2012年07月03日

追加ディスクの効能について考える

恐縮ながら今回も輝光翼戦記 銀の刻のコロナ(ETERNAL)の話になります。メーカーの過去作と比べてとても成功したといえないゲームの話題がここまで出来るということは、いかにぼくがこのゲームにのめりこんだ(といっても天空のユミナFDほどではないですが)証左といえるわけですが、今回はこのゲームの特典として添付されていた追加ディスクについて語りたいと思います。

そのディスクのことですが、まぎらわしいことにこのゲームには初回特典ディスクと予約特典ディスクの2種類あって、まず予約特典ディスクの方は主人公&メインヒロインのスキルが増えるという趣向。このスキルというものがおよそ使えるには程遠い技で、こんなお寒いディスクを付けるならこれまでのようにヴォーカルCDにしろといいたくなる代物なのですが、今回話題にしたいのは初回特典ディスクの方です。

このゲームを既にプレイした方ならご存知でしょうが、初回特典ディスクはETERNALと同じウィルプラス系のブランドから人気ゲームのヒロインたちを抜擢して追加ユニットとして使えるというファンにとってはなかなか嬉しい趣向となっています。それがあやかしびと(propeller)のヒロイン一乃谷刀子。遥かに仰ぎ、麗しの(PULLTOP)から風祭みやび。そして花と乙女に祝福を(ensemble)の月丘兄妹の3ユニットなのですが、確かに3作品ともウィル系の中では成功したゲームで取り上げられるのもまあ当然なのかもしれません。まあぼく的にはHERMITの作品を取り上げて欲しかったのですが・・・

それはともかく、そんな追加ユニットたちですが、残念ながらシナリオには全く関わってきません。ぼく的にはシナリオ本編には絡まなくても、おまけのイベントくらい発生するサービスがあっても良かったのではないかと思います。もちろんゲームの雰囲気を壊してしまっては元も子もないのですが、どちらかというと何でもアリの設定なわけですからそのあたりはライターのさじ加減で何とでもなったと思ったのですね。

さてそんなシナリオの流れに全く関わってこないユニットたちなのですが、これがなぜか戦力として充分過ぎるほど使えてしまうというのが、このゲームのバランスをやや崩してしまっている原因ではないかと思うのですね。特に序盤戦力不足で猫の手も借りたい場面で、3ユニット分追加があるのは非常にありがたい・・・というより有難すぎて序盤のゲーム展開を簡単にしてしまっているのではないかと。
それにユニットの能力面に関しても、みやびは同属性の穂村茜とほぼ同能力ながら赤属性の攻撃をノーダメージにするスキルを持っているし、月丘さんも同様のスキルを持っていてMPに余裕がある限り基本ユニットよりも守りが強い。そして一乃谷刀子に至っては同じ黒属性のメインヒロイン天津刻乃よりもポテンシャルで上回るのではないかと思えるくらい強力なユニットです。これらゲストユニットたちは新しいスキルを全く覚えないため、中盤から終盤にかけては基本ユニットよりも劣ってくる面が出てくるのですが、それでもユニット数不足を補ってくれるという点だけでも非常にゲーム進行を楽にしてくれるのです。

いや楽にしてくれるというより、振り返ってみてこのゲームが作業プレイに思えてしまうのもこの追加ユニットの存在があるように思えてなりません。もしこれらのユニットが居なかったとすれば配置にも一層頭を使わなければいけないし、不利を承知で戦いを挑む場面がでてくるかもしれなかったのです。
そんなわけで2周目でこれら追加ユニットを使わない縛りプレイを行おうかとも思ったのですが、ちょっと進めてみたものの結局断念しました。これはぼくが積みゲーを多く抱えていてこのゲームばかり関わっていられないこともあるのですが、やはりこのソフト自体繰り返しプレイしたくなるほどゲーム性が高くなかったことの方が大きいでしょう。
そんなわけで、追加ユニットを使わないとどれだけゲーム進行が厳しくなるかどうかは謎のままなのですが、案外ぼくが思っているほど影響がなかったかもしれません。まあそれならばみやびや月丘さん(あやかしびとはプレイしていないので刀子がどんなキャラか判らないのですが)の勇姿を楽しめただけ得だったのかもしれないわけで、このあたりは良い方に解釈しておいたほうがいいのでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 00:46Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年06月24日

使えるユニットがお気に入りに

最近コレ一本に絞ってプレイしているといっていい輝光翼戦記 銀の刻のコロナ(ETERNAL)ですが、ようやくクリアすることができました。中盤以降やや作業プレイになってしまった嫌いはありましたが、縛りプレイなどを活用することによってそれなりに楽しめたのでぼく的には満足。
そんなこのゲームのキモとなっている属性システムについてですが、過去作のNega0でのバトルシステムを進化させたような形。Nega0についてはシナリオは一捻りさせてあって面白かったものの肝心のバトルについては相当お寒かったのですが、今回ゲーム性については多少なりとも巻き返したような形です。

ただそれでもSLGとして物足りない部分が多かったのも事実。
反則といっても過言でない強力技については、その技を使わないという縛りプレイで対処できるからまだしも、マップ移動で部隊が1歩ずつしか動けないというのはプレイヤーにストレスを与えると同時に戦略的に制限を与えることにもなって2重に足を引っ張っているように思えます。ぼくが考えるには例えば攻撃力や防御力の高いユニットは鈍重で機動力がなく、逆に防御力に乏しい代わりに機動力に優れたユニットがいるというような差を付ければプレイヤーがマップ場面で頭を使うケースが増えて面白さが増したと思うのですね。
あとユミナFDのようなヤリコミ要素に乏しかったのも確かにマイナス要素なのですが、ただぼく的にはこういったマップ進行型のSLGは2周~3周とプレイしようと思わないので一概に即減点材料とはしたくありません。ただそれでもルートが一本道でなく何個かあれば周回プレイをやらざるを得ないわけで、そういった意味で厳しい言葉で言えばこのゲームは制作者側がプレイヤーに周回プレイをさせる工夫を怠ったといえるかもしれないです。

さてこのゲームはキャラクターが複数いるわけで、当然プレイヤーにはそれぞれお気に入りキャラ(ユニット)がいると思います。
大体こういったゲームでお気に入りとなるキャラというのは、プレイヤーにとって非常に使える有難いユニットか、逆にあまり使えなくて育てるのに苦労するうちに愛着が湧いてくるといったユニットかどちらかです。ぼくの場合このお気に入りキャラとなるユニットは大抵後者のケースがほとんどなわけですが、このゲームの場合レベル上げという点であまり苦労することがなくて性能がやや劣るユニットでもそれなりにレベルが上がっていくものですから「出来ない子ほど可愛い」というケースはあまり当てはまらないのですね。
というわけでこのゲームで1番といっていいくらい使えるキャラがぼくのお気に入りなったわけですが、そのヒロインというのがこのゲーム中最高に近い性能を持っている(と、ぼく的に思っている)金剛恵理なわけです。
この恵理というキャラ。このゲームをプレイした人なら承知していると思うのですが、雑魚との戦いだけでなくボス戦でも通用するポテンシャルを秘めています。まず相手に2ヒットさせるスキルを早い段階で覚えてくれるのが嬉しい。このスキルに続いて覚えるマックススピード(相手に与えるダメージを下げる代わりにヒット数を上げる技)を屈指すると、結界を失いLPのみになった敵を一瞬のうちに壊滅させてくれるわけで、ザコ敵を早く片付けるには最適といっていいユニットなのです。
ただこの恵里の偉いところはザコ敵だけでなくボス戦でも充分使えるところで、モチベーションダウン(対戦者のオーダースキルの使用を阻止するスキル)を使えばほぼノーダメージでボスを倒すことができるという優れものの技も持っています。(まあ優れものといえば統果の死角封じやコロナのどらごにっくぶれす?等の方がよほど優秀なわけですが、あちらはゲームバランスを崩しかなない一撃必殺の反則技ですのでぼくは使用を自粛していた)そして地味ながらフィールドスキルの高速移動も展開の遅さを若干なりとも助けてくれて嬉しい。その上、ショートカット元気少女。そして不幸属性を持っているというぼくの萌えのツボを完璧に付いてくれたまさにぼく好みのヒロインなのです。
そんな恵理のHシーンはなぜかアナスタシアとの3Pしかなくてぼく的にはかなり落ち込んでいるのですが、まあこのゲームのサブヒロインはほぼ全員不遇な扱いを受けているのでまあ仕方ないかもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 23:51Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年06月21日

6月の発売予定表から

クラシックシーズンも終わりいよいよ夏競馬に入りました。夏の地方レース(コミケ)前を避け勝負する馬が多いのか一癖あるメンバーが揃い面白いレースとなりそう。圧倒的人気を集めそうな馬が見当たらないだけに予想は困難を極めそうな雰囲気ですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

アオリオ(アドリブ)
音楽を題材としたもののI.O.Soundの曲ばかりが目立って肝心の走りでは全く存在感を発揮できなかったデビュー戦。今回も部活動メインの血統(題材)でトレーナー(ライター)も同じということからほぼ似たような走りとなりそう。まとまりこそあったものの特筆する部分がなかった前走から考えると大きな変わり身を期待するのは正直難しそう。I.O.Soundの曲については間違いないがそれだけで走れるほど今回のメンバーは甘くない。
期待度 ★★

アステリズム -Astraythem-(チュアブルソフト)
大震災の影響から一時は出走断念に追い込まれかけただけにゲートインしてくれるだけでも感謝したくなる。それだけに応援したいのは山々だが調教を見る限り半信半疑の動き。ルート一本道の馬はメインヒロインに余程魅力がないと走らない所があるし、他のヒロインを捨て石に使う手法となりそうなのも記者的にはやや気になる点。今後の動き次第では巻き返しも可能だろうが、余程変わり身を見せないと馬群に沈んでしまう可能性が高い。
期待度 ★★☆

姉にこの夏(CLOCKUP)
凌辱やバカ系以外となると途端にだらしなくなるのがCLOCKUPの馬で、このような和姦抜き系となるとほとんど走った実績がない。騎手は新人ながらそれなりの魅力を持っていて姉ヒロインばかりという戦法に合っているが、トレーナーの最近の実績はと見るとかなりお寒い。馬の潜在能力もそれほど高いとは思えず勝負気配に欠ける現状ではとても狙えない。
期待度 ★☆

異種族の虜姫~せめて人間の相手をさせて!~(catwalkNERO)
VA系列の凌辱系で売るcatwalkNEROの最新馬だが、騎手がこれまで主戦を務めてきた亀井でなくサブ騎手の木ノ碕由貴というのはやや気になる点。それでも耳長娘の異種間凌辱という脚質は意外にファンのの多い分野で内容次第では充分上位を狙える能力は秘めているといえる。ただこれまで騎手の能力を全く生かしてこれなかったcatwalkNEROだけにどこまで潜在能力を発揮できるかはやや疑問。この相手では入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆

△イントルーダー ~侵入者~(material)
ウィル系厩舎に山本和枝騎手が乗るのは珍しい。最近ウィル系は内部がごたついている印象だし、山本和枝が騎乗する凌辱系の馬はほとんど走ってなくて軽視していたが、意外に調教は悪くない。ただ自厩舎の馬でないということもあってやや山本和枝本来の乗り味(塗り)が欠けるように感じられる点はややマイナス。それでも登場キャラの設定に奥深さを感じさせるところもあって化ける可能性は感じられる。トレーナーがベテラン卑影ムラサキということでもしかしたら単純な凌辱系でなく走りに一捻り加えてくる可能性は充分あり、まさかの大駆けがあるかもしれない。
期待度 ★★★☆

インモラル・リトル(Apricot Cherry)
厩舎がこれまで走らせてきた馬を考えれば、抜き専業の単調な競走をしてくるだろう。騎手がTOMAから浮月たくに替わり幼馬(ロリ)に軸足を置いてきたのがどうでるかだが、トレーナーの実績を見る限り幼馬に造詣が深いわけでなく、単なるシチュエーションの特殊さで勝負する雰囲気。ただ幼馬に責められるという趣向はかなり特殊だし、ヒロインの可愛さも騎手の能力を考えれば記者的にはやや物足りなく感じられる。相手なりに走れそうだが上位を狙うにはやや力不足の感は否めないか。
期待度 ★★☆

WEDDING BLUE(LiLiM DARKNESS)
名門アリスソフト所属からフリーに転身後はあまりいい馬(作品)に恵まれていない黒田晶見騎手。今回はNTR専門厩舎の暗黒LiLiMからの出走で、アリス時代から得意としている人妻ヒロインとの親和性から今度こそと期待させる。ただこの厩舎は古くからNTRに挑戦していながら全くといっていいほど所属馬が走っていなくて、今回起用されたトレーナーの実績も今一つ物足りない。最近はNTR脚質を持つ馬も増えていて世間的に受け入れられつつあるだけにソロソロこの厩舎も化けて欲しいものだが、今回も正直厳しい結果が待っていそう。
期待度 ★☆

えれくと!(Astronauts)
デビュー戦でいきなり大駆けを見せたAstronautsの2戦目は鞍上にピロ水を起用しての和姦路線。ただアトリエかぐや時代に凡走が定番となっていたトレーナー陣をあえて起用となると、馬場掃除に終わったさくら色カルテットとほぼ同様の結果が待っていそう。実際調教を見ても走り(テキスト)に不安しか感じない。それでもサキュバスものということもあってエロさえ充実していればそれなりの結果を残す可能性もあるが、変な純愛和姦にこだわりがありそうでその点でも腰折れになってしまいそう。ここは順当に消しで。
期待度 ★★

エロティ課誘惑研修はじまるよ(アトリエかぐや)
お家騒動で揺れたアトリエかぐやで唯一厩舎に残ったのが動画を売りにする坂上海&有栖川千里騎手のライン。この路線は最近主人公Mで走ってきていて今回も年上ヒロインに責められる展開が予想される。ただ前走がこの路線にしては責められ方が甘くて期待ハズレに終わっているし、厩舎内部のゴタゴタが影響するようだと今回も前走同様の結果が待っている可能性も。期待の反面不安も大きく押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★

カラフル☆きゅあー(Etoiles)
最近すっかり印象の薄くなったSIESTA&Etoilesの馬。主戦騎手の雨音響も鞍上から去ってしまっては往年の面影を留めてなくても当然か。それでも騎手はまずまずいい仕事をしている印象。ただ魔法少女ものはこれまであまり成功していない分野で、しかもハーレムバトルというフレーズを見ると嫌な予感しか浮かばない。そこそこの評価を得ている秋風ぱーそなると同じトレーナー陣で走りに集中できれば意外な好走も考えられるが、脚質的に考えるとシリアスな走りは難しそうでとても買えない。
期待度 ★☆

◎紅蓮華(エスクード)
ゲーム性に特色を持つものが多いエスクードの馬だが、今回は伝奇もの得意の桐月に鞍上がねこにゃんという異色の組み合わせ。あっぷりけでの実績を素直に信用すればここでも当然上位を争う存在で、調教の動きも悪くない。後は厩舎がこういった血統の馬をほとんど手掛けていない点がどう作用するかがカギで、トレーナーが自分の世界に走ってしまいペース配分の点で苦しむと直線失速してしまう可能性は捨てきれない。それでもこれまでの実績を素直に信用して本命印に。
期待度 ★★★★

JOKER 死線の果ての道化師(あかべぇそふとすりぃ)
姉妹厩舎を乱立させてきたあかべぇ軍団からまたもや新厩舎かと思いきや、どうやら今後ファンに分かりやすく統合させるらしい。というわけで改めてのデビューとなるわけだが馬の血統を見ると暁WORKS黒の流れを組む雰囲気。暁WORKS黒というとその名の通り黒星続きの馬が多かった印象だが、実際この馬の調教も評判は散々。あまり聞いたことのないトレーナーだったが、この評判を聞く限り新人というよりずぶの素人といったほうがよさそう。どうやらこの厩舎の真価が見られるのは次のレースということになりそうだ。
期待度 ★☆

△Dolphin Divers(AXL)
一時の安定感に欠き最近低迷気味のAXL。ただ海を舞台にした血統は北側寒囲の得意とするところ。瀬之本久史が描く水着ヒロインも魅力的で変わり身の条件は整ったように思える。少なくともかしましコミニュケーションの失態はないと信じたいが、全幅の信頼がおきにくいのは確か。それでも今回抜けた馬が見当たらないだけに馬券に絡む可能性は一考。かなり人気を落としているだけにあえて追いかけてみる手はあるかも。
期待度 ★★★

夏色あさがおレジデンス(空中カリカチュア)
VA系の新厩舎だがトレーナー陣の顔ぶれを見ると13cm色が強い。騎手はどれも新人だが新鮮味といった点では悪くない陣容。I’veが音を担当するだけに厩舎サイドもかなり気合が入っている雰囲気。ただ学園ものとしてはややリアルさに欠ける血統が気になり、これまで学園ものをトレーナーが手掛けていないだけに大きく外してしまう可能性は低くない。不確定要素が多いだけに主軸で狙うにはやや厳しい感。
期待度 ★★☆

〇波間の国のファウスト(bitterdrop)
Sputnikから出走した風ヶ原学園スパイ部っ!とほぼ同スタッフが手がける馬。その風ヶ原学園スパイ部っ!は血統こそ面白かったもののそれを活かしきれず惨敗に終わっただけに、この馬も二の舞に終わってしまう心配はある。それでも調教は今後に期待をもたせる内容だったし、騎手もひなた睦月とオダワラハコネを加えるなど鞍上強化。相手はかなり骨っぽいがこの馬なりに走れる態勢は整った。直線での失速は懸念されるが一介の穴馬では終わらないだけの能力は秘めていると見た。
期待度 ★★★☆

初恋1/1(tone work's)
VA系の実力派メンバーを集めたと云われる馬。ただ同トレーナーのましろサマーはやや期待ハズレに終わってしまっただけに素直に飛びつくと痛い目に遭う危険も。騎手の能力は折り紙つきだがどちらかというとエロで力を発揮するタイプなだけに、エロ薄となるとファンの不満が溜まる可能性も捨てきれない。初恋から進行する甘い展開がヒロイン萌えに昇華できるかそれとも冗長となってしまうのか、記者は後者になると見て評価を落とした。
期待度 ★★☆

fortissimo EXS//Akkord:nachsten Phase(Lacryma)
サーカスの姉妹厩舎から久々に出走。といっても過去走った馬をエロ付きで再出走させるわけだが、その肝心な父(本編)の成績が芳しくないのは気がかり。父が登場したときからほぼ直仔(続編)の登場が予想されていたように、この出走も予定調和かもしれないが、18禁化と追加エピソードだけで高馬(フルプライス)というあたりは曲芸らしさが滲み出ていてファンはあまりいい思いをしないだろう。仮に例え追加エピソードが充実していたとしても、厩舎のこれまでの実績を考えれば見送りは当然か。
期待度 ★★

フォルト!!S 新たなる恋敵(Ciel)
馬に恵まれていないことでは定評があるというより都市伝説と化しているといっても過言でないTony騎手の最新馬。この母系(シリーズ)も3代目となるが成績はともかく初代と2代目でガクンと出走賞金(データ)数が減ってしまったのは騎手の能力を考えれば勿体無いとしかいいようがない。今回はいよいよ除外を心配しなければいけないくらいであり、もはや馬の能力を云々する段階を通り過ぎてしまっているといっても過言でない。Tonyには少なくとも次回は未知な母系で出走してもらいたいものである。例えそれがファンに馬券を損させる結果となってしまっても。
期待度 ★

▲フツウノファンタジー(EX-ONE)
腕達者のみけおうを起用しても入着どまりに終わったデビュー戦から考えて、新人一葉モカを抜擢した今回はほとんど期待できないと思いきや調教の気配が抜群で意外に評価が高まっている。トレーナーの深山ユーキは今回単独で指揮するのは初めてで未知数な部分は多いしRPGを茶化した内容は賛否両論となりそうだが、これだけ調教で動けばある程度の不利は挽回してしまいそう。デビュー戦の走りからいきなり本命というのは難しいが単穴以上の評価を得ても不思議でないくらいの動きを見せているだけに今回の台風の目となりそう。
期待度 ★★★★

Princess Evangile W Happiness(MOONSTONE)
父が全くといっていいほど期待ハズレの成績に終わってしまっただけに後継が企画されたのは本当に驚き。父が走らなかっただけに期待できる要素はほとんどないし、この厩舎の直仔(FD)はほとんど走っていないだけに馬場掃除に終わるのは必至。目玉となりそうなサブヒロインに対する追加シナリオも父自体に魅力がなければ効果は限定されるだろうし、多頭数を裁ききれるほどの能力はないと見て順当に消し。
期待度 ★☆

魔王のくせに生イキだっ!(Luxury)
30過ぎて童貞なら魔法使いになれるという都市伝説を生かしたバカ&抜きゲー。ネクストン系列の抜き系にほとんど走った馬はなく期待できる要素は少ないし、トレーナーもバカに走るには微妙な面々。血統に妙はあるとしてもあくまで一発ギャグに終わってしまい中盤以降は単なる抜きゲーに終わってしまいそうな悪寒。騎手はネクストン系の主戦の一人かんたかを始めまずまずの面子を揃えたが、相手が揃っただけに馬券に絡むだけの走りを見せられるとはとても思えない。
期待度 ★★

△らぶらぼ(bolero)
調教SLGと聞くと昔懐かしい血統だが、この馬は凌辱系でなく和姦寄り。ヒロインの人格を全く無視しないソフト調教というのはやや珍しい。それだけに普通の調教系と違いヒロインの性格設定がポイントとなるが、取材する限りはなかなか魅力的。本庄マサトというのは聞きなれない騎手だが、これを見る限りなかなか腕達者だ。後は調教ものに陥りがちなワンパターンの繰り返しになってしまわないかだが、称号システムなどファンを飽きさせない工夫もされているよう。これならデビュー戦でも充分勝負になりそうだ。
期待度 ★★★☆

りとる天使 カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる(エレクトリップ)
前レースに引き続き連闘を敢行してきたエレクトリップ。今回親厩舎の主戦である織澤あきふみを鞍上に迎えて騎手が得意としている幼馬(ロリ)路線での抜き戦法。このあたりの一貫性については買えるものの同騎手同トレーナー同趣向で走ったりとる†びっち ~Little Bitch Girls in Hog Farm~が入着にほど遠い成績に終わっただけにいく安馬といっても気軽には買いづらい。騎手にとってはお手の物といえる魔法少女を匂わせた脚質は買えるがこの相手で上位進出を狙うには正直足りないか。
期待度 ★★☆

LEWDNESS(Empress)
超久々の前走がファンにとって期待ハズレといっていい結果の終わった聖少女率いるEmpressの最新馬。前回は聖少女が直接トレーナーを務めたが今回はベテラン卑影ムラサキを迎えて巻き返しを狙う。ただActive時代を知るファンにとっては血統的にやや物足りないことになりそうだし、走りに一工夫されていたとしてもそれを理解してもらえるかは不鮮明。ある程度の時計では走れるとは思うが、ファンの期待が大きすぎるだけに前走程度の結果に終わる可能性は大。馬券に絡むだけの走りは難しいと見る。
期待度 ★★★

△1/2 summer(ALcotハニカム)
中価格帯で走る馬を輩出し気を吐くALcotハニカムから初の高馬出走。厩舎も気合が入っているはずで買える材料は揃っているが、当り外れを交互に出すALcotハニカムのジンクスを考えると今回はハズレの番。騎手せせなやうにトレーナー姫の木あくのコンビといえばサガプラのナツユメナギサで結果を出しているのは好材料だが、トレーナーの一人に若瀬諒の名が見えるだけにプラマイゼロの勘定。主人公が足を引っ張りそうなのも不安材料の一つで人気ほど信頼感に欠ける。軸ではとても買えず押さえに留めたい。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
頭数は揃ったが実力的に抜けた馬がなく形勢は混沌。トレーナーの実績から紅蓮華を本命とするが、血統的妙味がある波間の国のファウストも直線で失速さえなければ逆転も充分可能な動きをみせていて不気味。調教の評判がいいフツウノファンタジーも能力的には互角以上のものを持っているし、デビュー戦ながら素軽い動きのらぶらほも上位馬とはほとんど差はない。凌辱系に止まらないだけの能力を秘めていそうなイントルーダー ~侵入者~や時計を持つDolphin Diversの変わり身を含めてどの馬が馬券に絡んでもおかしくない形勢だけに頭を悩ませるレースとなりそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 21:51Comments(3)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2012年06月14日

旅行から帰ってきて

夜勤明け後出かけた2泊3日の北海道旅行が終わり家に帰ってきたのが23時前。そして旅行疲れを取る暇もなく翌日朝から勤務と相変わらず慌ただしい日々を送っています。
さて今回産まれて初めて北海道の大地を踏んだのですが、ぼくが井の中の蛙であることが改めて認識させられました。
というのも北海道はぼくが思っている以上に広かったのですね。例えば旅行行程の最終日長万部町の国縫ICから千歳空港までバスで走ったのですが、ぼくの予想以上に時間が掛かりバスの座席に座っていた時間は2時間強。よくよく考えれば170㌔余りの距離があるわけですから制限速度を守って運行していればそれくらいの時間が掛かって当たり前なのですが、ぼくの頭の中の北海道地図の縮尺はどうやら本州とは違っていて半分くらいの距離計算をしていたのですね。ぼくの頭の中では札幌と函館なんて隣街程度の間隔という認識しかなかったのですが、実際の札幌ー函館間の距離は260㌔あるわけでこれを東京から東名高速で走ると三ヶ日ICを通り越してしまうくらいなのですから、全く違う地方といっても過言でないわけです。

というわけで折角温泉に浸かって多少持病の腰痛が治った気がしていたのに、バスの狭い座席に長い時間座っていたおかげですっかり痛みも元通り。まあぼくの見込み違いが招いたものでまさに身から出たさびなわけですが、やはり余裕を持った行程で旅行に出かけないと逆に疲れを溜めるだけですね。
それでも北海道の自然のおかげで体はともかく心は癒されました。エロゲーのプレイを中断してまで出かけた甲斐はあったというのは間違いないところですが、このブログのコンセプトを考えるとこうした話しかできないというのは明らかに間違っているわけでそろそろ軌道修正をと思っています・・・それには積みゲーを少しは崩してしていかないといけないわけですが・・・取りあえず自分のペースで頑張ろうと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 23:39Comments(0)TrackBack(0)その他
 

2012年06月11日

ちょっとひと休み

今日から2泊3日の予定で北海道旅行に行ってきます。
ぼくは根っからの出不精でして旅行なんてものは昔から行ったことがなかったのですが、昨年くらいから機会を見つけては1泊か2泊くらいの小旅行に出かけるようになりました。
まあこれはある理由があるのですが、余り人に言うようなことではないのでここでは割愛します。それよりも問題なのは旅行に行っている間、エロゲーが全くプレイできないことです。
というわけで、旅行に行くまでに少しでも積みゲーを崩したいと思いここのところ輝光翼戦記 銀の刻のコロナ(ETERNAL)を寝る間も惜しんでずっとプレイしてきました。そんな努力にも関わらず結局エンドを迎えることができなかったのですが、それでも中盤過ぎまで進めてきてようやくゲームの評価が定まったような気がします。
その評価というのは批評空間の大多数の感想と違いかなり楽しめたというものですが、確かにゲームパートが面倒で時間ばかり掛かるという意見には頷けるものがあるのは確かです。ただぼく的にはこの面倒くささがこのゲームの面白みの一つではないかと思うのですね。それにぼくはマップをクリアしていくことによって手持ちのユニットを成長させていくといったタイプのゲームが好きなのです。

前作のキャラたちも登場しこれからますます面白くなってきそうなところで中断となってしまうのは辛いのですが、取りあえずエロゲーのことは忘れ日頃の疲れを休めてきます。では今回はこんなところで。  

Posted by 7月の魚 at 06:31Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年06月06日

アウトサイダーのいない大会

今週末からいよいよUEFA欧州選手権が始まります。
以前この大会見たさにWOWOWに加入したことがあったのですが(ドイツがチェコを破って優勝したイングランド大会)仕事の都合でほとんど生中継を見られなくなってしまい加入を打ち切ってしまってからはやや縁遠いイベントとなってしまいました。
それでもやはり大会前となると参加国の動向が気になるもの。といってもアウトサイダー好きのぼくとしては2000年大会のスロベニア(当時は突破したこと自体驚きだった弱小国)や2004年大会のラトビアのようなこれぞアウトサイダーというような国が今回見当たらないのですね。
アイルランドは確かに参加チーム中最弱といえる陣容ですが国際大会の実績を考えればアウトサイダーと呼ぶのはちょっと失礼だし、ギリシャは前々回大会の優勝国。古豪ポーランドは往年の力は消えうせたものの開催国の意地は見せてくれそうだし、前評判最悪のウクライナも同じく開催国とあってまさか3戦全敗という結果に終われないところ。
こうなるとプレーオフでエストニアやモンテネグロそしてボスニア・ヘルチェゴビナといったところがことごとく敗れてしまったのが惜しまれるところなのですが、まあこれもプレーオフの抽選が完全なランダムでなく強いチーム対弱いチームという対戦に設定となってしまったからある程度仕方ないかもしれません。
まあそれでも2004年大会のラトビアは格上と目されたトルコを堂々と打ち破って出場を決めたわけですから言い訳できませんが。
というわけで今のところ余り熱の入った検討はしていないのですが、ぼく的に期待しているチームはスウェーデン。初戦が地元ウクライナというのは心配な点ですが、ここさえ実力の差を見せつければ第2戦のイングランドとは相性がいいだけに突破の可能性が高くなってきます。フランスとイングランドのどちらかを屠って決勝トーナメント進出となれば、それだけで成功といってもいいでしょう。もちろんワールドカップ3位になった経験のあるスウェーデンにとっては、もっと上の結果を目指しているのでしょうけれど。

まあこれで再びエロゲー崩しが滞りがちになるのはほぼ確定ですが、とにかく熱戦を期待したいものです。  

Posted by 7月の魚 at 23:18Comments(0)TrackBack(0)サッカー
 

2012年06月01日

再び積みゲー崩しの日々へ

今日になってようやく気が付いたのですが、先月下旬ブログのアクセスカウンターが10万件を超えていたようです。
開設当初の意気込みはどこにやらで、最近は更新も滞りがち。しかも個人的趣味全開で読者に楽しんでもらおうという意図はほとんどないといっていいブログが、よもや10万件もアクセスされるところまでたどり着くとは正直思っていませんでした。
まあ最近は1日のアクセス数が100を超える事はまずなくて、50を下回ることも珍しくない状況が続いています。まあ実際ぼくも更新頻度が高いならともかく、いつ更新するか分からないブログを覗くために日参するなんてことはまずしないわけですから、そんなアクセス数になっても仕方ないかもしれません。ただこんなぼくのブログを見捨てずに来てくれる人のためにも、これを機に開設当初のモチベーションを取り戻さなければと思っています。まあ取りあえずは1週間に1度くらいの更新頻度には戻してしていかないといけませんね。

さてここのところずっとパチ屋通いに現を抜かしていたぼくですが、当直勤務明けに日がな一日パチンコを打ち続けているのでは金も体力も持たないというわけで再び積みゲー崩しに励むことにしました。といっても「上にまいりま~す4」より楽しくかつ萌えるゲームというのは積みゲーの中にはそう見当たらないわけで、それなら少なくとも遊べるものをということで選んだのが輝光翼戦記 銀の刻のコロナ(ETERNAL)。年頭に発表した崩したいゲームに挙げていただけに、とっくにプレイしていなければいけないはずなのですが、ここまで手つかずでいたのはこれまでの(批評空間での)評価が当初(発売前)ぼくが考えていたより低調なスタートだったことに因ります。前作天の光は恋の星も巷の評価が低くて結局崩さないまま現在に至っているのですが、クリア時間の掛かることが分かっているゲームの評判が悪いとやはりプレイする気がなかなか起きないのですね。もし年頭であんな公約をしていないかパチンコに嵌っていなければ、天の光は恋の星と同様このまま積みゲーの山の中に埋もれていったことでしょう。

そんなわけで始める前はそれほど期待を持っていたわけではなかったのですが、意外にSLG部分が遊べるデキになっていてまずまず楽しめています。もちろん時間経過を忘れるほどぼくを楽しませてくれた輝光翼戦記 天空のユミナFDと比べるのは可哀想ですが、序盤だけの感想を言えば巷の評価ほど悪くないように思います。
ただ戦術SLGにしては敵の思考ルーチンが弱くまた一度削った敵のHPが回復することがないためほとんど力押しで押し切れてしまう点を思うとやや物足らないと感じてしまうかもしれません。もしこれで時間制限があったならば多少の犠牲を覚悟して分の悪い賭けに挑まなければならないのでしょうがそれもないため、相性の悪い相手が出てきたら素直に退却して勝てる編成で出直して勝負に挑むという戦術が通用してしまうのです。

というわけで中盤以降もこうした攻略法が通用してしまうようだとさすがに飽きてしまうかなと思わないでもないのですが、それでもこのゲームを始めて以来パチ屋に行っていないことを考えればぼくにとって僥倖なことといえるでしょう。出来れば再びパチンコと完全に手を切って他の積みゲーを崩す生活に立ち返りたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 05:00Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年05月26日

カウンター2発に沈められ

昨年と違いまずまずのスタートを切ったといえるFC刈谷ですが、勤務日と重なったりぼく自身の体調が優れなかったりと今年これまで観戦する機会がありませんでした。
もちろん好スタートといってもリーグ戦は始まったばかり。ただ昨年トーナメント戦&リーグ戦でことごとく手痛い目に遭ったマルヤス工業相手に社会人サッカー選手権の決勝戦で勝ち、リーグ戦で引き分けという結果は悪くありません。そういった意味でも今日の矢崎バレンテ戦は試金石ともいえる1戦でしょう。
そんな矢崎バレンテは昨年は不調でまさかの降格争いをしてしまいましたが、今年は初戦のFC岐阜セカンドには2-6と大敗したものの次戦の藤枝市役所戦はそのお返しとばかりに4-1の快勝。大味な試合を繰り返していますが、やはり侮れない力を持っていると考えてよいでしょう。それでも優勝を狙うためにはホーム戦のここで負けるわけにはいきませんが・・・

さて当直勤務明けの観戦ということで、普段なら多少なりとも仮眠をとってから出かけるところですが、引継ぎに時間が掛かったことと試合開始時間が13時ということもあって、自宅に帰って休む間もなく出発。その甲斐あってウェーブスタジアムの駐車場に着いたのは開始20分前という理想の時間。いつもなら自宅で寝過ごしてキックオフ時間が過ぎてからにスタジアムに到着なんてこともあるのですが、これなら余裕を持って観戦準備に掛かれる・・・と思ったのも束の間、なんと駐車場が満員で駐車スペースを捜す車がウロウロとしている状態。
もちろんFC刈谷の試合にそんな観客が集まるわけなく、どうやらスタジアムに併設されているグランドで高校総体のサッカー大会が行われていて、それを応援する父兄の車で駐車場が一杯になっているらしい。ぼく的には何か間違っている気がしないでもないのですが、ようやく空いている駐車スペースを捜してスタンドに入場した頃にはキックオフ直前の時間になっていました。

そんなわけで席を確保した時にはもはやスタメン発表が行われていて、矢崎バレンテの選手たちの名前は分からずじまい。Jリーグのようにマッチプログラムに相手チームの登録メンバーが載っていればそんな心配はしなくていいのですが、FC刈谷のプログラムにそんな気の利いた資料が載っているわけがなく(というよりプログラムが配られているだけ有難いと思わなければいけない)選手の名前が分からないまま観戦というなんとも締まらないことになってしまいました。

(ここから観戦記)

FC刈谷の予想フォーメーションは4-3-3だったのですが、実際は4-2-3-1に近くてワントップの大石をトップ下の高橋が援護する布陣。注目は開幕戦に続いてのスタメンとなる左MF鈴木と初スタメンに抜擢された右MF松田という両翼のデキ。そんな刈谷に対する矢崎バレンテは4-4-2ながらトップ下の萩田に好調のFW井口と身体能力が強い河井が流動的に動き回って一見4-4-3にも見えるフォーメーション。そんな矢崎の守備陣をまずかき回したのが松田で5分すぎドリブルで中央を突破しキーパーと1対1に。しかしこの決定機は相手キーパー宮城のファインセーブに合いゴールならず。このあたりの展開を見る限り矢崎の守備はやはり脆そう。これなら昨年のホーム戦のような大量得点での勝利もありえるのではと思ったのですが・・・そんな甘い考えを打ち破ったのは10分過ぎに見せた矢崎の見事なカウンターで、右サイドを一人で突破した秋本がそのまま見事なドリブルシュートを刈谷のサイドネットに突き刺し矢崎バレンテが先制!
それ以降の展開はほぼ矢崎バレンテのペースとなり刈谷左サイドの曖昧な守備を付いて鋭いカウンターからチャンスを量産。幸いCBの東間が高い身体能力で跳ね返して決定機までは至らなかったがFC刈谷ベンチにとってはイライラする展開が続く。そんなFC刈谷のわずかなチャンスは25分過ぎに大石が抜け出しキーパーと1対1となったシーン。そんな決定機もまたもキーパー宮城が見事な飛び出しに阻止されると、刈谷加藤監督は流れを変えるべくピッチをうろうろするばかりだった鈴木に変え本来のレギュラー北野を投入する。それでも流れは変わらず左SBの小林がイエローを貰うなど矢崎ベンチの思い通りといっていい展開のまま前半が終了する。
後半に入りどうしても点が欲しいFC刈谷は酒井・庄司の2ボランチから酒井を一つ上に上げ、しかも両SBを高めに位置させるという攻撃的布陣を採る。それが実ったのが60分過ぎ。今日刈谷で一番活躍の目立つ松田が右サイドを突破しシュート。その跳ね返りから混戦となり再度松田がダイレクトで狙ったシュートがようやく矢崎ゴールを破り同点に!
しかし刈谷が攻撃的布陣を採ったということはそれだけ矢崎にもカウンターのチャンスが増えるということ。65分萩田がフリーで放ったシュートこそ刈谷キーパー水谷の正面を付いて事なきを得たが、70分過ぎその直前足を痛めた秋本に代わって入ったばかりの松村が右サイドを突破。この時刈谷守備陣は誰も入ったばかりの松村を見てなくて、ほぼフリーでクロスを上げられては勝負あり。これを井口が綺麗にダイレクトボレーで刈谷ゴールネットに突き刺しまたも矢崎がリードを奪う。
刈谷ベンチは福谷に続き長身FW阿部を投入し同点を狙うが、矢崎ベンチもすかさずCBに大森を投入し守備を強化。それでも刈谷の懸命な攻撃は激しく、CKの混戦からもう少しでゴールを割れるところだったが、これは河井がゴールライン間近でクリア。そしてロスタイムに放った大石のシュートもポストに嫌われてしまい矢崎バレンテにまんまと逃げ切られてしまった。

今日の試合を見る限り、FC刈谷の見通しは正直暗い。チャンスメーカーの高橋も前が向けないようでは決定的なスルーパスを送れない。そして今日目に付いたのはボランチのデキの悪さ。矢崎の守備陣に徹底的マークされる高橋にボールを送っては奪われカウンターに晒されるという繰り返し。もう少し高橋の負担を少なくするようにしなくてはこのシステムは機能しないだろう。そして大石は万能型のFWとはいえ今日の結果を見る限りワントップ向きではなさそう。やはり2トップにしてマークを分散させたいところで、昨年コンビを組んだ中山の復帰を待ちたいところ。そんな中数少ない光明は松田の活躍。彼のドリブルはいいアクセントとなっていて今後が楽しみ。惜しむらくはもう少しクロスの精度が良ければよいのですが、それは今後の課題としてとっておきましょう。

そんなわけで疲れだけが溜まる観戦となってしまったのですが、これに懲りずFC刈谷の応援を今年も続けたいと思っています。たすき募金に願いをこめて・・・  

Posted by 7月の魚 at 18:27Comments(0)TrackBack(0)サッカー
 

2012年05月24日

物足りなさの要因とは

今から10年以上前のことになるのですが、あの当時首までどっぷり浸かるほど嵌っていたのがパチンコでした。
1日パチンコをしていないと手が震えてくるし、仕事が終わってから閉店まで打っているなんてことも度々。幸い消費者金融で金を借りてまでパチンコに金をつぎ込むなんてことは無かったのですが、それでも1か月分の給料を1週間で失うなんてこともありました。
今では社会問題化しているパチンコ依存症を地で行っているわけですが、そんな病気が治ったきっかけはというと、今考えるととやはりお金の問題だったと思います。特に止める寸前は全くといっていいほど勝てなかったもので、取られるばっかりで全く儲けさせてくれないことが続けば「なぜこんなバカげたことを・・・」と我に返るのも自然なことでしょう。それならば真っ直ぐ自室に帰ってエロゲーでもプレイしていたほうが余程健全!というものです。
というわけで、ぼくがパチンコから足を洗った時期と、これまでプレイしていた以上にエロゲーに熱を入れだしたのはほぼ重なるわけですが、それでも月に1度くらいパチンコ屋へ顔を出すくらいの遊び方は相変わらず続けていました・・・が、ここ1か月くらい前からパチ屋に行く回数がグンと増えてしまいました。

それもこれも「CR上へまいりま~す4」のおかげなのですが、ほとんど打つ機会も無く撤去されてしまった前作の「上まい3」のことを思うと、今打たないと一生後悔するのではないかと思ってつい暇さえあればパチ屋に通うという事態に陥っているわけです。

そんなパチ屋通いを続けていれば当然エロゲーに費やす金も時間も無くなるわけで、今月はどうやら新作を1本も買わないことになりそうです。もちろんぼくの食指が動くゲームがリリースされないこともあるのですが、それでも資金に余裕さえあれば1本くらいは買おうという気になったかもしれません。まあ積みゲーが山のようにある状況では金に余裕があっても買わないのが正解なのかもしれませんが。
ただそんなことよりも肝心のエロゲーに費やす時間が減っていることの方が大きいのかもしれません。ただでさえ最近疲れが溜まっているというのに、少ない余暇の時間までパチンコに浸かっているようでは積みゲーが少しも減っていくわけがない。実際、GW以降クリアしたエロゲーは1本もありませんし・・・

というわけで反省した結果、(というか単に持病の痛風が悪化して1日動けなかっただけですが・・・)半分くらいプレイしたまま中断していた太陽のプロミアFlowering Days(SEVEN WONDER)をかかりっきりでクリアしました。急ぎ足でプレイしていたため、それほど楽しめずに終わったのではないかと傍から見ればそう思われるかもしれませんが、そんなプレイでも本編同様楽しんでプレイできたファンディスクでした。特に本編ヒロインたちの水着シーンには年甲斐もなく心動かされてしまったわけで、粒ぞろいだった本編ヒロインの可愛さを再認識させられました。

ただ多くの人の感想にもあるように若干の物足りなさがあったのも事実です。これはこのファンディスクがイチャラブ中心で本編の内容についてあまり深く関わっていなかったからでしょう。確かにイチャラブの質はなかなかだったのですが、本編で深く説明しきれなかった設定部分の解明を求めていたプレイヤーにとっては何かイチャラブに誤魔化されたような気がして、それで何かゲーム自体の底が浅いような感覚に襲われてしまったのではないかと思うのです。
そしてもう一つ、このゲームは人気のあった非攻略キャラが居なくて、かつファンディスクで新たに主人公とサブヒロインが恋愛関係になるにはやや無理があったこともあるでしょう。ファンディスクといえば人気のあったサブヒロインの攻略(Hシーン)が売り物になることが多いのですが、このゲームは本編ヒロインが粒ぞろいすぎて、サブヒロインに光が当たらなかった。そういった意味ではこのゲームはもしかしたらファンディスク向きのゲームではなかったのではないかと、ぼく的に思うのです。

そんなわけで短い寸評でしたが、今回はこのあたりで。  

Posted by 7月の魚 at 02:24Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年05月20日

5月の発売予定表から

クラシックシーズン真っ盛りにしては頭(ゲーム)数が揃わない印象が強い今回のレース。良血馬の存在が見られないのは寂しいですが、そんな中でもレースでファンを沸かせてくれるような名馬が隠れているかも。こういった時こそ先入観に囚われず分析しなければいけないわけですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

△愛奈 -あいな-(エレクトリップ)
ユニゾンシフトを看板とするソフパル系の安馬専属厩舎(ブランド)であるエレクトリップの最新馬。同系のM.E.s -同級生メイド調教-で好騎乗を見せた高橋レコードを鞍上に迎え、安馬では珍しい和姦抜き系というのが目新しい。M.E.sで好評を博した動画も相変わらず動きは良好。脚捌き(シナリオ)にはそれほど期待できそうもないが、イチャラブに特化していく走りが見せられれば思わぬ好走も充分可能か。
期待度 ★★★

おしえて☆エッチなレシピ(ひよこソフト)
これまでシリアス系に絞っての競走を見せてきたひよこソフトだが今回は思い切った抜き系(ゲー)に脚質変更。MOONSTONE Cherryのような抜きに特化して成功した例もあるように不気味さは感じられるが、今回そこまで割り切った走りを見せられるかどうかは調教(体験版)を見た限りではまだ不鮮明。お店が舞台ということである程度のリアリティは必要だろうが、そのあたりのさじ加減をトレーナーがどこまで調整できるかは心配。あと騎手もこれまで抜き系の馬の手綱を握ったことがないだけに、手が合うかかどうかも未知数。大穴狙いなら買えそうだが。
期待度 ★★☆

神がかりクロスハート!(ういんどみる)
原点回帰を謳うういんどみるの最新馬。原点回帰というフレーズにあまりいい印象を持っていないだけについ猜疑心が強くなってしまうのだが、調教を見る分には典型的な萌え系でいろいろな意味で旧態依然とした雰囲気。これをどうとるかはファンそれぞれだろうが、安定感はある反面爆発力はなさそう。知名度を着々と上げつつある騎手の魅力は買えるが、馬券的妙味は乏しいか。
期待度 ★★☆

▲カーラ The Blood Lord (ANIME LiLiTH)
BISHOPとLiLiTHという2つの厩舎を股に掛けて騎乗するカガミだが、最近着実に騎乗馬を上位に持ってきているのは心強い。監獄戦艦2で動画の適性も実証ずみ。ファンタジー脚質(ジャンル)の抜き系はややマニアックな分野となるだけに、出走賞金(データ数)不足での除外は心配だが、安馬で気軽に買えそうなだけにスタート(初動)さえ決めればそのまま逃げ切る可能性は一考。
期待度 ★★★

〇巨乳ファンタジー2(Waffle)
Waffleの人気血統(シリーズ)から待望の直仔(続編)が登場。過去の実績から考えればこのメンバーなら一枚上の実力を持っている筈。ただ巨乳魔女巨乳ファンタジー外伝とやや走破時計を落としてきていて、代を経て活力を失ってきていないか心配なところはある。それでも最近安定感のあるWaffle厩舎だけに全くの凡走は考えにくく、本命馬の走り次第では逆転も不可能ではない。
期待度 ★★★☆

△恋妹SWEET☆DAYS(Parasol)
前人気がかなり高いが厩舎の過去の成績が成績なだけにまともには受け取れない。それでも騎手のちこたむ&魚はF&Cから鉄板の組合せだし、妹重視のイチャラブ脚質は一般受けしそう。トレーナーまでもがF&C色に掛かっているのはマイナス材料だがイチャラブ特化ならソコソコの走りは見せられそう。血統(設定)はどこかで見たような女子校編入ものだし、調教で見られたようにスタート(導入部)の無茶さから考えて脚捌きに期待できないのは明白だが、ここまでそれを露骨に現してくれるとそれはそれで潔く感じてしまうから不思議。今回のメンバーならばキャラ萌えだけで充分戦えそうだし連下なら充分食い込めそうな存在。
期待度 ★★★

◎この大空に、翼をひろげて(PULLTOP)
厩舎設立以来のメンバーが去ってから今ひとつパッとしないPULLTOP厩舎。もう片方の主戦騎手である藤原々々が手綱を握らなくなってから余計斜陽が目立つようになったが、今回は厩舎設立10周年ということで、夏ノ雨で鮮烈なデビューを飾った紺野アスタをトレーナーに迎え巻き返しに躍起。本家であるウィルの足元が揺れている影響もあってかこれまでのPULLTOPらしい雰囲気に欠ける面はあるが、調教は意欲的に長いところを追って上々の仕上がり。直線(終盤)失速する懸念はあるし騎手の知名度もやや欠ける面は否めないが、今回のメンバー相手なら実力的に一枚抜けているだけに本命視は当然だろう。
期待度 ★★★★

桜ノーリプライ(onomatope*)
デビュー馬のめちゃ婚が凡走だっただけに期待はかけにくいが、某著名馬を皮肉ったような血統でコアなファンの人気を集めている。ただ騎手はそれほど悪くないとしてもトレーナーである紫苑憧朋香の実績を見るとかなりお寒い。調教も典型的な萌え系なだけにその点猶予するとしても、コメディ系の雰囲気な割りにテンポや笑いが今ひとつ物足りないのではちょっと厳しい。いくらメンバーが軽いといってもこれでは狙えないか。
期待度 ★☆

しあわせ家族部(Purple software)
最近ネガティブな話題ばかりが先行してしまうPurpleだが、前走は古豪厩舎の意地を見た感じ。今回も家族部という意味深な血統から嵌れば不気味な雰囲気を漂わせている。ただ調教を見た感じは滑っている感じで完全な期待ハズレ。秋空に舞うコンフェティで大コケした影響がいまだに尾を引いているとしか思えない若瀬諒がトレーナーでは今後の上積みにも期待できないだろう。血統的には面白くなりそうだっただけにこの調教の不出来は厳しく、これでは評価を下げざるを得ない。
期待度 ★★

白コキ黒コキ(アトリエかぐや)
厩舎主要メンバーのほとんどが抜けてしまっただけに、安馬とはいえまさかこんなに早く立て直して出走に漕ぎ着けられるとは思わなかった。ただ騎手の能力はこれまで主戦を務めてきたM&Mらと比べるとやはり能力的に劣る。最近この厩舎では定番となっている主人公Mものだが、馬名(タイトル)も捻りがなくてニーソファンの琴線に触れるようなオーラを感じさせない。古豪厩舎復活に燃える意欲は買いたいがそれだけで買ってくれるほど競馬(エロゲー)ファンは優しくないだろう。
期待度 ★☆

青空<そら>と雲と彼女<きみ>の恋(KLEIN)
手強いメンバーを避けやや手薄と思われるこのレースに的を絞った厩舎サイドの思惑が当たれば感服させられるところだが、これまで厩舎が走らせてきた馬の戦績を考えれば勝負圏内には到底足りていないとしか思えない。トレーナーの渡部好範はこれまでまともに走った馬を手掛けていないし、他の2人の実績もないも同然。小手先の手段に頼るよりもまず馬の実力を高めないことにはとても好成績は望めないだろう。
期待度 ★

決戦!!乙女たちの戦場3(げーせん18)
これまで出走させてきた馬がことごとく脚元不安(バグ)で凡走を繰り返してきたげーせん18の馬だが、前走の戦極姫3はソコソコ走った。脚元さえパンとすればあれくらい走ってもおかしくないわけだが、今回は調教や臨戦過程からどうもその点が疑わしい。他のSLG系厩舎と違ってニッチな血統(設定)を走らせてきてマニア心をくすぐってやまないだけに、もう少し脚元不安を解消させてから出走させて欲しいところ。といっても走ったといわれる前走でさえ入着には届いていないだけに、例え脚元不安が無かったとしても馬券に絡むほどの期待をかけるのは厳しいか。
期待度 ★★

Fortuna Rhapsody(Symphony)
ファンが忘れた頃にしか出走させてこないSymphonyの最新馬。もはやベテラン騎手といっていい水瀬凛の実力は買えるが、これまでのSymphonyの馬とやや傾向の違う騎手なだけにこの厩舎独特の高貴さが出せるかどうかはやや微妙。神さまがヒロインとして降誕するという血統はもはや珍しくないだけにどこまで独自性が出せるかどうかだが、この厩舎にそれを期待するほうが無理というもの。ある程度の萌えは保障できるがまふまふしたまま馬群の後方を追走する競馬となってしまいそう。
期待度 ★☆

△ベロちゅー!(シルキーズ)
馬名はなかなか刺激的だが、内容は一種の催眠系に近い。といっても凌辱でなく和姦系で内容もかなりバカっぽい。この厩舎の抜き和姦系は余り走っていなくて期待しづらいが、BISHOPでこうした天然バカ系に手慣れている神門武士がトレーナーの指揮を執るということもあってこれまでのシルキーズの馬と同じ眼で見るのは危険かもしれない。ただ抜き系で足を引っ張る要因となるゲーム性についての不安もあるだけに穴での狙いが妥当か。
期待度 ★★★

四畳半プリンセス(ぱらいそ)
最近珍しいといえなくなったお姫さまヒロインだが、主人公が成り上がるのでなくお姫さまが貧乏生活に降嫁されるというタイプはやや異色。展開によってはただのドタバタでなく良質のコメディとなる可能性もあるが、トレーナーがこれまで一人で馬を仕上げた実績がなくどこまで纏められるかは微妙。騎手のさいとうつかさは最近地方(同人)での騎乗が中心でトレーナーも地方での実績が主ということで、悪い意味で地方なれしてしまっていないか心配。ここは様子見が無難か。
期待度 ★★

(本紙の見解)
注目馬が少なくかなり手薄なメンバー。これなら調教の評判がいいこの大空に、翼をひろげての力が抜けている。ただ最近の厩舎の実績から全幅の信頼とまではいかず他馬の台頭も警戒したいところ。今回は抜き系に力を持った馬が多く実績ある巨乳ファンタジー2がその代表格。動画で浮上を狙うカーラ The Blood Lord 愛奈 -あいな-といったあたりも安馬だが侮れないし、古豪シルキーズが放つベロちゅー!も展開次第では不気味。もう1頭なら萌え系となるが恋妹SWEET☆DAYSを押さえてみたい。  

Posted by 7月の魚 at 07:58Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2012年05月08日

GWというのにまた体調不良で・・・

GW前からまた体調を崩してしまいました。
疲れが全く抜けないし、頭も限りなく重い。洗面台で見る顔色も酷くどうやら内臓系が弱っている感じ。これも最近めっきり増えてしまった酒量のせいかもしれませんが、いくら休養しても体調が全く戻らないのでは如何ともしがたいです。
本来なら6日は13時からFC刈谷の開幕戦を観戦した後、今度は17時から豊田に向かってグランパス対フロンターレ戦というはしご観戦を予定していたのですが、この体調でそんなことをしたら自殺行為・・・というわけで数少ないGW中の休日も結局寝てすごす羽目になりました。
「どこも出かけずずっと家にいたなら、さぞや積みゲーが減っただろう。」
と思われるかもしれませんが、さすがにこの体調ではゲームをプレイする気力が湧きません。それでも多少は進行させてはいるのですが、4月に仕入れた新作4本はもちろんのこと3月の新作2本も始めることができず、いまだに2月に発売されたゲームを細々とプレイしているところ(他にも昨年発売のゲームもプレイしていますが・・・)

そんな2月発売組の一つティンクル☆くるせいだーす -PSS-(Lillian)ですが、ミニシナリオに関してはようやく全部終えることができました。といってもトロフィーは半分も埋まってなくて見ていないCGもまだあるようですが、体調の悪い中このCGを埋めるだけのためにこれ以上ミニゲームを繰り返しプレイする気にならないのです。
というのも前よりミニゲームがムズくなった気がしてならないのですね。何せノーマルモードでありながらこちらのターンが回ってくる前に瞬殺されることも度々なわけで、そんな具合ではとてもハードモードでプレイする気が起きないのです。まあ年齢をとったため反射神経が鈍くなっただけかもしれませんが。
というわけで同梱品のティンクル☆くるせいだーす SBX!!も当然プレイする気が起きないわけで、正直このゲームを買った意味の4割くらいは失ってしまっている気がしてならないのですが、複数あるおまけシナリオに関してはそれなりに楽しむことができました。
こういったファンディスクでは定番のサブヒロインの昇格については、なぜかエミリナが優遇されていました。ぼく的にはさっちん&紫央のHシーンも見たかったのですが、さっちんはともかく紫央のHシーンは難しいと思っていたのでこれも仕方ないかも・・・それでもCS版で早くも昇格を決めていたお気に入りであるメリロットさんのHシーンが見られたのでまあよしとしなければいけないかもしれません。まあこのゲームのサブヒロインたちは誰もが魅力的だったのですが・・・

そんなサブヒロインのHシーンの他に、今回加わった新ヒロインたちも魅力的でますますこれまでのヒロインの陰がまた薄くなってしまったような気がしないでもないのですが、それでもおまけシナリオの充実ぶりはさすがと思わせるもので、他社のファンディスクと比べても遜色ないデキだったと思います。これでぼくのミニゲームの腕がもう少しまともならもっと楽しめたと思うのですが、このあたりはバトル古強者はかなり楽しんでいらっしゃるようですので、そちらの評価が正しいのではないかと思います。  

Posted by 7月の魚 at 04:46Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年04月26日

4月の発売予定表から

GW前のレースは例年メンバーが揃って非常に盛り上がるのですが、今年は海外(非18禁)に有力馬が出走した影響かメンバー的にはやや寂しい印象。人気馬の実績が圧倒的で正直馬券的妙味は少なそうな雰囲気ですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

妹が僕を狙ってる(ALL-TiME)
毎度血統(設定)にひとひねり加えてくるALL-TiMEの最新馬。内容的には明らかなバカ系の馬だが、最近バカ色が強くなり過ぎてやや抜き色が薄まっている傾向があるのが気がかり。調教師の須永成人は前厩舎時代こういった主人公受けの馬も手掛けて結果を出しているが、その時は抜き色を強く出していた。今回は鞍上が新人騎手で雰囲気的には萌え系の馬を得意とする雰囲気。抜き系の馬をどこまで乗りこなせるかどうかは未知数で、内容はエロ系ながらほとんど抜けなかった前走と同じ轍を踏んでしまいそうな悪寒。
期待度 ★★

Angel Guard(Athena)
新厩舎(ブランド)でのデビュー戦でベテラン騎手のきみづか葵を鞍上に配してきたが、DEEPBLUE時代の頃を考えると独特の味が消えた感じがするのは記者的にはやや残念。トレーナーの玉沢円は萌え系の馬を手掛けるとどうもダメ主人公を起用して足を引っ張るケースが多く、今回も同パターンに嵌るようだと血統的に致命傷になりそうだ。榊原ゆいのテーマ(主題歌)に定番のラシックス(声優)は魅力だがそれだけを材料に買うのはやや冒険か。
期待度 ★★

〇VenusBlood -FRONTIER-(DualTail)
これまで知名度が低くいつも賞金(データ)不足による除外を心配しなければならなかったDualTailだが、ここ最近は人気を上げてきてその心配は無用となった感。元々能力は高く除外の心配さえなければ馬券検討には欠かせない馬。今回は看板母系のVenusBlood系でGW前の出走というのもヤリコミ系の馬には心強い。ライバルは強力だが、こちらは凌辱色を強めて独自性を出している。メンバー的に本命馬と対等に渡り合えるのはこの馬くらいだが、心配なのは本命馬と真っ向勝負して差を見せ付けられてしまわないかという点。それでも能力や実績を考えればここなら対抗には推せる。
期待度 ★★★★

俺の彼女のウラオモテ(Aries)
馬体(CG)の良さが光るがそれが結果に繋がってこないAries厩舎。今回も血統は学園を舞台とした萌え系だが、トレーナー陣が前走と同じということとなると変わり身の要素は薄く思える。ただ調教(体験版)を見る限り、前走のようなウザいヒロインは見当たらない感じなので、萌え系として見ればそれほど悪くないかもしれない。それでも実績を考えれば入着があれば上出来か。
期待度 ★★☆

グランリブラアカデミー(FOUNDATION)
新厩舎だがスタッフの顔ぶれを見る限りCLOCKUPの流れを汲むか。多彩な血統の馬を出走させるCLOCKUP系ではあまり好走例のないスタッフ陣で正直ピンとこないが、取材した限りでは抜き色の強い萌え系といった雰囲気。ただトレーナーの顔ぶれを見る限りヒロイン萌えには期待しづらそうで、あとはいかに濃厚なエロで勝負できるかどうかといったところ。そういった点で鞍上に今中光太郎を配しているのは心強いが、血統が一流馬の少ない魔法学園系。ここは様子見で。
期待度 ★★

虹翼のソレイユ -vii’s World-(SkyFish)
この厩舎の看板母系(シリーズ)であるソレイユ系の最新馬。これまで走った馬の集大成といった様相だが、これまでと違い脚質がADVという一本調子な戦法。騎手もこれまで主戦だった蔓木鋼音から満月〇らを加えるなどやや疑問の残る采配。別厩舎から走って大駆けを見せた翠の海の勢いに乗りたいが、看板母系といっても元々競走成績は一歩足りないだけに、この馬も馬券に絡むには力不足か。
期待度 ★★

SHINY DAYS(Overflow)
これまで競馬(エロゲー)界の闇の部分を如実に表してきた印象のあるOverflowも、噂によるとこの馬で引退と伝わっている。それだけに有終の美を飾りたいところだが、これまでの実績から白い眼で見られしまうのは仕方ない。大方の予想より早く出走にこぎつけたが、逆に脚元不安を承知でゲートインさせたとの見立てもできるし、メインルートをごっそり削ったCross Daysの悪夢も記憶に甦る。まともに走れば入着どころか首位争いしてもおかしくない馬を、後方追走のままタイムオーバーさせてしまうのが最近のOverflow厩舎だけにとても買えない。
期待度 ★☆

ずっとつくしてあげるの!(PeasSoft)
負の遺産というべきつくしてあげるのに!を思わせる馬名はかなりの冒険といえるが、騎手・トレーナー共替わっているだけにそれほど気にする必要はないかもしれない。そのトレーナーの芳井一はメインで担当するのは恐らく初めて。といってもこれまでのトレーナーの酷さを考えると逆に未知の魅力があるといえないこともない。といってもヒロイン全員幼馴染という血統だけにまともな走り(シナリオ)は期待できそうもなく萌え一本の戦法となりそう。そう考えるとこれまで全くといっていいほど走っていない厩舎だけにこれまでと同様の結果となってしまいそう。
期待度 ★☆

◎創刻のアテリアル(エウシュリー)
最近の実績から安定勢力というより競馬界のSLG系では一番手といえる存在となった感のあるエウシュリーの最新馬。これまでと違い血統に学園ものを噛ませてきたが取材ではそこまで違和感はない。今回戦闘がカードバトル形式ということでサクサク進行するかどうかという点に不安はあるが、カード蒐集という楽しみがあるだけにヤリコミ系としての不安はなさそう。後はカードバトル本来のデキがどうかといった点だが、厩舎の実績から考えてそこはぬかりがないはず。今回トレーナーがこれまで厩舎を引っ張ってきた高杉九郎の名が無く走りにぎこちなさを感じる点はあるが、それでもこのメンバー相手ならちょっと負けられない。断然人気で配当はかなり安いがそれだけの能力は保っているはず。
期待度 ★★★★☆

△デモニオン ~魔王の地下要塞~(Astronauts)
抜き系では一大勢力を誇ったアトリエかぐやからスタッフが独立してのデビュー戦。かぐやの看板騎手の一人だったM&Mが騎乗ということもあって気合充分。ただ脚質がSLGというのは厩舎デビュー戦にはやや荷が重くて気合が空回りしてしまいそうな悪寒も。SLG好走のカギとなるヤリコミ要素は未知数だし、CPUの思考ルーチンにもやや難がある気がする。M&Mの手腕は相変わらずレベルが高いが、かぐや時代で走った同タイプのダンクルが思ったほど走らなかっただけに、今回は厩舎の気合をそのまま鵜呑みに出来ない気も。
期待度 ★★★

▲はるまで、くるる。(すみっこソフト)
久々の出走となるすみっこの馬だが、デビュー当時とはガラリとスタッフが変わり半端マニアの渡辺僚一と木緒なちがタッグを組んでの参戦とあって、これまでの戦績は一旦リセットした方が良さそう。地方ではアクの強さがそのまま強みとなっている渡辺僚一だが中央(商業)ではどうも持ち味を出し切れていない印象。ただ阿吽の呼吸で通じるという木緒なちが裏に控える今回は地方での走りがそのまま出せそうな雰囲気。もちろんそれが実戦でどう作用するかは分からないが波乱を巻き起こす資格は充分持っている。惨敗もあるがうまく持ち味を発揮すれば勝ち負けまで狙える馬。
期待度 ★★★☆

花散る都と竜の巫女(でぼの巣製作所)
昨年末走った花咲く乙女と恋の魔導書の直仔(続編)。父がそれほど走った馬でないが、今回はこの厩舎の持ち味の一つである和風テイストを絡めて巻き返しを狙う。確かに山本和枝騎手の巫女&和服ヒロインは魅力的でいまだに色あせないものを持っているが、それでも一時代前と酷評されたARPG自体が変わってこない限り好走は夢のまた夢。入着があれば万々歳だろう。
期待度 ★☆

ふたりはマイエンジェル☆(CROWD)
TS系では一家言を持つCROWDの最新馬。前走と同じスタッフということで血統は違ってもそれほど内容に狂いはないはず。独特のヘタウマ系と云われた騎手の騎乗も調教を見る限り、多少洗練されてきた雰囲気。変身ヒロインものということで当然女化した主人公が凌辱される展開が予想されるが、この点は乙女ゲーに慣れていないファンには少々きついかも。主人公に男性声優と女性声優の二人を配しているというのもやや理解に苦しむ。いい意味でも悪い意味でも前走を踏襲しているとなると、変わり身は期待しづらいか。
期待度 ★★

氷華の舞う空に(Rosebleu)
叩きながら着を上げてきた僚馬のTiny Dungeonから新馬のこの馬も期待出来そうな気がしていたが調教を見る限り散々なデキ。裏情報ではどうやらトレーナーの一人が遁走したらしいのだが、それがこのデキに影響しているというのかと思えてしまう。もちろんサルベージした人間の能力次第では禍転じて・・・となる可能性もあるのだが、トレーナーの面々を見る限りそれを期待するのは無理があったよう。これだけ悪材料が山積みでは走るだけに終わってしまいそうだ。
期待度 ★

星空へ架かる橋AA(feng)
SHINY DAYS以上にこのレースに出走することが驚かされた馬。ハイクオソフトは延期が一種ネタと化しているが、同じような目で見られないよう厩舎首脳には猛省を促したい。それはともかく誰もゲートインするとは思っていなかったらしく、父(本編)が海外(アニメ)で走ったにしては注目度は薄い。といっても父が入着にも足りないという期待を大きく裏切った馬。なぜ海外で走ったのか不思議に思われたくらいなので、注目度が薄くても止むを得ないしそれほど期待もできない。海外でも通用したという豪華ラシックスだけでどこまで戦えるかだが正直ここでは厳しそう。
期待度 ★★☆

むりやり!? オトメDAYS (娘。)
男の娘ものの成沢空に幼馬(ショタロリ)のネムネムというコンビが騎手ということで内容は推して知るべし。二人の趣味が極限まで発揮された内容でその筋のファンには感涙ものだが、果たしてどれだけ需要があるかは記者にはよく分からない。当然走りに期待できる要素はなく天然バカというべき展開が続くと予想していたが、意外に日常パートは空回りしている感じ。登場人物にギャグメーカーが多数居すぎてどうもトレーナーが捌ききれていないようで、この調教では穴馬として狙うには厳しいか。
期待度 ★☆

△ものべの(Lose)
ポテンシャルを感じさせたデビュー戦だったが馬体の薄さと終盤の失速から案外の結果に終わっただけにどこまで巻き返しを見せるかが焦点。相変わらず幼馬(ロリ)一本という戦法が潔さを感じさせるが、血統は田舎を舞台とした雰囲気重視の癒し系。毛色(CG)もその雰囲気を壊すことなく魅力を醸しだしている。ただ調教を見る限りスタート直後の動きはもっさり。中盤すぎてから怒涛の捲り追い込みがあるかもしれないが、このままの流れが続くとよくある雰囲気だけ良かった馬ということになりかねない。取捨選択は難しいが、能力を信じて単穴に推す。
期待度 ★★★

△ゆきいろ ~空に六花の住む町~(ねこねこソフト)
休養後の成績がどうも上がってこないねこねこソフトの馬。前走ではとうとう馬場掃除に終わってファンに見捨てられてもおかしくないくらいの大惨敗。ただ前走の敗因はメイントレーナーの片岡ともと他のサブライターとの能力差から招いたもので、決して片岡氏の能力が落ちたわけではない。今回サブに加わるのがお馴染みの海富一に実力者の早狩武志という豪華版。ただナルキッソスはともかくこの馬の雰囲気が早狩氏とどうもそぐわない気がしてならないのが気になるが、巻き返しに躍起となっている厩舎の意気込みを買ってもう一度追いかけてみたい。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
ヤリコミ系に人気が集中しそうな今回。ここ最近の厩舎の勢いから考えれば創刻のアテリアルの実績が一枚上。新機軸のカードバトルが当たるかどうかカギだが調教を見る限り心配は無用か。同じヤリコミ系のVenusBlood -FRONTIER-も地力を付けていて不気味な存在。凌辱系に目ぼしい馬が見当たらないのも有利に働きそうで連は死守しそう。他となると能力的に一長一短。スタッフを一新したはるまで、くるる。はムラ多い印象ながらトレーナーの味が生きれば爆発する可能性も充分。幼馬に特化したものべのも雰囲気だけ考えると上位クラスに匹敵するし、前走の惨敗を払拭するかどうかが見所のゆきいろ ~空に六花の住む町~の大駆けや騎手が魅力のデモニオン ~魔王の地下要塞~も連下なら。  

Posted by 7月の魚 at 13:03Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2012年04月20日

もうひと工夫必要だった新趣向

先月初めくらいから少しずつプレイしていたStrawberry Nauts(HOOK)ですが、ようやくコンプすることができました。昨年末の公約どおりならとっくに終わっていなければいけないはずなのですが、ここまで時間が掛かってしまったのはぼくの不徳の致すところで面目次第もありません。それでいてまともな感想も書けないというわけで一体どんなプレイをしていたのかと言われそう。

というのもこのゲーム、正直シナリオには余り語るべきところがない。このメーカーのゲームらしく目立った欠点はないのですが、平板でどこかで見たような展開に終始しているのですね。それにすべてのヒロインが主人公に好意を抱いているといういわゆるハーレムゲーでありながら、ヒロインがなぜ主人公を好きになったのかという点が全くといっていいほど語られていないので、何かストーリーが薄っぺらく感じられるのです。まあこのゲームは主人公がある程度デキる人物に描かれているので一応は納得できるのですが、それでもあるヒロインのルートの終盤でヘタレる寸前まで陥ったりするわけで、超優良主人公と言い切るほどではない。まあそれでも良主人公の条件は十分満たしているとはいえますが。

それはともかく、ぼく的にはこうした平均点でまとまっているゲームよりも、欠点はあってもどこか1点でも飛びぬけた部分があるゲームの方が点数的には悪くてもはるかに印象度は高いのです。まあHOOKのゲームにそんな冒険心のあるシナリオを期待するほうが間違っているのですが。

ただシナリオこそ冒険していないものの、このゲームは違う部分で新機軸を打ち出しています。それがPITというもので簡単な事をいえば某サイトの掲示板を模しているようなシステム。この掲示板にいわゆるモブキャラたちが心の声を書き込むというのがミソなのですが、確かにこのPITが平板になりがちなシナリオに起伏を与えていることは事実です。ヒロインたち美少女から一身に好意を集めまくる主人公をやっかむモブキャラたちの悲痛な叫びは、もし主人公にプレイヤーを投影させていたとすればある種の優越感を持って眺めることができますし、そこまで入り込んでいないとしてもモブキャラたちの動きから学園の雰囲気を感じ取ることができます。そういった意味ではこの新趣向は成功しているといっていいと思います。
ただ惜しむらくはモブキャラたちが書き込んでいる内容があまりに単調なこと。もしこれが某掲示板だったとしたら明らかな駄スレッドと云われてしまいそうなくらいのカキコの群れで、最初はニヤニヤ笑いながら読んでいたとしてもルートを繰り返すうちさすがに飽きてきました。ライターも本編ルートの他に掲示板の内容も考えるとなるとそれだけ労力を使うわけでだんだん似たような書き込みの繰り返しとなってしまうのはある程度仕方ないとも言えますが、それでも折角の新趣向なわけですからもう少し掲示板の内容にも頭をひねって欲しかったと思うのです。

これはかなりの冒険になるのですが、どうせモブキャラを猿回し的に使うのならばPITを使って主人公とヒロインのHシーンを実況させるという手はなかったかと思いました。特に学園内で行われるHシーンならば誰かに見られる可能性は大なわけで、他のシーンは絶えず主人公とヒロインの一挙手一行動が中継されるのにHシーンだけモブキャラの目に触れないというのはちょっと不自然なような気がしないでもないのです。まあさすがに学園内のHを中継するというのは風紀的に問題で管理者に即効削除されてしまうでしょうが、それなら問題になる一歩手前(キスシーン)までに留め、盛り上がった後は人目につかないところで・・・という手も使えるわけで、それが学園内の出来事は逐一書き込まれるのにHシーンのみ見逃されるというのは少々ご都合主義ではないかと思ってしまうのです。
そしてもう一つこれも一種冒険になるかもしれないのですが、モブキャラだけでなくヒロインやサブヒロインたちが掲示板に書き込みをするシーンがあっても良かったのではないかと思うのです。もちろん書き込みなんてしそうにもないキャラは別でしょうが、選ばれなかったヒロインたちの本音が現れるなんてこういった趣向でないとまず実現しそうにもないわけで、そういった機会を逃したのは惜しかったとぼくは考えるのです。

そういうわけでPITについてはまだまだ改良の余地ありと思ったわけですが、ヒロインの造形に関してはぼくの知るHOOKのゲームでは最優秀といってよく、その分Hシーンも魅力的なものに仕上がっていました。期待の俺の部屋が使い回しのCGばかりで少々落胆させられましたが、それを差し引いても充分満足できたのではないかと・・・まあこれも追加ダウンロードですずめルートをプレイできたから言えることで、メインヒロイン以上の魅力を放つ彼女のHシーンがもしプレイ時に無かったとしたら大きく減点せざるを得なかったでしょうから。  

Posted by 7月の魚 at 09:53Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年04月14日

今日は余裕で勝ちきった

今年初めてサッカー観戦に豊田スタジアムまで行ってきました。

前日から降っていた雨は自室を出る頃には止んでいて公共交通機関で行く身には非常に有難かったのですが、前日からの当直勤務明けで行ったということもあって疲れからあまり熱中できなかったのは残念でした。まあ試合観戦しながらチューハイ2本を空けてしまったことのほうが主原因のような気もしますが・・・

(ここから観戦記)

今節の名古屋グランパスの相手は前節の鳥栖に続いて昇格組のコンサドーレ札幌。個人能力に優れる名古屋攻撃陣を相手に地力に劣る札幌がスコアレスの展開をどこまで持続できるかが焦点となったが、その札幌ベンチの目論見を外すようにキックオフ直後の3分。あっけなく藤本のスルーパスを許して名古屋FW金崎に先制ゴールを許してしまう。今日の札幌は守備的MFにベテラン河合とユース上がりの新人でJ初スタメンの前貴之を組ませたのだが、この先制点はまだ連携に不安のある札幌守備陣にとってかなりのダメージを与えたようで、その後の15分。札幌は右SB高木の上がった隙を付かれ名古屋にオウンゴールを与えてしまう。前半の早い段階で2点差を付けられては試合の趨勢は決まってしまったようなもので、後は単発的な札幌の攻撃をいなす名古屋守備陣という展開が続き、札幌のチャンスといえばセットプレイくらいなもの。その数少ないチャンスも至近距離で放った宮澤の決定的なシュートはGK楢崎に阻まれ前半はこのまま名古屋2点リードで終わる。
後半も似たような展開が続くが、前半途中から河合がベテランらしい読みの入った守備で札幌DFを引っ張りキックオフ直後は不安定だったCBコンビの奈良・ジェイドノースもようやく名古屋の攻撃を落ち着いて交わせるようになりほぼ互角の展開となった。ただそれでも名古屋にはそんな札幌守備陣をあっさり破ってしまう個人能力があるのが強み。77分今度は金崎のヒールパスから玉田がダメ押しのゴールを決めて勝負あり。終了間近札幌古田のミドルが名古屋DFに当たってコースが変わり得点を許したものの結局試合は名古屋の貫録勝ちと終わった。
前節の鳥栖戦は苦しいゲームとなった名古屋だったが、今日は早い段階で2点リードしたこともあり余裕を持って札幌の攻撃をシャットアウトしたように見えた。それに対し札幌は今日のゲームを見る限りJ1で戦うには正直戦力的に苦しいように思える。開幕直後は最少失点で踏ん張ってきた守備陣もここ2試合複数失点を許していて、今後も攻撃陣の不発が続くようだと一昨年の湘南や昨年の福岡・山形のような末路を辿ってしまいそうだ。一方の名古屋は前節と違い余裕のある戦いを見せたが、続く水曜日にはACLの天津泰達戦が待っている。FWケネディ不在で連勝と結果を残している名古屋だがACLやJ1上位陣相手ではケネディの高さはやはり必要だ。次の観戦こそケネディの元気な姿をピッチで見たいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 21:33Comments(0)TrackBack(0)サッカー
 

2012年04月06日

春というのに気力がなくて

月末の土曜日、当直明けにゲームショップに寄って予約していたエロゲーを引き取ってきたのですが、そのついで(といっては何ですが)に14日に豊田スタジアムで行われるコンサドーレ札幌戦のチケットも購入してきました。本当は今週行われるサガン鳥栖戦の方に行きたかったのですが、その日は生憎勤務日で観戦は不可能・・・といいながら14日も実は当直勤務明けでして、仮眠後16時キックオフの試合に合わせて豊田まで駆けつけなければならないという強行軍。
いつもはこうした強行軍を行う場合、体調と相談しながら当日券を買っての観戦というのが常道なわけですが、最近の体調を考えるに前もってチケットを買っておかないと面倒くさくなって行かなくなるというのが目に見えている・・・というわけでわざと背水の陣を強いたのです。
ただ心配なのは試合があまりに熱の入らないものですとスタンドで寝落ちしてしまわないかということで、実際以前キックオフ直後から試合終了直前までスタンドで眠り込んでしまったという前科があり同じ轍を踏まないとも限らない。まあ一応プロ最高峰のリーグの試合なわけですから眠気なんて吹き飛ぶような白熱した試合が行われると信じたいのですが。

そんなサッカーのチケットよりはるかに高い銭を使っているのがエロゲーなわけですが、今月は当初購入予定だったものがかなり延期してしまったこともあって、ショップから引き取ってきたのは2本のみ。幸い2本とも現在のところ批評空間での評価は好評なようで胸をなでおろしているのですが、正直それらがいつプレイできるかは皆目見当がつきません。
そのくらいエロゲーをプレイするモチベーションが落ちているぼくですが、それでも予約していたゲームが今月末にはまたやってくるだけに軍資金とHDの容量を確保するためにも少しでもクリアしておかなければなりません。といってもぼくの抱えている積みゲーはかなり値下りしているものが多くて、10本以上ショップに持っていかないと新作1本分にもならなかったりするのですが・・・

というわけで、次回こそは現在プレイしているゲームの所感が書けたらいいなと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 00:51Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年03月26日

エロゲーから足を洗うという可能性

年度末となる3月は忙しいのが常なのですが、今年は例年以上に忙しくて体を休める暇もない状況。
まあこれも2月末に無理いって旅行なんて行った因果かもしれないのですが・・・それはともかく、先週末ようやく取れた休みもほとんど睡眠に費やしてしまい、サッカー観戦どころかエロゲーをプレイする時間もありゃしない。
本来なら日曜日に瑞穂で今年最初のサッカー生観戦をする予定だったのですが、こうあえなく断念するようでは昨年以上に生観戦する機会が少なくなりそうな悪寒。

それでもサッカーに関してはまだテレビで見る機会がそれなりにあるのですが、ここ半月というものエロゲーをまともにプレイした記憶がほとんどないのです。
そして何より問題なのはこうしてほとんどエロゲーをプレイしていなくても、ぼく自身鷹揚として辛いとかほとんど感じていないことなのですね。多くの人はこうしてエロゲーから足を洗ってしまうのかと思ってしまったのですが、これでもしぼくが積みゲーをほとんど抱えていないとしたら、多分このまま止めてしまっていたかもしれません。
幸いぼくは自他とも認める貧乏性なわけでして、取りあえず積みゲーが無くなるまではプレイし続けるでしょうから、今後新作を買わなくなったとしても恐らく1年以上エロゲーをプレイできるでしょう。

そうして積みゲーをプレイしているうちに恐らくエロゲーに対するモチベーションも回復するでしょうから、また新作を買ってしまうことになるに違いないのです。実際先月新作の予約を8本もしてしまっているわけで、今週末に2本エロゲーが届く予定になっています。とするとまた積みゲーが増えてしまうわけですから、ぼくがエロゲーを止める機会はますます遠くなってしまいそう。そんなわけでぼくがエロゲーから永遠に足を洗うという事態はほぼ間違いなく起きることはないのです。多分きっと・・・  

Posted by 7月の魚 at 23:38Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年03月17日

3月の発売予定表から

クラシックシーズンも始まり有力馬(ゲーム)の始動が楽しみとなるはずの3月戦線。ただ人気どころに出走回避馬が相次いで最初の想定よりもやや寂しいレースとなってしまいそう。圧倒的人気を集めそうな馬は見当たらず混戦ムードが漂っている様相ですが、クラシック前哨戦で勝ち名乗りを上げるのは一体どの馬なのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

悪の女幹部 フルムーンナイト(ルネ)
この厩舎の馬にしては望外の好走といっていい成績を残した悪の女幹部「この私にオシオキだと?!ふざけるな!」の直仔(続編)。ただ父(前作)は一発大逃げ(ギャグ)が嵌っての走りであの戦法が今回も通用するかとなると疑問は残る。それなりの時計では走れるとは思うが今回は相手がソコソコ揃ったこともあるし、内容的にも本賞金(データ数)で除外の恐れもあって後ろ髪は引かれるが見送りで。
期待度 ★★☆

〇‘&’ - 空の向こうで咲きますように - (暁WORKS)
るい智で名を上げた暁WORKS期待の最新馬。コミュ -黒い竜と優しい王国-はやや期待外れといっていい結果に終わったが、それでも入着圏内にまとめていて全くの凡走に終わったわけではない。雰囲気的にはるい智・コミュの流れを汲む感じでそれほど大きな変化はなさそうだが、るい智以上の成績を狙えるかというと調教を見る限りやや微妙かも。それでも実績からいって印は落とせず嵌れば逆転も。
期待度 ★★★★

英雄*戦姫(天狐)
幼馬(ロリ)ファンに絶大な人気を誇る大槍葦人が久々に主戦で手綱を握り、歴史上の英雄がヒロインとして登場するSLGという意欲的な内容で厩舎デビュー戦ながら注目度は高い。ただ調教(体験版)を見ても短いところしか追っておらず、どこまで出走態勢が整っているのか疑問が残る。元々SLG系は新厩舎にはやや敷居が高い分野で、いきなりの好走は望めないというのが常識だし人気ほど走れない可能性は高い。記者的には仕上げ不十分だ走らせるより出走を延ばした方が良い気がしてならない。
期待度 ★★

△屋上の百合霊さん(ライアーソフト)
セレナリア血脈(シリーズ)以外は走らないというイメージが付いてしまったライアーの馬で期待が掛けにくいことは確かだが、この厩舎の百合系というと人気のあったサフィズムの舷窓を思わせて古くからのファンに郷愁感を及ぼすのは確か。騎手は全くの新人のようだがこの厩舎の騎手の選択はいつもツボを掴んでいてその点に関しては抜かりなし。後はトレーナーの睦月たたらがどのような仕上げを見せてくれるかがカギだが前走の花魁艶紅-オイラン ルージュ-でやや持ち直した感があるだけにまさかの好走があるかもしれない。
期待度 ★★★☆

乙女が紡ぐ恋のキャンバス(ensemble)
前走が悪い意味で印象に残り、デビュー戦の走りがすっかり記憶の奥に追いやられた感のあるensemble厩舎の最新馬。不振の責任を取ったのかトレーナーと騎手を総とっかえして挑む今回。デビュー戦と同じ女装主人公潜入もので好走の再現をといったところだが、トレーナーの一鷹はどうして抱いてくれないのっ!?で血統(設定)を生かしきれなかった前歴があって、軽快な調教の動きをそのまま信用できない一面がある。直線(終盤)での失速を頭に入れて押さえに留めたい。
期待度 ★★☆

△褐色アナメイト ~桃尻っ娘を堕とせ♪~(LiLiTH)
リリスの安馬(低価格)は姉妹厩舎のブラックより走ってなくて買い被れないことは確かだが、一部に根強い人気のある葵渚が鞍上で十八番といっていい褐色ヒロインものとなると能力以上の成績を残す可能性は一考したい。トレーナーのフレームも褐色ヒロインには一家言あるようで、その点でも心強い。人気馬を脅かすとなると内容的に心もとないが、時計の掛かる馬場で混戦となれば連に食い込む可能性も。
期待度 ★★★

恋めくりクローバー(CLIP☆CRAFT)
こちらも厩舎デビュー戦だが地方(同人)で同スタッフで戦っていて今回中央(商業)初挑戦という趣き。ただデビュー戦にしては血統を見る限りやや古くさい印象でやや気配的に薄い感は否めない。騎手の天坂隆志が描くヒロインは肉感的で魅力充分だし萌え系として悪くないように思えるが、ヒロイン数も3人と少なく内容的に底力を欠くとなると実戦では厳しい。トレーナーも地方(同人)時を含めても実績は無いに等しくて直線隠し玉があるとも思えず順当に見送り。
期待度 ★☆

しりこん☆まじっく ~産まれる前からあなた専用?!~ (BISHOP)
バカ&抜き系馬ばかり走らせることに定評があるBISHOPの最新馬。今回も血統を見る限りそのコンセプトは不変でその点はファンにも安心。この厩舎では初めての騎乗となる亀井と長らく主戦騎手を担ってきた水島☆多也のコンビの相性がポイントもそこは実績充分の騎手たちだけに相乗効果も見込めそう。ただ今回は血統的にバカ分が強めでやや狙いすぎの感も。この厩舎のバカはあくまで天然風味でいい味を出しているところがあって、最初からバカを狙っている今回は空回りしてしまう可能性が強い。
期待度 ★★☆

Strawberry Feels(Rose Liese)
ベテラン騎手の綾風柳晶とよし☆ヲのタッグがやや異色に映るRose Lieseの新馬。トレーナーが森林彬で音楽がアッチョリケとなると Navelの流れを汲んでいるのかもしれない。ただ Navelと比べて騎手の組合せは萌え系ファンにはやや微妙に感じそう。調教もこれまた微妙で森林彬にしては脚捌き(テキスト)に安定感がないのが気にかかる。学園超能力ものというややありきたりに見える血統から考えて大化けの可能性は薄いか。
期待度 ★★

性狂育 ~モンスターペアレントの理不尽な要求~(CLOCKUP)
CLOCKUPの馬というとその成績はともかく意欲的な血統配合を見せるが、この馬に限ってはよくある凌辱抜きゲーの域を脱していないように思える。CLOCKUPではお馴染みのトレーナーである穂波衛一 もはましま薫夫を鞍上に迎えた時以外冴えが見られないのが気がかりで、騎手が知名度が劣るりゅうき夕海となると余計に期待しづらい。凌辱学園長/奴隷倶楽部~読心調教録~の再現を狙うにはちょっと力が足りない印象。
期待度 ★★

ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! (softhouse-seal GRANDEE)
安馬専科というソフトハウスシールがあえて高馬を走らせるということもあり、過去の馬はキッチリ入着圏内の成績を残していてそれなりに走れる可能性は高そうだが、不安なのは過去2走と比べて父の成績が劣ること。その父の中出し鬼 -無人島で犯しあい-はバトルファック系としては食い足りない内容だっただけに、それをそのまま受け継ぐとなるとまず凡走となってしまいそう。今回騎手・トレーナー共一新して前回の轍は踏まないと信じたいが、肝心の抜きに影響を与えるとなるとやはり見過ごせない。今回に限っては思い切って消してみる。
期待度 ★★

▲DRACU-RIOT!(ゆずソフト)
人気は有りながら肝心の競争成績はパッとしなかったゆずソフトだが、前走ののーぶる☆わーくすで初めて好勝負を見せた。今回もトレーナーの陣容はほぼ同じで安定感はありそう。ただ吸血鬼系はもはや新味のある血統とはいえないだけに、どれだけ馬体を充実させるかがトレーナーの腕の見せ所といえるが、この厩舎得意のキャラ萌えとイチャラブだけで直線最後まで保たせるかどうか一抹の不安がある。こうなると複雑な血統の仕上げに妙のある北川晴が抜けたのが意外に響くかもしれない。実績はあるが過大な信頼は危険かも。
期待度 ★★★☆

Princess‐Style(Meteor)
シルバレ系に移った前走がイマイチ真価が発揮できなかったYuyiと星野真樹のコンビ。萌え系ながらエロ強めというバランスがMeteorの強みだったが、馬体を支えるはずのキャラ萌えが弱くてエロが横滑りしてしまったのが前走の敗因。ただ調教を見る限りはその欠点が解消されているとはとてもいえず、ヒロインの魅力がサッパリ感じられないようでは折角のYuyi騎乗も全く生きない。底力を欠くシルバレ系から考えても直線一気に追い込めるとも思えず、後方のまま馬群に呑み込まれる競馬となってしまいそう。
期待度 ★☆

Friends(Aile)
騎手の魅力で注目を集めたものの、上位に絡むには馬の能力で劣った印象のあったデビュー戦。不振の一因だったトレーナーを今回一新してきたが、実績的にはさして変わらずとても強化したとはいえない。女子優位の学校にやってくる主人公という血統は萌え系としてはありきたりだし、肝心の主人公のパーソナリティも調教を見た感じではパッとしない印象。かみやまねきの透明感ある騎乗は魅力で、馬名にある友人関係を丹念に描くという趣向は分からないでもないが、それだけで上位に食い込めるほど甘くなさそう。
期待度 ★★

△放課後☆エロゲー部 (MOONSTONE Cherry)
前走が意外といっては失礼なほどの走りで穴党ファンを喜ばせたMOONSTONE Cherryの最新馬。本家のMOONSTONEがここのところ成績が奮わないだけに、エロ重視の戦法であそこまで上位に来るとは思わなかったというのが正直なところ。今回も同戦法で挑むだけに前走の再現再びと行きたいが、騎手のスタイルが変化してきたためかヒロインの清楚さがやや欠けているように見えるのが気になる点。まあ所謂抜き系なだけにそこまで気にする必要はないかもしれないが、前走より相手はかなり骨っぽくなっていて連下での押さえが妥当なところか。
期待度 ★★★

◎マテリアルブレイブ(戯画)
今や戯画厩舎を一手に担う存在といっていいバルドチームから待望の最新馬登場。ACT系というわけで記者個人として取材していないが、巷の評価を聞く限りは調教はかなりの好印象のよう。トレーナーがこれまでの卑影ムラサキから藤原休樹に替わったのはややマイナスだが、肝心のアクションパートさえしっかりしていれば影響はほとんどないはず。味付け的要素のRPGパートもプラスに働きそうな予感で、実績から考えれば勝利に一番近い存在と見る。
期待度 ★★★★

水の都の洋菓子店(すたじおちゃお)
これまで抜き系の馬を中心に走らせてきたALL-TiMEから萌え系馬が登場。トレーナーの志村つゆりは前走のMてぃーちゃー 彼女♂の悩み多き教育事情が好成績だったが、萌え系の馬は初めてなだけに同じ目で考えるのは危険か。騎手の強みを生かした雰囲気の良さは魅力的だが、エッセンスの魔法がご都合主義的に使われてしまわないか心配。ALL-TiMEといえば設定の妙が持ち味だが、調教を見る限りあまりそれを感じなかっただけに今回は強く推せない。
期待度 ★★

リア充催眠(C:drive)
C:driveではお馴染みの血統といえる和姦催眠もの。ただこれまでの成績が入着まで一歩足りなかっただけに厳しい競馬が予想される。ただヒロインを催眠で操るわけでなく、主人公が催眠術で自己暗示に掛かるという展開は目新しい。これを生かせれば意外な好走もと思わせたが、調教を見る限りどうも気配に乏しい感。これでは直線に入ってのどんでん返しも望めそうにもなく、催眠は単なる味付け程度の凡百な馬に終わってしまいそう。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
上位拮抗で難解な一戦だが、実績を買ってマテリアルブレイブを本命視。今後戯画を担っていく母系(シリーズ)となっていく馬と見る。暁WORKS久々の新馬となる‘&’ - 空の向こうで咲きますように - も気配は悪くなく首位に肉薄できる存在。実績的にはこの2頭が抜けているが前走の走りが光るDRACU-RIOT!も不気味な存在。旧きよき時代の少女マンガっぽさが新鮮に映る屋上の百合霊さんにごく狭いファンに訴える作戦が当たりそうな褐色アナメイト ~桃尻っ娘を堕とせ♪~も嵌れば連に食い込んできそう。あと1頭なら前走穴を開けた放課後☆エロゲー部!の再度の大駆け。  

Posted by 7月の魚 at 14:10Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2012年03月08日

燃え尽き症候群に罹る

少し前の話になるのですが、先月末に1泊2日のツアー旅行に行ってきました。
目的地は伊豆で、初日に温泉に浸かって体を休めてから次の日に河津桜でも見てから帰るという道程だったのですが、2日目の朝旅館の窓から見た外の風景を見てビックリ。完全な銀世界でそれはそれで幻想的だったのですが、天城峠が通行止でその日の予定は目茶苦茶に・・・
目的の河津桜はまだつぼみがふくらんだ程度の開花状況だったし、ただバスで伊豆半島を周遊し疲れを溜めただけというほんと散々な旅行となってしまいました。
ほんとツアー旅行なんて天候に恵まれないと何ともなりませんね。これならツアーでなく単に温泉に逗留して帰ってきたほうが日頃の疲れが取れて良かったと思い直しました次第。

さて先日Cross Days(Overflow)を終えたのですが、何か燃え尽き症候群のような症状に陥ってしまってなかなか新たなゲームに手を付けようという気になれませんでした。
この症状は良作以上のいわゆる名作と云われるゲームを終えた後によく起きるのですが、もちろんCross Daysはお世辞にも名作といえるようなものではありません。というよりどちらかというと世間一般の評価では逆の部類で語られるゲームなわけですが、ではなぜこんな燃え尽き症候群のような症状に陥ってしまったかというとこのゲーム、クリアした後の「やり終えた感」が半端でないのですね。
このゲームはエンドの数が二十数個もあってその全部を見るに費やした時間といえば相当なものになるし(もちろん最後は攻略サイト頼りになりましたが)、また全エンド制覇後も未読テキストの欠けを埋めたりしていたものですからより以上の時間が掛かったのですね。まあそんな作業も総テキスト量の9割程度を埋めた所で打ち止めにしたのですが、その時これでようやくこのゲームと手を切れるかと思うとホッとしたとと同時に何か心にこみ上げてくるものがありました。本当ならこのゲームをアンインストールすることによって10ギガもの空き容量が生まれるわけですから今まで手を付けられなかった積みゲーを崩すことが出来るはずなのですが、なぜか消すのを躊躇ってしまう有様なのです。

そんなわけで旅行前に購入した2月の新作もズタ袋に入ったままという始末なわけですが、それでもそんな心のリハビリを兼ねて何か1本を・・・ということでティンクル☆くるせいだーす -Passion Star Stream-(Lillian)を始めました。というのもこういうネガティブ思考の状態の時にテキスト主体のゲームをプレイしてもノリが悪いわけで、それならゲーム性があるものをプレイしたほうが吉と思ったわけです。
といっても、前作の記憶がかなり薄れているためノーマルでも当初勝つことが出来ず、再プレイの際の長い読み込み(ロード)時間にイライラさせられることしきりなのですが、こうした感情もゲームをプレイする求心力になるわけでしばらくはこのゲームにかかりきりになる予定です。

というわけで今回の更新はこんなところで(ペコリ)。  

Posted by 7月の魚 at 17:32Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年03月03日

驚きはやがて怒りに変わり

Overflowの作品というといつもぼくらプレイヤーに少なくない驚きをもたらしてくれました。ヒロインが妊婦という設定が当時斬新だったらーじPONPONにF&C調の萌えゲーと思わせて実は鬼畜ゲーというスノー・ラディッシュ・バケーション!がぼくの考えているOverflowの代表作なのですが、その驚きの頂点というべき作品がそのバットエンドの残虐性が話題となったSchool Daysでしょう。
あのショッキングなエンドの数々はプレイヤーに衝撃を与えたのですが、後年アニメ化されて今度はテレビの視聴者にショックを与えたのは今でも語り草となっています。そしてOverflow(というよりメイザーズぬまきち氏)は今でもその衝撃の幻影を追い続けているのではないかと思います。つまりプレイヤーにあれ以上の驚きを与えなくてはいけない・・・まあメイザーズぬまきち氏にそこまでの切迫感はなく単なる趣味なのかもしれませんが・・・といういわゆるショックのインフレ化現象が起きてしまったのではないかと思うのですね。だから例えアンフェアと云われるような手段を用いてでもプレイヤーにショックを与えようと考えたのでしょう。

というわけで今回はそんなCross Daysの話です。

このゲームの主人公は足利勇気という少年(年齢は語られていませんが)なのですが、この勇気少年あるルート(ゆうルート)に入るとなぜかヒロインに変容してしまうという斬新な趣向が採られています。何か喋っていて自分がポルナレフになったような気分になってしまうのですが、この一見パラドックスとも思えるこの趣向がゲームとして無理なく成立しているのには正直驚かされました。もしこのゲームがノベルタイプの萌えゲーで描かれていたとしたらゲームとして成立していなかったに違いなく、このあたりはOverflowの特長であるアニメを十二分に活かした結果であり、プレイヤーを主人公に感情移入させず絶えず傍観者的視点に置くことによって勇気の変容を受け入れることが出来るのです。
このアイデアに関しては本当に驚きであり、ゆうルートの充実ぶりを鑑みるにこのゲームの陰のメインヒロインは主人公である勇気といっても過言でないと言っても言い過ぎでないと思うのです。こんな主人公=メインヒロインという冒険を難なく遣って退けるメイザーズぬまきち氏の豪胆さには驚嘆するしかないのですが、ただこれがプレイヤーに受け入れられたかというと全く逆でごく一部のマニアを除くと罵倒の嵐だったのは批評空間での感想の数々が示す通りです。これは例えていうとミステリーでいかに素晴らしいトリックが描かれていてもストーリーが全くダメだったならばエンターティメントとして評価されないように、プレイヤーに驚きよりも不快な感情を強く与えてしまうようではエンターティメントとして失格の烙印を押されても仕方ないのです。
かく言うぼくもゆうルートのエンドの数々は本当に驚かされたのですが、「君だけを」エンドでこれまで聴いたことのない茶太嬢の歌が流れた時には正直頭が痛くなりました。この曲は曲調から考えて明らかにトゥルーエンドで流れるものであることは明らかなのですが、この異常なラストをトゥルーと考えるメイザーズぬまきち氏の思考には唖然とさせられるしかなかったのです。

さて起承転結である結の部分の第4章に入るルートは先に紹介したゆうルートの他にもう一つ山県愛ルートがあるわけですが、これも常識から外れたところを突き進んでくれます。
実はぼくがこのゲームで一番面白くかつ抜けると思うシーンが誠&言葉・勇気&愛のスワッピングであり心ならずも勇気に処女を捧げてしまう愛に対して憐みの感情を覚えたものですが、その後の展開はその感情を台無しにしてしまう展開であり、一見か弱そうに見える山県愛もDaysシリーズの大部分を占める強かな女性の一員であることを認識させられることになります。この愛ルートも料理次第ではプレイヤーの琴線に触れるようなエンドがいくらでもできたはずですが、あえてそうしなかったのは期待を裏切ることによってプレイヤーにショックを与えようというメイザーズぬまきち氏の考えなのでしょう。

こうして見ると本来のメインヒロインであるはずの喜連川路夏は第4章では全く影が薄いことが分かります。路夏のベストエンドと思われるのがぼくが思うには「想い重ねて」なのですが、それは第3章といういわゆる中途で終了するものでありいわゆるサブヒロインのエンドのような扱いなのです。正直これは驚かされたというよりどちらかというと開いた口が塞がらないといった類のものですが、ここまで邪険な扱いを受けたメインヒロインはほとんど記憶にありません。こんなことを平然とやってのけるのもメイザーズぬまきち氏ならではのことですが、路夏に惹かれてこのゲームを購入したファンにとっては裏切られたと思われても仕方ないでしょう。

というわけで期待をことごとく裏切ることでプレイヤーにショックを与えるという手法を採ったOverflowですが、その斬新な試みは当然プレイヤーの怒りを浴びる結果に終わりました。そんなCross Daysのぼくの評価なのですが、実を言うとそれほど悪くないのです。確かに第4章に於けるエンドの数々は正直頭が痛くなるものばかりだったのですが、Overflowのゲームに流れる雰囲気がぼく自身好きなのですね。それに使い回しが多分に目立ったとはいえHシーンのアニメについてはそれなりのクオリティを保っていました。もちろんそんなわずかな材料だけでこのゲームの評価を変えようと命を賭してまで弁護しようとは思いませんけどね。  

Posted by 7月の魚 at 13:19Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年02月25日

Overflow撤退の報を聞いて

今月に入って間もなく、ネット巡回していて小耳に挟んだのが「あのOverflowが次回作をもって美少女ゲーム界から撤退する。」とのニュースでした。
ただOverflowのHPを見ても正式発表はないわけで真偽のほどはよく分かりません。まあOverflowの発表なんてものは旧日本軍の大本営放送みたいなもので、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか分かったものではないのですが、ただ「火のないところに煙は立たず」の諺が示すように撤退してもおかしくないと思わせる材料は少なからずあります。
特に一番効いたのが前作のSchool Days HQの不振でしょう。まあリメイクなのでそれほど売上を期待できる作品でなかったことは確かでしょうが、それでも批評空間のデータ20という数値はあまりに少なすぎます。これもその前の作品で悪名高いCross Daysがもたらした結果といえば自業自得としか思えないわけで、発売直前にアクチを公表するという暴挙がいかにユーザーの怒りを呼んだかは想像するに難くない。これでかなりの人が発売日に購入することを躊躇させたわけですが、それでも実際の内容が購入したファンの期待に応えるものならば躊躇した分を取り返せていたことでしょう。
まあ現実を見れば分かるように、そんなOverflowの所業に耐えてまで購入したファンまでも地獄に送る真似をしてしまったからこそ新品未開封品がワゴンに流れる羽目になったわけですが、Summer Daysであれだけファンの怨嗟の声を浴びながらまた同じ愚を犯してしまっては、メーカーとしての命運が尽きてしまっても仕方ないのかもしれません。

というわけで撤退の噂が本当ならば次回作のSHINY DAYSがOverflowの遺作となるわけです。正直購入するかどうか迷っているところなのですが、その前に年頭公約したCross Daysを崩す方が先だろうと思い立ってインストールしました。実を言うと先月末にこのCross Daysのアクチは開放されていてよく考えれば慌てて崩す必要はなかったのですが、ぼくがアクチ開放に気付いたのは、インストールが終わり修正パッチを手に入れるためHPに行った後のこと。折角10ギガものデータをインストールしたというのにまた消すのも癪に障るし、それならさっさとプレイしてしまったほうがいいというわけで始めました・・・

そんなCross Daysのことなのですが・・・

このゲームが悪名高い理由とは発売当初あったバグは当然としてもう一つ「クロスゲイズ」と揶揄される例のルートのせいなのでしょう。といってもぼく自身はそれを織り込み済みでプレイを始めたし、どちらかというと怖いもの見たさといった感じで進めていったのですが、それでも驚くような展開が待ちうけていました。その驚きというのはどちらかというと「開いた口が塞がらない」といった類のものですが、それについて述べているとまだ長くなりそうなので今回はここまでにして最終的な感想についてはまた別の機会に譲りたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年02月20日

2月の発売予定表から

直仔(FD)中心というメンバーでやや寂しい構成となった前レース(月)に引き続き、今レースも新馬の登録が少なく意外性に乏しそうな雰囲気。古豪厩舎2頭の一騎打ちムードが漂う中、それに待ったを掛ける馬が現れるかどうかが馬券検討のカギとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

お姉さまは保健医(ARMADILLO)
ルネの別ラインからの出走だが、騎手・調教師とも関連性は薄く同じ抜き脚質とはいっても同一視しないほうが良さそう。鞍上の光星は過去カクテルソフトの馬に乗ったこともあるようにチャンスさえ掴めばもう少し上を狙えそうな騎手で、調教(体験版)を見ても馬体(CG)に関してはなかなか良いものを持っていそう。ただトレーナーの実績があまりに乏しすぎる。過去萌え・抜きに関わらず満遍なく凡走を繰り返す馬を調教しているようではとても狙えない。
期待度 ★☆

かみのゆ(light)
近走燃え脚質の馬を中心に走らせてきたlightから久々に萌え脚質の馬が登場。しかも高馬(フルプライス)となると本当に久々の出走となる。この厩舎の萌え&コメディとなると安馬(廉価版)でかなり実績を積んできていてそれほどハズレはないように思えるが、トレーナーがベテランの嘘屋佐々木酒人から全くの新人に変わったのはやはり不安。調教はそれほど悪くないように見えるが、短いところしか追ってなく今後どう転ぶかは不鮮明。上位馬相手に能力的にどこまで通用するかは微妙か。
期待度 ★★★

〇グリザイアの迷宮(FrontWing)
古豪厩舎ながらほとんど活躍馬を出せなかったフロントウイングがようやく上級馬を輩出させたのがグリザイアの果実で、その直仔(続編)にあたるのがこの馬。奥が深いながらそれを全部競走で見せなかった父だけに、それを払拭するような走りが期待される。ただ主戦トレーナーの藤崎竜太は面白い走り(テキスト)は定評があるが、きっちり収束を着けるかどうかという点については過去の実績を見ると不安がある。また次走を見据えて今回手の内を全部見せない可能性は強く余力を残した仕上げとなりそう。それでも能力は疑う余地はなく対抗印以下には落とせない。
期待度 ★★★★

△死神のテスタメント(3rdEye)
デビュー戦でソコソコ人気を集めながらやや期待を裏切った印象のある3rdEyeの2戦目。めろキューの色彩が強い騎手の起用ということでドラクリウスの存在を意識し過ぎ自分を見失った感のある初戦から比べると、今回は本来の力を出せるかもしれない。騎手の力量に関しては問題なく変わり身の可能性は十二分にありそうだが、調教を見るとやや脚元(システム)に難を抱えていそう。それでも今回は上位馬の層がやや薄いだけに連入の可能性は一考。
期待度 ★★★

処女と魔王とタクティクス ~魔王争奪戦!~(Chariot)
脳内彼女が別ラインから出した初のSLGが父の処女と魔王とタクティクスで、この馬はその直仔(FD)。父が活躍馬でなかっただけに期待は薄いが、凡走の原因が作りの甘いSLGパートだっただけにその点さえ何とかなれば上積みがありそう。騎手も悪くないし父とのセット売りもプラスに働きそうだが、ただ常識的に大きな変わり身となると難しそうで入着があれば上々か
期待度 ★★

▲太陽のプロミア Flowering Days(SEVEN WONDER)
新厩舎でのデビュー戦が好評を博したSEVEN WONDERが早々と直仔(FD)を出走。前厩舎時代は頑なに直仔を走らせようとしなかっただけに意外に思えるが、元々サービス精神旺盛なメンバー陣だけにこの直仔には期待できそうな予感。父は奥深い血筋(世界観)でまだまだ能力を出し切っていない感もあり走り(シナリオ)面での楽しみも大きい。ただメインヒロイン陣と比べて、直仔成功のカギを握る魅力あるサブヒロインが不在という点が意外に響くかもしれなく単穴での狙いに留める。
期待度 ★★★★

団地妻となう。(Waffle)
時折走る馬を輩出するWaffle厩舎の馬で、まずまずの走りを見せた真希ちゃんとなう。とスタッフが同じ。ただ今回はヒロイン1点突破作戦でなく多数のヒロインを登場させる数撃てば当たる方式とやや傾向が違う。抜きの質では変わりなくても、純愛要素やイチャラブなどには恐らく期待出来ないだろう。抜きだけで勝負するにはやや血統(設定)が古い気がして今回に関しては強気にならない。
期待度 ★★

ツクモノツキ(Sugar pot )
デビューから2戦目までの萌え路線に再び戻して挑むSugar pot の最新馬。騎手に月嶋ゆうこや成瀬守らを配して変わり身を狙うが、トレーナーがダメ主人公製造で定評のある尾之上咲太だは正直期待しづらい。アクチの足かせがあったとはいえ実績上位のおるごぅるを起用しても走らなかったSugar potの馬がそれ以下のトレーナーで走るとも思えないし実際調教もパッとしない。これではとても買えない。
期待度 ★☆

猫撫ディストーション Exodus(WHITESOFT)
まずまずの時計で走ったものの前人気やトレーナーの知名度からするとやや期待ハズレに終わった猫撫ディストーションの直仔(FD)。前走のラブライド・イブも期待されながら走らなかっただけに、今回走らないとこの厩舎自体に何か問題を抱えていると考えたほうがいいかもしれない。さて内容はやや父が容量不足だった点の補完と難解だった脚捌き(シナリオ)の解明といったところが予想されるが、直仔にしては高いお台(価格)設定が響く可能性も強く今回も潜在能力を発揮できないケースが考えられやや弱含みで。
期待度 ★★☆

△ネブ*プラス(Navel)
Navelの過去走った代表馬から人気ヒロイン3人を選り抜いてアフターを企画という、まさしくNavel厩舎ファンのためだけに走る直仔(FD)。同厩舎同騎手とはいえ3頭の馬すべてのファンでないと楽しめないだけに、どれだけ売れるのかが全く見えない。あとSHUFFLE!のヒロイン1番人気は本当に八重桜なのかとツッコミを入れたくなるが、馬の実績だけ考えればやはり不気味さ。本賞金(データ数)さえ確保できれば連対も可能か。
期待度 ★★★

◎はつゆきさくら(SAGA PLANETS)
注目された前走が入着どまりだっただけに、いくら馬主(社長)の鼻息が荒いといっても眉に唾して考えておいた方がいい。ただ前走の敗因が多人数トレーナーによる血統(設定)の理解不足によるものだっただけに、新島夕の色が強く出せる今回は萌えだけの一本調子な走りから脱却し大きな上積みが望めそう。ラシックスも前走以上の豪華布陣。調教の動きも今後に期待を持たせるもので、今回直仔中心を相手にまとめて一刀両断するような走りに期待したい。
期待度 ★★★★

プリンセスX FD ~許嫁は終わらない!?~(Poison@Berry)
秘かにブームとなりつつある人外ヒロインものとしては大きく外した格好の父の成績から考えてまさか直仔(FD)が登場するとは思わなかった。結果的に見ると人外ヒロインをブサイク系が手掛けると想像以上にグロが進んで、さすがの人外ファンの口に合わなかったよう。そう考えると直仔になって途端にファンの心が掴める走りができるとは思えず、今回も一発ネタのような内容の走りに終始してしまう可能性が大。
期待度 ★★

ホチキス(戯画)
丸戸史明がトレーナーとして起用できなくなって以来暗中模索が続く戯画の最新馬。ねこにゃんとは別ラインということでただでさえ薄い気配が余計に薄く感じられてしまうのは穿ちすぎかもしれないが、調教を見る限りその先入観は当っているようだ。戯画マインでは定番のヘタレ主人公で脚捌きも完全に空回り。いくら騎手が魅力でもこれではとても買えない。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
前レースに続いて直仔中心のやや層が薄いメンバー構成。その中で未知の魅力を買ってはつゆきさくらを本命に押す。調教も今回のメンバーでは出色の動きで馬主サイドの巨大進軍ラッパに乗せられてみたくなる雰囲気。父の実績どおりの走りが出来ればグリザイアの迷宮の逆転は当然考えねばならず、太陽のプロミア Flowering Daysと並んで上位を形成する。絞ればこの3頭で充分だが穴ならデビュー戦を叩いて上積みを見込む死神のテスタメントに、出たとこ勝負が逆に不気味さと感じさせるネブ*プラスといったところを狙ってみたい。  

Posted by 7月の魚 at 14:48Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2012年02月12日

シナリオは薄く萌えは厚く

年頭に公約として挙げた5本のうち、一番最初にクリアした春季限定ポコ・ア・ポコ!(ALcotハニカム)の所感を今回は紹介したいと思います。
公約どおりなら本来はStrawberry Nauts(HOOK)の方を先にクリアしていないといけないはずなのですが、なぜそれが逆になってしまったかというと、ボリュームの差もあるのですが何より内容の差の方が大きかった。といってもStrawberry Nautsを腐しているわけではなくてそれだけ前者の方が面白かったわけですが、プレイ後ふと振り返って考えてみると意外(というほどでもないか)に内容が薄いことに気付かされました。
これは題材となっている音楽についての描写がやや甘く感じられることによるものではないかと思います。流れるBGMも心地よくレベルが高いものが揃っているのですが、主人公たちが演奏するピアノ四重奏をプレイヤーに感じさせるといった点では何か希薄に映るし、何よりクラシックに対するライターの造詣や深い愛情といったものをシナリオを読む限りほとんど感じることが出来なかったのが痛い。
まあこれはゲーム紹介を読み違えて、少年マンガにあるような熱血部活動ものと思ってしまったぼくの責任によることも大きいでしょう。主人公の音楽に対する姿勢なんて真摯にはほど遠いもので序盤の彼の行動を見ていると典型的ダメ主人公ものかと思わせるくらいですから、そのあたりに期待したら裏切られたように感じられても仕方がない。そして前にも述べたようにクラシックに対する薀蓄などの楽しみも期待できないとなれば、青春音楽ものとして見れば赤点の烙印を押されても仕方なく内容が薄く感じられるのも当然なのかもしれません。

ただプレイの最中そんな内容の薄さを感じさせなかったのはヒロインの魅力によるものが大きいのでしょう。一歩間違うと付きまといウザキャラになってしまいそうな妹の藍も駄妹ぶりが光りすぎてで逆に可愛くみえますし、典型的ツンヒロインの夏海もデレモードに入ったときの破壊力は中々のもの。ただぼく的に一番ツボに入ったのが桜でとぼけた言動に隠された芯の強さ(そして弱さ)には正直やられました。絵師の描く立ち絵も魅力的で、これだけ萌えさせられたヒロインはぼくにとって久方ぶりです。
そう考えるとこのゲームは萌えゲーとしては教科書どおりの作りとなっているといえるのでしょう。非攻略キャラの真奈先輩を含めヒロインたちの笑いを交えた会話は軽快でサクサクと読み進めることができます。萌えゲーにはテンポも重要なのでは?と日頃から思っているのですが、このゲームはその点で水準をはるかに上回っていると思います。ぼくがこのゲームを一気に終わらせることが出来たのも、シナリオの面白さに惹かれたというよりもヒロイン萌えの強さと軽快な会話のおかげなのです。

何か褒めたのか貶したのか分からないような文章になってしまったのですが、安定のハニカム文庫という面目を充分に保った作品であり萌えゲーを主戦場にするユーザーならプレイして損はないと思います。ただ音楽等の描写にリアリティを求める人にはやや辛いかもしれません。ぼくの偏見かもしれませが萌えゲーを好む人は意外と音楽にうるさいことが多いような気がするので、そういった意味でこのゲームがもう少し音楽(クラシック)に対して深い部分まで触れていれたらば単なる萌えゲー以上の評価を得られていたかもしれないと思うのですが・・・ただそうなるとハニカム文庫の守備範囲を越えてしまうような気がするので難しいところですね。  

Posted by 7月の魚 at 21:38Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年02月10日

冒険の収支はマイナスか?

昨年末から先月初めにかけて崩し始めた積みゲーがようやくエンドを迎えつつあるのですが、今回ゴールにたどり着いたのが恋ではなく -It's not love, but so where near.(しゃんぐりらすまーと)です。寡作ながらその硬派なシナリオが評価されている早狩武志と人気絵師トモセシュンサクのコンビはやや異色といえる組み合わせでどんな化学変化が起きるか楽しみにしていたのですが、そういった部分での期待はやや外された格好となりました。その分全体的な評価も辛めとなってしまったのですが、これはライターの構成の仕方がエロゲー慣れしているぼくの頭では付いていけなかったことにあるでしょう。

(ここからネタバレ)

潮風の消える海に(light)で、青臭いといっても言い過ぎでないくらいの少年少女たちの心揺れる動きを描いた早狩氏らしく、今作も大人になりきれない若者たちの群像劇を描いています。ただ前作と違うのは動かす登場人物の多いところ。といっても潮風の消える海にと比較して今回登場人物が増えた割にはプレイ後の満足感は得られなかったように思えてならないです。
これは最終ルートでHシーンが存在しないという構成もあるのですが、それよりもこの最終ルートで早狩氏の意気込みがどうも空回りしてしまった印象を持ってしまったからです。

このゲームで早狩氏は序盤から槙島祐未と八坂典史という二人の視点から物語を進めていきます。祐未と典史の言動が共感を呼ぶものかどうかは別問題として、目まぐるしく変わる視点と心理描写が二人の心情をプレイヤーに印象付けるのに成功しています。このあたりは早狩氏の真骨頂といえるでしょう。
そして最終ルートに入ると早狩氏はエロゲーにおいて意欲的ともいえる描写で物語を進めていきます。それが主人公である祐未と典史だけでなく主要登場人物ほぼ全員の視点から見つめる(次々と入れ替える)ことによって、若者たちの群像劇という側面を強く見せようとしたのではないかと思います。
ただこの手法を正直ぼくは買っていません。というのも登場人物の内面を描くことに拘ったことで、人物の内面に秘めた部分を必要以上にプレイヤーに知られてしまうことになってしまったから。
このゲームがラストのどんでん返し等に期待するようなゲームでないことは分かっています。それでも物語の興味ともいえる登場人物の奥底に秘める謎までプレイヤーに提示してしまっては、ラストが物足りなく感じられてしまっても仕方ないかと思うのです。特に最終ルートに入ってから登場する堤蓉子や桐生省吾の視点で物語を進めるのは、彼らの内面を暴露する結果につながって結果物語の核心といえる部分をラストはるか手前で曝け出してしまいました。もちろん早狩氏はそういったことも計算済みだったのでしょうが、それでも正直その計算は間違いだったようにしか思えないのです。これは最終ルートを見る限り早狩氏が登場人物全員の内面を掴み切っていなかったのではとぼくには思われてならなかったことによるものですが、それならばこのような冒険をするよりは、手堅い手法(少なくとも物語の途中で蓉子の内面に触れる必要はなかった)を採った方がもう少し終盤までプレイヤー(ぼく)の興味を惹きつけれたと思うのです。

というわけで中盤までの貯金を最終ルートに入って吐き出してしまった格好になるわけですが、それでも全体的に見てそれなりに楽しめたのは事実です。ただ早狩氏がトモセ氏の魅力であるエロ絵を活かせたかという部分ではやはり苦言を呈さなければいけません。というよりあのトモセ絵でここまで抜けないというのは意外なくらいだったのですが、これは序盤から祐未の視点を多く描写してしまったことによるものだと思うのです(主人公だから仕方ないかもしれませんが)。早狩氏のヒロインらしく祐未はお世辞にもプレイヤーの萌え心をくすぐるようなタイプでないわけですが、女性主人公視点のゲームで抜けないのは大抵このようなタイプがヒロインだった場合がほとんど。そういった意味では早狩氏とトモセ氏の組み合わせはミスキャストといってよく、あのトモセ絵を活かせなかったといったことを考えると厳しい言葉になるのですが早狩氏の意気込みが空回りに終わったと言わざるを得ないとぼくは思うのです。  

Posted by 7月の魚 at 04:37Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年02月02日

相性の悪さが祟って

前回紹介したアサプロはぼくと相性の良いメーカーの代表的存在といえます。ゲーム全体として見ると辛口の評価を付けざるを得ないめいくるッ!HimeのちHoneyですがぼく的には楽しめましたのは事実で決して購入したのを後悔するようなデキではありませんでした。
それに比べるとぼくと相性が悪いメーカーの代表的存在といえるのがCROSS NET→FAVORITEです。これまでリリースしてきたゲームの評価を見る限り少なくとも駄作と云われるような作品は出してなく・・・というより良作ばかり産み出しているメーカーなのですが、ぼくがプレイすると落胆の溜息しか出てこない。ならばそんな相性の悪いメーカーのゲームなんて買わなければいいと仰られるかもしれませんが、原画家の司田カズヒロ氏の魅力を十二分に活かすCGを見せられてはつい購入したくなってしまうから仕方ありません。しかも作品ごとにライターを代えてくるとなると、もしかしたら今回はぼくに合うゲームかもしれないと思い込んでしまうのも仕方がないのです。

というわけで性懲りもなく最新作(といっても昨夏の発売ですが)のいろとりどりのセカイを購入してしまったわけですが、やはり相性の悪さを思い知らされる結果となりました。これくらいぼくの感情を悪い意味でもやもやさせるゲームはそうはないといった意味では、前作の星空のメモリア以上に合わなかった作品でした。
ただぼくが感じたいわゆる悪い心証は最終ルートである真紅エンドでほぼ解消されるのです。だからこのゲームの感想に「真紅ゲー」という台詞が目立つのも分かるし、ラストでの感動を否定する気はありません。あのラストに感じ入ったファンが高い評価を与えたくなる気持ちも分かりすぎるくらい分かるのです。

ただ大多数の人と違いぼくにはそれまでの失点が大きすぎると感じたためそれを払拭するだけの感動を得られなかったというのが、このゲームを評価できない大きな理由でしょう。

(ここからネタバレ)

序盤から主人公に寄り添う真紅の存在。彼女はヒロインを初め誰からも認識されずまるで守護霊のように主人公を見守っていて、彼女が真のヒロインであることは多少エロゲーをプレイした人ならおおよそ予想が付くと思います。もちろんぼくも例外ではありませんでした。

ただそれにしても・・・

ライターは真紅の存在をあまりに強調しすぎたのではないかと思うのです。他のヒロインのルートに入るまで真紅を主人公に寄り添わせるのでは、プレイヤーは他のヒロインに心動かされる以上に真紅の存在が気になって素直に萌えられないのです。
そして主人公が真紅に頼りすぎて見えるのもどうも気に入らない。主人公の能力であるヒーリング力も真紅が与えたものと説明されるし、これでは真紅がまるで放蕩息子を相手しているような気がしてしまって萌えるというより可哀想に見えてしまいます。ただこの主人公のダメっぷりも実のところ伏線ではあるのですが、それでもここまで失点をしてしまってはラストでいくら感動を持ってきてもぼく的には取り返せていないように思えてならないのです。また他のヒロインと比べて真紅のHシーンが少ないことも取り返せていないと感じる一因かもしれません。
そしてこれで割を食ってしまったのが真紅以外のヒロインたちです。詳しくいうとネタバレになってしまうのですが、彼女たちをまるで捨て石のように使う構成は萌えゲーとして考えるとどうも間違っているように思えて仕方がない。まあ正直真紅以外のヒロインのルートは食い足りない部分が多くて最終ルートの足元にも及ばないのですが、それでもあんな扱いをされるほどヒロインの魅力がないとは思えない。それだけに捨て石にされた彼女たちが不憫に思えてしまうのです。

こう考えると、このゲームのライターの思考とぼくの嗜好が全く噛み合っていないことがよく分かります。いろとりどりのセカイという表題の割に周る世界もいろとりどりでないし、ヒロインも真紅一点主義でいろとりどりなヒロインでない。ぼくが表題から想像していたゲーム展開とは大きく違っていたこともこのゲームの世界に入り込めなかった要因ですが、まあこれは勝手読みしたぼくの責任なんでしょうね。  

Posted by 7月の魚 at 04:34Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2012年01月25日

方向性は間違っていないが・・・

デビュー作から欠かさずそのメーカーの作品を購入しているというケースは意外に少ないのではないかと思います。
因みにぼくが皆勤賞を続けているブランドとなるとコットンソフトくらいですが、そんなコットンのゲームでさえ半分は積んだままプレイしていないことを考えると欠かさずプレイし続けるとなると相当敷居が高い。
そんな皆勤賞を続けている数少ないメーカーがASa projectです。アサプロのデビュー作であるめいくるッ!はほとんど話題にならなかったゲームで、これをプレイした感想はというと光る部分はあったものの粗さが多く今後商業作品を続けていくとしたら前途多難ではと思ったのは事実でした。
それが3作目のアッチむいて恋のスマッシュヒットで一躍名が知られるようになり、そして最新作の恋愛0キロメートルではソフマップで力の入った特典を企画して貰えるほどまでになりました。そして肝心のデキの方も批評空間での評価は好評のようでプレイする前からぼくも非常に楽しみにしていました。相変わらずよく分からないタイトル名ですが、アサプロに期待するのはテンポの良い笑いでありタイトルを深読みするだけムダであることは経験上分かっているので無問題といったところ。

そんな本作ですが、前作で掴んだヒロインを汚れさせても笑いを追及するといった点は確実に進歩していました。ヒロイン紹介からお笑い担当として認知されていた乃来亜は当然として、他のヒロインもボケ役としてきっちり笑いの部分で貢献しています。このあたりは前作より進歩したといえるのですが、ただ瞬間風速的な笑いはこれまでの作品と比べるとやや見劣りした気がします。
これはヒロイン全員はもとより本田や氷室屋らボケ役の豊富さに比べて、ツッコミ役を主人公がほぼ一手に引き受けてしまったため、やや笑いのパターンが単調になってしまったためではないかと思うのです。理想的には主人公以外にもツッコミ役として貢献するキャラがいれば良かったのですが、その役を担うかと思われた夕空の出番があまりなかった影響があるかもしれません。彼?が活躍する唯一のルートといっていい咲耶シナリオではなかなかいい味を出していただけに、もう少しツッコミ役としての出番を増やしてあげても良かったと思うのです。

それでもこれまでの作品と違い、共通パートだけでなく個別ヒロインのルートに入ってからも満遍なく笑いが散りばめてあったのは嬉しかったところ。このあたりはメーカーが日進月歩している証左だと思うのですが、それともう一つ前作の最大の欠点であったルート別のデキに相当な差があるといった点も今回解消されていたこともメーカーの勉強熱心な表れでないかと思います。 
ただ前作のかぐやルートのような箸にも棒にも掛らないものが無くなった代わりに、優由ルートのような質の高いルートが見られなかったのが残念でした。本来ならまずまず読めるルートの中に1本飛び抜けて面白いルートがあるというのが理想で、次回は1本くらいキラーシナリオを忍ばせて欲しいところです。

というわけでやや厳しい意見になってしまった気がするのですが、これはぼくのアサプロに対する期待の表れで出来ないメーカーならばここまで辛めの感想は言わないでしょう。実際プレイ中楽しめたのは事実で充分及第点以上の評価は出していると思います。ただこれは減点材料にはしていませんが、前作以上に抜けないエロシーンは正直苦笑するしかありませんでした。もしかしたら笑いを取るためにわざと体のバランスを崩してエロシーンの原画を書いているのでは?という節もあるのですが、ぼく的はそこまで奇矯に走らなくても良いのではと思うのですけどね。  

Posted by 7月の魚 at 04:52Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム