2012年12月21日
ようやく公約を果たす
年頭といっても今年でなく昨年に崩したいゲームとして挙げていたぐらタン(コットンソフト)をようやくクリアしました。
コットンのゲームはデビュー作からずっと買い続けているのですが、ディスクを入れてないと起動しないため他のゲームがパソコンのディスクドライブを占領しているとプレイが後回しになってしまうため、自然積みゲーとして残ることが多くなってしまうのですね。評価の高い終わる世界とバースデイが積まれているのもそのためなのですが、この最新作をプレイする前にさすがに以前の公約を果たさなくてはならないとまず前作から手を付けたのです。
さてこのぐらタンというゲーム。これまでコットンソフトがリリースしたゲームの中では一番マイナーといっていい作品でしょう。発売から2年以上経過しているのに批評空間のデータ数がいまだ100を超えていない(最新作はもうデータ数300超えを果たしている)というのを見ても分かるのですが、ではなぜここまでマイナーなのか?作品的に問題があれば別ですが、序盤をプレイした限りではそれほどデキが悪いとは思いませんでした。
ただ過去のコットンソフトのコメディ寄りの作品であるナツメグらと比べると違和感があったのは事実です。これは序盤からスケベさ全開の主人公の言動にもあるのですが、ライターが笑いをとろうとしてやや無理をしているような気がしてならなかったことにあると思います。これまでのコットンのユーザーからすると、ともするとバカゲーとすら感じてしまうノリに付いていけなかったのが批評空間でのデータ数の少ない原因かもしれません。特に主人公に関してはかなりアクが強くて嫌悪感を抱く人も少なからずいると思いますので、体験版をプレイして購入を取りやめてしまった人も少なからずいることでしょうから。
そんな序盤から個別ルートに入ってもいわゆるコメディ路線は続きます。選択肢順にクリアしていくとまず攻略することになるヒロインは桐花ということになるのでしょうが、彼女とライバルである華梨との抗争はバカバカしくもホロリとさせられる部分もあり、なかなか好調な出足といえます。
ただ続く岬子ルートと蒔紀ルートは正直今一つの感が否めませんでした。これはシナリオが桐花ルートより劣るというよりも主人公の相変わらずなセクハラ言動にぼくが疲れてきてしまったのかもしれません。そして続くみのりルートですが、これはこのゲームのメインライターである海富一氏らしいストーリーで一番考えさせられるルートでした。変態紳士な主人公とみのりの保護者を自称する変態淑女新とのやりとりはかなり笑えましたし、ラスト前を飾るには相応しいシナリオだったと思います。まあぼく的にはみのりの言動が嗜好に合わなかったためそれほど萌えは感じなかったのですが・・・
そしてラストを締める涼芽ルートですが・・・正直最後に持ってくるにしてはやや期待外れなシナリオだった気がします。
これはこれまでの伏線を明かすことに捉われすぎて、ヒロインであるはずの涼芽の魅力にスポットライトが当たらなかったことによるのではないかと思います。序盤から主人公に対して病的な健気さを発揮している涼芽ですが、その彼女の心情と主人公の言動がぼく的にはあまり噛みあったように思えなかったことも一因で、このあたりはややライターの計算に狂いがあったのかもしれません。
総括すると・・・
バカゲーとして見るならば、セクハラ全開な主人公の言動も許せるでしょう。ただ感動ゲーとして見るとやはりあの主人公の言動は感動を阻害させる要因にしかなりません。そういった意味でもあの主人公の設定からすればもっとバカゲー色を強くした方が良かったのでしょうが、これまでのコットンの作風から考えるとそこまで冒険することはできなかったのでしょう。まあコットンにしてはこれでも充分冒険だったのかもしれませんが・・・
コットンのゲームはデビュー作からずっと買い続けているのですが、ディスクを入れてないと起動しないため他のゲームがパソコンのディスクドライブを占領しているとプレイが後回しになってしまうため、自然積みゲーとして残ることが多くなってしまうのですね。評価の高い終わる世界とバースデイが積まれているのもそのためなのですが、この最新作をプレイする前にさすがに以前の公約を果たさなくてはならないとまず前作から手を付けたのです。
さてこのぐらタンというゲーム。これまでコットンソフトがリリースしたゲームの中では一番マイナーといっていい作品でしょう。発売から2年以上経過しているのに批評空間のデータ数がいまだ100を超えていない(最新作はもうデータ数300超えを果たしている)というのを見ても分かるのですが、ではなぜここまでマイナーなのか?作品的に問題があれば別ですが、序盤をプレイした限りではそれほどデキが悪いとは思いませんでした。
ただ過去のコットンソフトのコメディ寄りの作品であるナツメグらと比べると違和感があったのは事実です。これは序盤からスケベさ全開の主人公の言動にもあるのですが、ライターが笑いをとろうとしてやや無理をしているような気がしてならなかったことにあると思います。これまでのコットンのユーザーからすると、ともするとバカゲーとすら感じてしまうノリに付いていけなかったのが批評空間でのデータ数の少ない原因かもしれません。特に主人公に関してはかなりアクが強くて嫌悪感を抱く人も少なからずいると思いますので、体験版をプレイして購入を取りやめてしまった人も少なからずいることでしょうから。
そんな序盤から個別ルートに入ってもいわゆるコメディ路線は続きます。選択肢順にクリアしていくとまず攻略することになるヒロインは桐花ということになるのでしょうが、彼女とライバルである華梨との抗争はバカバカしくもホロリとさせられる部分もあり、なかなか好調な出足といえます。
ただ続く岬子ルートと蒔紀ルートは正直今一つの感が否めませんでした。これはシナリオが桐花ルートより劣るというよりも主人公の相変わらずなセクハラ言動にぼくが疲れてきてしまったのかもしれません。そして続くみのりルートですが、これはこのゲームのメインライターである海富一氏らしいストーリーで一番考えさせられるルートでした。変態紳士な主人公とみのりの保護者を自称する変態淑女新とのやりとりはかなり笑えましたし、ラスト前を飾るには相応しいシナリオだったと思います。まあぼく的にはみのりの言動が嗜好に合わなかったためそれほど萌えは感じなかったのですが・・・
そしてラストを締める涼芽ルートですが・・・正直最後に持ってくるにしてはやや期待外れなシナリオだった気がします。
これはこれまでの伏線を明かすことに捉われすぎて、ヒロインであるはずの涼芽の魅力にスポットライトが当たらなかったことによるのではないかと思います。序盤から主人公に対して病的な健気さを発揮している涼芽ですが、その彼女の心情と主人公の言動がぼく的にはあまり噛みあったように思えなかったことも一因で、このあたりはややライターの計算に狂いがあったのかもしれません。
総括すると・・・
バカゲーとして見るならば、セクハラ全開な主人公の言動も許せるでしょう。ただ感動ゲーとして見るとやはりあの主人公の言動は感動を阻害させる要因にしかなりません。そういった意味でもあの主人公の設定からすればもっとバカゲー色を強くした方が良かったのでしょうが、これまでのコットンの作風から考えるとそこまで冒険することはできなかったのでしょう。まあコットンにしてはこれでも充分冒険だったのかもしれませんが・・・
2012年12月17日
パソコンの神の思し召し
先日のこと・・・
いつの間にかウィンドウズの更新ファイルが届いていたので、つい何の気なしに更新してしまいました。
一般的にはウインドウズの脆弱な部分を補強するのが更新ファイルであるわけですが、不可思議なことにこのファイルをインストールすることによってまれにパソコンに不具合が発生してしまうのです。その不具合の一例がこれまで動かせていたソフトが突然起動できなくなるというもの・・・
まあ起動できなくなるといっても、一度そのソフトをアンインストールした後、再度インストールすればほぼ正常に起動できるので、まあ手間といえば手間ですけどそれほど被害がなかったというのがこれまでの通例でした。ところが今回は何度アンインストール→インストールを繰り返しても起動に失敗してしまうのですね。
ぼくの乏しいパソコンの知識ではなぜこんな症状が出てしまうのか分からないのですが、どうやらそのソフトが導入しているプロテクトの影響らしい。といっても誤爆というわけではなく誤爆回避ファイルを使っても起動は不可能。こうなると後はメーカーサポートに連絡するしか仕方ないと思ったのですが・・・
この起動しないゲームですが、よくよく考えてみるとおよそ2か月以上前から始めて3人目のヒロインのルートをようやく攻略したという低速で進行中だったのですね。もちろんゲームとして面白いわけがなくて、もし批評空間で得点を付けたとしたら中間経過で60点を切るくらいの評価。まだクリアしていないヒロインのルートのデキが良かったとしても70点に達すれば上出来といったくらいですが、その可能性はおそらく低そう。こんなゲームに拘っているくらいなら、現在多量に抱えている積みゲーを崩している方がよほど建設的と思い直したのです。
というわけで、先月発売されたゲームの中からあえて無視するキミとの未来 ~Relay broadcast~(ALcotハニカム) を始めました。まだ序盤ですがいまのところ快調にプレイしていて、これもパソコンの神の思し召しと思って感謝しています。起動できなくなったゲームの名前はというと・・・まあ過去は振り返らないということで、取りあえず伏せておくことにします。
短いですが今回はこんなところで・・・
いつの間にかウィンドウズの更新ファイルが届いていたので、つい何の気なしに更新してしまいました。
一般的にはウインドウズの脆弱な部分を補強するのが更新ファイルであるわけですが、不可思議なことにこのファイルをインストールすることによってまれにパソコンに不具合が発生してしまうのです。その不具合の一例がこれまで動かせていたソフトが突然起動できなくなるというもの・・・
まあ起動できなくなるといっても、一度そのソフトをアンインストールした後、再度インストールすればほぼ正常に起動できるので、まあ手間といえば手間ですけどそれほど被害がなかったというのがこれまでの通例でした。ところが今回は何度アンインストール→インストールを繰り返しても起動に失敗してしまうのですね。
ぼくの乏しいパソコンの知識ではなぜこんな症状が出てしまうのか分からないのですが、どうやらそのソフトが導入しているプロテクトの影響らしい。といっても誤爆というわけではなく誤爆回避ファイルを使っても起動は不可能。こうなると後はメーカーサポートに連絡するしか仕方ないと思ったのですが・・・
この起動しないゲームですが、よくよく考えてみるとおよそ2か月以上前から始めて3人目のヒロインのルートをようやく攻略したという低速で進行中だったのですね。もちろんゲームとして面白いわけがなくて、もし批評空間で得点を付けたとしたら中間経過で60点を切るくらいの評価。まだクリアしていないヒロインのルートのデキが良かったとしても70点に達すれば上出来といったくらいですが、その可能性はおそらく低そう。こんなゲームに拘っているくらいなら、現在多量に抱えている積みゲーを崩している方がよほど建設的と思い直したのです。
というわけで、先月発売されたゲームの中からあえて無視するキミとの未来 ~Relay broadcast~(ALcotハニカム) を始めました。まだ序盤ですがいまのところ快調にプレイしていて、これもパソコンの神の思し召しと思って感謝しています。起動できなくなったゲームの名前はというと・・・まあ過去は振り返らないということで、取りあえず伏せておくことにします。
短いですが今回はこんなところで・・・
2012年12月09日
12月の発売予定表から
今年もいよいよ最終レース。有力馬(ゲーム)の1頭が出走回避(延期)しラストを飾るレースとしては若干寂しいメンバーとなった気がしますが、それでも年末の照準を合わせて参戦する馬が多く予想は超難解。最後くらいきっちり当たり馬券を掴みたいと思っていますが、懐事情の寂しい中どれだけ点数を広げられるか難しいところです。。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あっぱれ!天下御免[祭] 恋と嵐は大江戸の華(BaseSon)
大惨敗に終わったあっぱれ! 天下御免の直仔(FD)。まさか後継が出るとは思わなかったが、父が良血で厩舎(ブランド)が相当資金を投入していたため、競走成績に関わらず種牡馬デビューさせたというのが真相か。父の成績が成績だけに期待できる要素はほとんどなく、新キャラの投入が功を奏すとも思えない。馬体のボリュームはあったとしても時代劇のツボを心得ていないことが露呈したトレーナー(ライター)の起用が変わらずではとても買えない。
期待度 ★☆
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。(MinkEGO)
最近流行血統(設定)となっているNTR系だが、妹ものというのは少し珍しい。騎手のティータ・Jは記者が秘かに注目していて、Minkの新厩舎(ブランド)のデビュー馬に起用されたことは嬉しい。ただトレーナーの実績はやや頼りなく、Mink自体過去の勢いを失くしているだけに大駆けとなると難しいかもしれない。それに冷静になって考えれば妹とNTRのニックス自体現実例が多くてあまり相性がいいとも思えない。騎手に魅力はあってもここは見送りが賢明かも。
期待度 ★★☆
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?(onomatope*)
相変わらず検討していて悩ましくなってくる血統(設定)を走らせてくる厩舎である。今回も他厩舎にはない意欲的な調教(シナリオ)で目を見張るが、それを生かせないのがトレーナーの紫苑憧朋香でいつも内容は激薄。確かに今後の走りは気になるが毎回これだけ期待を裏切られてはまともに取り合えないのが正直なところ。ヒロインは相変わらず可愛いが、ハーレム展開前提の血統で各ヒロインエンドが上手く纏められるか不安。実績どおり順当に見送りで。
期待度 ★☆
彼女と俺と恋人と。(PULLTOP LATTE)
これまでの厩舎メンバーがほとんど抜けPULLTOPの毛色をほとんど感じさせなくなった。トレーナーの実績は今ひとつだし騎手から何か戯画の臭いを感じさせるのが不安だが、頼りは北川晴が調教を統括していること。追い切りの評判は今ひとつでそれがメインヒロインにあるのは事実だが、それを補佐するように他のヒロインが魅力的に映るので記者的にはそれほど気にしていない。もしかするとわざとメインヒロインをウザく描写してプレイヤーをサブヒロインに浮気したくさせるという高等戦術を採っているのかもしれない。ただHシーンにまでメインヒロインが登場するとなるとやや問題で、恋人との甘い生活を描くというコンセプトとは相容れない気がして評価を落としてみた。
期待度 ★★☆
〇ガンナイトガール(きゃんでぃそふと)
最近ようやく巻き返しの気配がしてきたきゃんでぃそふとの最新馬。前走はトレーナーが尾之上咲太ということで度外視。今回姉、ちゃんとしようよっ!に新たな息吹を与えたかずきふみがトレーナーということで巻き返しの態勢は整った。トレーナーが最初から馬を仕上げるのは初めてということで不安はあったが、追い切り(体験版)の評判はなかなかのもの。想像していたより血統に重厚さがあり走りもしっかりしている。すめらぎ琥珀の腕達者ぶりが健在なのも心強い。過去走がそうだったように主人公が足を引っ張る可能性はあるが、勝ち負けを争う力は十二分に持っている筈。
期待度 ★★★★
キスベル(戯画)
最近走る馬を立て続けに送り出している森崎亮人とはるまで、くるる。の印象が鮮やかな渡辺遼一という組み合わせは面白いが、どちらも癖の強いトレーナーだけに上手く混ざり合うかどうか不安はある。ましてここ最近出走馬が振るわない戯画厩舎となると尚更だが追い切りの評判は意外に悪くない。といっても腕利きトレーナーだけに追い切りで不調を見せるようなヘマはないだろうから真価が分かるのはこれから。一見普通の学園ものと思わせて実は・・・というような大化けに期待したいところだが、これまでの戯画の成績から考えるとそこまで高望みは出来ないかもしれない。
期待度 ★★★
キミへ贈る、ソラの花(Cabbit)
デビュー走の翠の海が予想以上の走りで注目されたCabbitの2戦目。本家のSkyFishの不振を払拭させる走りを今回も期待したいところだが、追い切りの動きはやや期待外れ。ヒロインの魅力はまずまずで萌えゲーとして見れば悪くないが、デビュー戦のような意欲に欠ける気がしてならない。不思議系の血統だが直線(ラスト)できっちり纏めてくれそうな雰囲気に乏しく今回は評価を下げてみたい。
期待度 ★★
ケイオスラビリンス(でぼの巣製作所)
最終レース(年末)は時間があることもあってゲーム性重視の馬が買われることも多い。そう考えるとこの馬にもチャンスがあると思いたいが、でぼの巣製作所の成績はというと最近不振続きで看板血統の神楽系でも上位に食い込めていない。それにもともとこの厩舎は長丁場(ヤリコミ要素)に強いわけでなくその部分に期待すると肩透かしとなってしまう。ただダンジョンに潜ってモンスターヒロインとHという展開は古典的ながら惹かれるものがあるしベテラン騎手も健在。といってもトレーナーがF&C出身のうらわではやはり厳しいか。
期待度 ★★
恋剣乙女(eufonie)
etudeの姉妹厩舎といっていいeufonieだが名手木場智士を擁しても惨敗続き。今回サーカス出身の立羽を鞍上に迎え闘うヒロインもので勝負するが、恋する乙女と守護の楯以降まったく馬が走っていない長谷川藍がトレーナーでは厳しい。このトレーナーは血統の料理法が下手なだけにまともなヒロインバトルものにはとても期待できないし実際追い切りの動きを見ても散々な評価。騎手・ラシックス(声優)の力だけではとても戦えないだろう。
期待度 ★☆
▲黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)
もはや厩舎の看板血統といっていいスチームバンク系の最新馬。騎手は相変わらず無名ながら、馬と手が合いそうな雰囲気。前走で集大成というべきこの系統の直仔(FD)を出走させたということもあって、今回新たに再出発したような意気込みを感じさせるのは心強い。これなら代を経ることで活力を失くす(マンネリ)の心配は杞憂に終わりそう。能力を考えれば上位人気馬に匹敵する力はありそうであっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★
Justy×Nasty 魔王はじめました(Whirpool)
てんまそ鞍上ではまずまず堅実な成績を残しているWhirpool厩舎だが、水鏡みすずが手綱を握ると惨敗ばかりというのがこれまでのパターンで信頼に欠けるのは否めない。今回トレーナーとして起用された木村ころやも夢見師等でソコソコの結果を出しているが最近の成績は今一つ。今回この厩舎得意のファンタジー系にトレーナーの持ち味であるドタバタコメディーをニックスさせてくるが当るかどうかとなると微妙な感じ。実績から考えても入着が精一杯といったところか。
期待度 ★★☆
水月 弐 追憶(F&C)
過去の名馬(作)の直仔(続編)を同スタッフが手掛けるならともかく、騎手&トレーナーまでそっくり入れ替わるとなると全くの別系統といってよくて結局過去の名馬の名を汚すといったケースがほとんど。唯一の例外といっていいのが片桐雛太騎手のデビューを飾ったONE2 ~永遠の約束~だがそれでも成績はかなり劣る。今回は海外(コンシューマー)で走った馬の移植で、内容についてはソコソコのものはありそうだが、それでも過去の名馬の名を冠したにしては・・・という評価に落ち着いているだけに勝ち負けまでの期待は難しい。最近の厩舎の衰退ぶりを考えると入着あれば上出来だろう。
期待度 ★★
好きで好きでたまらない(ALL-TiME)
佐倉りお&須永成人が再びコンビを組んで妹ものに挑む。前走は妹重視という割には背徳感に欠けた中途半端さが否めない内容に終わっただけに今回どこまで巻き返せるかがカギ。お台もそう高くない(ミドルプライス)だけに義妹ヒロイン2人に絞った内容になりそうなのは心強いが、追い切りを見る限り背徳感についてはさっぱりでどちらかというとコメディ寄りの走法。最近須永成人のこの戦法は通用していなくて、ここでも正直期待薄だろう。
期待度 ★★
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
予定から1週伸ばしての出走でこの厩舎に憑き物の脚元不安(バグ)は解消されていると思いたいところだが、1週くらいではほとんど変わりないというのが実際のところか。代を経るにつれ少しずつ時計を詰めているのは確かでソロソロ馬券圏内に突入してもおかしくないが、それには調教(シナリオ)の強化も必要。今回攻略ルート数を減らしているだけにその点で不満が出ると、お台(値段)がやや張るだけにファンの不満が溜まりそう。
期待度 ★★☆
△対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)
安馬で戦うことがほとんどのAnimeLilithが今回高馬(フルプライス)で挑むとあって、これまでの主戦騎手カガミの他に葵渚を起用と厩舎の本気さが窺い知れる布陣。父たちを担当したトレーナーは替わったが監獄戦艦2の好走歴があるそのだまさきの起用は逆に好材料。後は高馬に相応しいアニメのクオリティが保たれているかどうかだが、これは正直未知数な部分が多い。それでもヒロインの数から一定の馬体(ヴォリューム)は保たれているはず。メンバー的に抜き系の強力馬が不在で展開に恵まれそうな雰囲気もあり一角崩しも可能と見る。
期待度 ★★★☆
△黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)
あかべぇ系厩舎の中では一番信頼性のあるあっぷりけから初の直仔(FD)が出走。馬名(タイトル)から最新馬の黄昏のシンセミア一本に絞った走りかと思いきや、これまで走った3頭のアフターとミニゲーム(麻雀)が主体とのこと。あかべぇ系の直仔は余り信用できないところがあるだけに戦法がここまで雑多なものとなると、いかに安定感あるあっぷりけ厩舎とはいえ買い被れないかもしれない。人気になりそうなだけに思い切って消してみる手もありそうだ。
期待度 ★★★
ディバインハート カレン 姦墜洗脳の罠(Portion)
これまで姉妹(外伝)を安馬(ロープライス)で走らせてきたディバインハート マキナと同系。毎回トレーナーを代えて挑んでいるだけに、複数トレーナーも瑕にはならないだろう。ただ姉妹に乗った騎手が椎咲雛樹や黒石りんごら凌辱系では名の通ったメンバーだっただけに、今回はやや手薄に感じてしまう。シチュ重視な走法なだけに気にしすぎかもしれないが、馬券圏内まで食い込むにはやや物足りない。相当展開に恵まれないと厳しいか。
期待度 ★★☆
隣りのぷ~さん(たぬきそふと)
厩舎開業以来幼馬(ロリ)の出走一筋のたぬきそふとだが、競馬界を流れる情勢に振り回されてか前走はややおとなしめの気性の馬だった。それに対し今回は思わず頭を抱えてしまうような清々しい幼馬血統。ヒロインの可愛さは問題なくその筋のファンならそれだけで満足といったところだが、気になるのは主人公の設定。厩舎デビュー馬の姪少女に匹敵するダメ人間さを曝け出していては大減点。もちろん主人公がダメでないと成立しない馬ではあるが、これでは狙いを下げざるを得ない。
期待度 ★★★
◎夏空のペルセウス(minori)
久しぶりの出走となるminori厩舎だが追い切りの過程でトラブルを起こすなど正直不安を感じていた。ただその追い切りを見る限りこれまでの長所は失っておらず充分勝負できそうな気配。久々に主戦として起用される庄名泉石だがminoriの馬とは手が合うし、脇を固める新人騎手も悪くない。厩舎サイドの運営がやや不透明で馬体のボリュームに不安があるのは否めないが、トレーナーの実績から走り(シナリオ)自体は信用できる。メンバー的に絶対とはいえないまでもここは本命に推してみたい。
期待度 ★★★★
ヒメゴト・マスカレイド(Escude)
最近フリーの有力騎手に依頼を出すことが多くなったエスクードだが、前走のねこにゃんに続いて今回はみけおうの起用とファンを驚かせてくれている。血統は選択肢によってHシーンやエンドが変わるというやや古風なもの。追い切りの評判はイマイチだがそのあたりはゲーム性重視なので割り引くとしても、調教によるパラメータ管理ものはこれまで多数の馬が走っているが最近走った印象が少ない。Hシーンに力を入れていて騎手のみけおうの起用は当たりそうだが、ゲーム性に重心を移すと抜きの性能が悪くなるといういたちごっこ。トレーナーの実績も頼りなくここは見送りで。
期待度 ★★☆
百機夜行(G.J?)
佐野俊英の腕頼みで最近はトレーナー不在のまま調教を放棄したとしか思えない馬を出走させてきたG.J?厩舎。どうせトレーナーがまともでないのだからゲーム性重視の馬で勝負という戦法は面白く、リアルタイムSLGのデキ次第では意外な好走もあり得るかもしれない。ただ厩舎スタッフにどれだけこういった血統に心得のある人材が揃っているかは不鮮明だし、SLG部分が冗長だと騎手の魅力が減退してしまう危険性もある。このあたりの調教のコツは出走させながら覚えていくもので初戦から勝負できる仕上がりかというと難しそう。それでもこれまでのG.J?の馬の中では一番能力はありそうだが・・・
期待度 ★★☆
ミライセカイのプラネッタ(りぷる)
これまで鳴りを潜めていたりぷる厩舎が久々の出走。といっても主戦騎手のあかつきまおから天鬼とうりに替わり幼馬主体の戦法から変わってきそう。取材では走法(シナリオ)にも力を入れてくる雰囲気だが、追い切りが公開されておらずそのあたりは不鮮明。ただトレーナーが新人では走法重視といってもどこまで頑張れるかは未知数だし、血統もそれほど魅力を感じさせないのも確か。厩舎活動も不活発で出走取消の可能性も大きそうだし、例え出走したとしても臨戦過程から入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
最終レースだけあって頭数も揃い難解な一戦となった。厩舎の実績を買って夏空のペルセウス(minori)を本命に推すが、追い切りでトラブルのあった影響が足を引っ張る可能性も。不気味なのが追い切りで評価を高めたガンナイトガール(きゃんでぃそふと)。この厩舎らしくない血統だが秘めた能力は相当なもの。逆転の可能性は充分。この厩舎お馴染みの母系である黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)も実績どおりなら当然上位を賑わせそうだし、厩舎の気合を感じる対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)も動画を武器に圏内を窺う。他では過去厩舎で好走例多い黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)も食い込む可能性はありどこからでも狙えそうなムードだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あっぱれ!天下御免[祭] 恋と嵐は大江戸の華(BaseSon)
大惨敗に終わったあっぱれ! 天下御免の直仔(FD)。まさか後継が出るとは思わなかったが、父が良血で厩舎(ブランド)が相当資金を投入していたため、競走成績に関わらず種牡馬デビューさせたというのが真相か。父の成績が成績だけに期待できる要素はほとんどなく、新キャラの投入が功を奏すとも思えない。馬体のボリュームはあったとしても時代劇のツボを心得ていないことが露呈したトレーナー(ライター)の起用が変わらずではとても買えない。
期待度 ★☆
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。(MinkEGO)
最近流行血統(設定)となっているNTR系だが、妹ものというのは少し珍しい。騎手のティータ・Jは記者が秘かに注目していて、Minkの新厩舎(ブランド)のデビュー馬に起用されたことは嬉しい。ただトレーナーの実績はやや頼りなく、Mink自体過去の勢いを失くしているだけに大駆けとなると難しいかもしれない。それに冷静になって考えれば妹とNTRのニックス自体現実例が多くてあまり相性がいいとも思えない。騎手に魅力はあってもここは見送りが賢明かも。
期待度 ★★☆
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?(onomatope*)
相変わらず検討していて悩ましくなってくる血統(設定)を走らせてくる厩舎である。今回も他厩舎にはない意欲的な調教(シナリオ)で目を見張るが、それを生かせないのがトレーナーの紫苑憧朋香でいつも内容は激薄。確かに今後の走りは気になるが毎回これだけ期待を裏切られてはまともに取り合えないのが正直なところ。ヒロインは相変わらず可愛いが、ハーレム展開前提の血統で各ヒロインエンドが上手く纏められるか不安。実績どおり順当に見送りで。
期待度 ★☆
彼女と俺と恋人と。(PULLTOP LATTE)
これまでの厩舎メンバーがほとんど抜けPULLTOPの毛色をほとんど感じさせなくなった。トレーナーの実績は今ひとつだし騎手から何か戯画の臭いを感じさせるのが不安だが、頼りは北川晴が調教を統括していること。追い切りの評判は今ひとつでそれがメインヒロインにあるのは事実だが、それを補佐するように他のヒロインが魅力的に映るので記者的にはそれほど気にしていない。もしかするとわざとメインヒロインをウザく描写してプレイヤーをサブヒロインに浮気したくさせるという高等戦術を採っているのかもしれない。ただHシーンにまでメインヒロインが登場するとなるとやや問題で、恋人との甘い生活を描くというコンセプトとは相容れない気がして評価を落としてみた。
期待度 ★★☆
〇ガンナイトガール(きゃんでぃそふと)
最近ようやく巻き返しの気配がしてきたきゃんでぃそふとの最新馬。前走はトレーナーが尾之上咲太ということで度外視。今回姉、ちゃんとしようよっ!に新たな息吹を与えたかずきふみがトレーナーということで巻き返しの態勢は整った。トレーナーが最初から馬を仕上げるのは初めてということで不安はあったが、追い切り(体験版)の評判はなかなかのもの。想像していたより血統に重厚さがあり走りもしっかりしている。すめらぎ琥珀の腕達者ぶりが健在なのも心強い。過去走がそうだったように主人公が足を引っ張る可能性はあるが、勝ち負けを争う力は十二分に持っている筈。
期待度 ★★★★
キスベル(戯画)
最近走る馬を立て続けに送り出している森崎亮人とはるまで、くるる。の印象が鮮やかな渡辺遼一という組み合わせは面白いが、どちらも癖の強いトレーナーだけに上手く混ざり合うかどうか不安はある。ましてここ最近出走馬が振るわない戯画厩舎となると尚更だが追い切りの評判は意外に悪くない。といっても腕利きトレーナーだけに追い切りで不調を見せるようなヘマはないだろうから真価が分かるのはこれから。一見普通の学園ものと思わせて実は・・・というような大化けに期待したいところだが、これまでの戯画の成績から考えるとそこまで高望みは出来ないかもしれない。
期待度 ★★★
キミへ贈る、ソラの花(Cabbit)
デビュー走の翠の海が予想以上の走りで注目されたCabbitの2戦目。本家のSkyFishの不振を払拭させる走りを今回も期待したいところだが、追い切りの動きはやや期待外れ。ヒロインの魅力はまずまずで萌えゲーとして見れば悪くないが、デビュー戦のような意欲に欠ける気がしてならない。不思議系の血統だが直線(ラスト)できっちり纏めてくれそうな雰囲気に乏しく今回は評価を下げてみたい。
期待度 ★★
ケイオスラビリンス(でぼの巣製作所)
最終レース(年末)は時間があることもあってゲーム性重視の馬が買われることも多い。そう考えるとこの馬にもチャンスがあると思いたいが、でぼの巣製作所の成績はというと最近不振続きで看板血統の神楽系でも上位に食い込めていない。それにもともとこの厩舎は長丁場(ヤリコミ要素)に強いわけでなくその部分に期待すると肩透かしとなってしまう。ただダンジョンに潜ってモンスターヒロインとHという展開は古典的ながら惹かれるものがあるしベテラン騎手も健在。といってもトレーナーがF&C出身のうらわではやはり厳しいか。
期待度 ★★
恋剣乙女(eufonie)
etudeの姉妹厩舎といっていいeufonieだが名手木場智士を擁しても惨敗続き。今回サーカス出身の立羽を鞍上に迎え闘うヒロインもので勝負するが、恋する乙女と守護の楯以降まったく馬が走っていない長谷川藍がトレーナーでは厳しい。このトレーナーは血統の料理法が下手なだけにまともなヒロインバトルものにはとても期待できないし実際追い切りの動きを見ても散々な評価。騎手・ラシックス(声優)の力だけではとても戦えないだろう。
期待度 ★☆
▲黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)
もはや厩舎の看板血統といっていいスチームバンク系の最新馬。騎手は相変わらず無名ながら、馬と手が合いそうな雰囲気。前走で集大成というべきこの系統の直仔(FD)を出走させたということもあって、今回新たに再出発したような意気込みを感じさせるのは心強い。これなら代を経ることで活力を失くす(マンネリ)の心配は杞憂に終わりそう。能力を考えれば上位人気馬に匹敵する力はありそうであっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★
Justy×Nasty 魔王はじめました(Whirpool)
てんまそ鞍上ではまずまず堅実な成績を残しているWhirpool厩舎だが、水鏡みすずが手綱を握ると惨敗ばかりというのがこれまでのパターンで信頼に欠けるのは否めない。今回トレーナーとして起用された木村ころやも夢見師等でソコソコの結果を出しているが最近の成績は今一つ。今回この厩舎得意のファンタジー系にトレーナーの持ち味であるドタバタコメディーをニックスさせてくるが当るかどうかとなると微妙な感じ。実績から考えても入着が精一杯といったところか。
期待度 ★★☆
水月 弐 追憶(F&C)
過去の名馬(作)の直仔(続編)を同スタッフが手掛けるならともかく、騎手&トレーナーまでそっくり入れ替わるとなると全くの別系統といってよくて結局過去の名馬の名を汚すといったケースがほとんど。唯一の例外といっていいのが片桐雛太騎手のデビューを飾ったONE2 ~永遠の約束~だがそれでも成績はかなり劣る。今回は海外(コンシューマー)で走った馬の移植で、内容についてはソコソコのものはありそうだが、それでも過去の名馬の名を冠したにしては・・・という評価に落ち着いているだけに勝ち負けまでの期待は難しい。最近の厩舎の衰退ぶりを考えると入着あれば上出来だろう。
期待度 ★★
好きで好きでたまらない(ALL-TiME)
佐倉りお&須永成人が再びコンビを組んで妹ものに挑む。前走は妹重視という割には背徳感に欠けた中途半端さが否めない内容に終わっただけに今回どこまで巻き返せるかがカギ。お台もそう高くない(ミドルプライス)だけに義妹ヒロイン2人に絞った内容になりそうなのは心強いが、追い切りを見る限り背徳感についてはさっぱりでどちらかというとコメディ寄りの走法。最近須永成人のこの戦法は通用していなくて、ここでも正直期待薄だろう。
期待度 ★★
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
予定から1週伸ばしての出走でこの厩舎に憑き物の脚元不安(バグ)は解消されていると思いたいところだが、1週くらいではほとんど変わりないというのが実際のところか。代を経るにつれ少しずつ時計を詰めているのは確かでソロソロ馬券圏内に突入してもおかしくないが、それには調教(シナリオ)の強化も必要。今回攻略ルート数を減らしているだけにその点で不満が出ると、お台(値段)がやや張るだけにファンの不満が溜まりそう。
期待度 ★★☆
△対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)
安馬で戦うことがほとんどのAnimeLilithが今回高馬(フルプライス)で挑むとあって、これまでの主戦騎手カガミの他に葵渚を起用と厩舎の本気さが窺い知れる布陣。父たちを担当したトレーナーは替わったが監獄戦艦2の好走歴があるそのだまさきの起用は逆に好材料。後は高馬に相応しいアニメのクオリティが保たれているかどうかだが、これは正直未知数な部分が多い。それでもヒロインの数から一定の馬体(ヴォリューム)は保たれているはず。メンバー的に抜き系の強力馬が不在で展開に恵まれそうな雰囲気もあり一角崩しも可能と見る。
期待度 ★★★☆
△黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)
あかべぇ系厩舎の中では一番信頼性のあるあっぷりけから初の直仔(FD)が出走。馬名(タイトル)から最新馬の黄昏のシンセミア一本に絞った走りかと思いきや、これまで走った3頭のアフターとミニゲーム(麻雀)が主体とのこと。あかべぇ系の直仔は余り信用できないところがあるだけに戦法がここまで雑多なものとなると、いかに安定感あるあっぷりけ厩舎とはいえ買い被れないかもしれない。人気になりそうなだけに思い切って消してみる手もありそうだ。
期待度 ★★★
ディバインハート カレン 姦墜洗脳の罠(Portion)
これまで姉妹(外伝)を安馬(ロープライス)で走らせてきたディバインハート マキナと同系。毎回トレーナーを代えて挑んでいるだけに、複数トレーナーも瑕にはならないだろう。ただ姉妹に乗った騎手が椎咲雛樹や黒石りんごら凌辱系では名の通ったメンバーだっただけに、今回はやや手薄に感じてしまう。シチュ重視な走法なだけに気にしすぎかもしれないが、馬券圏内まで食い込むにはやや物足りない。相当展開に恵まれないと厳しいか。
期待度 ★★☆
隣りのぷ~さん(たぬきそふと)
厩舎開業以来幼馬(ロリ)の出走一筋のたぬきそふとだが、競馬界を流れる情勢に振り回されてか前走はややおとなしめの気性の馬だった。それに対し今回は思わず頭を抱えてしまうような清々しい幼馬血統。ヒロインの可愛さは問題なくその筋のファンならそれだけで満足といったところだが、気になるのは主人公の設定。厩舎デビュー馬の姪少女に匹敵するダメ人間さを曝け出していては大減点。もちろん主人公がダメでないと成立しない馬ではあるが、これでは狙いを下げざるを得ない。
期待度 ★★★
◎夏空のペルセウス(minori)
久しぶりの出走となるminori厩舎だが追い切りの過程でトラブルを起こすなど正直不安を感じていた。ただその追い切りを見る限りこれまでの長所は失っておらず充分勝負できそうな気配。久々に主戦として起用される庄名泉石だがminoriの馬とは手が合うし、脇を固める新人騎手も悪くない。厩舎サイドの運営がやや不透明で馬体のボリュームに不安があるのは否めないが、トレーナーの実績から走り(シナリオ)自体は信用できる。メンバー的に絶対とはいえないまでもここは本命に推してみたい。
期待度 ★★★★
ヒメゴト・マスカレイド(Escude)
最近フリーの有力騎手に依頼を出すことが多くなったエスクードだが、前走のねこにゃんに続いて今回はみけおうの起用とファンを驚かせてくれている。血統は選択肢によってHシーンやエンドが変わるというやや古風なもの。追い切りの評判はイマイチだがそのあたりはゲーム性重視なので割り引くとしても、調教によるパラメータ管理ものはこれまで多数の馬が走っているが最近走った印象が少ない。Hシーンに力を入れていて騎手のみけおうの起用は当たりそうだが、ゲーム性に重心を移すと抜きの性能が悪くなるといういたちごっこ。トレーナーの実績も頼りなくここは見送りで。
期待度 ★★☆
百機夜行(G.J?)
佐野俊英の腕頼みで最近はトレーナー不在のまま調教を放棄したとしか思えない馬を出走させてきたG.J?厩舎。どうせトレーナーがまともでないのだからゲーム性重視の馬で勝負という戦法は面白く、リアルタイムSLGのデキ次第では意外な好走もあり得るかもしれない。ただ厩舎スタッフにどれだけこういった血統に心得のある人材が揃っているかは不鮮明だし、SLG部分が冗長だと騎手の魅力が減退してしまう危険性もある。このあたりの調教のコツは出走させながら覚えていくもので初戦から勝負できる仕上がりかというと難しそう。それでもこれまでのG.J?の馬の中では一番能力はありそうだが・・・
期待度 ★★☆
ミライセカイのプラネッタ(りぷる)
これまで鳴りを潜めていたりぷる厩舎が久々の出走。といっても主戦騎手のあかつきまおから天鬼とうりに替わり幼馬主体の戦法から変わってきそう。取材では走法(シナリオ)にも力を入れてくる雰囲気だが、追い切りが公開されておらずそのあたりは不鮮明。ただトレーナーが新人では走法重視といってもどこまで頑張れるかは未知数だし、血統もそれほど魅力を感じさせないのも確か。厩舎活動も不活発で出走取消の可能性も大きそうだし、例え出走したとしても臨戦過程から入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
最終レースだけあって頭数も揃い難解な一戦となった。厩舎の実績を買って夏空のペルセウス(minori)を本命に推すが、追い切りでトラブルのあった影響が足を引っ張る可能性も。不気味なのが追い切りで評価を高めたガンナイトガール(きゃんでぃそふと)。この厩舎らしくない血統だが秘めた能力は相当なもの。逆転の可能性は充分。この厩舎お馴染みの母系である黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)も実績どおりなら当然上位を賑わせそうだし、厩舎の気合を感じる対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)も動画を武器に圏内を窺う。他では過去厩舎で好走例多い黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)も食い込む可能性はありどこからでも狙えそうなムードだ。
2012年11月24日
ACLなんておこがましい
今日グランパスのホーム最終戦を見に豊田スタジアムまで行ってきました。
昨日J1昇格プレーオフをテレビ観戦していて、林が放ったループシュートに思わず叫び声を上げてしまったくらいサッカー観戦の妙を堪能したぼくとしては生観戦で昨日以上の感動を・・・と意気込んでいたのですが、結果はというと散々たるもの。今年テレビ・スタジアム合わせて何度も見た内容のないゲームに帰り道の矢作川を通り過ぎる冷たい風が身に凍みました。
(ここから観戦記)
ACL出場にもう1つも勝ち点を落とせないと意気込む名古屋といまだ熾烈な残留争いから抜け出せずにいる鹿島の一戦。幾度も死闘を繰り広げた両チームがピッチで気の抜けない争いを繰り広げるはずだったのですが、内容は今日の気温と同じくお寒いものとなった。
快勝した前節と同じメンバーを揃えた名古屋に対し、鹿島は小笠原を出場停止で欠く上にFW興梠まで不在という非常事態。パッと見で名古屋有利と断じてしまいそうだが、先取点はあっけなく鹿島に入る。前半7分DFラインでボール処理にもたつくCBダニエルからボールをかっさらったドゥトラがGK楢崎のプレッシャーに負けず落ち着いてゴールを決めたのだ。今季何度も見たダニエルの軽率なプレーが早くも出てしまった名古屋は以後も鹿島の鬼気迫るアタックにまともにパスが回らない。しかも左SB三都主が痛んでしまい22分早くも交代カードを一枚使用せざるを得ないという先行き暗いムードが立ち込める。
ただそれを一挙に変えてしまうのがセットプレーの恐さ。ジュニーニョの軽率な反則からFKを得た名古屋は増川の体を投げ出すようなヘディングで同点に追いついたのだ。これで勢いづいた名古屋は三都主と交代で入った石櫃のクロスから決定的なシュートを闘莉王が放つなど徐々に攻勢を強める。しかしそのムードをぶち壊すようなプレーが名古屋に出る。35分ダニエルの中途半端なパスが鹿島DFにカットされここから見事なカウンター。楢崎も最初のシュートは止めたが、それに詰めたドゥトラのシュートには無力だった。これでリードした鹿島は再び落ち着きを取り戻しこのままハーフタイムを迎える。
後半開始から名古屋ストイコビッチ監督は残る2枚の交代カードを切り、藤本・小川に代えドリブラーの金崎・永井を入れるという大博打に出る。これが決まっていればストイコビッチ監督は名将と称えられたかもしれないが、それは鹿島守備陣でなく名古屋を混乱に落としいれただけだった。投入直後は息のいいドリブルを見せていた二人も冷静な鹿島守備陣の対応に徐々に孤立。強引なドリブルを奪われてはカウンターの脅威に晒されるという悪循環。幸いジュニーニョに往年の得点力がなくスコアは変わらなかったが、後半70分過ぎの永井の決定的なシュートが防がれてからはほとんどチャンスらしいチャンスが名古屋に来ずそのまま順当に鹿島が逃げ切った。
正直どちらが残留争いをしているのか分からないといったゲームだった。1試合に2回は軽率なプレイをするダニエルのミスを全て得点に結びつけたドゥトラの決定力は素晴らしいが、あまりに軽率なミスで勝負が決まってしまうのでは本当に興ざめである。そして名古屋は本当にACLに行く気があるのかと聞きたくなるようなプレイの連続だった。正直今日の試合を見る限りストイコビッチ政権はマンネリに至っていると言わざるを得ない。今週ストイコビッチ監督の留任が決まったとの報が流れたが、それなら選手の大胆な入れ替えなど澱んだ空気を一掃しなければいけない。少なくとも故障がちなケネディを助けるFWに展開力のあるボランチ。そしてフィード能力のあるCBの3枚を補強しなければJ制覇どころか中位争いが関の山だ。名古屋フロントは今オフの補強に消極的との報道が伝わってくるが、もしそれなら今年以上の寂しいスタンド風景が待っているだろう。闘莉王の願いとは裏腹に。
昨日J1昇格プレーオフをテレビ観戦していて、林が放ったループシュートに思わず叫び声を上げてしまったくらいサッカー観戦の妙を堪能したぼくとしては生観戦で昨日以上の感動を・・・と意気込んでいたのですが、結果はというと散々たるもの。今年テレビ・スタジアム合わせて何度も見た内容のないゲームに帰り道の矢作川を通り過ぎる冷たい風が身に凍みました。
(ここから観戦記)
ACL出場にもう1つも勝ち点を落とせないと意気込む名古屋といまだ熾烈な残留争いから抜け出せずにいる鹿島の一戦。幾度も死闘を繰り広げた両チームがピッチで気の抜けない争いを繰り広げるはずだったのですが、内容は今日の気温と同じくお寒いものとなった。
快勝した前節と同じメンバーを揃えた名古屋に対し、鹿島は小笠原を出場停止で欠く上にFW興梠まで不在という非常事態。パッと見で名古屋有利と断じてしまいそうだが、先取点はあっけなく鹿島に入る。前半7分DFラインでボール処理にもたつくCBダニエルからボールをかっさらったドゥトラがGK楢崎のプレッシャーに負けず落ち着いてゴールを決めたのだ。今季何度も見たダニエルの軽率なプレーが早くも出てしまった名古屋は以後も鹿島の鬼気迫るアタックにまともにパスが回らない。しかも左SB三都主が痛んでしまい22分早くも交代カードを一枚使用せざるを得ないという先行き暗いムードが立ち込める。
ただそれを一挙に変えてしまうのがセットプレーの恐さ。ジュニーニョの軽率な反則からFKを得た名古屋は増川の体を投げ出すようなヘディングで同点に追いついたのだ。これで勢いづいた名古屋は三都主と交代で入った石櫃のクロスから決定的なシュートを闘莉王が放つなど徐々に攻勢を強める。しかしそのムードをぶち壊すようなプレーが名古屋に出る。35分ダニエルの中途半端なパスが鹿島DFにカットされここから見事なカウンター。楢崎も最初のシュートは止めたが、それに詰めたドゥトラのシュートには無力だった。これでリードした鹿島は再び落ち着きを取り戻しこのままハーフタイムを迎える。
後半開始から名古屋ストイコビッチ監督は残る2枚の交代カードを切り、藤本・小川に代えドリブラーの金崎・永井を入れるという大博打に出る。これが決まっていればストイコビッチ監督は名将と称えられたかもしれないが、それは鹿島守備陣でなく名古屋を混乱に落としいれただけだった。投入直後は息のいいドリブルを見せていた二人も冷静な鹿島守備陣の対応に徐々に孤立。強引なドリブルを奪われてはカウンターの脅威に晒されるという悪循環。幸いジュニーニョに往年の得点力がなくスコアは変わらなかったが、後半70分過ぎの永井の決定的なシュートが防がれてからはほとんどチャンスらしいチャンスが名古屋に来ずそのまま順当に鹿島が逃げ切った。
正直どちらが残留争いをしているのか分からないといったゲームだった。1試合に2回は軽率なプレイをするダニエルのミスを全て得点に結びつけたドゥトラの決定力は素晴らしいが、あまりに軽率なミスで勝負が決まってしまうのでは本当に興ざめである。そして名古屋は本当にACLに行く気があるのかと聞きたくなるようなプレイの連続だった。正直今日の試合を見る限りストイコビッチ政権はマンネリに至っていると言わざるを得ない。今週ストイコビッチ監督の留任が決まったとの報が流れたが、それなら選手の大胆な入れ替えなど澱んだ空気を一掃しなければいけない。少なくとも故障がちなケネディを助けるFWに展開力のあるボランチ。そしてフィード能力のあるCBの3枚を補強しなければJ制覇どころか中位争いが関の山だ。名古屋フロントは今オフの補強に消極的との報道が伝わってくるが、もしそれなら今年以上の寂しいスタンド風景が待っているだろう。闘莉王の願いとは裏腹に。
2012年11月21日
11月の発売予定表から
ここ最近、有力馬が出走することが多く名実ともメインレースといってもいい11月。今年も大量に出馬登録してフルゲート必至で楽しみなレースとなりそうな予感。1頭ずつ検討するだけで頭が痛くなってきそうになってくるのですが、最終レース(来月)のことも考えてある程度は資金を残しておきたい気持ちも強い。といって点数を絞って買うとオミットした馬が飛び込んでくる気がして恐いのですが、あえて今回は強気に予想したいと思っています。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
◎あえて無視するキミとの未来(ALcotハニカム)
高馬(フルプライス)でなく中価格帯で実績を残してきたALcotハニカムの最新馬だが前走は高馬を初めて走らせて案外の結果に終わってしまった。といってもこの厩舎はこれまで1走ごとに好走と凡走を繰り返して今回は好走の番。トレーナーに春季限定ポコ・ア・ポコ!の瀬尾順を再び迎えて変わり身必至の形勢。ただ追い切り(体験版)キャラクターや雰囲気の良さは買えるが爆発力に欠ける印象なだけに多頭数を捌ききれるか心配だし、時計が極端に速くなるようだと厳しい。それでも実績を考えれば本命は当然でこの馬を中心にレースは動きそうだ。
期待度 ★★★★
あねいもNeo Second Sisters(bootUP!)
この厩舎定番の血統でエロのクオリティにはまず高水準なものが期待できる。それにしては最近の不振が解せないが、このあたりは代を重ねた血統の宿命でどうしてもマンネリの印象が付きまとってくるためかもしれない。騎手(原画家)の東雲一彦の騎乗がやや丸みを帯びてきたことについては賛否両論あるが、それより現状を打破する何か大きな糸口を掴みたいところ。今回も持ち時計では走れても入着以上の成績となると厳しそうな状況か。
期待度 ★★☆
Yin-Yang! X Change EX(CROWD)
性転換ものでは一家言持つCROWDだが今回はまた懐かしい血統を持ち出してきた。といっても騎手は全く替わっているし雰囲気も妙に乙女系(ゲー)ぽい。主人公が男性教師ということで恐らく主人公萌えには期待しづらいし、原点回帰という割にはかなり方向性がずれているように感じる。リアクション的笑いには期待できても肝心のヒロイン(主人公)に可愛さがなければ好走は難しい。そして記者は何度も言っているのだが、主人公が性転換前と後でラシックス(声優)を変えるのは止めたほうがいいと思う。
期待度 ★★
△ウィッチズガーデン(ういんどみる)
ういんどみる10周年を飾るべく主戦騎手のこ~ちゃが2年ぶりに騎乗。ただトレーナーの高嶋栄二&保住圭 のコンビは同厩舎の神がかりクロスハートが不振に終わっていてやや心配。それでもこ~ちゃの騎乗と保住圭のイチャラブが上手く噛み合えば脅威で、新機軸のE-moteがそれを増強するようなら本命馬を脅かす存在にもなり得る。ラシックス(声優)も相変わらず豪華で10周年に相応しいデキに仕上がった印象だが、好走はその思惑がすべて当たった場合に限りそう。
期待度 ★★★
乙女が紡ぐ恋のキャンバス 二人のギャラリー(ensemble)
裏方向で何かと話題を集めた乙女が紡ぐ恋のキャンバスの直仔(FD)。トレーナーが変更されたのはお察しといったところだが、替わったメンバーが来夢みんとと他新人2人ではかなりお寒い陣容。元々この厩舎は直仔では花と乙女に祝福を ロイヤルブーケでやらかしているし、とても買えるような雰囲気ではない。少なくとも今回は父(本編)の実績を貶めない走りをしてもらいたいが、現状ではそれも難しいかもしれない。
期待度 ★☆
『彼氏いない歴=年齢』じゃ、どうしてイケナイのよ!?(裸足少女)
抜き系ファンには絶大な人気を誇るINOが久々に裸足少女の馬の手綱を握る。長いキャリアを誇るが馬に恵まれずほとんど上位入線を果たせないINOだが、その中でも裸足少女の馬はまだ走った方で、時々大駆けする馬を輩出する厩舎だけに存外バカにはできないかもしれない。ただ毛色(塗り)がやや変わった感じがするのと、トレーナーの実績がほとんどないに等しいところが不安感を煽る。シチュ的に羞恥心をかきたてるエロに期待したいところだが、その期待を裏切ってしまう可能性は意外と高そうだ。
期待度 ★★☆
倉野くんちのふたご事情(CUBE)
厩舎デビューとなった夏ノ雨の印象が未だつよいCUBEの最新馬。CUFFS系のふたごものというとどうしても過剰な期待を掛けてしまうが、よく考えるとトレーナーはトノイケダイスケでなく全くの新人。血統(設定)もやや無理がある印象だったが、追い切りを見る限りやはり微妙。どうやら家族の内面などは深く描かず萌えとエロで押し切る作戦のようだが、騎手の力量に頼るだけの単調な戦法でこの激戦区を勝ち抜けるとは思えない。人気になっているようだが見送りが賢明だ。
期待度 ★★
幻奏童話ALICETALE(GALACTICA)
メルヘンを舞台としたバトルものという血統が惹きつけられるGALACTICAの最新馬。SDヒロインが可愛い3Dバトルミニゲームのデキ次第では馬場掃除に終わったデビュー戦の払拭も充分可能と思われたが、そのデキがどうも今ひとつという評判。これでは走りがいくら良くても足を引っ張る効果しかならない。まあトレーナーの実績はバカ方面に偏っていてシリアスな展開には期待できなさそうだが、凝った血統が無駄に終わらないような走りをしてもらいたいものだ。
期待度 ★★☆
△女系家族III 秘密HIMITSU卑密(シルキーズ)
elfの馬に騎乗し立て続けに結果を出した市川小紗が再び姉妹厩舎のシルキーズの馬の手綱を握る。父(前作)が今一つの結果だっただけに大きく期待すると裏切られる可能性はあるが、孤島を舞台にしたサスペンスといういかにも市川小紗の力が生きそうな血統だけに上位を狙えるだけの器ではある。ただトレーナー未公表というのがどうしても強く買えないところで、これがもし土天冥海だったら文句なしに公表するはず。トレーナーの実績がないから公表できないのだろうという猜疑心がどうしても働くだけに、蓋を開けてみないとどういった走りをするのか分からないところがある。好走もあり得るが意外にその確率は低いと思われ、少々押さえで買うといったところが精一杯か。
期待度 ★★★
スペルマン その復讐の膜を破れ(アトリエかぐや)
有力所属騎手が抜け「そして誰もいなくなった。」という状態のアトリエかぐや。新生かぐやのデビュー戦で初騎乗のmeroがやや垢抜けてきたのは好材料も厩舎の沈滞ムードを覆すほどではない。血統自体も出落ちネタのような雰囲気で、安馬(廉価版)ならともかくこれを高馬として売ろうという厩舎の判断はどうかと思う。正直買える材料はほとんどないと言わざるを得ない。
期待度 ★☆
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
げーせん18のSLGも認知度がかなり高まってきた印象。それが主に脚元不安(バグ)方面というのがちょっといただけないが、それでも代を重ねるごとに固まってきているのは心強い。ただ父(前作)がそうだったように、いつも仕上がり不十分で出走させるのがこの厩舎。走り(シナリオ)にも不安があるだけに、ぶっつけ初戦から買うのは勇気がいるだけにここは様子を見たい。
期待度 ★★
▲操心術∞(Studio邪恋)
催眠もので力を発揮するおくとぱすがトレーナーで実績ある血統だけにそれなりの期待は出来そうな予感。他厩舎で走った催眠遊戯が催眠ものの魅力を十二分に生かして上位入線を果たしただけに、本家といえるStudio邪恋でもその再現を狙う。ただ前走の成績は今ひとつといってよく、冷静に考えると催眠遊戯ほどの期待は出来ないかもしれない。それでもこの母系(シリーズ)完結編と謳うだけにそれなりに力の入った競走はしてくれそう。トレーナーの勢いを買って穴馬以上の期待をしたい。
期待度 ★★★☆
その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち(ゆりんゆりん)
地方(同人)で百合系で鳴らしたふぐり屋のJUNとぺこのコンビが満を持して中央(商業)へ進出しての第1戦。どちらかというと主人公が女装するケースが多い中央(商業)の馬だけに、こうした純粋な百合系の馬を見ると新鮮に映る。ただ地方時のふぐり屋の実績を見ると意外に振るわず入着が精一杯。まさか地方時と同じクオリティで挑むとは思えないが、脚元(システム)の貧弱さを考えると不安が先立つ。デビュー戦ということを考えると強くは推せない。
期待度 ★★
テラべっぴん(CLOCKUP)
Team N.G.XがトレーナーのCLOCKUPの馬と云うと、血統はなかなか面白いのだが実戦になると案外という馬ばかり。同騎手の前走のプリーズ・レ○プ・ミー!もそんな感じで、今回も同じ結果になってしまわないか不安が付きまとう。追い切りを見る限りエロは想定以上だし好ムードを漂わせているが、前走も追い切りは好調だっただけに素直には受け取れない。これまで裏切り続けられているだけに今回はさすがに見限る。
期待度 ★★☆
〇TRIPLE×SADISTIC(BlackLUNA)
最近安馬ばかりを担当してきた嘘屋 佐々木酒人が椎咲雛樹とタッグを組んで本格馬を走らせるということで記者的に注目している馬。抜きというには走りが特殊すぎて抜けないというのがこのトレーナーの味なので、どうしてもお手軽抜きを期待してしまう安馬では実力を発揮できないと見ていただけに今回はその力を出せる場面。登場人物すべてがSという血統はともすると破綻してしまう可能性は高いが、実力トレーナーだけにうまく御すると見る。一風変わった馬であることは間違いなく、合う人なら高評価を期待できそう。デビュー戦ながらスタートさえ決めればまさかの大駆けも充分可能と見て対抗に抜擢する。
期待度 ★★★☆
△ないしょのないしょ(Iris)
幼馬(ロリ)×凌辱というニックスのアンバランスさが注目されたデビュー戦が今一つだった印象のIris。今回は幼馬の魅力を全面に押し出す作戦で変わり身を狙う。幼馬&双子ヒロインというと往年の著名馬を思い出してしまうが、それだけ競馬界では普遍的ニックスなのだろう。幼馬との萌えエロをトレーナーがどこまで理解して仕上げてくるかがカギと見ていたが、ファンの間では中々盛り上がっている様子。幼馬の出走が厳しくなってきている状況が、この馬にとっては追い風になるかもしれず穴で一票投じる。
期待度 ★★★☆
ヒミツのオトメ ボクが女の子になった理由(Etoiles)
もはや往年の面影を感じさせないSIESTA&Etoilesで、今回主戦騎手の雨音颯に戻すといっても大きな上積みは期待しづらい。血統は今流行の主人公女装ものだが、追い切りを見る限り主人公にあまりパーソナリティを感じさせないのは困りもの。女装潜入ものの失敗パターンを踏襲しているようでは先は暗い。トレーナーの実績を考えてもこれ以上変わり身があるとも思えず見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
毎日しゃぶっていいですか? 1部屋-魔乳家族(OLE-M)
美麗ながらヒロインがどうも天然ぽく感じられてしまう主戦騎手望月望の欠点を逆手にとっての抜きバカ路線でお馴染みなOLE-Mの最新馬。取材しなくても馬名(タイトル)だけでおおよそ血統が理解できてしまうのがこの厩舎の馬なのだが、今回もほぼ同じ。天然バカを増強するような黒ギャルモードも相変わらず搭載と、この厩舎のファンの期待を裏切らない内容には仕上がっている。といってもこの路線が一般の競馬ファンに受け入れられているかというと疑問で、ソコソコ評判の良かった前走から実績あるライターが抜けてしまったのも不安が残る。家族をテーマにしたちょっといい話くらいあれば評価も多少上向くかもしれないが、それを期待するだけ無駄というものだろう。
期待度 ★★
魔王と踊れ! コード:アルカナ(catwalk)
VA系のRPG専門厩舎として認知されているcatwalkだがこれまでの実績はと見るとかなりお寒い。それを打破すべく動いた前走が散々のデキだっただけに、再びこれまでの舞台に戻ってきたが実績的にそれほど期待出来ないのは確か。これでは知名度の高い神無月昇を擁していても宝の持ち腐れというものだが、トレーナーの力量を含めて全く変化がないから仕方がない。これまで通りの時計で走って馬群後方のまま入線というのが目に見えているだけに見送りが妥当なところだろう。
期待度 ★☆
未来はキミに恋してる(SweetSugar)
デビュー戦ということもあってかほとんど話題に上っていなかった馬。騎手の泉水いこはそれなりの人気を持つが、今回は彼の魅力が生かされている馬と言いがたいだけに厳しいレースが予想される。デビュー戦で多人数トレーナーというのも「船頭多くして・・・」という可能性が高く余計に買いづらい。血統もそれほど惹かれるものがないだけに、恐らく注目を集めないまま馬群後方のまま消えていくという可能性が強いだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
フルゲートを超える登録馬が集まって大激戦。実績を考えればあえて無視するキミとの未来(ALcotハニカム)が抜けているが付け込むスキは多い。全くの人気薄だがトレーナー&騎手が魅力のTRIPLE×SADISTIC(BlackLUNA)の大逃げが決まれば逆転も充分可能か。トレーナーの勢いを考えれば操心術∞(Studio邪恋)も上位に食い込んできそうだし、幼馬の特性を生かすないしょのないしょ(Iris)も虎視眈々と馬券圏内を狙う。名門厩舎の女系家族III 秘密HIMITSU卑密(シルキーズ)やウィッチズガーデン(ういんどみる)も嵌れば恐い存在で難解な一戦となりそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
◎あえて無視するキミとの未来(ALcotハニカム)
高馬(フルプライス)でなく中価格帯で実績を残してきたALcotハニカムの最新馬だが前走は高馬を初めて走らせて案外の結果に終わってしまった。といってもこの厩舎はこれまで1走ごとに好走と凡走を繰り返して今回は好走の番。トレーナーに春季限定ポコ・ア・ポコ!の瀬尾順を再び迎えて変わり身必至の形勢。ただ追い切り(体験版)キャラクターや雰囲気の良さは買えるが爆発力に欠ける印象なだけに多頭数を捌ききれるか心配だし、時計が極端に速くなるようだと厳しい。それでも実績を考えれば本命は当然でこの馬を中心にレースは動きそうだ。
期待度 ★★★★
あねいもNeo Second Sisters(bootUP!)
この厩舎定番の血統でエロのクオリティにはまず高水準なものが期待できる。それにしては最近の不振が解せないが、このあたりは代を重ねた血統の宿命でどうしてもマンネリの印象が付きまとってくるためかもしれない。騎手(原画家)の東雲一彦の騎乗がやや丸みを帯びてきたことについては賛否両論あるが、それより現状を打破する何か大きな糸口を掴みたいところ。今回も持ち時計では走れても入着以上の成績となると厳しそうな状況か。
期待度 ★★☆
Yin-Yang! X Change EX(CROWD)
性転換ものでは一家言持つCROWDだが今回はまた懐かしい血統を持ち出してきた。といっても騎手は全く替わっているし雰囲気も妙に乙女系(ゲー)ぽい。主人公が男性教師ということで恐らく主人公萌えには期待しづらいし、原点回帰という割にはかなり方向性がずれているように感じる。リアクション的笑いには期待できても肝心のヒロイン(主人公)に可愛さがなければ好走は難しい。そして記者は何度も言っているのだが、主人公が性転換前と後でラシックス(声優)を変えるのは止めたほうがいいと思う。
期待度 ★★
△ウィッチズガーデン(ういんどみる)
ういんどみる10周年を飾るべく主戦騎手のこ~ちゃが2年ぶりに騎乗。ただトレーナーの高嶋栄二&保住圭 のコンビは同厩舎の神がかりクロスハートが不振に終わっていてやや心配。それでもこ~ちゃの騎乗と保住圭のイチャラブが上手く噛み合えば脅威で、新機軸のE-moteがそれを増強するようなら本命馬を脅かす存在にもなり得る。ラシックス(声優)も相変わらず豪華で10周年に相応しいデキに仕上がった印象だが、好走はその思惑がすべて当たった場合に限りそう。
期待度 ★★★
乙女が紡ぐ恋のキャンバス 二人のギャラリー(ensemble)
裏方向で何かと話題を集めた乙女が紡ぐ恋のキャンバスの直仔(FD)。トレーナーが変更されたのはお察しといったところだが、替わったメンバーが来夢みんとと他新人2人ではかなりお寒い陣容。元々この厩舎は直仔では花と乙女に祝福を ロイヤルブーケでやらかしているし、とても買えるような雰囲気ではない。少なくとも今回は父(本編)の実績を貶めない走りをしてもらいたいが、現状ではそれも難しいかもしれない。
期待度 ★☆
『彼氏いない歴=年齢』じゃ、どうしてイケナイのよ!?(裸足少女)
抜き系ファンには絶大な人気を誇るINOが久々に裸足少女の馬の手綱を握る。長いキャリアを誇るが馬に恵まれずほとんど上位入線を果たせないINOだが、その中でも裸足少女の馬はまだ走った方で、時々大駆けする馬を輩出する厩舎だけに存外バカにはできないかもしれない。ただ毛色(塗り)がやや変わった感じがするのと、トレーナーの実績がほとんどないに等しいところが不安感を煽る。シチュ的に羞恥心をかきたてるエロに期待したいところだが、その期待を裏切ってしまう可能性は意外と高そうだ。
期待度 ★★☆
倉野くんちのふたご事情(CUBE)
厩舎デビューとなった夏ノ雨の印象が未だつよいCUBEの最新馬。CUFFS系のふたごものというとどうしても過剰な期待を掛けてしまうが、よく考えるとトレーナーはトノイケダイスケでなく全くの新人。血統(設定)もやや無理がある印象だったが、追い切りを見る限りやはり微妙。どうやら家族の内面などは深く描かず萌えとエロで押し切る作戦のようだが、騎手の力量に頼るだけの単調な戦法でこの激戦区を勝ち抜けるとは思えない。人気になっているようだが見送りが賢明だ。
期待度 ★★
幻奏童話ALICETALE(GALACTICA)
メルヘンを舞台としたバトルものという血統が惹きつけられるGALACTICAの最新馬。SDヒロインが可愛い3Dバトルミニゲームのデキ次第では馬場掃除に終わったデビュー戦の払拭も充分可能と思われたが、そのデキがどうも今ひとつという評判。これでは走りがいくら良くても足を引っ張る効果しかならない。まあトレーナーの実績はバカ方面に偏っていてシリアスな展開には期待できなさそうだが、凝った血統が無駄に終わらないような走りをしてもらいたいものだ。
期待度 ★★☆
△女系家族III 秘密HIMITSU卑密(シルキーズ)
elfの馬に騎乗し立て続けに結果を出した市川小紗が再び姉妹厩舎のシルキーズの馬の手綱を握る。父(前作)が今一つの結果だっただけに大きく期待すると裏切られる可能性はあるが、孤島を舞台にしたサスペンスといういかにも市川小紗の力が生きそうな血統だけに上位を狙えるだけの器ではある。ただトレーナー未公表というのがどうしても強く買えないところで、これがもし土天冥海だったら文句なしに公表するはず。トレーナーの実績がないから公表できないのだろうという猜疑心がどうしても働くだけに、蓋を開けてみないとどういった走りをするのか分からないところがある。好走もあり得るが意外にその確率は低いと思われ、少々押さえで買うといったところが精一杯か。
期待度 ★★★
スペルマン その復讐の膜を破れ(アトリエかぐや)
有力所属騎手が抜け「そして誰もいなくなった。」という状態のアトリエかぐや。新生かぐやのデビュー戦で初騎乗のmeroがやや垢抜けてきたのは好材料も厩舎の沈滞ムードを覆すほどではない。血統自体も出落ちネタのような雰囲気で、安馬(廉価版)ならともかくこれを高馬として売ろうという厩舎の判断はどうかと思う。正直買える材料はほとんどないと言わざるを得ない。
期待度 ★☆
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
げーせん18のSLGも認知度がかなり高まってきた印象。それが主に脚元不安(バグ)方面というのがちょっといただけないが、それでも代を重ねるごとに固まってきているのは心強い。ただ父(前作)がそうだったように、いつも仕上がり不十分で出走させるのがこの厩舎。走り(シナリオ)にも不安があるだけに、ぶっつけ初戦から買うのは勇気がいるだけにここは様子を見たい。
期待度 ★★
▲操心術∞(Studio邪恋)
催眠もので力を発揮するおくとぱすがトレーナーで実績ある血統だけにそれなりの期待は出来そうな予感。他厩舎で走った催眠遊戯が催眠ものの魅力を十二分に生かして上位入線を果たしただけに、本家といえるStudio邪恋でもその再現を狙う。ただ前走の成績は今ひとつといってよく、冷静に考えると催眠遊戯ほどの期待は出来ないかもしれない。それでもこの母系(シリーズ)完結編と謳うだけにそれなりに力の入った競走はしてくれそう。トレーナーの勢いを買って穴馬以上の期待をしたい。
期待度 ★★★☆
その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち(ゆりんゆりん)
地方(同人)で百合系で鳴らしたふぐり屋のJUNとぺこのコンビが満を持して中央(商業)へ進出しての第1戦。どちらかというと主人公が女装するケースが多い中央(商業)の馬だけに、こうした純粋な百合系の馬を見ると新鮮に映る。ただ地方時のふぐり屋の実績を見ると意外に振るわず入着が精一杯。まさか地方時と同じクオリティで挑むとは思えないが、脚元(システム)の貧弱さを考えると不安が先立つ。デビュー戦ということを考えると強くは推せない。
期待度 ★★
テラべっぴん(CLOCKUP)
Team N.G.XがトレーナーのCLOCKUPの馬と云うと、血統はなかなか面白いのだが実戦になると案外という馬ばかり。同騎手の前走のプリーズ・レ○プ・ミー!もそんな感じで、今回も同じ結果になってしまわないか不安が付きまとう。追い切りを見る限りエロは想定以上だし好ムードを漂わせているが、前走も追い切りは好調だっただけに素直には受け取れない。これまで裏切り続けられているだけに今回はさすがに見限る。
期待度 ★★☆
〇TRIPLE×SADISTIC(BlackLUNA)
最近安馬ばかりを担当してきた嘘屋 佐々木酒人が椎咲雛樹とタッグを組んで本格馬を走らせるということで記者的に注目している馬。抜きというには走りが特殊すぎて抜けないというのがこのトレーナーの味なので、どうしてもお手軽抜きを期待してしまう安馬では実力を発揮できないと見ていただけに今回はその力を出せる場面。登場人物すべてがSという血統はともすると破綻してしまう可能性は高いが、実力トレーナーだけにうまく御すると見る。一風変わった馬であることは間違いなく、合う人なら高評価を期待できそう。デビュー戦ながらスタートさえ決めればまさかの大駆けも充分可能と見て対抗に抜擢する。
期待度 ★★★☆
△ないしょのないしょ(Iris)
幼馬(ロリ)×凌辱というニックスのアンバランスさが注目されたデビュー戦が今一つだった印象のIris。今回は幼馬の魅力を全面に押し出す作戦で変わり身を狙う。幼馬&双子ヒロインというと往年の著名馬を思い出してしまうが、それだけ競馬界では普遍的ニックスなのだろう。幼馬との萌えエロをトレーナーがどこまで理解して仕上げてくるかがカギと見ていたが、ファンの間では中々盛り上がっている様子。幼馬の出走が厳しくなってきている状況が、この馬にとっては追い風になるかもしれず穴で一票投じる。
期待度 ★★★☆
ヒミツのオトメ ボクが女の子になった理由(Etoiles)
もはや往年の面影を感じさせないSIESTA&Etoilesで、今回主戦騎手の雨音颯に戻すといっても大きな上積みは期待しづらい。血統は今流行の主人公女装ものだが、追い切りを見る限り主人公にあまりパーソナリティを感じさせないのは困りもの。女装潜入ものの失敗パターンを踏襲しているようでは先は暗い。トレーナーの実績を考えてもこれ以上変わり身があるとも思えず見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
毎日しゃぶっていいですか? 1部屋-魔乳家族(OLE-M)
美麗ながらヒロインがどうも天然ぽく感じられてしまう主戦騎手望月望の欠点を逆手にとっての抜きバカ路線でお馴染みなOLE-Mの最新馬。取材しなくても馬名(タイトル)だけでおおよそ血統が理解できてしまうのがこの厩舎の馬なのだが、今回もほぼ同じ。天然バカを増強するような黒ギャルモードも相変わらず搭載と、この厩舎のファンの期待を裏切らない内容には仕上がっている。といってもこの路線が一般の競馬ファンに受け入れられているかというと疑問で、ソコソコ評判の良かった前走から実績あるライターが抜けてしまったのも不安が残る。家族をテーマにしたちょっといい話くらいあれば評価も多少上向くかもしれないが、それを期待するだけ無駄というものだろう。
期待度 ★★
魔王と踊れ! コード:アルカナ(catwalk)
VA系のRPG専門厩舎として認知されているcatwalkだがこれまでの実績はと見るとかなりお寒い。それを打破すべく動いた前走が散々のデキだっただけに、再びこれまでの舞台に戻ってきたが実績的にそれほど期待出来ないのは確か。これでは知名度の高い神無月昇を擁していても宝の持ち腐れというものだが、トレーナーの力量を含めて全く変化がないから仕方がない。これまで通りの時計で走って馬群後方のまま入線というのが目に見えているだけに見送りが妥当なところだろう。
期待度 ★☆
未来はキミに恋してる(SweetSugar)
デビュー戦ということもあってかほとんど話題に上っていなかった馬。騎手の泉水いこはそれなりの人気を持つが、今回は彼の魅力が生かされている馬と言いがたいだけに厳しいレースが予想される。デビュー戦で多人数トレーナーというのも「船頭多くして・・・」という可能性が高く余計に買いづらい。血統もそれほど惹かれるものがないだけに、恐らく注目を集めないまま馬群後方のまま消えていくという可能性が強いだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
フルゲートを超える登録馬が集まって大激戦。実績を考えればあえて無視するキミとの未来(ALcotハニカム)が抜けているが付け込むスキは多い。全くの人気薄だがトレーナー&騎手が魅力のTRIPLE×SADISTIC(BlackLUNA)の大逃げが決まれば逆転も充分可能か。トレーナーの勢いを考えれば操心術∞(Studio邪恋)も上位に食い込んできそうだし、幼馬の特性を生かすないしょのないしょ(Iris)も虎視眈々と馬券圏内を狙う。名門厩舎の女系家族III 秘密HIMITSU卑密(シルキーズ)やウィッチズガーデン(ういんどみる)も嵌れば恐い存在で難解な一戦となりそうだ。
2012年11月15日
発売からまだ間がないというのに・・・
先週九州旅行に行ってきました。
といっても1泊2日の弾丸ツアーでして、しかも朝6時に自宅を出発して帰ってきたのが夜の11時過ぎ。しかも次の日は当直勤務というわけで体を休めるというより逆に疲れに行ってきたようなものでしたが、天候には恵まれたし温泉は期待以上にいい風呂だったり焼酎は美味だったりと中々有意義な旅行でした。
というわけで旅行中はつい気が大きくなって日頃の倍以上もお土産を買いこんだりしたのですが、職場に持っていた熊本の銘菓朝鮮飴はなぜか不評でした。戦中携行食でもあった由緒あるお菓子なはずなのですが・・・
まあそんなわけで、積みゲーの消化を放っておいて旅行に出かけたため積みゲーの消化は全くと言っていいほど進んでおらず先月購入した新作も手つかずのまま残っています。取りあえず買った4本すべてがハズレではなかったのでホッとしているのですが、ただぼくが期待した10月組のツートップというべき2本のうち祝福の鐘は、桜色の風と共に。(すたじお緑茶)の存在がぼくにはまるで空気のように感じらるのが気にかかっています。
片恋いの月&恋色空模様のスマッシュヒットで有力メーカーとしての地位を確立して、今回はそれを不動のものとする重要な1本のはず。それが月に寄りそう乙女の作法(Navel)に批評空間のデータ本数が大きく引き離されてしまっているのはいかにも寂しい。といっても発売半月あまりで80以上のデータを数えているのだから立派といえないこともないのですが、問題はそのデータの質でして書かれている感想がどうも冴えないのですね。もちろん中には力の入った長文感想をモノにされている方もいるのですが、短文となるとどうも画一的で面白みがないのです。これはぼくが思うには記述者に問題があるというより、長文感想を書かせようとするだけの力がこのすたじお緑茶の新作に乏しかったのではないかと考えるのです。
内容が素晴らしければ感想が増えるのは当然の事でしょうが、例え批判が集まるような内容だったとしてもそれが野心的な作品だったとすれば当然ユーザーも長文感想が書きたくなると思うのですね。それがごく短い短文しか書く気が起こらないというのは内容も野心に乏しい作品だったと思わざるを得ないのです。
といってもぼくはこの新作がそれほど魅力の乏しいものだとは発売前思ってもいませんでした。すたじお緑茶はシナリオの質は別としてユーザーを楽しませようとする心意気に溢れたメーカーですし、原画家も前作のるちえ氏に続いて人気ラノベの挿絵で好評を博しているあなぽん氏とその実績に不足はなく充分ユーザーの魅力に応えているといえます。気がかりといえば出演声優陣の格がこれまでの作品と比べてやや落ちたかなと感じることくらいですがそれも大きな瑕にはならないと思っていました。
ただ今になってよく考えてみると、これまで当初の発売日がほぼ必ずといっていいくらい延期となっていたすたじお緑茶が予定どおり発売に漕ぎ着けたことを考えれば不審に感じなければいけなかったのかもしれません。普通ならば予定日どおり発売されることはユーザーとしては喜ぶべきことなのかもしれませんが、それはゲームとして満足のいくものとして仕上がっていた場合のこと。今回の緑茶の場合、ゲームがこれまでよりずっと手間が掛からなかったから予定通り発売されたのかもしれないと疑ってかかるべきでした。もちろん手間を掛けたからといっていい作品が出来上がるとは限りませんし軽めのゲームでも面白いものはいくらでもあるのですが、ここ2作で意欲的ともいえるゲームを放ってきたすたじお緑茶だからこそ発売日からまだそれほど日が経っていないというのにもうユーザーから忘れられてしまうような作品をリリースしてしまったことに寂しさを感じさせるのです。
といってもこれは現在の批評空間でのデータを鵜呑みにして想像しているだけで、実際プレイしてみたら意外(といったら失礼かも)と面白く感じられるかもしれません。というわけで、取りあえずこの新作を次に崩す積みゲーの第1候補にしたいと思っています。
といっても1泊2日の弾丸ツアーでして、しかも朝6時に自宅を出発して帰ってきたのが夜の11時過ぎ。しかも次の日は当直勤務というわけで体を休めるというより逆に疲れに行ってきたようなものでしたが、天候には恵まれたし温泉は期待以上にいい風呂だったり焼酎は美味だったりと中々有意義な旅行でした。
というわけで旅行中はつい気が大きくなって日頃の倍以上もお土産を買いこんだりしたのですが、職場に持っていた熊本の銘菓朝鮮飴はなぜか不評でした。戦中携行食でもあった由緒あるお菓子なはずなのですが・・・
まあそんなわけで、積みゲーの消化を放っておいて旅行に出かけたため積みゲーの消化は全くと言っていいほど進んでおらず先月購入した新作も手つかずのまま残っています。取りあえず買った4本すべてがハズレではなかったのでホッとしているのですが、ただぼくが期待した10月組のツートップというべき2本のうち祝福の鐘は、桜色の風と共に。(すたじお緑茶)の存在がぼくにはまるで空気のように感じらるのが気にかかっています。
片恋いの月&恋色空模様のスマッシュヒットで有力メーカーとしての地位を確立して、今回はそれを不動のものとする重要な1本のはず。それが月に寄りそう乙女の作法(Navel)に批評空間のデータ本数が大きく引き離されてしまっているのはいかにも寂しい。といっても発売半月あまりで80以上のデータを数えているのだから立派といえないこともないのですが、問題はそのデータの質でして書かれている感想がどうも冴えないのですね。もちろん中には力の入った長文感想をモノにされている方もいるのですが、短文となるとどうも画一的で面白みがないのです。これはぼくが思うには記述者に問題があるというより、長文感想を書かせようとするだけの力がこのすたじお緑茶の新作に乏しかったのではないかと考えるのです。
内容が素晴らしければ感想が増えるのは当然の事でしょうが、例え批判が集まるような内容だったとしてもそれが野心的な作品だったとすれば当然ユーザーも長文感想が書きたくなると思うのですね。それがごく短い短文しか書く気が起こらないというのは内容も野心に乏しい作品だったと思わざるを得ないのです。
といってもぼくはこの新作がそれほど魅力の乏しいものだとは発売前思ってもいませんでした。すたじお緑茶はシナリオの質は別としてユーザーを楽しませようとする心意気に溢れたメーカーですし、原画家も前作のるちえ氏に続いて人気ラノベの挿絵で好評を博しているあなぽん氏とその実績に不足はなく充分ユーザーの魅力に応えているといえます。気がかりといえば出演声優陣の格がこれまでの作品と比べてやや落ちたかなと感じることくらいですがそれも大きな瑕にはならないと思っていました。
ただ今になってよく考えてみると、これまで当初の発売日がほぼ必ずといっていいくらい延期となっていたすたじお緑茶が予定どおり発売に漕ぎ着けたことを考えれば不審に感じなければいけなかったのかもしれません。普通ならば予定日どおり発売されることはユーザーとしては喜ぶべきことなのかもしれませんが、それはゲームとして満足のいくものとして仕上がっていた場合のこと。今回の緑茶の場合、ゲームがこれまでよりずっと手間が掛からなかったから予定通り発売されたのかもしれないと疑ってかかるべきでした。もちろん手間を掛けたからといっていい作品が出来上がるとは限りませんし軽めのゲームでも面白いものはいくらでもあるのですが、ここ2作で意欲的ともいえるゲームを放ってきたすたじお緑茶だからこそ発売日からまだそれほど日が経っていないというのにもうユーザーから忘れられてしまうような作品をリリースしてしまったことに寂しさを感じさせるのです。
といってもこれは現在の批評空間でのデータを鵜呑みにして想像しているだけで、実際プレイしてみたら意外(といったら失礼かも)と面白く感じられるかもしれません。というわけで、取りあえずこの新作を次に崩す積みゲーの第1候補にしたいと思っています。
2012年11月05日
進化の見られない悲しさ
ここ2週間くらいずっとプレイしているのが門を守るお仕事(ソフトハウスキャラ)です。
9月発売組の中で世間的には大きく期待を裏切ったといえるゲームで始める前は恐る恐るといった感じだったのですが、およそ10周以上周回を重ねたわけですから少なくとも元は取ったといえるでしょう。少なくとも一般の評価は高いウィザーズクライマーは2周目ではやプレイを断念したのに比べればぼく的には楽しめたといえるのではないでしょうか。
それでももろ手を上げて絶賛する気になれないのは、この作品がソフトハウスキャラの過去作と比べて全くと言っていいほど進化した点が見られないことでしょう。
このソフトハウスキャラというメーカーはデビュー作の海賊王冠からユーザーの不満を汲み取って少しずつ改良を重ねてきました。その成果が徐々に見え出したのがレベルジャスティスであり、結実したのが巣作りドラゴンといえるでしょう。
ところが最近リリースされたソフトハウスキャラの作品群に対する評価を見ると、どうやらその進化が止まってしまったのではないかという印象を抱き始めていました。そしてその想像が間違っていなかったことがこの最新作をプレイして思い知らされたのです。
この門を守るお仕事の第一印象はというと、ソフトハウスキャラの過去作である王賊に近いものを感じさせてくれました。ぼく的に王賊はかなり良い印象を持っているゲームで、メインヒロインであるアルイエットを初め魅力的なヒロインが揃っていたし初回プレイはかなり楽しめました。ただ欠点も少なからずあって、戦闘マップが狭くまたバリエーションが少ない点やチートユニットが無尽蔵に雇えるためプレイヤーの自主的な縛りがないと中終盤が作業プレイに陥りがちになる点など改良すべき点が多くありました。
その王賊の問題点というべき部分がこの門を守るお仕事でどこまで修正されているかというと、驚くべきことにこれが何一つ解決されていないのですね。
何といってもこのゲーム。マップがただの一つしかないのです。確かに街防衛をテーマとするゲームですから、領土を攻め取るゲームと違いマップを数多く用意できないということについては理解できます。ただそれでもマップをもっと広げていれば戦術の多様性が増えてSLGとしての深みが出たと思うのです。例えば門を攻撃している敵を城外に伏せておいた別働隊と挟み撃ちにしたりとか、あえて門の中に敵を引き寄せ落とし穴で殲滅させる等の戦術もアリだったはず。それがこのゲームではあまりにマップが狭く採れる作戦がほぼ限られてしまうため、敵の撃退法がほぼ作業と化してしまっているのです。このあたりはマップの狭さが課題となっていた王賊の教訓が全く生かされていないといっても過言ではありません。
そしてもう一つの問題がユニットのこと。王賊でもユニットとキャラクターの関連が薄い欠点があったのですが、今回はそれよりもっと酷い。何せ当初修正ファイルが発表される前は部下であるヒロインがどのユニットを率いているか全く不明だったわけですから。
そもそもソフトハウスキャラのゲームはシナリオの内容が薄いという欠点があるわけでそれを補うのがゲームパートだったはず。SLG部分でヒロインのキャラクター性を浮かびださせることで、プレイヤーのヒロインに対する感情を呼び出すのがこうしたタイプのゲームの常道なわけですが、それがヒロインがどの部隊を率いているか分からないようではヒロインのキャラクター性が薄くなって当たり前です。さすがにそれではまずいと思ったのか、それともユーザーから苦情が入ったためか後日ヒロインがユニットを率いれるパッチが発表されたのですがそれも付け焼刃が否めない内容で、ゲームパートでヒロインが絡むイベントが発生しないようでは当然効果は薄い。しかも使用頻度が少ない(と思われる)歩兵隊に2名のヒロインが割り振られたりとその配役も疑問の残るもので、どこまでゲームパート部分を理解していたのかと思わざるを得ませんでした。
確かにこのゲームは何度も周回プレイをすることが前提となっていてプレイヤーを長時間遊ばせることが出来る作りになっています。ただ周回することに対する見返りがユニットのレベルを上げるだけというだけで余りに寂しくそれが作業感の強さとなって現れるのではないかと思うのですね。コツさえ掴めれば1周およそ2~3時間でクリアできるというのに6~7周もすればあらかたイベントが埋まってしまう。しかも肝心のゲームパートに面白みがないとなればプレイヤーの大部分が続ける気が起きなくなっても当然です。
このゲームの一番の問題はプレイヤーに作業ばかり強いて楽しんでもらおうという部分が欠けていることだと思います。実際ぼくもこれだけ周回していてどれだけ実りがあったのかと訊かれたら首をひねらざるを得ませんので。
9月発売組の中で世間的には大きく期待を裏切ったといえるゲームで始める前は恐る恐るといった感じだったのですが、およそ10周以上周回を重ねたわけですから少なくとも元は取ったといえるでしょう。少なくとも一般の評価は高いウィザーズクライマーは2周目ではやプレイを断念したのに比べればぼく的には楽しめたといえるのではないでしょうか。
それでももろ手を上げて絶賛する気になれないのは、この作品がソフトハウスキャラの過去作と比べて全くと言っていいほど進化した点が見られないことでしょう。
このソフトハウスキャラというメーカーはデビュー作の海賊王冠からユーザーの不満を汲み取って少しずつ改良を重ねてきました。その成果が徐々に見え出したのがレベルジャスティスであり、結実したのが巣作りドラゴンといえるでしょう。
ところが最近リリースされたソフトハウスキャラの作品群に対する評価を見ると、どうやらその進化が止まってしまったのではないかという印象を抱き始めていました。そしてその想像が間違っていなかったことがこの最新作をプレイして思い知らされたのです。
この門を守るお仕事の第一印象はというと、ソフトハウスキャラの過去作である王賊に近いものを感じさせてくれました。ぼく的に王賊はかなり良い印象を持っているゲームで、メインヒロインであるアルイエットを初め魅力的なヒロインが揃っていたし初回プレイはかなり楽しめました。ただ欠点も少なからずあって、戦闘マップが狭くまたバリエーションが少ない点やチートユニットが無尽蔵に雇えるためプレイヤーの自主的な縛りがないと中終盤が作業プレイに陥りがちになる点など改良すべき点が多くありました。
その王賊の問題点というべき部分がこの門を守るお仕事でどこまで修正されているかというと、驚くべきことにこれが何一つ解決されていないのですね。
何といってもこのゲーム。マップがただの一つしかないのです。確かに街防衛をテーマとするゲームですから、領土を攻め取るゲームと違いマップを数多く用意できないということについては理解できます。ただそれでもマップをもっと広げていれば戦術の多様性が増えてSLGとしての深みが出たと思うのです。例えば門を攻撃している敵を城外に伏せておいた別働隊と挟み撃ちにしたりとか、あえて門の中に敵を引き寄せ落とし穴で殲滅させる等の戦術もアリだったはず。それがこのゲームではあまりにマップが狭く採れる作戦がほぼ限られてしまうため、敵の撃退法がほぼ作業と化してしまっているのです。このあたりはマップの狭さが課題となっていた王賊の教訓が全く生かされていないといっても過言ではありません。
そしてもう一つの問題がユニットのこと。王賊でもユニットとキャラクターの関連が薄い欠点があったのですが、今回はそれよりもっと酷い。何せ当初修正ファイルが発表される前は部下であるヒロインがどのユニットを率いているか全く不明だったわけですから。
そもそもソフトハウスキャラのゲームはシナリオの内容が薄いという欠点があるわけでそれを補うのがゲームパートだったはず。SLG部分でヒロインのキャラクター性を浮かびださせることで、プレイヤーのヒロインに対する感情を呼び出すのがこうしたタイプのゲームの常道なわけですが、それがヒロインがどの部隊を率いているか分からないようではヒロインのキャラクター性が薄くなって当たり前です。さすがにそれではまずいと思ったのか、それともユーザーから苦情が入ったためか後日ヒロインがユニットを率いれるパッチが発表されたのですがそれも付け焼刃が否めない内容で、ゲームパートでヒロインが絡むイベントが発生しないようでは当然効果は薄い。しかも使用頻度が少ない(と思われる)歩兵隊に2名のヒロインが割り振られたりとその配役も疑問の残るもので、どこまでゲームパート部分を理解していたのかと思わざるを得ませんでした。
確かにこのゲームは何度も周回プレイをすることが前提となっていてプレイヤーを長時間遊ばせることが出来る作りになっています。ただ周回することに対する見返りがユニットのレベルを上げるだけというだけで余りに寂しくそれが作業感の強さとなって現れるのではないかと思うのですね。コツさえ掴めれば1周およそ2~3時間でクリアできるというのに6~7周もすればあらかたイベントが埋まってしまう。しかも肝心のゲームパートに面白みがないとなればプレイヤーの大部分が続ける気が起きなくなっても当然です。
このゲームの一番の問題はプレイヤーに作業ばかり強いて楽しんでもらおうという部分が欠けていることだと思います。実際ぼくもこれだけ周回していてどれだけ実りがあったのかと訊かれたら首をひねらざるを得ませんので。
2012年10月24日
過去作には決して劣らない好作
再販ということで予想には取り上げられなかったのですが、今月は過去作の廉価版で注目される作品が数本リリースされます。
そのどれもがぼくにとって印象に残っている作品なわけですが、その中でファンに一番待望されていたのがもしも明日が晴れならば(ぱれっと)でしょう。一時中古価格が1万円の大台超えしていたくらいで興味があっても中々手が出しづらいゲームだったのですが、今回の発売によって多くのファンに手を取って貰えるかと思います(といっても廉価版が発売されるとのニュースが伝った途端に中古価格が暴落しましたが)。ぼく的にはそれほど高い評価は与えていないのですが、いろいろと考えさせられる作品だったということや原画の魅力(ぼく的にはこの作品がくすくす原画の最高峰と思っている)もあって心に残っていることは確かです。
他ではリアル妹がいる大泉くんのばあい普及版(ALcotハニカム)の動向も気になっていますが、一番お得感があるのが心あたたまる3つの物語 PULLTOP PLEASANT PACK 01(PULLTOP)でしょう。これも一時中古価格が高止まりしていた(これも現在暴落してしまいましたが・・・)遥かに仰ぎ、麗しのを初めゆのはな・しろくまベルスターズ♪の3本がセットで楽しめるわけですから。
ただよくよく考えると、もはや定番といっていい名作がセットになっているだけに、この3本すべてをプレイしていないPULLTOPファン(もしくは藤原々々ファン)というケースはあまりないかもしれません。最新作で高評価のこの大空に、翼をひろげて が楽しめたので旧作も・・・と考えている人もいるかもしれませんが、原画家はもちろんライターも変わっているため同じ縮尺で見ると意外に合わなかったと感じてしまう可能性もありますので。
そういった意味でもこのセット品の購入を考えている人に最新作の1本前の作品である神聖にして侵すべからずが合うかどうかで考えた方がいいとアドバイスしようと思ったわけですが、そう自信を持って言い切るにはやはりオールクリアが必定というわけでしばらく中断していた本作を一気に(といっても2週間近く掛かったのですが・・・)終わらせてしまいました。PULLTOP作品ではマイナー感が強く批評空間での評価も決して高いとはいえないのですが、ぼく的には充分楽しめた作品でしろくまベルスターズ♪(のきららルート)が気に入った人ならばまずハズレはないかと思います。そういった意味でもこのゲームは一連のPULLTOP作品で見せる丸谷秀人の味が色濃く出ている作品であり、丸谷秀人入門というべき今回のパック作の購入を見極めるには最適だというぼくの予感は間違っていなかったと感じました。
そんなこのゲームの所感ですが・・・
一番評価の高いと思われるルートはメインヒロインである瑠波シナリオであり、猫庭町に住む人々が生き生きと描かれているといった意味では一番丸谷色に表れているのではないかと思います。ゲーム序盤や他のヒロインのルートで散りばめられた伏線も綺麗にまとめられていて、そしてその解決方法にも軽い驚きを感じさせてくれたのも好印象。PULLTOPらしい暖かさに溢れていて心地よい読後感をぼくにもたらしてくれました。
ただ一番気に入ったヒロインはというと操ということになるでしょう。批評空間のPOVに友情発恋愛行きというものがあり、ぼくが提案したことでも分かるようにこういったシチュエーションは大好物なわけですが、最近このPOVにズバリ当てはまるようなヒロインに巡り合っていなかっただけに久々に楽しむことができました。
というわけで充分良作といって差し支えないゲームで、他のPULLTOP作品と比べても遜色ないデキだと思うわけですが、前に述べたようになぜか評価が高くない。このギャップは一体どこから来ているのでしょうか。
まず過去作と比べて原画がやや劣るように感じられたのも一因と思われる点についてですが・・・
確かに原画家の仁之丞氏はこれまでの藤原々々氏と比べると経験値はともかく知名度・実績にやや見劣りすることは否めません。特にPULLTOPの過去作でSD原画を担当していたということもあり旧作ファンには物足りなさを感じてしまったとしても仕方ないかと思います。といってもこれは仁之丞氏の責任というより藤原々々氏の原画が良すぎたからでしょう。
ではもしも藤原々々氏が今作の原画を担当していたとしたらマイナー感を払拭できたかというと、あながちそう言い切れない部分はあります。
ぼくが思うにこのゲームの評価が今一つ振るわないのは世界観の広げ方にあるのではないかと思います。箱庭世界で展開されるためかシナリオが軽く、丸谷氏の過去作と比べるとサブキャラも瑠波シナリオ以外ではそれほど目立つシーンがない。そしてなによりシナリオを修飾するようなギミックの少なさがより軽さを感じてしまう原因と思われるのです。
ぼくはこういった軽い作品は好きなのですが、PULLTOPの過去作と比べると比較するとその無難な作りが見劣りに繋がってしまったのでしょう。もしこのゲームが他のメーカーからリリースされていたとすればもう少し評価が高くなっていたでしょうし、そういった意味でマイナーな良作という言葉が相応しいゲームと思います。
そのどれもがぼくにとって印象に残っている作品なわけですが、その中でファンに一番待望されていたのがもしも明日が晴れならば(ぱれっと)でしょう。一時中古価格が1万円の大台超えしていたくらいで興味があっても中々手が出しづらいゲームだったのですが、今回の発売によって多くのファンに手を取って貰えるかと思います(といっても廉価版が発売されるとのニュースが伝った途端に中古価格が暴落しましたが)。ぼく的にはそれほど高い評価は与えていないのですが、いろいろと考えさせられる作品だったということや原画の魅力(ぼく的にはこの作品がくすくす原画の最高峰と思っている)もあって心に残っていることは確かです。
他ではリアル妹がいる大泉くんのばあい普及版(ALcotハニカム)の動向も気になっていますが、一番お得感があるのが心あたたまる3つの物語 PULLTOP PLEASANT PACK 01(PULLTOP)でしょう。これも一時中古価格が高止まりしていた(これも現在暴落してしまいましたが・・・)遥かに仰ぎ、麗しのを初めゆのはな・しろくまベルスターズ♪の3本がセットで楽しめるわけですから。
ただよくよく考えると、もはや定番といっていい名作がセットになっているだけに、この3本すべてをプレイしていないPULLTOPファン(もしくは藤原々々ファン)というケースはあまりないかもしれません。最新作で高評価のこの大空に、翼をひろげて が楽しめたので旧作も・・・と考えている人もいるかもしれませんが、原画家はもちろんライターも変わっているため同じ縮尺で見ると意外に合わなかったと感じてしまう可能性もありますので。
そういった意味でもこのセット品の購入を考えている人に最新作の1本前の作品である神聖にして侵すべからずが合うかどうかで考えた方がいいとアドバイスしようと思ったわけですが、そう自信を持って言い切るにはやはりオールクリアが必定というわけでしばらく中断していた本作を一気に(といっても2週間近く掛かったのですが・・・)終わらせてしまいました。PULLTOP作品ではマイナー感が強く批評空間での評価も決して高いとはいえないのですが、ぼく的には充分楽しめた作品でしろくまベルスターズ♪(のきららルート)が気に入った人ならばまずハズレはないかと思います。そういった意味でもこのゲームは一連のPULLTOP作品で見せる丸谷秀人の味が色濃く出ている作品であり、丸谷秀人入門というべき今回のパック作の購入を見極めるには最適だというぼくの予感は間違っていなかったと感じました。
そんなこのゲームの所感ですが・・・
一番評価の高いと思われるルートはメインヒロインである瑠波シナリオであり、猫庭町に住む人々が生き生きと描かれているといった意味では一番丸谷色に表れているのではないかと思います。ゲーム序盤や他のヒロインのルートで散りばめられた伏線も綺麗にまとめられていて、そしてその解決方法にも軽い驚きを感じさせてくれたのも好印象。PULLTOPらしい暖かさに溢れていて心地よい読後感をぼくにもたらしてくれました。
ただ一番気に入ったヒロインはというと操ということになるでしょう。批評空間のPOVに友情発恋愛行きというものがあり、ぼくが提案したことでも分かるようにこういったシチュエーションは大好物なわけですが、最近このPOVにズバリ当てはまるようなヒロインに巡り合っていなかっただけに久々に楽しむことができました。
というわけで充分良作といって差し支えないゲームで、他のPULLTOP作品と比べても遜色ないデキだと思うわけですが、前に述べたようになぜか評価が高くない。このギャップは一体どこから来ているのでしょうか。
まず過去作と比べて原画がやや劣るように感じられたのも一因と思われる点についてですが・・・
確かに原画家の仁之丞氏はこれまでの藤原々々氏と比べると経験値はともかく知名度・実績にやや見劣りすることは否めません。特にPULLTOPの過去作でSD原画を担当していたということもあり旧作ファンには物足りなさを感じてしまったとしても仕方ないかと思います。といってもこれは仁之丞氏の責任というより藤原々々氏の原画が良すぎたからでしょう。
ではもしも藤原々々氏が今作の原画を担当していたとしたらマイナー感を払拭できたかというと、あながちそう言い切れない部分はあります。
ぼくが思うにこのゲームの評価が今一つ振るわないのは世界観の広げ方にあるのではないかと思います。箱庭世界で展開されるためかシナリオが軽く、丸谷氏の過去作と比べるとサブキャラも瑠波シナリオ以外ではそれほど目立つシーンがない。そしてなによりシナリオを修飾するようなギミックの少なさがより軽さを感じてしまう原因と思われるのです。
ぼくはこういった軽い作品は好きなのですが、PULLTOPの過去作と比べると比較するとその無難な作りが見劣りに繋がってしまったのでしょう。もしこのゲームが他のメーカーからリリースされていたとすればもう少し評価が高くなっていたでしょうし、そういった意味でマイナーな良作という言葉が相応しいゲームと思います。
2012年10月16日
10月の発売予定表から
ようやく秋らしい気候となって、秋競馬も本格的にシーズンに入った気がします。今月はメンバーも揃い久々にワクワクするようなレースが見られそうな予感。気になる馬(エロゲー)全部購入していてはとても資金が持たないだけに、どの馬をオミットするか頭の悩ませどころとなりそうですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あなたの事を好きと言わせて(プラリネ)
実績ある紺野アスタをトレーナー(ライター)に迎えた厩舎(ブランド)デビュー戦が思ったほど走れなかったプラリネの2戦目。今回は多数トレーナーで挑むが、来夢みんとを始めとするメンバーが明らかに紺野アスタより実績で劣るため期待しづらい。それでも前走よりヒロインに関しては魅力的でイチャラブ系として見ればまずまず楽しめそうな雰囲気。ただ序盤で高スペック感漂う主人公が中盤以降ヘタレに化学変化しそうな気がしてならないのが不安材料で入着まで。
期待度 ★★☆
姉母娘でイクッ!(アトリエかぐや)
有力騎手らが抜け全盛期の面影をすっかり失くした印象のあるアトリエかぐやの最新馬。この厩舎で唯一乗れる騎手として残った坂上海鞍上というのは心強いが、かぐやの安馬(ロープライス)は全くといっていいほど走っていないだけに期待感は乏しい。インブリート(近親姦)の寝取りという血統(設定)は面白そうに思えるが、それを活かしてくれるかとなると疑問。ここは見送りで
期待度 ★★
雷の戦士ライディIII ~逆襲の邪神官~(ZyX)
古豪といって差し支えない厩舎が長年の眠りを破って久々の出走。しかも懐かしいライディ系とあってファンには感慨深いものがあるかもしれない。ただ武藤慶次・山根政宏らを擁していても入着には程遠い成績だった厩舎。この厩舎の持ち味である動画については全盛期と遜色なく、当れば大きいダンジョンRPGという点で魅力はあるが、長期休み明けというのはやはり心配。臨戦過程を考えてここは消しで。
期待度 ★★
おたマ! ~おたく仲間はちっこいマニア~(ユニゾンシフト)
ここ2戦安馬に騎乗した織澤あきふみが満を持して登場。幼馬(ロリ)とは手が合う騎手だし最近の安馬路線がこの馬の叩き台と考えると不気味さは感じられる。ただ善戦しても入着どまりというのがこの騎手の定番でトレーナーの顔ぶれもあまり変化がないとなると、限界を感じてしまうのは確か。幼馬路線に徹してどこまで食い込めるかだが上位馬とは能力的に差があると見て押さえまで。
期待度 ★★★
姦染 Ball Buster(SPEED)
この厩舎のライフワークといえる姦染系の直仔(FD)的な馬。父(姦染5)で初めて入着圏内に進出しその勢いのまま上位進出を狙うが、問題は新規書き下ろしの部分が少なめでヒロインの数も2人と乱交メインとなる馬にしてはやや馬体重(内容)が足りないかと思われる点。騎手のジェントル佐々木の最近の騎乗ぶりは素晴らしく、毎回凌辱系を上位に導いている点は心強いが、今回に限っては買いかぶれないかもしれない。
期待度 ★★☆
恋色マリアージュ(ま~まれぇど)
一流騎手を鞍上に迎えるがいつも馬場掃除というのがこれまでのま~まれぇどの馬たちで、ちこたむの控えに大ベテラン村上水軍を迎えるという豪華布陣がどこまで馬の能力に活かせるか疑問視されても仕方ない。前走で経験を積んだトレーナーの三日堂&吉川芳佳が成長を見せれば面白く、追い切り(体験版)の評価もまずまず・・・といっても何せこれまでの実績が実績だけにそう簡単には飛び付けない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
△催眠遊戯(スタッフィング)
厩舎デビュー戦となるが、催眠系の調教に実績あるおくとぱすがトレーナーということでソコソコ期待は持てそう。ただ騎手の能力的にエロさがやや物足りなく写る。取材する限り主人公独占系で乱交展開がない点もやや戦法(シチュエーション)を狭めてしまう気がして心配。攻略ヒロインの数もやや不足気味な点も気がかりでマイナス材料ばかり目に付くが、その代わり走り(シナリオ)に重点を置いてくれれば不安は一気に解消される。指揮(ディレクター)する北川晴の存在も心強く、一発大駆けを期待したい。
期待度 ★★★
△サナララR(ねこねこソフト)
最近不振のねこねこソフトだが過去の名馬サナララの直仔(リメイク)となれば期待充分。といっても前半部分は父の焼き直しと言えるだけに、父のファンからするとやや食い足りない感が否めないかもしれない。父のメイン騎手だった藤宮アプリもほとんど関わってなさそうなのも魅力不足に輪をかけている。このゲームのキモであるチャンスシステムにどこまで広がりを持たせられるかもポイントだが、最近のねこねこの馬たちを見るとどうも細かな伏線に雑さが見られるのも気がかり。父の能力が能力だけにあっさり勝たれても不思議ないが、押さえで買うというのが妥当なところか。
期待度 ★★★
〇祝福の鐘は、桜色の風と共に。(すたじお緑茶)
出走取消(延期)がデフォとなっている厩舎だけにまさか予定通りに出走に漕ぎ着けるとは思っていなかった今レース期待の1頭。今回デビューとなる騎手だが、別部門では名を成しているだけに騎乗には不安なし。まだ追い切り(体験版)が公開されていないだけにどのような走りになるか予想しづらいが、血統(設定)に凝ったものがなさそうで、ヒロイン萌えを活かしたキャラゲーとなりそうな予感。それにしては過去この厩舎で走った馬と比べてラシックス(声優)に物足りなさを感じてしまうが、そこは騎手の能力でカバー。良質な萌えだけで上位に食い込める能力を秘めていると見た。ただしゲートインが直前だっただけに急仕上げの可能性は一考したい。
期待度 ★★★★
▲ぜったい最胸☆おっぱい戦争!! 巨乳王国vs貧乳王国(softhouse-seal GRANDEE)
相変わらずのバカ路線を貫き通すシールグランデの最新馬。過去馬と同じく直仔(リメイク)となるが、父があまり走ってないだけに不安は募る。ただ父の不振の原因はテンポを損なうカードバトルのためで、今回はそれを排除しバカとエロに徹するだけにそれは度外視して考えたいところ。いつもの動画(アニメ)もおっぱいを軸にするということでなお生きるし、巨乳と貧乳の間を口八丁手八丁で渡り歩く主人公の動き次第では連対以上の成績も充分狙えそう。冒険にはなるが思い切って単穴に抜擢する。
期待度 ★★★★
チューニングラバー(シュガーハウス)
主人公が中二病でもかなりうざったいのに、ヒロインが中二病となるとよりマイナス面が強調されそう。しかもヒロインの大多数が中二病となると正直走りを見るだけで苦痛を呼んでしまわないか不安は尽きない。ヒロインのバカ行動が笑いとなれば良いのだが、お寒い行動と見られれば凡走は確定。ヒロインの暴走を中和すべき主人公の能力が薄いのもマイナス。ドタバタだけでなく中二病ヒロインを真っ当な少女に変えるような力を感じさせないようではやや先が暗い。血統的には面白そうな雰囲気はあったが、これでは一寸手は出せない。
期待度 ★☆
Chu(治癒)してあげちゃう (シロップ)
シロップといえば名うての凌辱専門厩舎だが、この馬は和姦抜きゲーでタイプが違う感じ。血統は完全なおバカ系のノリでツッコミどころ満載といえるが、そのあたりを気にするようではこの系統の馬は買えない。騎手は実績に乏しいが戯画で手綱を握ったことがあるようにまずまず期待できそうだし、ラシックス(騎手)にお姉ちゃん=まきいずみという鉄板の組み合わせもファンには溜まらない。ほとんど注目を集めていないしトレーナーの実績や血統を考えるととても入着には届かないだろうが、記者的にはソコソコ期待している。
期待度 ★★
◎月に寄りそう乙女の作法(Navel)
姉妹厩舎で走らせた馬がことごとく惨敗で本家にもやや影響が心配されるNavelの最新馬。王雀孫が久々にトレーナー陣に名を連ねているということで期待したが、取材する限りサブでの起用でメインを新人が勤めるとなるとかなり不安。ただ調教の評判は意外に上々。確かに血統はツッコミどころ満載ではあるが、主人公女装ものということを考えればそれほど気にするほどでないし、キャラの魅力を生かすといった点で見ても鈴平ひろの復帰がプラスになっている印象。後は主人公の女装バレが走りにどこまで作用するかがカギとなるが、キャラの魅力でそのまま粘りきる戦法を貫ければ首位に一番近い存在となりそう。
期待度 ★★★★
花色ヘプタグラム(Lump of Sugar)
ここ最近成績が奮わない角砂糖厩舎だが、今回満を持して主戦騎手の萌木原ふみたけが騎乗し払拭を狙う。トレーナーはプラチナウインドからのコンビであるてつじんとセロリだが最近の実績を見る限り走りの面白さには期待できず、騎手の能力を活かした萌え一本の戦術。ヒロインの可愛さに関しては当然上位の能力を持つが、ただ血統が単純な学園ものでなく不思議・超常現象を絡めてきているだけに、そのあたりの伏線がおざなりではさすがに最後の直線で影響が出てくる。追い切りの気配も今イチなだけに買いかぶれない。
期待度 ★★☆
△僕だけの少女<モノ> 狂おしいほど君が好き(ALL-TiME )
ALL-TiMEの馬に130cmを主戦としている泉水いこが騎乗というのは驚いたが、追い切り内容を見ると納得の感。黒髪ヒロインに一家言ある騎手と雰囲気がピタリ嵌っている。今回凌辱系の騎乗だが充分対応できそうだ。ただメインヒロインの雛子がやや魅力不足に写るのは心配点。もちろん今後の動き次第では上方修正もあり得るし、他のヒロインの絡み次第ではそれ以上の上乗せも充分可能。琴羽之文がトレーナーということで一介の凌辱系には終わらなさそうだし、安馬(ミドルプライス)ということでこの厩舎に付きまとうボリューム不足の声もある程度は封印できる。穴で狙うならここからか。
期待度 ★★★☆
ManguSta 恥辱風紀委員会(エレクトリップ)
その美麗動画(アニメ)でファンの心を掴む高橋レコード騎手の最新馬だが、取材する限り動画は無さそうな雰囲気。もちろん動画なしでも充分上位騎手に匹敵する能力は持っているが、それでもファンからすると期待ハズレに感じてしまうのは止むを得ない。ミステリー要素を漂わせているが、追い切りを見る限り推理要素は乏しく主人公率いる風紀委員会によるヒロインへの尋問と称するSM行為がメインとなりそう。トレーナーの実績も悪くなく直線(終盤)の脚次第では上位進出も可能だが、やはり過去馬と比べると抜きの点で不足を感じるだけに見送りで。
期待度 ★★☆
もののけ淫妖譚(XXX)
もはや色物とは云い難くなってきた妖怪ヒロインもの。基本的にこのような血統はヒロインに襲われるタイプか和姦主体の戦法となるが、どうやらこの馬は妖怪の血を引く主人公がヒロインを襲うというやや異色な雰囲気。エロという点を考えれば悪くないが、それならわざわざヒロインを物の怪にしなくとも最初普通の女の子にしておき主人公と交わることで物の怪に変化するという方が良かった気がする。少なくともヒロインをわざわざ妖怪にした意味が感じられないようでは、目の肥えた人外ヒロインファンを満足させることは不可能だろう。
期待度 ★☆
流星のアーカディア(だんでらいおん)
玉沢円率いるだんでらいおんの馬だが、過去の実績を見ると入着には程遠い成績。マイナーな設定だけにこの成績は仕方ない気がするが他厩舎ではあまり見当たらない血統だけに頑張ってもらいたいもの。設定は今回も相変わらず凝っていてマイナー感漂う騎手と共に一見さんお断りな雰囲気を漂わせている。恐らくバカ系なのだろうが、このトレーナーにしてはヘタレ感を漂わせていない主人公が意外に好印象。それでも一線級の馬が相手では能力的に厳しく見送りで。
期待度 ★★
(本紙の見解)
各馬に人気騎手が跨る非常に面白い一戦となった。西又葵と鈴平ひろが久々にコンビを組む月に寄りそう乙女の作法が追い切りの気配も上々で一歩リード。競馬(エロゲー)初登場ながら能力は遜色ないあなぽん騎乗の祝福の鐘は、桜色の風と共に。が逆転を狙うが、抜き&バカながらぜったい最胸☆おっぱい戦争!! 巨乳王国vs貧乳王国も展開の利を生かせば人気馬を一気に負かすだけの力は持っている。不気味なのは泉水いこと手が合いそうな僕だけの少女。血統抜群なサナララRにトレーナーの気合が伝わる催眠遊戯も少々押さえてみたい。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あなたの事を好きと言わせて(プラリネ)
実績ある紺野アスタをトレーナー(ライター)に迎えた厩舎(ブランド)デビュー戦が思ったほど走れなかったプラリネの2戦目。今回は多数トレーナーで挑むが、来夢みんとを始めとするメンバーが明らかに紺野アスタより実績で劣るため期待しづらい。それでも前走よりヒロインに関しては魅力的でイチャラブ系として見ればまずまず楽しめそうな雰囲気。ただ序盤で高スペック感漂う主人公が中盤以降ヘタレに化学変化しそうな気がしてならないのが不安材料で入着まで。
期待度 ★★☆
姉母娘でイクッ!(アトリエかぐや)
有力騎手らが抜け全盛期の面影をすっかり失くした印象のあるアトリエかぐやの最新馬。この厩舎で唯一乗れる騎手として残った坂上海鞍上というのは心強いが、かぐやの安馬(ロープライス)は全くといっていいほど走っていないだけに期待感は乏しい。インブリート(近親姦)の寝取りという血統(設定)は面白そうに思えるが、それを活かしてくれるかとなると疑問。ここは見送りで
期待度 ★★
雷の戦士ライディIII ~逆襲の邪神官~(ZyX)
古豪といって差し支えない厩舎が長年の眠りを破って久々の出走。しかも懐かしいライディ系とあってファンには感慨深いものがあるかもしれない。ただ武藤慶次・山根政宏らを擁していても入着には程遠い成績だった厩舎。この厩舎の持ち味である動画については全盛期と遜色なく、当れば大きいダンジョンRPGという点で魅力はあるが、長期休み明けというのはやはり心配。臨戦過程を考えてここは消しで。
期待度 ★★
おたマ! ~おたく仲間はちっこいマニア~(ユニゾンシフト)
ここ2戦安馬に騎乗した織澤あきふみが満を持して登場。幼馬(ロリ)とは手が合う騎手だし最近の安馬路線がこの馬の叩き台と考えると不気味さは感じられる。ただ善戦しても入着どまりというのがこの騎手の定番でトレーナーの顔ぶれもあまり変化がないとなると、限界を感じてしまうのは確か。幼馬路線に徹してどこまで食い込めるかだが上位馬とは能力的に差があると見て押さえまで。
期待度 ★★★
姦染 Ball Buster(SPEED)
この厩舎のライフワークといえる姦染系の直仔(FD)的な馬。父(姦染5)で初めて入着圏内に進出しその勢いのまま上位進出を狙うが、問題は新規書き下ろしの部分が少なめでヒロインの数も2人と乱交メインとなる馬にしてはやや馬体重(内容)が足りないかと思われる点。騎手のジェントル佐々木の最近の騎乗ぶりは素晴らしく、毎回凌辱系を上位に導いている点は心強いが、今回に限っては買いかぶれないかもしれない。
期待度 ★★☆
恋色マリアージュ(ま~まれぇど)
一流騎手を鞍上に迎えるがいつも馬場掃除というのがこれまでのま~まれぇどの馬たちで、ちこたむの控えに大ベテラン村上水軍を迎えるという豪華布陣がどこまで馬の能力に活かせるか疑問視されても仕方ない。前走で経験を積んだトレーナーの三日堂&吉川芳佳が成長を見せれば面白く、追い切り(体験版)の評価もまずまず・・・といっても何せこれまでの実績が実績だけにそう簡単には飛び付けない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
△催眠遊戯(スタッフィング)
厩舎デビュー戦となるが、催眠系の調教に実績あるおくとぱすがトレーナーということでソコソコ期待は持てそう。ただ騎手の能力的にエロさがやや物足りなく写る。取材する限り主人公独占系で乱交展開がない点もやや戦法(シチュエーション)を狭めてしまう気がして心配。攻略ヒロインの数もやや不足気味な点も気がかりでマイナス材料ばかり目に付くが、その代わり走り(シナリオ)に重点を置いてくれれば不安は一気に解消される。指揮(ディレクター)する北川晴の存在も心強く、一発大駆けを期待したい。
期待度 ★★★
△サナララR(ねこねこソフト)
最近不振のねこねこソフトだが過去の名馬サナララの直仔(リメイク)となれば期待充分。といっても前半部分は父の焼き直しと言えるだけに、父のファンからするとやや食い足りない感が否めないかもしれない。父のメイン騎手だった藤宮アプリもほとんど関わってなさそうなのも魅力不足に輪をかけている。このゲームのキモであるチャンスシステムにどこまで広がりを持たせられるかもポイントだが、最近のねこねこの馬たちを見るとどうも細かな伏線に雑さが見られるのも気がかり。父の能力が能力だけにあっさり勝たれても不思議ないが、押さえで買うというのが妥当なところか。
期待度 ★★★
〇祝福の鐘は、桜色の風と共に。(すたじお緑茶)
出走取消(延期)がデフォとなっている厩舎だけにまさか予定通りに出走に漕ぎ着けるとは思っていなかった今レース期待の1頭。今回デビューとなる騎手だが、別部門では名を成しているだけに騎乗には不安なし。まだ追い切り(体験版)が公開されていないだけにどのような走りになるか予想しづらいが、血統(設定)に凝ったものがなさそうで、ヒロイン萌えを活かしたキャラゲーとなりそうな予感。それにしては過去この厩舎で走った馬と比べてラシックス(声優)に物足りなさを感じてしまうが、そこは騎手の能力でカバー。良質な萌えだけで上位に食い込める能力を秘めていると見た。ただしゲートインが直前だっただけに急仕上げの可能性は一考したい。
期待度 ★★★★
▲ぜったい最胸☆おっぱい戦争!! 巨乳王国vs貧乳王国(softhouse-seal GRANDEE)
相変わらずのバカ路線を貫き通すシールグランデの最新馬。過去馬と同じく直仔(リメイク)となるが、父があまり走ってないだけに不安は募る。ただ父の不振の原因はテンポを損なうカードバトルのためで、今回はそれを排除しバカとエロに徹するだけにそれは度外視して考えたいところ。いつもの動画(アニメ)もおっぱいを軸にするということでなお生きるし、巨乳と貧乳の間を口八丁手八丁で渡り歩く主人公の動き次第では連対以上の成績も充分狙えそう。冒険にはなるが思い切って単穴に抜擢する。
期待度 ★★★★
チューニングラバー(シュガーハウス)
主人公が中二病でもかなりうざったいのに、ヒロインが中二病となるとよりマイナス面が強調されそう。しかもヒロインの大多数が中二病となると正直走りを見るだけで苦痛を呼んでしまわないか不安は尽きない。ヒロインのバカ行動が笑いとなれば良いのだが、お寒い行動と見られれば凡走は確定。ヒロインの暴走を中和すべき主人公の能力が薄いのもマイナス。ドタバタだけでなく中二病ヒロインを真っ当な少女に変えるような力を感じさせないようではやや先が暗い。血統的には面白そうな雰囲気はあったが、これでは一寸手は出せない。
期待度 ★☆
Chu(治癒)してあげちゃう (シロップ)
シロップといえば名うての凌辱専門厩舎だが、この馬は和姦抜きゲーでタイプが違う感じ。血統は完全なおバカ系のノリでツッコミどころ満載といえるが、そのあたりを気にするようではこの系統の馬は買えない。騎手は実績に乏しいが戯画で手綱を握ったことがあるようにまずまず期待できそうだし、ラシックス(騎手)にお姉ちゃん=まきいずみという鉄板の組み合わせもファンには溜まらない。ほとんど注目を集めていないしトレーナーの実績や血統を考えるととても入着には届かないだろうが、記者的にはソコソコ期待している。
期待度 ★★
◎月に寄りそう乙女の作法(Navel)
姉妹厩舎で走らせた馬がことごとく惨敗で本家にもやや影響が心配されるNavelの最新馬。王雀孫が久々にトレーナー陣に名を連ねているということで期待したが、取材する限りサブでの起用でメインを新人が勤めるとなるとかなり不安。ただ調教の評判は意外に上々。確かに血統はツッコミどころ満載ではあるが、主人公女装ものということを考えればそれほど気にするほどでないし、キャラの魅力を生かすといった点で見ても鈴平ひろの復帰がプラスになっている印象。後は主人公の女装バレが走りにどこまで作用するかがカギとなるが、キャラの魅力でそのまま粘りきる戦法を貫ければ首位に一番近い存在となりそう。
期待度 ★★★★
花色ヘプタグラム(Lump of Sugar)
ここ最近成績が奮わない角砂糖厩舎だが、今回満を持して主戦騎手の萌木原ふみたけが騎乗し払拭を狙う。トレーナーはプラチナウインドからのコンビであるてつじんとセロリだが最近の実績を見る限り走りの面白さには期待できず、騎手の能力を活かした萌え一本の戦術。ヒロインの可愛さに関しては当然上位の能力を持つが、ただ血統が単純な学園ものでなく不思議・超常現象を絡めてきているだけに、そのあたりの伏線がおざなりではさすがに最後の直線で影響が出てくる。追い切りの気配も今イチなだけに買いかぶれない。
期待度 ★★☆
△僕だけの少女<モノ> 狂おしいほど君が好き(ALL-TiME )
ALL-TiMEの馬に130cmを主戦としている泉水いこが騎乗というのは驚いたが、追い切り内容を見ると納得の感。黒髪ヒロインに一家言ある騎手と雰囲気がピタリ嵌っている。今回凌辱系の騎乗だが充分対応できそうだ。ただメインヒロインの雛子がやや魅力不足に写るのは心配点。もちろん今後の動き次第では上方修正もあり得るし、他のヒロインの絡み次第ではそれ以上の上乗せも充分可能。琴羽之文がトレーナーということで一介の凌辱系には終わらなさそうだし、安馬(ミドルプライス)ということでこの厩舎に付きまとうボリューム不足の声もある程度は封印できる。穴で狙うならここからか。
期待度 ★★★☆
ManguSta 恥辱風紀委員会(エレクトリップ)
その美麗動画(アニメ)でファンの心を掴む高橋レコード騎手の最新馬だが、取材する限り動画は無さそうな雰囲気。もちろん動画なしでも充分上位騎手に匹敵する能力は持っているが、それでもファンからすると期待ハズレに感じてしまうのは止むを得ない。ミステリー要素を漂わせているが、追い切りを見る限り推理要素は乏しく主人公率いる風紀委員会によるヒロインへの尋問と称するSM行為がメインとなりそう。トレーナーの実績も悪くなく直線(終盤)の脚次第では上位進出も可能だが、やはり過去馬と比べると抜きの点で不足を感じるだけに見送りで。
期待度 ★★☆
もののけ淫妖譚(XXX)
もはや色物とは云い難くなってきた妖怪ヒロインもの。基本的にこのような血統はヒロインに襲われるタイプか和姦主体の戦法となるが、どうやらこの馬は妖怪の血を引く主人公がヒロインを襲うというやや異色な雰囲気。エロという点を考えれば悪くないが、それならわざわざヒロインを物の怪にしなくとも最初普通の女の子にしておき主人公と交わることで物の怪に変化するという方が良かった気がする。少なくともヒロインをわざわざ妖怪にした意味が感じられないようでは、目の肥えた人外ヒロインファンを満足させることは不可能だろう。
期待度 ★☆
流星のアーカディア(だんでらいおん)
玉沢円率いるだんでらいおんの馬だが、過去の実績を見ると入着には程遠い成績。マイナーな設定だけにこの成績は仕方ない気がするが他厩舎ではあまり見当たらない血統だけに頑張ってもらいたいもの。設定は今回も相変わらず凝っていてマイナー感漂う騎手と共に一見さんお断りな雰囲気を漂わせている。恐らくバカ系なのだろうが、このトレーナーにしてはヘタレ感を漂わせていない主人公が意外に好印象。それでも一線級の馬が相手では能力的に厳しく見送りで。
期待度 ★★
(本紙の見解)
各馬に人気騎手が跨る非常に面白い一戦となった。西又葵と鈴平ひろが久々にコンビを組む月に寄りそう乙女の作法が追い切りの気配も上々で一歩リード。競馬(エロゲー)初登場ながら能力は遜色ないあなぽん騎乗の祝福の鐘は、桜色の風と共に。が逆転を狙うが、抜き&バカながらぜったい最胸☆おっぱい戦争!! 巨乳王国vs貧乳王国も展開の利を生かせば人気馬を一気に負かすだけの力は持っている。不気味なのは泉水いこと手が合いそうな僕だけの少女。血統抜群なサナララRにトレーナーの気合が伝わる催眠遊戯も少々押さえてみたい。
2012年10月06日
あえて購入した馬券が紙クズに・・・
8月はあまり食指の動く新作がなくて早々に見送りを決めてしまったことから、9月こそは「新作を大量買いするぞ!」と心に決めていました。
それでなくとも9月は時間外やら代務やら超過勤務したおかげで、いつもと比べると収入があったものですから、ソコソコ懐具合にも余裕がある状況。もちろん買った新作がいつプレイできるか分かったものではないわけですが、それでも購入意欲だけは高まっていました。
ただ9月の新作のラインナップを見ると、8月ほどではないにしてもぼくにとってピンとくるものがなかったのですね。
騎手(原画家)や血統(設定)魅力で明らかに能力が足りずとても他人に薦められないような馬(ゲーム)を、目を瞑って購入なんてことはよくある事ですし、逆に上位での入線が確実視されている馬でもぼくの趣味に合わなければ問答無用で切り捨てます。まあこんなことは馬券を購入するにあたって誰もがごく自然に行っていることなんでしょうけれど、さて問題はレースに買いたいと思わせる馬が1頭も居なかった場合です。
これが競馬場でのことでしたら馬券購入を見送り黙ってスタンドでレースを見ていたでしょう。30分も経てば次のレースが始まりますし、もし日曜日の最終レースだったとしても次の土曜日まで待てばいいこと。しかしこれがエロゲーとなるとそうはいきません。何せ次のレースが行われるまで1ヶ月もの間待たなくていけないというのが大きい。もちろん発売日を過ぎある程度新作の評価が出揃ってから改めて購入するのが王道と頭では分かっているのですが、ぼくの場合そうやって購入を渋っていると大抵そのまま見送ってしまうことが多いのですね。少し気にしていた追奏のオーグメント(地雷ソフト)を買わないままとなっているのが好例ですし、このまま日が過ぎるのを黙って待っていたら結局9月も新作を買わないままとなってしまう可能性が高いのですね。いいかげん購入意欲(フラストレーション)が溜まっている状態で、新作を買わずそのままファンファーレを待つなんてことは精神衛生上できなかったのです。
というわけで材料の少ない中どの新作を買うか。競馬でこんな時頼りにするのが競馬専門誌の印なわけで、ぼくもその例に倣って自分の打った印どおり買えばいいことなのですが、問題は本命を打った馬(辻堂さんの純愛ロード)に人気があまりに集中していたこと。
もちろん馬の潜在能力を考えれば人気が集まるのは当然のことなのですが、そうなってくると持ち上がってくるのがぼくのへそ曲がり根性。競馬で単勝元返しの馬からなんてバカバカしくて買えないように、さして好みでない血統(騎手は結構好きなのですが)で人気になっている馬をあえて購入しようという意欲が沸かなかったのですね。
続く対抗印を打ったZero Infinity -Devil of Maxwell-(light)はぼくの趣味でない燃え&SF系ということでこれもオミット。単穴印のRe:birth colony -Lost azurite-(あっぷりけ)も前走のフェイクアズール・アーコロジーがその評価ほどぼくには楽しめなかったというわけでこれも馬券の対象外と、ことごとく重い印を打った馬が買えなくて渋々選んだのが穴としてピックアップしていた門を守るお仕事(ソフトハウスキャラ)とシンクライアント(Boost5)なわけです。
そしてこの2頭がどんな走りをしているかというと、察しのいい皆さんはよく承知しているでしょう。厩舎デビュー戦で中位集団を走っているシンクライアントはまだ善戦しているといえないことはないのでしょうが、スタートから大きく出遅れてシンガリ近くで走っている門を守るお仕事のレースぶりなんて正直見ていられません。
最近の成績を見る限り安定勢力とは言えなくなっていたキャラの馬ですが、それでも佐々木珠流とファンタジー世界観の相性からそれほど大ハズレはないと見込んでいたのにこ惨状。まあ自分の不明を呪うしかないのですが、問題はこうした時間の掛かるSLGやRPGの評価が低いゲームって大抵プレイしないまま積みゲーとして残っていくのですね。天の光は恋の星(ETERNAL)なんて購入当初はかなり期待していたはずなのに、評価が低いと分かったらインストールせず放置しているし、夢みる月のルナルティア(Arianrhod)なんてパッケージも見たくないと積みゲーの山奥に埋めてしまっています。まあこの2本をプレイする機会は多分訪れないとは思いますが、門を守るお仕事もこの悪しきリストに加わることはほぼ間違いないと思います。
ただ一縷の望みを託しているのはこれまで購入したキャラのゲーム4本の中で世間の評価が一番高いウィザーズクライマーがぼくにはさっぱり合わなかったことで、もしかしたらその逆の目が出て(ぼくにとっては)意外に面白いのではないかということ。まあその可能性は大万馬券を取るより低いと思いますが・・・
それでなくとも9月は時間外やら代務やら超過勤務したおかげで、いつもと比べると収入があったものですから、ソコソコ懐具合にも余裕がある状況。もちろん買った新作がいつプレイできるか分かったものではないわけですが、それでも購入意欲だけは高まっていました。
ただ9月の新作のラインナップを見ると、8月ほどではないにしてもぼくにとってピンとくるものがなかったのですね。
騎手(原画家)や血統(設定)魅力で明らかに能力が足りずとても他人に薦められないような馬(ゲーム)を、目を瞑って購入なんてことはよくある事ですし、逆に上位での入線が確実視されている馬でもぼくの趣味に合わなければ問答無用で切り捨てます。まあこんなことは馬券を購入するにあたって誰もがごく自然に行っていることなんでしょうけれど、さて問題はレースに買いたいと思わせる馬が1頭も居なかった場合です。
これが競馬場でのことでしたら馬券購入を見送り黙ってスタンドでレースを見ていたでしょう。30分も経てば次のレースが始まりますし、もし日曜日の最終レースだったとしても次の土曜日まで待てばいいこと。しかしこれがエロゲーとなるとそうはいきません。何せ次のレースが行われるまで1ヶ月もの間待たなくていけないというのが大きい。もちろん発売日を過ぎある程度新作の評価が出揃ってから改めて購入するのが王道と頭では分かっているのですが、ぼくの場合そうやって購入を渋っていると大抵そのまま見送ってしまうことが多いのですね。少し気にしていた追奏のオーグメント(地雷ソフト)を買わないままとなっているのが好例ですし、このまま日が過ぎるのを黙って待っていたら結局9月も新作を買わないままとなってしまう可能性が高いのですね。いいかげん購入意欲(フラストレーション)が溜まっている状態で、新作を買わずそのままファンファーレを待つなんてことは精神衛生上できなかったのです。
というわけで材料の少ない中どの新作を買うか。競馬でこんな時頼りにするのが競馬専門誌の印なわけで、ぼくもその例に倣って自分の打った印どおり買えばいいことなのですが、問題は本命を打った馬(辻堂さんの純愛ロード)に人気があまりに集中していたこと。
もちろん馬の潜在能力を考えれば人気が集まるのは当然のことなのですが、そうなってくると持ち上がってくるのがぼくのへそ曲がり根性。競馬で単勝元返しの馬からなんてバカバカしくて買えないように、さして好みでない血統(騎手は結構好きなのですが)で人気になっている馬をあえて購入しようという意欲が沸かなかったのですね。
続く対抗印を打ったZero Infinity -Devil of Maxwell-(light)はぼくの趣味でない燃え&SF系ということでこれもオミット。単穴印のRe:birth colony -Lost azurite-(あっぷりけ)も前走のフェイクアズール・アーコロジーがその評価ほどぼくには楽しめなかったというわけでこれも馬券の対象外と、ことごとく重い印を打った馬が買えなくて渋々選んだのが穴としてピックアップしていた門を守るお仕事(ソフトハウスキャラ)とシンクライアント(Boost5)なわけです。
そしてこの2頭がどんな走りをしているかというと、察しのいい皆さんはよく承知しているでしょう。厩舎デビュー戦で中位集団を走っているシンクライアントはまだ善戦しているといえないことはないのでしょうが、スタートから大きく出遅れてシンガリ近くで走っている門を守るお仕事のレースぶりなんて正直見ていられません。
最近の成績を見る限り安定勢力とは言えなくなっていたキャラの馬ですが、それでも佐々木珠流とファンタジー世界観の相性からそれほど大ハズレはないと見込んでいたのにこ惨状。まあ自分の不明を呪うしかないのですが、問題はこうした時間の掛かるSLGやRPGの評価が低いゲームって大抵プレイしないまま積みゲーとして残っていくのですね。天の光は恋の星(ETERNAL)なんて購入当初はかなり期待していたはずなのに、評価が低いと分かったらインストールせず放置しているし、夢みる月のルナルティア(Arianrhod)なんてパッケージも見たくないと積みゲーの山奥に埋めてしまっています。まあこの2本をプレイする機会は多分訪れないとは思いますが、門を守るお仕事もこの悪しきリストに加わることはほぼ間違いないと思います。
ただ一縷の望みを託しているのはこれまで購入したキャラのゲーム4本の中で世間の評価が一番高いウィザーズクライマーがぼくにはさっぱり合わなかったことで、もしかしたらその逆の目が出て(ぼくにとっては)意外に面白いのではないかということ。まあその可能性は大万馬券を取るより低いと思いますが・・・
2012年09月29日
避けたいPOVを活用してみた
多忙を極めた9月もようやく今週で終わりです。
突然人員が1人欠けただけで勤務のローテーションが回らなくなってしまうあたり、何か根本的に間違っている気がしないでもないのですが、それはともかく今月当直勤務続きで丸々1日休めたのは3日しかないというような、いつ血の小便が出てもおかしくない状況でした。
そんな日々では積みゲー崩しなんてとても進むわけがないのですが、それに輪をかけて滞っている理由はその間プレイしていたゲームのことごとくがダメ主人公で、マウスをクリックするたびにぼくをイラつかせてくれてくれたからなのですね。
これが心身ともに余裕があればダメ主人公の言動も苦笑するくらいで見ていられるのですが、疲労に苛まれた現況ではダメ主人公が行うちょっとしたことでもイラついて結局中断してしまう羽目になってしまうのです。
そんなわけで、ある日進めていたエロゲーを一旦中断して気分転換に批評空間の自分のデータをふらふらと見ていたのですが、ふと積みゲー一覧の中に回避POVなる項を見つけました。
ぼくは最近POVの入力を怠っていることもあってPOVについての新企画等にほとんど興味を持っていなかったのですが、もしぼくが自分で避けたいPOVとしてダメ主人公を入力すれば現在抱えている積みゲーの内どのゲームがダメ主人公が主役を張っているかすぐ分かり積みゲー崩しの一助になるのではと思いついたわけです。
それで早速避けたいPOVとして「主人公がダメ!」を登録してみたのですが、ある程度データ数が揃っているゲームのほとんどがダメ主人公のポイントが入ってしまい最初はややガッカリ・・・
といって全く参考にならないわけでもなくて、ゲーム総データ数の1割にダメ主人公ポイントが入っていればモノホンのダメ主人公ゲームと言ってしまって間違いないのではと閃いたのですね。
よってプレイしたユーザーのおおよそ2割強がダメ主人公と認定しているWHITE ALBUM2 ~closing chapter~(Leaf)やそれに及ばないまでも晴れときどきお天気雨(ぱれっと)などは生粋のダメ主人公ゲームなのでしょう。実際後者はたびたびぼくをイラつかせてインストールしてから2か月以上経つというのにいまだクリア出来ていないのですから(まあこれは主人公が一方的に悪いわけではないですが)
ただデータ数の少ないゲームについては当然誤差が出る可能性が大きくなるのは否定できません。今月に入って開始し積みゲー崩しが進まない一因となっているヨメ充(脳内彼女)もぼくが感じる限り相当のダメ主人公と思っているのですが意外に件数は高くないのですね。まあ一般ではこの程度の主人公ではダメと思われていない可能性が高いのかもしれませんが。
そんなダメ主人公耐性が極端に弱まっているぼくには少しでもダメ主人公に繋がる部分を排除したいというわけで、1点もPOVが入っていないゲームを選んで始めたのが神聖にして侵すべからず(PULLTOP)です。まあPULLTOPのゲームとダメ主人公はほとんど結びつかないしその点では安心しているのですが、問題はこのゲーム。評判が低いというより妙に印象が薄いところがあって、その原因がシナリオにあるのかそれとも何か別な部分にあるのか今のところ全く読み取れない(まあネタバレを恐れて感想に全く目を通していないこともあるのですが)のですね。まあプレイしてみればすぐ分かることなので、しばらくこのまま進めてみたいと思っています・・・
突然人員が1人欠けただけで勤務のローテーションが回らなくなってしまうあたり、何か根本的に間違っている気がしないでもないのですが、それはともかく今月当直勤務続きで丸々1日休めたのは3日しかないというような、いつ血の小便が出てもおかしくない状況でした。
そんな日々では積みゲー崩しなんてとても進むわけがないのですが、それに輪をかけて滞っている理由はその間プレイしていたゲームのことごとくがダメ主人公で、マウスをクリックするたびにぼくをイラつかせてくれてくれたからなのですね。
これが心身ともに余裕があればダメ主人公の言動も苦笑するくらいで見ていられるのですが、疲労に苛まれた現況ではダメ主人公が行うちょっとしたことでもイラついて結局中断してしまう羽目になってしまうのです。
そんなわけで、ある日進めていたエロゲーを一旦中断して気分転換に批評空間の自分のデータをふらふらと見ていたのですが、ふと積みゲー一覧の中に回避POVなる項を見つけました。
ぼくは最近POVの入力を怠っていることもあってPOVについての新企画等にほとんど興味を持っていなかったのですが、もしぼくが自分で避けたいPOVとしてダメ主人公を入力すれば現在抱えている積みゲーの内どのゲームがダメ主人公が主役を張っているかすぐ分かり積みゲー崩しの一助になるのではと思いついたわけです。
それで早速避けたいPOVとして「主人公がダメ!」を登録してみたのですが、ある程度データ数が揃っているゲームのほとんどがダメ主人公のポイントが入ってしまい最初はややガッカリ・・・
といって全く参考にならないわけでもなくて、ゲーム総データ数の1割にダメ主人公ポイントが入っていればモノホンのダメ主人公ゲームと言ってしまって間違いないのではと閃いたのですね。
よってプレイしたユーザーのおおよそ2割強がダメ主人公と認定しているWHITE ALBUM2 ~closing chapter~(Leaf)やそれに及ばないまでも晴れときどきお天気雨(ぱれっと)などは生粋のダメ主人公ゲームなのでしょう。実際後者はたびたびぼくをイラつかせてインストールしてから2か月以上経つというのにいまだクリア出来ていないのですから(まあこれは主人公が一方的に悪いわけではないですが)
ただデータ数の少ないゲームについては当然誤差が出る可能性が大きくなるのは否定できません。今月に入って開始し積みゲー崩しが進まない一因となっているヨメ充(脳内彼女)もぼくが感じる限り相当のダメ主人公と思っているのですが意外に件数は高くないのですね。まあ一般ではこの程度の主人公ではダメと思われていない可能性が高いのかもしれませんが。
そんなダメ主人公耐性が極端に弱まっているぼくには少しでもダメ主人公に繋がる部分を排除したいというわけで、1点もPOVが入っていないゲームを選んで始めたのが神聖にして侵すべからず(PULLTOP)です。まあPULLTOPのゲームとダメ主人公はほとんど結びつかないしその点では安心しているのですが、問題はこのゲーム。評判が低いというより妙に印象が薄いところがあって、その原因がシナリオにあるのかそれとも何か別な部分にあるのか今のところ全く読み取れない(まあネタバレを恐れて感想に全く目を通していないこともあるのですが)のですね。まあプレイしてみればすぐ分かることなので、しばらくこのまま進めてみたいと思っています・・・
2012年09月21日
9月の発売予定表から
暑い夏もようやく峠を越え、秋競馬(エロゲー)のシーズン到来!といいたいところですが、量はともかく登録メンバーの質についてはそれほど上がってこない感は否めないところ。それでも今回デビューの話題馬を始めソコソコ注目を集めそうな馬の存在も。これといった穴馬の存在が見当たらないだけに、このまま人気どおり収まってしまう可能性は高そうですが、こんな時に限って思わぬ大穴が飛び込んできそうな気もして・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
彼女<あのコ>はオレからはなれない(戯画)
最近凡走続きの戯画厩舎だが、前走ではとうとう菊池政治騎乗のアクションRPGでも馬場掃除してしまった。そういった沈滞ムードを払拭したいところだが、調教(体験版)を見る限り変わり身には程遠い雰囲気。某ラノベを思わせる血統(設定)だが、こういった二番煎じはよほどリスペクトしていない限り凡走に終わってしまうことが多い。トレーナーはそこそこ経験を持っている面子を揃えたが、実績があるのは雪仁くらい。入着ならともかくそれ以上の成績となると少し厳しそう。
期待度 ★★
甘え母 希美(オーバードーズ)
特殊フェチで名を売ったオーバードーズだが今回はやや傾向が違う雰囲気。この厩舎が年増ヒロインを扱うのは初めてでそのあたりの手馴れてなさがどう出るかがカギだが、それをカバーすべき騎手(原画家)がこういった馬の騎乗に慣れていない点が不安。トレーナー(ライター)の経験に不足はないが、この厩舎の持ち味である抜きに陰りが出るようだと、いくらメンバーが軽くとも好走は望めない。今回は未知の部分が多く強気には推せない。
期待度 ★★
△おれつま!(CLOCKUP)
時に穴馬を出すCLOCKUP厩舎で一番怖いのがこういったバカ系の馬で、好走したえろげー! ~Hもゲームも開発三昧~と同トレーナー(ライター)ということで期待がかかる。ただ騎手がはまじま薫夫から代わったのは気がかりで、エロに関して見るとそれほど高望みは出来ないかもしれない。それでも人妻ものということでそれなりのレベルは保てるだろうし多彩なシチュを生かした笑いも楽しみ。展開に恵まれれば久しぶりの連対も狙えそう。
期待度 ★★★
かみデレ(きゃんでぃそふと)
ベテランながらほとんど有力厩舎から声の掛かることのなかった綾瀬はづきが初めて主戦騎手として騎乗。といっても今のきゃんでぃそふとが有力がどうかというと微妙なところだが・・・それはともかくヒロイン全員神様という血統をどこまで走り(シナリオ)に活かせるかがカギも、トレーナーがこれまで他厩舎で似たような血統を手掛けていて結果を出していない尾之上咲太では、エロには期待できても内容を含めてとなると躊躇せざるを得ない。ヒロインの数だけ揃えた凡馬というのが濃厚と見てここは消し。
期待度 ★★
ごっくんアスリート! 巨乳メダリストのおしゃぶり強化合宿(マリン)
オリンピックをネタにした割には微妙に出走(発売)時期を外した気がするが、それはともかくこの厩舎は似たような血統の馬を手掛けているだけにそれほど手はかからないだろう。ただ主戦騎手が変わってからめっきり勢いを無くして、最近は出走賞金の確保にも事欠く有様。血統的にも大きな変わり身があるとも思えず狙うには正直厳しい。
期待度 ★☆
Theガッツ! -マキシマム・マタニティ-(オーサリングヘブン)
ある意味競馬界の伝説となっているガッツ系から久しぶりの新馬が登場。記者もまさかこの血統の馬のコメントが書けるとは思っていなかっただけに感慨しきり。もちろん馬券に絡むなんて全く思っていないが「孕ませてガッツ!」の煽りだけで充分笑えたので問題なし。というか本当にタカさんが妊娠するかどうか気になって仕方ない。それはともかく騎手が川崎恵からまめに替わってしまったのが少々気にかかる。ショタ系ばかり騎乗してきたまめ氏とガッツ系の馬ではやはり手が合わない気がするし、それに伴いタカさんのマッシブ度が落ちた気がするのも記者的に残念。まあレースと関係なく独自の戦いをするので問題ないかもしれませんが。
期待度 ★
△シンクライアント(Boost5)
厩舎デビュー戦となるが、シュタゲでトレーナーの一翼を担った谷崎央佳を迎えて注目度は高い。ただシュタゲの好走はメイントレーナーの林通孝氏の力によるものと思われる節もあり、騎手が全くの新人で自分の力だけで勝負しなければならない今回のレースはまさしく試金石。それでも同系厩舎のFLATが最近勢いを付けており、好走の条件は整っている。調教を見た限りは正直ピンとこない部分が多いが、これは記者がこういったタイプの馬の見極めを得意としていないためで周囲の評価は悪くない。後は風呂敷をどう畳めるかだが、推理でなくサスペンスと謳っているだけにその点についてはあまり期待できなさそう。未知な部分が多いだけに連穴で狙うというのが妥当なところかもしれない。
期待度 ★★★
〇Zero Infinity Devil of Maxwell(light)
最近のlightの主流血統となっているバトル系でトレーナーはVermilion -Bind of Blood-で組んだ昏式龍也と高濱亮のコンビ。厩舎の過去の問題から少なからず陰口を叩かれている部分はあるが、それなりの時計でいつも走っている点については評価したい。調教ではちょっと読めない部分が多いが、ヒロインの数などを考えれば少なくとも心配される馬体重(容量)の少なさについては杞憂に終わりそう。これで終盤風呂敷が上手く畳めれば頭まで狙えそうだが、そこまで望まなくとも上位には食い込めそうな雰囲気。逆転まで充分狙える能力はあると見て対抗視。
期待度 ★★★★
痴漢のライセンス(C:drive)
この厩舎には珍しい凌辱血統。といっても痴漢系となると大抵バカ風味となってしまうし、トレーナーもバカ系の馬を手掛けるはまむらとしきりとなるとこれまでのC:driveが輩出してきた馬と結果的には変わらないということになってしまうかもしれない。といっても最近のC:driveは成績自体が地味。騎手もベテランながらこれまた地味な皇裕介で上位進出を目指すにはやや厳しい布陣。出走賞金確保にも汲々しそうな雰囲気ではとても狙えない。
期待度 ★☆
九十九の奏 欠け月の夜想曲(SkyFish)
この厩舎がさえき北都を鞍上に起用するのは久しぶり。活躍馬を出せていないSkyFishだが、最近乗っている騎手を起用してきたところに、変わり身の気配を感じさせてくれるのは事実。ただ調教を見る限り騎手の能力を生かし切っているかというとやや不満。話を引っぱる牽引力を持っていそうな雰囲気なのは確かだが、脚元(システム)に不安を抱えていそうなのもマイナス材料。姉妹厩舎がそれなりの結果を残してきているだけに本家の意地を見せたいところだが、入着があれば上出来といったところが妥当な線。
期待度 ★★
◎辻堂さんの純愛ロード(みなとカーニバル)
みなとそふとの姉妹厩舎というと高苗京鈴を起用しながら思ったほど走れなかった俺の彼女はヒトでなしの印象が過ぎってしまうが、今回つよきす3学期でファンをアッと言わせたさかき傘をトレーナーで起用しタカヒロが全体を把握とフォロー態勢は充分。タカヒロが一番得意とする強気女上位ものということで、まさかハズレはないはず。騎手のみこしまつり起用も馬の雰囲気にピッタリ。タカヒロ企画で走るかどうかはラシックス(声優)の使用度合だが、中価格帯の馬だけに真剣で私に恋しなさいほどでないもののなかなか豪華な面々。これなら人気でも逆らえないか。
期待度 ★★★★
特別授業3SLG(BISHOP)
凌辱の皮をかぶった天然バカという印象の強いBISHOPの馬だが、それでも騎手の力量を活かしての抜きに特長を持っているのは確か。ただ今回は調教シミュレーションということで肝心の抜きの点で陰りが出てこないか心配はある。厩舎もシミュレーション系の馬を手掛けるのは初めてであり、新しい分野に挑もうとする意欲は買いたいが、いきなり好走となると難しいかもしれない。
期待度 ★★☆
寝取られの学園 輪廻るサクリファイス(FlyingShine黒)
この厩舎としてはおよそ4年ぶりという久々の出走。その休養前のココロノは当時ブームとなりつつあったヤンデレヒロインという狂気系血統だったが、今回はこれまた秘かなブームとなっているNTR系。このあたり時代の流れを見るに敏な厩舎の戦略が見て取れるがNTR系は仕上げに難しいところがあって、初戦から好走はなかなか望みづらいのは確か。凌辱系の馬と手が合うベテラン吉野恵子が手綱を握るのは心強いが順当に考えれば今回は様子見したい。
期待度 ★★☆
パパラブ2軒目 私たちみ~んな、お父さん大好き!(ブルーゲイル)
思わぬ好走で最近のブルゲでは一番の出世馬となった父の直仔(続編)。攻略できる娘たちは一新されたが続編を謳う以上内容は変わりないはず。もちろん走り(シナリオ)についてはそれほど期待できないだろうが、どこまで娘たちの可愛さで戦えるかがカギ。調教を見る限りその点については抜かりはなさそうだが、ただヒロインに一人くらい未熟な幼馬(ロリ)がいても良かった気がする。この馬なりに持ち時計分は走ってくれそうだが、後は対戦メンバーとの力加減。常識的には馬券に絡めるかどうかは微妙なところ。
期待度 ★★★
△ピュアガール(フロントウイング)
グリザイアの果実の大駆けが印象に残るフロントウイングが今度は新たに抜き系の馬をデビューさせてきた。血統を見る限り凌辱寄りと思いきやなぜか萌えゲー風味のイチャラブ路線。ヒロインの可愛さとその変態シチュとのギャップがどこまでファンに受け入れられるかは微妙だが、最近萌え系でありながらエロの濃さをウリにする馬の好走が目立つだけに目の付け所は悪くない。ただ騎手は同厩舎で同じ抜き系のジブリール一族の手綱を握る空中幼彩と比べるとやや格落ちの感。トレーナーはまずまず実績のある面々を集めたが、どこまで走りで牽引できるかどうか。
期待度 ★★★
僕の目の前で××される彼女(アイル)
前レースを回避し万全の態勢を整えたと言いたいところだが、その分対戦相手は強力となった。コメントについては前レースの予想で取り上げただけに深くは触れないが、古豪厩舎とはいえ最近思ったほど走れていないだけに大きく変われるかというと流行のNTRで挑むとはいえやはり厳しい。こういった凌辱系では珍しい姫川あいりをラシックスのメイン(ヒロイン)に起用というのは目新しく意気込みは感じさせるが、もう一つくらい強調材料が欲しい。
期待度 ★★☆
△門を守るお仕事(ソフトハウスキャラ)
前走BUNNYBLACK2の走りでようやく不振を脱する気配を感じさせたキャラの最新馬。今回主戦騎手の佐々木珠流起用で更なる前進を目指す。調教を見る限りやや気難しいところが感じられるのが心配だが、この厩舎好走のカギとなる中毒性に関してはまずまず楽しめそう。凌辱になりそうな雰囲気をいつも覆す生温いほのぼのさはもはやファンに周知されてきているだけに心配なし。巣作りドラゴンの再現となるとちょっと厳しいかもしれないが、選択肢のほとんどがクリアするにほとんど意味をなさないというようなことがない限り久しぶりの上位進出も。
期待度 ★★★☆
優しい魔法の唱え方(Felicia)
フリーになって初戦が馬に恵まれず凡走に終わったむつみまさとが、今回秋乃武彦とコンビを組んで新厩舎から出直しを図る。ただ好走例が少ない魔法学園もので、トレーナーが前走で馬脚を表した印象のあるtiroとなると期待するのは厳しい。メインヒロインの可愛さが光るのは救いだが、逆に他のヒロインがそれほど魅力に感じないというのは難。ラシックス(声優)を見てもメインヒロイン一点突破が濃厚そうだが、成功するかどうかとなると難しそうでここは消し。
期待度 ★☆
▲Re:birth colony -Lost azurite-(あっぷりけ)
フェイクアズール・アーコロジーの好走の印象が強い浅海朝美&森崎亮人コンビが再び同系馬で再現を狙った形。舌足らずな部分が目立った前走の欠点を少なからず解消してくるとなればまだ時計を詰めてきても不思議はない。ただ最近一頃の勢いが見られず凡走続きのあかべぇ系列なだけに、その波に呑まれてしまうと直線馬群に沈む可能性も考えられる。あかべぇ系では比較的堅調なあっぷりけ厩舎で一流馬を多く手掛ける憲yukiが関わっているというのは心強いが、本命馬と比べると不安な部分が多く単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
LOVELY QUEST(HOOK)
入着には一歩足りないといった評価が定まりつつあったHOOKにしては前走の走りは上々の部類。新機軸のPITが好走の要因だったわけだが、今回ラブスマ活動と新ガーリートーキングがどこまで走りに貢献できるかがカギとなる。ただ肝心の走りについてがどうも今ひとつ。トレーナーの実績がこれまでのHOOKの馬の中では一番高く、大いに期待していただけにこれはやや想定外。HOOKの悪い部分が目立つ調教を見せられると、いくら新ガーリートーキングが機能したとしても好走は難しそう。
期待度 ★★
竜翼のメロディア(Whirlpool)
前走は水鏡まみずを起用して崩れたものの主戦騎手のてんまそが手綱を握ればそれなり着順に収めてくるのがWhirlpoolの強み。血統も変わらずファンタジー系で持ち時計なりには走ってくれそう。といっても馬券に絡むには能力的にあと一歩足りないというのも事実。トレーナーが高嶋栄二&大三元のコンビの成績もコンスタントに入着は果たしているが大駆けの魅力となると乏しい。この厩舎得意のファンタジー系とハズレの少ない音楽系のニックスで、ラシックスに入場(ヴォーカル)曲で定評のある榊原ゆい&佐藤しずくを起用とスキのない布陣は魅力も、馬券となると押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
人気だがさかき傘とタカヒロという強力タッグが魅力の辻堂さんの純愛ロードがやはり本命。といっても人気ほど他馬との差は感じない。近走堅実なlightが自信を持って送り出すZero Infinity Devil of Maxwellが逆転候補の筆頭。最近勢いを失くしているあかべぇ系ながら以前好走した馬と同系のRe:birth colony -Lost azurite-も実績的に食い込んでもおかしくない。他では久々に走りそうなムードを感じさせる門を守るお仕事に未知数な部分の多さが逆に不気味なシンクライアントに魅力を感じる。あと和姦抜き系のおれつま!・ピュアガールを押さえで少々狙いたい。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
彼女<あのコ>はオレからはなれない(戯画)
最近凡走続きの戯画厩舎だが、前走ではとうとう菊池政治騎乗のアクションRPGでも馬場掃除してしまった。そういった沈滞ムードを払拭したいところだが、調教(体験版)を見る限り変わり身には程遠い雰囲気。某ラノベを思わせる血統(設定)だが、こういった二番煎じはよほどリスペクトしていない限り凡走に終わってしまうことが多い。トレーナーはそこそこ経験を持っている面子を揃えたが、実績があるのは雪仁くらい。入着ならともかくそれ以上の成績となると少し厳しそう。
期待度 ★★
甘え母 希美(オーバードーズ)
特殊フェチで名を売ったオーバードーズだが今回はやや傾向が違う雰囲気。この厩舎が年増ヒロインを扱うのは初めてでそのあたりの手馴れてなさがどう出るかがカギだが、それをカバーすべき騎手(原画家)がこういった馬の騎乗に慣れていない点が不安。トレーナー(ライター)の経験に不足はないが、この厩舎の持ち味である抜きに陰りが出るようだと、いくらメンバーが軽くとも好走は望めない。今回は未知の部分が多く強気には推せない。
期待度 ★★
△おれつま!(CLOCKUP)
時に穴馬を出すCLOCKUP厩舎で一番怖いのがこういったバカ系の馬で、好走したえろげー! ~Hもゲームも開発三昧~と同トレーナー(ライター)ということで期待がかかる。ただ騎手がはまじま薫夫から代わったのは気がかりで、エロに関して見るとそれほど高望みは出来ないかもしれない。それでも人妻ものということでそれなりのレベルは保てるだろうし多彩なシチュを生かした笑いも楽しみ。展開に恵まれれば久しぶりの連対も狙えそう。
期待度 ★★★
かみデレ(きゃんでぃそふと)
ベテランながらほとんど有力厩舎から声の掛かることのなかった綾瀬はづきが初めて主戦騎手として騎乗。といっても今のきゃんでぃそふとが有力がどうかというと微妙なところだが・・・それはともかくヒロイン全員神様という血統をどこまで走り(シナリオ)に活かせるかがカギも、トレーナーがこれまで他厩舎で似たような血統を手掛けていて結果を出していない尾之上咲太では、エロには期待できても内容を含めてとなると躊躇せざるを得ない。ヒロインの数だけ揃えた凡馬というのが濃厚と見てここは消し。
期待度 ★★
ごっくんアスリート! 巨乳メダリストのおしゃぶり強化合宿(マリン)
オリンピックをネタにした割には微妙に出走(発売)時期を外した気がするが、それはともかくこの厩舎は似たような血統の馬を手掛けているだけにそれほど手はかからないだろう。ただ主戦騎手が変わってからめっきり勢いを無くして、最近は出走賞金の確保にも事欠く有様。血統的にも大きな変わり身があるとも思えず狙うには正直厳しい。
期待度 ★☆
Theガッツ! -マキシマム・マタニティ-(オーサリングヘブン)
ある意味競馬界の伝説となっているガッツ系から久しぶりの新馬が登場。記者もまさかこの血統の馬のコメントが書けるとは思っていなかっただけに感慨しきり。もちろん馬券に絡むなんて全く思っていないが「孕ませてガッツ!」の煽りだけで充分笑えたので問題なし。というか本当にタカさんが妊娠するかどうか気になって仕方ない。それはともかく騎手が川崎恵からまめに替わってしまったのが少々気にかかる。ショタ系ばかり騎乗してきたまめ氏とガッツ系の馬ではやはり手が合わない気がするし、それに伴いタカさんのマッシブ度が落ちた気がするのも記者的に残念。まあレースと関係なく独自の戦いをするので問題ないかもしれませんが。
期待度 ★
△シンクライアント(Boost5)
厩舎デビュー戦となるが、シュタゲでトレーナーの一翼を担った谷崎央佳を迎えて注目度は高い。ただシュタゲの好走はメイントレーナーの林通孝氏の力によるものと思われる節もあり、騎手が全くの新人で自分の力だけで勝負しなければならない今回のレースはまさしく試金石。それでも同系厩舎のFLATが最近勢いを付けており、好走の条件は整っている。調教を見た限りは正直ピンとこない部分が多いが、これは記者がこういったタイプの馬の見極めを得意としていないためで周囲の評価は悪くない。後は風呂敷をどう畳めるかだが、推理でなくサスペンスと謳っているだけにその点についてはあまり期待できなさそう。未知な部分が多いだけに連穴で狙うというのが妥当なところかもしれない。
期待度 ★★★
〇Zero Infinity Devil of Maxwell(light)
最近のlightの主流血統となっているバトル系でトレーナーはVermilion -Bind of Blood-で組んだ昏式龍也と高濱亮のコンビ。厩舎の過去の問題から少なからず陰口を叩かれている部分はあるが、それなりの時計でいつも走っている点については評価したい。調教ではちょっと読めない部分が多いが、ヒロインの数などを考えれば少なくとも心配される馬体重(容量)の少なさについては杞憂に終わりそう。これで終盤風呂敷が上手く畳めれば頭まで狙えそうだが、そこまで望まなくとも上位には食い込めそうな雰囲気。逆転まで充分狙える能力はあると見て対抗視。
期待度 ★★★★
痴漢のライセンス(C:drive)
この厩舎には珍しい凌辱血統。といっても痴漢系となると大抵バカ風味となってしまうし、トレーナーもバカ系の馬を手掛けるはまむらとしきりとなるとこれまでのC:driveが輩出してきた馬と結果的には変わらないということになってしまうかもしれない。といっても最近のC:driveは成績自体が地味。騎手もベテランながらこれまた地味な皇裕介で上位進出を目指すにはやや厳しい布陣。出走賞金確保にも汲々しそうな雰囲気ではとても狙えない。
期待度 ★☆
九十九の奏 欠け月の夜想曲(SkyFish)
この厩舎がさえき北都を鞍上に起用するのは久しぶり。活躍馬を出せていないSkyFishだが、最近乗っている騎手を起用してきたところに、変わり身の気配を感じさせてくれるのは事実。ただ調教を見る限り騎手の能力を生かし切っているかというとやや不満。話を引っぱる牽引力を持っていそうな雰囲気なのは確かだが、脚元(システム)に不安を抱えていそうなのもマイナス材料。姉妹厩舎がそれなりの結果を残してきているだけに本家の意地を見せたいところだが、入着があれば上出来といったところが妥当な線。
期待度 ★★
◎辻堂さんの純愛ロード(みなとカーニバル)
みなとそふとの姉妹厩舎というと高苗京鈴を起用しながら思ったほど走れなかった俺の彼女はヒトでなしの印象が過ぎってしまうが、今回つよきす3学期でファンをアッと言わせたさかき傘をトレーナーで起用しタカヒロが全体を把握とフォロー態勢は充分。タカヒロが一番得意とする強気女上位ものということで、まさかハズレはないはず。騎手のみこしまつり起用も馬の雰囲気にピッタリ。タカヒロ企画で走るかどうかはラシックス(声優)の使用度合だが、中価格帯の馬だけに真剣で私に恋しなさいほどでないもののなかなか豪華な面々。これなら人気でも逆らえないか。
期待度 ★★★★
特別授業3SLG(BISHOP)
凌辱の皮をかぶった天然バカという印象の強いBISHOPの馬だが、それでも騎手の力量を活かしての抜きに特長を持っているのは確か。ただ今回は調教シミュレーションということで肝心の抜きの点で陰りが出てこないか心配はある。厩舎もシミュレーション系の馬を手掛けるのは初めてであり、新しい分野に挑もうとする意欲は買いたいが、いきなり好走となると難しいかもしれない。
期待度 ★★☆
寝取られの学園 輪廻るサクリファイス(FlyingShine黒)
この厩舎としてはおよそ4年ぶりという久々の出走。その休養前のココロノは当時ブームとなりつつあったヤンデレヒロインという狂気系血統だったが、今回はこれまた秘かなブームとなっているNTR系。このあたり時代の流れを見るに敏な厩舎の戦略が見て取れるがNTR系は仕上げに難しいところがあって、初戦から好走はなかなか望みづらいのは確か。凌辱系の馬と手が合うベテラン吉野恵子が手綱を握るのは心強いが順当に考えれば今回は様子見したい。
期待度 ★★☆
パパラブ2軒目 私たちみ~んな、お父さん大好き!(ブルーゲイル)
思わぬ好走で最近のブルゲでは一番の出世馬となった父の直仔(続編)。攻略できる娘たちは一新されたが続編を謳う以上内容は変わりないはず。もちろん走り(シナリオ)についてはそれほど期待できないだろうが、どこまで娘たちの可愛さで戦えるかがカギ。調教を見る限りその点については抜かりはなさそうだが、ただヒロインに一人くらい未熟な幼馬(ロリ)がいても良かった気がする。この馬なりに持ち時計分は走ってくれそうだが、後は対戦メンバーとの力加減。常識的には馬券に絡めるかどうかは微妙なところ。
期待度 ★★★
△ピュアガール(フロントウイング)
グリザイアの果実の大駆けが印象に残るフロントウイングが今度は新たに抜き系の馬をデビューさせてきた。血統を見る限り凌辱寄りと思いきやなぜか萌えゲー風味のイチャラブ路線。ヒロインの可愛さとその変態シチュとのギャップがどこまでファンに受け入れられるかは微妙だが、最近萌え系でありながらエロの濃さをウリにする馬の好走が目立つだけに目の付け所は悪くない。ただ騎手は同厩舎で同じ抜き系のジブリール一族の手綱を握る空中幼彩と比べるとやや格落ちの感。トレーナーはまずまず実績のある面々を集めたが、どこまで走りで牽引できるかどうか。
期待度 ★★★
僕の目の前で××される彼女(アイル)
前レースを回避し万全の態勢を整えたと言いたいところだが、その分対戦相手は強力となった。コメントについては前レースの予想で取り上げただけに深くは触れないが、古豪厩舎とはいえ最近思ったほど走れていないだけに大きく変われるかというと流行のNTRで挑むとはいえやはり厳しい。こういった凌辱系では珍しい姫川あいりをラシックスのメイン(ヒロイン)に起用というのは目新しく意気込みは感じさせるが、もう一つくらい強調材料が欲しい。
期待度 ★★☆
△門を守るお仕事(ソフトハウスキャラ)
前走BUNNYBLACK2の走りでようやく不振を脱する気配を感じさせたキャラの最新馬。今回主戦騎手の佐々木珠流起用で更なる前進を目指す。調教を見る限りやや気難しいところが感じられるのが心配だが、この厩舎好走のカギとなる中毒性に関してはまずまず楽しめそう。凌辱になりそうな雰囲気をいつも覆す生温いほのぼのさはもはやファンに周知されてきているだけに心配なし。巣作りドラゴンの再現となるとちょっと厳しいかもしれないが、選択肢のほとんどがクリアするにほとんど意味をなさないというようなことがない限り久しぶりの上位進出も。
期待度 ★★★☆
優しい魔法の唱え方(Felicia)
フリーになって初戦が馬に恵まれず凡走に終わったむつみまさとが、今回秋乃武彦とコンビを組んで新厩舎から出直しを図る。ただ好走例が少ない魔法学園もので、トレーナーが前走で馬脚を表した印象のあるtiroとなると期待するのは厳しい。メインヒロインの可愛さが光るのは救いだが、逆に他のヒロインがそれほど魅力に感じないというのは難。ラシックス(声優)を見てもメインヒロイン一点突破が濃厚そうだが、成功するかどうかとなると難しそうでここは消し。
期待度 ★☆
▲Re:birth colony -Lost azurite-(あっぷりけ)
フェイクアズール・アーコロジーの好走の印象が強い浅海朝美&森崎亮人コンビが再び同系馬で再現を狙った形。舌足らずな部分が目立った前走の欠点を少なからず解消してくるとなればまだ時計を詰めてきても不思議はない。ただ最近一頃の勢いが見られず凡走続きのあかべぇ系列なだけに、その波に呑まれてしまうと直線馬群に沈む可能性も考えられる。あかべぇ系では比較的堅調なあっぷりけ厩舎で一流馬を多く手掛ける憲yukiが関わっているというのは心強いが、本命馬と比べると不安な部分が多く単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆
LOVELY QUEST(HOOK)
入着には一歩足りないといった評価が定まりつつあったHOOKにしては前走の走りは上々の部類。新機軸のPITが好走の要因だったわけだが、今回ラブスマ活動と新ガーリートーキングがどこまで走りに貢献できるかがカギとなる。ただ肝心の走りについてがどうも今ひとつ。トレーナーの実績がこれまでのHOOKの馬の中では一番高く、大いに期待していただけにこれはやや想定外。HOOKの悪い部分が目立つ調教を見せられると、いくら新ガーリートーキングが機能したとしても好走は難しそう。
期待度 ★★
竜翼のメロディア(Whirlpool)
前走は水鏡まみずを起用して崩れたものの主戦騎手のてんまそが手綱を握ればそれなり着順に収めてくるのがWhirlpoolの強み。血統も変わらずファンタジー系で持ち時計なりには走ってくれそう。といっても馬券に絡むには能力的にあと一歩足りないというのも事実。トレーナーが高嶋栄二&大三元のコンビの成績もコンスタントに入着は果たしているが大駆けの魅力となると乏しい。この厩舎得意のファンタジー系とハズレの少ない音楽系のニックスで、ラシックスに入場(ヴォーカル)曲で定評のある榊原ゆい&佐藤しずくを起用とスキのない布陣は魅力も、馬券となると押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
人気だがさかき傘とタカヒロという強力タッグが魅力の辻堂さんの純愛ロードがやはり本命。といっても人気ほど他馬との差は感じない。近走堅実なlightが自信を持って送り出すZero Infinity Devil of Maxwellが逆転候補の筆頭。最近勢いを失くしているあかべぇ系ながら以前好走した馬と同系のRe:birth colony -Lost azurite-も実績的に食い込んでもおかしくない。他では久々に走りそうなムードを感じさせる門を守るお仕事に未知数な部分の多さが逆に不気味なシンクライアントに魅力を感じる。あと和姦抜き系のおれつま!・ピュアガールを押さえで少々狙いたい。
2012年09月13日
次に期待したいと思わせる一本
今月に入ってからほぼ休日返上で働いています。
ぼくはお世辞にも仕事人間でないわけで、これまでのんびりというより自堕落な生活をずっと送ってきたわけですが、そんなぼくが一生分の勤勉を使い果たしているようなワーカホリックぶりを見せているというのは昔のぼくを知る人からするとさぞ信じられない気分でいることでしょう。
そんなわけで積みゲーを崩すヒマもないと言いたいところなのですが、それでも短いゲームからコツコツをというわけで、1本道でシナリオ容量も少ないという評判の波間の国のファウスト(bitterdrop)をクリアしました。といってもおまけのHシーンについてはまだ全部見ていなくて完全クリアとはいえないのですが、取りあえず今回は本編の感想について語ってみようかと思っています。
このゲーム。6月戦線の本紙予想では対抗印を打ったのですが、前評判はそれほど高いゲームではありませんでした。そんな中でえれくと!(アストロノーツ)と並ぶ高い評価を得ていてぼく的にはホッとしているのですが、ただ6月は目ぼしいゲームの発売が少なく展開に助けられた面もあっての好走ではと穿って見ていたのも事実でした。
そして実際プレイした印象はややアクが強く万人に膾炙するものでないように感じられました。ただそれは題材によるものというより、ゲーム環境や声優の演技などについて手馴れていない感が否めずゲーム全体としての粗さを感じてしまったからです。特に一部キャラがどうも声質がそぐわず折角の緊張するシーンなのに何か気が抜けたように感じてしまったりして、これならいっそ声がない方がいいのではと思ったくらいです。まあこのあたりは実力派声優を起用すれば解決することなのかもしれませんが、それよりもゲームの容量等の点を含めディレクターの経験値を増やすほうが先決なのかもしれません。
さてこのゲームの題材は経済と謳っていて一見とっつきにくさを感じるかもしれません。実際ぼくも経済というと拒否反応しかなくて、恐る恐るといった感じでゲームを始めたものですが、内容は高度というほどではなくて雰囲気だけ掴んでいれば充分内容は理解できるような気がします。といってもぼくの経済知識なんて宮川総一郎の株マンガで得た知識ですから大きく偏っているのですが・・・それはともかくこのゲームの一番の見どころといえば、ぼくが思うに和彦とのマネー戦争でしょう。このあたりは、ぼくが「マネーウォーズ」に影響されているかもしれませんが、相場を舞台とした虚虚実実の動きは非常に燃えるものがあるのですね。
それだけに締めである第4章でそのような熱い展開が用意されていなかったのはやや惜しまれるところ。このゲームのもう一つのテーマである「過去の絆を取り戻す」といった意味だけ取れば妥当な結末なように感じるかもしれませんが、主人公たちが負けはしなかったとはいえ完全な勝利を得ずに半ば手仕舞いしてしまったような展開は最後まで熱い騙し騙されあいのマネーウォーズを期待していたぼくにとっては拍子抜けでした。まあこういった題材のゲームに勧善懲悪もないのですが、主人公や白亜には大敗してもいいから大勝負を打って欲しかった気がしてならなかったです。
それでも全体的には充分面白くて批評空間でそれなりの評価を得ているのも充分納得がいく内容です。メインヒロインやサブキャラの魅力がやや薄かった嫌いはあるのですが、それでも凪が可愛く感じられたので収支は充分取れています。次作に大いに期待できるといった意味でもなかなか拾い物をしたという気分にさせられた作品でした。
ぼくはお世辞にも仕事人間でないわけで、これまでのんびりというより自堕落な生活をずっと送ってきたわけですが、そんなぼくが一生分の勤勉を使い果たしているようなワーカホリックぶりを見せているというのは昔のぼくを知る人からするとさぞ信じられない気分でいることでしょう。
そんなわけで積みゲーを崩すヒマもないと言いたいところなのですが、それでも短いゲームからコツコツをというわけで、1本道でシナリオ容量も少ないという評判の波間の国のファウスト(bitterdrop)をクリアしました。といってもおまけのHシーンについてはまだ全部見ていなくて完全クリアとはいえないのですが、取りあえず今回は本編の感想について語ってみようかと思っています。
このゲーム。6月戦線の本紙予想では対抗印を打ったのですが、前評判はそれほど高いゲームではありませんでした。そんな中でえれくと!(アストロノーツ)と並ぶ高い評価を得ていてぼく的にはホッとしているのですが、ただ6月は目ぼしいゲームの発売が少なく展開に助けられた面もあっての好走ではと穿って見ていたのも事実でした。
そして実際プレイした印象はややアクが強く万人に膾炙するものでないように感じられました。ただそれは題材によるものというより、ゲーム環境や声優の演技などについて手馴れていない感が否めずゲーム全体としての粗さを感じてしまったからです。特に一部キャラがどうも声質がそぐわず折角の緊張するシーンなのに何か気が抜けたように感じてしまったりして、これならいっそ声がない方がいいのではと思ったくらいです。まあこのあたりは実力派声優を起用すれば解決することなのかもしれませんが、それよりもゲームの容量等の点を含めディレクターの経験値を増やすほうが先決なのかもしれません。
さてこのゲームの題材は経済と謳っていて一見とっつきにくさを感じるかもしれません。実際ぼくも経済というと拒否反応しかなくて、恐る恐るといった感じでゲームを始めたものですが、内容は高度というほどではなくて雰囲気だけ掴んでいれば充分内容は理解できるような気がします。といってもぼくの経済知識なんて宮川総一郎の株マンガで得た知識ですから大きく偏っているのですが・・・それはともかくこのゲームの一番の見どころといえば、ぼくが思うに和彦とのマネー戦争でしょう。このあたりは、ぼくが「マネーウォーズ」に影響されているかもしれませんが、相場を舞台とした虚虚実実の動きは非常に燃えるものがあるのですね。
それだけに締めである第4章でそのような熱い展開が用意されていなかったのはやや惜しまれるところ。このゲームのもう一つのテーマである「過去の絆を取り戻す」といった意味だけ取れば妥当な結末なように感じるかもしれませんが、主人公たちが負けはしなかったとはいえ完全な勝利を得ずに半ば手仕舞いしてしまったような展開は最後まで熱い騙し騙されあいのマネーウォーズを期待していたぼくにとっては拍子抜けでした。まあこういった題材のゲームに勧善懲悪もないのですが、主人公や白亜には大敗してもいいから大勝負を打って欲しかった気がしてならなかったです。
それでも全体的には充分面白くて批評空間でそれなりの評価を得ているのも充分納得がいく内容です。メインヒロインやサブキャラの魅力がやや薄かった嫌いはあるのですが、それでも凪が可愛く感じられたので収支は充分取れています。次作に大いに期待できるといった意味でもなかなか拾い物をしたという気分にさせられた作品でした。
2012年09月03日
久々に投稿してみて
この前、久しぶりに取れた休みの日の事。
休日の日課としている積みゲー崩しをしていたのですが、どうも煮詰まってしまった感があってひとまず中断・・・したのはいいのですが、外に出る(パチンコに行くとも言う)には金も気力もなくふと思いついたのが批評空間のこと。
「そういえば最近、感想を投稿していないな・・・」
と思って自分の履歴を見たら、なんと5か月以上も投稿をサボっていました。
まあブログに書いた内容をそのまま批評空間に投稿すればこれだけ間が開くことはないのでしょうが、基本ぼくがブログに書く内容というのは感想というよりいわゆる「チラシの裏」のようなもの。いわば書きなぐった文章ともいえない乱文を、公の場である批評空間へそのまま投稿するというのはぼくとしてはかなり抵抗があるのです。
そんなわけで久々に投稿することを決意したことはいいのですが、プレイしていながら投稿していない数多くのゲームのリストを見ながら数分。そして過去ぼくがブログに載せた記事を読み返しゲームの内容を思い出しつつ選んだのは、評価としては最低ランクの中の一つであるbitter smile.(戯画)でした。
前にも言ったことがあるかもしれませんが、ゲームを誉める感想と貶す感想とどちらが文章を書きやすいかというと、ぼくは断然貶す感想の方です。
そして批評空間等で他のレビュアーさんの感想に目を通していてクスリとさせられる面白い感想というのも貶す感想がほとんどです。ただそういった感想を読んで面白いと思っても感心させられるというのは少ないわけで、ぼくが憧れているレビュアーさんというのは貶す感想が上手いタイプでなく、誉める感想を書くのが上手な方なのです。自分が面白かったゲームを決定的なネタバレなく他人に伝えるという芸当は正直ぼくには至難の業なのですね。だからぼくは評価の高いゲームを批評空間のような公の場に投稿するというのはなかなか決心がつかないのです。
まあそれはともかく、この機会に2~3本投稿しておこうかと思ったのですが、1本書き上げただけで力尽きてしまいました。さて次に批評空間に投稿できるのはいつのことになるやら・・・と思わないでもないですが、今度は貶す感想でなくて面白かったゲームの感想の投稿に挑戦したいと思います。そうでないと知らない人から見ると駄作ばかり選ってプレイしている奇特なエロゲーマーと思われかねませんのでね。
休日の日課としている積みゲー崩しをしていたのですが、どうも煮詰まってしまった感があってひとまず中断・・・したのはいいのですが、外に出る(パチンコに行くとも言う)には金も気力もなくふと思いついたのが批評空間のこと。
「そういえば最近、感想を投稿していないな・・・」
と思って自分の履歴を見たら、なんと5か月以上も投稿をサボっていました。
まあブログに書いた内容をそのまま批評空間に投稿すればこれだけ間が開くことはないのでしょうが、基本ぼくがブログに書く内容というのは感想というよりいわゆる「チラシの裏」のようなもの。いわば書きなぐった文章ともいえない乱文を、公の場である批評空間へそのまま投稿するというのはぼくとしてはかなり抵抗があるのです。
そんなわけで久々に投稿することを決意したことはいいのですが、プレイしていながら投稿していない数多くのゲームのリストを見ながら数分。そして過去ぼくがブログに載せた記事を読み返しゲームの内容を思い出しつつ選んだのは、評価としては最低ランクの中の一つであるbitter smile.(戯画)でした。
前にも言ったことがあるかもしれませんが、ゲームを誉める感想と貶す感想とどちらが文章を書きやすいかというと、ぼくは断然貶す感想の方です。
そして批評空間等で他のレビュアーさんの感想に目を通していてクスリとさせられる面白い感想というのも貶す感想がほとんどです。ただそういった感想を読んで面白いと思っても感心させられるというのは少ないわけで、ぼくが憧れているレビュアーさんというのは貶す感想が上手いタイプでなく、誉める感想を書くのが上手な方なのです。自分が面白かったゲームを決定的なネタバレなく他人に伝えるという芸当は正直ぼくには至難の業なのですね。だからぼくは評価の高いゲームを批評空間のような公の場に投稿するというのはなかなか決心がつかないのです。
まあそれはともかく、この機会に2~3本投稿しておこうかと思ったのですが、1本書き上げただけで力尽きてしまいました。さて次に批評空間に投稿できるのはいつのことになるやら・・・と思わないでもないですが、今度は貶す感想でなくて面白かったゲームの感想の投稿に挑戦したいと思います。そうでないと知らない人から見ると駄作ばかり選ってプレイしている奇特なエロゲーマーと思われかねませんのでね。
2012年08月29日
敷居の高さが魅力的?
今回は久方ぶりにプレイしたライアーソフトの新作平グモちゃん‐戦国下剋上物語‐について思いついたことをだらだらと語ってみようかと思います。
ぼくがライアーソフトのゲームをプレイするのもおおよそ5年ぶりくらいになるのですが、ではなぜぼくがライアーのゲームから足を遠のけてしまったかというとライアー擁するライターの一人である天野佑一氏がパッタリ新作を発表しなくなったからです。
まあ氏の晩年(といってしまうのは寂しいが)の作品はというと、どうにも食指の動くものではなくて購入を躊躇ってしまうものばかりだったのですが、それでも好きなライターの内の一人が全く作品をモノにしなくなったというのは寂しいもの・・・。特に最近はライアー=スチームバンクシリーズと思われている節もあり、古くからのライアーファンであるぼくとしては少なからず寂しい思いをしていました。
そんなライアーですが、今年に入って何か古の作風を思わせるようなゲームをリリースしてくれるようになりました。前作の屋上の百合霊さんは同じ百合ものということで百合ものの名品サフィズムの舷窓 を連想させたし、今回の平グモちゃんも歴史を舞台としているということであの行殺☆新選組と同じ臭いいや匂いが感じられたのです。
そしてこの平グモちゃんを実際にプレイしてみてぼくの想像はあながち間違っていないことが分かりました。まあライターが行殺☆新選組と同じ岩清水新一氏であることから、同じテイストであるのは当然のことなのかもしれませんが、今回の平グモちゃんは行殺では軽くなぞるだけだった歴史小説かと思わせるシナリオの味をより強くさせたといった意味でも、より岩清水新一氏の色が出ているのではないかと思うのですね。
そんなライターの趣味が色濃く出ている今回の作品なのですが、悪い部分でもいかにもライアーらしい色が出てしまっていて、その代表といえるのがエロゲーにはあるまじきといっていいくらいなエロの薄さでしょう。
というより、ぼくの長年のエロゲー歴でもこのゲームくらいエロさを感じなかったゲームはそんなにはありません。Keyのゲームが「エロなんて飾りですよ。」と茶化されるのをよく見かけるのですが、ぼくが思うには明らかにそれ以上のエロ薄というよりこれ程エロさを感じさせないHシーンは奇跡といっていいくらい・・・といってもこれは原画家が悪いというわけではないのです。実際原画家のLem氏は非常にいい仕事をしていて、いつもながらライアーはどこでこんな実力派絵師を見つけ出してくるのかと感心してしまうくらい。ということはこのエロの薄さはあえてライアーがそうしていると考えるのが自然なのですが、これは作品の題材的にエロが合わないためあえて極薄にしているのか、それとも他に理由があるのかぼくにはどうにも判断が付きません。
そしてもう一つライアーのゲームに於いて評判の悪いパートボイスについてですが、女性キャラはともかく男性キャラの声について言うとこれはパートボイスというよりもうエフェクト(効果音)といっても過言ではないくらい。何せ台詞は全く喋らずに数種類の声が合いの手のように入るだけなのですから・・・
まあ男性キャラの声なんてまともに聞いていないから一般のユーザーにとっては別に構わないのかもしれませんが、このゲームは女性キャラより男性の方が主役となっているわけですから肝心な場面くらい声優陣に熱演してもらいたいとぼくとしては思うのですね。
まあそういった不満点はともかく、ぼくがこのゲームを充分堪能したのは事実です。それにこのあたりの欠点はライアーのゲームをある程度プレイしていれば容易に想像できることですし・・・
ただそれでもこのゲームを楽しむにはある程度の戦国時代の知識が必要なのは確かなところ。その知識も室町末期の畿内情勢という少々ディープな所を要求するとあってそれなりにハードルが高いのですね。まあそれほど知識がなかったとしても、ある程度は雰囲気で人物像は掴めると思いますし、後半は織田信長や羽柴秀吉といったお馴染みの人物が活躍するとあってライアーファンなら充分楽しむことができるかもしれませんが。
そんなこのゲームの主役は松永弾正。戦国時代でも悪名高い人物の一人といっていい彼が主役というのは相当意表を突いた人選ですが、謎の多い人物といった意味では確かに物語として膨らませやすいキャラクターといえないこともない。
そういった意味で、ふんだんに用意された偽史(IF)ルートはこのゲーム一番のキモといってよく、色々な歴史の可能性を考えるといった作業は歴史小説家冥利に尽きるというもので、ライターが楽しみながら書いているというのが非常によくわかりました。
そして歴史の謎とされる「裏切り者を決して許さない織田信長が叛服常ない松永弾正をなぜ許したのか?」という回答も用意してくれたのも嬉しいところ。その答えもなんともライアーらしいものだったのですが、そういったおふざけもライターの歴史に対する造詣の深さがあってこそ生み出せるものでしょう。
というわけで、非常に狭いコースぎりぎりを突いた作品であり、このゲームを楽しむにはいくつものハードルを越えなければいけないのは間違いない。少なくとも松永弾正の事績くらいは知ってプレイして欲しいと思うのですが、まあライアーファンならそれくらい知っているのは常識と制作サイドは考えているのでしょうね。それが良いか悪いかはぼくには即答できないのですが・・・
ぼくがライアーソフトのゲームをプレイするのもおおよそ5年ぶりくらいになるのですが、ではなぜぼくがライアーのゲームから足を遠のけてしまったかというとライアー擁するライターの一人である天野佑一氏がパッタリ新作を発表しなくなったからです。
まあ氏の晩年(といってしまうのは寂しいが)の作品はというと、どうにも食指の動くものではなくて購入を躊躇ってしまうものばかりだったのですが、それでも好きなライターの内の一人が全く作品をモノにしなくなったというのは寂しいもの・・・。特に最近はライアー=スチームバンクシリーズと思われている節もあり、古くからのライアーファンであるぼくとしては少なからず寂しい思いをしていました。
そんなライアーですが、今年に入って何か古の作風を思わせるようなゲームをリリースしてくれるようになりました。前作の屋上の百合霊さんは同じ百合ものということで百合ものの名品サフィズムの舷窓 を連想させたし、今回の平グモちゃんも歴史を舞台としているということであの行殺☆新選組と同じ臭いいや匂いが感じられたのです。
そしてこの平グモちゃんを実際にプレイしてみてぼくの想像はあながち間違っていないことが分かりました。まあライターが行殺☆新選組と同じ岩清水新一氏であることから、同じテイストであるのは当然のことなのかもしれませんが、今回の平グモちゃんは行殺では軽くなぞるだけだった歴史小説かと思わせるシナリオの味をより強くさせたといった意味でも、より岩清水新一氏の色が出ているのではないかと思うのですね。
そんなライターの趣味が色濃く出ている今回の作品なのですが、悪い部分でもいかにもライアーらしい色が出てしまっていて、その代表といえるのがエロゲーにはあるまじきといっていいくらいなエロの薄さでしょう。
というより、ぼくの長年のエロゲー歴でもこのゲームくらいエロさを感じなかったゲームはそんなにはありません。Keyのゲームが「エロなんて飾りですよ。」と茶化されるのをよく見かけるのですが、ぼくが思うには明らかにそれ以上のエロ薄というよりこれ程エロさを感じさせないHシーンは奇跡といっていいくらい・・・といってもこれは原画家が悪いというわけではないのです。実際原画家のLem氏は非常にいい仕事をしていて、いつもながらライアーはどこでこんな実力派絵師を見つけ出してくるのかと感心してしまうくらい。ということはこのエロの薄さはあえてライアーがそうしていると考えるのが自然なのですが、これは作品の題材的にエロが合わないためあえて極薄にしているのか、それとも他に理由があるのかぼくにはどうにも判断が付きません。
そしてもう一つライアーのゲームに於いて評判の悪いパートボイスについてですが、女性キャラはともかく男性キャラの声について言うとこれはパートボイスというよりもうエフェクト(効果音)といっても過言ではないくらい。何せ台詞は全く喋らずに数種類の声が合いの手のように入るだけなのですから・・・
まあ男性キャラの声なんてまともに聞いていないから一般のユーザーにとっては別に構わないのかもしれませんが、このゲームは女性キャラより男性の方が主役となっているわけですから肝心な場面くらい声優陣に熱演してもらいたいとぼくとしては思うのですね。
まあそういった不満点はともかく、ぼくがこのゲームを充分堪能したのは事実です。それにこのあたりの欠点はライアーのゲームをある程度プレイしていれば容易に想像できることですし・・・
ただそれでもこのゲームを楽しむにはある程度の戦国時代の知識が必要なのは確かなところ。その知識も室町末期の畿内情勢という少々ディープな所を要求するとあってそれなりにハードルが高いのですね。まあそれほど知識がなかったとしても、ある程度は雰囲気で人物像は掴めると思いますし、後半は織田信長や羽柴秀吉といったお馴染みの人物が活躍するとあってライアーファンなら充分楽しむことができるかもしれませんが。
そんなこのゲームの主役は松永弾正。戦国時代でも悪名高い人物の一人といっていい彼が主役というのは相当意表を突いた人選ですが、謎の多い人物といった意味では確かに物語として膨らませやすいキャラクターといえないこともない。
そういった意味で、ふんだんに用意された偽史(IF)ルートはこのゲーム一番のキモといってよく、色々な歴史の可能性を考えるといった作業は歴史小説家冥利に尽きるというもので、ライターが楽しみながら書いているというのが非常によくわかりました。
そして歴史の謎とされる「裏切り者を決して許さない織田信長が叛服常ない松永弾正をなぜ許したのか?」という回答も用意してくれたのも嬉しいところ。その答えもなんともライアーらしいものだったのですが、そういったおふざけもライターの歴史に対する造詣の深さがあってこそ生み出せるものでしょう。
というわけで、非常に狭いコースぎりぎりを突いた作品であり、このゲームを楽しむにはいくつものハードルを越えなければいけないのは間違いない。少なくとも松永弾正の事績くらいは知ってプレイして欲しいと思うのですが、まあライアーファンならそれくらい知っているのは常識と制作サイドは考えているのでしょうね。それが良いか悪いかはぼくには即答できないのですが・・・
2012年08月22日
金の掛かった仕事の成果
以前からプレイしていた真剣で私に恋しなさい!S(みなとそふと)がようやくクリア出来ました。思いがけずクリアまで時間が掛かった理由はFDにしては非常に充実した内容だったことでしょう。本編のメイン格ヒロイン5人のアフターに加えて、人気サブヒロインのシナリオに新たに加わったヒロインのシナリオとその旺盛なサービス精神はもはや他のメーカーの追随を許さないといったところで、またその豊富なHシーンに目移りしてなかなかゲームが進行しないといった具合でもはやお腹いっぱいといったくらい。
ただそんなメーカーの大盤振る舞いとも思えるサービスの割に批評空間では意外やネガティブ評が多いのですね。今でこそ中央値が80点近くに浮上するなど評価が上向いているのですが、ゲーム発売当初はネガティブ評価の勢いの方が強かった覚えがあります。ぼく的にはメーカーの力の入れ具合と実際のゲームのデキを考えれば、ネガティブな評価してしまうのは制作陣にちょっと酷なのではと思わないでもないのですが・・・
ただネガティブ評をしたくなってしまいたくなる理由も分からないでもないです。というのもこのゲーム、本編でも大概登場人物が多かったのですが、FDになって梁山泊やら西方十勇士やら新キャラを再び大量投入したため世界観は広がった代わりにどうも散漫になってしまった印象が否めないのです。この影響をモロに受けたのが本編のヒロインたち。見せ場はそれなりにあるのですが、各ヒロインのアフターを見ると新たに加わったヒロインたちに比べるとどうにも貧弱で寂しい内容。確かにFDというと新キャラやヒロインに昇格したサブキャラに目移りしてしまい本編のヒロインが割を食うというのはよくある話なのですが、このゲームに関してはそれが大きすぎる気がするのですね。
それでいて新キャラの中ではエース格といえる義経(ついでに言えば大友も)が攻略できないとなると文句が言いたくなるというもの。ぼく的にも松永燕や紋白より義経の方が好みのキャラであり、これだけのキャラが攻略できるというのに彼女が非攻略というのは画竜点睛を欠くと言われても仕方ないかと・・・
ただよく考えるとこのFDはいわゆる「まじこいワールド」を広げるお祭り的なものであり、制作陣はヒロイン萌えについてはあまり考慮していなかったのかもしれません。好みのヒロインとイチャラブしたいという部分では満足に至らないとしても、「まじこい」の世界観を楽しむといった意味では充分であり総体的にはメーカーの意気込みは感じ取れた良質のFDだったと思います。
ただそんなメーカーの大盤振る舞いとも思えるサービスの割に批評空間では意外やネガティブ評が多いのですね。今でこそ中央値が80点近くに浮上するなど評価が上向いているのですが、ゲーム発売当初はネガティブ評価の勢いの方が強かった覚えがあります。ぼく的にはメーカーの力の入れ具合と実際のゲームのデキを考えれば、ネガティブな評価してしまうのは制作陣にちょっと酷なのではと思わないでもないのですが・・・
ただネガティブ評をしたくなってしまいたくなる理由も分からないでもないです。というのもこのゲーム、本編でも大概登場人物が多かったのですが、FDになって梁山泊やら西方十勇士やら新キャラを再び大量投入したため世界観は広がった代わりにどうも散漫になってしまった印象が否めないのです。この影響をモロに受けたのが本編のヒロインたち。見せ場はそれなりにあるのですが、各ヒロインのアフターを見ると新たに加わったヒロインたちに比べるとどうにも貧弱で寂しい内容。確かにFDというと新キャラやヒロインに昇格したサブキャラに目移りしてしまい本編のヒロインが割を食うというのはよくある話なのですが、このゲームに関してはそれが大きすぎる気がするのですね。
それでいて新キャラの中ではエース格といえる義経(ついでに言えば大友も)が攻略できないとなると文句が言いたくなるというもの。ぼく的にも松永燕や紋白より義経の方が好みのキャラであり、これだけのキャラが攻略できるというのに彼女が非攻略というのは画竜点睛を欠くと言われても仕方ないかと・・・
ただよく考えるとこのFDはいわゆる「まじこいワールド」を広げるお祭り的なものであり、制作陣はヒロイン萌えについてはあまり考慮していなかったのかもしれません。好みのヒロインとイチャラブしたいという部分では満足に至らないとしても、「まじこい」の世界観を楽しむといった意味では充分であり総体的にはメーカーの意気込みは感じ取れた良質のFDだったと思います。
2012年08月15日
8月の発売予定表から
例年、有力馬の出走が少ない夏競馬ですが、今年はソコソコ粒が揃い一定レベル以上のレースが見られそう。前レースのような人気薄ながら大駆けするような馬(ゲーム)を今回こそ見つけたいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
△イモウトノカタチ(Sphere)
鈴平ひろ&橋本タカシという名騎手を揃え海外(TVアニメ)でも走ったデビュー戦のヨスガノソラのイメージが鮮烈なSphereの最新馬。ただ冷静に考えるとヨスガノソラも成績は入着どまりで、その知名度ほど優れた競走成績だったわけではない。デビュー戦で評価された妹を主武器に今回も戦う模様だが、インブリード血統(近親もの)に付き物の背徳感に乏しそうなのは気がかり。ヒロイン萌えについては高い次元をキープも、走りがやや重厚さに欠けるだけに軸では買いづらく押さえまで。
期待度 ★★★
妹びらいざー(Silver Bullet)
前レース発送直前になって出走回避(延期)。といっても態勢が整っているように見えなかっただけに回避は織り込み済みともいえる。その後、調教(体験版)が公開され今度こそようやくゲートインという運びとなりそう。といっても末が甘いシルバレの馬はもともと調教はそれほどアテにならない。トレーナー未公表は明らかにマイナス材料だし、騎手の手腕とインブリードだけではとても狙えない。ここも順当に見送りで。
期待度 ★★
◎いろとりどりのヒカリ(FAVORITE)
好走を見せたいろとりどりのセカイの直仔(FD)。星空のメモリアも直仔が走っているし、父(本編)では浮かばれなかったヒロインの救済がといった意味でも更なる上積みが見込めそう。後はHシーンの不足が不満だったメインヒロインの真紅がどれだけH方面で活躍できるかがカギ。これが父同様の走りに終わってしまうと思わぬ凡走となってしまうかもしれないが、記者は地力を買って主軸候補に推す。
期待度 ★★★★
▲母娘乱館(アリスソフト)
最近期待を裏切ることの多かったアリスの馬だが、直仔とはいえランス・クエストマグナムが久々の好走でようやく一息ついた感。今回は久々の純粋抜き血統(設定)の馬ということだが、アリスのこの血統はほとんどハズレがなくしかもMIN-NARAKEN鞍上ということで期待が大きいのは当然だろう。ただ一抹の不安はブラックさを根底に持っているアリスの馬でNTRとなるとアクが強くなり過ぎないかということ。能力的には他馬より上であっさり勝たれても不思議はないが、名馬妻しぼり以上の成績となると難しいかもしれない。
期待度 ★★★★☆
△さくら、咲きました。(SORAHANE)
デビュー戦の走りがまずまずの評価だったSORAHANEの2戦目。騎手の能力が突出した萌え系と見せかけて脚捌き(シナリオ)も中々というのが好評の要因ではと思うが、今回も同様の路線で挑みそう。トレーナーの砥石大樹は地方(同人)出身ながら最近評価を上げつつあり、また騎手の幼馬(ロリ)騎乗(原画)は相変わらず神の領域。ただトレーナーの頭数が増えたのはやや気になる点で、新鋭厩舎がこれだけのトレーナー数で挑むとなると「船頭多くして・・・」の諺どおりになってしまわないか不安。末(ラスト)重点だった調教の動きは面白かったが、全体まとめての評価となるとやや魅力に欠ける嫌いも。ここは連穴評価までに止めたい。
期待度 ★★★☆
すくみず食べ放題(Waffle)
この厩舎の黎明期を支えた優遇接待を思わせて古くからの競馬ファンを感傷的にさせられるが、肝心の競走成績はそれほど褒められたものではなかったので馬券的に買えるかというとやや疑問。この厩舎らしくすくみずに対するこだわりは感服もので馬体(CG)はピカピカ。といっても抜き系に多くを求めるのは酷であり、過去同様の走りを繰り返すようだと厳しい結果が待ち受けていそう。
期待度 ★☆
触装天使セリカ2(TOUCHABLE)
この騎手、この厩舎らしく相変わらずの触手系。ここ最近ほぼ同じ時計で走っているように安定感はあり、ファンにとっては今回も安心して買えそう。といってもその時計は入着から2~3歩手前というところで、馬券に絡むには程遠い。過去この厩舎の馬で一番速い時計で走った触装天使セリカの直仔(続編)といっても大きな期待はかけにくい。
期待度 ★☆
世界ノ全テノ全テ(霊岳ソフト)
10年以上前に走った馬ながらいまだ競馬ファンの評価が高い世界ノ全テのリメイク。トレーナーの名をそのまま厩舎名にするあたり、脚捌きにかなり自信を持っていることが窺える。やや旧さを感じさせた馬体を塗り直したり、ルートの見直しを敢行したりとただのリメイクに終わらせないという点は買えるが、それでもお台(定価)は相当に高い設定。これだけ強気なお台だと買えるファンは限られそうで、発走除外(データ不足)に陥らないか不安。押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
聖もんむす学園(Vanadis)
魔物ヒロインという独自血統を広めたVanadis厩舎の最新馬。今回は魔物ヒロインによる学園ものという一見親和性の低そうなニックス。それでも調教を見るといかにもバカ系に逃げそうなところを、真面目に進めていこうという走りは好感が持てる。ただ今回はこの厩舎では初めての高馬(フルプライス)。ある程度馬体重(ヴォリューム)が要求されるところだが、ネタの特異性だけで突っ走れたこれまでとはペース配分が変わってくるのがどう出るか。ヒロインの数でカバーする作戦は妥当も、ある程度走りの内容も伴ってこないと苦しい競馬になってしまうかも。
期待度 ★★★
第二音楽室へようこそっ!! (WHEEL)
あかべぇのバカゲー部門を担うWHEELだが、最近本体のあかべぇ自身が不振なだけにその影がかかってきているように感じられるのが気がかり。今回トレーナーにはむはむそふと等の仕事でバカゲーとしての経験豊富なHatsuを起用したが、それほど目だった成績を残していないだけに大きな変わり身となると難しそう。それでも騎手は経験こそ少ないものの腕は悪くなく、ヒロイン萌えを軸にしたイチャラブものと考えれば狙えないこともない。幸いHシーンにも力を入れている模様で能力なりには走れるだろう。ただそれ以上の成績となると展開の大きな助けが必要か。
期待度 ★★☆
〇追奏のオーグメント(地雷ソフト)
その自虐的な厩舎名から注目されたデビュー戦だが、ネタ系でなく意外に走りで勝負するという正統派。血統はかなり工夫されていてこれからの展開に期待できそうな雰囲気だし、キャラも魅力的。というと誉めてばかりだが、その血統を生かした走りが出来ているかというとやや疑問で、何か普通の学園ものになってしまっているように見えてしまうのが気になる点。それでも凡百の学園萌え系の馬よりは楽しめそうだし、直線に入って大きく化ける可能性もありそう。デビュー戦から大きく狙うのはやや冒険かもしれないが先物買いのつもりで買ってみたい。
期待度 ★★★★
中の人などいない!(ALcot)
最近バカゲーに転向してようやく力を発揮はじめたALcot本家の最新馬。騎手の能力は保証ずみであり走りが充実してくればより期待は高まる。そんな今回だが内容に妙なユルさを感じさせるのが特徴で、特撮ものにあるような熱さはほとんど期待できない。ただヒロイン陣の可愛さはやはり特筆もので、萌え系として考えれば充分上位。後は直線(終盤)でどこまで脚を伸ばせるかだが、パロや一発ギャグに頼った走りでは末脚を残しているとは考えにくい。正直掴みにくい馬で蓋を開けてみないと分からないところはあるが、前走ほど期待できないと見てここは見送りで。
期待度 ★★☆
貧は僕らの福の神 (ボンボンカンパニー)
実績あるトレーナー陣がタッグを組むが、血統を見る限り大三元の色が濃く出ている馬のように思える。そう考えるとやや七烏未奏の存在は異色なように感じるが、一種のハーレム系のようなご都合主義満開の展開も経験があるだけに充分手の内に入れてくると予想。ただ厩舎デビューらしく調教ではやや手慣れていないところが目立った。恐らく厩舎首脳陣に人材を欠いているように思われるが、いくら騎手・トレーナーに腕利きを揃えてもこれでは力を出し切れないかもしれない。能力を考えれば首位争いをしても不思議ないが、ここは大きく割り引いて考えたい。
期待度 ★★★
HOTOTOGISU 滅せぬもののあるべきか(つるみく)
凌辱一本で勝負するつるみく厩舎だが近走安定感がでてきた反面ややその走りに以前の破天荒さが無くなってきている気がする。今回も主人公が凌辱を武器にのし上がっていくアンチヒーロー系で安定味はあるものの新鮮さに欠ける面は否めない。それでも厩舎のファンには充分だろうが、掲示板上位を狙うには何かもう一つ欲しいのは確か。上位人気馬が総崩れしない限り連対圏突入は厳しいか。
期待度 ★★☆
僕の目の前で××される彼女(アイル)
最近流行しつつあるNTR血統だが老舗厩舎のアイルが手掛けるとなると何か独特の味がある気がする。脅迫系(シリーズ)で売ってきたアイルだけに、NTRとのニックス(相性)は良好。大駆けの可能性は充分と言いたいところだが、前走でヒロインの堕ちるスピードが速かったのが気になる。NTRで即堕ちするヒロインは嫌われる傾向があり、前走のような走りでは期待ハズレの結果に終わるのは必至。このあたりは調教をじっくり見極めて判断したいところだが、現在の段階では強気には推せない感。
期待度 ★★☆
MONSTER PARK 2 神々を宿した乙女(Trois)
聖もんむす学園同じ異種姦ものだが、こちらはモンスターにヒロインが凌辱されるというわけで趣はかなり違う。また姉妹厩舎のTriangleも変身ヒロイン凌辱を得意としているが、こちらはよりゲテモノ色が強い。数多くのモンスターに凌辱されるというシチュエーションの多彩さが魅力で、Delta厩舎で走った父(前作)からトレーナーを一新。思ったほど走れなかった父の無念を晴らしたい。ただモンスターデザインの気合の入り方と比べ、ヒロインの魅力に欠けるのが気がかり。この系統では定番のラシックス(声優)サトウユキの熱演でどこまでカバー出来るかどうか。
期待度 ★★★
△リヴォルバーガール☆ハンマーレディ(KAI)
幼馬とその過激な凌辱で知名度を上げつつあるKAIの最新馬だが、今回はこれまでの変身ヒロイン凌辱でなく、美少女活劇ものでやや様相が違う雰囲気。B級アクション風味の走りは記者的には好みではあるが、この厩舎の持ち味である凌辱が薄くなってしまうと本末転倒でありどこまで折り合いが付けられるかが好走のカギとなる。トレーナーのヒラマサ勘八というのは全く聞かない名だが、いかにもゴーストライターっぽい名で騎手である〆鯖コハダ の趣味が走りに反映されている可能性が強い。ただサブにはべテラントレーナーを揃え走りに対する不安は少なく大駆けの匂いプンプン。穴ならコレか。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
父(本編)の成績を素直に受け取ればいろとりどりのヒカリで断然。ただし直仔(FD)だけに他馬の付け入る隙は充分。外枠発走(9月前半発売)しかも通信(ダウンロード)先行のハンディはあるがアリスの抜き系(ゲー)ということで恐い母娘乱館が逆転へ虎視眈々。そしてそれ以上に恐いのがこれも外枠しかもデビュー戦というハンディを感じさせない追奏のオーグメント。青春をやり直すという血統(設定)はそれほど目新しいわけではないが秘めた能力は高いものを持つと見た。ただその2頭が出走取消(発売延期)した時のことは頭に入れておくべきで、最近力を付けてきた印象のリヴォルバーガール☆ハンマーレディにデビュー戦が好内容のさくら、咲きました。の2頭にただの穴馬と思わせない雰囲気を感じさせる。前評判の高いイモウトノカタチと世界ノ全テノ全テも差はなさそうだが、不安を少なからず抱えているだけにやや評価を下げてみた。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
△イモウトノカタチ(Sphere)
鈴平ひろ&橋本タカシという名騎手を揃え海外(TVアニメ)でも走ったデビュー戦のヨスガノソラのイメージが鮮烈なSphereの最新馬。ただ冷静に考えるとヨスガノソラも成績は入着どまりで、その知名度ほど優れた競走成績だったわけではない。デビュー戦で評価された妹を主武器に今回も戦う模様だが、インブリード血統(近親もの)に付き物の背徳感に乏しそうなのは気がかり。ヒロイン萌えについては高い次元をキープも、走りがやや重厚さに欠けるだけに軸では買いづらく押さえまで。
期待度 ★★★
妹びらいざー(Silver Bullet)
前レース発送直前になって出走回避(延期)。といっても態勢が整っているように見えなかっただけに回避は織り込み済みともいえる。その後、調教(体験版)が公開され今度こそようやくゲートインという運びとなりそう。といっても末が甘いシルバレの馬はもともと調教はそれほどアテにならない。トレーナー未公表は明らかにマイナス材料だし、騎手の手腕とインブリードだけではとても狙えない。ここも順当に見送りで。
期待度 ★★
◎いろとりどりのヒカリ(FAVORITE)
好走を見せたいろとりどりのセカイの直仔(FD)。星空のメモリアも直仔が走っているし、父(本編)では浮かばれなかったヒロインの救済がといった意味でも更なる上積みが見込めそう。後はHシーンの不足が不満だったメインヒロインの真紅がどれだけH方面で活躍できるかがカギ。これが父同様の走りに終わってしまうと思わぬ凡走となってしまうかもしれないが、記者は地力を買って主軸候補に推す。
期待度 ★★★★
▲母娘乱館(アリスソフト)
最近期待を裏切ることの多かったアリスの馬だが、直仔とはいえランス・クエストマグナムが久々の好走でようやく一息ついた感。今回は久々の純粋抜き血統(設定)の馬ということだが、アリスのこの血統はほとんどハズレがなくしかもMIN-NARAKEN鞍上ということで期待が大きいのは当然だろう。ただ一抹の不安はブラックさを根底に持っているアリスの馬でNTRとなるとアクが強くなり過ぎないかということ。能力的には他馬より上であっさり勝たれても不思議はないが、名馬妻しぼり以上の成績となると難しいかもしれない。
期待度 ★★★★☆
△さくら、咲きました。(SORAHANE)
デビュー戦の走りがまずまずの評価だったSORAHANEの2戦目。騎手の能力が突出した萌え系と見せかけて脚捌き(シナリオ)も中々というのが好評の要因ではと思うが、今回も同様の路線で挑みそう。トレーナーの砥石大樹は地方(同人)出身ながら最近評価を上げつつあり、また騎手の幼馬(ロリ)騎乗(原画)は相変わらず神の領域。ただトレーナーの頭数が増えたのはやや気になる点で、新鋭厩舎がこれだけのトレーナー数で挑むとなると「船頭多くして・・・」の諺どおりになってしまわないか不安。末(ラスト)重点だった調教の動きは面白かったが、全体まとめての評価となるとやや魅力に欠ける嫌いも。ここは連穴評価までに止めたい。
期待度 ★★★☆
すくみず食べ放題(Waffle)
この厩舎の黎明期を支えた優遇接待を思わせて古くからの競馬ファンを感傷的にさせられるが、肝心の競走成績はそれほど褒められたものではなかったので馬券的に買えるかというとやや疑問。この厩舎らしくすくみずに対するこだわりは感服もので馬体(CG)はピカピカ。といっても抜き系に多くを求めるのは酷であり、過去同様の走りを繰り返すようだと厳しい結果が待ち受けていそう。
期待度 ★☆
触装天使セリカ2(TOUCHABLE)
この騎手、この厩舎らしく相変わらずの触手系。ここ最近ほぼ同じ時計で走っているように安定感はあり、ファンにとっては今回も安心して買えそう。といってもその時計は入着から2~3歩手前というところで、馬券に絡むには程遠い。過去この厩舎の馬で一番速い時計で走った触装天使セリカの直仔(続編)といっても大きな期待はかけにくい。
期待度 ★☆
世界ノ全テノ全テ(霊岳ソフト)
10年以上前に走った馬ながらいまだ競馬ファンの評価が高い世界ノ全テのリメイク。トレーナーの名をそのまま厩舎名にするあたり、脚捌きにかなり自信を持っていることが窺える。やや旧さを感じさせた馬体を塗り直したり、ルートの見直しを敢行したりとただのリメイクに終わらせないという点は買えるが、それでもお台(定価)は相当に高い設定。これだけ強気なお台だと買えるファンは限られそうで、発走除外(データ不足)に陥らないか不安。押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
聖もんむす学園(Vanadis)
魔物ヒロインという独自血統を広めたVanadis厩舎の最新馬。今回は魔物ヒロインによる学園ものという一見親和性の低そうなニックス。それでも調教を見るといかにもバカ系に逃げそうなところを、真面目に進めていこうという走りは好感が持てる。ただ今回はこの厩舎では初めての高馬(フルプライス)。ある程度馬体重(ヴォリューム)が要求されるところだが、ネタの特異性だけで突っ走れたこれまでとはペース配分が変わってくるのがどう出るか。ヒロインの数でカバーする作戦は妥当も、ある程度走りの内容も伴ってこないと苦しい競馬になってしまうかも。
期待度 ★★★
第二音楽室へようこそっ!! (WHEEL)
あかべぇのバカゲー部門を担うWHEELだが、最近本体のあかべぇ自身が不振なだけにその影がかかってきているように感じられるのが気がかり。今回トレーナーにはむはむそふと等の仕事でバカゲーとしての経験豊富なHatsuを起用したが、それほど目だった成績を残していないだけに大きな変わり身となると難しそう。それでも騎手は経験こそ少ないものの腕は悪くなく、ヒロイン萌えを軸にしたイチャラブものと考えれば狙えないこともない。幸いHシーンにも力を入れている模様で能力なりには走れるだろう。ただそれ以上の成績となると展開の大きな助けが必要か。
期待度 ★★☆
〇追奏のオーグメント(地雷ソフト)
その自虐的な厩舎名から注目されたデビュー戦だが、ネタ系でなく意外に走りで勝負するという正統派。血統はかなり工夫されていてこれからの展開に期待できそうな雰囲気だし、キャラも魅力的。というと誉めてばかりだが、その血統を生かした走りが出来ているかというとやや疑問で、何か普通の学園ものになってしまっているように見えてしまうのが気になる点。それでも凡百の学園萌え系の馬よりは楽しめそうだし、直線に入って大きく化ける可能性もありそう。デビュー戦から大きく狙うのはやや冒険かもしれないが先物買いのつもりで買ってみたい。
期待度 ★★★★
中の人などいない!(ALcot)
最近バカゲーに転向してようやく力を発揮はじめたALcot本家の最新馬。騎手の能力は保証ずみであり走りが充実してくればより期待は高まる。そんな今回だが内容に妙なユルさを感じさせるのが特徴で、特撮ものにあるような熱さはほとんど期待できない。ただヒロイン陣の可愛さはやはり特筆もので、萌え系として考えれば充分上位。後は直線(終盤)でどこまで脚を伸ばせるかだが、パロや一発ギャグに頼った走りでは末脚を残しているとは考えにくい。正直掴みにくい馬で蓋を開けてみないと分からないところはあるが、前走ほど期待できないと見てここは見送りで。
期待度 ★★☆
貧は僕らの福の神 (ボンボンカンパニー)
実績あるトレーナー陣がタッグを組むが、血統を見る限り大三元の色が濃く出ている馬のように思える。そう考えるとやや七烏未奏の存在は異色なように感じるが、一種のハーレム系のようなご都合主義満開の展開も経験があるだけに充分手の内に入れてくると予想。ただ厩舎デビューらしく調教ではやや手慣れていないところが目立った。恐らく厩舎首脳陣に人材を欠いているように思われるが、いくら騎手・トレーナーに腕利きを揃えてもこれでは力を出し切れないかもしれない。能力を考えれば首位争いをしても不思議ないが、ここは大きく割り引いて考えたい。
期待度 ★★★
HOTOTOGISU 滅せぬもののあるべきか(つるみく)
凌辱一本で勝負するつるみく厩舎だが近走安定感がでてきた反面ややその走りに以前の破天荒さが無くなってきている気がする。今回も主人公が凌辱を武器にのし上がっていくアンチヒーロー系で安定味はあるものの新鮮さに欠ける面は否めない。それでも厩舎のファンには充分だろうが、掲示板上位を狙うには何かもう一つ欲しいのは確か。上位人気馬が総崩れしない限り連対圏突入は厳しいか。
期待度 ★★☆
僕の目の前で××される彼女(アイル)
最近流行しつつあるNTR血統だが老舗厩舎のアイルが手掛けるとなると何か独特の味がある気がする。脅迫系(シリーズ)で売ってきたアイルだけに、NTRとのニックス(相性)は良好。大駆けの可能性は充分と言いたいところだが、前走でヒロインの堕ちるスピードが速かったのが気になる。NTRで即堕ちするヒロインは嫌われる傾向があり、前走のような走りでは期待ハズレの結果に終わるのは必至。このあたりは調教をじっくり見極めて判断したいところだが、現在の段階では強気には推せない感。
期待度 ★★☆
MONSTER PARK 2 神々を宿した乙女(Trois)
聖もんむす学園同じ異種姦ものだが、こちらはモンスターにヒロインが凌辱されるというわけで趣はかなり違う。また姉妹厩舎のTriangleも変身ヒロイン凌辱を得意としているが、こちらはよりゲテモノ色が強い。数多くのモンスターに凌辱されるというシチュエーションの多彩さが魅力で、Delta厩舎で走った父(前作)からトレーナーを一新。思ったほど走れなかった父の無念を晴らしたい。ただモンスターデザインの気合の入り方と比べ、ヒロインの魅力に欠けるのが気がかり。この系統では定番のラシックス(声優)サトウユキの熱演でどこまでカバー出来るかどうか。
期待度 ★★★
△リヴォルバーガール☆ハンマーレディ(KAI)
幼馬とその過激な凌辱で知名度を上げつつあるKAIの最新馬だが、今回はこれまでの変身ヒロイン凌辱でなく、美少女活劇ものでやや様相が違う雰囲気。B級アクション風味の走りは記者的には好みではあるが、この厩舎の持ち味である凌辱が薄くなってしまうと本末転倒でありどこまで折り合いが付けられるかが好走のカギとなる。トレーナーのヒラマサ勘八というのは全く聞かない名だが、いかにもゴーストライターっぽい名で騎手である〆鯖コハダ の趣味が走りに反映されている可能性が強い。ただサブにはべテラントレーナーを揃え走りに対する不安は少なく大駆けの匂いプンプン。穴ならコレか。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
父(本編)の成績を素直に受け取ればいろとりどりのヒカリで断然。ただし直仔(FD)だけに他馬の付け入る隙は充分。外枠発走(9月前半発売)しかも通信(ダウンロード)先行のハンディはあるがアリスの抜き系(ゲー)ということで恐い母娘乱館が逆転へ虎視眈々。そしてそれ以上に恐いのがこれも外枠しかもデビュー戦というハンディを感じさせない追奏のオーグメント。青春をやり直すという血統(設定)はそれほど目新しいわけではないが秘めた能力は高いものを持つと見た。ただその2頭が出走取消(発売延期)した時のことは頭に入れておくべきで、最近力を付けてきた印象のリヴォルバーガール☆ハンマーレディにデビュー戦が好内容のさくら、咲きました。の2頭にただの穴馬と思わせない雰囲気を感じさせる。前評判の高いイモウトノカタチと世界ノ全テノ全テも差はなさそうだが、不安を少なからず抱えているだけにやや評価を下げてみた。
2012年08月10日
外してしまった予想の言い訳
前レース(先月)は最初の予想ではかなり寂しいメンバー構成で、どちらかというと遅(低)い時計(中央値)での決着になるのでは?と思っていたのですが、意外にもレベルの高いレースとなりました。
ぼくが本命を打った美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-(ωstar)に、対抗印の-atled- everlasting song(FLAT)や単穴評価の終わる世界とバースデイ(コットンソフト)もかなりの時計で駆けていて、他のレースなら充分勝利を狙えるくらいの走りだったのですが、それらの馬が霞むほどの爆走を見せたのが古色迷宮輪舞曲(Yatagarasu)でした。
気の早いファンの間では年度代表馬はこの馬で確実との声が聞こえるくらいで、これといって目立つ馬がいなかった上半期のレースを考えると嬉しい限りですが、ただこの馬がまさかこれだけの走りを見せるとはぼくには正直思いもよりませんでした。
いわば全くのノーマークだったわけですが、取材していないならともかく少なからず調教(体験版)を確認して自信をもって無印というのは恥ずかしい限りです。ではなぜぼくがこの馬をノーマークにしてしまったのか?今回はその言い訳を並べてみたいと思います。
このゲームの感想を見る限りいわゆるループもので難易度は高い(らしい)のですが、そんなループもの中で傑作といわれるゲームがこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO(elf)であり、シナリオゲーで難易度の高い作品といえば書淫、或いは失われた夢の物語。(Force)が代表的なものとして挙げられると思います。どちらも10年以上前にリリースされたいわばエロゲーの中では古典といわれる部類のゲームなわけですが、実を言うとこの2本をぼくはプレイしていません。
発売本数が少なく中古価格がとても手が出せないくらい暴騰してしまった書淫、或いは失われた夢の物語。はともかく、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOをプレイしていないなんて古参エロゲーマーにあるまじき行為と云われるかもしれませんが、あの当時ぼくはelfのゲームに全く食指が動かなかったのですから仕方ありません。
あの頃、ぼくが贔屓にしていたしていたメーカーといえばF&Cでした。つまりあの当時から萌え系ばかりプレイしているヌルゲーマーだったわけですが、それでもこれまで数多くプレイしたゲームの中には難易度の高いものやループものといわれるものを買ってしまったこともありました。ただそういったゲームをプレイしたといってもその方法は攻略サイト頼りでありどれだけゲーム本来の面白さを味わえたかというと疑問です。つまり調教をちょっと見たくらいで古色迷宮輪舞曲の器を見通せるほどの眼力がぼくにはなかったということなのですね。
というわけで、残念ながらこの話題作を購入することは出来なかったのですが、今回この記事を書くため批評空間等で感想を見るにつれ今後プレイする機会は訪れないだろうと思いました。それはもちろんこのゲームに原因があるわけではなくて単にネタバレ感想を数多く目にしてしまったことによるものですが、そう考えるとこういったタイプのゲームはいかに話題になる前にプレイできるか・・・つまり鮮度が非常に重要であり、本来ならこういったゲームこそ勝馬予想をズバリ的中させなければいけなかったわけですね。
というわけで、この馬をノーマークにしてしまった先月の予想に対してファンの皆さまに深くお詫び申し上げます。
ぼくが本命を打った美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-(ωstar)に、対抗印の-atled- everlasting song(FLAT)や単穴評価の終わる世界とバースデイ(コットンソフト)もかなりの時計で駆けていて、他のレースなら充分勝利を狙えるくらいの走りだったのですが、それらの馬が霞むほどの爆走を見せたのが古色迷宮輪舞曲(Yatagarasu)でした。
気の早いファンの間では年度代表馬はこの馬で確実との声が聞こえるくらいで、これといって目立つ馬がいなかった上半期のレースを考えると嬉しい限りですが、ただこの馬がまさかこれだけの走りを見せるとはぼくには正直思いもよりませんでした。
いわば全くのノーマークだったわけですが、取材していないならともかく少なからず調教(体験版)を確認して自信をもって無印というのは恥ずかしい限りです。ではなぜぼくがこの馬をノーマークにしてしまったのか?今回はその言い訳を並べてみたいと思います。
このゲームの感想を見る限りいわゆるループもので難易度は高い(らしい)のですが、そんなループもの中で傑作といわれるゲームがこの世の果てで恋を唄う少女YU-NO(elf)であり、シナリオゲーで難易度の高い作品といえば書淫、或いは失われた夢の物語。(Force)が代表的なものとして挙げられると思います。どちらも10年以上前にリリースされたいわばエロゲーの中では古典といわれる部類のゲームなわけですが、実を言うとこの2本をぼくはプレイしていません。
発売本数が少なく中古価格がとても手が出せないくらい暴騰してしまった書淫、或いは失われた夢の物語。はともかく、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOをプレイしていないなんて古参エロゲーマーにあるまじき行為と云われるかもしれませんが、あの当時ぼくはelfのゲームに全く食指が動かなかったのですから仕方ありません。
あの頃、ぼくが贔屓にしていたしていたメーカーといえばF&Cでした。つまりあの当時から萌え系ばかりプレイしているヌルゲーマーだったわけですが、それでもこれまで数多くプレイしたゲームの中には難易度の高いものやループものといわれるものを買ってしまったこともありました。ただそういったゲームをプレイしたといってもその方法は攻略サイト頼りでありどれだけゲーム本来の面白さを味わえたかというと疑問です。つまり調教をちょっと見たくらいで古色迷宮輪舞曲の器を見通せるほどの眼力がぼくにはなかったということなのですね。
というわけで、残念ながらこの話題作を購入することは出来なかったのですが、今回この記事を書くため批評空間等で感想を見るにつれ今後プレイする機会は訪れないだろうと思いました。それはもちろんこのゲームに原因があるわけではなくて単にネタバレ感想を数多く目にしてしまったことによるものですが、そう考えるとこういったタイプのゲームはいかに話題になる前にプレイできるか・・・つまり鮮度が非常に重要であり、本来ならこういったゲームこそ勝馬予想をズバリ的中させなければいけなかったわけですね。
というわけで、この馬をノーマークにしてしまった先月の予想に対してファンの皆さまに深くお詫び申し上げます。
2012年08月04日
良作になれなかった原因とは
前回いつクリアできるか見通しが立たないと泣き言を言ってしまいましたが、そんな舌の根も乾かないうちにフツウノファンタジー(EX-ONE)がいつの間にかすべてのエンドを迎えてしまいました。
といってもプレイに費やした時間はそれほど多くはないわけで、ではなぜそんな簡単にクリアできてしまったかというとこのゲーム、4人のヒロインのルートはほぼ同じ展開に終始してしまうのです。だから1人クリアし再び共通ルートから始めて、既読テキストを読み飛ばそうと思ってスキップをかけてしまうとHシーン以外ほとんど未読テキストを読むことなくエンドを迎えてしまう。
このゲーム、6月のゲーム予想の記事でも単穴印を付けたようにかなり期待していました。もちろんその評価も理由があって、ゲーム開始直後の展開はかなり面白く今後に期待できそうな内容だったからです。実際その予想はある程度は当っていて、既存のコンピュータRPGを皮肉っただけでなくそれを生かしたストーリー展開はぼくの嗜好に合うものでした。実際最初に攻略したヒスイルートをプレイした段階ではゲームとしてそれなりに満足していたのです。
ただ他の3ルートも全く同じ展開が繰り返されるのでは手抜きと腐されても仕方ないでしょう。実はぼくの予想では4人のヒロインのうちリブラルートだけは他と違った展開が待っているのではと考えていたのですがどうやら甘かったようです。
これでは例え共通ルートで大笑いさせられたとしてもとても高得点は付けられません。ましてこのゲーム、設定などの小ネタで笑わせることはあっても会話シーンはどちらかというとスベることの方が多かっただけに、何かもう一つ隠し玉が欲しかったと思うのですね。そしてもう一つぼくにとって誤算だったのはどのルートでも同様のストーリーにしてしまった結果、萌えも不足がちになってしまったこと。ヒロインの魅力(キャラ性)が薄く、前作のような原画(CG)だけで萌えさせてくれるような絵師を起用できなかったというような態勢で萌えを高めるにはシナリオの助けが必要だったと思うのです。それなのに画一的なストーリーの影響でヒロインとのいちゃラブをほとんど楽しめることができなかった。それならば最悪ヒロインのルートはいちゃラブのみで終わらせておいて、このゲームのキモといえる女神との決戦は4人のヒロインのルートを終えた後に発生するグランドルートに取っておくという手もあったと思うのです。
それともどのルートを選んでもストーリー自体ほぼ一本道で終わってしまうというのは、一時代前のコンピュータRPGのシナリオを皮肉っているのでしょうか?とすればその手法は明らかな失敗だったと思うのですね。目の付け所は良く、良作以上の評価を得てもおかしくない素材だっただけに腰砕けのような結果に終わってしまったのは非常に残念です。
といってもプレイに費やした時間はそれほど多くはないわけで、ではなぜそんな簡単にクリアできてしまったかというとこのゲーム、4人のヒロインのルートはほぼ同じ展開に終始してしまうのです。だから1人クリアし再び共通ルートから始めて、既読テキストを読み飛ばそうと思ってスキップをかけてしまうとHシーン以外ほとんど未読テキストを読むことなくエンドを迎えてしまう。
このゲーム、6月のゲーム予想の記事でも単穴印を付けたようにかなり期待していました。もちろんその評価も理由があって、ゲーム開始直後の展開はかなり面白く今後に期待できそうな内容だったからです。実際その予想はある程度は当っていて、既存のコンピュータRPGを皮肉っただけでなくそれを生かしたストーリー展開はぼくの嗜好に合うものでした。実際最初に攻略したヒスイルートをプレイした段階ではゲームとしてそれなりに満足していたのです。
ただ他の3ルートも全く同じ展開が繰り返されるのでは手抜きと腐されても仕方ないでしょう。実はぼくの予想では4人のヒロインのうちリブラルートだけは他と違った展開が待っているのではと考えていたのですがどうやら甘かったようです。
これでは例え共通ルートで大笑いさせられたとしてもとても高得点は付けられません。ましてこのゲーム、設定などの小ネタで笑わせることはあっても会話シーンはどちらかというとスベることの方が多かっただけに、何かもう一つ隠し玉が欲しかったと思うのですね。そしてもう一つぼくにとって誤算だったのはどのルートでも同様のストーリーにしてしまった結果、萌えも不足がちになってしまったこと。ヒロインの魅力(キャラ性)が薄く、前作のような原画(CG)だけで萌えさせてくれるような絵師を起用できなかったというような態勢で萌えを高めるにはシナリオの助けが必要だったと思うのです。それなのに画一的なストーリーの影響でヒロインとのいちゃラブをほとんど楽しめることができなかった。それならば最悪ヒロインのルートはいちゃラブのみで終わらせておいて、このゲームのキモといえる女神との決戦は4人のヒロインのルートを終えた後に発生するグランドルートに取っておくという手もあったと思うのです。
それともどのルートを選んでもストーリー自体ほぼ一本道で終わってしまうというのは、一時代前のコンピュータRPGのシナリオを皮肉っているのでしょうか?とすればその手法は明らかな失敗だったと思うのですね。目の付け所は良く、良作以上の評価を得てもおかしくない素材だっただけに腰砕けのような結果に終わってしまったのは非常に残念です。
2012年07月29日
夏バテで先に進めず
梅雨も明けここのところの暑さは異常なくらいですが、いかがお過ごしでしょうか?
当地もご多分に漏れず連日最高気温が35℃を超える日が続いていまして、夜勤明けで陽が高くなってから帰ると締め切ってあった部屋から熱気がもわっと流れてきて一瞬気が遠くなるくらいです。
ぼくはエアコンの冷気がそれほど好きでなくて通常眠る際は窓を開けて寝ているのですが、昼間この状態で熟睡したら熱中症か脱水症状でまず病院送りでしょうからさすがにエアコンを付けて昼寝をしています。ただエアコンを付けて寝るとやはり疲れが取れにくい。疲れが取れにくい分は睡眠時間を増やして対応せざるを得ないとなると、自然家に居る大部分の時間は寝ているということになります。
この日常生活で一番影響を受けているのがエロゲーのプレイ時間。最近クリアの報告ができないのも別にエロゲーから足を洗ったというわけでなくて、1日のプレイ時間が精々1時間弱でしかも3本並行で進行させているような状況では遅々として進まなくても当然といっていいでしょう。
もちろん仕事が多少でも楽になればエロゲーをプレイする気力も湧いてくるというものですが、そんな気配は微塵も無くしかも有給休暇の取れる雰囲気もなし。今月予約していた新作も日曜日にようやく受け取りに行けるという状況ではとても積みゲー崩しに邁進という環境にないのは確かです。というよりこのまま予約したゲームを取りに行かない方が積みゲーを増やさなくていいかとまで思い始めている自分が嫌になってきます。
そんなわけでエロゲーのクリア報告はまだ当分できそうもないのですが、それでは余りに寂しいので取りあえず今プレイしているエロゲーの状況だけでも伝えておこうかと思います。
今のところ一番進行しているのが真剣で私に恋しなさい!S(みなとそふと)ですが、これはFDということで割合気楽にプレイしています。何か世界観が広がりすぎて本編ヒロインの影が薄くなってしまったのと、新キャラたちも攻略できるヒロインより非攻略キャラの方が魅力的というのが間違っている気がしないでもない。まあそれでもそれなりに楽しんでいますが。
たまには速報性を重視ということで購入直後から始めたフツウノファンタジー(EX-ONE)ですが、1か月経過してようやく1人クリアという体たらくで順調に周回遅れとなっています。さてそんなゲームですが、設定のおもしろさをシナリオに昇華できなかったという点で非常に惜しいゲーム。それでもヒロインの魅力が高ければ萌えゲーとして充分といいたいところなのですが、これまでのところ攻略ヒロインの魅力がやや不足しているような気がしてなりません。こうしてみると原画家がデビュー作のみけおう氏から代わってしまったのが惜しまれるところ。まあまだ攻略していないヒロインに隠し玉がいることを期待していますが。
そして問題の晴れときどきお天気雨(ぱれっと)。実はこのゲームが一番早く始めたのですが、いまだ誰一人クリアできていません。相変わらずといっていいNYAON氏のへたれ主人公ワールドに嵌ってしまったのが停滞の原因なのですが、まあNYAON氏の芸風は昔から変わっていないのでぼくのへたれ耐性が前より落ちてきているのでしょう。
というわけで取りあえず盆くらいまでに1本はクリアしたいと思っているのですが、先は遠そうです。では今回はこんなところで。
当地もご多分に漏れず連日最高気温が35℃を超える日が続いていまして、夜勤明けで陽が高くなってから帰ると締め切ってあった部屋から熱気がもわっと流れてきて一瞬気が遠くなるくらいです。
ぼくはエアコンの冷気がそれほど好きでなくて通常眠る際は窓を開けて寝ているのですが、昼間この状態で熟睡したら熱中症か脱水症状でまず病院送りでしょうからさすがにエアコンを付けて昼寝をしています。ただエアコンを付けて寝るとやはり疲れが取れにくい。疲れが取れにくい分は睡眠時間を増やして対応せざるを得ないとなると、自然家に居る大部分の時間は寝ているということになります。
この日常生活で一番影響を受けているのがエロゲーのプレイ時間。最近クリアの報告ができないのも別にエロゲーから足を洗ったというわけでなくて、1日のプレイ時間が精々1時間弱でしかも3本並行で進行させているような状況では遅々として進まなくても当然といっていいでしょう。
もちろん仕事が多少でも楽になればエロゲーをプレイする気力も湧いてくるというものですが、そんな気配は微塵も無くしかも有給休暇の取れる雰囲気もなし。今月予約していた新作も日曜日にようやく受け取りに行けるという状況ではとても積みゲー崩しに邁進という環境にないのは確かです。というよりこのまま予約したゲームを取りに行かない方が積みゲーを増やさなくていいかとまで思い始めている自分が嫌になってきます。
そんなわけでエロゲーのクリア報告はまだ当分できそうもないのですが、それでは余りに寂しいので取りあえず今プレイしているエロゲーの状況だけでも伝えておこうかと思います。
今のところ一番進行しているのが真剣で私に恋しなさい!S(みなとそふと)ですが、これはFDということで割合気楽にプレイしています。何か世界観が広がりすぎて本編ヒロインの影が薄くなってしまったのと、新キャラたちも攻略できるヒロインより非攻略キャラの方が魅力的というのが間違っている気がしないでもない。まあそれでもそれなりに楽しんでいますが。
たまには速報性を重視ということで購入直後から始めたフツウノファンタジー(EX-ONE)ですが、1か月経過してようやく1人クリアという体たらくで順調に周回遅れとなっています。さてそんなゲームですが、設定のおもしろさをシナリオに昇華できなかったという点で非常に惜しいゲーム。それでもヒロインの魅力が高ければ萌えゲーとして充分といいたいところなのですが、これまでのところ攻略ヒロインの魅力がやや不足しているような気がしてなりません。こうしてみると原画家がデビュー作のみけおう氏から代わってしまったのが惜しまれるところ。まあまだ攻略していないヒロインに隠し玉がいることを期待していますが。
そして問題の晴れときどきお天気雨(ぱれっと)。実はこのゲームが一番早く始めたのですが、いまだ誰一人クリアできていません。相変わらずといっていいNYAON氏のへたれ主人公ワールドに嵌ってしまったのが停滞の原因なのですが、まあNYAON氏の芸風は昔から変わっていないのでぼくのへたれ耐性が前より落ちてきているのでしょう。
というわけで取りあえず盆くらいまでに1本はクリアしたいと思っているのですが、先は遠そうです。では今回はこんなところで。
2012年07月25日
ぼくがメーカー買いを止められないわけ
馬券を買い儲けさせてもらった馬を次のレースでも追いかけてしまうというのは良くある話ですが、続けて儲けさせてもらうといったケースはそれほど多くはなくて、大抵は裏切られるというのが良くあるパターン。
そんなわけでもし期待に応えてくれたならば万々歳。一発でその馬のファンになるのは必定といったところですが、エロゲーでも似たようなところがあると思います。
ぼくの場合購入したゲームが当たりだったとしたら、そのメーカーの次作品はよほど趣味に合わないジャンルでない限りほぼ間違いなく購入します。
いわゆるご祝儀買いという奴(本来の用語とは意味合いが若干違う気がしないでもない)でハズレを掴まされたとしてもお布施と思って諦めるくらいの気持ちで買うわけですが、もしこれが再び良作だったならばこのメーカーに対する信頼度はグッと上がります。もうこうなってしまえばメーカーに取り込まれたも同然でこれがいわゆる「メーカー買い」といわれるものだと思います。
ただこうした「メーカー買い」も信頼を裏切られれば離れていってしまうのも当然なわけで、ぼくも見切ったブランドは数知れずあります。ぼくの場合その目安はハズレを続けて2本掴まされるというものですが、中にはこっぴどい目に遭わされ1本で懲りてしまったということもあり、時と場合によるというのが正直なところでしょう。
ただ最近は買ったゲームをすべてプレイできているわけでないので、懲りるところまでいかないのが悩み。例えばこれまでコットンソフトのゲームはリリースされた5本すべて購入しているわけですが、実際プレイしたのは2本のみ。最近発売された「アンバークオーツ」「ぐらタン」はそのまま積みゲーとして残っていているのですが、いくらメーカー買いを続けているとはいえこのまま惰性で今月発売の「終わる世界とバースデイ」を購入していいものか迷っています。
それに今回の題材は正直ぼくの好みでない。コットンの中で一番評価の高い「レコンキスタ」をいまだプレイしていないのもそのためですし(ならばなぜ購入したのかというと、新品未開封がワゴンで安く売られていたのです・・・)、それに前作になって急にデータ数が落ちたのも気になります。ぼくはあまり売上データをこまめに調べているわけではないですが、これは前々作の「アンバークオーツ」でコットンを見切ったファンが多かったのかもしれません。
といっても惚れた弱みというのか、いまだにねこねこソフトのゲームを買い続けているように(こちらもここ2作プレイしてなくて積みゲー化してしまっていますが)プレイしないまま見切るような真似はぼくにはどうにもできないのですね。それに今月のゲーム予想で単穴に押した責任もありますし、予約こそしていないものの、結局は購入してしまうことになると思います。そしてこれまで同様批評空間等での評価が悪かったらプレイせずそのまま見なかったことに・・・いや今度はきっと良作を出してくれるものと信じています。必ずきっと・・・
そんなわけでもし期待に応えてくれたならば万々歳。一発でその馬のファンになるのは必定といったところですが、エロゲーでも似たようなところがあると思います。
ぼくの場合購入したゲームが当たりだったとしたら、そのメーカーの次作品はよほど趣味に合わないジャンルでない限りほぼ間違いなく購入します。
いわゆるご祝儀買いという奴(本来の用語とは意味合いが若干違う気がしないでもない)でハズレを掴まされたとしてもお布施と思って諦めるくらいの気持ちで買うわけですが、もしこれが再び良作だったならばこのメーカーに対する信頼度はグッと上がります。もうこうなってしまえばメーカーに取り込まれたも同然でこれがいわゆる「メーカー買い」といわれるものだと思います。
ただこうした「メーカー買い」も信頼を裏切られれば離れていってしまうのも当然なわけで、ぼくも見切ったブランドは数知れずあります。ぼくの場合その目安はハズレを続けて2本掴まされるというものですが、中にはこっぴどい目に遭わされ1本で懲りてしまったということもあり、時と場合によるというのが正直なところでしょう。
ただ最近は買ったゲームをすべてプレイできているわけでないので、懲りるところまでいかないのが悩み。例えばこれまでコットンソフトのゲームはリリースされた5本すべて購入しているわけですが、実際プレイしたのは2本のみ。最近発売された「アンバークオーツ」「ぐらタン」はそのまま積みゲーとして残っていているのですが、いくらメーカー買いを続けているとはいえこのまま惰性で今月発売の「終わる世界とバースデイ」を購入していいものか迷っています。
それに今回の題材は正直ぼくの好みでない。コットンの中で一番評価の高い「レコンキスタ」をいまだプレイしていないのもそのためですし(ならばなぜ購入したのかというと、新品未開封がワゴンで安く売られていたのです・・・)、それに前作になって急にデータ数が落ちたのも気になります。ぼくはあまり売上データをこまめに調べているわけではないですが、これは前々作の「アンバークオーツ」でコットンを見切ったファンが多かったのかもしれません。
といっても惚れた弱みというのか、いまだにねこねこソフトのゲームを買い続けているように(こちらもここ2作プレイしてなくて積みゲー化してしまっていますが)プレイしないまま見切るような真似はぼくにはどうにもできないのですね。それに今月のゲーム予想で単穴に押した責任もありますし、予約こそしていないものの、結局は購入してしまうことになると思います。そしてこれまで同様批評空間等での評価が悪かったらプレイせずそのまま見なかったことに・・・いや今度はきっと良作を出してくれるものと信じています。必ずきっと・・・
2012年07月21日
7月の発売予定表から
例年地方の大レース(夏コミ)が控えるためか、頭(本)数が揃わない第7レース(月)。今回もご多分に漏れず頭数こそそれなりに揃ったもののかなり寂しいメンバー構成。大物馬の登場もあることはあるが権利(18禁)を満たしていないためオープン参加の扱いとますます寂しさに拍車が掛かった感。こうなったら好時計(評価)での決着を望みたいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
〇-atled- everlasting song(FLAT)
以前、競馬専門紙(エロゲー雑誌)の付録として企画され走った馬(ゲーム)が装いを新たに中央(商業)挑戦。騎手は変更されたが、元々走り(シナリオ)の方が評価されていたということもあって影響は少なそう。過去走った時もなかなかの時計で掛けていて実際調教(体験版)もなかなかの動き。これならまず凡走は考えにくいが、先代は直線やや脚が上がってしまったところがあって調教の動きどおり快走できるかどうかはやや疑問。それでも全くの凡走に終わってしまうことは考えにくくメンバー的にも首位争いを期待したい。
期待度 ★★★★
妹びらいざー(Silver Bullet)
血統(設定)はいつも面白く育て方次第では上級馬に成長しそうな雰囲気を漂わせながら、結局直線(終盤)腰砕けに終わってしまい条件級を脱出できないシルバレの最新馬。幼馬(ロリ)&妹という潔い戦法ながら騎手の魅力もあってトレーナーの手腕次第では上位を狙える器とは思えるが、その肝心のトレーナーが非公表。これではインブリード(近親)配合の妙も味わえずただの抜き系に終わってしまいそうな悪寒。厩舎の動向から取消(延期)の公算も大きそうだが、たとえ出走にこぎつけたとしても好走は望めないだろう。
期待度 ★☆
▲終わる世界とバースデイ(コットンソフト)
久々の出走となるコットンソフトだが、前走のぐらタンは結果的に不発だったし姉妹厩舎といえるねこねこソフトも休み明け後は沈黙を続けている。その沈滞ムードを払拭すべく今回は終末ものというシリアス系で挑むだけに変わり身を期待したいところ。トレーナーの海富一はこういった血統の馬を手掛けるのは得意だし、騎手も不安なし。ラシックス(声優陣)も流行の桐谷華を始め手堅いメンバーを揃え態勢は万全。上位人気馬を一蹴するだけの力を持っていると信じ単穴に押す。
期待度 ★★★☆
学☆王 It’s Heartful Days(Lump of Sugar)
人気騎手の梱枝りこ起用ということで人気を集めながら大きな着を取ってしまった学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-の直仔(FD)。安馬(低価格)だけに気軽に買えるという点は強みだが、内容も相応である可能性も大きい。父(本編)があまりに走らな過ぎただけに巻き返す可能性はあるが、トレーナーのしげた氏の軽いノリが角砂糖厩舎のファンと相性が悪いかもしれず馬券に絡むまでの走りとなると少々荷が重い印象。ここは順当に消し。
期待度 ★☆
紅神楽(でぼの巣製作所)
この厩舎の看板血統である神楽系の最新馬。まあ看板血統といっても入着どまりの成績が精一杯だしゲーム性もここ数年進化が止まっている印象で、馬券の対象となると厳しい。山本和枝騎手と一番手が合う寺岡健治にトレーナーを戻したのはプラスで旧来の軽い凌辱を好むファンには嬉しいところだが、それだけを材料に狙うのはあまりに無謀。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★
古色迷宮輪舞曲(Yatagarasu)
デビュー以来普通にないやや珍しい血統で売りだしてきたYatagarasu厩舎だが、今回はSLG系でなく古風なコマンド入力式ADV。騎手もこれまでの専属騎手から稲垣みいこらフリー騎手に依頼し雰囲気を一新。ただ難易度が高いというより面倒くさそうなシステムが、サクサク進行させたい今のファンに素直に受け入れられるかはやや疑問。厩舎自体これまで走る馬を輩出できていないだけにここは見送りが妥当か。
期待度 ★★
三極姫2 ~天地大乱・乱世に煌く新たな覇龍~(げーせん18)
SLG系中心の馬を出走させるげーせん18の最新馬で、馬名(タイトル)を見てわかるように三国志のパロディ。ただ父(前作)が惨敗に終わっているし、この厩舎はいつもバランスに問題を抱えていてゲーム性についても不安が大きい。いつものようにマイナー武将を取り上げる試みはコアなファンには嬉しいが、ゲーム性や走り(シナリオ)のクオリティを上げてくれたほうがもっと嬉しいということを厩舎サイドのは分かってもらいたいものだ。
期待度 ★★
△すぽコン! (アストロノーツ)
厩舎デビュー以来立て続けに走る馬を送り出したアストロノーツ。デビュー戦はともかく2戦目の走りは圧巻といってよく、実績に欠くトレーナー陣に操られながら好走を見せるあたりその勢いは本物だ。今回もスポーツ少女をヒロインに起用した抜きゲーという戦法はあまり成功していない分野であり常識的には買いづらいところだが、厩舎の勢いを考えると3度目の大駆けも充分考えられる。ただ騎手の実績はこれまでと比べるとやや劣るだけにまずは押さえから考えたい。
期待度 ★★★☆
△創世奇譚アエリアル(あかべぇそふとすりぃ)
新規まき直しのデビュー戦が惨敗と出足から躓いた格好のあかべぇそふとすりぃだが、トレーナーの実績を考えれば2戦目のこの馬の方が勝負気配が強い。そのトレーナーの井上啓二は久々のアルテミスブルーで手腕の衰えがないことを証明して見せたし、ロボットSFものというのも新鮮味があって魅力充分。ただ調教はやや自分語りが多くて癖が強い印象。好きな人にはとことん受け入れられそうだが、逆の目が出ると嫌われる可能性も考えられる。ぶっちぎりでの勝利も考えられるが、思わぬ大敗もありえそうというところでやや評価を落としてみた。
期待度 ★★★☆
第2回妹選抜☆総選挙 365人の妹いちゃラブ後日談(Latte)
話題先行のネタ馬らしくスタートは良かったものの結局馬群に沈んだ父(本編)の成績から考えて、この馬もほとんど期待できないだろうが、相変わらず幼馬(ロリ)の馬体(CG)はピカピカで惹かれるものがある。ただ安馬(低価格)ということで容量は期待できないだろうし、バカ系の風刺ネタも父は結局未消化に終わってしまっただけに、どこまで巻き返せるかは未知数。ほぼ間違いなく馬場掃除に終わるだろうが、こうしたバカ系にはもう少し頑張って欲しいと記者的には思っている。
期待度 ★☆
Tiny Dungeon ~BRAVE or SLAVE~(Rosebleu)
この父系(シリーズ)もこれで4代目。初代の評判からまさかここまで続くとは思わなかった。高馬(フルプライス)でありながら毎回内容は薄い(短い)が、代を経るにつれ時計を詰めてきているのは素直に誉めていい。ただそれでも入着には一歩足りない成績だし、本賞金(データ数)も減ってきているのも気がかり。トレーナーが遁走して惨敗に終わった前走の氷華の舞う空にのようなことはないだろうが、素直に買いづらいことは確か。
期待度 ★★☆
超電激ストライカー(OVERDRIVE)
期待されながら思ったほど走れなかった電激ストライカーの直仔(続編)。面白さはあったが内容の薄さが敗因であり、ルートの増強から変わり身の気配はある。高馬でなく値段をやや抑えているのも好感がもてるが、それでもなぜ出し惜しみせず最初から出せなかったのかという誹りは避けられないだろう。父が入着一杯で直仔が結果を残したという例はほとんど見られないだけに、強くは推しづらい。
期待度 ★★☆
つぼい君のスイッチ!(筆柿そふと)
前走の新婚生活(ニコチンソフト)で好評を博した大崎シンヤ&NATORI烏賊のコンビが、黒虹系を離れ今回はネクストン系から出走。調教等を見る限り前走と同じくコメディ&抜きの両立を目指す作戦で、実際序盤の雰囲気は良好。ただ前走のような強烈な笑いをもたらすキャラは不在だし、ツボを押すというシチュからどこまでマニアックなプレイを展開できるのかはやや不鮮明。トレーナーの実績的に大ハズレはなさそうだが、厩舎が変わった事によって内容が薄くなる可能性もあって思い切って消して見る。
期待度 ★★☆
てにおはっ! 女の子だってホントはえっちだよ?(root nuko)
これまでと違いエロに軸足を移して挑むroot nukoの最新馬。これまで血統の妙から期待されながら結果が出なかったことからこの脚質変更が当たる可能性は考えられる。実際MOONSTONE Cherryやひよこソフトなど抜き系への変更で成功した例もあるだけに無視できない。騎手のアマクラは前厩舎時代を含めてこういった血統の馬に騎乗するのは初めてだが、調教を見る限り手が合う雰囲気はある。ただ抜きに関しては標準以上としてもヒロイン萌えや走りの内容の乏しさは気がかり。このあたりにトレーナーの経験が乏しいところが出てきそうな感じで入着以上の成績となると難しいか
期待度 ★★☆
時計仕掛けのレイライン(ユニゾンシフト)
ユニゾンシフトブロッサムの最新馬だがエース騎手のいとうのいぢが手綱を握らないということは、それだけ厩舎が馬の走り(シナリオ)に自信を持っている表れとも勘ぐれる。ただトレーナーの実績となると心もとないというのが正直なところ。ミステリーといっても本格調でなくライトファンタジー風。雰囲気は悪くないし先を引っぱる牽引力もありそうだが、肝心な直線(ラスト)で失速してしまう可能性はどうしても拭いきれない。上位人気馬と比べるとマイナス材料が多くて押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
◎美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-(ωstar)
馬に恵まれないことで定評のある八宝備仁騎乗の安馬ということで黙って消してしまった前走が驚きの大好走。今回は前走と比べて淫靡さにやや欠ける印象はあるし、前走があまりに鮮やかすぎただけに、同じ走りが出来るかとなるとやや心配。
それでも同趣向ということならある程度のクオリティは確保できているだろうし、少なくとも高品位のエロが保障されているのは有難い。今回メンバー的にも抜けた馬がなく実績を買って本命に推す。
期待度 ★★★★
△平グモちゃん 戦国下剋上物語(ライアーソフト)
ライアーは行殺☆新選組以来歴史パロ系を得意としているし、最近ヒットを飛ばしていないトレーナーの岩清水新一もこの血統なら本領発揮の可能性も充分。相変わらず無名騎手をどこからともなく捜しだしてくるライアーだが、毎回その選択に狂いは無く今回も馬と手が合いそうな雰囲気。マニアックな歴史ネタがどこまでファンに受け入れられるか不安はあるが、シリアスとギャグのバランスさえ御せられれば前走の再現も充分可能。勝つまでは苦しいだろうが、上位人気馬が総崩れの展開なら大きく浮上する可能性も。
期待度 ★★★☆
FaintTone(Reon)
地方で走っていた馬が戯画PBから中央初挑戦。ラシックスの選択などいかにも地方テイストが漂っている馬の雰囲気だが、馬体に関してはそれなりに悪くない。ただ主人公が田舎か都会かを選ぶという血統はそれほど新鮮味を感じず、トレーナーの地方時の実績も正直寂しい。古くはねこねこソフトから最近ではアサプロなど地方から戯画PB名義で中央に挑戦して成功した厩舎はあるが、それ以上に失敗例が多いことを忘れてはならない。
期待度 ★★
ヨメ充(脳内彼女)
妹オール責めや男の娘ものなどそのマニアックな血統で名高い脳内彼女の最新馬。今回もヒロインの灰汁の強さは相変わらずだが走り自体は割合ストレート。笑いの多い展開はそれなりに支持を集めそうだが、それほどぶっ飛んだ感じがないだけに意外に伸び悩む可能性はある。騎手があおぎりぺんた一本から白金リオとの二頭体制になったのは不安はなく入着は間違いなさそうだが、それ以上の走りとなると大きな展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
有力馬の存在がなく波乱含みの展開が予想されるが、前走の実績を買って美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-を本命に押す。ただ安馬だけに時計が速くなる展開だと他馬にしてやられる可能性も。調教の評価が高い-atled- everlasting songがその候補一番手だが、底を見せないと言った意味では終わる世界とバースデイの方がより不気味。勢いに乗っているすぽコン! も連候補だし、厩舎サイドの鼻息が荒い創世奇譚アエリアルも能力的には充分食い込める力量はある。平グモちゃん 戦国下剋上物語もムードは上々で、ほか印が回らなかった馬にもチャンスはありそう。馬券的には非常に難解な一戦だ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
〇-atled- everlasting song(FLAT)
以前、競馬専門紙(エロゲー雑誌)の付録として企画され走った馬(ゲーム)が装いを新たに中央(商業)挑戦。騎手は変更されたが、元々走り(シナリオ)の方が評価されていたということもあって影響は少なそう。過去走った時もなかなかの時計で掛けていて実際調教(体験版)もなかなかの動き。これならまず凡走は考えにくいが、先代は直線やや脚が上がってしまったところがあって調教の動きどおり快走できるかどうかはやや疑問。それでも全くの凡走に終わってしまうことは考えにくくメンバー的にも首位争いを期待したい。
期待度 ★★★★
妹びらいざー(Silver Bullet)
血統(設定)はいつも面白く育て方次第では上級馬に成長しそうな雰囲気を漂わせながら、結局直線(終盤)腰砕けに終わってしまい条件級を脱出できないシルバレの最新馬。幼馬(ロリ)&妹という潔い戦法ながら騎手の魅力もあってトレーナーの手腕次第では上位を狙える器とは思えるが、その肝心のトレーナーが非公表。これではインブリード(近親)配合の妙も味わえずただの抜き系に終わってしまいそうな悪寒。厩舎の動向から取消(延期)の公算も大きそうだが、たとえ出走にこぎつけたとしても好走は望めないだろう。
期待度 ★☆
▲終わる世界とバースデイ(コットンソフト)
久々の出走となるコットンソフトだが、前走のぐらタンは結果的に不発だったし姉妹厩舎といえるねこねこソフトも休み明け後は沈黙を続けている。その沈滞ムードを払拭すべく今回は終末ものというシリアス系で挑むだけに変わり身を期待したいところ。トレーナーの海富一はこういった血統の馬を手掛けるのは得意だし、騎手も不安なし。ラシックス(声優陣)も流行の桐谷華を始め手堅いメンバーを揃え態勢は万全。上位人気馬を一蹴するだけの力を持っていると信じ単穴に押す。
期待度 ★★★☆
学☆王 It’s Heartful Days(Lump of Sugar)
人気騎手の梱枝りこ起用ということで人気を集めながら大きな着を取ってしまった学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-の直仔(FD)。安馬(低価格)だけに気軽に買えるという点は強みだが、内容も相応である可能性も大きい。父(本編)があまりに走らな過ぎただけに巻き返す可能性はあるが、トレーナーのしげた氏の軽いノリが角砂糖厩舎のファンと相性が悪いかもしれず馬券に絡むまでの走りとなると少々荷が重い印象。ここは順当に消し。
期待度 ★☆
紅神楽(でぼの巣製作所)
この厩舎の看板血統である神楽系の最新馬。まあ看板血統といっても入着どまりの成績が精一杯だしゲーム性もここ数年進化が止まっている印象で、馬券の対象となると厳しい。山本和枝騎手と一番手が合う寺岡健治にトレーナーを戻したのはプラスで旧来の軽い凌辱を好むファンには嬉しいところだが、それだけを材料に狙うのはあまりに無謀。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★
古色迷宮輪舞曲(Yatagarasu)
デビュー以来普通にないやや珍しい血統で売りだしてきたYatagarasu厩舎だが、今回はSLG系でなく古風なコマンド入力式ADV。騎手もこれまでの専属騎手から稲垣みいこらフリー騎手に依頼し雰囲気を一新。ただ難易度が高いというより面倒くさそうなシステムが、サクサク進行させたい今のファンに素直に受け入れられるかはやや疑問。厩舎自体これまで走る馬を輩出できていないだけにここは見送りが妥当か。
期待度 ★★
三極姫2 ~天地大乱・乱世に煌く新たな覇龍~(げーせん18)
SLG系中心の馬を出走させるげーせん18の最新馬で、馬名(タイトル)を見てわかるように三国志のパロディ。ただ父(前作)が惨敗に終わっているし、この厩舎はいつもバランスに問題を抱えていてゲーム性についても不安が大きい。いつものようにマイナー武将を取り上げる試みはコアなファンには嬉しいが、ゲーム性や走り(シナリオ)のクオリティを上げてくれたほうがもっと嬉しいということを厩舎サイドのは分かってもらいたいものだ。
期待度 ★★
△すぽコン! (アストロノーツ)
厩舎デビュー以来立て続けに走る馬を送り出したアストロノーツ。デビュー戦はともかく2戦目の走りは圧巻といってよく、実績に欠くトレーナー陣に操られながら好走を見せるあたりその勢いは本物だ。今回もスポーツ少女をヒロインに起用した抜きゲーという戦法はあまり成功していない分野であり常識的には買いづらいところだが、厩舎の勢いを考えると3度目の大駆けも充分考えられる。ただ騎手の実績はこれまでと比べるとやや劣るだけにまずは押さえから考えたい。
期待度 ★★★☆
△創世奇譚アエリアル(あかべぇそふとすりぃ)
新規まき直しのデビュー戦が惨敗と出足から躓いた格好のあかべぇそふとすりぃだが、トレーナーの実績を考えれば2戦目のこの馬の方が勝負気配が強い。そのトレーナーの井上啓二は久々のアルテミスブルーで手腕の衰えがないことを証明して見せたし、ロボットSFものというのも新鮮味があって魅力充分。ただ調教はやや自分語りが多くて癖が強い印象。好きな人にはとことん受け入れられそうだが、逆の目が出ると嫌われる可能性も考えられる。ぶっちぎりでの勝利も考えられるが、思わぬ大敗もありえそうというところでやや評価を落としてみた。
期待度 ★★★☆
第2回妹選抜☆総選挙 365人の妹いちゃラブ後日談(Latte)
話題先行のネタ馬らしくスタートは良かったものの結局馬群に沈んだ父(本編)の成績から考えて、この馬もほとんど期待できないだろうが、相変わらず幼馬(ロリ)の馬体(CG)はピカピカで惹かれるものがある。ただ安馬(低価格)ということで容量は期待できないだろうし、バカ系の風刺ネタも父は結局未消化に終わってしまっただけに、どこまで巻き返せるかは未知数。ほぼ間違いなく馬場掃除に終わるだろうが、こうしたバカ系にはもう少し頑張って欲しいと記者的には思っている。
期待度 ★☆
Tiny Dungeon ~BRAVE or SLAVE~(Rosebleu)
この父系(シリーズ)もこれで4代目。初代の評判からまさかここまで続くとは思わなかった。高馬(フルプライス)でありながら毎回内容は薄い(短い)が、代を経るにつれ時計を詰めてきているのは素直に誉めていい。ただそれでも入着には一歩足りない成績だし、本賞金(データ数)も減ってきているのも気がかり。トレーナーが遁走して惨敗に終わった前走の氷華の舞う空にのようなことはないだろうが、素直に買いづらいことは確か。
期待度 ★★☆
超電激ストライカー(OVERDRIVE)
期待されながら思ったほど走れなかった電激ストライカーの直仔(続編)。面白さはあったが内容の薄さが敗因であり、ルートの増強から変わり身の気配はある。高馬でなく値段をやや抑えているのも好感がもてるが、それでもなぜ出し惜しみせず最初から出せなかったのかという誹りは避けられないだろう。父が入着一杯で直仔が結果を残したという例はほとんど見られないだけに、強くは推しづらい。
期待度 ★★☆
つぼい君のスイッチ!(筆柿そふと)
前走の新婚生活(ニコチンソフト)で好評を博した大崎シンヤ&NATORI烏賊のコンビが、黒虹系を離れ今回はネクストン系から出走。調教等を見る限り前走と同じくコメディ&抜きの両立を目指す作戦で、実際序盤の雰囲気は良好。ただ前走のような強烈な笑いをもたらすキャラは不在だし、ツボを押すというシチュからどこまでマニアックなプレイを展開できるのかはやや不鮮明。トレーナーの実績的に大ハズレはなさそうだが、厩舎が変わった事によって内容が薄くなる可能性もあって思い切って消して見る。
期待度 ★★☆
てにおはっ! 女の子だってホントはえっちだよ?(root nuko)
これまでと違いエロに軸足を移して挑むroot nukoの最新馬。これまで血統の妙から期待されながら結果が出なかったことからこの脚質変更が当たる可能性は考えられる。実際MOONSTONE Cherryやひよこソフトなど抜き系への変更で成功した例もあるだけに無視できない。騎手のアマクラは前厩舎時代を含めてこういった血統の馬に騎乗するのは初めてだが、調教を見る限り手が合う雰囲気はある。ただ抜きに関しては標準以上としてもヒロイン萌えや走りの内容の乏しさは気がかり。このあたりにトレーナーの経験が乏しいところが出てきそうな感じで入着以上の成績となると難しいか
期待度 ★★☆
時計仕掛けのレイライン(ユニゾンシフト)
ユニゾンシフトブロッサムの最新馬だがエース騎手のいとうのいぢが手綱を握らないということは、それだけ厩舎が馬の走り(シナリオ)に自信を持っている表れとも勘ぐれる。ただトレーナーの実績となると心もとないというのが正直なところ。ミステリーといっても本格調でなくライトファンタジー風。雰囲気は悪くないし先を引っぱる牽引力もありそうだが、肝心な直線(ラスト)で失速してしまう可能性はどうしても拭いきれない。上位人気馬と比べるとマイナス材料が多くて押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
◎美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-(ωstar)
馬に恵まれないことで定評のある八宝備仁騎乗の安馬ということで黙って消してしまった前走が驚きの大好走。今回は前走と比べて淫靡さにやや欠ける印象はあるし、前走があまりに鮮やかすぎただけに、同じ走りが出来るかとなるとやや心配。
それでも同趣向ということならある程度のクオリティは確保できているだろうし、少なくとも高品位のエロが保障されているのは有難い。今回メンバー的にも抜けた馬がなく実績を買って本命に推す。
期待度 ★★★★
△平グモちゃん 戦国下剋上物語(ライアーソフト)
ライアーは行殺☆新選組以来歴史パロ系を得意としているし、最近ヒットを飛ばしていないトレーナーの岩清水新一もこの血統なら本領発揮の可能性も充分。相変わらず無名騎手をどこからともなく捜しだしてくるライアーだが、毎回その選択に狂いは無く今回も馬と手が合いそうな雰囲気。マニアックな歴史ネタがどこまでファンに受け入れられるか不安はあるが、シリアスとギャグのバランスさえ御せられれば前走の再現も充分可能。勝つまでは苦しいだろうが、上位人気馬が総崩れの展開なら大きく浮上する可能性も。
期待度 ★★★☆
FaintTone(Reon)
地方で走っていた馬が戯画PBから中央初挑戦。ラシックスの選択などいかにも地方テイストが漂っている馬の雰囲気だが、馬体に関してはそれなりに悪くない。ただ主人公が田舎か都会かを選ぶという血統はそれほど新鮮味を感じず、トレーナーの地方時の実績も正直寂しい。古くはねこねこソフトから最近ではアサプロなど地方から戯画PB名義で中央に挑戦して成功した厩舎はあるが、それ以上に失敗例が多いことを忘れてはならない。
期待度 ★★
ヨメ充(脳内彼女)
妹オール責めや男の娘ものなどそのマニアックな血統で名高い脳内彼女の最新馬。今回もヒロインの灰汁の強さは相変わらずだが走り自体は割合ストレート。笑いの多い展開はそれなりに支持を集めそうだが、それほどぶっ飛んだ感じがないだけに意外に伸び悩む可能性はある。騎手があおぎりぺんた一本から白金リオとの二頭体制になったのは不安はなく入着は間違いなさそうだが、それ以上の走りとなると大きな展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
有力馬の存在がなく波乱含みの展開が予想されるが、前走の実績を買って美少女万華鏡 -忘れな草と永遠の少女-を本命に押す。ただ安馬だけに時計が速くなる展開だと他馬にしてやられる可能性も。調教の評価が高い-atled- everlasting songがその候補一番手だが、底を見せないと言った意味では終わる世界とバースデイの方がより不気味。勢いに乗っているすぽコン! も連候補だし、厩舎サイドの鼻息が荒い創世奇譚アエリアルも能力的には充分食い込める力量はある。平グモちゃん 戦国下剋上物語もムードは上々で、ほか印が回らなかった馬にもチャンスはありそう。馬券的には非常に難解な一戦だ。
2012年07月15日
強かな仙台の狙いどおりに
久しぶりに連休がもらえたということで、今日は久々に豊田スタジアムまでサッカー観戦に行ってきました。
本当ならウェーブスタジアムのFC刈谷の試合に行く予定だったのですが、ピクシーの命令(中日スポーツの記事参照)とあってはスタジアムに行かないわけにはいかない(笑)。まあそれでなくても首位ベガルタ仙台相手ということもあって好ゲームが期待できそうな予感充分。そんなわけではるばる豊田まで電車に乗って行ってきたわけですが・・・
(ここから観戦記)
名古屋は守備の要であるアンカーのダニルソンが出場停止ということでどのようなフォーメーションを採るか注目されたが、最近売り出し中の若手MF田口をそのままの位置で起用とここ数試合のいい流れを壊さない作戦。一方の仙台もCBの鎌田が出場停止。レギュラーCBの上本もケガで欠き、渡辺と本来ボランチの角田(まあ京都時代はCBだったが)を組ませるなどどちらも守備に不安を覗かせているとうこともあって両チームとも慎重な立ち上がりとなった。
ダニルソンほど驚異的なカバー能力を田口には期待できないとあって、いつもは前線に絡む藤本・小川の攻撃的MFがやや下がり目の位置を取ったこともあり名古屋はFWのケネディが孤立するシーンが続出。一方の仙台もいつもは少ないチャンスをゴールに結びつけるウィルソンが絶不調。パートナーの赤嶺も闘莉王・ダニエルの体を張った守りに抑えられるなど膠着状態が続く。
それでも仙台は25分過ぎ、カウンターから右サイドを太田が突破。そのクロスを赤嶺がシュートを放つもここは楢崎が好セーブ。逆に名古屋は期待の永井が今日は今ひとつで仙台の守備陣を突破できず、前半はどちらかというと仙台ペースといっていい戦いぶりだった。
後半、名古屋はピクシーに相当喝を入れられたのだろうか、俄然攻撃にシフトする。前半目立たなかった金崎や永井が次々仙台のサイドを突破しクロスを上げる。しかしケネディが角田の老獪な守備に阻まれシュートを打たしてもらえない。それならと金崎が自分でシュートを放つがこれは惜しくも枠外。それでも名古屋は闘莉王やダニエルまで攻撃参加するなど強引に仙台ゴールをこじ開けかかる。そこで仙台の手倉森監督はいいところの無かったウィルソンを下げて関口を投入。赤嶺のワントップにして守りを固める作戦。そして残り10分過ぎからはボランチの松下・田村もほとんど攻撃に出ず引き分け狙いを徹底させる。それでも名古屋が好調ならば仙台の狙いを許さなかっただろうが今日の名古屋はサイドからのクロスの精度が今ひとつ。それでショートパス主体の攻撃で終盤攻め込んだのだが、これは仙台の待ち受けるところでシュートを打つところまでいかない。結局仙台の思惑どおりのスコアレスドローに終わってしまった。
名古屋にとってはベンチもサポーターもイライラが増すばかりの一戦となってしまった。正直スペクタクルの欠片もない凡戦といっていい試合だったのだが、これが仙台の狙いだったのだろう。いつもなら前からプレスをかけるMF陣も今日はやや押さえ気味でFW陣も不調。それでいて勝ち点1を持ち帰ってしまうのだから、完全に強かさを身につけたといっていい。一方の名古屋は首位に迫るチャンスをみすみす失いいわば負けに等しい引き分けだ。今日の戦いぶりでは優勝を狙うなどおこがましい。それでも救いは今後の対戦相手が札幌・神戸・清水・G大阪という下位&不調チームということ。ここで取りこぼすようだと本当に終戦となってしまいかねないが、果たしてどのような結果になるのだろうか。個人的には新戦力などてこ入れが必要だと思うのだが・・・
本当ならウェーブスタジアムのFC刈谷の試合に行く予定だったのですが、ピクシーの命令(中日スポーツの記事参照)とあってはスタジアムに行かないわけにはいかない(笑)。まあそれでなくても首位ベガルタ仙台相手ということもあって好ゲームが期待できそうな予感充分。そんなわけではるばる豊田まで電車に乗って行ってきたわけですが・・・
(ここから観戦記)
名古屋は守備の要であるアンカーのダニルソンが出場停止ということでどのようなフォーメーションを採るか注目されたが、最近売り出し中の若手MF田口をそのままの位置で起用とここ数試合のいい流れを壊さない作戦。一方の仙台もCBの鎌田が出場停止。レギュラーCBの上本もケガで欠き、渡辺と本来ボランチの角田(まあ京都時代はCBだったが)を組ませるなどどちらも守備に不安を覗かせているとうこともあって両チームとも慎重な立ち上がりとなった。
ダニルソンほど驚異的なカバー能力を田口には期待できないとあって、いつもは前線に絡む藤本・小川の攻撃的MFがやや下がり目の位置を取ったこともあり名古屋はFWのケネディが孤立するシーンが続出。一方の仙台もいつもは少ないチャンスをゴールに結びつけるウィルソンが絶不調。パートナーの赤嶺も闘莉王・ダニエルの体を張った守りに抑えられるなど膠着状態が続く。
それでも仙台は25分過ぎ、カウンターから右サイドを太田が突破。そのクロスを赤嶺がシュートを放つもここは楢崎が好セーブ。逆に名古屋は期待の永井が今日は今ひとつで仙台の守備陣を突破できず、前半はどちらかというと仙台ペースといっていい戦いぶりだった。
後半、名古屋はピクシーに相当喝を入れられたのだろうか、俄然攻撃にシフトする。前半目立たなかった金崎や永井が次々仙台のサイドを突破しクロスを上げる。しかしケネディが角田の老獪な守備に阻まれシュートを打たしてもらえない。それならと金崎が自分でシュートを放つがこれは惜しくも枠外。それでも名古屋は闘莉王やダニエルまで攻撃参加するなど強引に仙台ゴールをこじ開けかかる。そこで仙台の手倉森監督はいいところの無かったウィルソンを下げて関口を投入。赤嶺のワントップにして守りを固める作戦。そして残り10分過ぎからはボランチの松下・田村もほとんど攻撃に出ず引き分け狙いを徹底させる。それでも名古屋が好調ならば仙台の狙いを許さなかっただろうが今日の名古屋はサイドからのクロスの精度が今ひとつ。それでショートパス主体の攻撃で終盤攻め込んだのだが、これは仙台の待ち受けるところでシュートを打つところまでいかない。結局仙台の思惑どおりのスコアレスドローに終わってしまった。
名古屋にとってはベンチもサポーターもイライラが増すばかりの一戦となってしまった。正直スペクタクルの欠片もない凡戦といっていい試合だったのだが、これが仙台の狙いだったのだろう。いつもなら前からプレスをかけるMF陣も今日はやや押さえ気味でFW陣も不調。それでいて勝ち点1を持ち帰ってしまうのだから、完全に強かさを身につけたといっていい。一方の名古屋は首位に迫るチャンスをみすみす失いいわば負けに等しい引き分けだ。今日の戦いぶりでは優勝を狙うなどおこがましい。それでも救いは今後の対戦相手が札幌・神戸・清水・G大阪という下位&不調チームということ。ここで取りこぼすようだと本当に終戦となってしまいかねないが、果たしてどのような結果になるのだろうか。個人的には新戦力などてこ入れが必要だと思うのだが・・・
2012年07月13日
上半期を振り返って
今年もはや半年が過ぎました。
このブログのメインコンテンツというべきゲーム予想ですが、この上半期は記事を書くのにかなり頭を悩ましたような気がします。
というのもこの半年、デビュー(発売)前から話題を集めるような人気馬が見当たらなかったのですね。
もちろん真剣で私に恋しなさい!S(みなとそふと)やティンクル☆くるせいだーす - Passion Star Stream -(Lillian)・グリザイアの迷宮(FrontWing)のような人気馬の2世(FD・続編)がレースを賑したこともありました。もちろん彼らの出走は個人的には嬉しいことではあるのですが、それでも競馬(エロゲー)界のことを考えるとある程度の新陳代謝も必要・・・というわけで、話題性のある純粋な新馬(作)の登場を願うのです。
それにこうしたデビュー前から話題を集めるような新馬が出走するレース(月)は記事を書くのがラク・・・いや張りがあるのですね。例えば昨年の第4レース(4月)のような古豪厩舎大帝国(アリスソフト)と新進の神採りアルケミーマイスター(エウシュリー)のSLG系血統の対決。それに人気厩舎穢翼のユースティア(オーガスト)が加わるといった図式となるとレース結果がどうなるかは別として心躍らされるものがあるのです。
それがこの上半期はほとんどそういった話題性を集める馬が見当たりませんでした。強いて言えば出走前厩舎サイドの鼻息が荒かったはつゆきさくら(SAGA PLANETS)にDRACU-RIOT!(ゆずソフト)あたりがそれなりに注目を集めた存在といえないこともないのですが、VA系では脇を固める存在というべきサガプラの馬や萌え主体の戦法で走り(シナリオ)の評価は必ずしも高くないゆずの馬に人気を背負わせてしまうこと自体話題性に乏しかった証左といえるのではないかと思うのです。
まあデビュー前からいくら話題を集めたからといっても実際走ってみたら馬場掃除を繰り返す駄馬だったということもあるわけですが、それとは逆に走る前はほとんど話題に上らなかった馬がびっくりするような走りを見せるといったことも競馬(エロゲー)の妙・・・ということでそんな驚きをもたらす馬(ソフト)がいたかというとこれもあまり見当たらなかったような気がします。
3月出走の屋上の百合霊さん(ライアーソフト)はライアーがセレナリア系血統だけの厩舎でないことを示してくれましたし、4月出走のSHINY DAYS(オーバーフロー)も最後にしてようやくネガティブな面でない驚きをファンにもたらしてくれました。同月でははるまで、くるる。(すみっこソフト)やこれが厩舎デビュー戦となるデモニオン ~魔王の地下要塞~(Astronauts)もなかなかの走りを見せてくれたように出走馬のレベルは高かったように思います。ただどれも癖が強い馬であり万人受けするタイプでなく、ムーブメントを巻き起こすほどの力はなかったように思えるのです。
それよりも前走が良すぎただけに損をした印象のある創刻のアテリアル(エウシュリー)やすっかり埋没してしまったゆきいろ(ねこねこソフト)など期待ほど思うように走れなかった馬の方が目立ったような気がします。それを一番表しているのがJOKER -死線の果ての道化師-(あかべぇそふとすりぃ)の凡走ぶりで、最近のあかべぇ血統の元気のなさが本当に気にかかるところです。あかべぇそふとも厩舎(ブランド)の再編など少なからず問題があるようですが、早く勢いを取り戻してもらいたいと一競馬(エロゲー)ファンとして思っています。
それはともかく下半期に話題を集めるような新馬の出走はあるのでしょうか?それなりに注目されているのがイモウトノカタチ(Sphere)・プリズム◇リコレクション!(Clochette)といったところですがややバリュー的に弱い気がしないでもありません。祝福の鐘の音は、桜色の風と共に(すたじお緑茶)も面白い存在ですが、この厩舎は半年くらいの出走延期が付きものとなっているだけにアテにできない。果たしてこれ以外に出走レース未定の馬から注目を集めそうな馬がゲートインしてくれるのか?ゲーム予想に張りを与えてくれるような話題馬の出走をぜひ期待したいと思っています。
このブログのメインコンテンツというべきゲーム予想ですが、この上半期は記事を書くのにかなり頭を悩ましたような気がします。
というのもこの半年、デビュー(発売)前から話題を集めるような人気馬が見当たらなかったのですね。
もちろん真剣で私に恋しなさい!S(みなとそふと)やティンクル☆くるせいだーす - Passion Star Stream -(Lillian)・グリザイアの迷宮(FrontWing)のような人気馬の2世(FD・続編)がレースを賑したこともありました。もちろん彼らの出走は個人的には嬉しいことではあるのですが、それでも競馬(エロゲー)界のことを考えるとある程度の新陳代謝も必要・・・というわけで、話題性のある純粋な新馬(作)の登場を願うのです。
それにこうしたデビュー前から話題を集めるような新馬が出走するレース(月)は記事を書くのがラク・・・いや張りがあるのですね。例えば昨年の第4レース(4月)のような古豪厩舎大帝国(アリスソフト)と新進の神採りアルケミーマイスター(エウシュリー)のSLG系血統の対決。それに人気厩舎穢翼のユースティア(オーガスト)が加わるといった図式となるとレース結果がどうなるかは別として心躍らされるものがあるのです。
それがこの上半期はほとんどそういった話題性を集める馬が見当たりませんでした。強いて言えば出走前厩舎サイドの鼻息が荒かったはつゆきさくら(SAGA PLANETS)にDRACU-RIOT!(ゆずソフト)あたりがそれなりに注目を集めた存在といえないこともないのですが、VA系では脇を固める存在というべきサガプラの馬や萌え主体の戦法で走り(シナリオ)の評価は必ずしも高くないゆずの馬に人気を背負わせてしまうこと自体話題性に乏しかった証左といえるのではないかと思うのです。
まあデビュー前からいくら話題を集めたからといっても実際走ってみたら馬場掃除を繰り返す駄馬だったということもあるわけですが、それとは逆に走る前はほとんど話題に上らなかった馬がびっくりするような走りを見せるといったことも競馬(エロゲー)の妙・・・ということでそんな驚きをもたらす馬(ソフト)がいたかというとこれもあまり見当たらなかったような気がします。
3月出走の屋上の百合霊さん(ライアーソフト)はライアーがセレナリア系血統だけの厩舎でないことを示してくれましたし、4月出走のSHINY DAYS(オーバーフロー)も最後にしてようやくネガティブな面でない驚きをファンにもたらしてくれました。同月でははるまで、くるる。(すみっこソフト)やこれが厩舎デビュー戦となるデモニオン ~魔王の地下要塞~(Astronauts)もなかなかの走りを見せてくれたように出走馬のレベルは高かったように思います。ただどれも癖が強い馬であり万人受けするタイプでなく、ムーブメントを巻き起こすほどの力はなかったように思えるのです。
それよりも前走が良すぎただけに損をした印象のある創刻のアテリアル(エウシュリー)やすっかり埋没してしまったゆきいろ(ねこねこソフト)など期待ほど思うように走れなかった馬の方が目立ったような気がします。それを一番表しているのがJOKER -死線の果ての道化師-(あかべぇそふとすりぃ)の凡走ぶりで、最近のあかべぇ血統の元気のなさが本当に気にかかるところです。あかべぇそふとも厩舎(ブランド)の再編など少なからず問題があるようですが、早く勢いを取り戻してもらいたいと一競馬(エロゲー)ファンとして思っています。
それはともかく下半期に話題を集めるような新馬の出走はあるのでしょうか?それなりに注目されているのがイモウトノカタチ(Sphere)・プリズム◇リコレクション!(Clochette)といったところですがややバリュー的に弱い気がしないでもありません。祝福の鐘の音は、桜色の風と共に(すたじお緑茶)も面白い存在ですが、この厩舎は半年くらいの出走延期が付きものとなっているだけにアテにできない。果たしてこれ以外に出走レース未定の馬から注目を集めそうな馬がゲートインしてくれるのか?ゲーム予想に張りを与えてくれるような話題馬の出走をぜひ期待したいと思っています。
2012年07月08日
脇に入ってこそ光るヒロイン
今年に入ってからぼくがプレイしたゲームというと、そのほとんどが続編・FDの類のような気がしてならないのですが、今回クリアしたゲームもご多分に漏れずということでグリザイアの果実(フロントウィング)の続編であるグリザイアの迷宮の所感についてだらだらと語ろうかと思います。
このゲームの大まかな構成はというと本編ヒロインのアフターが5本とサブキャラとのHシーン6本。そして主人公風見雄二の過去編であるカプリスの繭の3つからなるのですが、サブキャラのHシーンについてはどうにも語るに困る代物ですし、カプリスの繭は確かに読み応えがあるのですが一番盛り上がるところで「次回にこうご期待」となっていて、これからどちらの方向に評価が動くか何とも言えないところ。
というわけで、非常に評価が付けにくいFDであるのですが、ぼく的に本編は大いに笑わせてもらっただけに、その笑いをほどよく継承していたヒロインアフターについてはそれなりに評価しています。
このゲームのヒロインは設定を見れば分かるように曲者揃いでそのキャラ立ちの良さについては半端ないわけですが、共通パートや個別ルート前半で見られたテンポの良い掛け合いをこのアフターでも楽しめたのは嬉しかったところ。ぼくが心配していたのはよくあるFDのようにイチャラブに特化するあまり(まあそれはそれで萌えという点では満足できるのかもしれませんが)笑いの面が犠牲になってしまわないかということでしたが、これはほぼ杞憂に終わったといっていいでしょう。典型的なツンデレヒロインと思わせながらFDでは弄られキャラに変貌していた由美子の魅力を再確認できましたし、さばさばした姉御肌の天音、一介のおバカヒロインに終わらなかったみちるに子供らしい無邪気な毒を放つ蒔菜。その蒔菜とは逆に優等生らしい計算した鋭い毒を放つ幸ら個性の強い面々が他のヒロインのアフターでも消えることなくキャラ立ちの良さを発揮してくれたのは素直に喜びたいと思います。
そんなヒロインたちの中で、ぼくが本編を通じて一番好みなのは小嶺幸なのですが、正直彼女のアフターは他のヒロインと違ってデキが良いといえなかったのが残念でした。まあ本編でも彼女のシナリオは上の部類とはいえなかったのですが、このアフターではより面白さに欠けてしまったような気がしてならないのです。本来ならお気に入りヒロインのアフターならば他のヒロインのアフター以上に魅力を感じるはずなのに、これはどうしたことなのか・・・
つまりぼくはヒロインとしての幸に魅力を感じていたのでなく、他のヒロインのシナリオでツッコミとボケを自在に操るサブキャラとしての幸に魅力を感じていたということなのでしょう。だからメインヒロインとなる自分のシナリオでは幸の特長である毒が封印される形となって魅力も半減してしまったのではないでしょうか。
サブキャラとして人気があったのにFDなどでヒロインに昇格した途端に陰りがでてしまうというのはまま聞く話なのですが、この幸もサブキャラとして魅力を発揮するタイプといえるかもしれません。まあ単に幸アフターを担当したライターが他のライターよりも腕が劣るだけなのかもしれませんけど・・・
このゲームの大まかな構成はというと本編ヒロインのアフターが5本とサブキャラとのHシーン6本。そして主人公風見雄二の過去編であるカプリスの繭の3つからなるのですが、サブキャラのHシーンについてはどうにも語るに困る代物ですし、カプリスの繭は確かに読み応えがあるのですが一番盛り上がるところで「次回にこうご期待」となっていて、これからどちらの方向に評価が動くか何とも言えないところ。
というわけで、非常に評価が付けにくいFDであるのですが、ぼく的に本編は大いに笑わせてもらっただけに、その笑いをほどよく継承していたヒロインアフターについてはそれなりに評価しています。
このゲームのヒロインは設定を見れば分かるように曲者揃いでそのキャラ立ちの良さについては半端ないわけですが、共通パートや個別ルート前半で見られたテンポの良い掛け合いをこのアフターでも楽しめたのは嬉しかったところ。ぼくが心配していたのはよくあるFDのようにイチャラブに特化するあまり(まあそれはそれで萌えという点では満足できるのかもしれませんが)笑いの面が犠牲になってしまわないかということでしたが、これはほぼ杞憂に終わったといっていいでしょう。典型的なツンデレヒロインと思わせながらFDでは弄られキャラに変貌していた由美子の魅力を再確認できましたし、さばさばした姉御肌の天音、一介のおバカヒロインに終わらなかったみちるに子供らしい無邪気な毒を放つ蒔菜。その蒔菜とは逆に優等生らしい計算した鋭い毒を放つ幸ら個性の強い面々が他のヒロインのアフターでも消えることなくキャラ立ちの良さを発揮してくれたのは素直に喜びたいと思います。
そんなヒロインたちの中で、ぼくが本編を通じて一番好みなのは小嶺幸なのですが、正直彼女のアフターは他のヒロインと違ってデキが良いといえなかったのが残念でした。まあ本編でも彼女のシナリオは上の部類とはいえなかったのですが、このアフターではより面白さに欠けてしまったような気がしてならないのです。本来ならお気に入りヒロインのアフターならば他のヒロインのアフター以上に魅力を感じるはずなのに、これはどうしたことなのか・・・
つまりぼくはヒロインとしての幸に魅力を感じていたのでなく、他のヒロインのシナリオでツッコミとボケを自在に操るサブキャラとしての幸に魅力を感じていたということなのでしょう。だからメインヒロインとなる自分のシナリオでは幸の特長である毒が封印される形となって魅力も半減してしまったのではないでしょうか。
サブキャラとして人気があったのにFDなどでヒロインに昇格した途端に陰りがでてしまうというのはまま聞く話なのですが、この幸もサブキャラとして魅力を発揮するタイプといえるかもしれません。まあ単に幸アフターを担当したライターが他のライターよりも腕が劣るだけなのかもしれませんけど・・・