功していない愛姉妹血統(シリーズ)。それだけにあまり大きな期待はしづらいが、注目されるのはこの厩舎を支える騎手(原画家)市川小紗の存在。といっても好結果を出したのはトレーナー(ライター)が土天冥海だった時だけ。今回と同トレーナーだった女系家族Ⅲの成績を考えると強気には押せない。そんな状況でも騎手の力だけで入着圏内まで押し上げたくらいなので、多少走り(シナリオ)に上積みがあれば大駆けがあっても不思議はない。ただ追い切り(体験版)で短いところしか追っていないのは不安であくまで有力馬が大きく崩れての狙い。
期待度 ★★☆
委員長☆ぱらだいす!(きゅんソフト)
厩舎開業してのデビュー戦だが騎手にベテランたぢまよしかずを起用しての抜き系と意外に手堅い配合(設定)。新鮮味を感じるといえば馬名(タイトル)にある委員長とのHだが、委員長というお堅いイメージのヒロインとのHが見所と思いきや、文化系&体育系という2人のヒロインしかいなくては走りの広がりには期待できず、どうやらありがちな2人のヒロインによる主人公の争奪戦といったハーレム系となりそうな様相。いくら安馬(低価格)とはいえこれでは厳しく、トレーナーの実績も物足りないことも含めれば見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
お尻っ娘ヴィーナス2(Apricot Cherry)
最近は抜き系に絞ってきているApricotの最新馬は馬名どおり尻に特化した配合。直仔(続編)となるが父がそれほど成功したというわけでなく、トレーナーも未公開ということもあって正直走りには期待できない。それでも騎手の能力を生かしての特殊シチュは魅力に感じる。ただこの厩舎が抱える弱みはお台(価格)に見合った馬体(ボリューム)出ない点。今回もヒロイン2人ということでその弱点は恐らく解消されていないだろう。これでは一線級の馬と比較して分が悪く、大きくは狙えないだろう。
期待度 ★★
クリムゾン・ルナティクス(Triangle)
変身ヒロイン凌辱系一本で戦うTriangleの最新馬。近代競馬創設当時を知るベテランスタッフが手がけるだけに、手堅い戦いを見せるが半面意外性という点で欠けるのは否めない。主人公が協力者を装う敵スパイといった役どころだけに恐らく強引な凌辱は見られなさそうで、逆にヒロインをどのように籠絡させるかが見どころとなる。その手練手管の方法によっては躍進してもおかしくないが、これまでの実績を考えると大きな期待まではどうか。最近の成績を考えると入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
△強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染優衣(オーバードーズ)
特殊フェチを特長とするオーバードーズで、トレーナーがこの厩舎の知名度を高めたshow‐ziii。ほぼ掲示板は外さない安定さから今回も注目される。ただ他厩舎とはいえ同系でしかもこの血統ではほぼハズレのないジェントル佐々木が騎乗した花嫁狩凌の成績が振るわなかったのがやや気になる。ヒロインがすべてタイツ・ハイニーソを履いていることから脚フェチ心を擽ってくれそうなのは嬉しいが、肝心のヒロインにこれまでのような魅力を感じないのも心配だ。抜きに限れば大きく期待を裏切ることはなさそうだが、これまでのような好走は今回期待できないかもしれない。
期待度 ★★★
Golden Marriage(ensemble)
近走はお嬢さま学園系に絞って厩舎の色を出してきたensembleの馬だけに今回も同様の血統。メイントレーナーのたにかわたたみはこれまでサブの経験が殆んどなだけに不安視されるが、ベテラン北川晴も噛んでいるだけに大きなマイナスとはならない。少なくともあまりに現実とかけ離れた配合でファンを白けさせるということはなさそう。騎手の早川ハルイは騎手経験は少ないものの、なかなかの腕達者で心配は無用。萌え系としてある程度のレベルには達しているという点については保障できる。ただ追い切りを見る限り、ヒロインのビジュアル面はさすがと思わせるが、主人公が足を引っ張り気味というのはさすがに気がかりだ。北川晴も最近手がけた馬が今一つ殻を破り切れていないし、もう一人のベテランおくとぱすも主戦場は催眠系。まさかお嬢さまを催眠させ露出Hといった展開があるわけがなく、個別ルートでの巻き返しも期待しにくい。ヒロイン萌えを武器にこのメンバー相手にどこまで戦えるかといったところか。
期待度 ★★☆
△こすぷれえっち レイヤー香奈の憂鬱(WendyBell)
厩舎として地味な印象の強いWendyBellだが、騎手嶋艮&トレーナー一ノ瀬りおのコンビは本賞金(データ数)こそ少ないものの悪くない馬を走らせている。デビュー戦と同じコスプレを武器(題材)に戦うあたり、制作者の拘りが感じられて頼もしい。ただデビュー戦は安馬だっただけにある程度ニッチな血統でも戦えたが、今回高馬となってどれだけ充実した馬体に仕上げてこれるかどうか。ヒロイン数は増やしてきたが単なる水増しになるようでは興ざめだ。また女性主人公でレズ色が強そうな雰囲気もヒロインたちが肉感的だけにそれだけで戦うのは勿体無い。デビュー戦の変身願望で好評を博したヒロインの心理描写にレズシーンとキモ男たちとのHを上手く絡ませればファンをアッといわせることも可能だと思うが、これは記者の買いかぶりすぎか。それでも気にかけておきたい馬だ。
期待度 ★★★
子作りしようよ ソーマくん ~えっちな娘でもいいですか?(Concerto)
デビュー戦の朧小町以来、およそ3年ぶりとなる出走。厩舎自体存続していたこと自体驚きだが、騎手・トレーナーともガラリと変わってしまったようにデビュー戦の制作陣とはほとんど関連性はないのかもしれない。騎手は水瀬結宇で萌え系ではありがちな騎乗ながらキャリアを考えれば悪くなく思える。ただ配合を考えれば完全な抜き系でトレーナー陣の顔ぶれを考えてもご都合主義満載な走りとなりそう。馬名から考えれば孕ませHが見どころとなりそうも、それだけで押すのは牽引力に欠ける。これでは馬群に埋もれたままの競走となってしまいそう。
期待度 ★
催眠術 Re(筆柿そふと)
10年以上前に黒虹厩舎で走った父の直仔(リメイク)。催眠系の始祖的存在ともいえる父だがその成績は芳しいものではなかったが、その一因を作ったともいえる騎手が変更されたのはプラス材料。催眠と寝取られという不協和音を奏でそうなニックスなだが、その点に関しては父の特長となっていただけに問題なし。ただ高馬ということで薄かった馬体をどれだけ増してきているかの方が気にかかる。後にトレーナーの薬籠中のキャラとなる村越がどこまで存在感を発揮するかも注目されるが、何分時代をあまりに経ているだけに不安は尽きない。今の流れに対応さえできれば大駆けも可能だが、父の成績を考えると知名度ほどには買いかぶれないのは確かか。
期待度 ★★☆
〇サキガケ⇒ジェネレーション!(クロシェット)
厩舎デビュー以来躍進を続けていたクロシェットだが前走でやや一服。ただ厩舎の二枚看板のうち御敷仁の方が成績が良いだけにまだ見限れない。前走不振に終わった主因であるトレーナーも、カミカゼ☆エクスプローラー!を仕切った姫の木あくを主戦に、イチャラブが持ち味の保住圭にこの厩舎の馬と手が合いそうな森崎亮人をサブに起用ということで態勢は整った感。ただこの厩舎のウリともいえるおっぱいが最近奇乳化してきているように感じるのは記者の思い過ごしだけではないだろう。そのあたりがどう影響するかがカギだが、ヒロイン萌えでは定評のある厩舎。走りさえまともなら再び主役を演じても不思議はないだろう。
期待度 ★★★☆
淑母の疼き 人妻、未亡人の熟れた身体と甘い吐息(Tinkerbell)
この厩舎では久々の登場となる深泥正だが最近乗れている騎手なだけに注目したい馬。触手と凌辱系が主武器の厩舎でこうした人妻抜き系の馬を手がけるのは珍しいが、トレーナーの顔ぶれを見てもこれまで厩舎が起用してきたメンバーとは違う顔ぶれなだけに、同じベクトルで考えない方がいいだろう。ヒロインがオール30代以上なだけに少なくとも一般受けする馬ではないが属性さえ合えば堪らない。ただ主戦トレーナーの坂元星日は経験豊富ながら好成績を上げた馬は手がけておらず他のトレーナーも実績は乏しい。属性を武器に戦うとしても上位進出を狙うには余りに材料が乏しすぎてここではとても狙えないだろう。
期待度 ★☆
恥辱の女騎士「オークの出来そこないである貴様なんかに、この私が……!!」(ルネ)
この厩舎の強気ヒロイン凌辱も定番となりつつあるが、走った馬となるとバカを全面に押し出した悪の女幹部フルムーンナイト くらい。それ以外の女騎士ヒロイン凌辱系の馬はどうも走りが淡白(マンネリ)になっていて、成績が奮わない。今回ジェントル佐々木や芳井ダン・田丸まことといったこの血統ではお馴染みの騎手でなく新人を起用してきたが、その影響からかどうもヒロインに魅力が欠けてみえるのも気になる。夏に悪の女幹部血統の直仔(続編)が出走予定なためか今回トレーナーが未公開など厩舎に勝負気配が感じられず見送りが妥当。
期待度 ★☆
超催眠術学園(C:drive)
姉妹厩舎でのツゴウノイイ彼女血統がひとまず一段落し、今回再びC:driveに戻って再び催眠血統で挑む。ヒロイン数49人という尋常でない多さがポイントとなるが、ヒロインの数の多さに比例して走りが薄くなるというのが定番なだけにこれだけ数が多いとまともな走りを期待する方が無理というもの。豪華ゲスト騎手の競演も見どころだが、あくまでゲストなだけに過剰な期待は禁物。恐らく一枚絵のみ担当しているというのが精々だろう。厩舎もめろキュー当時の勢いを完全に無くしているだけに、ここではとても買えない。
期待度 ★☆
knight&Princess(縁)
凌辱系でゲームブック形式というちょっと余所では見ない配合。作りこまれた世界観は定評があり、一見地方(同人)馬かと見まがうようなレトロな雰囲気も逆に味となっている。RaSeN当時から定評のあるハード凌辱も健在で、バットエンドに凌辱シーンを見せることによってHシーンがなかなか見られないというゲーム性の強い配合の欠点を上手く補っている。前走で一気に時計を詰めてきただけに今回あたり当たり馬券に絡みそうな気配もあるが、気になるのは毎回脚元(システム)に不安を抱えている点。その点を考えると少し押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆
粘膜純愛 KISS×900(WINTERS)
最近血統が迷走というか亜空間に飛んでいっていまっているWINTERS。確かにそれもトレーナーである平井次郎の持ち味ではあるが、ファンの注目度が低下してしまっているのは確か。今回はベテラン騎手川井正起を再び起用して3代前(曽祖父)と同じ馬相で挑む。今回厩舎初の動画(アニメ)を導入したりとこれまでとは意気込みが違うのは確かだが、曽祖父もそれほど走った馬というわけでないし、評価されていたメインヒロインのラシックスが代わったのも少なからず影響があるかもしれない。その分ヒロイン数も増やしカバーする腹づもりで、トレーナーの持ち味である電波が動画の導入でどのような化学変化を起こすか気になるが、レースに影響を与えるほどでなくあくまで独自の戦い。どこまでこの厩舎の熱狂的ファンの心を繋ぎ止られるかどうかが注目点だろう。
期待度 ★☆
はぴねす!えもーしょん(ういんどみる)
ういんどみるをメジャー厩舎に押し上げたはぴねす!が10年近くの歳月を経て再び登場。といっても全くの新馬でなくあくまで父の直仔(リメイク)。可愛いヒロインたちがE‐moteで動くというのは楽しみだが、それ以外の追加要素がなくしかも高馬では父を買ったファンにとってそれほど食指は動かない。また肝心の走りもそれほど評価が高かったとはいえなかっただけに、新たに買うファンの期待も裏切りかねない。次に控える新馬のあくまで繋ぎ的存在として考えた方が良さそうだ。
期待度 ★★
◎はるかかなた(SORAHANE)
厩舎デビューしての2戦がなかなかの走り。今回あたりメンバー構成を考えれば主役を演じてもおかしくない。ただ他の有力馬と同じく追い切りの評判は芳しくない。まず気になるのが脚元(システム)に不安を抱えている点。競走中止(矯正終了)を繰り返してしまうようではレース以前の問題だ。ただ今後その不安を解消してくれるなら上位に食い込めそうな気配はある。相変わらず雰囲気は上々だし、騎手も経験を積むごとに乗れてきた印象。スタート今ひとつでも直線で巻き返してくる脚を持っていそうなのも強みだ。脚元不安に脚を引っ張られなければ上位も狙えるだけに取捨選択が悩ましいが、他馬との比較で取り合えず本命に推す。
期待度 ★★★☆
姫汁(One‐up)
騎手は最高だが、それを生かせないトレーナー陣。そう考えるとOLE-MやG.J?といったテックアーツ系本流らしい厩舎といえないこともない。巨乳プリンセスたちの汁集めをするといった時点でまともな走りに期待できないのは確かで、後はエロにどこまで期待できるかどうかがカギ。ただ前走では抜き系として考えてもレベルの低いレースしかできなかっただけに、大きな変わり身は期待しづらい。明らかにバカを主体とした配合なだけに、トレーナーが思い切った発想転換をすれば面白いが、テックアーツ系で動画がなさそうなのもマイナスでここも順当に消し。
期待度 ★
▲放課後の不適格者(Nostalgic Chord)
一時競馬界から遠ざかっていた健速が昨夏に続いて新馬を手掛ける。しかもあかべぇ系列からの登場ということでファンには見逃せない。騎手はLOVESICK PUPPIESでの好騎乗が光る三九呂ということで申し分ない。追い切りはお世辞にも走ったとはいえないが、過去健速が手掛けた一流馬のほとんどは出脚は悪くとも最後直線で追い込んできていただけにそれほど心配ないだろう。ただ気になるのは悪い意味でファンの眼を気にしていなく見える点。分かる人さえ付いてくればいいという姿勢は地方競馬なら良いが中央(商業)では度が過ぎると嫌われてしまうだけに、果たして万人の支持を集められるだろうか心配。圧勝しそうな雰囲気はあるが、反面置き場がない!のように馬群に沈む可能性も大きいだけにここは単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
△魔女こいにっき(Qoo brand)
サガプラの名を一躍高めた新島夕が手掛けるということで、入厩当時から話題になっていた馬がようやく出走。騎手もサガプラでコンビを組んだ小桜りょうに人気騎手狗神煌にも依頼と話題性は充分。厩舎デビュー戦ながらあっさり快勝しても不思議ない能力を秘めている。ただ追い切りの動きが今ひとつパッとしない。トレーナーの持ち味であるファンタジー風味は利かせているものの、デビュー戦ということで肩に力が入っているのか、どうも脚捌き(テキスト)がぎこちなく難解。サガプラ当時の萌えと走りの両立が果たせるか疑問が残る。潜在能力は高いものを持つだけに今後変わっても不思議はないが、現時点では買い被れず押えで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
your diary+H(CUBE)
カントク騎乗ということで前人気は高かった父(本編)だったが、期待された成績は今ひとつ。それだけに海外(CS)でレースをしたというのは意外だったが、まさか再び日本競馬に戻ってくるとは思わなかった。走り自体は父をベースにしていてそれにサブヒロインとのHシーンや新イベントを追加という趣向で、大きな変化がない以上大きな変わり身もないと考えるのが普通。相変わらず馬体はピカピカで超豪華なラシックス(声優)は魅力的だが、父の成績を考えると入着があれば充分だろう。
期待度 ★★☆
夜這いする七人の孕女2(Guity)
それほど走ったわけでない父(前作)の成績からまさかそれほど間がなく直仔(続編)を走らせてくるとは思わなかったが、それだけヒロインの夜這いというシチュに厩舎スタッフが拘っているかもしれない。それだけに走る可能性が全くないとは言い切れないが、走りに奥深さを感じさせなかった前走からどこまで巻き返せるかとなると疑問だ。騎手は腕利きを揃えて毛色(CG)も光っているが、夜這いという馬名から思い浮かべる背徳感には乏しい走りからやや宝の持ち腐れといった印象。トレーナーの顔ぶれこそ変えてきたがそれがどこまでプラスに働くかどうか。それでも上位に食い込むとなると厳しいだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
有力馬の追い切りの動きが今ひとつで難解さに拍車を掛けている。そんな弱点を抱えているメンバーの中で比較的不安の少ないのがはるかかなた。確かに脚元不安は心配だが、そこは厩舎が早めに手当て(修正パッチ)してくれると見て取り合えず本命に推す。主戦トレーナー交代で巻き返しを期すサキガケ⇒ジェネレーション!もヒロインの奇乳化にさえ目を瞑れば逆転も可能。潜在能力では一番も追い切りの動きで大きく株を下げた放課後の不適格者も巻き返して不思議なく、嵌れば直線一気に抜け出してきても不思議ない。抜き系ではこれまでの実績を考えれば強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣の力が一番上のはずだが、ヒロインの魅力が今ひとつ。それならトレーナーが配合に一家言持つこすぷれえっち ~レイヤー香奈の憂欝~の方が馬券的に旨みがある。他魔女こいにっきや愛姉妹IV 悔しくて気持ち良かったなんて言えないも気になるが、次のレースのことを考えるとそこまで手を広げるのは厳しいかもしれない。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
△愛姉妹IV 悔しくて気持ち良かったなんて言えない(シルキーズ)
エルフ&シルキーズ厩舎ではそれほど成功していない愛姉妹血統(シリーズ)。それだけにあまり大きな期待はしづらいが、注目されるのはこの厩舎を支える騎手(原画家)市川小紗の存在。といっても好結果を出したのはトレーナー(ライター)が土天冥海だった時だけ。今回と同トレーナーだった女系家族Ⅲの成績を考えると強気には押せない。そんな状況でも騎手の力だけで入着圏内まで押し上げたくらいなので、多少走り(シナリオ)に上積みがあれば大駆けがあっても不思議はない。ただ追い切り(体験版)で短いところしか追っていないのは不安であくまで有力馬が大きく崩れての狙い。
期待度 ★★☆
委員長☆ぱらだいす!(きゅんソフト)
厩舎開業してのデビュー戦だが騎手にベテランたぢまよしかずを起用しての抜き系と意外に手堅い配合(設定)。新鮮味を感じるといえば馬名(タイトル)にある委員長とのHだが、委員長というお堅いイメージのヒロインとのHが見所と思いきや、文化系&体育系という2人のヒロインしかいなくては走りの広がりには期待できず、どうやらありがちな2人のヒロインによる主人公の争奪戦といったハーレム系となりそうな様相。いくら安馬(低価格)とはいえこれでは厳しく、トレーナーの実績も物足りないことも含めれば見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
お尻っ娘ヴィーナス2(Apricot Cherry)
最近は抜き系に絞ってきているApricotの最新馬は馬名どおり尻に特化した配合。直仔(続編)となるが父がそれほど成功したというわけでなく、トレーナーも未公開ということもあって正直走りには期待できない。それでも騎手の能力を生かしての特殊シチュは魅力に感じる。ただこの厩舎が抱える弱みはお台(価格)に見合った馬体(ボリューム)出ない点。今回もヒロイン2人ということでその弱点は恐らく解消されていないだろう。これでは一線級の馬と比較して分が悪く、大きくは狙えないだろう。
期待度 ★★
クリムゾン・ルナティクス(Triangle)
変身ヒロイン凌辱系一本で戦うTriangleの最新馬。近代競馬創設当時を知るベテランスタッフが手がけるだけに、手堅い戦いを見せるが半面意外性という点で欠けるのは否めない。主人公が協力者を装う敵スパイといった役どころだけに恐らく強引な凌辱は見られなさそうで、逆にヒロインをどのように籠絡させるかが見どころとなる。その手練手管の方法によっては躍進してもおかしくないが、これまでの実績を考えると大きな期待まではどうか。最近の成績を考えると入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
△強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染優衣(オーバードーズ)
特殊フェチを特長とするオーバードーズで、トレーナーがこの厩舎の知名度を高めたshow‐ziii。ほぼ掲示板は外さない安定さから今回も注目される。ただ他厩舎とはいえ同系でしかもこの血統ではほぼハズレのないジェントル佐々木が騎乗した花嫁狩凌の成績が振るわなかったのがやや気になる。ヒロインがすべてタイツ・ハイニーソを履いていることから脚フェチ心を擽ってくれそうなのは嬉しいが、肝心のヒロインにこれまでのような魅力を感じないのも心配だ。抜きに限れば大きく期待を裏切ることはなさそうだが、これまでのような好走は今回期待できないかもしれない。
期待度 ★★★
Golden Marriage(ensemble)
近走はお嬢さま学園系に絞って厩舎の色を出してきたensembleの馬だけに今回も同様の血統。メイントレーナーのたにかわたたみはこれまでサブの経験が殆んどなだけに不安視されるが、ベテラン北川晴も噛んでいるだけに大きなマイナスとはならない。少なくともあまりに現実とかけ離れた配合でファンを白けさせるということはなさそう。騎手の早川ハルイは騎手経験は少ないものの、なかなかの腕達者で心配は無用。萌え系としてある程度のレベルには達しているという点については保障できる。ただ追い切りを見る限り、ヒロインのビジュアル面はさすがと思わせるが、主人公が足を引っ張り気味というのはさすがに気がかりだ。北川晴も最近手がけた馬が今一つ殻を破り切れていないし、もう一人のベテランおくとぱすも主戦場は催眠系。まさかお嬢さまを催眠させ露出Hといった展開があるわけがなく、個別ルートでの巻き返しも期待しにくい。ヒロイン萌えを武器にこのメンバー相手にどこまで戦えるかといったところか。
期待度 ★★☆
△こすぷれえっち レイヤー香奈の憂鬱(WendyBell)
厩舎として地味な印象の強いWendyBellだが、騎手嶋艮&トレーナー一ノ瀬りおのコンビは本賞金(データ数)こそ少ないものの悪くない馬を走らせている。デビュー戦と同じコスプレを武器(題材)に戦うあたり、制作者の拘りが感じられて頼もしい。ただデビュー戦は安馬だっただけにある程度ニッチな血統でも戦えたが、今回高馬となってどれだけ充実した馬体に仕上げてこれるかどうか。ヒロイン数は増やしてきたが単なる水増しになるようでは興ざめだ。また女性主人公でレズ色が強そうな雰囲気もヒロインたちが肉感的だけにそれだけで戦うのは勿体無い。デビュー戦の変身願望で好評を博したヒロインの心理描写にレズシーンとキモ男たちとのHを上手く絡ませればファンをアッといわせることも可能だと思うが、これは記者の買いかぶりすぎか。それでも気にかけておきたい馬だ。
期待度 ★★★
子作りしようよ ソーマくん ~えっちな娘でもいいですか?(Concerto)
デビュー戦の朧小町以来、およそ3年ぶりとなる出走。厩舎自体存続していたこと自体驚きだが、騎手・トレーナーともガラリと変わってしまったようにデビュー戦の制作陣とはほとんど関連性はないのかもしれない。騎手は水瀬結宇で萌え系ではありがちな騎乗ながらキャリアを考えれば悪くなく思える。ただ配合を考えれば完全な抜き系でトレーナー陣の顔ぶれを考えてもご都合主義満載な走りとなりそう。馬名から考えれば孕ませHが見どころとなりそうも、それだけで押すのは牽引力に欠ける。これでは馬群に埋もれたままの競走となってしまいそう。
期待度 ★
催眠術 Re(筆柿そふと)
10年以上前に黒虹厩舎で走った父の直仔(リメイク)。催眠系の始祖的存在ともいえる父だがその成績は芳しいものではなかったが、その一因を作ったともいえる騎手が変更されたのはプラス材料。催眠と寝取られという不協和音を奏でそうなニックスなだが、その点に関しては父の特長となっていただけに問題なし。ただ高馬ということで薄かった馬体をどれだけ増してきているかの方が気にかかる。後にトレーナーの薬籠中のキャラとなる村越がどこまで存在感を発揮するかも注目されるが、何分時代をあまりに経ているだけに不安は尽きない。今の流れに対応さえできれば大駆けも可能だが、父の成績を考えると知名度ほどには買いかぶれないのは確かか。
期待度 ★★☆
〇サキガケ⇒ジェネレーション!(クロシェット)
厩舎デビュー以来躍進を続けていたクロシェットだが前走でやや一服。ただ厩舎の二枚看板のうち御敷仁の方が成績が良いだけにまだ見限れない。前走不振に終わった主因であるトレーナーも、カミカゼ☆エクスプローラー!を仕切った姫の木あくを主戦に、イチャラブが持ち味の保住圭にこの厩舎の馬と手が合いそうな森崎亮人をサブに起用ということで態勢は整った感。ただこの厩舎のウリともいえるおっぱいが最近奇乳化してきているように感じるのは記者の思い過ごしだけではないだろう。そのあたりがどう影響するかがカギだが、ヒロイン萌えでは定評のある厩舎。走りさえまともなら再び主役を演じても不思議はないだろう。
期待度 ★★★☆
淑母の疼き 人妻、未亡人の熟れた身体と甘い吐息(Tinkerbell)
この厩舎では久々の登場となる深泥正だが最近乗れている騎手なだけに注目したい馬。触手と凌辱系が主武器の厩舎でこうした人妻抜き系の馬を手がけるのは珍しいが、トレーナーの顔ぶれを見てもこれまで厩舎が起用してきたメンバーとは違う顔ぶれなだけに、同じベクトルで考えない方がいいだろう。ヒロインがオール30代以上なだけに少なくとも一般受けする馬ではないが属性さえ合えば堪らない。ただ主戦トレーナーの坂元星日は経験豊富ながら好成績を上げた馬は手がけておらず他のトレーナーも実績は乏しい。属性を武器に戦うとしても上位進出を狙うには余りに材料が乏しすぎてここではとても狙えないだろう。
期待度 ★☆
恥辱の女騎士「オークの出来そこないである貴様なんかに、この私が……!!」(ルネ)
この厩舎の強気ヒロイン凌辱も定番となりつつあるが、走った馬となるとバカを全面に押し出した悪の女幹部フルムーンナイト くらい。それ以外の女騎士ヒロイン凌辱系の馬はどうも走りが淡白(マンネリ)になっていて、成績が奮わない。今回ジェントル佐々木や芳井ダン・田丸まことといったこの血統ではお馴染みの騎手でなく新人を起用してきたが、その影響からかどうもヒロインに魅力が欠けてみえるのも気になる。夏に悪の女幹部血統の直仔(続編)が出走予定なためか今回トレーナーが未公開など厩舎に勝負気配が感じられず見送りが妥当。
期待度 ★☆
超催眠術学園(C:drive)
姉妹厩舎でのツゴウノイイ彼女血統がひとまず一段落し、今回再びC:driveに戻って再び催眠血統で挑む。ヒロイン数49人という尋常でない多さがポイントとなるが、ヒロインの数の多さに比例して走りが薄くなるというのが定番なだけにこれだけ数が多いとまともな走りを期待する方が無理というもの。豪華ゲスト騎手の競演も見どころだが、あくまでゲストなだけに過剰な期待は禁物。恐らく一枚絵のみ担当しているというのが精々だろう。厩舎もめろキュー当時の勢いを完全に無くしているだけに、ここではとても買えない。
期待度 ★☆
knight&Princess(縁)
凌辱系でゲームブック形式というちょっと余所では見ない配合。作りこまれた世界観は定評があり、一見地方(同人)馬かと見まがうようなレトロな雰囲気も逆に味となっている。RaSeN当時から定評のあるハード凌辱も健在で、バットエンドに凌辱シーンを見せることによってHシーンがなかなか見られないというゲーム性の強い配合の欠点を上手く補っている。前走で一気に時計を詰めてきただけに今回あたり当たり馬券に絡みそうな気配もあるが、気になるのは毎回脚元(システム)に不安を抱えている点。その点を考えると少し押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆
粘膜純愛 KISS×900(WINTERS)
最近血統が迷走というか亜空間に飛んでいっていまっているWINTERS。確かにそれもトレーナーである平井次郎の持ち味ではあるが、ファンの注目度が低下してしまっているのは確か。今回はベテラン騎手川井正起を再び起用して3代前(曽祖父)と同じ馬相で挑む。今回厩舎初の動画(アニメ)を導入したりとこれまでとは意気込みが違うのは確かだが、曽祖父もそれほど走った馬というわけでないし、評価されていたメインヒロインのラシックスが代わったのも少なからず影響があるかもしれない。その分ヒロイン数も増やしカバーする腹づもりで、トレーナーの持ち味である電波が動画の導入でどのような化学変化を起こすか気になるが、レースに影響を与えるほどでなくあくまで独自の戦い。どこまでこの厩舎の熱狂的ファンの心を繋ぎ止られるかどうかが注目点だろう。
期待度 ★☆
はぴねす!えもーしょん(ういんどみる)
ういんどみるをメジャー厩舎に押し上げたはぴねす!が10年近くの歳月を経て再び登場。といっても全くの新馬でなくあくまで父の直仔(リメイク)。可愛いヒロインたちがE‐moteで動くというのは楽しみだが、それ以外の追加要素がなくしかも高馬では父を買ったファンにとってそれほど食指は動かない。また肝心の走りもそれほど評価が高かったとはいえなかっただけに、新たに買うファンの期待も裏切りかねない。次に控える新馬のあくまで繋ぎ的存在として考えた方が良さそうだ。
期待度 ★★
◎はるかかなた(SORAHANE)
厩舎デビューしての2戦がなかなかの走り。今回あたりメンバー構成を考えれば主役を演じてもおかしくない。ただ他の有力馬と同じく追い切りの評判は芳しくない。まず気になるのが脚元(システム)に不安を抱えている点。競走中止(矯正終了)を繰り返してしまうようではレース以前の問題だ。ただ今後その不安を解消してくれるなら上位に食い込めそうな気配はある。相変わらず雰囲気は上々だし、騎手も経験を積むごとに乗れてきた印象。スタート今ひとつでも直線で巻き返してくる脚を持っていそうなのも強みだ。脚元不安に脚を引っ張られなければ上位も狙えるだけに取捨選択が悩ましいが、他馬との比較で取り合えず本命に推す。
期待度 ★★★☆
姫汁(One‐up)
騎手は最高だが、それを生かせないトレーナー陣。そう考えるとOLE-MやG.J?といったテックアーツ系本流らしい厩舎といえないこともない。巨乳プリンセスたちの汁集めをするといった時点でまともな走りに期待できないのは確かで、後はエロにどこまで期待できるかどうかがカギ。ただ前走では抜き系として考えてもレベルの低いレースしかできなかっただけに、大きな変わり身は期待しづらい。明らかにバカを主体とした配合なだけに、トレーナーが思い切った発想転換をすれば面白いが、テックアーツ系で動画がなさそうなのもマイナスでここも順当に消し。
期待度 ★
▲放課後の不適格者(Nostalgic Chord)
一時競馬界から遠ざかっていた健速が昨夏に続いて新馬を手掛ける。しかもあかべぇ系列からの登場ということでファンには見逃せない。騎手はLOVESICK PUPPIESでの好騎乗が光る三九呂ということで申し分ない。追い切りはお世辞にも走ったとはいえないが、過去健速が手掛けた一流馬のほとんどは出脚は悪くとも最後直線で追い込んできていただけにそれほど心配ないだろう。ただ気になるのは悪い意味でファンの眼を気にしていなく見える点。分かる人さえ付いてくればいいという姿勢は地方競馬なら良いが中央(商業)では度が過ぎると嫌われてしまうだけに、果たして万人の支持を集められるだろうか心配。圧勝しそうな雰囲気はあるが、反面置き場がない!のように馬群に沈む可能性も大きいだけにここは単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
△魔女こいにっき(Qoo brand)
サガプラの名を一躍高めた新島夕が手掛けるということで、入厩当時から話題になっていた馬がようやく出走。騎手もサガプラでコンビを組んだ小桜りょうに人気騎手狗神煌にも依頼と話題性は充分。厩舎デビュー戦ながらあっさり快勝しても不思議ない能力を秘めている。ただ追い切りの動きが今ひとつパッとしない。トレーナーの持ち味であるファンタジー風味は利かせているものの、デビュー戦ということで肩に力が入っているのか、どうも脚捌き(テキスト)がぎこちなく難解。サガプラ当時の萌えと走りの両立が果たせるか疑問が残る。潜在能力は高いものを持つだけに今後変わっても不思議はないが、現時点では買い被れず押えで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
your diary+H(CUBE)
カントク騎乗ということで前人気は高かった父(本編)だったが、期待された成績は今ひとつ。それだけに海外(CS)でレースをしたというのは意外だったが、まさか再び日本競馬に戻ってくるとは思わなかった。走り自体は父をベースにしていてそれにサブヒロインとのHシーンや新イベントを追加という趣向で、大きな変化がない以上大きな変わり身もないと考えるのが普通。相変わらず馬体はピカピカで超豪華なラシックス(声優)は魅力的だが、父の成績を考えると入着があれば充分だろう。
期待度 ★★☆
夜這いする七人の孕女2(Guity)
それほど走ったわけでない父(前作)の成績からまさかそれほど間がなく直仔(続編)を走らせてくるとは思わなかったが、それだけヒロインの夜這いというシチュに厩舎スタッフが拘っているかもしれない。それだけに走る可能性が全くないとは言い切れないが、走りに奥深さを感じさせなかった前走からどこまで巻き返せるかとなると疑問だ。騎手は腕利きを揃えて毛色(CG)も光っているが、夜這いという馬名から思い浮かべる背徳感には乏しい走りからやや宝の持ち腐れといった印象。トレーナーの顔ぶれこそ変えてきたがそれがどこまでプラスに働くかどうか。それでも上位に食い込むとなると厳しいだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
有力馬の追い切りの動きが今ひとつで難解さに拍車を掛けている。そんな弱点を抱えているメンバーの中で比較的不安の少ないのがはるかかなた。確かに脚元不安は心配だが、そこは厩舎が早めに手当て(修正パッチ)してくれると見て取り合えず本命に推す。主戦トレーナー交代で巻き返しを期すサキガケ⇒ジェネレーション!もヒロインの奇乳化にさえ目を瞑れば逆転も可能。潜在能力では一番も追い切りの動きで大きく株を下げた放課後の不適格者も巻き返して不思議なく、嵌れば直線一気に抜け出してきても不思議ない。抜き系ではこれまでの実績を考えれば強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣の力が一番上のはずだが、ヒロインの魅力が今ひとつ。それならトレーナーが配合に一家言持つこすぷれえっち ~レイヤー香奈の憂欝~の方が馬券的に旨みがある。他魔女こいにっきや愛姉妹IV 悔しくて気持ち良かったなんて言えないも気になるが、次のレースのことを考えるとそこまで手を広げるのは厳しいかもしれない。
2014年05月10日
抜きゲーの境界線を突破セリ
美少女ゲームが建前上成人男性をターゲットに制作されている以上、主人公が男性となってしまうのは仕方ないのかもしれません。特にヒロインとの恋愛過程を楽しむ萌えゲーでは女性主人公はほとんど見られないというのが現状となっています。
そんな男性上位の中、わずかに気を吐いているのが凌辱ゲーの世界。ミステリーで云うところのいわゆる「巻き込まれ」タイプのゲームで、女性主人公が文字通り体を張った活躍で孤軍奮闘しています。ぼくが名探偵が活躍する本格推理よりも「巻き込まれ」タイプのミステリー(サスペンス)が好みといったこともあるかもしれないのですが、美少女ゲームの主人公を女性が務めることに対してぼく的にはほとんど違和感がないのです。
ただ前に述べたようにぼくが主戦場としている萌えゲーで女性主人公となるとほとんど見当たらないというわけで、あえて女性主人公の萌えゲーを捜すとなると乙女ゲーに手を出すしかない。ただこの乙女ゲー、致命的な欠陥があってどうもエロさに欠けるところがあるのですね。これは原画家の質の問題なのかそれともいわゆる乙女ゲーをプレイする女性は男性とのHに対して淡泊なのでそれに合わせているのかぼくのプレイサンプル数が少なすぎて要因は掴めていないのですが、折角Hシーンでの細やかな女性心理を楽しみたいぼくにとっては薄いエロはあまり好ましいものではない。まあそんなにHシーンに期待したいならば凌辱ゲーをプレイすれば?と言われるかもしれないのですが、やはりヒロインが堕とされ不幸になるようなゲームをプレイするのは心苦しいものがあるのですね。過程はどうあれやはり最終的にハッピーエンドになるゲームの方が、プレイしていて気が楽なのです。
というわけで、ぼく的にはせめてHシーンだけでも女性視点となる萌えゲーがないかなんてことも考えていたのですが、なんとHシーンを男性主人公視点とヒロイン視点の両方から読ませるという画期的なゲームが発売されていたのですね。それがココロ@ファンクション(PULLTOP)なわけですが、これが凄いゲームなのです。
ヒロイン役の女性声優はと見ると、萌えゲーでの出演ばかりでいわゆる抜きゲーと云われるゲームにはほとんど出演経験のない人ばかり。これではHシーンの艶技なんて全く期待できないと思いきやこれが抜ける抜ける。これくらい抜けるエロゲーというとぼくの経験ではオーガストの一連の作品くらい。といってもこのココロ@ファンクションはオーガストのゲームほどヒロインが魅力的というわけではないので、これだけぼくが抜けたと絶賛するのもいわゆるHシーンでの新機軸がもたらしたといっても間違いないところでしょう。批評空間の一言感想で「シタゴコロ、ときはなつADV」というコメントがありましたが、まさしく言いえて妙。コロンブスの卵的なのかもしれませんがココロファンクションという設定をHシーンに生かし切った制作者側の勝利といっていいと思います。なんといっても萌えゲーでありながら抜きにも力を入れたといわれるワルキューレロマンチェよりもこちらの方が断然抜けましたから。
えっ!肝心のシナリオはどうかですって?
抜きゲーにとってシナリオなんて付録のようなものなのです。というかこのゲーム。Hシーンを除くと褒める部分を難渋してしまう・・・といっても貶すほど酷くはないのですが・・・わけで、そういった意味では前にプレイしたワルキューレロマンツェ ~少女騎士物語~(Ricotta)をより抜きゲー寄りにしたといっても過言でない。まあこのゲームのシナリオにのめりこめなかったのは主人公の性格がぼくの嗜好に合わなかったからですが、といって下心全開の主人公あってこそのHシーンといえないこともないわけで、そのあたりは仕方ないのかもしれませんね。
そんな男性上位の中、わずかに気を吐いているのが凌辱ゲーの世界。ミステリーで云うところのいわゆる「巻き込まれ」タイプのゲームで、女性主人公が文字通り体を張った活躍で孤軍奮闘しています。ぼくが名探偵が活躍する本格推理よりも「巻き込まれ」タイプのミステリー(サスペンス)が好みといったこともあるかもしれないのですが、美少女ゲームの主人公を女性が務めることに対してぼく的にはほとんど違和感がないのです。
ただ前に述べたようにぼくが主戦場としている萌えゲーで女性主人公となるとほとんど見当たらないというわけで、あえて女性主人公の萌えゲーを捜すとなると乙女ゲーに手を出すしかない。ただこの乙女ゲー、致命的な欠陥があってどうもエロさに欠けるところがあるのですね。これは原画家の質の問題なのかそれともいわゆる乙女ゲーをプレイする女性は男性とのHに対して淡泊なのでそれに合わせているのかぼくのプレイサンプル数が少なすぎて要因は掴めていないのですが、折角Hシーンでの細やかな女性心理を楽しみたいぼくにとっては薄いエロはあまり好ましいものではない。まあそんなにHシーンに期待したいならば凌辱ゲーをプレイすれば?と言われるかもしれないのですが、やはりヒロインが堕とされ不幸になるようなゲームをプレイするのは心苦しいものがあるのですね。過程はどうあれやはり最終的にハッピーエンドになるゲームの方が、プレイしていて気が楽なのです。
というわけで、ぼく的にはせめてHシーンだけでも女性視点となる萌えゲーがないかなんてことも考えていたのですが、なんとHシーンを男性主人公視点とヒロイン視点の両方から読ませるという画期的なゲームが発売されていたのですね。それがココロ@ファンクション(PULLTOP)なわけですが、これが凄いゲームなのです。
ヒロイン役の女性声優はと見ると、萌えゲーでの出演ばかりでいわゆる抜きゲーと云われるゲームにはほとんど出演経験のない人ばかり。これではHシーンの艶技なんて全く期待できないと思いきやこれが抜ける抜ける。これくらい抜けるエロゲーというとぼくの経験ではオーガストの一連の作品くらい。といってもこのココロ@ファンクションはオーガストのゲームほどヒロインが魅力的というわけではないので、これだけぼくが抜けたと絶賛するのもいわゆるHシーンでの新機軸がもたらしたといっても間違いないところでしょう。批評空間の一言感想で「シタゴコロ、ときはなつADV」というコメントがありましたが、まさしく言いえて妙。コロンブスの卵的なのかもしれませんがココロファンクションという設定をHシーンに生かし切った制作者側の勝利といっていいと思います。なんといっても萌えゲーでありながら抜きにも力を入れたといわれるワルキューレロマンチェよりもこちらの方が断然抜けましたから。
えっ!肝心のシナリオはどうかですって?
抜きゲーにとってシナリオなんて付録のようなものなのです。というかこのゲーム。Hシーンを除くと褒める部分を難渋してしまう・・・といっても貶すほど酷くはないのですが・・・わけで、そういった意味では前にプレイしたワルキューレロマンツェ ~少女騎士物語~(Ricotta)をより抜きゲー寄りにしたといっても過言でない。まあこのゲームのシナリオにのめりこめなかったのは主人公の性格がぼくの嗜好に合わなかったからですが、といって下心全開の主人公あってこそのHシーンといえないこともないわけで、そのあたりは仕方ないのかもしれませんね。
2014年04月28日
怒りのコントロールについて
周囲の話しを総合すると、ぼくはどうやら温厚な性格なように見えるらしい。
確かにぼくは瞬間湯沸かし器のように一瞬で怒りを表面に見せることはない(と思う)のですが、実のところ決して沸点が高いわけではなくて、自分が思うにかなり短気な性格ではないと思っています。しかも熱しやすく冷めやすい直情型ではなくて、蛇のようにいつまでも不満を根に持つという根性のひん曲がった性格ですから、性格的にかなり質の低い人間であることは間違いない。ただそれが周囲に分からないのはこれまでの経験で感情を表に曝け出す愚を知っているから、怒りをなるべく見せないよう押えているだけなのです。
といってもこのように冷静に怒りが押えられる(でもないが)ことが出来るのは長年のエロゲー経験があってこそかもしれません。前世紀からエロゲーを嗜んでいるような古強者は分かると思うのですが、エロゲーという嗜好品は本当にハズレが多くて地雷を掴まされるたびに怒っているようではきりがないというのが正直なところ。確かにインストールすら出来ない不良品や明らかに値段に見合わないデキの作品を掴まされれば腹が立ちますけど、多少デキが悪いくらいで激高していては脳の血管が千切れてしまいます。それに現在だは有難いことに批評空間という場やブログなどで(言葉は悪いですが)怒りを発散させることができますし、また声に直接出すのでなく文章にまとめると多少は冷静になりますから、周囲の人が目にして顔を背けたくなるような酷い罵詈雑言にはならない(と思う)。つまり一瞬怒りの感情が湧いてもそれが押えることが出来るようななったのはエロゲーのおかげでといっても過言ではないのです。(まあ年齢のせいか怒りの沸点が低くなってきたことは否めませんが)
ただそんな怒りをコントロールすることが多少できるようになったぼくでも堪忍しきれないことということがあるもので、先の地事実を知った先週金曜日から焼酎の力を借りないと夜も眠れないくらい怒りに震えています。一拍おいて冷静に考えても腹が立つわけですからこの怒りは相当根深い。
有難いことに本日は休みでこれから上の人間とその件について話に行くところです。まあ喧嘩をしにいくわけではなく話をするだけですから恐らくそんなことにはならないとは思いますが、来月から積みゲー崩しの報告がここで大量に発信されるようになったらお察し下さい。
では今回はこんなところで。
確かにぼくは瞬間湯沸かし器のように一瞬で怒りを表面に見せることはない(と思う)のですが、実のところ決して沸点が高いわけではなくて、自分が思うにかなり短気な性格ではないと思っています。しかも熱しやすく冷めやすい直情型ではなくて、蛇のようにいつまでも不満を根に持つという根性のひん曲がった性格ですから、性格的にかなり質の低い人間であることは間違いない。ただそれが周囲に分からないのはこれまでの経験で感情を表に曝け出す愚を知っているから、怒りをなるべく見せないよう押えているだけなのです。
といってもこのように冷静に怒りが押えられる(でもないが)ことが出来るのは長年のエロゲー経験があってこそかもしれません。前世紀からエロゲーを嗜んでいるような古強者は分かると思うのですが、エロゲーという嗜好品は本当にハズレが多くて地雷を掴まされるたびに怒っているようではきりがないというのが正直なところ。確かにインストールすら出来ない不良品や明らかに値段に見合わないデキの作品を掴まされれば腹が立ちますけど、多少デキが悪いくらいで激高していては脳の血管が千切れてしまいます。それに現在だは有難いことに批評空間という場やブログなどで(言葉は悪いですが)怒りを発散させることができますし、また声に直接出すのでなく文章にまとめると多少は冷静になりますから、周囲の人が目にして顔を背けたくなるような酷い罵詈雑言にはならない(と思う)。つまり一瞬怒りの感情が湧いてもそれが押えることが出来るようななったのはエロゲーのおかげでといっても過言ではないのです。(まあ年齢のせいか怒りの沸点が低くなってきたことは否めませんが)
ただそんな怒りをコントロールすることが多少できるようになったぼくでも堪忍しきれないことということがあるもので、先の地事実を知った先週金曜日から焼酎の力を借りないと夜も眠れないくらい怒りに震えています。一拍おいて冷静に考えても腹が立つわけですからこの怒りは相当根深い。
有難いことに本日は休みでこれから上の人間とその件について話に行くところです。まあ喧嘩をしにいくわけではなく話をするだけですから恐らくそんなことにはならないとは思いますが、来月から積みゲー崩しの報告がここで大量に発信されるようになったらお察し下さい。
では今回はこんなところで。
2014年04月19日
4月の発売予定表から
いつもなら大激戦となるはずのGW前のレースですが、今回は消費税8%導入後とあってややこれまでと様相が違う雰囲気。そこそこ人気の集めそうな馬(ゲーム)の延期が相次いだため、レースの焦点は同タイプ2頭の争いに絞られた感。最近の厩舎(ブランド)の勢いの違いが出てしまうか、それとも古豪厩舎の意地が見られるのか興味は尽きないところ。そしてその間隙を突いて第3の馬の台頭があるのかも考えてみたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
姉を助けるために残された姉妹を穢す背徳の日々(Guilty)
凌辱では古参厩舎に当たるGuiltyの最新馬。今回は姉妹厩舎のmaterialとのコラボで、これまで血統(設定)は面白いものを持っていながらそれを発揮できずにいたmaterial厩舎の弱点をGuiltyの経験で補えれば恐い。ただ追い切り(体験版)を見た感じでは期待ハズレの印象。誘拐された姉を助けるためにその妹たちを犯すという展開自体に無理があるが、その無理を通させるような調教(シナリオ)の迫力(筆力)が見られない。これでは推理的興味も湧かず、単なる普通の凌辱系となってしまいそう。騎手(原画家)はこれまでのGuiltyとはややタイプを変えてきて新鮮味はあるが、それだけの材料ではとても買えない。
期待度 ★★
△海空のフラグメンツ(root nuko)
前走で抜き系の馬を手がけるなど馬のレパートリーを広げようと模索中のroot nukoだが、今回はトレーナー(ライター)が川石幸宏に戻ったということで再びシリアス系に戻るかと思わせた。ただ取材する限りはやや様相が違い離島を舞台とした学園系という血統。女性だけの生徒会に主人公が入り廃校寸前の学園を救うべき活動を始めるという血統は何か著名馬を彷彿とさせるが、果たしてどんな隠し玉を持っているかが好走のカギとなりそう。前走で学んだというエロにも力を入れてきそうだが、気になるのは騎手のアマクラの乗り味がやや変わってきている点。エロを意識する余り自分を見失ってきていないか不安だ。それでも久々で休養充分のトレーナーが手綱をしっかり握ればそれなりには走れそう。
期待度 ★★★
ガチゆるヒーローバトル 姫巫女銀河(ライアーソフト)
最近はすっかりギャグ路線から離れていたライアーが久々に原点回帰して記者的には注目している馬。久々登場の天野佑一だが気心の知れたみゅらっちと組むということで安定感ありそう。歴史ネタや70~80’sネタなどマニアにしか分からないようなギャグが果たしてどこまで現代の競馬(エロゲー)ファンに受け入れられるか心配で、恐らく好走となると厳しい。また最近は足を引っ張ってばかりの無意味なゲームパートがどうなるかも気がかりだ。それでも超久々のトレーナーの復帰戦として高馬(フルプライス)でなく中価格帯を選んだのは正解だろうし、往年のライアーファンを相手に懐かしい姿を見せてくれたのは朗報。恐らく馬券には絡んでこないだろうが、今回は走ってくれるだけで感謝したい。
期待度 ★★
黒の教室(BISHOP)
好騎手水島☆多也を擁しながら毎回入着一杯という成績のBISHOP厩舎。そこはかとなく漂うバカ風味が厩舎の持ち味だったが、最近はそれも押さえ気味で温い凌辱による抜きに特化してきた印象。今回もこの厩舎では定番ともいえる学園を舞台としたヒロイン調教系。といっても恐らくヒロインはほぼ全員M系で、途中から半ば和姦抜き系と化してしまいそう。といってもこの厩舎をよく知っているファンなら承知しているだろうし、抜きに関してはいつも通り期待できそう。それでも変わり身の材料はほとんどないだけに、やはり入着が精一杯か。
期待度 ★★
恋剣乙女 ~再燃~(eufonie)
入場曲(主題歌)の素晴らしさだけが印象に残り、肝心の走り(ストーリー)についてはほとんど見せ場がなかった父(本編)の成績からまさか直仔(FD)が出るとは思わなかった。トレーナーが長谷川藍から青葉大&あおいひなたに変わったが、実績的に大きなプラス材料になるとも思えない。サブヒロインの昇格についても直仔としては定番なだけに、期待できそうなのはコトナ篇の存在くらい。燃えに定評のあるライター折畑啓助がどこまで内容に関わっているか気になるが、そこを最大に評価したとしても変わり身は厳しい。騎手やラシックス(声優)の能力は高いが、それだけで勝ち負けといかないのは父が証明しているだけに今回も買えない。
期待度 ★☆
昆蟲姦察 螽(CYCLET)
その馬名から一部競馬ファンの注目を集め、異種姦には定評のあるサイクの姉妹厩舎だけに期待されたものの成績はサッパリだった父の後継馬(続編)。ヒロインより蟲の方が可愛いと云われたくらい蟲の生態には力が入っていたが、その影響かバカ寄りになってしまったのが惜しかった。異種姦凌辱となるとヒロインがどれだけ嫌悪感を見せるかがカギも、逆に蟲との和姦と云われてしまうようでは好走は難しい。今回そのあたりをどこまで変えていけるかだが、騎手やトレーナーが変わらないだけに大きな変わり身は見込めない。厩舎自体がこのところ低迷続きなだけに、今回も大きな期待はしづらいだろう。
期待度 ★☆
しゃぶらレンタル エッチなおねえさんとのエロエロレンタルお勉強(アトリエかぐや)
前レース(月)に続いて連闘と押せ押せで使ってくるアトリエかぐや。しかも安馬(低価格)でなく高馬(フルプライス)というのは驚きだ。これだけ使い詰めでくると成績はそれほど期待できないというのが普通だが、今回動画(アニメ)を武器に戦う有栖川千里のラインということでそれなりの走りを見せてくれそう。血統はこの厩舎では定番といえる年上ヒロインで、抜きに関してもいつも通り。安定感については充分もここまで同血統が続くとやはりマンネリ感が漂うのは否めない。今回は人気馬2頭が強力なだけに連対となると厳しそうだが展開に恵まれれば多少のチャンスも。
期待度 ★★★
13人の麗しきケダモノ(ミンク)
古豪厩舎ミンクが設立20周年を謳って出走させるだけに、現在持てる力すべてを結集させてきた。騎手のティータ・Jはアニムから移籍後も変わらず力を発揮していて、今回の抜擢に燃えている筈。ただ血統が推理仕立ての選択式AVGという古風な血統。現代の競馬ファンにどこまで受け入れられるかは疑わしいし、トレーナーも実績に欠けどこまでミステリーを理解しているか不安。登場人物も多いだけにトレーナーがどこまでキャラを動かし切れるかという問題もある。こういった推理系は化けることがままあるし大駆けの可能性はありそうだが、その確率は高くはなさそうだ。
期待度 ★★☆
空飛ぶ羊と真夏の花(Navel honeybell)
Navelから姉妹厩舎が誕生。サーカス出身の人気騎手たにはらなつきと鷹乃ゆきに羽純りおを加えて騎手の布陣は万全。トレーナーの森林彬も実績を見れば悪くない。ただNavelの姉妹厩舎はLimeもRose Lieseも成功してなくそういったジンクスを無視するのは危険。血統は最近珍しくなくなった執事主人公系だが、そこに神&天使を絡めてやや目先を変えてきた印象。追い切りを見ると馬体(CG)についてはさすがに素晴らしいが、キャラは定番の配置で新鮮味に欠ける。富豪の描写についてもツッコミどころが多く気にかかる点が多い。これから直線(終盤)にかけてどこまで追い込みを見せるかどうかだが、ジンクスの存在もあり今回は割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
△デモニオンII 魔王と三人の女王(アストロノーツ)
厩舎設立当時の勢いをすっかり無くした印象の強いアストロノーツ。ピロ水に丸新といった所属騎手も離脱し今やM&Mが残るのみ。それだけに今回は厩舎の今後を大きく左右する一戦といっても過言でない。父は成功していて失敗が許されないことを考えれば今回後継馬を走らせてきたのは当然か。気になるシステムは追い切りがまだ公開されてないだけに未知数な部分はあるが、父からどこまで進化させてくるか注目したい。抜きに関しても騎手を考えれば十分期待できそう。能力を考えれば走って当然だが、後は今の厩舎のムードが走りに悪影響を与えないかどうかだけか。
期待度 ★★★★
◎天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA(エウシュリー)
こういった長距離(遊べる)血統の仕上げではもはやトップクラスといっていいエウシュリー。直近全く凡走がないところを考えれば安心して買えそうだ。今回はデビュー当時に走らせた戦女神の血統とあって、厩舎関係者だけでなく古くからのファンにとっても感慨深い。前走は追い切りで仕上がり不足を露呈させスタートで出遅れてしまったが、今回は追い切りを見る限り仕上がりも良さそうでGW中遊び倒すには充分すぎる内容。心配されるのはファンに投資(高スペックPC)が必要なくらいで、ここならあっさり勝てそう。
期待度 ★★★★★
トロピカルVACATION(Twinkle)
ヒロインの可愛さでなかなかの走りを見せたトロピカルKISSから5年近く。こうたろ騎手がそれ以来久々に手綱を握るということで期待される。ただ問題はトレーナーの木村ころやで、前走は天然バカ風味部分が走りにうまく作用し疵にはならなかったが、今回同様の競争ができるとは限らない。最近木村ころや単独トレーナーの馬がすべて凡走に終わっているのも気になる点。ヒロイン萌えだけで勝負できればいいが、走りで足を引っ張ってしまうようだと厳しい。あと厩舎で全く情報が取れず果たしてゲートインするかどうかも疑わしい現況。これでは前走と同程度の時計で掛けられれば大成功だろう。
(その後、出走取消。7R出走予定)
△D.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナー(サーカス)
いまやサーカスはD.C.系のみで成り立っているといっても過言でなく、いくら他の系統の馬が惨敗してもD.C.系だけは度外視して考えたい。そのジンクスどおり好走したD.C.III R ~ダ・カーポIII アール~ X‐rated の直仔(FD)なだけに今回もそれなりの走りは見せてくれるだろう。父(本編)からどのような展開(変化)を見せるかだが、薄い内容を破らず引き伸ばすことに関しては金沢の緊迫職人なみと云われる厩舎だけに、ヒロイン萌えだけでも充分戦える。騎手が同じレースに出走する馬と競合してしまったのがややマイナスだが、たにはらなつき・鷹乃ゆきといえばサーカスというイメージが強いだけに影響は少ない筈。激走というと期待しづらいが持ち時計どおりの走りは見せてくれるだろう。
期待度 ★★★☆
夏恋ハイプレッシャー(SMILE)
HOOKのバカ系血統を強くインブリードさせた馬という印象が強かったデビュー戦。そのラブレッシブは思うような結果は出なかったが勢いだけは感じさせた。それだけに2走目での変わり身を期待したいところ。追い切りを見る限り前走と同じバカ路線でハイテンションな走りも同様。PITを生み出した雪仁のツブヤッキー2014がどこまでの効果を上げるかも注目だが、ただギャグに力を入れすぎてヒロイン萌えを阻害してしまうとデビュー戦と同様の結果となりかねない。それでも厩舎のコメントにあるとおり賑やかで楽しい学園生活と可愛いヒロインと一緒に大人になっていく瞬間が見せられれば好走も可能だ。ただ言葉で言うほど簡単でないことも事実で、前進を見込んでも勝ち負けまでは難しく展開に恵まれての狙いか。
期待度 ★★☆
△PRETTY×CATION(hibiki works)
好走したLOVELY×CATIONの後継馬。好評だったファン(プレイヤー)の名前をヒロインが呼んでくれるラブリーコールシステムは健在でその点に関しては心強い。ただエロさに貢献していた名手の唯々月たすくからおりょうに変更されたのはややマイナスだし、トレーナーも地方(同人)時代を含めて実績あったinsiderから黒曜石に変わったのも痛い。それでも追い切りを見る限り雰囲気は悪くなく大崩れはなさそう。ただエロに関して薄くなってしまいそうなのは後継馬としては物足りなく、その点を期待したファンには厳しい評価を受けそう。ある程度上位には食い込んできそうだが、勝つまでの走りとなると難しいか。
期待度 ★★★☆
Love Sweets(MOONSTONE)
姉妹厩舎(桜桃)の勢いに押され最近はほとんど目立った成績を残していない月石厩舎本家。今回これまで厩舎の中心だったトレーナーの呉から姉妹厩舎でまずまずの実績を残した水瀬拓未 ・篁葉月の2人に変更。この荒療治が成功するかどうかだが、騎手の力が以前よりやや落ちているように思えるだけに即成績に結びつくかとなると微妙。喫茶店を舞台にした萌え系とやや手垢の付いた血統というのもやや新鮮味に欠ける。ただこれまで脚を引っ張るケースの多かったダメ主人公が追い切りを見ると緩和されてきた印象。これまでの成績から信頼性には乏しいが、変わり身のムードが感じられていることだけは頭に入れておきたい。
期待度 ★★☆
〇ランス9 ヘルマン革命(ALICESOFT)
長距離血統の仕上げに関して最近エウシュリー厩舎にお株を奪われつつあるだけに直接対決の今回こそ意地をみせたいところ。主力血統のランスということで期待したいところだが、ランス・クエストでスタート直後の出遅れが響いて上位に食い込めなかった例があるだけに素直には飛びつけない。それでもTADA氏が調教現場に復帰してからやや持ち直してきた印象があり、一応勝負の出来る態勢は整ったか。ランスファミリーを含めたキャラ数の多さは相変わらずで、騎手が主戦の織音ということでヒロインも魅力的。追い切りを見る限りRPGのデキもなかなかで、後はヤリコミ要素など長時間楽しめるつくりになっているかどうか。その点を考えると本命馬と比べると差がある印象だが、それでも他馬との比較では優勢で対抗以下には落とせないか。
期待度 ★★★★☆
恋愛は~れむ 大好きって言わせて(ぱじゃまソフト)
久々出走の夏の終わりのニルヴァーナがなかなかの走り。ただ人気は集まらず完全に埋もれてしまった格好だ。一世を風靡したぱじゃまそふとを思えば寂しい限りだが、往年の名手である主戦の大野哲也が現代のファンにとってそれほど魅力的な存在に映らなかったと見れば納得がいく。そう考えれば今回七海綾音を起用したというのも納得がいく。ただ知名度に比べて馬に恵まれていないのがこの騎手の痛いところで、トレーナーの夏椿の実績を考えればほとんど期待できないだろう。最近抜き系の馬を手掛けることの多いトレーナーだけに、抜きを中心としたハーレム系で勝負するならまずまず走ってもおかしくないが、それでも大きな期待となるとどうか。
期待度 ★★
△レーシャル・マージ(AXL)
北側寒囲と長谷川藍を交互にトレーナーとして起用するAXLだが、今回は北側寒囲の番。前走の百花繚乱エリクシル で掴んだ良ムードを今回成績に結び付けたい。追い切りを見る限り相変わらずのAXLらしい馬で、新鮮さには欠けるものの安定感は充分。青山ゆかりの勝気な令嬢(姫)というラシックスの配置もこの厩舎の定番で、ファンなら安心して買えそうだ。後は相手関係との比較だけで、今回強力な人気馬がいるだけにまともに戦っては分が悪い。あくまで人気馬が自滅したときの押さえとしての狙いとなりそう。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)長距離血統2頭の直接対決が一番のポイント。最近の実績を考えれば天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA有利の見立てが当然だが、古豪厩舎アリスソフトが浮沈をかけるランス9 ヘルマン革命もわずかの差で続き逆転に向けて虎視眈々。この2頭の力が抜けていて、自力で負かせにいけるだけの穴馬は見当たらない。ただ人気馬同士牽制しあうようだとわずかに他馬にチャンスが回ってくるかも。一番可能性がありそうなのはデモニオンII 魔王と三人の女王だが、最近厩舎のムードが暗いのが気がかり。持ち時計はキッチリ走るD.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナーにレーシャル・マージといった萌え系勢の安定感も捨てがたい。実績を考えればPRETTY×CATIONも恐いが騎手・トレーナーがガラリと変わったのはさすがに不安。あと海空のフラグメンツあたりに僅かな可能性を感じる。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
姉を助けるために残された姉妹を穢す背徳の日々(Guilty)
凌辱では古参厩舎に当たるGuiltyの最新馬。今回は姉妹厩舎のmaterialとのコラボで、これまで血統(設定)は面白いものを持っていながらそれを発揮できずにいたmaterial厩舎の弱点をGuiltyの経験で補えれば恐い。ただ追い切り(体験版)を見た感じでは期待ハズレの印象。誘拐された姉を助けるためにその妹たちを犯すという展開自体に無理があるが、その無理を通させるような調教(シナリオ)の迫力(筆力)が見られない。これでは推理的興味も湧かず、単なる普通の凌辱系となってしまいそう。騎手(原画家)はこれまでのGuiltyとはややタイプを変えてきて新鮮味はあるが、それだけの材料ではとても買えない。
期待度 ★★
△海空のフラグメンツ(root nuko)
前走で抜き系の馬を手がけるなど馬のレパートリーを広げようと模索中のroot nukoだが、今回はトレーナー(ライター)が川石幸宏に戻ったということで再びシリアス系に戻るかと思わせた。ただ取材する限りはやや様相が違い離島を舞台とした学園系という血統。女性だけの生徒会に主人公が入り廃校寸前の学園を救うべき活動を始めるという血統は何か著名馬を彷彿とさせるが、果たしてどんな隠し玉を持っているかが好走のカギとなりそう。前走で学んだというエロにも力を入れてきそうだが、気になるのは騎手のアマクラの乗り味がやや変わってきている点。エロを意識する余り自分を見失ってきていないか不安だ。それでも久々で休養充分のトレーナーが手綱をしっかり握ればそれなりには走れそう。
期待度 ★★★
ガチゆるヒーローバトル 姫巫女銀河(ライアーソフト)
最近はすっかりギャグ路線から離れていたライアーが久々に原点回帰して記者的には注目している馬。久々登場の天野佑一だが気心の知れたみゅらっちと組むということで安定感ありそう。歴史ネタや70~80’sネタなどマニアにしか分からないようなギャグが果たしてどこまで現代の競馬(エロゲー)ファンに受け入れられるか心配で、恐らく好走となると厳しい。また最近は足を引っ張ってばかりの無意味なゲームパートがどうなるかも気がかりだ。それでも超久々のトレーナーの復帰戦として高馬(フルプライス)でなく中価格帯を選んだのは正解だろうし、往年のライアーファンを相手に懐かしい姿を見せてくれたのは朗報。恐らく馬券には絡んでこないだろうが、今回は走ってくれるだけで感謝したい。
期待度 ★★
黒の教室(BISHOP)
好騎手水島☆多也を擁しながら毎回入着一杯という成績のBISHOP厩舎。そこはかとなく漂うバカ風味が厩舎の持ち味だったが、最近はそれも押さえ気味で温い凌辱による抜きに特化してきた印象。今回もこの厩舎では定番ともいえる学園を舞台としたヒロイン調教系。といっても恐らくヒロインはほぼ全員M系で、途中から半ば和姦抜き系と化してしまいそう。といってもこの厩舎をよく知っているファンなら承知しているだろうし、抜きに関してはいつも通り期待できそう。それでも変わり身の材料はほとんどないだけに、やはり入着が精一杯か。
期待度 ★★
恋剣乙女 ~再燃~(eufonie)
入場曲(主題歌)の素晴らしさだけが印象に残り、肝心の走り(ストーリー)についてはほとんど見せ場がなかった父(本編)の成績からまさか直仔(FD)が出るとは思わなかった。トレーナーが長谷川藍から青葉大&あおいひなたに変わったが、実績的に大きなプラス材料になるとも思えない。サブヒロインの昇格についても直仔としては定番なだけに、期待できそうなのはコトナ篇の存在くらい。燃えに定評のあるライター折畑啓助がどこまで内容に関わっているか気になるが、そこを最大に評価したとしても変わり身は厳しい。騎手やラシックス(声優)の能力は高いが、それだけで勝ち負けといかないのは父が証明しているだけに今回も買えない。
期待度 ★☆
昆蟲姦察 螽(CYCLET)
その馬名から一部競馬ファンの注目を集め、異種姦には定評のあるサイクの姉妹厩舎だけに期待されたものの成績はサッパリだった父の後継馬(続編)。ヒロインより蟲の方が可愛いと云われたくらい蟲の生態には力が入っていたが、その影響かバカ寄りになってしまったのが惜しかった。異種姦凌辱となるとヒロインがどれだけ嫌悪感を見せるかがカギも、逆に蟲との和姦と云われてしまうようでは好走は難しい。今回そのあたりをどこまで変えていけるかだが、騎手やトレーナーが変わらないだけに大きな変わり身は見込めない。厩舎自体がこのところ低迷続きなだけに、今回も大きな期待はしづらいだろう。
期待度 ★☆
しゃぶらレンタル エッチなおねえさんとのエロエロレンタルお勉強(アトリエかぐや)
前レース(月)に続いて連闘と押せ押せで使ってくるアトリエかぐや。しかも安馬(低価格)でなく高馬(フルプライス)というのは驚きだ。これだけ使い詰めでくると成績はそれほど期待できないというのが普通だが、今回動画(アニメ)を武器に戦う有栖川千里のラインということでそれなりの走りを見せてくれそう。血統はこの厩舎では定番といえる年上ヒロインで、抜きに関してもいつも通り。安定感については充分もここまで同血統が続くとやはりマンネリ感が漂うのは否めない。今回は人気馬2頭が強力なだけに連対となると厳しそうだが展開に恵まれれば多少のチャンスも。
期待度 ★★★
13人の麗しきケダモノ(ミンク)
古豪厩舎ミンクが設立20周年を謳って出走させるだけに、現在持てる力すべてを結集させてきた。騎手のティータ・Jはアニムから移籍後も変わらず力を発揮していて、今回の抜擢に燃えている筈。ただ血統が推理仕立ての選択式AVGという古風な血統。現代の競馬ファンにどこまで受け入れられるかは疑わしいし、トレーナーも実績に欠けどこまでミステリーを理解しているか不安。登場人物も多いだけにトレーナーがどこまでキャラを動かし切れるかという問題もある。こういった推理系は化けることがままあるし大駆けの可能性はありそうだが、その確率は高くはなさそうだ。
期待度 ★★☆
空飛ぶ羊と真夏の花(Navel honeybell)
Navelから姉妹厩舎が誕生。サーカス出身の人気騎手たにはらなつきと鷹乃ゆきに羽純りおを加えて騎手の布陣は万全。トレーナーの森林彬も実績を見れば悪くない。ただNavelの姉妹厩舎はLimeもRose Lieseも成功してなくそういったジンクスを無視するのは危険。血統は最近珍しくなくなった執事主人公系だが、そこに神&天使を絡めてやや目先を変えてきた印象。追い切りを見ると馬体(CG)についてはさすがに素晴らしいが、キャラは定番の配置で新鮮味に欠ける。富豪の描写についてもツッコミどころが多く気にかかる点が多い。これから直線(終盤)にかけてどこまで追い込みを見せるかどうかだが、ジンクスの存在もあり今回は割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
△デモニオンII 魔王と三人の女王(アストロノーツ)
厩舎設立当時の勢いをすっかり無くした印象の強いアストロノーツ。ピロ水に丸新といった所属騎手も離脱し今やM&Mが残るのみ。それだけに今回は厩舎の今後を大きく左右する一戦といっても過言でない。父は成功していて失敗が許されないことを考えれば今回後継馬を走らせてきたのは当然か。気になるシステムは追い切りがまだ公開されてないだけに未知数な部分はあるが、父からどこまで進化させてくるか注目したい。抜きに関しても騎手を考えれば十分期待できそう。能力を考えれば走って当然だが、後は今の厩舎のムードが走りに悪影響を与えないかどうかだけか。
期待度 ★★★★
◎天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA(エウシュリー)
こういった長距離(遊べる)血統の仕上げではもはやトップクラスといっていいエウシュリー。直近全く凡走がないところを考えれば安心して買えそうだ。今回はデビュー当時に走らせた戦女神の血統とあって、厩舎関係者だけでなく古くからのファンにとっても感慨深い。前走は追い切りで仕上がり不足を露呈させスタートで出遅れてしまったが、今回は追い切りを見る限り仕上がりも良さそうでGW中遊び倒すには充分すぎる内容。心配されるのはファンに投資(高スペックPC)が必要なくらいで、ここならあっさり勝てそう。
期待度 ★★★★★
トロピカルVACATION(Twinkle)
ヒロインの可愛さでなかなかの走りを見せたトロピカルKISSから5年近く。こうたろ騎手がそれ以来久々に手綱を握るということで期待される。ただ問題はトレーナーの木村ころやで、前走は天然バカ風味部分が走りにうまく作用し疵にはならなかったが、今回同様の競争ができるとは限らない。最近木村ころや単独トレーナーの馬がすべて凡走に終わっているのも気になる点。ヒロイン萌えだけで勝負できればいいが、走りで足を引っ張ってしまうようだと厳しい。あと厩舎で全く情報が取れず果たしてゲートインするかどうかも疑わしい現況。これでは前走と同程度の時計で掛けられれば大成功だろう。
(その後、出走取消。7R出走予定)
△D.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナー(サーカス)
いまやサーカスはD.C.系のみで成り立っているといっても過言でなく、いくら他の系統の馬が惨敗してもD.C.系だけは度外視して考えたい。そのジンクスどおり好走したD.C.III R ~ダ・カーポIII アール~ X‐rated の直仔(FD)なだけに今回もそれなりの走りは見せてくれるだろう。父(本編)からどのような展開(変化)を見せるかだが、薄い内容を破らず引き伸ばすことに関しては金沢の緊迫職人なみと云われる厩舎だけに、ヒロイン萌えだけでも充分戦える。騎手が同じレースに出走する馬と競合してしまったのがややマイナスだが、たにはらなつき・鷹乃ゆきといえばサーカスというイメージが強いだけに影響は少ない筈。激走というと期待しづらいが持ち時計どおりの走りは見せてくれるだろう。
期待度 ★★★☆
夏恋ハイプレッシャー(SMILE)
HOOKのバカ系血統を強くインブリードさせた馬という印象が強かったデビュー戦。そのラブレッシブは思うような結果は出なかったが勢いだけは感じさせた。それだけに2走目での変わり身を期待したいところ。追い切りを見る限り前走と同じバカ路線でハイテンションな走りも同様。PITを生み出した雪仁のツブヤッキー2014がどこまでの効果を上げるかも注目だが、ただギャグに力を入れすぎてヒロイン萌えを阻害してしまうとデビュー戦と同様の結果となりかねない。それでも厩舎のコメントにあるとおり賑やかで楽しい学園生活と可愛いヒロインと一緒に大人になっていく瞬間が見せられれば好走も可能だ。ただ言葉で言うほど簡単でないことも事実で、前進を見込んでも勝ち負けまでは難しく展開に恵まれての狙いか。
期待度 ★★☆
△PRETTY×CATION(hibiki works)
好走したLOVELY×CATIONの後継馬。好評だったファン(プレイヤー)の名前をヒロインが呼んでくれるラブリーコールシステムは健在でその点に関しては心強い。ただエロさに貢献していた名手の唯々月たすくからおりょうに変更されたのはややマイナスだし、トレーナーも地方(同人)時代を含めて実績あったinsiderから黒曜石に変わったのも痛い。それでも追い切りを見る限り雰囲気は悪くなく大崩れはなさそう。ただエロに関して薄くなってしまいそうなのは後継馬としては物足りなく、その点を期待したファンには厳しい評価を受けそう。ある程度上位には食い込んできそうだが、勝つまでの走りとなると難しいか。
期待度 ★★★☆
Love Sweets(MOONSTONE)
姉妹厩舎(桜桃)の勢いに押され最近はほとんど目立った成績を残していない月石厩舎本家。今回これまで厩舎の中心だったトレーナーの呉から姉妹厩舎でまずまずの実績を残した水瀬拓未 ・篁葉月の2人に変更。この荒療治が成功するかどうかだが、騎手の力が以前よりやや落ちているように思えるだけに即成績に結びつくかとなると微妙。喫茶店を舞台にした萌え系とやや手垢の付いた血統というのもやや新鮮味に欠ける。ただこれまで脚を引っ張るケースの多かったダメ主人公が追い切りを見ると緩和されてきた印象。これまでの成績から信頼性には乏しいが、変わり身のムードが感じられていることだけは頭に入れておきたい。
期待度 ★★☆
〇ランス9 ヘルマン革命(ALICESOFT)
長距離血統の仕上げに関して最近エウシュリー厩舎にお株を奪われつつあるだけに直接対決の今回こそ意地をみせたいところ。主力血統のランスということで期待したいところだが、ランス・クエストでスタート直後の出遅れが響いて上位に食い込めなかった例があるだけに素直には飛びつけない。それでもTADA氏が調教現場に復帰してからやや持ち直してきた印象があり、一応勝負の出来る態勢は整ったか。ランスファミリーを含めたキャラ数の多さは相変わらずで、騎手が主戦の織音ということでヒロインも魅力的。追い切りを見る限りRPGのデキもなかなかで、後はヤリコミ要素など長時間楽しめるつくりになっているかどうか。その点を考えると本命馬と比べると差がある印象だが、それでも他馬との比較では優勢で対抗以下には落とせないか。
期待度 ★★★★☆
恋愛は~れむ 大好きって言わせて(ぱじゃまソフト)
久々出走の夏の終わりのニルヴァーナがなかなかの走り。ただ人気は集まらず完全に埋もれてしまった格好だ。一世を風靡したぱじゃまそふとを思えば寂しい限りだが、往年の名手である主戦の大野哲也が現代のファンにとってそれほど魅力的な存在に映らなかったと見れば納得がいく。そう考えれば今回七海綾音を起用したというのも納得がいく。ただ知名度に比べて馬に恵まれていないのがこの騎手の痛いところで、トレーナーの夏椿の実績を考えればほとんど期待できないだろう。最近抜き系の馬を手掛けることの多いトレーナーだけに、抜きを中心としたハーレム系で勝負するならまずまず走ってもおかしくないが、それでも大きな期待となるとどうか。
期待度 ★★
△レーシャル・マージ(AXL)
北側寒囲と長谷川藍を交互にトレーナーとして起用するAXLだが、今回は北側寒囲の番。前走の百花繚乱エリクシル で掴んだ良ムードを今回成績に結び付けたい。追い切りを見る限り相変わらずのAXLらしい馬で、新鮮さには欠けるものの安定感は充分。青山ゆかりの勝気な令嬢(姫)というラシックスの配置もこの厩舎の定番で、ファンなら安心して買えそうだ。後は相手関係との比較だけで、今回強力な人気馬がいるだけにまともに戦っては分が悪い。あくまで人気馬が自滅したときの押さえとしての狙いとなりそう。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)長距離血統2頭の直接対決が一番のポイント。最近の実績を考えれば天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA有利の見立てが当然だが、古豪厩舎アリスソフトが浮沈をかけるランス9 ヘルマン革命もわずかの差で続き逆転に向けて虎視眈々。この2頭の力が抜けていて、自力で負かせにいけるだけの穴馬は見当たらない。ただ人気馬同士牽制しあうようだとわずかに他馬にチャンスが回ってくるかも。一番可能性がありそうなのはデモニオンII 魔王と三人の女王だが、最近厩舎のムードが暗いのが気がかり。持ち時計はキッチリ走るD.C.III P.P. ダ・カーポIII プラチナパートナーにレーシャル・マージといった萌え系勢の安定感も捨てがたい。実績を考えればPRETTY×CATIONも恐いが騎手・トレーナーがガラリと変わったのはさすがに不安。あと海空のフラグメンツあたりに僅かな可能性を感じる。
2014年04月12日
濃いHシーンと悪くないシナリオ
懸案となっていたワルキューレロマンツェ ~少女騎士物語~(Ricotta)ですが、ようやくクリアすることが出来ました。前作のプリンセスラバー!のデキからそれほど期待はしていなかったのですが、全体的な評価としてはまずまず好印象。そこそこのストーリーに濃いHシーンを乗っけるという手法は目新しさこそないのですが、成功しているものは多くこのゲームもその中の1本ということになるでしょう。メーカーが決断したシナリオライターの変更という決断は成功したといえます。
ただそのシナリオに関して気になったことが多かったのも事実。
メインヒロイン格の美桜が「ジョスト」の経験どころか騎乗すら出来なかったというのに、ペグライダーの主人公のアドバイスで強敵を次々と撃破するという快進撃を演じる・・・というのは、まあ無名校や無名選手が勝ち進むというスポーツものの定番ストーリーであるからツッコミは止めておくとして、次のフィーリアルートで彼女の兄であり主人公の元師匠だったユリアーヌスが「ジョスト」の大会としてのレベルを上げるために無名選手を締め出すという方針を持ち出すという展開はどうなのか?
ユリアーヌスと主人公との過去の経緯やフィーリアとの考え方の違いを出すための手法としては一見間違っていないように思えるのですが、実のところこうした無名選手を強引な足切りによって締め出すというストーリーが一番栄えるのは美桜ルートに用いてこそだと思うのです。もし美桜ルートでユリアーヌスが強引に美桜を大会から締め出そうとしたならば、悪役としての彼の評価(憎たらしさ)は最高になったはずなのですね。
それが美桜ルートではユリアーヌスは登場せず、フィーリアルートになってのこのこ現れて無名(実績のない)選手締め出しを言い出すというのはいかにも証文の出し忘れの印象を拭えないのですね。言いたくはないですが「それなら美桜の存在はどうなのか?」と感じてしまうのです。このあからさまなご都合主義はさすがにマイナス点を付けざるを得ません。
そしてスポーツものにしては熱さが不足しているように感じるのも気になる点。
これはスポーツものには必須といえる敵役の存在がこのゲームでは弱い。最初に挙げたユリアーヌスもそうですが、ノエルルートの父やリサルートのフィオナも敵役としてはどうも中途半端に感じられて仕方がない。これはどのルートでも結局最後は和解してしまうという温さもあるのですが(まあその温さが持ち味といえないこともないが)、そういった予定調和が敵役キャラとしての弱さを露呈させてしまったのではないでしょうか。
ただそういったシナリオの物足りなさを含めてもぼく的に満足感を得たのは、前作に引き続いてHシーンが良かったこと。これは萌え系に含まれるゲームにしてはHシーンの回数の多さやシチュなどメーカーの拘りを感じられたこと。そして前作よりも明らかにヒロインが可愛く感じられたことでしょう。
かなり評判の悪い美桜のイメチェンもぼく的にはマイナスとは思いませんでしたし(もちろんプラスにも働いていませんが)リサのツンデレも定番ながら可愛く感じられました。ただぼくの一番のお気に入りヒロインはノエルで決まりです。主人公とのフランクなやり取りは好みでしたし、ジョストに懸ける思いも強く感じられたのは好印象。シナリオは家族愛をテーマにしている割には収束があっけなくて決して高い評価を付けられるものではないですが、ノエルに萌えたぼくにとっては論う気にはなりません。
(総括)
純愛系にしては濃いエロにソコソコ読めるシナリオ。シナリオに期待して読むファンにとっては物足りないでしょうし、こもりけい氏のファンにとってはもっとエロの濃さを求めてしまうのは事実。それでもぼくはこのリコッタの路線は間違っていないように思うし、恐らく今後もこの路線で行くのでしょう。いくらシナリオが良くてもエロが不足しては宝の持ち腐れですし、逆にこれ以上エロを濃くしてヒロイン萌えを減退させてしまうようでは逆効果ですから。ただ4つのルートのうち1つくらいはシナリオに力を入れたものがあっても良かったかなと思ってしまったのは事実ですけどね。
ただそのシナリオに関して気になったことが多かったのも事実。
メインヒロイン格の美桜が「ジョスト」の経験どころか騎乗すら出来なかったというのに、ペグライダーの主人公のアドバイスで強敵を次々と撃破するという快進撃を演じる・・・というのは、まあ無名校や無名選手が勝ち進むというスポーツものの定番ストーリーであるからツッコミは止めておくとして、次のフィーリアルートで彼女の兄であり主人公の元師匠だったユリアーヌスが「ジョスト」の大会としてのレベルを上げるために無名選手を締め出すという方針を持ち出すという展開はどうなのか?
ユリアーヌスと主人公との過去の経緯やフィーリアとの考え方の違いを出すための手法としては一見間違っていないように思えるのですが、実のところこうした無名選手を強引な足切りによって締め出すというストーリーが一番栄えるのは美桜ルートに用いてこそだと思うのです。もし美桜ルートでユリアーヌスが強引に美桜を大会から締め出そうとしたならば、悪役としての彼の評価(憎たらしさ)は最高になったはずなのですね。
それが美桜ルートではユリアーヌスは登場せず、フィーリアルートになってのこのこ現れて無名(実績のない)選手締め出しを言い出すというのはいかにも証文の出し忘れの印象を拭えないのですね。言いたくはないですが「それなら美桜の存在はどうなのか?」と感じてしまうのです。このあからさまなご都合主義はさすがにマイナス点を付けざるを得ません。
そしてスポーツものにしては熱さが不足しているように感じるのも気になる点。
これはスポーツものには必須といえる敵役の存在がこのゲームでは弱い。最初に挙げたユリアーヌスもそうですが、ノエルルートの父やリサルートのフィオナも敵役としてはどうも中途半端に感じられて仕方がない。これはどのルートでも結局最後は和解してしまうという温さもあるのですが(まあその温さが持ち味といえないこともないが)、そういった予定調和が敵役キャラとしての弱さを露呈させてしまったのではないでしょうか。
ただそういったシナリオの物足りなさを含めてもぼく的に満足感を得たのは、前作に引き続いてHシーンが良かったこと。これは萌え系に含まれるゲームにしてはHシーンの回数の多さやシチュなどメーカーの拘りを感じられたこと。そして前作よりも明らかにヒロインが可愛く感じられたことでしょう。
かなり評判の悪い美桜のイメチェンもぼく的にはマイナスとは思いませんでしたし(もちろんプラスにも働いていませんが)リサのツンデレも定番ながら可愛く感じられました。ただぼくの一番のお気に入りヒロインはノエルで決まりです。主人公とのフランクなやり取りは好みでしたし、ジョストに懸ける思いも強く感じられたのは好印象。シナリオは家族愛をテーマにしている割には収束があっけなくて決して高い評価を付けられるものではないですが、ノエルに萌えたぼくにとっては論う気にはなりません。
(総括)
純愛系にしては濃いエロにソコソコ読めるシナリオ。シナリオに期待して読むファンにとっては物足りないでしょうし、こもりけい氏のファンにとってはもっとエロの濃さを求めてしまうのは事実。それでもぼくはこのリコッタの路線は間違っていないように思うし、恐らく今後もこの路線で行くのでしょう。いくらシナリオが良くてもエロが不足しては宝の持ち腐れですし、逆にこれ以上エロを濃くしてヒロイン萌えを減退させてしまうようでは逆効果ですから。ただ4つのルートのうち1つくらいはシナリオに力を入れたものがあっても良かったかなと思ってしまったのは事実ですけどね。
2014年04月05日
蝸牛のような歩みでも
消費税が8%になった平成26年の4月。1年ほど前はまさか本当に上げるとは思っていなかったのですが、さすが今の政権は恐いものなしですね。恐らく来年の秋には10%になっていることでしょう。海外で行われている食料品非課税なんてことも導入される気配もないし、生活防衛のためにも少しはエロゲーの購入本数を控えなくてはいけないのでしょうか。
ただそれよりも個人的な一番の大事件というのが、これも1年前にはとても想像できなかった職場環境の劇的な変化でしょうか。
雀の涙ほどの給料の上積み(まだ給料明細を見たわけではないですが)と引き換えに4月から過大な責任と仕事量を押し付けられて、肉体的にも精神的にもリミッターに近づいている現況。新人の負担を補うため初日から早々と残業が日常化しているようでは、果たしてどこまで体がもつかどうか。
そんなわけでこのところそんなストレスを芋焼酎で洗い流す毎日なわけですが、そんな命の水も4月から値上がりするというわけで、先月末までに大量に買いだめしてしまいました。といっても今回はいつも普段飲みの芋焼酎である「白玉の露」や「小鶴くろ」といった特定銘柄を買うのでなく、時には冒険をということで良さそうな通販酒店の福袋(箱)を中心に買うことにしました。
正月前に近所の量販酒店で買った福箱の内容には本当に幻滅したもので「これじゃエロゲーショップの福袋と同じだよ。」と愚痴ったものですが、さすが通販で名の通っているショップの福箱はそんなことはなくて満足させてくれました。
といってもぼくの口に合わなければいくら値段が高いプレミア焼酎でもどうしようもなくて、例えばぼくの嗜好だと赤芋の焼酎は基本的に外すことが多く、あの名高い「赤霧島」もぼくにとってはハズレ焼酎といっても過言でないのです。
まあそんなぼくの口には合わない焼酎でも届けものとして遣うと非常に喜ばれるので決して無駄というわけでないのですが。
というわけで「魔王」や「佐藤黒」といったプレミア焼酎からこれまで聞いたことのなかったものまで含めると、一升瓶で12本。小瓶で23本もの芋焼酎を抱えしばらくは焼酎を欠かすことはなさそうです。早速現在「伊佐美」を開封して飲んでいるところなのですが、何か肝心なことを忘れているような・・・そう芋焼酎と同じく3月末に何とか購入できた新作エロゲーのこと。
悪い意味でいま評判になっている某作品に手を出さずに済み、取り合えず現在の批評空間での評価を見ると購入した4本はまずまずの中央値を保っていて一安心といったところですが、問題はこの新作たちがいつプレイできるか全く分からないこと。
芋焼酎を崩すヒマはあってもエロゲーを崩す余裕がないのが現況なので、果たしてこれらをプレイする日がやってくるのか・・・まあ今の仕事を投げ出してしまえばいくらでも崩せるのでしょうが、それでは本末転倒ですし。
まあ昨年末からプレイしている「ワルキューレ・ロマンチェ」や2月くらいから崩し始めた「ココロ@ファンクション」がようやく最終局面に差し掛かったことですし、少しずつでも前に進んで生きたいものです。そしてこのブログも細々でも続けていきたいものですが、これだけエロゲーがプレイできないでいると、来年の今頃は焼酎のブログに衣替えしているかもしれませんね(自棄気味)。
ただそれよりも個人的な一番の大事件というのが、これも1年前にはとても想像できなかった職場環境の劇的な変化でしょうか。
雀の涙ほどの給料の上積み(まだ給料明細を見たわけではないですが)と引き換えに4月から過大な責任と仕事量を押し付けられて、肉体的にも精神的にもリミッターに近づいている現況。新人の負担を補うため初日から早々と残業が日常化しているようでは、果たしてどこまで体がもつかどうか。
そんなわけでこのところそんなストレスを芋焼酎で洗い流す毎日なわけですが、そんな命の水も4月から値上がりするというわけで、先月末までに大量に買いだめしてしまいました。といっても今回はいつも普段飲みの芋焼酎である「白玉の露」や「小鶴くろ」といった特定銘柄を買うのでなく、時には冒険をということで良さそうな通販酒店の福袋(箱)を中心に買うことにしました。
正月前に近所の量販酒店で買った福箱の内容には本当に幻滅したもので「これじゃエロゲーショップの福袋と同じだよ。」と愚痴ったものですが、さすが通販で名の通っているショップの福箱はそんなことはなくて満足させてくれました。
といってもぼくの口に合わなければいくら値段が高いプレミア焼酎でもどうしようもなくて、例えばぼくの嗜好だと赤芋の焼酎は基本的に外すことが多く、あの名高い「赤霧島」もぼくにとってはハズレ焼酎といっても過言でないのです。
まあそんなぼくの口には合わない焼酎でも届けものとして遣うと非常に喜ばれるので決して無駄というわけでないのですが。
というわけで「魔王」や「佐藤黒」といったプレミア焼酎からこれまで聞いたことのなかったものまで含めると、一升瓶で12本。小瓶で23本もの芋焼酎を抱えしばらくは焼酎を欠かすことはなさそうです。早速現在「伊佐美」を開封して飲んでいるところなのですが、何か肝心なことを忘れているような・・・そう芋焼酎と同じく3月末に何とか購入できた新作エロゲーのこと。
悪い意味でいま評判になっている某作品に手を出さずに済み、取り合えず現在の批評空間での評価を見ると購入した4本はまずまずの中央値を保っていて一安心といったところですが、問題はこの新作たちがいつプレイできるか全く分からないこと。
芋焼酎を崩すヒマはあってもエロゲーを崩す余裕がないのが現況なので、果たしてこれらをプレイする日がやってくるのか・・・まあ今の仕事を投げ出してしまえばいくらでも崩せるのでしょうが、それでは本末転倒ですし。
まあ昨年末からプレイしている「ワルキューレ・ロマンチェ」や2月くらいから崩し始めた「ココロ@ファンクション」がようやく最終局面に差し掛かったことですし、少しずつでも前に進んで生きたいものです。そしてこのブログも細々でも続けていきたいものですが、これだけエロゲーがプレイできないでいると、来年の今頃は焼酎のブログに衣替えしているかもしれませんね(自棄気味)。
2014年03月27日
ブラボーと言えなかった理由とは
今月はぼく的期待作が目白押しというわけで複数本数を購入予定しています。
ただ困っているのがショップに行けそうな日が日曜日しかなさそうな事なのですね。
もちろん購入予定のゲームはすべて予約しているので売り切れの心配はないのですけど、夜勤明けの日曜日・・・しかも消費税増税前の電気店街なんて、人ゴミを嫌うぼくにとっては地獄のような場所になることは容易に想像できます。といってもわざわざ取り置きしてもらって4月に入ってから行くなんてバカバカしいことなんて出来ませんから取りあえず強行軍を行う予定にしています。
といっても4月に入るとこれまで以上に仕事が激務になる予定なので、崩す暇なんてほとんどないでしょうけれど・・・
そんなわけで新作がやってくる前に少しでも崩しておかないと・・・というわけで今年に入ってようやく2本目をクリアすることができました。それがBRAVA!!(Sweet light)なわけですが、このゲーム、批評空間での評価は上々といってよく容易にクリアできるのではないかと踏んでいたのですが、意外やかなりの期間を要すことに・・・
その原因の大部分はシステム面にあるといっていいと思います。
まあこれはプレイ環境の違いもあるかもしれないのですが、正直快適にプレイするといった点ではぼくの評価は落第・・・というのもシナリオを読ませるタイプのゲームにしてはバッグログを読もうとするたびにかなり長いタイムラグが発生するのですね。場面の切り替え時に緞帳が下りる演出は劇団を舞台にしているゲームということを強調するためだとは思うのですが、バックログの事も併せるとどうしてもモチベーションの低下につながってしまうのです。
あとこれはぼくがプレイした順番も悪かったかもしれません。ぼくはナナミ→みなも→しずく→日向→あおいの順でクリアしていったのですが、これがまずもって失敗でした。ナナミルートはナナミと演劇部との過去の恩讐や役者としてのナナミの成長を含めて一見良さそうなシナリオに思えるのですが、どうにも気が削がれる場面があって話に没頭できず。というのもナナミが普段の場面と舞台とで声色を変えるというのがぼくのような凡人にはどうも理解に苦しむのです。バイリンガルという設定は生かすにしても、演劇であれだけ流暢にセリフを喋るナナミが、普段はただたどしく日本語を話すような必要は全くないはず。ナナミが流暢に喋るように主人公と猛特訓するようなシーンでもあれば良かったのですが、そんな場面もなく、二つの声色を使う声優の熱演がどうにも空回りしているのように思えて仕方なかった。
そして続く雪乃姉妹ですが・・・後で分かったことなのですが、どうやら2人ともストーリー的に不遇な扱いを受けているのですね。というのもしずくにとって大事なのは祖父から受け継いだ喫茶店であって、劇団については喫茶店を流行らせる一手段に過ぎない。だから劇団が話の軸となるストーリーとしずくシナリオは和合性が良くないのです。しずくを演劇に引き込む理由が幼い頃からの主人公に対する想いだけでは少々弱く、そのあたりの書き込み不足からかだだ甘のお姉ちゃん属性以外の人にとっては魅力のないシナリオに映ったようにぼくは感じられた。そしてみなもですが、脚本を書きながら、演劇では敵役を勤めるというマルチな才能ぶりがシナリオではほとんど生かされなかったのが痛い。この雪乃姉妹のルートを見た限りでは、ヒロインキャラの魅力に頼る凡百の萌えゲーに過ぎないという印象だったのですが・・・
その印象が変わったのが次の日向ルートでした。
第一印象ではネト中で無気力な眼鏡っ娘というどう見てもいらない子だった彼女ですが、演劇を通じて他のヒロインたちとの仲間意識が生まれるに従って劇的に変化していく。それがこのルートの魅力でしょう。メインヒロインであるあおいのライバル格としてはやや家賃が高いように思われた彼女ですが、ラストでは文字通り役不足に感じられたくらい魅力あるヒロインに化けたというのは正直嬉しい誤算でした。
そして最後にプレイしたのがあおいシナリオ。ぼくはメインディッシュは最後に取っておくタイプですので、明らかにメインヒロインである彼女のルートを残しておいたのは当初からの予定だったのですが・・・
ただ今回に限ってはどうやらミスチョイスだったかもしれません。というのもこのゲーム。演劇をテーマにしている割には上演されるのは「月薔薇姫」ただ一つ。これまでのルートをプレイしていてさすがに劇中劇に飽きがきてしまったのですね。あおいルートではまさかのあおいパパの客演があったりして多少の変化はあったのですが、これも効果は限定的でした。
もしあおいルートを看板とするなら、ラストシーンで別の演劇を上演するくらい徹底的に優遇して欲しかったように思うのです。
(総括)
あおいがメインヒロインというのは主人公に与えた影響やビジュアル面を見ても必然だし、彼女のシーン数が他のヒロインよりも多いということを考えればゲーム制作者に優遇されているというのは誰が見ても分かります。
ただシナリオを考えるとそれほど優遇されているようには感じられなかったし、あおいが女優としての道を選ぶかそれとも主人公を選ぶかという葛藤もあっさり解決した印象でやや物足りなく思えたのは事実です。
そんな中で第一印象の変化という意外性からか日向が一番のお気に入りとなりました。ただ惜しむらくはシステム等環境面の弱さ。バックログが快適に作動すれば読み返しも楽だし、上演される劇が一本きりでもあまり不満に感じられずに済んだかもしれません。それにBGMもクオリティについては高かったのですが、ゲーム世界を考えるとシーンにそぐわないものが散見していたのが残念。
そういったマイナス点をカバーしきれたとはお世辞にも言えなかったという点で手放しに誉めることはできないゲームですが、それでも批評空間でまずまず評価されている理由は分かるような気がするしヒロインの魅力を考えれば良作として扱われるのも充分納得ができました。
ただ困っているのがショップに行けそうな日が日曜日しかなさそうな事なのですね。
もちろん購入予定のゲームはすべて予約しているので売り切れの心配はないのですけど、夜勤明けの日曜日・・・しかも消費税増税前の電気店街なんて、人ゴミを嫌うぼくにとっては地獄のような場所になることは容易に想像できます。といってもわざわざ取り置きしてもらって4月に入ってから行くなんてバカバカしいことなんて出来ませんから取りあえず強行軍を行う予定にしています。
といっても4月に入るとこれまで以上に仕事が激務になる予定なので、崩す暇なんてほとんどないでしょうけれど・・・
そんなわけで新作がやってくる前に少しでも崩しておかないと・・・というわけで今年に入ってようやく2本目をクリアすることができました。それがBRAVA!!(Sweet light)なわけですが、このゲーム、批評空間での評価は上々といってよく容易にクリアできるのではないかと踏んでいたのですが、意外やかなりの期間を要すことに・・・
その原因の大部分はシステム面にあるといっていいと思います。
まあこれはプレイ環境の違いもあるかもしれないのですが、正直快適にプレイするといった点ではぼくの評価は落第・・・というのもシナリオを読ませるタイプのゲームにしてはバッグログを読もうとするたびにかなり長いタイムラグが発生するのですね。場面の切り替え時に緞帳が下りる演出は劇団を舞台にしているゲームということを強調するためだとは思うのですが、バックログの事も併せるとどうしてもモチベーションの低下につながってしまうのです。
あとこれはぼくがプレイした順番も悪かったかもしれません。ぼくはナナミ→みなも→しずく→日向→あおいの順でクリアしていったのですが、これがまずもって失敗でした。ナナミルートはナナミと演劇部との過去の恩讐や役者としてのナナミの成長を含めて一見良さそうなシナリオに思えるのですが、どうにも気が削がれる場面があって話に没頭できず。というのもナナミが普段の場面と舞台とで声色を変えるというのがぼくのような凡人にはどうも理解に苦しむのです。バイリンガルという設定は生かすにしても、演劇であれだけ流暢にセリフを喋るナナミが、普段はただたどしく日本語を話すような必要は全くないはず。ナナミが流暢に喋るように主人公と猛特訓するようなシーンでもあれば良かったのですが、そんな場面もなく、二つの声色を使う声優の熱演がどうにも空回りしているのように思えて仕方なかった。
そして続く雪乃姉妹ですが・・・後で分かったことなのですが、どうやら2人ともストーリー的に不遇な扱いを受けているのですね。というのもしずくにとって大事なのは祖父から受け継いだ喫茶店であって、劇団については喫茶店を流行らせる一手段に過ぎない。だから劇団が話の軸となるストーリーとしずくシナリオは和合性が良くないのです。しずくを演劇に引き込む理由が幼い頃からの主人公に対する想いだけでは少々弱く、そのあたりの書き込み不足からかだだ甘のお姉ちゃん属性以外の人にとっては魅力のないシナリオに映ったようにぼくは感じられた。そしてみなもですが、脚本を書きながら、演劇では敵役を勤めるというマルチな才能ぶりがシナリオではほとんど生かされなかったのが痛い。この雪乃姉妹のルートを見た限りでは、ヒロインキャラの魅力に頼る凡百の萌えゲーに過ぎないという印象だったのですが・・・
その印象が変わったのが次の日向ルートでした。
第一印象ではネト中で無気力な眼鏡っ娘というどう見てもいらない子だった彼女ですが、演劇を通じて他のヒロインたちとの仲間意識が生まれるに従って劇的に変化していく。それがこのルートの魅力でしょう。メインヒロインであるあおいのライバル格としてはやや家賃が高いように思われた彼女ですが、ラストでは文字通り役不足に感じられたくらい魅力あるヒロインに化けたというのは正直嬉しい誤算でした。
そして最後にプレイしたのがあおいシナリオ。ぼくはメインディッシュは最後に取っておくタイプですので、明らかにメインヒロインである彼女のルートを残しておいたのは当初からの予定だったのですが・・・
ただ今回に限ってはどうやらミスチョイスだったかもしれません。というのもこのゲーム。演劇をテーマにしている割には上演されるのは「月薔薇姫」ただ一つ。これまでのルートをプレイしていてさすがに劇中劇に飽きがきてしまったのですね。あおいルートではまさかのあおいパパの客演があったりして多少の変化はあったのですが、これも効果は限定的でした。
もしあおいルートを看板とするなら、ラストシーンで別の演劇を上演するくらい徹底的に優遇して欲しかったように思うのです。
(総括)
あおいがメインヒロインというのは主人公に与えた影響やビジュアル面を見ても必然だし、彼女のシーン数が他のヒロインよりも多いということを考えればゲーム制作者に優遇されているというのは誰が見ても分かります。
ただシナリオを考えるとそれほど優遇されているようには感じられなかったし、あおいが女優としての道を選ぶかそれとも主人公を選ぶかという葛藤もあっさり解決した印象でやや物足りなく思えたのは事実です。
そんな中で第一印象の変化という意外性からか日向が一番のお気に入りとなりました。ただ惜しむらくはシステム等環境面の弱さ。バックログが快適に作動すれば読み返しも楽だし、上演される劇が一本きりでもあまり不満に感じられずに済んだかもしれません。それにBGMもクオリティについては高かったのですが、ゲーム世界を考えるとシーンにそぐわないものが散見していたのが残念。
そういったマイナス点をカバーしきれたとはお世辞にも言えなかったという点で手放しに誉めることはできないゲームですが、それでも批評空間でまずまず評価されている理由は分かるような気がするしヒロインの魅力を考えれば良作として扱われるのも充分納得ができました。
2014年03月18日
3月の発売予定表から
来月1日から消費税が上がるということもあってか、有力馬(ゲーム)が次々と出馬登録し最近にない豪華メンバーが揃った。競馬(エロゲー)ファンとしても少しでも馬券(ソフト)が安く買えるということで願ったり叶ったりといったところだが、その分出費は多くなりそう。それでも今回に限っては点数を広げても仕方なしと割り切って考えるのが賢明か。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
愛妹恋愛(インターハート)
中価格帯路線で復帰後3走目でようやく見どころのある走りを見せたインターハート。今回はトレーナー(シナリオライター)にベテラン嘘屋 佐々木酒人を起用して一層の上積みを狙う。2人の妹が主人公を巡って和姦抜きゲーといった血統(設定)でヒロインの可愛さも中々。ただトレーナーがトレーナーだけに萌えエロ一点勝負といった馬ではないはずで、主人公やサブキャラも絡んでの笑いにも期待できそう。ただ変化球が多彩なトレーナーだけにHシーンにもギャグを織り交ぜそうな気配。それだけにヒロインのキャラクターにならともかく、萌えに期待してしまうと肩透かしに遭う可能性が強いかも。今回のメンバー相手に上位に食い込むにはやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
ALIA’s CARNIVAL!(NanaWind)
デビュー戦のユユカナが惨敗に終わっただけに立て直しに時間が掛かったのか、およそ2年半ぶりの出走という超久々の一戦。騎手(原画家)に主戦のMithaだけでなく七尾奈留を配すなどサーカス顔負けの萌え路線で勝負というのは潔いが、トレーナーの顔ぶれにほとんど変化がないのではデビュー戦の二の舞となってしまいそう。異能戦闘ものというよりは魔法学園系といったほうがよく、この手の血統はほとんど走っていないというのもマイナスだ。名手が手綱を握るだけにヒロインの可愛さに関しては太鼓判が押せるが、それ以外の強調材料はほとんどなく今回も凡走に終わってしまいそう。
期待度 ★☆
△英雄*戦姫GOLD(天狐)
世界史の英雄が萌えヒロイン化しての戦略SLG。そして騎手に大槍葦人を起用という点で話題を呼んだ父(本編)だったが、その知名度に比べると成績の方はやや期待ハズレといった成績。その一因がトレーナーの藤原休樹によるものという判断からか今回アリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)に変更してきた。手腕を考えればこの変更はプラスに働きそうだが、肝心のゲーム性がどこまで進化しているかどうか。いくら騎手の描くヒロインがウリとはいえ作業プレイに終始してしまうようでは好走は覚束ない。メンバー的にはチャンスがありそうだが、首位争いとなるとかなり展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
Endless Dungeon(Rosebleu)
完結と謳ったTiny Dungeonからまさか直仔(続編)が登場するとは思わなかった。多くの期待に応えてと厩舎(メーカー)サイドは語っているが、完結したはずの母系(シリーズ)を再び持ち出すということは、それ以降走った2頭の不振が影響しているといってもいいだろう。さすがにヒロイン陣は一新されたようだが、それでも過去のヒロインもサブとして登場するところを見ても厩舎の苦しい事情を物語っている。元々世界観についてはかなりツッコミどころが多かっただけに多少の狂いは意に介さないだろうが、こうした旧ヒロインが幅を利かせた直仔はあながち新ヒロインの魅力が薄くなってしまいがち。入着はともかくそれ以上の成績は期待しにくいだろう。
期待度 ★★
△虐襲5(ANIM)
この母系(シリーズ)も今回で5代目。凝った世界観と良質なキャラ設定で好成績を残した先代の走りを考えれば凌辱系とはいえ期待は大きい。触手やオークといったハード凌辱にありがちな材料を使いながら、そこまできついプレイはなく凌辱初心者にもとっつきやすいのも特長の一つだったが、今回は主人公が完全悪と謳うだけにそのあたりのさじ加減が狂う可能性はある。女騎士を初めとするヒロインの設定は悪くなく、アニメ系の毛色(CG)もファンタジーに合っているだけに、後は主人公が独りよがりになってしまわないかが、好走へのカギとなるか。
期待度 ★★★
くのいちが如く 脱がせ!爆乳ニンジャーズ!(牛乳戦車)
意外といっては失礼だが正統派ACTだった前走がなかなかの走り。テック系が持つ天然バカ風味もうまく作用して見せ場を作った。今回も巨乳くのいちをACTで倒すという相変わらずのバカ風味で、前走から考えれば勝ち負けも。ただ同脚質のライバルがあまりに強力。ACTの難易度や走りなど肝心な部分で劣るだけに単純に比較されれば勝負にならない。前走もACT自体は甘めで飽きやすく馬体重(容量)も少なめだただけに、せめて複数回プレイには耐えられるようにして欲しいところだ。
期待度 ★★☆
△Clover Day’s(ALcot)
厩舎創立10周年記念ということか、デビュー馬のClover Heart’s を思わせるような双子ヒロインとのイチャラブ血統。主戦の仁村有志・鳴海ゆうだけでなく、ちこたむを鞍上に起用するという事実だけみても厩舎の本気度合が感じられる。一応Clover Heart’s の直仔(続編)的扱いのようだが、関連性は薄そうで、父を知らなくてもそれほど影響はなさそう。デビュー以降あまり目立つ馬が出ていなかった厩舎だが、最近出走馬の質が上がっているのは強みで姉妹厩舎の勢いに乗った感もある。その姉妹厩舎で好成績を残した保住圭や瀬尾順がトレーナーとして脇に控えているのも心強い。恐らく一定以上の能力を秘めているのは間違いないが、先頭でゴールを駆け抜けられるかとなると決め手にやや欠ける気も。それでも上位に食い込んでくるのは間違いなく、時計が掛かれば一気の浮上も。
期待度 ★★★☆
恋する夏のラストリゾート(PULLTOP LATTE)
恋愛系と3Pというあまり成功していないニックスながらまずまずの成績を残した彼女と俺と恋人と。から考えれば上位に食い込んでもおかしくないと思わせる雰囲気を漂わせている。トレーナーが樹原新に変わったということで、走りにシリアスさが加わるかと思われたが、イチャラブに特化したという厩舎の方針を鑑みてかヒロインの可愛い水着を押し出しての萌えエロ路線で勝負しそう。ただ今回3Pはありそうだが、どうやらおまけ的扱い。追い切り(体験版)を見る限りメインヒロインの羽海が主軸となりそうで、前走とはやや味の違う馬となりそうな予感。それでも羽海の可愛さは充分すぎるほどでそれだけでもある程度の成績は残せそう。問題はHシーンやサントラを別の馬(ゲーム)として走らせる点で、この作戦は論議を呼びそう。少なくともプラスに働かないことは確かなだけにやや割り引いてみる。
期待度 ★★★
3Ping Lovers!☆一夫二妻の世界へようこそ♪(裸足少女)
出走数こそ多くはないが、エロ得意な著名騎手を起用して近走なかなかの好成績を残している裸足少女の最新馬。この厩舎ではお馴染みとなりつつあるINOに、同じくミンク系厩舎の馬に騎乗していた雛咲とアトリエかぐやで活躍していた坂上海という名手を揃え、抜き目的なら飛びつきたくなる魅力を秘めている。血統に関しては男子学生が突然ファンタジー世界に召喚され、魔法少女たちと3P三昧というどこからツッコミを入れていいか迷う代物。エロは動画付きで水準以上の時計では走れそうだが、ファンタジー世界というややありふれた血統なだけに走りに関してはほとんど期待できないだろう。もちろんこの馬から買うファンにとってはまともな走りを臨んではいないだろうが、ヒロインの魅力については前走よりやや不足気味かと感じさせるだけに過信は禁物。今回はメンバーが揃っているだけにこの馬まで手が回らないか。
期待度 ★★★
銃騎士 Cutie☆Bullet()
藤原休樹をトレーナーに起用して物議を醸したデビュー戦からおよそ2年半。今回もデビュー戦と同じ騎士がヒロインという血統で挑むが、やはりトレーナーを変更してデビュー戦の払拭に躍起となっている。ただその肝心のトレーナーが新人な上に追い切り(体験版)の評価も散々。折角の銃騎士をヒロインとした意味を台無しにするようなテンポの悪い走りでは苦しく、これではヒロインの可愛さも打ち消してしまいそう。中途半端な笑いも現状では逆効果で、いっそバカ系で挑む方がいいくらい。現在油の乗り切っている憂姫はぐれが鞍上でラシックス(声優)も魅力だが、これではとても狙えない。
期待度 ★☆
△大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)
萌え厩舎としてもはや最先端を行く存在といっていいオーガストの直仔(FD)。ファンサービスに長けている厩舎であるし、父(本編)も一流馬だっただけに馬群に大きく沈むのは考えにくい。萌えに長じている厩舎の割にはエロにも決して手を抜かないだけに、その点でも期待は充分。ただ父の走りに謎や深みといった点に関しては薄かっただけに、今回はサブを含めたヒロインとの後日談が走りの中心となりそう。それだけに安定感はあっても直線突き抜けるだけの力強さには欠けていそう。本命馬と真っ向勝負となると分が悪く、評価は押さえ気味にしたい。
期待度 ★★★☆
常夏姉妹サンド(アトリエかぐや)
かぐや復活の狼煙を上げる要因となったたまはじ!に騎乗したmeroが再び登場。たまはじ!と同じトレーナーで路線はほぼ同様だろうが、やや幼馬(ロリ)分に欠ける点があるのが記者的には気がかり。今回も近親配合とはいえ背徳感とは無縁のラブイチャHが延々と繰り広げられそうだが、ややキャラに魅力が欠けるように見られるだけにそれが抜きに影響しないかどうか。それでも複数Hも搭載とある程度のエロさは保障されている。後は強力メンバー相手に抜きだけでどこまで戦えるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★
ドコのドナタの感情経路(ad:lib)
どちらかというと走りよりも入場曲(主題歌)の方が印象に残るアドリブ厩舎の最新馬。これまで青春系の馬としてはやや平凡とも思える血統で挑んできたが、今回はお伽噺をモチーフとしてやや変化を付けてきた印象がある。ただ追い切りを見る限りその効果は限定的。TV動画系の馬体はデビュー当時よりは洗練されてきたようだしヒロインについても可愛く感じられるが、走りのテンポがどうもぎこちなく感じられてしまう。実績的に直線で一気に追い込みを見せるような雰囲気もなく、相手も強いとなるとこの馬に出番が回ってくるとは考えにくい。
期待度 ★★
〇BALDRSKY ZERO2 (戯画)
一時ほどの信頼性はないバルド血統だが、綱島志郎を鞍上に迎えた前走はさすがに好走。その走りを考えれば今回も期待できそう。追い切りはそれほど評判にはなっていないが、アクション系が好走するには必須の爽快感といった点に関しては充分持ち合わせていそう。前走のヒロインもサブとして登場するが、トレーナーも同じなだけに世界観を大きく違えることはないはず。後はこういった血統に付き物の脚元不安(バグ)が発生するかどうか。ただこれまでたびたび脚元不安が表面化している割には、それほど成績には影響しなかっただけに今回も上位に食い込んでくる筈。一角崩し以上の期待も。
期待度 ★★★★
◎ハロー・レディ!(暁WORKS)
名馬るいは智を呼ぶを送り出した騎手さえき北都とトレーナー日野亘&衆堂ジョオのコンビが2年ぶりに出走ということで注目されている。今回は学園が舞台ということでこれまでのようなアクが取れたように感じるが、それでもこのトレーナーの持ち味は失われていない。主人公とヒロインの掛け合いも面白く、これまでこの厩舎のファンだった人の期待は裏切らないだろう。最近直線(終盤)で息切れするシーンが目立つのは心配だが、言い換えれば不安といえばそれくらい。メンバー揃ったここでも充分主役の座を務めてくれるはずだ。
期待度 ★★★★☆
△ひこうき雲の向こう側(FLAT)
最近売出し中のトレーナーであるさかき傘がシークレットゲームを送り出したFLATと組むということで、一部から注目を集めている。トレーナーの実績や馬体の雰囲気から一見普通の萌え系に思えるが、厩舎が厩舎だけに今後ガラリと雰囲気を変えてくる可能性もあることを頭に留めておきたい。トレーナーが近走ダメ主人公を量産しているというのが気がかりだが、一応そのダメぶりも意味を持たせてくれているので救いはある。ただコメディ系ならまだしもシリアスな場面でのヘタレはやはりマイナス材料。直線に入って末脚発揮のシーンは考えられるが、追い込み不発の可能性も考えて馬券はやや手控える手も。
期待度 ★★★☆
▲憑依変身エクストラソウルズ(Studio 邪恋)
これまで催眠系の馬に特化してきたStudio邪恋だが今回は変身ヒロイン凌辱という新たな血統で挑む。騎手は過去放尿系でコアなファンを惹きつけたベテランでこの厩舎の主戦格のYUKIRINだが、最近はやや往年の迫力に欠ける嫌いも。ただトレーナーは過去こういった血統の馬で実績を持つassaultで、憑依変身という普通の変身ヒロイン系とはやや角度を変えてきているのは面白い。一つの体に二人のヒロインの心を持つという趣向が上手く作用すれば、これまでとは違う凌辱系が見られそうだ。強力なメンバー相手にどこまで戦えるかは微妙も、嵌れば上位の一角を崩すだけの能力を秘めていると見た。
期待度 ★★★☆
炎の孕ませ乳ドルマイ★スター学園Z(SQUEEZ)
毎回クラス全員に中だし孕ませという血統で挑むSQUEEZの最新馬。さすがにこれだけ同じ血統が続くとさすがに活力が衰えてきているようで、最近は入着するのが精一杯という成績が続く。今回はアイドルの卵が通う学園が舞台だが、戦法自体にはほとんど変わりなく、テック動画を利かしたバカエロ路線。アイドル系にありがちな清純や近寄りがたさといったキャラの多彩さには無縁で、水着大会やアイドル衣装でのHといったエロに特化した内容。相変わらずヒロイン数が多く、多彩なエロが望める半面、ヒロインに感情移入といった点には期待できない、もちろん抜きに特化しているだけにその点は承知だろうが、最近は萌え系でも濃いHシーンが多くなっているだけに、単なる抜きだけでどこまで勝負できるかどうか。今回も前走同様の成績に終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆
ももいろ性癖開放宣言!(softhouse‐seal GRANDEE)
安馬(低価格)専門だったソフトハウスシールが高馬も扱うようになって7走。着実に入着を果たす安定性はあるが、入着以上の成績となると苦しいという評価に定まってしまったといっていい。それでもシリアスな走りに徹したあまたらすリドルスターが殻を破るどころか、大きく着順を落としたところを考えるとこれまでのようなバカエロ血統の方が向いているということだろう。今回は例のごとくバカエロ血統なだけに持ち時計どおり走ってくれるだろうが、それ以上の成績は望みにくい。今回は相手が強いだけに、苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★☆
らぶらぶらいふ お嬢様7人とラブラブハーレム生活(ぱじゃまエクスタシー)
最近やや低迷気味のぱじゃまソフトから久々に抜き特化した馬が出走。ただ厩舎スタッフを見る限り、 SkyFish pocoから出走したにゃんカフェマキアートと同じで、ぱじゃまソフトの匂いはほとんど感じられない。ぱじゃまソフトはこういった名義貸しはたまに行うため、今回も同傾向と考えておいた方がいいだろう。全員エッチしたハーレム状態から一人のヒロインを選ぶといった血統はこういった萌え和姦系には意外に多く目新しさには欠ける。にゃんカフェマキアートも並みのハーレム系とそれほど差異は感じられなかっただけに、ここでも大きな期待をするわけにはいかないだろう。
期待度 ★★
恋愛まで選択肢ひとつ(脳内彼女)
これまでいい意味でも悪い意味でも厩舎の持ち味だった騸馬(男の娘)ヒロインを封印。女性上位のイメージを薄めるなど方針の変化が見られる脳内彼女。騎手もこれまで主戦だったあおぎりぺんたから空維深夜にあげきちといった面々に替わり脳内彼女らしさが益々薄まった気がする。ヒロインはそこそこ可愛い感じだが、選択肢一つでヒロインと結ばれるという戦法が単調になってしまわないか不安はある。また追い切りの段階では優遇されそうなヒロインがはっきりしていそうで、他のヒロインがおまけのような扱いになってしまわないか心配。その優遇されるヒロインの走りがしっかりしていれば大丈夫なのだが、これまで王道な走りで売って来た厩舎でないだけにその可能性は薄い。今回は様子見が無難だろう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
有力馬が揃い上位拮抗なメンバー構成。それでも追い切りの評価が高いハロー・レディ!がわずかにリードしている。逆転なら厩舎が一時の沈滞ムードから脱しつつあるBALDRSKY ZERO2 。父の走りを再現できればここでも恐い。この2頭が本線を形成するが穴馬も多士済々。不気味なのが憑依変身エクストラソウルズ。トレーナーがこういった血統の馬に手慣れているし一発ありそうなムードを漂わせている。人気馬の直仔大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-も混戦なら出番がありそうだし、厩舎が力を入れているClover Day'sも上位を窺う力はある。他にひこうき雲の向こう側や虐襲5も嵌れば大駆けもありそうで難解な一戦だ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
愛妹恋愛(インターハート)
中価格帯路線で復帰後3走目でようやく見どころのある走りを見せたインターハート。今回はトレーナー(シナリオライター)にベテラン嘘屋 佐々木酒人を起用して一層の上積みを狙う。2人の妹が主人公を巡って和姦抜きゲーといった血統(設定)でヒロインの可愛さも中々。ただトレーナーがトレーナーだけに萌えエロ一点勝負といった馬ではないはずで、主人公やサブキャラも絡んでの笑いにも期待できそう。ただ変化球が多彩なトレーナーだけにHシーンにもギャグを織り交ぜそうな気配。それだけにヒロインのキャラクターにならともかく、萌えに期待してしまうと肩透かしに遭う可能性が強いかも。今回のメンバー相手に上位に食い込むにはやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
ALIA’s CARNIVAL!(NanaWind)
デビュー戦のユユカナが惨敗に終わっただけに立て直しに時間が掛かったのか、およそ2年半ぶりの出走という超久々の一戦。騎手(原画家)に主戦のMithaだけでなく七尾奈留を配すなどサーカス顔負けの萌え路線で勝負というのは潔いが、トレーナーの顔ぶれにほとんど変化がないのではデビュー戦の二の舞となってしまいそう。異能戦闘ものというよりは魔法学園系といったほうがよく、この手の血統はほとんど走っていないというのもマイナスだ。名手が手綱を握るだけにヒロインの可愛さに関しては太鼓判が押せるが、それ以外の強調材料はほとんどなく今回も凡走に終わってしまいそう。
期待度 ★☆
△英雄*戦姫GOLD(天狐)
世界史の英雄が萌えヒロイン化しての戦略SLG。そして騎手に大槍葦人を起用という点で話題を呼んだ父(本編)だったが、その知名度に比べると成績の方はやや期待ハズレといった成績。その一因がトレーナーの藤原休樹によるものという判断からか今回アリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)に変更してきた。手腕を考えればこの変更はプラスに働きそうだが、肝心のゲーム性がどこまで進化しているかどうか。いくら騎手の描くヒロインがウリとはいえ作業プレイに終始してしまうようでは好走は覚束ない。メンバー的にはチャンスがありそうだが、首位争いとなるとかなり展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
Endless Dungeon(Rosebleu)
完結と謳ったTiny Dungeonからまさか直仔(続編)が登場するとは思わなかった。多くの期待に応えてと厩舎(メーカー)サイドは語っているが、完結したはずの母系(シリーズ)を再び持ち出すということは、それ以降走った2頭の不振が影響しているといってもいいだろう。さすがにヒロイン陣は一新されたようだが、それでも過去のヒロインもサブとして登場するところを見ても厩舎の苦しい事情を物語っている。元々世界観についてはかなりツッコミどころが多かっただけに多少の狂いは意に介さないだろうが、こうした旧ヒロインが幅を利かせた直仔はあながち新ヒロインの魅力が薄くなってしまいがち。入着はともかくそれ以上の成績は期待しにくいだろう。
期待度 ★★
△虐襲5(ANIM)
この母系(シリーズ)も今回で5代目。凝った世界観と良質なキャラ設定で好成績を残した先代の走りを考えれば凌辱系とはいえ期待は大きい。触手やオークといったハード凌辱にありがちな材料を使いながら、そこまできついプレイはなく凌辱初心者にもとっつきやすいのも特長の一つだったが、今回は主人公が完全悪と謳うだけにそのあたりのさじ加減が狂う可能性はある。女騎士を初めとするヒロインの設定は悪くなく、アニメ系の毛色(CG)もファンタジーに合っているだけに、後は主人公が独りよがりになってしまわないかが、好走へのカギとなるか。
期待度 ★★★
くのいちが如く 脱がせ!爆乳ニンジャーズ!(牛乳戦車)
意外といっては失礼だが正統派ACTだった前走がなかなかの走り。テック系が持つ天然バカ風味もうまく作用して見せ場を作った。今回も巨乳くのいちをACTで倒すという相変わらずのバカ風味で、前走から考えれば勝ち負けも。ただ同脚質のライバルがあまりに強力。ACTの難易度や走りなど肝心な部分で劣るだけに単純に比較されれば勝負にならない。前走もACT自体は甘めで飽きやすく馬体重(容量)も少なめだただけに、せめて複数回プレイには耐えられるようにして欲しいところだ。
期待度 ★★☆
△Clover Day’s(ALcot)
厩舎創立10周年記念ということか、デビュー馬のClover Heart’s を思わせるような双子ヒロインとのイチャラブ血統。主戦の仁村有志・鳴海ゆうだけでなく、ちこたむを鞍上に起用するという事実だけみても厩舎の本気度合が感じられる。一応Clover Heart’s の直仔(続編)的扱いのようだが、関連性は薄そうで、父を知らなくてもそれほど影響はなさそう。デビュー以降あまり目立つ馬が出ていなかった厩舎だが、最近出走馬の質が上がっているのは強みで姉妹厩舎の勢いに乗った感もある。その姉妹厩舎で好成績を残した保住圭や瀬尾順がトレーナーとして脇に控えているのも心強い。恐らく一定以上の能力を秘めているのは間違いないが、先頭でゴールを駆け抜けられるかとなると決め手にやや欠ける気も。それでも上位に食い込んでくるのは間違いなく、時計が掛かれば一気の浮上も。
期待度 ★★★☆
恋する夏のラストリゾート(PULLTOP LATTE)
恋愛系と3Pというあまり成功していないニックスながらまずまずの成績を残した彼女と俺と恋人と。から考えれば上位に食い込んでもおかしくないと思わせる雰囲気を漂わせている。トレーナーが樹原新に変わったということで、走りにシリアスさが加わるかと思われたが、イチャラブに特化したという厩舎の方針を鑑みてかヒロインの可愛い水着を押し出しての萌えエロ路線で勝負しそう。ただ今回3Pはありそうだが、どうやらおまけ的扱い。追い切り(体験版)を見る限りメインヒロインの羽海が主軸となりそうで、前走とはやや味の違う馬となりそうな予感。それでも羽海の可愛さは充分すぎるほどでそれだけでもある程度の成績は残せそう。問題はHシーンやサントラを別の馬(ゲーム)として走らせる点で、この作戦は論議を呼びそう。少なくともプラスに働かないことは確かなだけにやや割り引いてみる。
期待度 ★★★
3Ping Lovers!☆一夫二妻の世界へようこそ♪(裸足少女)
出走数こそ多くはないが、エロ得意な著名騎手を起用して近走なかなかの好成績を残している裸足少女の最新馬。この厩舎ではお馴染みとなりつつあるINOに、同じくミンク系厩舎の馬に騎乗していた雛咲とアトリエかぐやで活躍していた坂上海という名手を揃え、抜き目的なら飛びつきたくなる魅力を秘めている。血統に関しては男子学生が突然ファンタジー世界に召喚され、魔法少女たちと3P三昧というどこからツッコミを入れていいか迷う代物。エロは動画付きで水準以上の時計では走れそうだが、ファンタジー世界というややありふれた血統なだけに走りに関してはほとんど期待できないだろう。もちろんこの馬から買うファンにとってはまともな走りを臨んではいないだろうが、ヒロインの魅力については前走よりやや不足気味かと感じさせるだけに過信は禁物。今回はメンバーが揃っているだけにこの馬まで手が回らないか。
期待度 ★★★
銃騎士 Cutie☆Bullet()
藤原休樹をトレーナーに起用して物議を醸したデビュー戦からおよそ2年半。今回もデビュー戦と同じ騎士がヒロインという血統で挑むが、やはりトレーナーを変更してデビュー戦の払拭に躍起となっている。ただその肝心のトレーナーが新人な上に追い切り(体験版)の評価も散々。折角の銃騎士をヒロインとした意味を台無しにするようなテンポの悪い走りでは苦しく、これではヒロインの可愛さも打ち消してしまいそう。中途半端な笑いも現状では逆効果で、いっそバカ系で挑む方がいいくらい。現在油の乗り切っている憂姫はぐれが鞍上でラシックス(声優)も魅力だが、これではとても狙えない。
期待度 ★☆
△大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)
萌え厩舎としてもはや最先端を行く存在といっていいオーガストの直仔(FD)。ファンサービスに長けている厩舎であるし、父(本編)も一流馬だっただけに馬群に大きく沈むのは考えにくい。萌えに長じている厩舎の割にはエロにも決して手を抜かないだけに、その点でも期待は充分。ただ父の走りに謎や深みといった点に関しては薄かっただけに、今回はサブを含めたヒロインとの後日談が走りの中心となりそう。それだけに安定感はあっても直線突き抜けるだけの力強さには欠けていそう。本命馬と真っ向勝負となると分が悪く、評価は押さえ気味にしたい。
期待度 ★★★☆
常夏姉妹サンド(アトリエかぐや)
かぐや復活の狼煙を上げる要因となったたまはじ!に騎乗したmeroが再び登場。たまはじ!と同じトレーナーで路線はほぼ同様だろうが、やや幼馬(ロリ)分に欠ける点があるのが記者的には気がかり。今回も近親配合とはいえ背徳感とは無縁のラブイチャHが延々と繰り広げられそうだが、ややキャラに魅力が欠けるように見られるだけにそれが抜きに影響しないかどうか。それでも複数Hも搭載とある程度のエロさは保障されている。後は強力メンバー相手に抜きだけでどこまで戦えるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★
ドコのドナタの感情経路(ad:lib)
どちらかというと走りよりも入場曲(主題歌)の方が印象に残るアドリブ厩舎の最新馬。これまで青春系の馬としてはやや平凡とも思える血統で挑んできたが、今回はお伽噺をモチーフとしてやや変化を付けてきた印象がある。ただ追い切りを見る限りその効果は限定的。TV動画系の馬体はデビュー当時よりは洗練されてきたようだしヒロインについても可愛く感じられるが、走りのテンポがどうもぎこちなく感じられてしまう。実績的に直線で一気に追い込みを見せるような雰囲気もなく、相手も強いとなるとこの馬に出番が回ってくるとは考えにくい。
期待度 ★★
〇BALDRSKY ZERO2 (戯画)
一時ほどの信頼性はないバルド血統だが、綱島志郎を鞍上に迎えた前走はさすがに好走。その走りを考えれば今回も期待できそう。追い切りはそれほど評判にはなっていないが、アクション系が好走するには必須の爽快感といった点に関しては充分持ち合わせていそう。前走のヒロインもサブとして登場するが、トレーナーも同じなだけに世界観を大きく違えることはないはず。後はこういった血統に付き物の脚元不安(バグ)が発生するかどうか。ただこれまでたびたび脚元不安が表面化している割には、それほど成績には影響しなかっただけに今回も上位に食い込んでくる筈。一角崩し以上の期待も。
期待度 ★★★★
◎ハロー・レディ!(暁WORKS)
名馬るいは智を呼ぶを送り出した騎手さえき北都とトレーナー日野亘&衆堂ジョオのコンビが2年ぶりに出走ということで注目されている。今回は学園が舞台ということでこれまでのようなアクが取れたように感じるが、それでもこのトレーナーの持ち味は失われていない。主人公とヒロインの掛け合いも面白く、これまでこの厩舎のファンだった人の期待は裏切らないだろう。最近直線(終盤)で息切れするシーンが目立つのは心配だが、言い換えれば不安といえばそれくらい。メンバー揃ったここでも充分主役の座を務めてくれるはずだ。
期待度 ★★★★☆
△ひこうき雲の向こう側(FLAT)
最近売出し中のトレーナーであるさかき傘がシークレットゲームを送り出したFLATと組むということで、一部から注目を集めている。トレーナーの実績や馬体の雰囲気から一見普通の萌え系に思えるが、厩舎が厩舎だけに今後ガラリと雰囲気を変えてくる可能性もあることを頭に留めておきたい。トレーナーが近走ダメ主人公を量産しているというのが気がかりだが、一応そのダメぶりも意味を持たせてくれているので救いはある。ただコメディ系ならまだしもシリアスな場面でのヘタレはやはりマイナス材料。直線に入って末脚発揮のシーンは考えられるが、追い込み不発の可能性も考えて馬券はやや手控える手も。
期待度 ★★★☆
▲憑依変身エクストラソウルズ(Studio 邪恋)
これまで催眠系の馬に特化してきたStudio邪恋だが今回は変身ヒロイン凌辱という新たな血統で挑む。騎手は過去放尿系でコアなファンを惹きつけたベテランでこの厩舎の主戦格のYUKIRINだが、最近はやや往年の迫力に欠ける嫌いも。ただトレーナーは過去こういった血統の馬で実績を持つassaultで、憑依変身という普通の変身ヒロイン系とはやや角度を変えてきているのは面白い。一つの体に二人のヒロインの心を持つという趣向が上手く作用すれば、これまでとは違う凌辱系が見られそうだ。強力なメンバー相手にどこまで戦えるかは微妙も、嵌れば上位の一角を崩すだけの能力を秘めていると見た。
期待度 ★★★☆
炎の孕ませ乳ドルマイ★スター学園Z(SQUEEZ)
毎回クラス全員に中だし孕ませという血統で挑むSQUEEZの最新馬。さすがにこれだけ同じ血統が続くとさすがに活力が衰えてきているようで、最近は入着するのが精一杯という成績が続く。今回はアイドルの卵が通う学園が舞台だが、戦法自体にはほとんど変わりなく、テック動画を利かしたバカエロ路線。アイドル系にありがちな清純や近寄りがたさといったキャラの多彩さには無縁で、水着大会やアイドル衣装でのHといったエロに特化した内容。相変わらずヒロイン数が多く、多彩なエロが望める半面、ヒロインに感情移入といった点には期待できない、もちろん抜きに特化しているだけにその点は承知だろうが、最近は萌え系でも濃いHシーンが多くなっているだけに、単なる抜きだけでどこまで勝負できるかどうか。今回も前走同様の成績に終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆
ももいろ性癖開放宣言!(softhouse‐seal GRANDEE)
安馬(低価格)専門だったソフトハウスシールが高馬も扱うようになって7走。着実に入着を果たす安定性はあるが、入着以上の成績となると苦しいという評価に定まってしまったといっていい。それでもシリアスな走りに徹したあまたらすリドルスターが殻を破るどころか、大きく着順を落としたところを考えるとこれまでのようなバカエロ血統の方が向いているということだろう。今回は例のごとくバカエロ血統なだけに持ち時計どおり走ってくれるだろうが、それ以上の成績は望みにくい。今回は相手が強いだけに、苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★☆
らぶらぶらいふ お嬢様7人とラブラブハーレム生活(ぱじゃまエクスタシー)
最近やや低迷気味のぱじゃまソフトから久々に抜き特化した馬が出走。ただ厩舎スタッフを見る限り、 SkyFish pocoから出走したにゃんカフェマキアートと同じで、ぱじゃまソフトの匂いはほとんど感じられない。ぱじゃまソフトはこういった名義貸しはたまに行うため、今回も同傾向と考えておいた方がいいだろう。全員エッチしたハーレム状態から一人のヒロインを選ぶといった血統はこういった萌え和姦系には意外に多く目新しさには欠ける。にゃんカフェマキアートも並みのハーレム系とそれほど差異は感じられなかっただけに、ここでも大きな期待をするわけにはいかないだろう。
期待度 ★★
恋愛まで選択肢ひとつ(脳内彼女)
これまでいい意味でも悪い意味でも厩舎の持ち味だった騸馬(男の娘)ヒロインを封印。女性上位のイメージを薄めるなど方針の変化が見られる脳内彼女。騎手もこれまで主戦だったあおぎりぺんたから空維深夜にあげきちといった面々に替わり脳内彼女らしさが益々薄まった気がする。ヒロインはそこそこ可愛い感じだが、選択肢一つでヒロインと結ばれるという戦法が単調になってしまわないか不安はある。また追い切りの段階では優遇されそうなヒロインがはっきりしていそうで、他のヒロインがおまけのような扱いになってしまわないか心配。その優遇されるヒロインの走りがしっかりしていれば大丈夫なのだが、これまで王道な走りで売って来た厩舎でないだけにその可能性は薄い。今回は様子見が無難だろう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
有力馬が揃い上位拮抗なメンバー構成。それでも追い切りの評価が高いハロー・レディ!がわずかにリードしている。逆転なら厩舎が一時の沈滞ムードから脱しつつあるBALDRSKY ZERO2 。父の走りを再現できればここでも恐い。この2頭が本線を形成するが穴馬も多士済々。不気味なのが憑依変身エクストラソウルズ。トレーナーがこういった血統の馬に手慣れているし一発ありそうなムードを漂わせている。人気馬の直仔大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-も混戦なら出番がありそうだし、厩舎が力を入れているClover Day'sも上位を窺う力はある。他にひこうき雲の向こう側や虐襲5も嵌れば大駆けもありそうで難解な一戦だ。
2014年03月02日
頑張ってくれた妹のために
先週久々に土日が休日になったのですが、そんな時に限ってカゼをひいてしまうもので結局休日はずっと安静にしていました。
カゼといっても多少の熱程度なら隙をついてエロゲーをしたりするのですが、今回のカゼはかなり酷くて文字通りの安静状態。症状を見る限り明らかなインフルエンザなわけですが、仕事柄予防接種を打っていることもあって最近は一度も罹った覚えのないインフルに罹患するとはよほど抵抗力が弱っているのでしょう。
そんなわけで相変わらず積みゲー崩しは全くといっていいくらい捗っていないのですが、ようやく妹のおかげでモテすぎてヤバい(Hulotte)をクリアすることができました。タイトルを見る限りラノベをパクったネタゲーのように思えるし、実際OPムービーを見てもそれを強く臭わせる内容。正直不安ばかりが先立つ出だしだったのですが、高いレベルとまではいかないまでも萌えゲーとしては水準以上といえるデキでした。
特にぼくが感心したのはヒロインがすべて可愛く感じられたことです。
(ここからネタバレ注意)
このゲームの趣向として「振って! 振って! 振りまくる! ADV 」とあるように、目的のヒロインのルートに入るためには他のヒロインの告白を無下にしなければなりません。ただその過程ともいえる他のヒロインを魅力的に描かなければ、メインディッシュに行きつくまでの道中が苦痛に感じられてしまう。といってメインヒロインよりも中途のヒロインを魅力的にしてしまっても、今度は主人公がメインヒロインに惹かれるようになった理由が乏しくなる・・・というわけでこの趣向を成功させるにはヒロインの魅力について微妙なバランスが必要となるわけですが、このゲームの場合それが絶妙だったのですね。
最初の敵キャラ(ヒロイン)である活発でありながら純情という舞奈に始まって、やや小悪魔風味を漂わせている妹の友人である青葉。そしてインドア系で影の薄いのが逆にキャラ立ちに繋がっている先輩の美也という順に攻略していくわけですが、その誰もが可愛く感じられていわゆる捨てキャラと云われるようなヒロインは1人もいませんでした。それにその攻略していくラインナップも正道ながらよく考えられています。
舞奈はいわゆる正統派のヒロインであってトップバッターには最適。続く青葉は勘が鋭い小悪魔タイプというどちらかというとトリッキーなタイプなだけに2番手というのは頷ける選択。そして続く美也はおとなしい性格と見せて芯の強いタイプのヒロイン。秘かに主人公を想っているという点を考えればメインヒロインの前に登場するのに相応しい。もしこのヒロインの登場する順番が違ったとすれば、このゲームに対する印象はかなり変わったのではないかと思うのです。
そんな3人を経て登場する叶はメインヒロインだけに厚遇されています。そしてこのゲームのキモというべき浅沼神社の秘術「刻廻の儀」の謎について徐々に明かされいくわけですが、ただそれよりも天然系お嬢さまである叶の魅力はさすがにメインディッシュに相応しくて非常に魅力的に感じられました。そしてその叶ルートが終えて次にプレイすることになるのが影のメインヒロインというべき妹のメグリなわけですが、正直なところぼくはこのメグリルートを買っていないのですね。というのも叶ルートでは主人公が不調に陥り、そしてメグリルートではメグリの体調が悪くなるという二重の展開はやはり重く感じられるのです。他のルートで兄である主人公の恋愛を優しく見守るメグリの方が、自らのルートよりも魅力的にぼくには感じられてしまうのもその重さによるものではないかと思うのですね。
その重さの主要因はこのゲームのライターが物語の主軸として「刻廻の儀」を据えてしまったことによることは明らかです。確かにこれまで女性に縁遠かった主人公を手っ取り早くモテさせるのには「刻廻の儀」という儀式は有効に働いているのは間違いない。ただぼくが思うにはメグリが兄に恋愛を積極的にさせるために「刻廻の儀」を行うこと自体は良いとしても、必ずしも儀式自体を成功させる必要はなかったと思うのです。
叶と同じ学校に転入するために必死に勉強しまた肉体改造にまで取り組んだというのにフラれてしまった主人公のために何とかしてあげたいというメグリの気持ちは分かります。ただそれでは肝心のメグリの兄に対する想いについてはどうなのでしょうか?ぼくはその想いが置き去りになってしまっていたのが、本来なら影のメインヒロインとして叶以上に光るはずだったメグリルートが今ひとつ輝かなかったことに繋がったのではないかと考えるのです。
もしメグリを輝かせたいならば、叶に告白してフラれて落ち込む主人公をもう一押しさせるためにメグリが「刻廻の儀」という儀式をでっち上げたというストーリーにしても良かったのではないかと・・・。まあそこまでぶっちゃけなくても、「刻廻の儀」という秘法は浅沼神社に伝わってはいたが、メグリの巫女としての実力が足りなかったのかなぜか発動しなかったという展開にしても悪くなかった(メグリはそれを分かっていたが恋愛に奥手な兄を勇気づけたいがために黙っていた)。そしてその失敗した原因はメグリの巫女としての力が劣っていたわけでなく、兄が他の女性と結ばれることについて心の奥底で邪心が働いてしまっていたからとした方が、よりメグリの兄に対する想いが伝わったはずなのです。
だからメグリルートの分岐点は一番最初ではなくラスト・・・つまり数々の苦労をしてまでむすばれたかったはずの叶の告白を振ってまで、主人公が妹のメグリに告白する。もしそんな展開だったとすれば妹スキーにとっては至高の妹ゲーになったはずなのですが・・・
まあこのゲームのライターは、叶とメグリを両天秤にかけて叶の方を取ったのでしょう。もちろんそれはそれで悪くないとは思うのですが、幼いころから兄に秘かな思いを抱いていたメグリのことを思うと「刻廻の儀」の副作用ではなく、主人公と恋愛関係を結ばせてあげたかったのです。メインヒロインである叶の告白を無下にする。それでこそ「振って! 振って! 振りまくる! ADV 」の面目躍如ではなかったかなとぼくは思ったのです。
カゼといっても多少の熱程度なら隙をついてエロゲーをしたりするのですが、今回のカゼはかなり酷くて文字通りの安静状態。症状を見る限り明らかなインフルエンザなわけですが、仕事柄予防接種を打っていることもあって最近は一度も罹った覚えのないインフルに罹患するとはよほど抵抗力が弱っているのでしょう。
そんなわけで相変わらず積みゲー崩しは全くといっていいくらい捗っていないのですが、ようやく妹のおかげでモテすぎてヤバい(Hulotte)をクリアすることができました。タイトルを見る限りラノベをパクったネタゲーのように思えるし、実際OPムービーを見てもそれを強く臭わせる内容。正直不安ばかりが先立つ出だしだったのですが、高いレベルとまではいかないまでも萌えゲーとしては水準以上といえるデキでした。
特にぼくが感心したのはヒロインがすべて可愛く感じられたことです。
(ここからネタバレ注意)
このゲームの趣向として「振って! 振って! 振りまくる! ADV 」とあるように、目的のヒロインのルートに入るためには他のヒロインの告白を無下にしなければなりません。ただその過程ともいえる他のヒロインを魅力的に描かなければ、メインディッシュに行きつくまでの道中が苦痛に感じられてしまう。といってメインヒロインよりも中途のヒロインを魅力的にしてしまっても、今度は主人公がメインヒロインに惹かれるようになった理由が乏しくなる・・・というわけでこの趣向を成功させるにはヒロインの魅力について微妙なバランスが必要となるわけですが、このゲームの場合それが絶妙だったのですね。
最初の敵キャラ(ヒロイン)である活発でありながら純情という舞奈に始まって、やや小悪魔風味を漂わせている妹の友人である青葉。そしてインドア系で影の薄いのが逆にキャラ立ちに繋がっている先輩の美也という順に攻略していくわけですが、その誰もが可愛く感じられていわゆる捨てキャラと云われるようなヒロインは1人もいませんでした。それにその攻略していくラインナップも正道ながらよく考えられています。
舞奈はいわゆる正統派のヒロインであってトップバッターには最適。続く青葉は勘が鋭い小悪魔タイプというどちらかというとトリッキーなタイプなだけに2番手というのは頷ける選択。そして続く美也はおとなしい性格と見せて芯の強いタイプのヒロイン。秘かに主人公を想っているという点を考えればメインヒロインの前に登場するのに相応しい。もしこのヒロインの登場する順番が違ったとすれば、このゲームに対する印象はかなり変わったのではないかと思うのです。
そんな3人を経て登場する叶はメインヒロインだけに厚遇されています。そしてこのゲームのキモというべき浅沼神社の秘術「刻廻の儀」の謎について徐々に明かされいくわけですが、ただそれよりも天然系お嬢さまである叶の魅力はさすがにメインディッシュに相応しくて非常に魅力的に感じられました。そしてその叶ルートが終えて次にプレイすることになるのが影のメインヒロインというべき妹のメグリなわけですが、正直なところぼくはこのメグリルートを買っていないのですね。というのも叶ルートでは主人公が不調に陥り、そしてメグリルートではメグリの体調が悪くなるという二重の展開はやはり重く感じられるのです。他のルートで兄である主人公の恋愛を優しく見守るメグリの方が、自らのルートよりも魅力的にぼくには感じられてしまうのもその重さによるものではないかと思うのですね。
その重さの主要因はこのゲームのライターが物語の主軸として「刻廻の儀」を据えてしまったことによることは明らかです。確かにこれまで女性に縁遠かった主人公を手っ取り早くモテさせるのには「刻廻の儀」という儀式は有効に働いているのは間違いない。ただぼくが思うにはメグリが兄に恋愛を積極的にさせるために「刻廻の儀」を行うこと自体は良いとしても、必ずしも儀式自体を成功させる必要はなかったと思うのです。
叶と同じ学校に転入するために必死に勉強しまた肉体改造にまで取り組んだというのにフラれてしまった主人公のために何とかしてあげたいというメグリの気持ちは分かります。ただそれでは肝心のメグリの兄に対する想いについてはどうなのでしょうか?ぼくはその想いが置き去りになってしまっていたのが、本来なら影のメインヒロインとして叶以上に光るはずだったメグリルートが今ひとつ輝かなかったことに繋がったのではないかと考えるのです。
もしメグリを輝かせたいならば、叶に告白してフラれて落ち込む主人公をもう一押しさせるためにメグリが「刻廻の儀」という儀式をでっち上げたというストーリーにしても良かったのではないかと・・・。まあそこまでぶっちゃけなくても、「刻廻の儀」という秘法は浅沼神社に伝わってはいたが、メグリの巫女としての実力が足りなかったのかなぜか発動しなかったという展開にしても悪くなかった(メグリはそれを分かっていたが恋愛に奥手な兄を勇気づけたいがために黙っていた)。そしてその失敗した原因はメグリの巫女としての力が劣っていたわけでなく、兄が他の女性と結ばれることについて心の奥底で邪心が働いてしまっていたからとした方が、よりメグリの兄に対する想いが伝わったはずなのです。
だからメグリルートの分岐点は一番最初ではなくラスト・・・つまり数々の苦労をしてまでむすばれたかったはずの叶の告白を振ってまで、主人公が妹のメグリに告白する。もしそんな展開だったとすれば妹スキーにとっては至高の妹ゲーになったはずなのですが・・・
まあこのゲームのライターは、叶とメグリを両天秤にかけて叶の方を取ったのでしょう。もちろんそれはそれで悪くないとは思うのですが、幼いころから兄に秘かな思いを抱いていたメグリのことを思うと「刻廻の儀」の副作用ではなく、主人公と恋愛関係を結ばせてあげたかったのです。メインヒロインである叶の告白を無下にする。それでこそ「振って! 振って! 振りまくる! ADV 」の面目躍如ではなかったかなとぼくは思ったのです。
2014年02月16日
2月の発売予定表から
やや寂しい前レース(月)のメンバーから一転、フルゲート必至の多頭数な競馬となりそう。といってもメンバー自体のレベルはそれほど高くなく、本命馬以外はどんぐりの背比べ状態で何が食い込んできてもおかしくない。次のレースのことを考えるとあまり点数が広げられないだけに、何とか少ない点数で当たり馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
110 産婦人科 死刑因 病院ジャック(G.J?)
トレーナー(ライター)に恵まれない騎手(原画家)として名高い佐野俊英が主戦を勤めるG.J?の最新馬。最近好走した唯一の例が百機夜行だが、これはSLGということでトレーナーの貢献した割合は少なかった。そう考えると前走のメイドさんとボイン魂 が本来のG.J?の姿か。そんな今回は競馬(エロゲー)黎明期によく見られた監禁凌辱系。病院を利用したガチ凌辱が見所だが、あまりに変態プレイが過ぎるとバカになってしまうのがこういった血統の悩みどころ。そのあたりの匙加減がトレーナーの腕の見せ所だが、果たしてG.J?にそれが出来るのか不安は尽きない。大駆けの可能性がないとは言い切れないが、順当なら消しだ。
期待度 ★☆
△イノセントガール(FrontWing)
抜き系の馬と手が合ってなさそうに思えるななかまいを鞍上に起用したにしては、そこそこ結果を残したピュアガールの直仔(続編)。幼ささえ感じさせる可愛いヒロインの変態性癖が今回も発揮できれば父以上の成績も望めそう。気がかりはこうした馬を得意とする屑美たけゆきがトレーナーを離れ、代わりに起用されるのが桑島由一に森崎亮人といった面々。確かにトレーナーとしての実績は屑美氏を凌ぐものがあるが、こうした特殊抜き系の馬を扱うという点ではやや違和感があるのは否めない。それでも能力を考えれば能力どおり走らせるだけの実績は持っているし、七央結日やかづやが残っているのも心強い。時計(中央値)が早(高)くなると厳しいが、展開に恵まれれば上位に食い込むだけの力は持っている筈。
期待度 ★★★☆
おとなり恋戦争!(シュガーハウス)
ほとんど見せ場を作れないまま惨敗したデビュー戦を考えると、相当奮起しなければ厳しい結果が待っていそう。今回はメンバーを一新して出直しを図るが、トレーナーとして起用された神無の実績は乏しく大きな変わり身となるとどうか。実際追い切り(体験版)を見ても、血統(設定)を生かしているとはお世辞にも言えそうもない。騎手は新人で荒削りながらヒロインの造形を見る限り素質を感じさせる。その魅力的なヒロインが幼馴染が主人公を取り合うという展開は面白そうに思えるが、それで飛びつくと痛い目に合いそうだ。
期待度 ★★
終わる世界と双子座のパラダイス(コットンソフト)
コットンソフト初の直仔(FD)。走る直仔を出すには厩舎にある程度の体力が必要で、そうでないとただ父(本編)の素材を流用しただけの内容の薄い競走に終わってしまうことが多い。最近のコットンソフトの成績は優秀ともいえるものを残しているが、厩舎の体力面を考えるとやや厳しいものを感じさせる。ファンサービスの点で定評のあったねこねこのスタッフが絡んでいるものの、やや強気のお台(価格)設定を考えるとそれが生かせているかは不安だ。公開されている内容どおりならば、お台に見合っているとは思えないだけに今回に限っては強く押す気にはなれない。
期待度 ★★☆
恋式マニュアル(GLace)
デビュー戦でせせなやうを鞍上に迎えながら期待を裏切ったGLace厩舎。トレーナーが若瀬諒ということで不安は大きかったが不安は的中。ヒロインの可愛さを生かせなかった内容の薄い走り(テキスト)にはガッカリ。今回は騎手が月石厩舎出身の彩季なおに乗り替りということで、ヒロインの魅力はデビュー戦と比べるとやや劣るのは否めない。その分コメディ寄りの走りでカバーする算段もそれが当たるかどうかとなると、トレーナーの実績が未知数。恋愛力向上という血統はこれまで数多くの馬が走っていて新鮮味は足りず、追い切りを見てもその印象は替わらなかった。当初考えていたよりヒロインの魅力は高かったが、この多頭数を捌ききるだけの末脚は持ってなさそう。
期待度 ★★
恋七夜(スナックファクトリー)
前走からオール安馬(低価格)態勢に見切りを付けたのか、今回も同価格帯で挑む。これまでのミンク系の馬から考えると一味違う走りを見せた前走だったが、その好走の要因が騎手の力によるものが大だったとすると今回はやや割引が必要。といっても騎手の腕が劣るというわけでなく、どうも調教系にしては毛色(CG)が明るいのが難。普通のヒロイン凌辱調教系でなく主人公の葛藤が入っているのがやや変わっていて、そのあたりを上手く生かせれば好走も夢でない。ただ血統が上滑りして凡走に終わった机乙女のことを考えると、やはり夢のままで終わってしまう可能性が強そうだ。
期待度 ★★☆
恋する気持ちの花言葉(HexenHaus)
厩舎デビュー緒戦にしてはあまり目立つところを見せていない。トレーナーのtiroはPurple 出身だが、鏡遊の仕事を引き継いだ未来ノスタルジア以外手がけた馬はすべて凡馬ばかりと実績はお寒い。騎手も一見で惹きつけるような手腕もなさそうで、ウリはHシーンでの動画だけといったところ。血統は学生寮の管理人としてやってきた主人公と寮生たちとの恋愛系とどこかで見たようなタイプ。追い切りを見た雰囲気はそれほど悪くはないが、それだけで通用するほど今の競馬は甘くないだろう。
期待度 ★☆
恋する姉妹の六重奏(PeasSoft)
主戦騎手に名手さとーさとるを配し、馬体(CG)はいつもピカピカながら競走では後方追走ばかりというピースソフト。その原因であるトレーナーについては最近一戦ごとに代えるなど試行錯誤を繰り返しているがどうも結果が付いてこない。今回は脳内彼女でソコソコの実績を残している芳井一を起用してきたが、姉妹ヒロインのどちらを選ぶかという葛藤よりも、どうやら姉妹との3Pがメインとなりそうということで内容はお察し。騎手は今回も主戦のさとーさとるでなく羽鳥ぴよこや熊虎たつみとやや魅力も薄くなり、今回も大きな期待はできそうもない。
期待度 ★☆
恋する少女と想いのキセキ ~Poupee de souhaits~(Sugar pot)
トレーナーが尾之上咲太ということで馬場掃除がほぼ確定していた前走だったが、名トレーナーおるごぅるを起用しても同結果に終わったところを見るとSugar potという厩舎自体に問題があると考えた方がいいかもしれない。今回は少女人形がヒロインということで、何か月嶋ゆうこ騎手起用で登録されながらほぼお蔵入りと化しているアリスまぺっと を思わせる。ヒロインの可愛さを考えれば萌え系として充分水準以上のものを持っているはずだが、ただ追い切りで主人公の視野がやや狭く感じられたのも気になる。これから主人公が成長していくならともかく、萌え一本の走りでは好走は望めない。トレーナーのキャリアがないのも不安で順当なら今回も見送りだろう。
期待度 ★★☆
催眠クラス ~女子全員、知らないうちに妊娠してました~(OLE‐M)
マイナー(特殊)血統の中では最近目立つようになってきた催眠系にOLE‐Mが挑む。といってもこれまでの所属馬がオールバカという厩舎だけに当然この馬も天然バカ系の血が濃いはず。騎手はこの厩舎ではお馴染みの望月望でベテランながらその手腕に翳りはない。ヒロインが巨乳ばかりというのはどうかとも思えるが、厩舎が乳揺れに拘っているようで巨乳ファンを対象にした戦略と考えれば悪くない。ただクラス全員という馬名から仕方ないとはいえ、メインヒロイン7人にサブ8人という人数の多さがヒロイン別Hシーン数の少なさに繋がってしまう可能性が強く、いつも以上に内容の薄い走りとなってしまいそう。これまで入着も果たせていない厩舎の実績から考えてとても狙えない。
期待度 ★☆
△少女教育(たぬきそふと)
前レース出走を直前回避したが、厩舎のこれまでの実績を考えれば想定内。ただ追い切りが公開されていないのは気がかりで、主人公の中年親父が教師らしからぬキモさを全面に出してしまわないか不安。ただ血統については原点回帰してきた模様で、幼馬らしさに復活の兆しがあるのは好材料。コミュ障害と云われるヒロインの少女をどう主人公が扱うかがカギとなるが、幽霊少女も絡んでエロについては期待できそう。トレーナーが発表されていないのは明らかにマイナスで、大きく狙うのは厳しそうだが、連穴で狙うには充分すぎる能力は持っているだろう。
期待度 ★★★
処女ビッチだらけのテニス部合宿! アタシが処女だって証拠がドコにあんのよ!?(マリン)
明るいエロに定評があるマリン厩舎の最新馬。一見派手なヒロインが実は処女という血統は一見面白そうに思えるが、よくよく考えれば最近の競走馬のほとんどは処女だからそれほど目新しさはない。スポーツ少女ヒロインはこの厩舎が得意とするところだが、ややコンセプトに誤算が見られそうなのは不安だ。騎手の金城航は最近力を付けつつあるが、それでも同型馬の騎手と比べると馬の能力を引き出すという点ではやや低いか。その分をトレーナーの能力で補填できればよいが、血統的にも厳しく入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
△聖もんむすFestival!! お祭りだよ全員集合!(Vanadis)
異種姦というマイナー血統の中でも、モンスター娘との和姦という異端に走るVanadis厩舎の最新馬。今回はこれまでの所属が勢ぞろいしての直仔(FD)という趣向で、過去選んだ選択肢が未来に影響するというのは直仔にしては意欲的。ヒロインの数がかなり多いだけにエロという点で期待するのは厳しそうだが、血統的に何でもありというコンセプトにはあっている。高馬でないだけに馬体重に不足が見られないかという点が課題も、そこさえクリアできればこの相手でも充分勝負できる態勢は整った。
期待度 ★★★☆
◎相州戦神館學園 八命陣(light)
久々に正田崇がトレーナーを担当する完全新馬が登場。過去一度ミソを付けたことがあるが、神咒神威神楽の好走でそれも記憶から遠ざかりつつある。この厩舎の燃え系血統はほとんど走っているが、このトレーナーとなるとまた別格。追い切りの評判も上々で、登場キャラも魅力的。同型馬も不在だし多頭数に怯むような馬でもなく、まともに仕上がってさえいればその能力の高さから考えてまず凡走は考えられない。断然人気になりそうだが、ここはちょっと逆らえそうになく当然の本命印だ。
期待度 ★★★★★
痴漢優遇列車 種付け無限ループ 永遠に止まらない学園都市環状線(catwalkNERO)
これまでの異種姦血統から一段落。今回はこの厩舎では初の痴漢系となるが、痴漢といえば同じVA(ビジュアルアーツ)系厩舎であるFrillの印象が強くてやや違和感があるのは否めない。騎手は姉妹厩舎でデビューしたテンモクとこの厩舎生え抜きの木ノ碕由貴が主戦格。清純・高飛車・幼馬(ロリ)とヒロインごとの騎手を使い分けしているのは悪くない。痴漢グループの正体という謎で引っ張るつもりだが、それより電車内でなぜコスプレHが行われるのか気になって仕方ない。そう考えるとミステリー調と考えるより、痴漢系にありがちな天然バカな走りとなってしまいそう。もちろんそれで走らないというわけではないが、痴漢系で走った馬は中途半端な謎で売るよりバカを全面に押し出した方が好結果に繋がることが多い。ここは静観するのが正解か。
期待度 ★★☆
なつドキッ!(ブルーゲイル)
トレーナーが替わった影響がモロに出た前走が凡走。同トレーナーで挑むこの馬に期待できる要素は少ないか。最近のこの厩舎の馬らしく明るいHという点については大きく外しはしないだろうが、これまでと比べて間隔が詰まっていることを考えると馬体重(容量)が少ないか内容が薄いかのどちらか。高馬(フルプライス)でないことを差し引いたとしても、ヒロイン数4人に見合わないシーン数となると辛い。この厩舎とバカ系血統の相性がいいのは確かだが、田舎という舞台を生かしきれずバカに走って惨敗という可能性は強そう。
期待度 ★★
バカ燃えハートに愛をこめて!(プラリネ)
成績が悪いとすぐに厩舎を閉鎖してしまう最近のウィル系にしては、この成績でまだ保っているというのが不思議というプラリネ厩舎。一見面白そうな血統なのにそれを根元からダメにしてしまう主人公というのがパターンとなっているが、騎手・トレーナーが替わっているのに毎度繰り返しているところを見ると厩舎のポリシーではないかと疑いたくなってくる。そんな今回は馬名が表している通り、主人公に暑苦しいタイプの主人公を起用した純粋バカ系の馬でこれまでとは雰囲気が違う。トレーナーの木村ころやはバカ系の血統と相性がいいだけにソコソコの走りは見せてくれそう。今までの厩舎の成績が成績だけにいきなり首位争いというのは厳しいが、笑いがツボに嵌ればファンをアッと言わせる可能性も。
期待度 ★★★
△ハピメア Fragmentation Dream(Purple software)
不思議の国のアリスをモチーフに好走を見せた父の直子(FD)が登場。父の成績を考えればこの馬に掛かる期待も高いものがあるが、この厩舎の直仔は過去全くといっていいほど成功していない。この馬も高馬だけにそれなりの内容が期待されるが、人気ながら冷遇された印象の強い舞亜の補填のみで終わってしまうようでは好走は覚束ない。それでも騎手の能力は高く、有力厩舎らしく毛色はピカピカ。萌え系らしからぬ抜きにも期待できそう、。これまでの厩舎の実績から絶対的な信頼性はないが、父の能力の一端でも発揮できれば連に食い込んできても不思議はない。
期待度 ★★★
▲美少女万華鏡 -かつて少女だった君へ-(ωstar)
安馬ながら驚きの走りを見せたあの母系が久々に競馬場に姿を見せるということで期待充分。今回は野口英世一枚でもお釣りがくるというお台の設定から馬体重には期待できないが、それでも八宝備仁の能力を生かしたエロが見られるというだけでも嬉しい。今回メインヒロインとして抜擢されるのは過去登場した仲居さんの稲森はるで、妖艶な大人の世界を垣間見せそう。八宝備仁は幼馬だけでなく大人の馬でも実力を発揮してくれる騎手だけにエロに対しての不足はあり得ず、本命馬には敵わないまでも上位には食い込んでくれそう。
期待度 ★★★★
ひとなつの(ハイクオソフト)
登録しては毎度出走取消を繰り返すというハイクオソフトが、まさか一度でゲートイン(マスターアップ)させるとは驚き。まあ3年も前から調教しているわけだから当然といえば当然ともいえるが、待ち続けたファンにとっては嬉しい限りだ。地方時代から厩舎を支えたひーで・カスカベアキラといった騎手陣でなく、大ベテランの蓮見江蘭・きみづか葵に乗り替わりというのがどう出るかがカギで、これまでのハイクオの馬と比べるとやや毛色が異なって見えるのは致し方ない。ただそれより気になるのは出走取消が定番の厩舎が容易く馬を仕上げたということは馬体重や内容が薄いのではないかという点。ののやさくらのような魅力の高いヒロインが現状では見当たらないのも不安で今回はやや割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
〇真剣で私に恋しなさい! A‐3(みなとそふと)
インターネット(ダウンロード)専売の直仔もこれで3頭め。普通ならそろそろ活力が弱まってもいいところだが、キャラ豊富な母系らしくまだ翳りは見られない。ただ今回はSのメインヒロイン格ながら他の新メンバーと比べてやや不人気だった松永燕の後日談が主力。掛け合いが魅力の李&ステイシーもサブで控えているとはいえ、姉(A‐1&2)たちのヒロインのような牽引力に欠けるのは否めない。これまでの成績や潜在能力を考えれば全くの凡走は考えられないが、確実に上位に食いこんでくるといった信頼感には欠ける。現状では本命馬と相当に差がありそうで次位を守れるかどうかがポイントとなりそう。
期待度 ★★★☆
凛戒学園(Frill)
これまで恋泉天音を始めとする騎手を起用してきたFrillだが、今回起用の海苔餅太はややタイプが異なる。今まで表舞台ではあまり馴染みのなかった騎手だけに、どこまで力を発揮できるか。孤島でヒロインを凌辱するという一種館ものをマイナーチェンジさせたような血統で、閉鎖された館でなく島という舞台をどこまで生かしたシチュを見せてくれるかという点に期待がかかる。といっても前走好走の一翼を担った騎手もトレーナーも不在で、全くの一から出直しとなってしまっているだけに厳しい競馬を強いられそうな雰囲気。手探り状態で挑む今回は入着が精一杯かもしれない。。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
頭数は揃ったが、過去の実績や能力を考えれば相州戦神館學園 八命陣が断然。焦点は2着争いに絞られる。実績を考えれば真剣で私に恋しなさい! A‐3で落ち着きそうだが、今回は走りの内容に不安があるだけに買いかぶれず何かにしてやられても不思議でない。久々の登場となる美少女万華鏡 -かつて少女だった君へ-だが騎手の能力に衰えはなく一角崩しを虎視眈々と狙う。少女教育も幼馬回帰が当たれば上位に迫れる力はあるし聖もんむすFestival!! お祭りだよ全員集合!やイノセントガールにハピメア Fragmentation Dreamといった直仔勢も不気味。もう1頭挙げるならバカ燃えハートに愛をこめて!だが、資金や配当を考えるとそこまで点数を広げられないか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
110 産婦人科 死刑因 病院ジャック(G.J?)
トレーナー(ライター)に恵まれない騎手(原画家)として名高い佐野俊英が主戦を勤めるG.J?の最新馬。最近好走した唯一の例が百機夜行だが、これはSLGということでトレーナーの貢献した割合は少なかった。そう考えると前走のメイドさんとボイン魂 が本来のG.J?の姿か。そんな今回は競馬(エロゲー)黎明期によく見られた監禁凌辱系。病院を利用したガチ凌辱が見所だが、あまりに変態プレイが過ぎるとバカになってしまうのがこういった血統の悩みどころ。そのあたりの匙加減がトレーナーの腕の見せ所だが、果たしてG.J?にそれが出来るのか不安は尽きない。大駆けの可能性がないとは言い切れないが、順当なら消しだ。
期待度 ★☆
△イノセントガール(FrontWing)
抜き系の馬と手が合ってなさそうに思えるななかまいを鞍上に起用したにしては、そこそこ結果を残したピュアガールの直仔(続編)。幼ささえ感じさせる可愛いヒロインの変態性癖が今回も発揮できれば父以上の成績も望めそう。気がかりはこうした馬を得意とする屑美たけゆきがトレーナーを離れ、代わりに起用されるのが桑島由一に森崎亮人といった面々。確かにトレーナーとしての実績は屑美氏を凌ぐものがあるが、こうした特殊抜き系の馬を扱うという点ではやや違和感があるのは否めない。それでも能力を考えれば能力どおり走らせるだけの実績は持っているし、七央結日やかづやが残っているのも心強い。時計(中央値)が早(高)くなると厳しいが、展開に恵まれれば上位に食い込むだけの力は持っている筈。
期待度 ★★★☆
おとなり恋戦争!(シュガーハウス)
ほとんど見せ場を作れないまま惨敗したデビュー戦を考えると、相当奮起しなければ厳しい結果が待っていそう。今回はメンバーを一新して出直しを図るが、トレーナーとして起用された神無の実績は乏しく大きな変わり身となるとどうか。実際追い切り(体験版)を見ても、血統(設定)を生かしているとはお世辞にも言えそうもない。騎手は新人で荒削りながらヒロインの造形を見る限り素質を感じさせる。その魅力的なヒロインが幼馴染が主人公を取り合うという展開は面白そうに思えるが、それで飛びつくと痛い目に合いそうだ。
期待度 ★★
終わる世界と双子座のパラダイス(コットンソフト)
コットンソフト初の直仔(FD)。走る直仔を出すには厩舎にある程度の体力が必要で、そうでないとただ父(本編)の素材を流用しただけの内容の薄い競走に終わってしまうことが多い。最近のコットンソフトの成績は優秀ともいえるものを残しているが、厩舎の体力面を考えるとやや厳しいものを感じさせる。ファンサービスの点で定評のあったねこねこのスタッフが絡んでいるものの、やや強気のお台(価格)設定を考えるとそれが生かせているかは不安だ。公開されている内容どおりならば、お台に見合っているとは思えないだけに今回に限っては強く押す気にはなれない。
期待度 ★★☆
恋式マニュアル(GLace)
デビュー戦でせせなやうを鞍上に迎えながら期待を裏切ったGLace厩舎。トレーナーが若瀬諒ということで不安は大きかったが不安は的中。ヒロインの可愛さを生かせなかった内容の薄い走り(テキスト)にはガッカリ。今回は騎手が月石厩舎出身の彩季なおに乗り替りということで、ヒロインの魅力はデビュー戦と比べるとやや劣るのは否めない。その分コメディ寄りの走りでカバーする算段もそれが当たるかどうかとなると、トレーナーの実績が未知数。恋愛力向上という血統はこれまで数多くの馬が走っていて新鮮味は足りず、追い切りを見てもその印象は替わらなかった。当初考えていたよりヒロインの魅力は高かったが、この多頭数を捌ききるだけの末脚は持ってなさそう。
期待度 ★★
恋七夜(スナックファクトリー)
前走からオール安馬(低価格)態勢に見切りを付けたのか、今回も同価格帯で挑む。これまでのミンク系の馬から考えると一味違う走りを見せた前走だったが、その好走の要因が騎手の力によるものが大だったとすると今回はやや割引が必要。といっても騎手の腕が劣るというわけでなく、どうも調教系にしては毛色(CG)が明るいのが難。普通のヒロイン凌辱調教系でなく主人公の葛藤が入っているのがやや変わっていて、そのあたりを上手く生かせれば好走も夢でない。ただ血統が上滑りして凡走に終わった机乙女のことを考えると、やはり夢のままで終わってしまう可能性が強そうだ。
期待度 ★★☆
恋する気持ちの花言葉(HexenHaus)
厩舎デビュー緒戦にしてはあまり目立つところを見せていない。トレーナーのtiroはPurple 出身だが、鏡遊の仕事を引き継いだ未来ノスタルジア以外手がけた馬はすべて凡馬ばかりと実績はお寒い。騎手も一見で惹きつけるような手腕もなさそうで、ウリはHシーンでの動画だけといったところ。血統は学生寮の管理人としてやってきた主人公と寮生たちとの恋愛系とどこかで見たようなタイプ。追い切りを見た雰囲気はそれほど悪くはないが、それだけで通用するほど今の競馬は甘くないだろう。
期待度 ★☆
恋する姉妹の六重奏(PeasSoft)
主戦騎手に名手さとーさとるを配し、馬体(CG)はいつもピカピカながら競走では後方追走ばかりというピースソフト。その原因であるトレーナーについては最近一戦ごとに代えるなど試行錯誤を繰り返しているがどうも結果が付いてこない。今回は脳内彼女でソコソコの実績を残している芳井一を起用してきたが、姉妹ヒロインのどちらを選ぶかという葛藤よりも、どうやら姉妹との3Pがメインとなりそうということで内容はお察し。騎手は今回も主戦のさとーさとるでなく羽鳥ぴよこや熊虎たつみとやや魅力も薄くなり、今回も大きな期待はできそうもない。
期待度 ★☆
恋する少女と想いのキセキ ~Poupee de souhaits~(Sugar pot)
トレーナーが尾之上咲太ということで馬場掃除がほぼ確定していた前走だったが、名トレーナーおるごぅるを起用しても同結果に終わったところを見るとSugar potという厩舎自体に問題があると考えた方がいいかもしれない。今回は少女人形がヒロインということで、何か月嶋ゆうこ騎手起用で登録されながらほぼお蔵入りと化しているアリスまぺっと を思わせる。ヒロインの可愛さを考えれば萌え系として充分水準以上のものを持っているはずだが、ただ追い切りで主人公の視野がやや狭く感じられたのも気になる。これから主人公が成長していくならともかく、萌え一本の走りでは好走は望めない。トレーナーのキャリアがないのも不安で順当なら今回も見送りだろう。
期待度 ★★☆
催眠クラス ~女子全員、知らないうちに妊娠してました~(OLE‐M)
マイナー(特殊)血統の中では最近目立つようになってきた催眠系にOLE‐Mが挑む。といってもこれまでの所属馬がオールバカという厩舎だけに当然この馬も天然バカ系の血が濃いはず。騎手はこの厩舎ではお馴染みの望月望でベテランながらその手腕に翳りはない。ヒロインが巨乳ばかりというのはどうかとも思えるが、厩舎が乳揺れに拘っているようで巨乳ファンを対象にした戦略と考えれば悪くない。ただクラス全員という馬名から仕方ないとはいえ、メインヒロイン7人にサブ8人という人数の多さがヒロイン別Hシーン数の少なさに繋がってしまう可能性が強く、いつも以上に内容の薄い走りとなってしまいそう。これまで入着も果たせていない厩舎の実績から考えてとても狙えない。
期待度 ★☆
△少女教育(たぬきそふと)
前レース出走を直前回避したが、厩舎のこれまでの実績を考えれば想定内。ただ追い切りが公開されていないのは気がかりで、主人公の中年親父が教師らしからぬキモさを全面に出してしまわないか不安。ただ血統については原点回帰してきた模様で、幼馬らしさに復活の兆しがあるのは好材料。コミュ障害と云われるヒロインの少女をどう主人公が扱うかがカギとなるが、幽霊少女も絡んでエロについては期待できそう。トレーナーが発表されていないのは明らかにマイナスで、大きく狙うのは厳しそうだが、連穴で狙うには充分すぎる能力は持っているだろう。
期待度 ★★★
処女ビッチだらけのテニス部合宿! アタシが処女だって証拠がドコにあんのよ!?(マリン)
明るいエロに定評があるマリン厩舎の最新馬。一見派手なヒロインが実は処女という血統は一見面白そうに思えるが、よくよく考えれば最近の競走馬のほとんどは処女だからそれほど目新しさはない。スポーツ少女ヒロインはこの厩舎が得意とするところだが、ややコンセプトに誤算が見られそうなのは不安だ。騎手の金城航は最近力を付けつつあるが、それでも同型馬の騎手と比べると馬の能力を引き出すという点ではやや低いか。その分をトレーナーの能力で補填できればよいが、血統的にも厳しく入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
△聖もんむすFestival!! お祭りだよ全員集合!(Vanadis)
異種姦というマイナー血統の中でも、モンスター娘との和姦という異端に走るVanadis厩舎の最新馬。今回はこれまでの所属が勢ぞろいしての直仔(FD)という趣向で、過去選んだ選択肢が未来に影響するというのは直仔にしては意欲的。ヒロインの数がかなり多いだけにエロという点で期待するのは厳しそうだが、血統的に何でもありというコンセプトにはあっている。高馬でないだけに馬体重に不足が見られないかという点が課題も、そこさえクリアできればこの相手でも充分勝負できる態勢は整った。
期待度 ★★★☆
◎相州戦神館學園 八命陣(light)
久々に正田崇がトレーナーを担当する完全新馬が登場。過去一度ミソを付けたことがあるが、神咒神威神楽の好走でそれも記憶から遠ざかりつつある。この厩舎の燃え系血統はほとんど走っているが、このトレーナーとなるとまた別格。追い切りの評判も上々で、登場キャラも魅力的。同型馬も不在だし多頭数に怯むような馬でもなく、まともに仕上がってさえいればその能力の高さから考えてまず凡走は考えられない。断然人気になりそうだが、ここはちょっと逆らえそうになく当然の本命印だ。
期待度 ★★★★★
痴漢優遇列車 種付け無限ループ 永遠に止まらない学園都市環状線(catwalkNERO)
これまでの異種姦血統から一段落。今回はこの厩舎では初の痴漢系となるが、痴漢といえば同じVA(ビジュアルアーツ)系厩舎であるFrillの印象が強くてやや違和感があるのは否めない。騎手は姉妹厩舎でデビューしたテンモクとこの厩舎生え抜きの木ノ碕由貴が主戦格。清純・高飛車・幼馬(ロリ)とヒロインごとの騎手を使い分けしているのは悪くない。痴漢グループの正体という謎で引っ張るつもりだが、それより電車内でなぜコスプレHが行われるのか気になって仕方ない。そう考えるとミステリー調と考えるより、痴漢系にありがちな天然バカな走りとなってしまいそう。もちろんそれで走らないというわけではないが、痴漢系で走った馬は中途半端な謎で売るよりバカを全面に押し出した方が好結果に繋がることが多い。ここは静観するのが正解か。
期待度 ★★☆
なつドキッ!(ブルーゲイル)
トレーナーが替わった影響がモロに出た前走が凡走。同トレーナーで挑むこの馬に期待できる要素は少ないか。最近のこの厩舎の馬らしく明るいHという点については大きく外しはしないだろうが、これまでと比べて間隔が詰まっていることを考えると馬体重(容量)が少ないか内容が薄いかのどちらか。高馬(フルプライス)でないことを差し引いたとしても、ヒロイン数4人に見合わないシーン数となると辛い。この厩舎とバカ系血統の相性がいいのは確かだが、田舎という舞台を生かしきれずバカに走って惨敗という可能性は強そう。
期待度 ★★
バカ燃えハートに愛をこめて!(プラリネ)
成績が悪いとすぐに厩舎を閉鎖してしまう最近のウィル系にしては、この成績でまだ保っているというのが不思議というプラリネ厩舎。一見面白そうな血統なのにそれを根元からダメにしてしまう主人公というのがパターンとなっているが、騎手・トレーナーが替わっているのに毎度繰り返しているところを見ると厩舎のポリシーではないかと疑いたくなってくる。そんな今回は馬名が表している通り、主人公に暑苦しいタイプの主人公を起用した純粋バカ系の馬でこれまでとは雰囲気が違う。トレーナーの木村ころやはバカ系の血統と相性がいいだけにソコソコの走りは見せてくれそう。今までの厩舎の成績が成績だけにいきなり首位争いというのは厳しいが、笑いがツボに嵌ればファンをアッと言わせる可能性も。
期待度 ★★★
△ハピメア Fragmentation Dream(Purple software)
不思議の国のアリスをモチーフに好走を見せた父の直子(FD)が登場。父の成績を考えればこの馬に掛かる期待も高いものがあるが、この厩舎の直仔は過去全くといっていいほど成功していない。この馬も高馬だけにそれなりの内容が期待されるが、人気ながら冷遇された印象の強い舞亜の補填のみで終わってしまうようでは好走は覚束ない。それでも騎手の能力は高く、有力厩舎らしく毛色はピカピカ。萌え系らしからぬ抜きにも期待できそう、。これまでの厩舎の実績から絶対的な信頼性はないが、父の能力の一端でも発揮できれば連に食い込んできても不思議はない。
期待度 ★★★
▲美少女万華鏡 -かつて少女だった君へ-(ωstar)
安馬ながら驚きの走りを見せたあの母系が久々に競馬場に姿を見せるということで期待充分。今回は野口英世一枚でもお釣りがくるというお台の設定から馬体重には期待できないが、それでも八宝備仁の能力を生かしたエロが見られるというだけでも嬉しい。今回メインヒロインとして抜擢されるのは過去登場した仲居さんの稲森はるで、妖艶な大人の世界を垣間見せそう。八宝備仁は幼馬だけでなく大人の馬でも実力を発揮してくれる騎手だけにエロに対しての不足はあり得ず、本命馬には敵わないまでも上位には食い込んでくれそう。
期待度 ★★★★
ひとなつの(ハイクオソフト)
登録しては毎度出走取消を繰り返すというハイクオソフトが、まさか一度でゲートイン(マスターアップ)させるとは驚き。まあ3年も前から調教しているわけだから当然といえば当然ともいえるが、待ち続けたファンにとっては嬉しい限りだ。地方時代から厩舎を支えたひーで・カスカベアキラといった騎手陣でなく、大ベテランの蓮見江蘭・きみづか葵に乗り替わりというのがどう出るかがカギで、これまでのハイクオの馬と比べるとやや毛色が異なって見えるのは致し方ない。ただそれより気になるのは出走取消が定番の厩舎が容易く馬を仕上げたということは馬体重や内容が薄いのではないかという点。ののやさくらのような魅力の高いヒロインが現状では見当たらないのも不安で今回はやや割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
〇真剣で私に恋しなさい! A‐3(みなとそふと)
インターネット(ダウンロード)専売の直仔もこれで3頭め。普通ならそろそろ活力が弱まってもいいところだが、キャラ豊富な母系らしくまだ翳りは見られない。ただ今回はSのメインヒロイン格ながら他の新メンバーと比べてやや不人気だった松永燕の後日談が主力。掛け合いが魅力の李&ステイシーもサブで控えているとはいえ、姉(A‐1&2)たちのヒロインのような牽引力に欠けるのは否めない。これまでの成績や潜在能力を考えれば全くの凡走は考えられないが、確実に上位に食いこんでくるといった信頼感には欠ける。現状では本命馬と相当に差がありそうで次位を守れるかどうかがポイントとなりそう。
期待度 ★★★☆
凛戒学園(Frill)
これまで恋泉天音を始めとする騎手を起用してきたFrillだが、今回起用の海苔餅太はややタイプが異なる。今まで表舞台ではあまり馴染みのなかった騎手だけに、どこまで力を発揮できるか。孤島でヒロインを凌辱するという一種館ものをマイナーチェンジさせたような血統で、閉鎖された館でなく島という舞台をどこまで生かしたシチュを見せてくれるかという点に期待がかかる。といっても前走好走の一翼を担った騎手もトレーナーも不在で、全くの一から出直しとなってしまっているだけに厳しい競馬を強いられそうな雰囲気。手探り状態で挑む今回は入着が精一杯かもしれない。。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
頭数は揃ったが、過去の実績や能力を考えれば相州戦神館學園 八命陣が断然。焦点は2着争いに絞られる。実績を考えれば真剣で私に恋しなさい! A‐3で落ち着きそうだが、今回は走りの内容に不安があるだけに買いかぶれず何かにしてやられても不思議でない。久々の登場となる美少女万華鏡 -かつて少女だった君へ-だが騎手の能力に衰えはなく一角崩しを虎視眈々と狙う。少女教育も幼馬回帰が当たれば上位に迫れる力はあるし聖もんむすFestival!! お祭りだよ全員集合!やイノセントガールにハピメア Fragmentation Dreamといった直仔勢も不気味。もう1頭挙げるならバカ燃えハートに愛をこめて!だが、資金や配当を考えるとそこまで点数を広げられないか。
2014年02月12日
二兎を追う者は・・・
先週1日きりの休みを機に、最終局面に入っていたカルマルカ*サークル(SAGA PLANETS)を一気に終わらせてしまいました。
ヒロイン全員のエンドを迎えた後のいわゆる「トゥルーエンド」内に、Hシーンがない事は回想モードを見て分かっていたのでその気になればいつでも終わらせることが出来たのですが、ここまで延び延びになっていたのは一気に読ませようとする牽引力がなかったからというのが正直なところで、批評空間の評価が低迷しているのも納得といったデキでした。
実を言うとこのカルマルカ*サークル。ぼくとしては発売前かなり期待していたのですね。というのもライター陣の実績を考えると前作のはつゆきさくらを担当した新島夕氏に勝るとも劣らないと考えていたからです。特に瀬尾順氏はハニカム文庫での2作品が印象に残っていたし、他のライター陣も近作を見る限り実績充分の顔ぶれ。新島夕氏を失ったサガプラが新たなスタートを切るにあたって、考えうる最高のメンバーを集めて勝負したと考えたのです。
ただゲームを始めてその期待が落胆に変わるのにさほど時間が掛かりませんでした。というのも瀬尾氏がハニカム文庫で見せたような軽快な会話のキャッチボールが全く見られなかったのです。
まあこれは当然と言えば当然かもしれません。このゲームが瀬尾氏1人でシナリオを担当しているならいざしらず、複数ライター制を採っている以上、ルートによって会話のテンポに変化を出すのは好ましいことではないからです。とはいってもライターの特長を消し去ってしまっているのは明らかに勿体無く、複数ライターの弊害がモロに出てしまったといっても構わないわけですが、もう一つの誤算はこのゲームがストーリーで読ませるタイプのゲームなのかそれともヒロイン萌えで勝負するタイプのゲームなのかはっきりしなかったところです。
いや「サガプラのゲームなのだから萌えによりウェートを置いているに決まっているだろう!」と言われるかもしれません。
確かに、サガプラの誇る原画陣(ほんたにかなえ氏、とらのすけ氏)はいい仕事をしていました(まあぼく的にサガプラの原画家といえばいまだに有末つかさ氏なのですが)。ただぼくの眼には原画家の描いた絵以上のヒロインの魅力をこのゲームからは感じなかったのです。つまり上級の萌えゲーというものは原画だけでなくテキストやシナリオとの相乗作用で産まれるもので、このゲームではテキストで萌えを上積みさせることが出来なかった。そういう意味ではこのゲームは萌えゲーとして考えると高い評価が付けられないといっても過言ではありません。
ぼくの見る限り攻略ヒロインで王道萌えを感じさせたのは暦くらいで、晴は恋愛関係になった以降のデレっぷりに見どころはあるもののそれ以前の言動にネックがあり、メインヒロインの奈月はライターがシナリオの伏線を追うのに懸命で端からヒロイン萌えを犠牲にした感じ。腹に一物抱えているニコは萌えの主流とはなりえないし、夕姫羽さんは論外。そうした攻略ヒロインたちの萌え不足が、まるで選挙で行き場のない無党派層の票が既成政党以外の候補者に集まるように非攻略ヒロインである杏に集まったのではないでしょうか。確かに杏の造形及び設定は攻略ヒロインとなっても不思議でないのですが、それでも過去の名作に登場した名非攻略ヒロインと比べれば見劣りがするように思えたので、ぼくには余計そう感じられるのです。
まあそれはともかくこのゲームが萌えを犠牲にしてまでシナリオに力を入れたであろうことは、トゥルールートでHシーンが無かったことを見ても理解しています。ただその肝心のトゥルールートがどうもパッとしないのですね。この作品の主眼となる魔可という設定もじっくり考えてみればご都合主義と言われても仕方ないところですし、悪役も小物感が否めない。ぼくは登場する悪役の言動の次元があまりに低すぎただけに、影で操る黒幕が最後登場するのではと疑ったくらいでどうも物足りなさが残ってしまいました。
(総括)
駄作と貶されるほどデキが悪いわけではないが、どうも物足りないというのがプレイ直後の心持。まとまっているように思えるラストもぼくには強引すぎるように思えて仕方なかったし、主人公&ヒロインのカルマも上面だけ触れられ深く踏み込んでいないのも辛い。そう考えるとこのゲームはとてもシナリオを重視したとは言えないのですが、萌えゲーとして見たとしても高い評価を与えられないというのが誤算でした。
萌えとシナリオの二兎を追って一兎も得られなかったというのがこのゲームの評価を端的に表しているといっていいでしょう。
ヒロイン全員のエンドを迎えた後のいわゆる「トゥルーエンド」内に、Hシーンがない事は回想モードを見て分かっていたのでその気になればいつでも終わらせることが出来たのですが、ここまで延び延びになっていたのは一気に読ませようとする牽引力がなかったからというのが正直なところで、批評空間の評価が低迷しているのも納得といったデキでした。
実を言うとこのカルマルカ*サークル。ぼくとしては発売前かなり期待していたのですね。というのもライター陣の実績を考えると前作のはつゆきさくらを担当した新島夕氏に勝るとも劣らないと考えていたからです。特に瀬尾順氏はハニカム文庫での2作品が印象に残っていたし、他のライター陣も近作を見る限り実績充分の顔ぶれ。新島夕氏を失ったサガプラが新たなスタートを切るにあたって、考えうる最高のメンバーを集めて勝負したと考えたのです。
ただゲームを始めてその期待が落胆に変わるのにさほど時間が掛かりませんでした。というのも瀬尾氏がハニカム文庫で見せたような軽快な会話のキャッチボールが全く見られなかったのです。
まあこれは当然と言えば当然かもしれません。このゲームが瀬尾氏1人でシナリオを担当しているならいざしらず、複数ライター制を採っている以上、ルートによって会話のテンポに変化を出すのは好ましいことではないからです。とはいってもライターの特長を消し去ってしまっているのは明らかに勿体無く、複数ライターの弊害がモロに出てしまったといっても構わないわけですが、もう一つの誤算はこのゲームがストーリーで読ませるタイプのゲームなのかそれともヒロイン萌えで勝負するタイプのゲームなのかはっきりしなかったところです。
いや「サガプラのゲームなのだから萌えによりウェートを置いているに決まっているだろう!」と言われるかもしれません。
確かに、サガプラの誇る原画陣(ほんたにかなえ氏、とらのすけ氏)はいい仕事をしていました(まあぼく的にサガプラの原画家といえばいまだに有末つかさ氏なのですが)。ただぼくの眼には原画家の描いた絵以上のヒロインの魅力をこのゲームからは感じなかったのです。つまり上級の萌えゲーというものは原画だけでなくテキストやシナリオとの相乗作用で産まれるもので、このゲームではテキストで萌えを上積みさせることが出来なかった。そういう意味ではこのゲームは萌えゲーとして考えると高い評価が付けられないといっても過言ではありません。
ぼくの見る限り攻略ヒロインで王道萌えを感じさせたのは暦くらいで、晴は恋愛関係になった以降のデレっぷりに見どころはあるもののそれ以前の言動にネックがあり、メインヒロインの奈月はライターがシナリオの伏線を追うのに懸命で端からヒロイン萌えを犠牲にした感じ。腹に一物抱えているニコは萌えの主流とはなりえないし、夕姫羽さんは論外。そうした攻略ヒロインたちの萌え不足が、まるで選挙で行き場のない無党派層の票が既成政党以外の候補者に集まるように非攻略ヒロインである杏に集まったのではないでしょうか。確かに杏の造形及び設定は攻略ヒロインとなっても不思議でないのですが、それでも過去の名作に登場した名非攻略ヒロインと比べれば見劣りがするように思えたので、ぼくには余計そう感じられるのです。
まあそれはともかくこのゲームが萌えを犠牲にしてまでシナリオに力を入れたであろうことは、トゥルールートでHシーンが無かったことを見ても理解しています。ただその肝心のトゥルールートがどうもパッとしないのですね。この作品の主眼となる魔可という設定もじっくり考えてみればご都合主義と言われても仕方ないところですし、悪役も小物感が否めない。ぼくは登場する悪役の言動の次元があまりに低すぎただけに、影で操る黒幕が最後登場するのではと疑ったくらいでどうも物足りなさが残ってしまいました。
(総括)
駄作と貶されるほどデキが悪いわけではないが、どうも物足りないというのがプレイ直後の心持。まとまっているように思えるラストもぼくには強引すぎるように思えて仕方なかったし、主人公&ヒロインのカルマも上面だけ触れられ深く踏み込んでいないのも辛い。そう考えるとこのゲームはとてもシナリオを重視したとは言えないのですが、萌えゲーとして見たとしても高い評価を与えられないというのが誤算でした。
萌えとシナリオの二兎を追って一兎も得られなかったというのがこのゲームの評価を端的に表しているといっていいでしょう。
2014年02月06日
取りあえず生きています
久しぶりの更新となってしまいました。
取りあえず何とか息はしていますが、4月からやってくる予定の新人教育プログラムの準備等で忙しく青息吐息の状態。ブログを止めていった批評空間の先達もこんな状況だったのかな?と思ってしまったりもしたのですが・・・
そんな仕事の合間を縫って今週の日曜日に予約していたエロゲーを引取りに行きました。先月のエロゲー戦線は有力どころに目ぼしいゲームがなく低調と予想していましたが、どうやらその悪い予感は的中してしまったようで開店間もないというのにショップの売り場は閑散とした状態。これが激戦月なら日曜日でも人気ゲームの中古品を求める客が列を成しているのですが、あの日に限ってはほとんど並ばず引取ることが出来ました。体調がよろしくないぼくにとっては非常に助かったわけですが、ただエロゲー業界の今後を考えると若干複雑なものを感じます。
そんな中ふと中古コーナーを眺めていると発売されたばかりの世界と世界の真ん中でが山のように積んでありました。
ゲームの内容が芳しくなくて早々に中古に流れてしまったのか、それとも来客数が少なく手に取る人が少ないのかぼくには判断が付かないのですが、よくよく考えると角砂糖の新作は毎回こんなものだったような気もします。評判が良かったMagical Charming!も発売後しばらくしてからでも未開封中古を手に入れることができましたし、もし評判が良かったら懐には余裕があるので購入していいかもと思っています。まあ常識的に考えれば現在滞っている積みゲーを処理する方が先決なのでしょうが。
というわけで今回は生存報告をするだけになってしまったのですが、次回あたりは今プレイしているゲームの所感でも報告できたらと思っています。まあこの状況ではそうたいしたものは書けないでしょうけれど・・・
取りあえず何とか息はしていますが、4月からやってくる予定の新人教育プログラムの準備等で忙しく青息吐息の状態。ブログを止めていった批評空間の先達もこんな状況だったのかな?と思ってしまったりもしたのですが・・・
そんな仕事の合間を縫って今週の日曜日に予約していたエロゲーを引取りに行きました。先月のエロゲー戦線は有力どころに目ぼしいゲームがなく低調と予想していましたが、どうやらその悪い予感は的中してしまったようで開店間もないというのにショップの売り場は閑散とした状態。これが激戦月なら日曜日でも人気ゲームの中古品を求める客が列を成しているのですが、あの日に限ってはほとんど並ばず引取ることが出来ました。体調がよろしくないぼくにとっては非常に助かったわけですが、ただエロゲー業界の今後を考えると若干複雑なものを感じます。
そんな中ふと中古コーナーを眺めていると発売されたばかりの世界と世界の真ん中でが山のように積んでありました。
ゲームの内容が芳しくなくて早々に中古に流れてしまったのか、それとも来客数が少なく手に取る人が少ないのかぼくには判断が付かないのですが、よくよく考えると角砂糖の新作は毎回こんなものだったような気もします。評判が良かったMagical Charming!も発売後しばらくしてからでも未開封中古を手に入れることができましたし、もし評判が良かったら懐には余裕があるので購入していいかもと思っています。まあ常識的に考えれば現在滞っている積みゲーを処理する方が先決なのでしょうが。
というわけで今回は生存報告をするだけになってしまったのですが、次回あたりは今プレイしているゲームの所感でも報告できたらと思っています。まあこの状況ではそうたいしたものは書けないでしょうけれど・・・
2014年01月21日
遅々として進まない近況
遅い正月休みを迎えて1本くらい積みゲーを消化できるかと思っていたのですが、結局それすら果たせないまま1月もはや下旬に。いいかげんペースを上げないと、今月発売のゲームが大勢やってきて大変なことに・・・と言いたかったところですが、結局今回購入する新作は一本きりで杞憂に終わるという事態になりました。
というのも当初はもっと買う予定だったのですが、予約したゲームが櫛の歯が欠けるように次々と延期してしまったのですね。まあ1本だろうが10本だろうが、どちらにしてもすぐプレイ出来るわけでないので変わりはないのですけれど・・・
それにしても最近プレイしたゲームの感想を全く書いていないな・・・?と思い、ふと調べて見たら昨年11月にらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!をクリアして以来全くクリア出来ていませんでした。11月と言えばちょうど職場に不穏なニュースが伝わってきた頃で、これでは心静かにエロゲーをプレイしている場合でなくこの惨状も仕方ない・・・と思わないでもないのですが、それはともかく2カ月近く1本もエロゲーをクリアしていないというのはやはり異常事態といっても良いでしょう。
もちろんエロゲーに全く触れていないわけではないのです。現在進行させているゲームであるカルマルカ*サークルは何とかラスト1人まで辿りついたし、他同時進行させているゲームも進行速度はまちまちながらも取りあえずゴールに近づいていることは間違いない。そんな中一番最後に始めた妹のおかげでモテすぎてヤバい。のスピードが一番速いというのもどうかとは思うのですが、それでもその進みは亀のように鈍いわけで他のゲームに至っては乾燥時のクマムシのような状態といっても過言でないくらいなのです。
まあ勤務状況がはっきりしないと落ち着いてエロゲーをプレイすることも出来ないのは確かなのですが、実のところ4月以降仕事の状況が激変することは間違いないのです。しかも現在よりも悪い方向に・・・というわけで今プレイしているエロゲーがクリア出来るのはもう少し先の話となりそう。そしていまだシュリンクを破っていないゲームのパッケージ裏を眺め頭の中で妄想プレイしているというのが近況なのですが・・・
早く落ち着いて気楽にエロゲーがプレイ出来た日々に戻りたいと思う今日この頃です。
というのも当初はもっと買う予定だったのですが、予約したゲームが櫛の歯が欠けるように次々と延期してしまったのですね。まあ1本だろうが10本だろうが、どちらにしてもすぐプレイ出来るわけでないので変わりはないのですけれど・・・
それにしても最近プレイしたゲームの感想を全く書いていないな・・・?と思い、ふと調べて見たら昨年11月にらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!をクリアして以来全くクリア出来ていませんでした。11月と言えばちょうど職場に不穏なニュースが伝わってきた頃で、これでは心静かにエロゲーをプレイしている場合でなくこの惨状も仕方ない・・・と思わないでもないのですが、それはともかく2カ月近く1本もエロゲーをクリアしていないというのはやはり異常事態といっても良いでしょう。
もちろんエロゲーに全く触れていないわけではないのです。現在進行させているゲームであるカルマルカ*サークルは何とかラスト1人まで辿りついたし、他同時進行させているゲームも進行速度はまちまちながらも取りあえずゴールに近づいていることは間違いない。そんな中一番最後に始めた妹のおかげでモテすぎてヤバい。のスピードが一番速いというのもどうかとは思うのですが、それでもその進みは亀のように鈍いわけで他のゲームに至っては乾燥時のクマムシのような状態といっても過言でないくらいなのです。
まあ勤務状況がはっきりしないと落ち着いてエロゲーをプレイすることも出来ないのは確かなのですが、実のところ4月以降仕事の状況が激変することは間違いないのです。しかも現在よりも悪い方向に・・・というわけで今プレイしているエロゲーがクリア出来るのはもう少し先の話となりそう。そしていまだシュリンクを破っていないゲームのパッケージ裏を眺め頭の中で妄想プレイしているというのが近況なのですが・・・
早く落ち着いて気楽にエロゲーがプレイ出来た日々に戻りたいと思う今日この頃です。
2014年01月17日
1月の発売予定表から
年が変わって最初のレースということでレベルの高い白熱した勝負を期待したいところですが、抜けた馬が不在というやや寂しいメンバー構成となりました。ただ裏を返せばどこからでも狙えそうで馬券的には面白そうなレース。それだけに予想は難解ですが、今年の運を占う意味でもぜひ当たり馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
愛サレるームメイト(Reon)
恋愛系の馬だと主人公とヒロインが突然同じ屋根の下で暮らすようになるというのが定番だが、それをルームシェアする関係まで進めるというのは新鮮かもしれない。といってもデビュー戦のFaint Toneが見せ場を作ることなく馬群に沈んだことから、同じ部屋に住むことで生じる主人公とヒロインの微妙な関係が描かれるかを期待するのは厳しそう。デビュー戦より騎手(原画家)が手馴れてきたのはプラスだが、それだけを材料に追いかけるには冒険過ぎるだろう。
期待度 ★★
妹ヘヴン お兄ちゃん大好きな妹たちと♥甘えまくり攻めまくりエッチ生活(ハピエス)
騎手が幼馬(ロリ)得意なPikazoだけにちっちゃい妹たちを悪戯するようなタイプの馬かと思いきや方向性は全く逆。ヒロインはお世辞にも幼馬とは言い難いし、しかも肉食系妹に主人公が責められるというやや珍しい血統。ただ騎手が巨乳ヒロインに慣れていないのか、これまで騎乗した馬と比べると求心力に欠ける。安馬(低価格)だけに恐らく直線(終盤)での追い込みは望めそうも無く、大きな期待はしづらいか。
期待度 ★☆
△キスアト Kiss will change, my relation with you(戯画)
ホチキス・キスベルに続くキス系(シリーズ)。といっても騎手のみことあけみ以外に共通点はなく単なる偶然の一致といってもいいかも。トレーナーはキスベルに引き続き森崎亮人が務めるが、他厩舎では好成績を残している森崎師にしてはキスベルの成績に納得がいかない。それだけに巻き返しを期待したいところだが、何せ最近低迷が続く戯画厩舎なだけに大きな期待はかけ辛い。追い切り(体験版)の動きは悪くないしメインヒロインもなかなか可愛く描かれているのは好感が持てるが、まるねこコンビの亡霊を取り払うにはもっと大きなエネルギーが必要。イチャラブを強調するのはいいが、半面テーマになっている美術がぞんざいに扱われそうなのは不安。潜在能力は高そうだが押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
きみと僕との騎士の日々-楽園のシュバリエ-(piriri!)
いとうのいぢが起用できなくなった後のユニゾンシフトを支える騎手である織澤あきふみがぺろとタッグを組んで姉妹厩舎を立ち上げる。ユニゾン系厩舎の二枚看板であるアクセントとブロッサムを合わせたということでバトルと萌えに濃厚なHと欲張った配合のようだが、こういった配合は双方の特長を生かすのではなく、消しあってしまうケースが多い。バトル系は主人公が重要な役回りを果たさなければいけないのだが、トレーナーの顔ぶれにヘタレ主人公となりがちな玉沢円がいることを考えると不安。これまで織澤あきふみが騎乗した馬に好走例がないこともあって入着が精一杯か。
期待度 ★★☆
▲強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣(オーバードーズ)
やたら長い馬名(タイトル)とニッチなシチュを特徴とするオーバードーズが久々にゲートイン。この厩舎で好走例のあるいっせーを鞍上に迎えて、トレーナーに実績充分のshow‐ziiiを起用となると期待が大きい。少なくともある程度の能力を秘めているのは確かで、黒タイツ・ニーソといった脚に重点を置いたシチュはこの厩舎お得意とするところ。凌辱系でも抜けた馬のいないここなら主役を演じてもおかしくないが、若干気になるのがややメインヒロインに清純さが感じられないように思える点。厩舎が情報をあまり公開していないことを考えると、出走取消(延期)の可能性もあり単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
コトバの消えた日~心まで裸にする純愛調教~ (ぷちけろ)
ケロQとしては久々となる調教血統となるが、テレビの消えた日が萌え系なのか調教系なのかどっちちかずなままの競走になってしまったのに対して、今回はトレーナーにセルワークス系厩舎で葵渚やさだヲといった騎手を自在に操ったなるみおかずがトレーナーならその心配は少ない。恐らくトレーナー得意の露出凌辱Hが見られるはずだが問題は騎手。基4%の力量に不安はないが、萌え系馬ばかり騎乗してきた経緯を考えると凌辱系の馬と手が合うとは思えない。となるとトレーナーの思惑に反して結果的に萌え系か調教系か中途半端の終わった前走の轍を踏む可能性も。上手く異能力同士が噛み合えば激走もあり得るが、ヒロイン数の限られた安馬(ミドルプライス)ではその可能性は小さい。
期待度 ★★☆
△12の月のイヴ(minori)
前走の夏空のペルセウスは今までの所属馬と違って走り(シナリオ)の内容は薄い半面、エロに重点を置いた馬だった。その路線変更が厩舎の方針とするならば今回も同脚質の馬となるはずで走りに過大な期待をするのは禁物に思える。それでも未来からやってきたヒロイン等SF味も出していて、単なる抜き一辺倒というタイプではないはず。問題は個別パートの長さで、ヒロイン数が3人と少ないだけにこれが前走同様の短さだとかなり厳しい。乳を強調しているあたりエロには期待できそうなだけに、後は走りの内容。思わせぶりな伏線があっさり解決してしまうようでは前走と同じ結果となりかねない。人気になりそうなだけに前走を考慮して思い切って消す手はあるが、これまでの実績を考えてもう一度だけ追いかけてみる。
期待度 ★★★☆
△少女教育(たぬきそふと)
最近やや幼馬の体長が高くなって、古くからの野々原幹ファンにはややストレスが溜まってきた感がしないでもない。ただ今回は取材する限り原点回帰してきたような印象。主人公が中年親父というのはこの厩舎らしく、教師と教え子という関係を考えると背徳感は強いように思える。ただヒロインの少女がコミュ障害ということもあって、これまでの精神年齢の低いダメ中年を海千山千で引っ張る少女といった関係とはやや異なってきそうな様相。ここにメインヒロイン格の幽霊少女がどう絡んでくるかだが、エロを含めてかなり期待できそうに思える。トレーナーが公開されていないのは気がかりだが、展開次第では連対以上の可能性も充分。
期待度 ★★★☆
新・白銀のソレイユ-ReANSWER-(SkyFish)
最近出走馬が凡走続きですっかり影の薄くなった印象があるSkyFish厩舎。今回デビュー当時の血統を再び持ち出して浮上を狙うが、騎手も違うなどかなり雰囲気が変わっている。それでも世界観などは良好で一本道な走りなどを立て直せればと思わせた父(前作)だけに、トレーナーの力次第では心機一転大きな変わり身も考えられる。ただ心配なのは現在のSkyFishに一から立て直すだけの余力が残っているか。最近の厩舎の成績を考えると単に過去の血統を持ち出しただけという可能性も強く大きくは期待できない。
期待度 ★★
世界と世界の真ん中で(Lump of Sugar)
有力騎手陣を抱えながら毎回入着があるかどうかといった成績だった角砂糖厩舎なだけに、前走の大駆けは驚きの一言。今回主戦騎手の萌木原ふみたけに乗り替わるだけにそれ以上の躍進が期待される。ただ追い切り(体験版)の動きを見る限り、前々走までの角砂糖厩舎に戻ってしまったようだ。ヒロインの可愛さに関しては鉄板だが、走りのテンポが退屈に感じられる上に血統的に膨らみも乏しそう。トレーナーにユニゾンシフトで実績のある市川環が加わったが、その効果は今のところ見られない。前走の要因がカードシステムの効果だったとすれば、今回はそういった隠し玉の存在もなさそう。メンバーは甘いが連に絡むまでの走りとなるとかなり展開の助けが必要。
期待度 ★★☆
◎ダークロード~復讐の魔王と勇者の娘~(Liquid)
Liquidが久々に和泉万夜をトレーナーに起用してのダークファンタジー。過去無限煉姦で見せた走りが鮮烈だっただけに今回も注目される存在。単なる魔王による女勇者の凌辱というだけでなく、内面も描いた走りに期待したいところ。騎手は最近BaseSon系で売り出し中の夏彦で主戦の日陰影次と比べるとネームバリューでは落ちるが、追い切りを見る限りは遜色ない。二部構成で見せるどんでん返しがどう出るかは未知数も、期待通りなら充分主役を張れる存在。ここは思い切って本命に推す。
期待度 ★★★★
Festival~つるみくウォーズ~(つるみく)
凌辱専門厩舎であるつるみく初の直仔(FD)。凌辱しかもダーク系厩舎の直仔というとほとんど例がないが、萌え系厩舎にあるようなバラエティ中心の配合ではなくて、これまでの競走馬の中で人気のあったヒロインによるバトルアクション。凌辱系であることには間違いなさそうだが、トレーナーの実績やこれまでの所属馬の傾向を考えると血統にやや違和感があってどのような競走をするかは不鮮明。追い切りも公開しておらず余りに未知な部分が多いだけに正直狙いづらい。時に大駆けを見せる厩舎だけに不気味さはあるがここは見送りで。
期待度 ★★
△狙われた女神天使エンゼルティアー(シロップ)
強烈な輪姦が物議を醸した町ぐるみの罠のシロップが久々に同脚質の馬を出走させる。といっても変身ヒロイン凌辱といった血統はよくあるだけにどこまで独自性を出せるかだが、ヒロインを凌辱する相手が魔物でなく人間で、しかも魔物に操られているのでなく人間的に屑というのがいかにもこの厩舎らしい。といってもヒロインの心理描写が欠けるようだと、他の変身ヒロイン系と変わりないということになりかねない。そのあたりを久々の登場となるトレーナーの倉嶋秀二がどう捌いてくるか注目される。騎手は久々の騎乗となるつくもかずいたで他厩舎で変身ヒロイン血統の手綱を握っているためやや新鮮味に欠ける気もする。女性視点の凌辱系は好走例が少ないだけに強くは推せないが大穴で狙うなら。
期待度 ★★★
腐果の濡獄 ~蠢く妄執の連鎖……終わりのない饗宴~(TinkerBell)
触手といえばまず思い浮かべるのがTinkerBellだが、最近はややその路線から離れた印象がある。今回も凌辱系とはいえホラー色が強くこれまでの出走馬とはやや傾向が違っている。不安点はトレーナーが実績ある小峰久生といってもオムにパス形式のサイコサスペンスという難しい血統をどこまで扱いきれるかどうか。3つのストーリーが上手く1つに収束できれば好走もあり得るが、その可能性に賭けるのはちょっと分が悪そう。これまでの実績を考えれば入着が精一杯か。
期待度 ★★
〇Bradyon Veda(暁WORKS)
同じファンタジー系といっても騎手がzuntaということもあって、萌えをほぼシャットアウトしてのバトル系。トレーナーは門倉敬介だが古くからの競馬ファンには味塩ロケッツといった方が通りがいいかもしれない。色々な血統の馬を手がけるトレーナーだが、ホラー伝奇系に好走した馬が多いところを考えれば今回のバトル系は向いている可能性は高い。騎手の選定を考えても萌えに慣れた一般競馬ファンが手を出すとは考えにくく、生粋のバトル系ファンのみを対象としているといっていい。そう考えれば走る可能性は高いといえるが、不安はあまりに一般の存在を拒否しているため出走賞金(データ数)がクリア出来ないかもしれない点。そこさえクリアすれば首位争いも充分考えられる。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~(アトリエかぐや)
かつてかぐや厩舎を背負った人気騎手choco chipが本格的に復帰するということで注目される。馬体(CG)を見ると萌えとエロを兼ね備えた往年の騎乗と比べると、やや萌え色は薄くなった印象。それでも走りが完全に抜き寄りの内容なだけに、萌え色が薄くても大丈夫か。ただ過去同騎手が騎乗した同じ年上系の馬と比べると、やや迫力に欠ける印象。最近やや持ち直した印象のあるアトリエかぐやだがエロ一本で戦えるほどではないだけに、choco chipが往年のフォームを取り戻せないと厳しい。今回は様子見で。
期待度 ★★
魔法戦士エクストラステージ2 学園感獄(Triangle)
相変わらずの変身ヒロイン血統で突っ走るTriangleの最新馬。今回他厩舎からも同型馬の出走が予定されているが、老舗厩舎の意地を見せてもらいたいものだ。ただ今回はこれまで走らせた馬のヒロインが再登場するといった馬だけに、初めてのファンにはやや敷居の高い内容。前走の魔法剣姫アークキャリバー ~魔族降誕~が久々に上位を賑わすなど上昇気配にあるはずだが、今回は安馬で直仔(続編)的色彩が強いということもあって父の成績を考えると強気にはなれない。
期待度 ★★
MeltyMoment-メルティモーメント-(HOOK)
これまで厩舎を引っぱってきた二枚看板の1人であるらっこの引退レース。それだけに厩舎も力が入っているはずだが、追い切りの動きを見る限りどうもそれが空回りしている印象だ。純愛に重点を置いているようだが、Strawberry Nautsで見せたPITのような新機軸はなく単なる萌え血統の馬に思えて仕方ない。ヒロインの可愛さもさほどでなくどうも新たに招いたオダワラハコネとHOOKの馬との手が合わないような気がして仕方ない。走りも単調でこれでは終盤得意のイチャラブに持ち込んだとしてもどこまで巻き返せるか疑問。今回は素直に消して大丈夫だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
いつもと違い恋愛系や萌え系の血統で軸に押せそうな馬が見当たらず混戦ムードに拍車を掛けている。そこでダークロード~復讐の魔王と勇者の娘~を本命に抜擢。抜き血統の馬だが和泉万夜が本来の力を見せれば一介の凌辱系に終わるはずがなく奥は相当深いはず。逆転なら本物のバトル系を見せると厩舎側が豪語するBradyon Veda。その割には事前の動きが目立たないがトレーナーの能力を考えれば上位に食い込んでいい。独特のフェチでコアなファン層を掴む強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣も持ち時計なりに走れば怖い馬。最近に無くムードが良さそうな少女教育も幼馬ファンの期待を集めて圏内を窺う。今ひとつ馬の能力が掴めない12の月のイヴも過去の実績を考えればまだ見限れないし、ガチ輪姦凌辱の狙われた女神天使エンゼルティアーも混線なら出番も。萌え系で強いて挙げるならキスアト Kiss will change, my relation with youくらいだが首位争いとなると厳しく大きく狂った場合のヒモ穴で。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
愛サレるームメイト(Reon)
恋愛系の馬だと主人公とヒロインが突然同じ屋根の下で暮らすようになるというのが定番だが、それをルームシェアする関係まで進めるというのは新鮮かもしれない。といってもデビュー戦のFaint Toneが見せ場を作ることなく馬群に沈んだことから、同じ部屋に住むことで生じる主人公とヒロインの微妙な関係が描かれるかを期待するのは厳しそう。デビュー戦より騎手(原画家)が手馴れてきたのはプラスだが、それだけを材料に追いかけるには冒険過ぎるだろう。
期待度 ★★
妹ヘヴン お兄ちゃん大好きな妹たちと♥甘えまくり攻めまくりエッチ生活(ハピエス)
騎手が幼馬(ロリ)得意なPikazoだけにちっちゃい妹たちを悪戯するようなタイプの馬かと思いきや方向性は全く逆。ヒロインはお世辞にも幼馬とは言い難いし、しかも肉食系妹に主人公が責められるというやや珍しい血統。ただ騎手が巨乳ヒロインに慣れていないのか、これまで騎乗した馬と比べると求心力に欠ける。安馬(低価格)だけに恐らく直線(終盤)での追い込みは望めそうも無く、大きな期待はしづらいか。
期待度 ★☆
△キスアト Kiss will change, my relation with you(戯画)
ホチキス・キスベルに続くキス系(シリーズ)。といっても騎手のみことあけみ以外に共通点はなく単なる偶然の一致といってもいいかも。トレーナーはキスベルに引き続き森崎亮人が務めるが、他厩舎では好成績を残している森崎師にしてはキスベルの成績に納得がいかない。それだけに巻き返しを期待したいところだが、何せ最近低迷が続く戯画厩舎なだけに大きな期待はかけ辛い。追い切り(体験版)の動きは悪くないしメインヒロインもなかなか可愛く描かれているのは好感が持てるが、まるねこコンビの亡霊を取り払うにはもっと大きなエネルギーが必要。イチャラブを強調するのはいいが、半面テーマになっている美術がぞんざいに扱われそうなのは不安。潜在能力は高そうだが押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
きみと僕との騎士の日々-楽園のシュバリエ-(piriri!)
いとうのいぢが起用できなくなった後のユニゾンシフトを支える騎手である織澤あきふみがぺろとタッグを組んで姉妹厩舎を立ち上げる。ユニゾン系厩舎の二枚看板であるアクセントとブロッサムを合わせたということでバトルと萌えに濃厚なHと欲張った配合のようだが、こういった配合は双方の特長を生かすのではなく、消しあってしまうケースが多い。バトル系は主人公が重要な役回りを果たさなければいけないのだが、トレーナーの顔ぶれにヘタレ主人公となりがちな玉沢円がいることを考えると不安。これまで織澤あきふみが騎乗した馬に好走例がないこともあって入着が精一杯か。
期待度 ★★☆
▲強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣(オーバードーズ)
やたら長い馬名(タイトル)とニッチなシチュを特徴とするオーバードーズが久々にゲートイン。この厩舎で好走例のあるいっせーを鞍上に迎えて、トレーナーに実績充分のshow‐ziiiを起用となると期待が大きい。少なくともある程度の能力を秘めているのは確かで、黒タイツ・ニーソといった脚に重点を置いたシチュはこの厩舎お得意とするところ。凌辱系でも抜けた馬のいないここなら主役を演じてもおかしくないが、若干気になるのがややメインヒロインに清純さが感じられないように思える点。厩舎が情報をあまり公開していないことを考えると、出走取消(延期)の可能性もあり単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
コトバの消えた日~心まで裸にする純愛調教~ (ぷちけろ)
ケロQとしては久々となる調教血統となるが、テレビの消えた日が萌え系なのか調教系なのかどっちちかずなままの競走になってしまったのに対して、今回はトレーナーにセルワークス系厩舎で葵渚やさだヲといった騎手を自在に操ったなるみおかずがトレーナーならその心配は少ない。恐らくトレーナー得意の露出凌辱Hが見られるはずだが問題は騎手。基4%の力量に不安はないが、萌え系馬ばかり騎乗してきた経緯を考えると凌辱系の馬と手が合うとは思えない。となるとトレーナーの思惑に反して結果的に萌え系か調教系か中途半端の終わった前走の轍を踏む可能性も。上手く異能力同士が噛み合えば激走もあり得るが、ヒロイン数の限られた安馬(ミドルプライス)ではその可能性は小さい。
期待度 ★★☆
△12の月のイヴ(minori)
前走の夏空のペルセウスは今までの所属馬と違って走り(シナリオ)の内容は薄い半面、エロに重点を置いた馬だった。その路線変更が厩舎の方針とするならば今回も同脚質の馬となるはずで走りに過大な期待をするのは禁物に思える。それでも未来からやってきたヒロイン等SF味も出していて、単なる抜き一辺倒というタイプではないはず。問題は個別パートの長さで、ヒロイン数が3人と少ないだけにこれが前走同様の短さだとかなり厳しい。乳を強調しているあたりエロには期待できそうなだけに、後は走りの内容。思わせぶりな伏線があっさり解決してしまうようでは前走と同じ結果となりかねない。人気になりそうなだけに前走を考慮して思い切って消す手はあるが、これまでの実績を考えてもう一度だけ追いかけてみる。
期待度 ★★★☆
△少女教育(たぬきそふと)
最近やや幼馬の体長が高くなって、古くからの野々原幹ファンにはややストレスが溜まってきた感がしないでもない。ただ今回は取材する限り原点回帰してきたような印象。主人公が中年親父というのはこの厩舎らしく、教師と教え子という関係を考えると背徳感は強いように思える。ただヒロインの少女がコミュ障害ということもあって、これまでの精神年齢の低いダメ中年を海千山千で引っ張る少女といった関係とはやや異なってきそうな様相。ここにメインヒロイン格の幽霊少女がどう絡んでくるかだが、エロを含めてかなり期待できそうに思える。トレーナーが公開されていないのは気がかりだが、展開次第では連対以上の可能性も充分。
期待度 ★★★☆
新・白銀のソレイユ-ReANSWER-(SkyFish)
最近出走馬が凡走続きですっかり影の薄くなった印象があるSkyFish厩舎。今回デビュー当時の血統を再び持ち出して浮上を狙うが、騎手も違うなどかなり雰囲気が変わっている。それでも世界観などは良好で一本道な走りなどを立て直せればと思わせた父(前作)だけに、トレーナーの力次第では心機一転大きな変わり身も考えられる。ただ心配なのは現在のSkyFishに一から立て直すだけの余力が残っているか。最近の厩舎の成績を考えると単に過去の血統を持ち出しただけという可能性も強く大きくは期待できない。
期待度 ★★
世界と世界の真ん中で(Lump of Sugar)
有力騎手陣を抱えながら毎回入着があるかどうかといった成績だった角砂糖厩舎なだけに、前走の大駆けは驚きの一言。今回主戦騎手の萌木原ふみたけに乗り替わるだけにそれ以上の躍進が期待される。ただ追い切り(体験版)の動きを見る限り、前々走までの角砂糖厩舎に戻ってしまったようだ。ヒロインの可愛さに関しては鉄板だが、走りのテンポが退屈に感じられる上に血統的に膨らみも乏しそう。トレーナーにユニゾンシフトで実績のある市川環が加わったが、その効果は今のところ見られない。前走の要因がカードシステムの効果だったとすれば、今回はそういった隠し玉の存在もなさそう。メンバーは甘いが連に絡むまでの走りとなるとかなり展開の助けが必要。
期待度 ★★☆
◎ダークロード~復讐の魔王と勇者の娘~(Liquid)
Liquidが久々に和泉万夜をトレーナーに起用してのダークファンタジー。過去無限煉姦で見せた走りが鮮烈だっただけに今回も注目される存在。単なる魔王による女勇者の凌辱というだけでなく、内面も描いた走りに期待したいところ。騎手は最近BaseSon系で売り出し中の夏彦で主戦の日陰影次と比べるとネームバリューでは落ちるが、追い切りを見る限りは遜色ない。二部構成で見せるどんでん返しがどう出るかは未知数も、期待通りなら充分主役を張れる存在。ここは思い切って本命に推す。
期待度 ★★★★
Festival~つるみくウォーズ~(つるみく)
凌辱専門厩舎であるつるみく初の直仔(FD)。凌辱しかもダーク系厩舎の直仔というとほとんど例がないが、萌え系厩舎にあるようなバラエティ中心の配合ではなくて、これまでの競走馬の中で人気のあったヒロインによるバトルアクション。凌辱系であることには間違いなさそうだが、トレーナーの実績やこれまでの所属馬の傾向を考えると血統にやや違和感があってどのような競走をするかは不鮮明。追い切りも公開しておらず余りに未知な部分が多いだけに正直狙いづらい。時に大駆けを見せる厩舎だけに不気味さはあるがここは見送りで。
期待度 ★★
△狙われた女神天使エンゼルティアー(シロップ)
強烈な輪姦が物議を醸した町ぐるみの罠のシロップが久々に同脚質の馬を出走させる。といっても変身ヒロイン凌辱といった血統はよくあるだけにどこまで独自性を出せるかだが、ヒロインを凌辱する相手が魔物でなく人間で、しかも魔物に操られているのでなく人間的に屑というのがいかにもこの厩舎らしい。といってもヒロインの心理描写が欠けるようだと、他の変身ヒロイン系と変わりないということになりかねない。そのあたりを久々の登場となるトレーナーの倉嶋秀二がどう捌いてくるか注目される。騎手は久々の騎乗となるつくもかずいたで他厩舎で変身ヒロイン血統の手綱を握っているためやや新鮮味に欠ける気もする。女性視点の凌辱系は好走例が少ないだけに強くは推せないが大穴で狙うなら。
期待度 ★★★
腐果の濡獄 ~蠢く妄執の連鎖……終わりのない饗宴~(TinkerBell)
触手といえばまず思い浮かべるのがTinkerBellだが、最近はややその路線から離れた印象がある。今回も凌辱系とはいえホラー色が強くこれまでの出走馬とはやや傾向が違っている。不安点はトレーナーが実績ある小峰久生といってもオムにパス形式のサイコサスペンスという難しい血統をどこまで扱いきれるかどうか。3つのストーリーが上手く1つに収束できれば好走もあり得るが、その可能性に賭けるのはちょっと分が悪そう。これまでの実績を考えれば入着が精一杯か。
期待度 ★★
〇Bradyon Veda(暁WORKS)
同じファンタジー系といっても騎手がzuntaということもあって、萌えをほぼシャットアウトしてのバトル系。トレーナーは門倉敬介だが古くからの競馬ファンには味塩ロケッツといった方が通りがいいかもしれない。色々な血統の馬を手がけるトレーナーだが、ホラー伝奇系に好走した馬が多いところを考えれば今回のバトル系は向いている可能性は高い。騎手の選定を考えても萌えに慣れた一般競馬ファンが手を出すとは考えにくく、生粋のバトル系ファンのみを対象としているといっていい。そう考えれば走る可能性は高いといえるが、不安はあまりに一般の存在を拒否しているため出走賞金(データ数)がクリア出来ないかもしれない点。そこさえクリアすれば首位争いも充分考えられる。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
ばくあね~弟しぼっちゃうぞ!~(アトリエかぐや)
かつてかぐや厩舎を背負った人気騎手choco chipが本格的に復帰するということで注目される。馬体(CG)を見ると萌えとエロを兼ね備えた往年の騎乗と比べると、やや萌え色は薄くなった印象。それでも走りが完全に抜き寄りの内容なだけに、萌え色が薄くても大丈夫か。ただ過去同騎手が騎乗した同じ年上系の馬と比べると、やや迫力に欠ける印象。最近やや持ち直した印象のあるアトリエかぐやだがエロ一本で戦えるほどではないだけに、choco chipが往年のフォームを取り戻せないと厳しい。今回は様子見で。
期待度 ★★
魔法戦士エクストラステージ2 学園感獄(Triangle)
相変わらずの変身ヒロイン血統で突っ走るTriangleの最新馬。今回他厩舎からも同型馬の出走が予定されているが、老舗厩舎の意地を見せてもらいたいものだ。ただ今回はこれまで走らせた馬のヒロインが再登場するといった馬だけに、初めてのファンにはやや敷居の高い内容。前走の魔法剣姫アークキャリバー ~魔族降誕~が久々に上位を賑わすなど上昇気配にあるはずだが、今回は安馬で直仔(続編)的色彩が強いということもあって父の成績を考えると強気にはなれない。
期待度 ★★
MeltyMoment-メルティモーメント-(HOOK)
これまで厩舎を引っぱってきた二枚看板の1人であるらっこの引退レース。それだけに厩舎も力が入っているはずだが、追い切りの動きを見る限りどうもそれが空回りしている印象だ。純愛に重点を置いているようだが、Strawberry Nautsで見せたPITのような新機軸はなく単なる萌え血統の馬に思えて仕方ない。ヒロインの可愛さもさほどでなくどうも新たに招いたオダワラハコネとHOOKの馬との手が合わないような気がして仕方ない。走りも単調でこれでは終盤得意のイチャラブに持ち込んだとしてもどこまで巻き返せるか疑問。今回は素直に消して大丈夫だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
いつもと違い恋愛系や萌え系の血統で軸に押せそうな馬が見当たらず混戦ムードに拍車を掛けている。そこでダークロード~復讐の魔王と勇者の娘~を本命に抜擢。抜き血統の馬だが和泉万夜が本来の力を見せれば一介の凌辱系に終わるはずがなく奥は相当深いはず。逆転なら本物のバトル系を見せると厩舎側が豪語するBradyon Veda。その割には事前の動きが目立たないがトレーナーの能力を考えれば上位に食い込んでいい。独特のフェチでコアなファン層を掴む強引にされると嬉しくて初めてでもよく喘いじゃう令嬢な幼馴染 優衣も持ち時計なりに走れば怖い馬。最近に無くムードが良さそうな少女教育も幼馬ファンの期待を集めて圏内を窺う。今ひとつ馬の能力が掴めない12の月のイヴも過去の実績を考えればまだ見限れないし、ガチ輪姦凌辱の狙われた女神天使エンゼルティアーも混線なら出番も。萌え系で強いて挙げるならキスアト Kiss will change, my relation with youくらいだが首位争いとなると厳しく大きく狂った場合のヒモ穴で。
2014年01月05日
今年の抱負
明けましておめでとうございます。
昨年は体調を悪くすることが多くてとてもいい年とは言えなかったのですが、よくよく考えてみると自分の能力以上に仕事を頑張ろうとして少し肩に力が入り過ぎていた気がします。詳しいことはここでは言えないのですが今年はその仕事で大きな転機が訪れることがほぼ確定していて、心身に益々負担がかかってきそうな気がしています。
こんな時こそストレスを溜めないよう力を抜いて過ごすことが肝要なのですが、中々そんな日々は過ごせないでしょう。出来ればこのブログも続けていきたいとは思っているのですが、4月以降は極端に更新頻度が落ちてしまうかもしれません。それでも折角ここまで続けてきたブログですので細々でも続けて行けたらとは思っています。
ただ肝心のエロゲーのプレイとなると確実に機会は減るでしょう。このブログのメイン記事はというと崩した積みゲーの感想となっているわけで、書くネタに苦慮する姿が容易に想像できます。実際ここ数年年頭の最初の記事はというと数ある手持ちの積みゲーの中から崩したいゲームを何本か挙げるというのが恒例となっているのですが、今年はそんな縛りをかけたとしても恐らく実行される可能性は薄いでしょう。そんな誰も喜ばない不渡り手形を見せるよりも、未来の話をした方がよほど建設的だと重います。幸い今年3月に昨年プレイしたゲームの中でぼくが一番楽しめたゲームのFDである大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)が控えているなど期待作が目白押しとなっています。昨年に予約したゲームも2本待っているとあって、例えプレイする機会が訪れなかったとしてもエロゲーの購入だけについて止めるということは当分なさそう。後は購入のモチベーションを下げる原因の一つである発売延期は勘弁してもらいたい(まあ現在予約している2本とも1月発売予定のはずが早々に延期してしまったのですが・・・)。それさえなければ昨年の購入数である21本も上回ることは充分可能なはず。というわけで今年の目標は昨年の購入数を少しでも上回ることにしたいと思います。
まあそんな目標を掲げた以上積みゲーの数が増えてしまうことは確実でしょうが、それらをプレイする機会がそう遠くない未来に訪れることを信じて仕事に行きたいと思っています。まあ仕事を辞めればすぐに不良在庫を一掃できるのでしょうけどね・・・
それでは今年もよろしくお願いします。
昨年は体調を悪くすることが多くてとてもいい年とは言えなかったのですが、よくよく考えてみると自分の能力以上に仕事を頑張ろうとして少し肩に力が入り過ぎていた気がします。詳しいことはここでは言えないのですが今年はその仕事で大きな転機が訪れることがほぼ確定していて、心身に益々負担がかかってきそうな気がしています。
こんな時こそストレスを溜めないよう力を抜いて過ごすことが肝要なのですが、中々そんな日々は過ごせないでしょう。出来ればこのブログも続けていきたいとは思っているのですが、4月以降は極端に更新頻度が落ちてしまうかもしれません。それでも折角ここまで続けてきたブログですので細々でも続けて行けたらとは思っています。
ただ肝心のエロゲーのプレイとなると確実に機会は減るでしょう。このブログのメイン記事はというと崩した積みゲーの感想となっているわけで、書くネタに苦慮する姿が容易に想像できます。実際ここ数年年頭の最初の記事はというと数ある手持ちの積みゲーの中から崩したいゲームを何本か挙げるというのが恒例となっているのですが、今年はそんな縛りをかけたとしても恐らく実行される可能性は薄いでしょう。そんな誰も喜ばない不渡り手形を見せるよりも、未来の話をした方がよほど建設的だと重います。幸い今年3月に昨年プレイしたゲームの中でぼくが一番楽しめたゲームのFDである大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)が控えているなど期待作が目白押しとなっています。昨年に予約したゲームも2本待っているとあって、例えプレイする機会が訪れなかったとしてもエロゲーの購入だけについて止めるということは当分なさそう。後は購入のモチベーションを下げる原因の一つである発売延期は勘弁してもらいたい(まあ現在予約している2本とも1月発売予定のはずが早々に延期してしまったのですが・・・)。それさえなければ昨年の購入数である21本も上回ることは充分可能なはず。というわけで今年の目標は昨年の購入数を少しでも上回ることにしたいと思います。
まあそんな目標を掲げた以上積みゲーの数が増えてしまうことは確実でしょうが、それらをプレイする機会がそう遠くない未来に訪れることを信じて仕事に行きたいと思っています。まあ仕事を辞めればすぐに不良在庫を一掃できるのでしょうけどね・・・
それでは今年もよろしくお願いします。